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羽幌町議会 令和4年第5回定例会 2022年6月23日

(1)今期の駒井町政と次期町長選挙出馬について/(2)高校生までの医療費無料化拡大について

2022年6月23日、羽幌町議会の一般質問で、金木直文議員が「今期の駒井町政と次期町長選挙出馬について」「高校生までの医療費無料化拡大について」について質問し、町長 駒井久晃、福祉課長 木村和美が答弁しました。

質問者
金木直文 議員
答弁者
町長 駒井久晃、福祉課長 木村和美

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 1番 金木直文

それでは、私から大きく2点について伺いたいと思います。まず、1件目、今期の駒井町政と次期町長選出馬について伺います。駒井町長におかれましては、平成30年秋、2期目の町政執行を開始され、任期も残すところ5か月ほどとなりました。2期目の開始に当たって、あしたへつなぐ確かな町政を基本理念に基幹産業の振興、健全な財政運営、福祉の充実、医療体制、介護施策の充実、教育の振興、防災の推進などに取り組んでいくと所信表明されました。また、この2年余りでは新型コロナウイルス感染症への対策といった予期せぬ事態も発生し、対応に追われました。議会との関係で見ると、令和元年9月に上下水道の使用料金を消費税8%から10%へ改定されるのに合わせた料金引上げの条例改正案を否決、令和2年12月に特別養護老人ホームとデイサービスセンターの指定管理期間で設定手続の不備から指定を求める議案を否決、さきの3月定例会、予算特別委員会では否決とはならなかったものの天売複合化施設整備の延期で賛否が分かれ、賛成とした意見の中にも町長に責任がある。猛省していただきたいといった厳しい指摘がありました。また、数年続けてタブレットの購入、議会の動画配信関連予算を要求していますが、予算計上は見送りされてきました。2期目の任期も終盤を迎えた今、以下質問をいたします。1、今期の町政執行をどのように振り返りますか。2、議会との関わりについての所感はどうでしょうか。3、一部では次期出馬の意向との報道もありましたが、出馬の考えはどうでしょうか。そうした場合の今後の施策や課題をどのように考えているでしょうか。次に、大きな項目2つ目です。高校生までの医療費無料化拡大について伺います。子供医療費の無料化拡大については、これまで幾度となく一般質問してきており、昨年の3月定例会でも質問しました。答弁は、恒久的な財源が必要として他の事業なども含め総合的に判断したいというものでありました。その後高校生、18歳までの医療費の無料化に踏み切る自治体はさらに増えており、留萌市でも今年度の市政執行方針に高校生等までの無料化が掲げられました。これで管内では羽幌町だけが高校生までの無料化や医療費の還元が未実施の自治体となります。さらに、今年初め東京都でも高校生まで拡大する方針を固め、各区市町村との協議がまとまれば次年度から無料化される見通しとの報道がされました。無料化を実施するには財源は必要ですが、当面はふるさと納税応援寄附金で賄いながら、いよいよのときには一般財源から工面してでも実施していくべき事業と考えます。また、このたび東京都でも実施に踏み切るということで、国の制度としても拡充されれば自治体の負担も軽減されるという期待も考えられます。高校生までの医療費無料化拡大の見解を伺います。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

金木議員のご質問1件目、今期の駒井町政と次期町長選挙出馬についてお答えいたします。1点目の今期の町政執行についてでありますが、初めに平成26年11月に町民の皆様から町政運営を託していただいて以来、議員各位はじめ町民の皆様、そして多くの関係機関から多大なるご支援とご協力を賜ってきたことにこの場をお借りしましてお礼を申し上げます。ご質問のとおり、この2年余りは新型コロナウイルス感染症の対応に追われ、現在も感染症対応事業やワクチン接種を実施している状況にありますが、2期目の主な施策として基幹産業の振興をはじめ6つの項目に分類して所信を述べさせていただきました。項目ごとに振り返りますと、基幹産業の振興につきましては、農業と漁業が当町の基幹産業であるとの認識に変わりもありませんが、商工業なども含め関係機関から課題や要望などを拝聴しながら必要な施策を講じてきたところであります。農業につきましては、振興局管内全ての農業協同組合が一つになる広域合併を実現され、また米穀集出荷貯蔵施設の竣工など一層の基盤強化が図られたことにより、農業者の経営も安定が図られるものと思っております。漁業につきましては、国直轄港湾整備事業を継続していただくとともに、福寿川の護岸整備、港湾内の浚渫、各施設の維持補修などを実施し、漁業者の安全確保に努めてまいりました。福祉の充実につきましては、各種事業や支援制度などを継続するとともに、健康センターを拠点に保健師、管理栄養士及び公認心理師の専門職が連携し、健康相談、栄養指導や食育活動など町民の健康意識の向上に努めてきたほか、80歳以上の方にハイヤー乗車券を交付する高齢者福祉ハイヤー事業を実施するなど、外出機会の創出、閉じ籠もりの抑制などに取り組んでまいりました。医療体制、介護施策の充実につきましては、医療従事者を確保するため医師研究資金等貸付金制度などを継続してきたほか、離島における遠隔医療機器の整備を進めてまいりました。介護施策につきましては、各種介護サービスの継続はもとより当町が後期高齢人口のピークを迎える令和7年度を見据え、ホームヘルパーなどの介護サービスに係る資格取得費用の一部を助成し、介護従事者の確保に努めてまいりました。教育の振興につきましては、学校教育におきまして情報通信ネットワーク環境を整備するなど時代の変化に対応した基盤整備を図り、また議員ご指摘の天売複合化施設整備事業につきましては財源の兼ね合いから延期させていただき、総合体育館の大規模改修を前倒しで実施させていただくところであります。天売島の住民各位におかれましては大変ご迷惑をおかけしますことを改めておわびを申し上げます。防災の推進につきましては、防災訓練や感染症対応を踏まえた避難所設営訓練等を実施し、町民の防災意識の高揚を図るとともに、防災情報伝達システム防災infoはぼろを整備し、町内全域へより早く確実に情報をお伝えすることができるようになりました。以上、主な事業の一部を抜粋して申し上げましたが、ハード事業は必要最小限に抑えながら、ソフト事業を中心とした創意工夫により健全な財政を維持できているものと認識しております。2点目の議会との関わりについての所感についてでありますが、議員の皆様にはこれまでも様々な案件につきまして慎重にご審議をいただいており、その一部には金木議員からご指摘を受けているような結果になったものもあるなど、案件によっては議会に対する説明が不足していた面も否めず、ご理解を得ることが難しかったものと感じております。町民の代表である議会との関係は重要であると認識しておりますので、今後につきましても山積している課題の解決や様々な施策、事業を推進していくために、これまで議員の皆様からいただいた貴重なご意見を踏まえつつ、丁寧な説明に努め、ご相談申し上げながらよりよい町政運営に取り組んでまいりたいと考えております。3点目の次期出馬の考えについてでありますが、前回と同様に金木議員のご質問によって表明の機会をいただいた形となりましたが、私としましてはこれまで取り組んできた実績や反省なども踏まえつつ、引き続き羽幌町に対する思いを実現すべく今後の施策や課題へ全力で取り組む決意であることを申し上げ、3期目へ向けた出馬表明とさせていただきます。今後の施策や課題についてでありますが、本年3月に策定した第7次羽幌町総合振興計画におきまして、本町の産業をはじめ医療、介護、福祉などの分野別、施策項目ごとに現状と課題、施策方針を述べたとおりであり、各施策を進めながら健全な行財政運営を維持した住みよい活力のあるまちづくりを目標に、議員各位並びに町民の皆様と共に今後の新たな社会情勢の変化に対応しながら進めてまいりたいと考えているところであります。次に、ご質問2件目、高校生までの医療費無料化拡大についてお答えいたします。議員ご承知のとおり、留萌市において高校生等までの医療費の無償化による子育て世帯の負担軽減として令和4年度の市政執行方針に掲げられ、管内では高校生までの医療費助成を実施していないのは本町のみとなったことは存じております。今まで継続して検討してきたところではありますが、管内の状況や全国的な状況を踏まえ、現在財源の確保等を含め高校生までの医療費無料化拡大に向け前向きに検討しているところであります。以上、金木議員への答弁とさせていただきます。

質問 1番 金木直文

それでは、まずもってこのたびの私の一般質問で駒井町長におかれましては3期目への出馬表明として、さらに4年間の町政運営を担っていきたいとの決意表明をいただきましたことに敬意を表したいと思います。まず、今期取り組まれてきて全般的にどのような事業、具体的にたくさん述べていただいたわけですけれども、ご自分の評価でもありますので、総じて高評価、よかったということなのだろうと推察します。その一方で、できればこういうこともやってみたかったなとか、こういう事業も頭にはあったのだけれども、まだ具体的に段取りができなかったというようなことが今もし浮かぶようなものがあれば披露していただければなと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

できなかったことですぐ浮かぶといいますか、気にしていたことは庁舎の耐震化です。それについては振興局からもそういった診断が出ているので、早く取り組むようにというご指導も受けたこともありました。しかしながら、コロナに2期目についてはどんどん、どんどん時間を費やしてきたといいますか、日々皆さん御存じのように経過が変わってまいりました。一番最初は、改めて申し上げるようなことではないかもしれませんが、人から人にうつるような、そんな強いウイルスではないし、人は簡単に死なないのだというようなお話だったのが2か月後にはパンデミックだといったことで本当にびっくりしたような、どうしたらいいのだろうという対応に全然分からない、そんなような状況で、あるときから国の仕事であると担当者が教えてくれたのですが、それと保健所が担うことで我々は感染症に対しては素人であるからといったことで、町民の皆様に道からの指示でありますマスクの着用であるとか手指消毒、それから3密の回避など、そういったものに徹底してもらいましょうということで取り組んできて今日に至って、これは大変皆さんにご協力をいただいたなというふうに感じております。

質問 1番 金木直文

大変率直な感想とか思いおっしゃっていただきましてありがとうございます。私なりにこの4年間駒井町政を見てきまして、その印象といいますか、少しの間述べさせていただきますと、非常に印象に残っているのは福寿川の護岸整備です。これは漁業関係者の方々が長年の要望で、前任の町長さんのときからも出されていた要望であったのですけれども、予算も高額になるということや開発との関係も絡んでいてなかなか具体的には進まなかったという事業であったと思います。それが予期せぬと言ってはなんですが、年度当初予算に今年はこれを取り組みたいということで事業提案されたのに少し驚きまして、よくぞ決断してくれたなと、まだまだ時間がかかるのではないかなというふうな思いを私は持っていたのですけれども、それは非常に私は評価したいと思ってきているところであります。その一方で、私としてはどうなのかなと思うものは、およそ4年前、令和元年だったか平成30年だったか、ほぼ4年前ですが、打ち切られた事業があります。住宅リフォーム助成の事業です。これは今でも事業復活を望む声があると私も感じています。この事業を打ち切ると言ったときの理由としては、事業目的を達成したということと、この助成に対していつまでしているのだと不公平を述べる町民の方からの指摘もあったというような理由であったと思います。それでもまだほかの自治体では結構な数で、いろんなまちで取り組まれています。不公平と簡単に言い切っていいものかどうか、私は非常に疑問だと思うのです。言い換えれば他の自治体では不公平な事業を実施しているという、そういう認識で町長いらっしゃるのかどうか、その辺も私は気にかかるところなのです。この事業に対する効果は大きいと思います。地元の建築関連の事業者、もちろんリフォームしたいけれども、お金が足りないというような町民の方に対しての支援にもなります。不公平ということについてもうちょっと、町長は本当にそうなのかどうか。あまり掘り下げてしまうとこれだけで一般質問がなってしまうので、私もあまり突っ込むつもりもありませんが、このときの理由に掲げた不公平という問題、そのことについてもう一度今の町長のお考え、お気持ちをお聞きしたいと思います。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

住宅リフォームをやめた理由で不公平といった発言があったということで、それには間違いございませんし、また町民の方から複数そういう声があるといったことも届きましたので、当時も今もそうですが、公営住宅の建設が補助金等間に合わないときには1年に1棟2戸ですか、それしかできないといった現状もありまして、入居者も希望は多いけれども、入れないといったこともございましたので、それであればそちらのほうは一回休むかということと、それからその前に議員の皆様から要望をいただいて3年、3年で2回延長したのでなかったかなというふうに、今記憶はっきりしませんけれども、そんなこともありましたので、そういうことをいろいろ加味した中で一回休んでみるかということで、再度ご要望をいただきましたけれども、そういったもろもろの要素が重なりましたので、ご理解をいただければと思ってああいう発言をしたところでございます。

質問 1番 金木直文

私もこの間議員の立場でいろんな事業の提案などもさせていただいてきました。多くは予算額あるとかいうのが、今優先的に取り組むべき課題ではないとか、そういうことなのですが、例えば事業の目的が達成したとか、そういう不公平感の声があるとかという、そういう理由での実施しないという見送りは私としても同意はできない、違うでしょうと。もちろん持家を持っている人、持っていない人、いろんな立場の人がいます。持家を持っているからといって裕福だとは限らないわけですし、何とか家ぐらいは自分の家に住みたい、あとは普通の暮らしはつつましく質素な生活でもいいから、家だけでも自分のものにしたいということで暮らしている方も当然いらっしゃると思うのです。そういう方に対してのリフォーム助成は、決して私は不公平ではないと思います。もちろん自宅に住んでいない方、アパートだとか町営住宅に住んでおられる方はリフォームに関しての心配はないわけですから、自宅を持っているからこそリフォームの心配が出てくると。同じ町民であれば自宅を持っている人への支援も必要だし、自宅を持っていない人への支援も必要だと、両方きちんと行うというのが町政のあるべき姿だというふうに私は思っております。ぜひともこの点は、今日だけで別に結論を出そうというわけではありませんので、私のこの間の思いということでさせていただきました。もう一点、医療体制について触れたいと思うのです。医療従事者確保へ研究資金の貸付制度を続けているところでありますけれども、それでも今年の4月から、今年度からは道立羽幌病院の常勤の医師が7人から4人に減員されました。4月の医療の特別委員会で担当課から報告があったというところなのですが、なぜ減ったのかと聞いたら理由は聞いていないとおっしゃっていました。その減員された理由もはっきりさせないと打つ手もできないし、対策も立てられない。これは当然のことではないかなと思うのです。羽幌町では、ではどうしたらいいのかということを考える上でもそういった理由をきちんと明らかにしてもらって、ただ4月からは医者が減りました。ああ、そうですか。何とか増やしてください。やっぱり簡単には増えません。いや、そう言わずに増やしてくださいというだけでは解決しないわけで、ではどうやったら解決するのだということを町としても道との間できちんと緊密なというのか綿密な関係を築いて、よりよい方向を探っていただきたいという気がいたします。そういう点についての町長、お考えどうでしょうか。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

就任当初より医療については議会からも道庁のほうに足しげく通っていただくようにということで行っておりました。また、今のご質問の医師が3名ですか、減ったことに対する理由は、当初は申し上げたとおりでございましたが、その後総合診療医に向かうインターンが非常に減ったのですといったことも聞かれましたので、そういったことが原因かなというふうに今思っているところでございます。また、島の遠隔医療につきましては道のほうも大変力を入れていただいて、焼尻についてはまだ機材が間に合わないものですから、そういうことになっておりますけれども、そういったことで就任の翌年くらいでしたか、地方枠の医師がたくさん出るので、五、六年したらたくさんお医者さんが行ってくれると思いますからというご意見でございましたが、今言った総合診療医の資格を取ろうという方が少なくて、大方が専門職へ向かっていってしまったのかなと。私の場合はそこまでしか今のところは分かっておりませんが、そういうことだったようでございます。

質問 1番 金木直文

先日の4月の特別委員会でも議員側からいろいろな意見が出ていましたけれども、医師の体制、常勤医が減った分どんどん非常勤の先生が来てくれればいいわけですけれども、そういうわけにもいかないとなれば、今でも入院病棟があって入院患者さんもおられますが、例えば入院制限がかかるのではないのかなと。あんまり入院患者が増えても今の3人、4人体制では十分に入院の治療ができないということになれば、本来道立病院で受けられる入院がほかの病院に回されざるを得なくなると、そんな懸念もあるわけです。そんなことはないですよとおっしゃるかもしれないけれども、医師の数が減るということはそういうことでしょう、多分。と思うのです。ここで道の悪口を言うのもあれですが、道立羽幌病院、羽幌町さんであれば車も持っている人もいるから、何かあったときにはほかのまちの病院に行ってくれるだろうなんていうような期待でということではないとは思いますが、こういう事態が続くようになればそういうふうにも考えらざるを得ないという気がいたします。今の道立病院で勤務に当たられている職員の方々を別に非難するわけでは決してありませんけれども、そんな心配な事態にならないようにきちんとした道との綿密な連絡、連携は取ってほしいと思います。議会との関わりということについてもお聞きをしました。特にさきの3月定例会で天売複合化施設整備事業の延期の件なのですが、この件は私も議員の立場で採決のされる直前まで賛成すべきか反対すべきか迷っていました。賛成意見、反対意見、賛成意見、反対意見が繰り返されるたびに私はどちらのほうの立場にしようかと実はどきどきしながら過ごしていたのですけれども、そこでもし否決となった場合に、年度予算の否決でありますので、いわば町長への不信任とも言えるような内容にもなります。そうすれば、予算の成立は遅れてしまいますし、ややもすれば議会の解散、町長の辞任などというような事態まで発展するかもしれないと、そこまで考えました。果たしてそこまで町民の方々は望んでいるのだろうかということが最後の私の判断で結論を出させていただきましたけれども、前段の委員会では国や道からの財源的な情報が昨年の12月につかんでいた、入っていたということであったと思います。それであればもっと早くに議長や担当の常任委員長に今こういう情報が来たのだと、これからしっかり対応を考えなければいけないのだけれども、議会の方々も一緒に検討してくれないかと、考えてくれないかといったようなことをもっと早くに始めていれば、また違う方向、方策も生まれていたのではないのかなと。もう2月の中過ぎだったと思いますよ、議会側に話が来たのは。それであれば12月、1月のうちに何かほかの方法を、方策を考えるということもできたのかなというふうなことも思います。たとえ延期するしかなかったとしても、早いうちに協議を始めていれば議会側だって理解が深まっていただろうというふうにも思います。いろんな情報のケース・バイ・ケースということもあるのでしょうけれども、こうした情報提供はなるべく早くに伝えていただきたいなというふうに思いますが、このときの教訓的なものを何か感じておられるのかどうか、その辺もお聞きしたいと思います。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

1つには交付金、新一般廃棄物処理場の建設に対する交付金が減りそうだといったことの情報が中身がいつまでも分からなかったといったことで、その対応に随分時間がかかったといったことがございました。それから、今議員おっしゃるように、はっきりした時点ではもっと早くにご説明申し上げるべきでございましたが、なかなかそのはっきりした状況というのがいつのものか、自分のところでも担当者でもいろいろ試行錯誤といいますか、足踏み状態といいますか、そういった状況がしばらく続いておりましたので、なかなか申し上げるきっかけというものがつかめなかったといったところが正直なところで、大変遅くなって申し訳ないかとも思っておりますけれども、おわびも申し上げますが、なかなかそういうきっかけをつかむということは大変難しかった問題、そういうことでご理解をいただければと思います。

質問 1番 金木直文

私も例えば年度の当初予算では、たしか年度当初予算で反対したことはないのかなという、ちょっと記憶が曖昧ですが、大体私は賛成してきました。とはいっても、これで十分だということではなくて、まだまだ不十分な点もあるということも十分に指摘しながらの賛成をしていると。今回も町側の原案に対しての賛成には回りましたけれども、まだまだ改善、取組の見直し的なものがあったのだろうなというふうにも考えております。町長も、今もっと早く説明すべきだったという思いもあるということでありましたので、それは受けておきたいと思います。もう一点、議会との関わりについてお聞きしたいのはタブレットの購入と、それから議会の動画配信関連の予算についてです。これは議員1人とか2人とか個人的な要望を持っていっているわけではないのです。何回も議会全体で話し合って、議会全員で一致して、これで町側に要望してみようと。その要望に当たっても、できるだけ町の財政負担にならないように機種も安価なというのか、十分に機能が使える程度のもので経費もなるべくかからないような方法を考えての提案であったのです。それも当然分かっているとは思うのですが、そういった議会側からの予算要請に町側が応じないということがほかのまちではあるのかなと。私も全部の町知っているわけではないのですけれども、なかなか議会がまとまらなくて要求が出せないというところはいっぱいあります。でも、羽幌町のようにみんなで集まって全員が一致して出したものを、たしか町長は必要性が感じないとかということもお話の中で出ていたと思うのですが、町長の必要性が感じるか感じないかで予算を蹴られてはという思いも私はあるのですが、どうなのでしょう。その辺は町側が出すものを全て丸のみしてくれという思いはないのですが、私どもも3年、4年続けて出していると思うのです。町側からの熱い期待です。もし私たちが幾らかでもお金を出し合って勝手にやっていいというのだったらやるかもしれませんけれども、しかしそれはもう議会活動ではなくて議員の個人活動、議場内での個人的な経費の使い方で、それはやっぱりなじまないという判断なのです。それであれば町側からの予算づけをしてもらうということしかもう方法はないわけです。今言ってすぐどうこう結論をというわけではないのですが、そういった思いも改めてこういう一般質問の場で、私は一般質問の場でこの件を持ち出すのは初めてなのですが、改めてですが、町長のこの点についてのお考えはいかがでしょうか。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

まず、議会のネット配信につきましては、何度も申し上げましたとおり、現状のインターネットの普及ですとか、そういう部分では当然大事な部分というふうには認識しておりますが、議会を開く、そういった部分について町としてはなければ困るかというと、そういう状況ではないということを申し上げてきたと思います。決して議会に逆らうつもり、そういうつもりではなくて、町民からもご理解をいただける予算づけになるのかなと、そういう心配もあったということをご理解いただきたいと思います。そのことにつきましては、コロナになってみてリアル会議ですとかリモート会議ですとかということが起きまして、議会については出席者の定数という問題は非常に大きな問題で、簡単にリモートにはなっていかないだろうと。それから、そういったことはもし国が制度を整備して進めば当然国の費用でできるわけですから、そのときに国の費用でやったほうが安く済むだろうと。そして、そういうものに対してこういうやり方をしなさいというような指導も国、あるいは道からも出てくれば、それに従ってやることによって安心、安全に運用できるのではないかというふうに考えていたところです、私自身は。それから、タブレットですか、一人一人に1台欲しいといったことで議会として要請があったことにつきましても、大変失礼かとは思いましたけれども、このことについてもご自身が用意してしかるべきものではないかといった考えがずっときていたということでございますので、またご理解をいただければと思っておりますし、今後につきましてもまた皆さんとご相談の上、先ほど議会の備品というか、そういった活動のための道具であるといった考え方も改めて聞きましたので、そういった考えにも立たなければならないのかなという思いもありますので、今後ともまたご理解をいただければと思います。

質問 1番 金木直文

現在の町長の率直なお考え聞いてよかったと思いますが、またこの点も、取りあえず今期の任期もあと5か月ほどなので、どこまで具体的にできるか分かりませんけれども、またほかの議員も質問のやり取りがあるかもしれません。ぜひとも引き続き検討をお願いしていきたいと思っております。もしも3期目出馬するとしたら、これからの課題的なところでどのようなことをお考えですかとお聞きしました。当然町長である以上は町政を担う以上いろんな分野の課題がたくさんあるわけですから、特にこれこれというふうにはいかないのだろうなとは思いますけれども、引き続く課題のほかに今現状ちまた、社会でも、町内でもそうだと思いますが、とりわけ心配なのが先ほどの村田議員の中でも触れられていましたけれども、ウクライナ情勢や低金利や円安などの情勢からいろんな物価高になって、物価の高騰です。これは農業分野だけでなくて我々ふだんの生活もみんなそうだと思うのです。私も2日に1遍、3日に1遍スーパーに行って買物しますが、タマネギ1個の値段なんかは今はびっくりするぐらいです。以前は50円、60円で買えたタマネギが今200円近いのですから、手を伸ばすのも私逡巡します。そのぐらい主婦の方なら本当に大変な思いもされているのだろうと思います。町民だけではなくて自治体、町にとっても公共的な事業、公共的な施策、お金のかかるところみんな物価高騰にすれば、例えば工事契約をしたとしても果たしてそれで間に合うのかどうか非常に今心配になっています。もう既に何か影響が出ているのかもしれませんが、先ほど村田議員は農業分野でしたけれども、農業分野以外の私は町民生活や町の公共事業に対するそういった物価高騰に対して町長は今何かお考え、こういうふうなことを今進めていこうかとかそういうところ、お考えのところをぜひお聞きをしたいと思います。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

現状では国が出している低所得者の、今回も補正の中で出てきますけれども、そういったものを対応していくというふうに考えておりますし、現在の為替や原油の値段からいくと、とても一まちの長が考えて対応できるような問題ではないわけでございますので、それから米の問題につきましてはJAさんはプロでございますので、そちらとの相談の中でどうしていくか、どうできるのか、そういったことを協議しながらやっていかなければならないと思っております。

質問 1番 金木直文

ふだんの日常的な課題もある中で、また今こんな状況になってくると非常に頭の悩めるところだと思いますが、例えば公共事業などに対するこういった高騰な物価に対する対策、対応、これも当然出てくるだろうなと私は予想しています。そうなった場合には当然担当の常任委員会とも連絡を取っていただいて、すぐこういう情報になった、こんな状況になったということはぜひ早めに早めに対応していただきたいなと思います。今回所管事項調査にはこういった内容はなかったかなと思いますが、緊急を要する案件だということでいつでも会議はできますので、そういった機敏な対応をお願いをしたいと思っております。3期目出馬への表明をいただきましたけれども、残り5か月間、私も駒井町政の最後の2期目の総仕上げどのようにされるか、もう一回9月定例会もありますので、9月定例会をにらみながら注視させていただきたいと思います。健康に留意されて頑張っていただきたいと思います。次、大きな2点目、高校生までの医療費拡大の問題です。答弁では非常に前向きな答弁をいただきました。率直に言ってよかったなと思っているところです。これまで高校生までの無料化についてどのような検討をされてきたのか。当然実施するとしたら幾らぐらいの予算が必要なのかというようなことも考えておられたと思うのですが、以前に聞いたような気もするのですが、改めてその辺のこの間の検討してきた内容などお聞きしたいと思います。

答弁 福祉課長 木村和美(福祉課長は2023年3月まで)

お答えいたします。検討につきましては、今までも財源の確保の部分もございましたが、制度内容をどのようにしていくかというような内容を他町村の自治体の条例等、制度を確認しながら検討してきたところであります。あと、事業費につきましては、前回もお答えしているかと思いますが、個々の部分の医療費しか今把握できませんので、それを積算しますと恐らく最大で500万円程度が必要なのかなという認識でいます。

質問 1番 金木直文

ありがとうございます。まだ細かい分析もこれからなのかもしれませんが、取りあえず今考えられる500万円の出どころ、財源などについての、こういったところから考えていますというような程度でいいので、その辺のお考えをお願いします。

答弁 福祉課長 木村和美(福祉課長は2023年3月まで)

お答えいたします。財源については検討している最中なのですが、現時点ではふるさと納税を活用してまず始めていきたいなと考えております。

質問 1番 金木直文

分かりました。この問題については、実は私が加わっている議員団で毎年道庁交渉しておりまして、私などのほうから医療費の無料化拡大してくれということは毎年出しております。それは国の考えることだからというような返事なのですが、もちろん町村会、あるいは市町村、県知事、地方六団体ですか、そういったところもこれだけ全国各地で無料化が進んでくると、そういった制度は国でもっとしっかりやってくれということを声を上げて当然だと思うのですが、町村会などではこの点について何か具体的な要望、要目、要請なんかしているのかどうか、その辺私情報知らないので、教えていただきたい。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

町村会もコロナで2年なくて、今年の4月に久しぶりに町村会の総会をやりました。その中では多分一切出ていなかったという状況でございます。コロナになる前は各分科会等がございました。そういった中で重要案件についてはご指導いただいたりというようなこともございましたけれども、この2年間ないのと、本年はそういった情報もたしかなかったと記憶しております。

質問 1番 金木直文

このテーマはどこのまちでも恐らく賛同していただける要望、案件なのだろうと思うのです。もちろん各議員もその場、その場のそれぞれの立場で要請行動はしますけれども、ぜひとも町村会でもまとまって声を国に向けて上げていっていただければなと思います。できるできないは分かりませんけれども、そういった方向、必要性があるとかないとか、そういうことでも結構ですので、最後に町長のお考えをお聞きしたいと思います。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

町村会においてもそういった発言についてお願いをしたいということでございますので、機会があればぜひぜひお願いをして回りたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

出典:羽幌町議会 令和4年第5回定例会 2022年6月23日 議事録 PDF(31ページ) 間違いを知らせる