羽幌町議会 令和2年第11回定例会 2020年12月11日
(1)新型コロナウイルス感染症について/(2)焼尻めん羊牧場での暴行事案と今後の事業について
2020年12月11日、羽幌町議会の一般質問で、金木直文議員が「新型コロナウイルス感染症について」「焼尻めん羊牧場での暴行事案と今後の事業について」について質問し、町長 駒井久晃、総務課長 敦賀哲也、農林水産課長 伊藤雅紀が答弁しました。
- 質問者
- 金木直文 議員
- 答弁者
- 町長 駒井久晃、総務課長 敦賀哲也、農林水産課長 伊藤雅紀
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 1番 金木直文
それでは、私からは大きく2件について質問をいたします。まず、1件目です。新型コロナウイルス感染症に関する拡大防止への情報提供について伺います。新型コロナウイルス感染症が11月29日現在、北海道で8,693人を超え、ここ留萌管内でも17人となっています。道保健所から発表される情報は、留萌振興局管内とされ、自治体名までは公表されないことで住民からはかえって不安な声が聞かれています。関係する法は、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律で、第16条、情報の公表に基づき、北海道での情報公開は振興局単位を原則としているとのことであります。しかし、実際に羽幌町内で感染者が判明した際に、道はどこまで情報を提供してくれるのか。発表では留萌管内であっても感染者が接触している可能性のある職場や施設でいち早い対応を取っていかなければクラスターなど感染拡大につながりかねないと考えます。北海道が担当することであり、町の判断ではできないとこれまでの議会や委員会では答えていますが、せめて高齢者が多数関係する機関や事業者へは正確な情報が提供されるべきであります。そうでなければ町のうわさによって従業員の自宅待機などの対応がなされるというのは正しくないと考えますが、どうでしょうか。次に、大きな項目2件目です。焼尻めん羊牧場での暴行事案と今後の事業について伺います。今年7月に焼尻めん羊牧場内において職員間で暴行事案が発生したと聞いています。この件に関して、町は一方の職員に対し、職場内秩序を乱したとして11月から3か月間の停職処分とも聞いています。これほどの大きな事案や処分について議会への報告も記者会見も行われていません。焼尻めん羊牧場では、昨年度から町直営に戻されましたが、その後書類上の報告数と実頭数とが著しく違っていたことが明らかとなりました。また、町民の中にはめん羊事業に対しての厳しい声も少なくありません。こうした状況から、今こそ真剣な事業運営、事業計画の見直しが求められます。以下質問をいたします。1、職員に対する3か月間の停職処分が仮に事実であれば、なぜ発表しないのでしょうか。2、町直営に戻ってからの職員の状況、職務実態の把握はなされていたのでしょうか。3、今年度のめん羊飼養者育成事業や酪農学園大学との連携はどうなっているのでしょうか。4、さきの9月定例会で信頼の回復に努めたいと答弁していましたが、どのようにしていくのでしょうか。以上です。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
金木議員のご質問1件目、新型コロナウイルス感染症に関する拡大防止への情報提供についてお答えいたします。阿部議員のご質問に対する答弁でも述べましたとおり、北海道では国が法律に基づき策定している基本方針を参考に公表基準を定めておりますことから、それらに基づき個人情報保護の観点と公衆衛生上の必要性を比較考量して情報の提供及び公表がなされているところであります。また、仮に羽幌町内で感染者が判明した際においても行政上の対応の必要性に鑑みた情報の提供となりますので、町が高齢者が多数関係する機関や事業者へ情報提供することはできず、必要と判断された場合には北海道から情報が提供されるものと認識しております。また、町のうわさによって事業者の対応がなされることは正しくないとのご指摘でありますが、先ほどご説明申し上げたとおり、町が率先して情報提供をすることはできず、必要と判断された施設等には北海道から情報提供や指導等が行われることになりますので、冷静な対応をお願いしたいと考えております。次に、ご質問2件目、焼尻めん羊牧場での暴行事案と今後の事業についてお答えいたします。1点目の本件事案に関する公表についてでありますが、議員からご質問のありました焼尻めん羊牧場での事案につきまして、職員間のトラブルが発生したことは事実でありますが、個人情報やプライバシーの問題を含むものでありますので、これ以上の答弁は差し控えさせていただきます。なお、懲戒処分が行われた場合の一般的な対応としましては、必ずしも懲戒処分の内容を公表するものではなく、懲戒処分対象行為についての町民に対する影響の度合いや個人情報保護の観点などを総合的に考慮しながら公表するか否かを決定しております。2点目の職員の状況、職務実態の把握についてでありますが、初めに職員の状況については、平成31年度から直営で牧場運営を行うに当たり町職員として3名を配置し、その後退職や改めての採用もありましたが、現在も3名が在籍しております。また、職務実態の把握については、勤務状況の管理としてシフト表に基づく勤務を基本とし、業務日報、出勤簿並びに勤怠表により報告を受け、併せて特別な事項については電話連絡またはメールにおいても把握している状況にあります。さらに、牧場運営を行うに当たっては現地職員との意思疎通も重要となりますことから、定期的または必要に応じて担当職員が現地に行き打合せを行っているほか、牧場職員が出荷業務により出向いたときも確認を行っているところであります。3点目のめん羊飼養者育成事業についてでありますが、本年度は7事業を実施する予定でありましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、酪農学園大学との協議により9月に実施いたしました現地調査1事業のみとなりました。しかしながら、本事業は双方において有意義なものと考えておりますことから、次年度も継続して実施する旨の確認をしているところであります。4点目の9月定例会での答弁についてでありますが、9月定例会における一般質問において、飼養頭数が乖離していたことに対する町長としての見解を求められ、これまで適正に管理できていなかったことに関して率直に反省し、町民の皆様におわび申し上げ、適正な管理運営を行って信頼の回復に努めてまいりたいとご答弁申し上げたところであります。その後まずは正確な頭数の把握が必要であることから、先般駆虫処理業務を行う中で実頭数を確認してきたところであり、今後は綿羊登録のマスターデータに基づき適正な管理を基本としつつ、同様の事案が発生しないようその他の方策についても検討しているところであります。また、今回職員間でトラブルが発生したことについては、所管課は適切に対処していたものと認識しておりますが、結果として起きた事実に対し担当課長等へ注意をしたところであり、今後においてもさらなる職員への適切な指導及び助言に努めてまいりたいと考えております。以上、金木議員への答弁とさせていただきます。
質問 1番 金木直文
それでは、一問一答を始めさせていただきます。まず、新型コロナ関連のほうですが、昨日阿部議員の一般質問もありまして、その中で行政と関係機関等との情報共有と正確な情報発信についてという中でかなり詳しい質疑のやり取りがありました。ですから、同じ質問は繰り返さないように自分としても努めていきたいと思います。ただ、私の考えや訴えたいこともありますので、同じテーマになるかなとは思いましたけれども、あえて質問をさせていただいたところです。答弁の中では仮に羽幌町内で感染者が判明した際、町が高齢者が多数関係する機関や事業者へ情報提供することができず、必要と判断された場合には北海道から情報が提供されるものと認識しているという、そういう答弁でした。昨日の阿部議員に対しても大体同じような答弁でした。これで感染拡大を防ぐことができるというふうに思っているのでしょうか。これで羽幌町内ではクラスターは発生しないと、安心しているという思いですか。どう思っているか率直なところをお聞きしたいと思います。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
ご質問のところに申し上げますと、答弁書で申し上げていますけれども、もし判明した場合、町が独自にそういった行動ができるのかといったらそういうことにはなりませんので、北海道から情報が提供されるものというふうに認識しておるというふうに答えておるわけで、町が独自に感染者の判明といいますか、確認ができるわけではありませんし、またそういった情報が来て初めて対応できるということでございます。(何事か呼ぶ者あり)
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
そういうことでありまして、クラスターを防げるかというご質問でありますが、そういったことも情報が来て初めて感染者が出たということが分かるというような状況でございますので、当町がそういった状況になったときには保健所が動くと。これは感染症でございますので、そういう流れになっておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。
質問 1番 金木直文
それで、もし仮にこの羽幌町内で羽幌町の住民が感染をしたということが分かった場合、まず情報が来るのは留萌保健所から来るのだろうと思います。留萌保健所から感染者本人に当たって濃厚接触者の情報を聞き出して、そして感染者本人には公表していいかどうかを確認をすると。公表していいですよとなった場合には自治体、羽幌町へ連絡が来るという流れかなと思います。もし公表しないでほしいと、非公表にしてほしいということであれば留萌振興局内というふうに発表されて町には情報は来ないということかと思います。そして、保健所は濃厚接触者を洗い出して、直接濃厚接触者と連絡を取るのは保健所だと。いろんなパターンがあるから、必ずこうなるとは言えないかもしれませんが、基本的な流れとしてはこういうことでよろしいですか。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
基本的にはそういう流れできております。
質問 1番 金木直文
それで、私の立場でほかの職場のことをあれこれ言うのは気も引けるのですが、留萌保健所の職員、一体何人いるのか私は知りませんし、どんな体制で業務されているのか分かりませんけれども、留萌在住の保健所の職員の方が羽幌町の住民に対して濃厚接触者と連絡を取るということを想像した場合に、果たしてスムーズにいくだろうかと、スピーディーにその任務が進んでいくのかどうかというところが私は疑問に思うのです。人数が多くなればなるほど一回の電話ですぐつながればいいですけれども、つながらない場合には1時間置き、2時間置きにまた連絡を取ると。留萌から羽幌にです。そういうようなことも考えていけば、もう1時間、2時間、半日と言っていられないようなこういう感染症ですから、そういうときに羽幌町の町役場の担当部署にすぐ連絡が来れば、では羽幌の役場でも一緒に対象者に対して連絡を取りましょうと。羽幌町の職員であれば、大体6,500人ぐらいの町ですから、名前を聞けば、ああ、あの人だなとか、本人に連絡がつかなければ、あの家族に言えばどこにいるか分かるだろうなとか、そういうことでいろんな有形無形の対応が、羽幌町にもし連絡が来ればです、スピーディーに事が運ぶのではないかなと私は思うのです。こうしたような状況をぜひ、道が主体となって動くから、羽幌町の独自の判断ではできないということではなくて、必要な情報は羽幌町がもらうということが必要だなというようなそういう認識、いや、そんなことは必要ないと、道に、保健所に任せておけばいいのだということなのかどうか、その辺です。できるかできないかではなくて、できるのであればそういうふうにしたいという思いもあるのかどうか、その辺をお聞きしたいと思います。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
濃厚接触者等の状況が出た場合といいますか、先ほど申しましたとおり、新型コロナウイルス感染症ということで伝染病でございますので、それは国の仕事というふうに規定されております。また、よしんばその濃厚接触者の調査ということになりますと、感染された方と接触があるということですから、その調査する方も接触者になってくるわけで、感染する可能性が出てくるわけですから、そういったところに職員を、安易という言葉は適切かどうか分かりませんが、派遣するということは町として、そういう議員おっしゃるような簡単な行為ではないというふうに私は認識しておりますので、今ここでできるというようなことは当然言えませんし、そういうつもりもございません。
質問 1番 金木直文
その場に対面で調査をする、そこまで必要なのかどうか私は分からない部分もありましたけれども、電話で済むのであれば電話で指示をするということも可能ではないのかなというふうにも思います。先月の11月30日から3日間、北海道の道議会で4定道議会、うちらで言う12月議会ですけれども、一般質問が行われました。かなりの人数の道議さんが一般質問されましたけれども、その中の何人かが私と同じような、今回情報の共有の在り方、情報の提供の在り方ということについて質問されています。12月2日には、この留萌管内選出の浅野貴博道議がまさしく私のテーマと同じような質問をされました。感染拡大のおそれのある介護施設などへは何も情報が伝わっていない。各自治体を回っていて、そういう施設には何も情報が伝わっていないと聞いているのだと。適切な情報提供が必要ではないですかというふうに質問があったところ鈴木北海道知事は、道として公表基準は全国統一のものであるべきと考えており、今後国の検討状況を見極めつつ、市町村とも十分に協議を重ねながら地域住民の方々に対し、この感染症を蔓延させないための適切な行動を取るために必要な情報を伝える観点に立ち、道としての対応を整理してまいる段階でありますと答弁されました。まだそういう段階であるというので、そういう状況ではありますけれども、知事としても必要な情報を伝える立場なのだということは表明されています。四、五人の人が大体そういう質問をされていましたけれども、大体同じような答弁をされていたと思います。やはりコロナウイルスの感染症は、国や道任せではなくて、道だって必要な情報は提供したいのだと考えているのであれば、町から一足飛びに道というのはどうなのか分かりませんが、保健所に対して道議会でもこういう答弁をされていましたよねと。では、一緒になって羽幌町も力を出しますよと、骨を折りますよ。この羽幌町では幸いクラスターなどは発生していないわけですから、絶対この羽幌町では蔓延させない、クラスターを出さないと、そういうための姿勢で保健所なり振興局なりこちら側からそういう発信なり声かけをしていく、そういうことが可能なのではないかなと思うのですが、今の道議会とのやり取りなども聞いて何かお考えするところはありませんか。お願いいたします。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
北海道のほうは北海道の立場でやっておられることなので、そこに意見を挟むあれはありません。また、当町として情報は来て、そういった要請があればそれに基づいて動くことは必要であろうかとも思っております。そういった考えでおりますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 1番 金木直文
それでは、そういうことでは私は本当にまだ心配です。道からの指示、勝手には動けない。そうしているうちに知らず知らずのうちに蔓延してしまうおそれがある。それで必ず防げるとは言いませんけれども、可能な限りの対策は、対応が取れるような段取りはしておくべきだと私は思います。ぜひとも国・道からのいろんな情報もまだまだ変わる可能性もありますので、迅速な対応をお願いしたいと思います。次の焼尻めん羊のほうに移ります。この案件で私の質問項目の表題の中に暴行事案というふうに載せましたけれども、答弁書では職員間のトラブルという表現になっています。これ以上の答弁は差し控えるということではありますけれども、羽幌町は何年か前か顧問弁護士と契約を結んでいて年間33万円の委託料ですか、使っていると思いますが、この件に関わって例えば公表しないほうがいいだとか、議員から聞かれてもあまり答えないほうがいいとか、そういうような助言等が顧問弁護士との相談、やり取りの中であったのかどうか、それをお聞きしたいと思います。
答弁 総務課長 敦賀哲也(総務課長は2024年3月まで)
お答えいたします。ただいま金木議員のほうから一般質問のありました内容に基づいて顧問弁護士さんのほうに相談したのかというご質問だったと思いますが、この件に関しましては、ご答弁申し上げておりますとおり、個人情報の保護だとかプライバシーの問題に係る部分に入ってきますので、それに関しての答弁は差し控えさせていただきますが、一般論といたしまして、もし何かそういう事案があれば顧問弁護士さんとかにもご相談することはこれまでもあります。以上でございます。
質問 1番 金木直文
これに関しては何を聞いてもそうなのかなというふうに思いますが、私がこの件に関わって聞いたのは10月の終わり頃でした。ある方からの連絡を受けて知ったわけですけれども、すぐにその日のうちに担当課、農林水産課のほうに出向きまして、事実なのかと。できるならそのいきさつ、経過などを教えてくださいと言ったけれども、やはり詳細は言えないということでありました。でも、私は議員という立場ですし、このめん羊事業は所管をする総務産業常任委員会では毎年のように調査、審議する中心課題の一つなのです。この問題をこれほどの大きな問題が起きていたのに議員が知らず、今のめん羊事業は現状こうですよと、これからこうしていきたいと思っていますよという報告を聞いたりする中で、この一件を抜きにして私は審議には加われないと、そんな気持ちだったのです。黙っていては一切何も明らかにならないなと思ったので、今回一般質問の中に質問するという決意に至りました。確かに個人的な問題やプライベートに関わる部分があると思うのですが、そこまで言えとは言っていませんけれども、最低限議員が議会の中で審議をして必要な予算を議決しなければならないという立場であれば、当然今年の7月に何があって、それに対して処分をしたなら処分をした、最低限のそれぐらいの情報は議会に明らかにしていただかなければ内容のしっかりした審議はできないだろうと私は思うのですが、これからもそういう説明は一切議会にはしないというお考えなのかどうかお願いします
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
金木議員の再質問でこれからも発表しないのかということでございますが、現時点でできるのはここまででございまして、今回も一般質問していただいて、こういう形で発表できたことを喜ぶと言ったらおかしいですけれども、それが限界でございますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 1番 金木直文
喜ぶという表現をされましたけれども、適切ではないのではないかと思いますが、答弁の中に現在3名の在籍だということがありますけれども、在籍は3名であっても今現在牧場内で実務に就いている人数は何人ですか。
答弁 農林水産課長 伊藤雅紀(農林水産課長は2024年3月まで)
現在シフトにつきましては2名で組んでおります。
質問 1番 金木直文
そういう事実も今回初めて明らかにされたと思います。8月の委員会ではたしか3名と言っていたと思いますが、たしか私の得ている情報では8月時点ではもう2名になっていたと思います。町直営に戻ってからの去年、今年の2年間、私の思いですけれども、たしか4名、去年2名、今年2名、新しい職員が採用されていると。去年は地域おこし協力隊の人も含めてのことかと思いますが、その4名のうち今はどうなっているか。何人残っているかと聞いていいのか。その辺今現在はどういう状況なのですか。2名といいますから、引き算をすれば分かりますけれども、去年、今年採用された4人はどうなっているのかというのをお聞きしたいと思います。
答弁 農林水産課長 伊藤雅紀(農林水産課長は2024年3月まで)
ご答弁させていただきます。答弁のほうでも申し上げましたが、直営に当たるに当たりまして3名ということで採用いたしまして、その年に2名の方が退職され、今回新たに2名の方が、今回というか、今年の4月に2名の方を採用して3名の在籍ということであります。
質問 1番 金木直文
大変特殊な職場ですから、一度採用されたら何年でもいろとは言いませんけれども、いろんな状況もあるのかもしれませんけれども、かなり入れ替わりが早いなという印象があります。そこに何か問題があるのではないかなという気もいたします。今は2名しかいないということですから、これから1月、2月、3月、赤ちゃん羊、出産シーズンを迎えます。そのうちの1人は今年初めての職員ということになります。果たして大丈夫なのでしょうか。こう言っては失礼かもしれませんが、ベテランの職員と比べれば、それはなかなか行き届かないところもありますけれども、この出産シーズンも2名で乗り切るということなのかどうか、その見通しをお願いします。
答弁 農林水産課長 伊藤雅紀(農林水産課長は2024年3月まで)
お答えいたします。今現在先ほどから答弁申し上げましたとおり、シフトとしては2名で組んでおります。その理由につきましては、当初の答弁のほうでもありますとおり個人情報やプライバシーを含むということで、その理由についてはお答えできない状況にありますが、これから子羊が生まれるというところで2名で大丈夫かというご質問ではありますが、昨年につきましても事実2名ということで体制はシフト上は行っておりました。昨年から今年の状況の違いといたしましては、もともとおられる方については1年のキャリアを積んで、さらに技術は向上されているというふうに認識しております。残りの1名につきましては、昨年についてもその年に初めて働いているという状況でありますので、昨年と今年というところで状況的には昨年よりは改善されて、改善というか、技術が伴っている職員が1名そのままおりますので、何とかやっていただきたいというふうには考えておりますので、できればもともと3名いた部分で対処できればいいのですけれども、事実2名のシフトということでありますので、何とかこの2名で今は乗り切っていただきたいというところで現場とも調整はしているところであります。
質問 1番 金木直文
去年も2名で何とか乗り切れたからということでありますけれども、へい死数を私当たってみました、過去の委員会の資料を引っ張り出して。へい死数、死んだ羊の数ですけれども、平成29年54頭、平成30年45頭、去年、令和元年59頭。今年、令和2年ですが、先ほど感染症の予防のときに実頭数も確認したということですから、もう12月ですし、今年2年については何頭亡くなっているのか、その辺を伺います。
答弁 農林水産課長 伊藤雅紀(農林水産課長は2024年3月まで)
お答えいたします。今年の亡くなったへい死の頭数のみということでご質問を受けたところでありますが、その部分としての資料を持ち合わせておりませんので、正確な頭数としては今申し上げられないのですが、今年の8月の総務産業常任委員会におきまして目標飼養頭数といったところで見込みを含めてご説明したときに今年の12月末の予定として197頭というところでご説明申し上げ、そのときのへい死の予定頭数として40頭くらいで見込んでいたというところで説明をさせてもらっています。今11月の時点で駆虫処理に併せて実頭数を確認した中におきましては、ほぼこの頭数と同程度の数というところで動いていますので、へい死の数については多分おおむね40頭前後であるかなというふうには考えております。
質問 1番 金木直文
40頭前後であったとしても以前のベテランの職員が事業を行っていた当時と比べますと非常に増えているということが言えると思うのです。病気になったり事故があったりということもあるかと思うのですが、年間のうち、今年は無理だったかもしれませんが、もし病気が見られたというようなときには外から獣医師の派遣だとか、獣医師の指導援助を受けたりとか、そういったことは行われているのかどうか。お願いします。
答弁 農林水産課長 伊藤雅紀(農林水産課長は2024年3月まで)
お答えいたします。まず、今金木議員のほうから過去の頭数から比べると増えているというようなご発言があったかと思います。こちらにつきましては、過去の当時等の資料につきましてはそういう形でなっているかとは思いますが、今回そういう乖離の問題があったという部分に関して言えば、そこの数字が必ずしもその頭数だったかという部分は正直分からないということでこれまでも説明させてもらっていますので、そこの比較については簡単にはできないかなというふうには思っています。あと、死亡の原因につきましては、年齢的な部分はもちろんありますし、出産等における事故、人員の足りない部分で起きている事故といったところもありますが、そこら辺については現場のほうでもおおむね理解しながら改善できるものは改善しつつというところでやっておりますし、獣医師さん等の指導を受けているかというようなところもご質問があったかと思いますが、特段獣医師というのは指導は受けておりませんが、めん羊協議会の方にベテランの方が来てアドバイスをいただいたり、あとは体調管理的な部分で家畜保健衛生所の方の検査に併せてのそういう指導等も仰いでおりますので、そういう意味では少なからず今後においては改善されていくのではないかなというふうには考えています。
質問 1番 金木直文
12時を過ぎてしまって恐縮ですが、酪農学園大学との連携ということもありますので、例えば飼育の仕方だとか今いる牧場の従業員への研修のようなこともぜひともしていただいて、もっともっと新人、今年初めて就いたという方もおられますし、数年という方の技術量を、飼育技術を高めるための大学との連携ということもぜひこれから検討されてはいかがかなと思います。それで、今回議会のほうで町内各地に箱を設置して行った町民アンケートです。めん羊牧場という項目を出させていただいた中で、めん羊牧場に関しては110人の方が回答されています。丸、二重丸、一つ丸、三角、バツと。これをつけた方は119人、そのうち二重丸が11人、5.7%、一つ丸91人、47.6%。必要だと思う方ですよね、二重丸、一つ丸は。必要だという方で過半数がいました。ところが、その一方、三角は42人、21.9%、この事業は必要ないというきつい判断をされた方、バツ印をつけた方が47人、24.6%という結果でありました。自由筆記、自由回答の中でもかなり厳しい意見が出されています。全部は言いませんが、めん羊牧場はいつまでも必要なのですかと。必要ないと思います。めん羊事業においては完全に士別に負けてしまったとか、焼尻めん羊牧場は本当に必要か。めん羊牧場の観光というのは本末転倒などなど厳しい意見も確かに寄せられているのも事実なのです。これらは町民の生の声でありますから、二重丸、一つ丸が過半数いたということで安易に安閑としてはいられないと思うのです。今後の事業では漫然と続けていくのではなくて、どうこうした三角、バツ印をつけた方に対して理解を得て支持をしてもらうかという視点もしっかりと据えた中での事業の見直し、立て直しがどうしても必要だと思います。改めてこの点についてお考えをお聞きしたいと思います。
答弁 農林水産課長 伊藤雅紀(農林水産課長は2024年3月まで)
お答えいたします。今金木議員のほうから議会のほうで行ったアンケートを含めて今後の部分でというところのご質問かと思います。自分のほうといたしましても、そのアンケートのほうについては確認させてもらっています。全体的なアンケート数の部分ですとか、その中における回答の部分というところで今金木議員がおっしゃったとおり半数くらいの方は必要だという部分も確認はさせてもらっています。厳しい意見があるという部分についても中身を見させてもらっておりますので、確かにこういう部分はあるのだなというところは理解はしています。一番大きいところというのは、収支的な部分を含めてマイナスといったところが町民の方々になかなかそこを全て受け入れていただけないというところが一番大きいのかなとは思っています。これまでの答弁の中でも申し上げていますとおり、離島振興といった部分ですとか本町における観光振興全体に含めても果たしている役割というのは少なからずあろうかとは思っておりますし、これまでもそのように申し述べておりますので、そこら辺をいかに、どういう形かは今の段階ではご説明できませんが、町民の方々に説明をできるような形をもってめん羊牧場の方向性という部分は考えていきたいと思っておりますし、議会で行っていただいたアンケートの部分は一つの意見としてはもちろん参考にした上で考えていきたいというふうには思っております。
質問 1番 金木直文
それでは、最後の質問をさせていただきます。答弁の一番最後の部分に今回職員間でトラブルが発生したことについては所管課は適切に対処していたものと認識しておりますと一文があります。こういうふうに答弁されると、本当に適切に対処したのですかと。何に対してどのように対処したのですかというふうに聞いてしまうわけです、こういう答弁をされると。でも、その中身については言えないわけでしょう、答弁を控える。だったらこういうところは必要なのかなという気がいたしますが、訂正とか削除とかは申しませんけれども、言うべきは課長ではなくて牧場のほうに言って、2人か3人しかいない職場ですから、去年はそういう頭数の問題もあった、夏は夏でそういう一件もあったと。そして、アンケートを取ったらこのような状況だと。そんな職員同士でいがみ合ったりトラブルを起こしたりしないでみんなで力を合わせて頑張ろうと。島民の皆さんや羽幌町民の皆さんに理解してもらおう、頑張ろうではないかというのを町長なり課長なりが発信していくべきが本当ではないですかということを最後の答弁を見て私は思ったところですが、この部分を削除せいとは言いませんが、町長、その点どう思うのか、最後の締めということで答弁をお願いします。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
金木議員から最後の質問ということで、答弁書の最後の部分で職員は適切に対処していたものと認識していると。それでは事故が起こらないだろうし、また職員の喚起も十二分にやっていないのではないかということでございますが、一生懸命やっても起きるものは起きるというようなことが今回の事案かなということで、決して金木議員の指摘を否定するわけではございませんし、また職員にも行く都度に寄らせていただいて、褒めてみるなり、また聞くなりして今後も頼むといったことは続けておりますので、今後も議員の言葉をまた胸に、そういったことも続けてまいりたいというふうに考えておりますので、どうぞご理解とご指導をまたよろしくお願い申し上げます。