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羽幌町議会 令和元年第8回定例会 2019年12月12日

高齢者の免許返納について

2019年12月12日、羽幌町議会の一般質問で、舟見俊明議員が「高齢者の免許返納について」質問し、町長 駒井久晃が答弁しました。

質問者
舟見俊明 議員
答弁者
町長 駒井久晃

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 9番 舟見俊明

新人議員の舟見です。初めて一般質問をいたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。質問させていただきます。高齢者の免許返納について。近年道路交通法が改正され、高齢ドライバーによる交通事故対策が強化されたように認識しているが、関連する事故は依然と減少する様子が感じられない。内閣府が発表している平成28年末運転免許保持者数は約8,200万人で、そのうち75歳以上の免許保持者は約513万人となっているが、うち約25万人、4.8%ほどの方が免許を自主返納しており、10年前の免許返納者1万9,000人から比べると約13倍に増加している状況である。しかし、これほど関連事故が多発する状況を踏まえると、全国での免許返納率は決して高い数字とは言えないと思われる。また、羽幌警察署管内で平成30年中、66歳以上の方の免許返納数は、羽幌町、苫前町、初山別村合わせて男性26名、女性12名の合計38名であり、羽幌町に限ると男女合わせて25名と聞いている。高齢者が免許を返納しない理由には2つあり、1つは高齢者自身にある運転技術に対する過信という心的要因、もう一つは日常の移動手段の確保であるようである。警察庁が実施したアンケートによると、自主返納をしようと思ったことがある運転継続者の7割は返納をためらう理由を車がないと生活が不便だからと考えているようだ。そのほか運転自体が生きがいで、生きがいを失うのが大変つらいという方々、実際返納によって気力を失い、介護が必要な状態に陥るといった現象が見られるようだ。高齢者の家族にとって事故の心配はなくなっても別の心配事が発生しているようにも感じる。そこで質問する。高齢者となっても運転を継続したい高齢者には運転をアシストする運転補助安全装置の活用などを推進するとともに免許の返納がしやすい環境整備が必要と思われるが、これらについての羽幌町の考えを伺います。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

舟見議員のご質問にお答えいたします。高齢者による痛ましい交通事故が全国各地で発生しており、車を運転されていた方や同乗者、さらには歩行者などの第三者が巻き込まれるケースも多く見受けられております。当町においても交通事故を未然に防ぐため、関係機関や団体と連携のもと交通安全活動を実施し、啓発に努めているところであります。また、羽幌町交通安全条例では車を運転する者の責務として法令の遵守、歩行者、同乗者に危害を及ぼさない、交通安全に努めなければならない旨を規定しており、今後も町が一体となり交通安全に対する一層の意識高揚を図る必要があると考えております。議員ご質問の運転補助安全装置の活用についてでありますが、安全装置が安全運転対策の一環として有効であると認識はしておりますが、装置の利用については車を運転する方がそれぞれの年齢や身体の状況などに応じてみずからが考え、判断し、選択するものと考えております。また、免許の返納がしやすい環境整備についてでありますが、関係機関と連携のもと、免許を返納する場合に必要な情報を提供するとともに、公共交通機関等の利用促進や町が実施している既存の施策を有効に活用していただけるよう引き続き取り組んでまいりたいと考えております。以上、舟見議員への答弁とさせていただきます。

再質問 9番 舟見俊明

それでは、答弁書より再質問させていただきます。その前に、今日の朝の報道で後づけ安全装置の補助に対して19年度補正予算として1,130億円が計上されたとの報道がございました。対象は65歳以上とのことです。このことにつきまして町も実施されると思うのですが、いかがでしょうか。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

発表されてすぐ当町で対応できるかというのは、それは大変難しい問題ですので、ご答弁申し上げましたとおり今後の中で協議してまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。

再質問 9番 舟見俊明

それでは、本筋の再質問に戻りたいと思います。免許が返納しやすい環境整備についてでありますが、羽幌町の答弁書によりますと公共交通機関の利用促進や町の実施している既存の施策を有効に活用とのことですが、羽幌町が高齢者の方々に配慮されていることは十分承知しております。ただ、免許返納を考えている方々にとって免許を返納するということは生活の変化、不便、いろんな不安定な要素が出てきます。それで一歩踏み出せないでいる高齢者の方々がいるということで、その方々の持つ不安や不便になるということに対して配慮を検討する余地はございませんでしょうか。羽幌町の見解を伺います。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

最初の答弁で答えていると思っておりましたが、再度質問でございますので、この中に書いてあったのはご本人のまず意思ということが大前提になりますので、その中でどうしたらいいか、例えば町民課で交通安全もやっておりますので、相談に来られるときには当然相談に乗りますし、そういった中で、ご本人の意思を尊重した中でどういうふうな対応、それからほっと号だとか福祉タクシーの補助券だとか、そういったものも、活用の仕方等ですとか、そういうこともご指導といいますか、お知らせはできるのではないかというふうに考えております。

再質問 9番 舟見俊明

それで、羽幌町も同じ考えであるとは思うのですけれども、私自身の考えと一緒だと思うのですが、高齢者の方々が加害者となることなく運転を終えられる一助をぜひとも考慮されることを願いまして、私の一般質問を終わりたいと思います。

出典:羽幌町議会 令和元年第8回定例会 2019年12月12日 議事録 PDF(20ページ) 間違いを知らせる