羽幌町議会 令和元年第5回定例会 2019年9月11日
新たな住宅改修促進助成事業の必要性について
2019年9月11日、羽幌町議会の一般質問で、小寺光一議員が「新たな住宅改修促進助成事業の必要性について」質問し、町長 駒井久晃、町民課長 宮崎寧大が答弁しました。
- 質問者
- 小寺光一 議員
- 答弁者
- 町長 駒井久晃、町民課長 宮崎寧大
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 7番 小寺光一
新たな住宅改修促進助成事業の必要性について。平成22年4月から羽幌町住宅改修促進助成条例が制定、施行され、平成31年3月までの間、助成期間や内容等4回の改正を行い、住民の快適で良好な住環境の整備や建設産業の振興及び雇用の安定を図ることができたと考えます。しかし、平成30年6月の定例会の一般質問に答える形で町長から事業の終了が告げられ、その後9月の決算特別委員会、12月の一般質問などで制度の延長を提案されたが、目的が達成されたとの理由で平成31年3月末をもって制度が終了しました。しかし、依然として町民や建設業者からの制度の復活を願う声も多く聞かれ、制度を終了した経緯や理由などにも多くの疑問が残ります。今後住民の快適で良好な住環境の整備や建設産業の振興及び雇用の安定を図ることは重要な町の施策であり、町民や業者の要望も続くと考えられます。従来の制度を精査し、再度事業化することが町民やまちづくりに寄与できると考えます。また、今年度から10年間の計画期間である羽幌町住生活基本計画や来年度改正予定のまち・ひと・しごと創生総合戦略でも具体的な実施内容として行う事業であるとも考えます。町民生活やまちづくりに対する費用対効果も高く、羽幌町の多くの関連計画に基づき実施すべき事業であると思われることから、早急に新たな事業として制度化するべきと考えます。そこで、次のとおり6点について質問します。1点目、羽幌町住宅改修促進助成条例に基づく助成件数、助成額、助成対象経費、財源内訳、それに伴う費用対効果や成果をどのように捉え、評価しているのか。2点目、現在の羽幌町の住宅事情、建設産業の振興、雇用の安定についての見解は。3点目、目的を達成されたとした判断材料は、また制度を延長しないと決めるまでの協議経過はどのようになっていたのか。4点目、羽幌町第6次総合振興計画、羽幌町住生活基本計画、まち・ひと・しごと創生総合戦略等の関連計画との整合性についてどのように考えているのか。5点目、現在までに住宅改修促進助成事業の再度の実施について検討や協議を行っているのか、また現時点での方向性は。6点目、町民、また町民の声を代弁する議会からの声をどのように考え、応えていくのか。以上です。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
小寺議員のご質問にお答えいたします。1点目の事業実績及び成果への評価についてでありますが、9年間の合計で申し上げますと助成件数は299件、助成総額は5,980万円で、財源内訳は過疎対策事業債が3,820万円、一般財源は2,160万円となっております。また、助成対象事業費の総額が5億5,000万円以上であったことからもその経済効果は大きかったものと評価しております。2点目の住宅事情等の見解についてでありますが、昨年度実施いたしました住民アンケート調査の結果から、住宅事情に対する満足度はおおむね高いものの、何らかの問題を感じている部分があることも認識しているところであります。また、建設産業の振興や雇用の安定についてでありますが、住宅施策を実施することにより、結果としてよい影響を与えるものと捉えております。3点目の目的達成の判断材料と協議経過についてでありますが、助成事業を実施した中でさまざまな課題があったことなどを踏まえ、総合的に判断したものであります。また、助成制度を延長しないことを決めるまでの協議過程についてでありますが、昨年6月議会及び12月議会定例会の一般質問の際、協議を行ったところであります。4点目の関連計画との整合性についてでありますが、それぞれの計画の策定時期や計画期間が異なっていることや年月の経過とともに事業に対する考え方や取り巻く状況が変化いたしますことから、全ての計画と整合性を図ることは難しいものと考えております。5点目の事業の検討や協議、現時点での方向性についてでありますが、助成制度を延長しないと判断した経過を踏まえ、事業の再度の実施についての検討は行っておりません。このことから、現時点においても考え方は変わっておりません。6点目の町民や議会からの声に対する考えについてでありますが、これまでさまざまな場面でご意見をいただいておりますが、本年度からスタートいたしました住生活基本計画に基づく住宅施策の改善や検討など今後も可能な限り反映させてまいりたいと考えております。以上、小寺議員への答弁とさせていただきます。
再質問 7番 小寺光一
それでは、再質問をさせていただきます。その前に、前回議会で商工業者と意見交換会を行いました。その事前にアンケートを行いました。その中で、今回の質問にかかわるようなアンケート内容がありましたので、町の皆さんにもお聞きいただきたいというふうに思っています。商工業を経営する上での悩みや課題、地元に仕事の確保、マイホーム、一定の建設資金の補助、それらの一連の活動を根気よく継続することによって定着人口がふえるのではないか。若い労働人口の確保が非常に難しい。仕事量はふえているが、従業員が減っていくのは大変厳しい。住宅減少を食いとめてもらいたい。若者が住み着くためには、独身アパートが今以上に必要だと思う。リフォームに関する補助、助成制度を復活してほしい。若い労働力を確保できる仕組みを確立してほしい。このまま地元の労働者だけでは、羽幌町が加速度的に衰退するのが目に見えている。人口減少は、町そのものの危機である。子供から高齢者まで羽幌町に住んで幸せと思えるまちづくりをしていけたらよいと思う。こういうさまざまなアンケートをいただきました。当日も参加していた方からもさまざまな意見、先ほど今日のテーマにもあるのですけれども、リフォーム補助についての復活を求める声がかなり強い声で聞こえてきています。それを踏まえて、再質問したいと思います。私は、このような町民の声を受けて、この今回の大きなテーマである新たな住宅改修促進助成事業が必要だと思って今回質問しました。私は、今でも必要ですし、今すぐにでもつくるべきだというふうに考えますが、この中でもありましたけれども、町長は必要性がないという答弁でしたが、もう一度お伺いします。町民や私も含めてですけれども、この制度が必要であると、今すぐつくるべきだと考えますが、町長はどのようにお考えでしょうか。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
最初のご答弁でも申し上げましたが、私自身は平成30年ですか、6月と12月でしたか、その中でも申し上げましたとおり現状としては問題をクリアできないというようなこともありまして、再度この補助事業について始める考えはないということで決したところでございます。
再質問 7番 小寺光一
スタート時点は、町長は必要がないというところで、お互いの見解は分かれていますけれども、今回のこの質疑の中でぜひ町長の考えが少しでも変わって、やっぱり必要だなというふうな質疑にしたいと思いますので、ぜひご協力いただいて、もし私の質問がちょっと意味のわからない難しい内容でしたら、ぜひ質問していただいて、いい発展的なやりとりにしたいと思いますので、よろしくお願いします。まず最初、先ほども町長が課題があると、課題がクリアできないので、昨年、30年度で終了したということを言われました。私は、課題を克服すれば、何ら問題はないと思っています。その前からもさまざまな、昨年の6月、決算、9月、12月といろんな質疑があったのですけれども、課題をどうにかクリアしていくような答弁はなかったように感じます。ぜひこの中でも、今日の中でも課題が解決できるようなやりとりをしたいと思っています。そこで、質問します。この事業の評価についてですが、町は1問目なのですけれども、費用対効果、金額面でいくと経済効果は大きかったというふうに言っていらっしゃいます。自分もそう思います。9年間で5億5,000万円以上のお金が町内で動き、町の持ち出しは最終的には一般財源の2,160万で、2,160万を使っているけれども、結果的に5億5,000万円以上の効果があったと。これは、かなり評価できると思います。町の評価もいいというふうに判断しています。ただ、この助成事業の目的は、お金だけの問題ではなくて、住民が快適で良好な住生活の整備をすること、これについての評価はいかがでしょうか。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
住民のほうの評価といいますと、それはそれぞれのやった方の評価で、それは直接は聞いておりませんが、ほぼよかったなというようなことではなかったかと思っております。
再質問 7番 小寺光一
住民の評価ではなくて、住民が快適で良好な住環境を整備するという目的があるわけですよね。その目的を町としてどういうふうに評価しているのでしょうか。ちゃんとそれが、きちんとそれができたのか、不十分だったのか、もっと違う形ができたのか、住民の評価ではなくて町が目的と掲げている住民の住環境の整備がよくできたのか、どういう評価かというのを聞いているので、そこをもう一度お願いします。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
そのことについては、私は補助事業をすることによって仕事づくりというふうに考えておりましたので、住民としてはそれぞれにやったことによって住環境はよくなっていったのかなというふうには捉えておりますけれども。
再質問 7番 小寺光一
町長も含め、担当課ではそれぞれの事業はきちんとした目的があって行われていると思うのです。町長は、業者だけだと思っていたというのは、そうではなくて、先ほども何度も言うとおり住民の住環境をきちんと整備するよというのが目的でした。それは、町民、住民が評価するものではなくて、制度をつくった町が評価することだと思っています。続いて、建設産業の振興及び雇用の安定について、どのようにこの事業を評価していますか。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
2点目でご答弁しておりますとおり、建設産業の振興や雇用の安定について、よい影響を与えているものと捉えているというふうに答えておりますので、そういうふうには。
再質問 7番 小寺光一
2点目の質問は、現在の羽幌町の住宅事情について聞いているわけです。自分が今聞いたのは、この9年間のこの事業の目的の中にある建設産業の振興及び雇用の安定を図ることを目的とするというこの事業に対しての評価なのです。現状を聞いているわけではなくて、この事業をすることとしないことで事業評価が変わってくると思うのです。でも、この9年間事業をやったおかげでどういう成果が出ましたかという、成果が出て、そしてそれをどう町として評価しているのか。これは、今度の明日から行われる決算委員会にもかかわることで、きちんとこの事業の評価ができていないと、やめるもやめないもほかの事業にもかかわってくることなので、きちんと質問を理解されて改めて聞きたいと思います。建設産業の振興と雇用の安定を図る目的をどのようにこの事業を通して評価されていますか。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
9年間の間での評価というご質問と思いますが、それについては建設業者も減り、また従業員も減っている企業もある中で、どの程度効果があったかというと、いましばらく結果としてその評価というものについては100%よかったというようなことにはならないのかなというふうにも感じております。
再質問 7番 小寺光一
事業評価ってそういうものですかね。きちんとした評価が毎年決算で行われていると思うのですけれども、100%ではなかったら、一体何%なのですかね。それがわからない中で町の事業は進められているのか、もし答えられる方がいれば、きちんとした評価を教えてください。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
現実的には、議員おっしゃるとおりでございますが、現実的には評価については町民が要望が多い事業ということで私が就任してからも継続してやった事業でございまして、それについては一番最初から申し上げましているとおり一定の評価があったものと続けてきたところでございますが、残念ながら今言ったような感じでございますので、ご理解いただければと思いますが。
再質問 7番 小寺光一
それは、全く評価になっていないのですよね。きちんと評価ができていない中で、町長はこの事業を停止するという、終了すると。停止した理由は何ですか、もう一度お聞きします。昨年も6月も12月もきっと聞かれた質問だと思うのですけれども、この事業を終了する理由をお聞かせください。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
今回申し上げているのは、さまざまな課題があったということで、当時、昨年ですか、申し上げたのは、当たったのですけれども、その40件の改築補助金が当たることになった町民の方が事業者の都合で2年ですか、続けてやってもらえない方が数名出たといった中で、抽せんに外れた場合は翌年優先的に当たるというふうにたしか直したはずで、やってもらえなかった方については翌年優先も何もないと、20万円当たらないで終わりというようなことで不都合が生じたので、それについて担当課で協議をして何らかの方策を考えてほしいというふうに話ししたのですけれども、それについては結果としてできないということだったので、やめる理由の一つになっております。
再質問 7番 小寺光一
それは一部ですけれども、町長は6月、そして12月でこう答えています。先ほど言ったとおり、住宅の改修を促進し、快適な良好な住環境の整備、町内建設業者の振興及び雇用の安定を図ることを目的として平成22年に開始し、9年間実施してまいりましたが、その目的はほぼ達成されたものと考えていますと。この事業の延長は考えておりませんと。理由は、これではないですか。そして、12月も同じように言っています。阿部議員の質問です。6月の定例会でも答弁したとおり、事業の目的はほぼ達成されたと考えており、建設業の振興については今後1年かけて検討してまいりますと。事業が達成されたと言っているのです。ただ、さっき聞いたら、いや、成果は100%ではないけれどもと。これは、事業の目的をきちんと評価していないのに、ほぼ目的は達成されたというのは、自分は納得いきません。きちんとした説明がないのです。なので、その目的の達成ぐあいを今聞いているわけです。それが曖昧な中で事業をやめるという決断は、自分は間違っていると思いますし、考え直す機会になるのではないかなという面で聞きました。6月、2回ですよね、達成されたと。本当に達成されましたか。達成された内容を教えてほしいのです。先ほども言ったとおり、この事業の目的が達成されたわけですから、それぞれ。先ほど1問目で聞いたのは、金額だけの評価でしたけれども、ほかの評価をきちんと目的が達成されたと言うのであれば、その理由をきちんと具体的に教えてください。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
小寺議員から評価について具体的な答弁をということでございますが、数字的あるいは目標等できちんとした評価というものは、町民が喜んでもらったということで続けてきた事業でありますし、そういったことで先ほど言ったような事情からやめることにもしたということでございまして、おっしゃっているような評価というものは、具体的なものについては評価は出していないというのが現実でございます。
再質問 7番 小寺光一
本当にいいのですか、それで。明日決算委員会があって、事業評価を含めてきっと委員長から事業の内容についていろいろ質問してくださいということがあるのに、この事業だけですか、事業評価していないのは。全ての事業は、やっぱり目的があって、それぞれ単年度で行う事業も継続する事業もあるのに評価は行っていませんと。これで決算委員会に臨めるのでしょうかね。ちょっと話はずれますが、どうでしょうか。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
私が申し上げているのは、パーセンテージで言うような評価といったものは出しておりませんが、町民からの声としてある程度の喜ばれると申しますか、そういった評価は受けただろうということでお話ししているところでございます。
再質問 7番 小寺光一
何度も言いますが、評価をするのは住民ではなくて、それを企画、執行していく町側が評価をしなければいけないのです。それを町民が喜んでくれたからいいでしょうと。町民が喜んでくれたら、目的が達成されたのですか。先ほどの質問にも答えていらっしゃらないと思うのですが、目的がほぼ達成されたことを具体的に説明してください。お願いします。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
ここで出ておりますとおり、補助事業費の総額で5億5,000万といった数字も出ておりますので、そういったことも達成された1つにはなるのかなというふうに考えております。
再質問 7番 小寺光一
12月の阿部議員への説明で、目標にする数値はないとおっしゃったのですよ。にもかかわらず、今5億5,000万が目標で、それに達したから、それはおかしいと思います。きちんと前の答弁との整合性を合わせて、前に阿部議員は数字的な根拠はありますかというときに、町長は数字的根拠はありませんと言ったのですよ。自分は、1問目の数字だけのことを言っていないのです。住民や住環境がどうなのか、建設産業の振興はどうなのか、雇用はどうなのか、そこはどうですか。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
繰り返し申し上げますが、事業として業者にも仕事が渡り、町民にも壁や住宅の内部を直すなどの満足がいってもらえる事業として終わったというふうに思っております。
再質問 7番 小寺光一
自分は、まだ終わっていないと思います。この課題は、羽幌町がなくなるまで続く課題であるし、先ほど言ったとおり町は先頭を切ってやるわけではないけれども、後押しをするのだと、国や道がやる施策について追随していくのだという答弁もありましたよね。羽幌町だけですよ、この制度がなくなったのは。自分、本当はもっと前向きな話し合いができると思って、管内いろいろ調べてみました。羽幌町の制度とほかの町村の制度はどうなのか。留萌市もあります。増毛、小平、苫前、初山別、遠別、天塩、理由はほとんど一緒です、羽幌町と。住民の住環境の安定ですとか、地元業者の雇用の安定ですとか、そういうのを目的にしていて、なぜ羽幌だけがその目的を達したと言えるのでしょうか。羽幌町は、すばらしい制度をやっているからですかね。それとも、ほかの町村がまだおくれているのでしょうか。羽幌町だけがこの問題について解決したという、町長の目的が達成されたというのは本当に自分は納得いかないですし、理解ができません。なぜこの管内で羽幌町だけが、その同じ目的でみんな持っている事業が羽幌町だけが目的が達成されたのか。ほかの町村は、まだ目的が達成されないから、きっとまだずっと続くのだろうと思うのですけれども、同じ制度を行っています。その辺、他町村と比べて羽幌町はなぜこの制度が目的がもう達成されてしまったのか、その辺どういう分析をなさっていますか。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
私としては、先ほど来から申し上げているとおりで、そういったことで達成されたものというふうに判断することにしたわけでございますので。
再質問 7番 小寺光一
もう同じ質問はしたくないのですが、先ほどもありましたけれども、判断をした判断材料が余りにもなさ過ぎるのですよね。数値的な目標もなければ、住民がよかったからと。でも、住民はまだ望んでいるかもしれません。その望んでいることの声はどうするのですか。助成を受けた290件以上の家庭は満足しています。それを受けた業者も喜んでいます。でも、まだ受けていない町民の方もたくさんいらっしゃいます。その声はどうするのですか。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
その声には応えたいとも思いますが、ほかにも町の事業としてはやるべきこともありますので、なかなか大変難しいものかなというふうに考えたところでございます。
再質問 7番 小寺光一
これは、ほかの事業と比べるものではありません。あくまでも町民の住宅環境の整備と雇用振興を含めて行っているので、ほかの事業がどうだから、だから評価を聞いたのです。ただ、きちんとした評価ができていないのに、今の理由づけですよ。ほかの事業もあるから、ほかにお金を使うからということですよね。そうではないですよね。だから、費用対効果も聞いたわけです。これだけの費用対効果のある事業は、自分はほかにないと思います。ほかにありますか。2,160万の出費で5億5,000万、そして事業者も町民にとってもいい、もっと広がることももちろん言いたいのですけれども、ほかに似たようなというか、そのぐらいいい事業ってありますか、教えてください。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
このように費用対効果がいいと小寺議員がおっしゃる事業については、かわりというものは現在のところは考えておりません。
再質問 7番 小寺光一
ないですよね。自分は、この事業は本当にいい事業だと思っていますし、よりいい事業にするためにここで、一般質問でやりとりをしたいなと思ったのですけれども、評価もできていない、ほかに事業があるからと言ったのに、これにかわる費用対効果のあるものもないと。そうすれば、やっぱりこの事業はやるべきで、やっぱり継続するべきだと私は思うのですけれども、その辺はいかがですか。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
その部分につきましては、私はやるべきではないというふうにはっきり申し上げたいと思います。
再質問 7番 小寺光一
何度も言いますが、いいのです、やるべきではないと。自分は、やるべきだと思っているので、それは意見のやりとりなのでいいのですが、やるべきではないと判断する内容が余りにも答えになっていないのです。判断材料で聞きました。さまざまな課題があったことを踏まえ、どんな課題があったのでしょうか。先ほどは、ある業者が事業ができなかったからと、だからやめたのですか。それは、制度をちょっと直すだけで継続することができるのではないですか。それでは、聞きます。さまざまな課題、たくさんあったのでしょう。先ほど1つおっしゃいましたけれども、ほかにどんな課題があって、それをどう判断したかわからないですけれども、課題が乗り越えれない課題だったのでしょうか。さまざまな課題、教えてください。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
小寺議員から課題をもっと詳しくということでございましたが、先ほど申し上げました未執行となるケースが発生と、それから持ち家がある余裕がある方に補助金をいつまでも出すのかという町民の声も一部にあったということでございました。
再質問 7番 小寺光一
本当にそれだけでいいのですか。それは、課題を解決できなくはないと思います。さまざまって2つですか。違いますよね、きっと。ここに言えなかったもっといろんなことがあるから総合的に、判断する材料は本当に2つでいいのですか。もっとあると思うのですが、お願いします。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
今思い出すのは2点でございますので、それにとどめておきます。
再質問 7番 小寺光一
その2点で、この9年間続いた費用対効果のある町民にとっても業者にとってもいい事業をこの2つが解決できないがためにやめる判断をしたわけですか。本当にそれでいいですか。それが解決できれば復活できますか、いかがでしょうか。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
当時は、そういうことで決定をしたと記憶しております。
再質問 7番 小寺光一
本当にそのような中の判断材料だけで、町民の方が持ち家の人に補助をする、町長はご存じだと思うのですけれども、町内に持ち家を持っている方がどのぐらいいらっしゃるかわかりますか。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
今現在、数字では覚えておりません。記憶にありません。
再質問 7番 小寺光一
それでいいのですか。ある方が持ち家の方に補助をするのはどうかと。すぐ調べますよね。担当課ではわかっていると思いますし、自分もわかっています。平成27年度現在で2,282件、全体の羽幌町の住宅の中で68.2%です。平成27年なので、増減はしていると思うのですけれども、9年間で299件の補助ですので、残り8割の方はまだその補助を受けられる対象ではあったのに受けていないと。公営住宅、きっとご存じだと思うのですけれども、平成27年現在で427件、民間の借家が327件ということで持ち家率が羽幌町は多いわけです。そうしたら、持ち家の割合が多いわけですから、どうしてもそこに補助が行くのは私は当然であって、そう思うのです。もちろんこれからも町営住宅の整備もしますし、民間住宅の手当てもしますが、それはあくまでも借家であったり公営住宅であって制度が違いますから、あくまでも持ち家の道内比率よりも高いのですよ、羽幌町は。ほとんど、7割以上の家庭が持ち家……7割弱ですね、68%ですので。その人に制度を適用するのは、何らおかしいことではないと思うのですが、この数字もう知っていらっしゃるとは思うのですけれども、その町民の方の声を聞いて何でこういう判断をしたかなと。その判断は、今間違っていると思いませんか、いかがでしょうか。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
数字は存じ上げませんでしたが、その判断は私は間違っていないと今でも思っております。
再質問 7番 小寺光一
総合的判断をしたわけですよね。そのときに、持ち家の数も把握しないで総合的に本当に判断したのですか。そんな判断でいいのでしょうか。どうですか。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
それが当時の私の判断で、判断基準としたものは先ほど申し上げましたとおりでございまして、そういったものを総合的に判断をしたわけでございます。
再質問 7番 小寺光一
当時その2つの理由、2つしか今出てきていませんから、2つの理由と羽幌町の全体の住宅の状況を把握しないまま判断をしたというのは、自分は間違いだったと思います。再考すべきだと思います。町長は、羽幌町に何軒の住宅があって、どういう状況か、今わからない、知らなかったと。そこで知らないまま判断したわけですよ。それは、判断の間違いだと私は思いますけれども、いかがでしょうか。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
おっしゃるとおり、数字は存じ上げておりませんでしたが、そういう判断に至ったのは間違っておるというふうには思っておりませんので、ご理解をいただきたいと思います。
再質問 7番 小寺光一
この計画は、今年の3月にできたものです。町長の時代につくられたものですよね。その中にデータとして残っていることなのです。目を通されていますよね。うちの委員会、前の期ですけれども、文教厚生常任委員会の中で何回もやりとりをしました。その中で、文言がどうのとか、データも含めて話し合って、町長もごらんになっていますし、町長名ではないですけれども、町長の時代に、6カ月前にできたものですよ。これを判断基準に使わない手はないと思うのですけれども、これを判断基準に使っていますか、いかがですか。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
それは、当時まだできておりませんでしたので、判断基準には使っておりません。
再質問 7番 小寺光一
お願いですから、うそはやめてください。と思いますよ。だって、判断したのは5月から6月の間ですよ。これができたのは3月です。3月の時点でこれは完成されています。町長が判断したのは5月、6月の間なので、それは今はちょっと、うそを議会で言われるとどうしていいのかわからないのですけれども、ちゃんと月日と判断した時間と時系列できちんと把握した上で答弁いただければなというふうに思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
これができたのは、私の手元にあるやつは発行が平成31年、2019年の3月になっておりまして、先ほど来ご質問、ご指摘いただいております答弁については30年の6月や12月というふうになっておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
再質問 7番 小寺光一
済みません。私のほうで早とちりしました。申しわけなかったと思います。これ今年と、あと判断したのは昨年ですので、1年のずれがあったのですが、残念ながらこの計画の前の計画ももちろんあります。その中にもアンケートがありますので、最新ではないですけれども、過去の名前は変わっていますけれども、その計画が本町の住宅マスタープランですね。平成19年につくりまして、平成22年に改正されたものがあります。それを判断基準には使いませんでしたか。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
担当課長からそういう話はございませんでしたので、私自身も使っておりません。
再質問 7番 小寺光一
まず、協議過程にも余りにも疑念というか残るのは、5月の委員会の中で担当課長の発言で議事録で残っております。理事者のほうの意向としては、次年度実施に向けて前向きに考えたいという答弁がありました。来年度以降の方針を町としても出しますので、そういう思いでいてほしいということで、抽せんに漏れた方に町長は前向きであるということをここで告げられています。また、もう一つは、理事者のほうとしても今委員さんが言われたように抽せん会場でそういうことも考えているので、というのは延長も考えているということだと思うのですけれども、待ってほしいというふうに指示で、町長が指示されたのですね。私どもも、町民課長ですけれども、そういう説明をしていると。5月11日の段階では、町長は前向き、この事業に対して延長に前向きだった発言があったのです。それは確かですか。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
5月ということで、平成30年の5月でよろしいですか。そのころには、まだ要望があるということで担当課長から続けたいというたしか相談を受けたように記憶しておりまして、先ほど申し上げました業者が抽せんに当たってもできなかったことがありましたので、それについては翌年抽せん漏れとまた違った、当たった人は単純に申し上げますと損をするような形になるので、そこの部分を直して公正なというか、公平なといいますか、そういったものにするようにということで指示したのですけれども、その後どうもそういうことはできないとはっきり担当課長から返事が来まして、同じことであればできないので、やめるよというふうに申し上げて、そういう決断をしたことは覚えております。
再質問 7番 小寺光一
5月11日の委員会では、町長は前向きであったにもかかわらず、1カ月後の6月14日、金木議員の一般質問では、この時点では目標が達成されたと。この1カ月で何が変化があったのですか。5月では前向きで延長したいというふうに思っていた、それはこの事業の目的が達成されないから延長するべきだという判断だったと思うのです。ただ、この1カ月後の6月14日にはほぼ目的が達成されたと。1カ月に何があったのでしょうか。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
その1カ月かどうかは記憶は曖昧でございますけれども、今申し上げましたとおり抽せんで当たった町民の方が業者の都合でできなくなったということで、そこの部分を改善するようにというお話をしたのですけれども、担当課ではできないと、改良できないという答弁だったので、それではそこの部分のことは改良できないのであればやめるというふうに決断したのはそのころだったと思います。
再質問 7番 小寺光一
今はもうその1点だけですよね。その業者が事業ができなくて執行残が残ってしまったことが課題であるのであれば、それは議員みんなで相談して、それを改善できるように役場の担当課だけで考えるのではなくて、自分もアイデアはあります、そういう残を残さない方法。そういうのを考えれば、それをクリアできれば、この事業は継続すべきだと思われますよね。いかがでしょうか。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
その件につきましては、今後検討してみなければ、今はやるとかやらないとかという話は私はできません。先ほど申し上げましたとおり、件数はさておいて、町民の方からそういった個人の財産に対する補助というようなことについてご批判も受けたわけでございますし、議員からするとほかの仕事も大事だけれども、これのほうが費用対効果が大きいと言われますけれども、町としても公共事業等いろいろやるべき事業、優先すべき事業もありますことから、今ここでそういったアイデアをいただいてもすぐ答弁するということにはなりませんので、ご理解いただきたいと思います。
再質問 7番 小寺光一
町長は、この2つのものを1カ月弱で判断したのです。そうしたら、みんなで協議すれば、1カ月で判断できたのですから、できるわけですよね。ぜひみんなで協力して、いいと思うので、やってほしいと思います。ちなみに、先ほどから何回も出てくる持ち家の人の補助、どのぐらいの件数でそのクレームというか、来ているのですか。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
クレームの件数については、数件としか言いようがないです。具体的な件数を数えたわけでもございませんし、それから判断については議員おっしゃるような期間としては1カ月でしたけれども、私から担当課に申し上げましたのはその前から言っておりましたので、その辺はご理解をいただきたいと思います。
再質問 7番 小寺光一
数件と言いますけれども、リフォーム補助について要望はもっとあるのです。アンケートの中で記述で、約15件はあります。記述してくれた方だけです。それでももっとたくさんのパーセンテージでは……この中に書いてあるので、見ていただければわかるのですけれども、多くの方が持ち家の方が、数件レベルではないと思います。パーセンテージを割っていって、全体の2,000件以上のを。そういうのをきちんと総合的に判断して判断するのなら納得もできますけれども、数件のそのクレームなのですか、クレームに反応して、もっと多くの持ち家を持っている方にふぐあいというか、あってはいけないと思います。時間が限られているので、私の思いも少し伝えたいのですけれども、この今の事業を続けることがあと10年、20年後の空き家対策にもなっていくと思います。今直しておけば、あと5年、10年と羽幌に住むこともできます。ただ、何も手を出さないと、そのまま10年後に空き家になる可能性もあります。可能性の一つです。もう一つ、業者の方から伺った話ですけれども、もちろん住民の方からの要望は多いと、業者に入ります。あと、よその業者も入ってきていると。もしこの事業があれば、あくまでもリフォームに関しては町内業者限定ですので、町内業者に相談に行きますけれども、何もない中であると隣の市なのか、町なのか、そういう業者が入ってきて工事をしていますよと。それは、やっぱり制度があるおかげで町内業者を守ることができたのではないかと。それは、業者にとって不利な状況になるのではないかというふうに私は考えます。その辺、大きな目で町全体、単年度で見るのではなくて今後20年後、30年後、空き家対策もやっているわけですから、空き家にさせない、少しでも長い間羽幌町に住んでもらえるように検討を進めていっていただきたいというふうに思いますけれども、今すぐ判断しなさいと私は言っていません。でも、結果的には1カ月で判断できたわけですから、その前から要望は上がっているはずです。そういうのも含めて十分に検討するべき、協議すべきことだと思いますけれども、いかがでしょうか。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
新しく住宅のそういう条例もできたことですので、促進条例ですか。今後は、議員おっしゃるような案件についても十分検討材料にしてまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。
再質問 7番 小寺光一
本当は、もっともっと前向きな、こんなやり方もありますという話をしたかったのですけれども、ちょっと今回はできませんでした。また、9月、12月で委員会のほうでも住環境についての調査を行う予定でいますので、その中でも触れられたらなというふうには思っています。最後の質問なのですが、これだけは私は納得いかなくて、質問の4つ目です。各関連の計画との整合性についてです。自分、本当にびっくりしました。最後に聞きます。全ての計画との整合性を図るのは難しいと考えていますと。自分、行政としてこれはあってはいけないことで、内容はもちろんわかるのですけれども、それに沿って運営していくものなのではないかなというふうに思います。一番新しい計画でいうと、この3月にできた基本計画もきちんと道や国の計画に基づいていたり、まち・ひと・しごとですとか町の総合振興計画に基づいて整合性を図ってつくっていると書いてあるのです。だけれども、それを根本的に否定する答弁だったのです。これから職員、行政の人たちは何を基準に計画をつくっていったり、実行していくのか。その中で、この整合性を図るのは難しい。それは、この全体の課題だけではなくて、行政自体に不信感を与える答弁だなというふうには思うのですが、その辺詳しく、何が整合性がつかないのか。でも、ここには整合性を図っていますと書いていますよ。いいのですか。ほかの計画ももう一つ言うと、町長が毎年3月に言う執行方針の中でも総合計画に触れているのです。訂正したほうがいいと思うのですが、最後にきちんとわかりやすく、行政としての立場を理解した上でわかる方が答えていただければなと思います。以上です。
答弁 町民課長 宮崎寧大(町民課長は2024年3月まで)
お答えいたします。ただいまの部分ですけれども、整合性というところが、ちょっと答弁の部分は難しいというところにつきましては、個別の事業で見ると実際それぞれいろんな計画があるのですが、載っていない場合もありますし、例えば計画を策定した後に新たな事業があった場合という部分で見ると、ないというところもあるので、大きな方向性は当然整合性は図っていかなければならないというふうに思っていますが、一応このリフォームの部分の個別な部分の事業で個別で見ると、そういったところまで突き詰めていくと難しい部分もあるのかなというような認識で答弁をしておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。