羽幌町議会 平成30年第6回定例会 2018年9月12日
(1)水害に強いまちづくりについて/(2)中央公民館建て替え事業の進捗と他教育関連施設建て替えへの影響について
2018年9月12日、羽幌町議会の一般質問で、金木直文議員が「水害に強いまちづくりについて」「中央公民館建て替え事業の進捗と他教育関連施設建て替えへの影響について」について質問し、町長 駒井久晃、教育長 山口芳徳、総務課長 飯作昌巳、建設課長 敦賀哲也、農林水産課長 鈴木繁、上下水道課長 宮崎寧大、建設課主任技師 石川隆一、財務課長 大平良治が答弁しました。
- 質問者
- 金木直文 議員
- 答弁者
- 町長 駒井久晃、教育長 山口芳徳、総務課長 飯作昌巳、建設課長 敦賀哲也、農林水産課長 鈴木繁、上下水道課長 宮崎寧大、建設課主任技師 石川隆一、財務課長 大平良治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 2番 金木直文
それでは、大きく2点について質問をいたします。まず、水害に強いまちづくりについて伺います。平成27年7月に修正された羽幌町地域防災計画には、その第2編第11節、水害予防計画の中に洪水や雨水出水、高潮等による浸水想定地域の指定があった場合の説明が述べられていますが、27年度現在本町に浸水想定地域の指定はなしと記述されています。しかし、近年全国はもとより、道内の各地でも台風や大雨により河川堤防の決壊や床上、床下の浸水、道路の冠水、農地への浸水などが発生しています。羽幌町では、今年更新されたハザードマップが各家庭に配布され、これには大雨時危険区域が離島地区を除き示されていますが、河川の標高や地盤の高さをあらわしたものであり、降雨量や雨水管の流量能力を考慮したものではなく、大雨時の市街地や農地への浸水に対する不安は拭えません。こうした点から水害に強いまちづくりに関して以下質問をいたします。1、浸水想定地域に指定する基準など、どこがどう判断するのでしょうか。2、羽幌川や福寿川、築別川などの堤防の治水能力はどうなっているのでしょうか。3、これまでの水害の記録としては平成11年8月20日の床下浸水2件を最後に、それ以降記録はありませんが、道路の冠水は災害とはならないのでしょうか。近年の道路の冠水の発生状況、そのときの降雨量はどうであったでしょうか。4、浸水や冠水を防ぐための施設整備、道路や側溝の雨水管の流量能力も加味したハザードマップの検討など、さらなる水害防止に向けた考えをお聞かせください。次に、2つ目の質問です。中央公民館建て替え事業の進捗と他教育関連施設建て替えへの影響について伺います。平成28年策定の羽幌町公共施設マネジメント計画では、中央公民館旧館の建て替えについて29年度に基本設計し、30年度から32年度にかけて建設される計画となっています。28年10月開催の文教厚生常任委員会でもそうしたスケジュールが説明されました。しかし、30年度の半ばを迎えた現在もまだ基本設計が示されていません。今年度建て替え予定であった羽幌小中学校の教頭宅の建設が次年度以降に先送りされたほかにも、天売の複合施設、焼尻の教員住宅、羽幌小中学校の校長宅、天売の教員住宅などの建て替えが36年度までにかけて続きます。こうした状況を見ると、建て替えスケジュールが過密し、予算や事業者の確保の見通しはどうなのかと懸念されるところであります。そこで、中央公民館建て替え事業の進捗状況はどうなっているのか、また他の教育関連施設建て替え事業への影響についての考えをお聞きしたいと思います。以上です。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
金木議員のご質問にお答えいたします。なお、2件目については、私の答弁の後、教育長からご答弁を申し上げます。それでは、1件目、水害に強いまちづくりについてお答えいたします。1点目の浸水想定地域の指定基準やどこが判断するのかについてでありますが、水防法に基づく洪水浸水想定区域の指定につきましては、まず河川の規模や洪水時における住民の経済活動上の影響の度合いから洪水予報河川及び水位周知河川の指定を河川管理者である国、または都道府県が行い、これらの河川について国の定める基準により設定された想定最大規模降雨により氾濫した場合に浸水が想定される区域を洪水浸水想定区域として当該河川管理者が指定するものであります。次に、雨水出水浸水想定区域でありますが、公共下水道等の排水施設で雨水出水により相当な損害を生ずるおそれがあるものと指定した施設について、想定最大規模降雨により当該施設に雨水を排除できなくなった場合、または施設から河川や公共の水域に雨水を排除できなくなった場合に浸水が想定される区域を当該施設を管理する都道府県、または市町村が指定するものであります。次に、高潮浸水想定区域でありますが、海岸において高潮により相当な損害を生ずるおそれがあるものとして所在する都道府県が指定した海岸について、国が定める基準に該当する想定し得る最大規模の高潮による氾濫が発生した場合に浸水が想定される区域を当該都道府県が指定するものであります。2点目の堤防の治水能力についてでありますが、河川の整備に当たっては流下能力を算定した上で河川の計画断面を検討いたしますが、羽幌川については50年確率による算定式を用いて計画断面を決定し、昭和41年度から平成13年度までの間、羽幌川河口から字平まで11.3キロメートルの区間の河川改修工事を実施しております。福寿川につきましても羽幌川と同様に50年確率による算式を用いて計画断面を決定し、既に改修工事を終えております。また、築別川につきましては、86年確率による算式を用いて計画断面を決定し、昭和35年度から昭和47年度までの間、築別川河口から築別9線まで6キロメートルの区間の河川改修工事を実施しております。なお、北海道では、羽幌川や築別川の氾濫の原因となるおそれがある箇所の伐木や掘削について、平成28年度より順次進めております。3点目の道路の冠水は災害とはならないのかについてでありますが、人的被害及び物的被害がない場合は災害の位置づけとはならず、北海道への被災報告の対象にもなっておりません。また、近年の道路冠水の発生状況及び降雨量についてでありますが、最近では平成26年8月4日から5日にかけての降雨で南6条通り栄町のガソリンスタンド付近で冠水し、降雨量は159.5ミリメートルを観測しております。これより以前のものでは、平成22年8月14日に81ミリメートルの降雨を観測し、先ほどと同じ南6条通りと北3条2丁目で冠水しております。4点目のさらなる水害防止に向けた考えについてでありますが、施設整備につきましては、3点目で述べました冠水の発生を解消すべく北3条通りについては平成23年に管渠布設工事を実施し、南6条通りについては今年度工事を実施しているところでございます。また、雨水の流量確保につきましては、道路側溝の清掃を年度ごと計画的に実施しておりまして、南6条通りの管渠布設工事が完了しましたら、これまでの降雨実績から想定される降雨量につきましては対処できるものと考えております。ただし、想定を超える災害が各地で発生していることを踏まえますと、降雨量を初め専門的見地からの災害予測が重要であり、国や北海道からの助言を仰ぎながら、どういった取り組みが必要かを検討してまいります。私からは以上でございます。
答弁 教育長 山口芳徳(教育長は2023年3月まで)
続きまして、私から金木議員のご質問2件目、中央公民館建て替え事業の進捗と他教育関連施設建て替えへの影響についてをお答えいたします。初めに、進捗状況についてでありますが、これまでの経過を申し上げますと、平成28年度に建て替えに向け広く意見を聞くため、公民館利用者やサークル団体、図書室利用者などを対象にアンケート調査を実施しております。いただきましたご意見をもとに素案をまとめ、今年度検討委員会を組織して具体的な検討に入る段階にありましたが、建築基準法に規定されている日影規制に抵触していることにより、新たな建物を既存施設に接続することが現状困難であるということが判明をしましたことから、今後の方向性を決める上で時間を今要している現状にあります。次に、他の教育関連施設建て替え事業への影響についてでありますが、財源や事業者の確保など極力他の事業への影響がないよう関係各課と協議し、計画的に進めてまいりたいと考えております。以上、金木議員への答弁とさせていただきます。
再質問 2番 金木直文
それでは、再質問をさせていただきたいと思います。今回私が1点目に選んだテーマとしまして、数あるいろんな災害の中で特に水害という文言を使いまして、その水害に対するまちづくりについてと決めさせていただきました。ご存じのとおり、災害には火災もあれば台風や暴風雨、地震、そしてまた津波等々たくさん種類はあるのでありますけれども、これは私の勝手な解釈といいますか、予想で、この羽幌の地において将来大地震、大津波が発生する確率と大雨による浸水が発生する確率、これを比べてみた場合、本当に私の勝手な想像ですが、後者の大雨による洪水、浸水のほうがより確率が高く起こるのではないかという思いもありまして、今回このテーマ、水害に強いまちづくりということでちょっとピックアップさせていただいたところであったのですが、先日の胆振東部の、そんなに大きな地震が起こらないだろうと言われていた土地、地域でも震度7、震度6といった大地震が起こるということで、私もまたどっきり、びっくりしたところであります。水害にせず、災害に強いとしておけば、いろんな停電の問題とかも質問はできたかと思うのですが、今日は発言通告どおり水害についてを主に質問をさせていただくのですが、答弁の中で現在想定している最大規模の降雨というような言葉が何点か出てきました。現在その想定している最大規模の降雨というのは具体的な数字というのはもう決められているのかどうか、その辺お話しいただきたいと思います。
答弁 総務課長 飯作昌巳(総務課長は2018年12月まで)
お答えいたします。町長の当初の答弁の中で最大規模降雨という表現を使わせていただきましたが、これにつきましては先ほど説明がありました洪水浸水想定区域を指定する際にそれだけの量が降った場合にどうなるかというところの基準でございまして、その基準につきましては国が示しているものでございますが、具体的に町村がその区域を指定するというところには至りませんので、具体的な数量等については現状では持ち合わせておりません。
再質問 2番 金木直文
具体的には数字はないということですよね。そうすると、その後の川の堤防の状況といいますか、能力もお聞きしたところ、50年確率とか86年確率という説明も出てきました。これもうちょっと詳しく言っていただければ、50年に1遍程度、86年に1遍程度ということなのかどうか、もうちょっと詳しく説明をしていただきたいと思います。
答弁 建設課長 敦賀哲也(建設課長は2018年12月まで)
お答えいたします。50年確率、86年確率につきましては、50年確率でいえば50年に1度の大雨にも耐えられる構造になっているということで、過去の雨量のデータをもとにした設計をしているということでございます。
再質問 2番 金木直文
そういう想定はしているというふうにいえばそうなのかなとは思うのですが、果たしてそれが現実的なのかどうかというところでは、具体的な数字が述べられていないので、何とも言えないのかなという感想も持っています。大雨時、台風による大雨ということもある、そういう場合もあると思うのですが、そういったいわゆる想定を超えるさらに大雨などが降った場合に羽幌の上流にはダムがありますよね。築別のほうにもダムがありますけれども、ダムがあふれそうな、決壊しそうな、そのぐらいの例えば雨量、水がたまったというような場合にはダムの放流というのも想定しているのかどうか、その辺のシミュレーションというのか、考えをお聞きしたいと思います。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
具体的な数字については担当者にも説明させていただきますけれども、そういうふうに設定しておりますし、現段階といいますか、この月ではもう水田に水も要らないので、ダムは放流しているものというふうに聞いております。具体的な数字については……。
答弁 農林水産課長 鈴木繁(農林水産課長は2018年9月まで)
お答えをいたします。具体的な数字は、ちょっと申しわけありません、今現在持ち合わせてはいないのですけれども、先ほど町長言いましたとおり、時期的に例えば水がたまっている状態にプラスして大雨というのとダムに水がないときに大雨という、状況も違うかとは思うのですけれども、そのとき、そのときの状況で判断をするというようなことになろうかというふうに思います。
再質問 2番 金木直文
それぞれの観測所とかもあるわけですから、そういったものをチェックしながらの対応ということになるのだろうと思うのですが、先日本州のほうではダムの放流があって、大きな被害が出たということも実際に起きているわけですので、もしもこの羽幌でそんな事態になったときにはどうなのかという心配もありますよね。そういったシミュレーションは、こういった場合にはこんな対応します、あるいは広報します、心配ありませんということをやはり何かの機会で知らせるというのか、委員会等でもお聞きをしたいと思ってはいますけれども、特に今までダムの放流についての話は私記憶にはないのですが、本当にこれは大きな出来事になるだろうと思うのですが、その辺の対応、考えがあったらお聞きしたいと思います。
答弁 農林水産課長 鈴木繁(農林水産課長は2018年9月まで)
お答えをいたします。現実問題として、私もそのような場面に遭遇当然していないのですけれども、当然でありますが、そのような状況の場合は、例えばダムの管理者、あと及び委託をしている改良区ですとか、そういうところで、当然ですけれども、そういうマニュアルを持っていますので、あと広報とかも含めて当然そのようなマニュアルに従って動くというような状況になろうかというふうに思っております。でありますので、当然ですけれども、今議員言われましたとおりそういうような事故も多発しているということでありますので、我々のほうでも広報等十分行いながらやっていきたいなというふうに考えております。
再質問 2番 金木直文
それで、話はちょっと今度町なかのほうになるのですが、道路ですとか農地も含めて冠水をすれば、災害の部類には入らないという答弁ではあったのですけれども、まず最初起こるのは道路の冠水であって、それがまたもうちょっとひどくなると床下浸水になり、さらにたまってくれば床上浸水になる。いわば災害の初歩の段階が道路の冠水だろうと私は推測しているのです。それで、平成26年に起きた冠水では、降雨量159ミリの降雨であったということなのですが、これが数字的には100ミリを超えていますので、かなりの大雨だったなと。私もこのときの雨記憶にありますけれども、これがもっと短時間に降った場合どうなっていたか。また、あれだけの雨がもう一時間、2時間降り続いていたらどうなっていたかというふうに思うと、今もぞっとするのです。そういった雨が本当にここ数年頻繁に起こっていますから、これは仮想の話ではなくて、本当に近い将来起こり得るというような気持ちでいなければならないのではないかと思うのです。ですから、こういった冠水をしそうな地域ということで、想定雨量も今よりももう一段、もう2段引き上げた上での想定雨量を一応考えて、そしてそうなった場合には羽幌町内のどの辺が冠水しそうだとか、もうちょっと今あるハザードマップ、今日持ってきましたが、大雨時危険区域図というのがあります。羽幌市街地がこの10センチ四方ぐらいのところの地図になっていて、果たしてこれでは自分のうちはどうなっているのか、もしここの辺が冠水したらどの道を通ってどうやって避難したらいいのか、こんな小さい地図ではわからないと思うのです。そういったことを考えると、そういったもう一段、もう2段引き上げた雨量も想定しながら、もうちょっと詳しいマップづくり、マップの想定とかということも必要になってくるのではないかなと思います。また、その場合の広報の仕方、今回の停電に際しては小中学校が臨時に休校になりますとか水が断水しますとかという広報車が来たのは覚えているのですが、これは雨も降っていないし、風もないので、比較的よく聞こえたのです。だけれども、大雨時にはあのぐらいの広報では全然聞こえないだろうと思うのです。ですから、そういうときにはどうやって広報するのか、そして避難の方法、どの道を通ってどこに避難すればいいのか、この市街地を、一緒くたにと言ったら語弊ありますが、もうちょっときめ細やかな、この町内の人たちはここを通ってこういうところに避難してというような、そういった細かい対策、対応、検討必要ではないかと思うのですが、そういった点についていかがでしょうか。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
最近の天候不順と申しますか、内地のほうで時間当たり170ミリだとか200ミリというような状況を考えますと、当然そういったことも想定しなければならないのかなというふうに思っておりますが、現実的には6日の地震の後の停電等でとりました対応で、あとはどうできるかといいますと、町内会や方面委員の方に連絡して、隣近所の連絡網といいますか、昔のパターンでいいます隣近所の助け合いと、共助というような方法に頼らざるを得ないのかなというふうに考えております。現実的に言いますと、議員ご指摘のとおり、ご心配のとおり現在の道路、あるいは排水の管渠等でいいますと当然あふれることは想定できますし、歩いては逃げられない。また、内地のほうで見ております、車も冠水するとすぐ動かなくなるというような状況でございますから、当然そこには機械やそういったものに頼るということはもう難しいと思いますので、人的に隣近所の共助に頼る方法を何とか構築するのか、考えていかなければならないのかなというふうに今回の災害、あるいは内地で起きている災害などニュースで見ている限りでは、そんな感じと言ったら申しわけございませんけれども、思いでおりますので、そういったところを担当課とも協議しながら探ってみたいと思います。
再質問 2番 金木直文
あと、もう一、二点具体的な私の提言というのか、具体的な策として申し上げたいと思っていることは、過去の冠水をしたところについては下水道さらに整備をして、もう心配ないのだという答弁もいただいておりますし、今後に向けてもまた道などの関係機関とも協議しながらさらに対策を進めたいということですので、答弁はいただいておりますので、一応納得はしているのですが、現在羽幌町内に布設してある雨水管等の設備もやはり計画的に進める。一遍に全部は当然無理なのは承知ですけれども、例えば道路工事などでどこかの区間100メートル、200メートル新しく道路しますよというときには一緒に雨水管ももう一段、もう2段太いものに入れかえるとか、それを一応全町的な視野で、この区間だけ太くすればいいのだというのではなくて、全町的に雨水に強いまちづくりということで、せっかく道路をほじって新しくするのですから、ついでと言ったらなんですけれども、雨水管も新しいものに、太いものに、流量保てるものにするといったようなこともセットとして考えていく。既にそうやっているぞというのであれば非常にうれしいのですが、そういった考えについてはいかがでしょうか。
答弁 上下水道課長 宮崎寧大(上下水道課長は2019年3月まで)
お答えいたします。今現在雨水管の整備ということで、今6条通り、栄町の場所でございますが、ここが、先ほど来申し上げておりますとおり、28年度から今年度工事を行っているところでございます。この辺につきましても過去の冠水の例から社会資本整備の交付金を活用しながら、計画の中に盛り込んだ中で整備をしておりますので、今後ももしそういうところがございましたら、道路、河川ともそうですけれども、関係課とも協議をしながら、計画に盛り込みながら整備をしていくことが必要ではないかというふうに考えております。以上です。
再質問 2番 金木直文
ぜひとも、いろんな予算もかかることですから、一度に大量にということは当然無理なのはわかるのですが、今よりも少しでもやっぱり大雨に強いまちづくりということを一応念頭に置きながら対応、対策をしていっていただきたいと。それで、先ほどハザードマップもっと詳しいものにということ申し上げましたが、実は既に……既にと言ったらあれですね。岐阜県の可児市という町がありますが、可児市という町で、ここで平成22年に記録的な大豪雨があったと。すごく大きな被害が出たのだそうです。その当時もう既に市がつくったハザードマップは配布済みではあったのですが、余り役に立たなかったと。それは、ハザードマップがあるという認知度も低くて、活用がされなかったということなのですが、そこで考えたようなのです。地域ごとに、いわゆる町内会、自治会ごとに我が家のハザードマップをつくったと。全市、市内全自治会を挙げて、手づくりのと言ったらいいのでしょうか、我が家のハザードマップ、つまり自分の家の位置がわかる、そして四方八方の道路がわかる、一番近くにある避難所がわかるというものを、自治会ごとに我が家のハザードマップをつくって、いろんな町でつくっているハザードマップをさらに進化させた独自のマップづくりをして、それが非常に見やすいし、本当に配布して終わりと言ったら語弊ありますが、もっと活用されるマップづくりをしているというところが実際にありました。自助、共助、公助という言葉も先ほど町長からありましたけれども、確かにそういう考えも1つ大事だとは思うのですが、余りにそういう言葉に頼ってしまうと縦割りになってしまって、何か融通がきかないような話になってしまうのではないかと。例えばこういった手づくりマップ、我が家のハザードマップを全町的につくるということになれば、個人も家でも町内会でも町は行政も一体になってそういった運動というのか、そういう防災意識も高まるでしょうし、非常にすばらしい取り組みだなと私は思っているところなのです。ぜひともそういったことも研究しながら、もうちょっと、そう簡単ではないですし、そんな機関もうちの町ではないのか、ちょっと難しい感じもありますが、どうなのか、必要なところ、ではそういうところあるのならぜひうちの町内でもやってみようというところがあれば、町としても支援する、応援するなりとかいう、そういうような取り組みもぜひ検討してみてはどうかなと思うのですが、改めてちょっとお聞きしたいと思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 総務課長 飯作昌巳(総務課長は2018年12月まで)
お答えをいたします。金木議員のご質問の中で例えばハザードマップの作成というようなことだったと思います。それで、先ほど申し上げましたとおり、現状これまでの降雨実績から勘案した場合はある程度対応できるのかなという想定をしておりますけれども、金木議員のご質問にもありましたとおりそれよりも1歩、2歩踏み込んだ降雨量の想定も必要でないかというお話もございましたので、そこら辺の想定を国なり道なりにご相談を申し上げまして、そういった想定が見えてきた場合、ただ単純にマップを作成するだけでいいのか、それともほかに先に施すことがあるのか、そういったものも勘案しながら、そういった新たな取り組みというものにちょっと向かっていきたいなというふうに思っております。
再質問 2番 金木直文
前向きな答弁をいただきました。ありがとうございます。それで、次の大きなテーマ、もう一つ、中央公民館関連の質問なのですが、これはしばらく、ちょっと前から私は中央公民館の事業どうなっているのかなということ疑問に思っていたのです。担当課、教育委員会、社会教育に行けば細かく教えてくれたのかなとは思うのですが、あえて今日お聞きをしたところなのですが、そうしますと建築基準法に規定されている日影規制に抵触をするというふうなことで今ちょっととまっているというのでしょうか、そういう状況のようなのですが、もうちょっともし可能であれば詳しく説明していただきたいのですが、この建築基準法、日影規制、どこに建てようと考えていたらどこが日陰になるのかどうかというようなところもし可能であれば説明いただけますか。
答弁 建設課主任技師 石川隆一
ただいまのご質問にお答えします。まずは、既存の建物に増築する場合なのですけれども、既存の部分含めて適法な状態にしなくてはいけないので、接続することができないという状態であります。位置、増築する場所によりというよりも、もとの状態を適法な状態にしてからで増築が可能になるということです。
答弁 教育長 山口芳徳(教育長は2023年3月まで)
ちょっと今のでわかりにくいかと思いますが、素案をまとめていた段階である程度大まかな形というのが素案としてつくられまして、それを旧館というか、今の公民館に接続する形での素案がまとまったところだったのです。その形を建築の詳細を知るために建築家と協議をした段階で、実は旧館の部分が今言った日影規制に抵触するということで、新しくつくるものをくっつけることができないということになりまして、その時点でまず方策を考えなければならないということで、今若干計画がとまっている段階でございます。
再質問 2番 金木直文
では、今も既に建っている旧館そのものが法にのっとっていないというのか、そういう説明ですよね。これから建てようとするものという意味ではなくて。そういうもの……私もこの点についての説明というか、法律余り詳しくなくて、てっきりどこか建築予定をしていたところに建てると隣接する施設が日陰にでもなって、そこからの問題やらトラブルを避けるためにとまっているのかなと思っていたのですが、そうではないのですか。
答弁 教育長 山口芳徳(教育長は2023年3月まで)
おっしゃるとおりで、旧館の部分が今抵触しているという状況になっております。
再質問 2番 金木直文
ということは、旧館を建てたのはかなり前ですから、どこまで掘り下げていったらいいか、余りよろしくないというのか、この場で大丈夫なのですか。大丈夫なのですかというのは、それを解消するためには改築、例えば旧館を取り壊して、どこかに新しく建てるとか、そういうことについては大丈夫なのかどうか、その辺。
答弁 教育長 山口芳徳(教育長は2023年3月まで)
申しわけございません。ただいまの答弁で旧館と言ってしまいましたけれども、既存の建物という意味でございまして、既存の建物がそういう抵触をしているということでございます。既存の建物、今新館と旧館で、新館のほうは使って、旧館のほうを壊してという、そういう計画なのですけれども、その意味での新館のほうが日影規制に抵触しているということなのです。
再質問 2番 金木直文
余り突っ込んで聞くと何か大問題になりそうな気もだんだんしてきたのですが、この問題、では解決するための方法はどんな方法が考えられるのかどうか、その点お聞きしたいと思うのです。
答弁 教育長 山口芳徳(教育長は2023年3月まで)
現時点ではいろいろ方策という部分を探っている状況で、一般的にどういう方策があるかということでは道とかにも相談をしている状況でございます。
再質問 2番 金木直文
そういった、これまでのお聞きしたところ、これ以上具体的に聞いても検討するとか方法探るぐらいの答弁で終わってしまうかなという気になってきたのですが、そういった問題であれば、うちら議会は委員会でも示されておりますし、マネジメント計画の中にも盛り込んでいるわけですから、どこかの時点で説明するなり、もうちょっと早い対応というのか、この本議会の場でこういった答弁をされるよりは、何か違う対応してほしかったなと思うのですが、この後私はお聞きしたいと思っていたのは、この中央公民館の建て替えが1年、2年おくれたことによる影響です。先ほど寺沢議員のほうでは天売の複合施設の問題と焼尻小中学校の問題、かなり詳しくやりとりしましたので、私はその点には直接は触れませんが、ただ私のこれまで考えてきたところでちょっと言わせてもらえば、マネジメント計画によれば今後中央公民館の建て替え、マネジメント計画の中にのっている予算額、これ私なりに集計したのですが、中央公民館では9億906万円、羽幌小中学校の教頭宅建築で2,990万円、これはマネジメント計画、実際には7,000万ほどの計画になっていると思いますが、そのほかに天売複合施設が4億5,889万円、焼尻教員住宅が4,955万円、あともう四、五年先には羽幌小学校長の校長宅が改築になります。これもマネジメント計画では2,990万円ですが、実際には恐らく7,000万ぐらいにはなるだろうと。そのほかにも天売教員住宅、今3棟あるかな。3棟ある天売の教員住宅も順繰り、順繰り建て替えて、1億3,804万円。そうなると、合計16億を超えます。16億1,534万円、これが平成36年度までの教育関連の建設費の総額。今年、来年で武道館も建て替えておりますし、先ほどの話を聞けば、焼尻小中学校も今後どうなってくるか、入ってくるのかどうかと思いますと、非常に予算の規模も大きくなりますし、町長も大変頭を悩ませられたのだろうとは思いますが、こういった問題はやはり本議会が始まる前にわかるだろうなと私は思うのです。ですから、もし緊急で先ほどの天売の計画を一時ストップしたいということであれば、本当に大きな方針の転換になりますから、緊急でも委員会や議会を招集していただければ、1日、2日あれば、大体羽幌町にいるのですから、突発、用事のある人は1人、2人欠席したにしたって、委員会を開いて、町側からこういう説明があったということになれば、またいろんな協議の方向とか方向性見えてくるのではないのかなと私は思って、先ほどの質疑も聞いていました。非常に予算をどうとるかというよりも、命の問題が大事だというのも私もどきっとしました。確かにそのとおりだと思って聞いていましたが、かといって何か建てるとなれば予算がなければ何も建たないというところをみんなで協議しながら、考えながら進めていくというのがやはり本当の進め方なのではないかなと思うのです。今るる私はいろんな項目申し上げましたけれども、私の質問がざっくりとした質問だったので、答弁も関係機関と協議しながらという答弁で終わっていますが、改めてそういった進め方、検討の仕方について何かお考え、今の時点でお答えいただけるところあればお聞きしたいと思いますが、いかがですか。
答弁 財務課長 大平良治(財務課長は2024年3月まで)
お答えいたします。金木議員おっしゃられるとおり、大きな事業続いていく予定になっていたものが今ちょっととまっている状況になっております。いろんなものまずどうするかという検討が進んでいった段階で、全体的に予算の確保ですとか財形の確保もございますので、少しずつ検討が進んだ段階でどのように進めるかという形でまた内部の協議を進めて、あと委員会等にもご説明しながら進めていく形になると思います。
再質問 2番 金木直文
それでは、質問は以上にしたいと思います。本当に教育関係施設、改めて見てみますと非常に重要な施設でありますし、児童・生徒の直結した建物、住民の人たちの直結した建物ですので、非常に慎重に、また詳細にきめ細やかな対応を今後もぜひお願いをいたしまして、私の質問を終わります。