みんなの議会

羽幌町議会 平成28年第2回定例会 2016年3月8日

(1)福寿川護岸の整備について/(2)ハートタウンはぼろ町有化検証について

2016年3月8日、羽幌町議会の一般質問で、金木直文議員が「福寿川護岸の整備について」「ハートタウンはぼろ町有化検証について」について質問し、町長 駒井久晃、建設水道課主幹 宮崎寧大、副町長 江良貢が答弁しました。

質問者
金木直文 議員
答弁者
町長 駒井久晃、建設水道課主幹 宮崎寧大、副町長 江良貢

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 2番 金木直文

それでは、私から大きく2点について質問をしたいと思います。まず、1つ目、福寿川護岸の整備についてであります。福寿川河口部の右岸域において、現在小型船の係留施設として利用している箇所を中心にその前後の護岸整備がなされていません。この問題では、これまで幾度となく議会でも取り上げられており、平成23年9月定例会の一般質問において、当時の町長はどの程度のものが考えられるかということも含めて(計画を)立てていかなければならないと答弁し、整備を進めていく必要性があるとの認識を示しています。先日の2月22日に行った北るもい漁協と当議会総務産業常任委員会との意見交換、懇談会においても、昨年の大雨等による護岸の崩壊並びに浸食により船体への損傷及び作業スペースである仮設桟橋に際し危険が生じるとして護岸の整備や景観の改善を町に要望しているとの説明を受けたところです。こうしたことから、町としてこの現状をどう見ているのか、28年度においてはどのような整備事業を予定しているのか、今後において中長期的な視野での整備、改善計画の立ち上げなどの見解を示してください。次に、大きなテーマ2つ目です。ハートタウンはぼろ町有化検証について伺います。平成26年実施の町長選に当たり、駒井町長の大きな公約とされていたハートタウンはぼろ町有化検証について、このたび検証結果の報告がなされました。この検証事業については、昨年6月定例会での補正予算で否決となったものの、9月定例会において検証内容、予算を修正し、可決されていたものであります。町長も出席された2月23日開催の中心市街地活性化等調査研究特別委員会において、この検証報告に対しての町長の見解が聞かれなかったこともあり、今後の検証結果の活用についても伺う機会を逸してしまいました。これまでの議会、委員会等で町長は、検証内容、検証結果の活用などについて、委員会等を開催して、その中から意見をいただいた上で弁護士など専門の方にさらなる検証の作業についてお願いをしたりという形で進めることがいいのではないかとも答えられています。以上のようなことから、以下の点について質問をいたします。(1)、検証内容において、ハートタウン買い取り価格については昨年9月1日開催の特別委員会では、当然行政財産はこういう価格だよという判断をしたというところもありますので、それについては当然検証の対象になりますし、そういうふうな位置づけでその価格を設定したのか、その根拠はどうなのだという部分も含めて検討していく形になると思うと答えていることから、このたびの検証対象になっていたのではないでしょうか。また、会社設立からの検証としていたはずでありますが、会社設立当時の検証報告内容が見当たりません。さらなる検証も含め、このたびの検証報告に対する町長の見解はどうでしょうか。(2)、今後の検証結果の具体的な活用方法について、今後の行政運営に反映させることを目的にしていることから、ハートタウンや中心市街地の活性化のためはもとより、貴重な教訓として他の類似事業へのルールづくりなどの検討を行う考えはないでしょうか。以上であります。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

金木議員のご質問1件目、福寿川護岸の整備についてお答えいたします。現在小型船の係留施設として利用している当該箇所については、河川区域であり、小型漁船が一時的に係留し、河川敷の部分を物揚げ場として利用しているものであります。この利用形態は、港湾施設の狭隘によるものであり、漁船は原則港湾施設を利用するとの考えから、港湾施設が整備されるまでの暫定的な措置であるものと認識しております。議員ご指摘の護岸の整備については、平成23年9月定例会での福寿川河岸の整備に関する一般質問の中で、当時の町長が当該箇所周辺の整備に関する年次計画の必要性について答弁したものであります。このことを踏まえ、河川または港湾道路護岸としての整備の可能性について関係機関と協議したほか、平成25年度に羽幌橋から南2条通りまでの道路舗装及び係留施設の補修、平成26年に遊歩道の設置、今年度は係留施設の一部補修を行ったものであります。今後の整備については、当該護岸が対岸に比べ老朽化が進んでいるため、補修する必要がありますが、現在の利用形態が暫定的な措置であるとの考えから、平成28年度においては必要最小限の措置として係留施設の補修経費を予算計上しているところであります。また、国直轄港湾事業では、船揚げ場(南)の整備が予定されており、係船についての状況が改善されるものと考えております。このため、船揚げ場整備後の利用方法なども考慮した上で関係機関と協議を進めてまいりたいと考えております。次に、ご質問2件目、ハートタウンはぼろ町有化検証についてお答えいたします。1点目の検証の内容とさらなる検証についてでありますが、検証内容については先ほどの小寺議員に対する答弁でも申し上げましたが、昨年6月に開催された中心市街地活性化等調査研究特別委員会において施設購入に至るまでの事務処理、購入価格の妥当性、施設運営に対する町の関与、会社の経営内容、会社に対する町の関与を実施対象としたい旨の説明を申し上げ、同月の定例議会に補正予算案を提出させていただいたところでありますが、否決されましたことにより9月の特別委員会での意向も踏まえ、最終的には株式会社ハートタウンはぼろの経営内容と株式会社ハートタウンはぼろに対するこれまでの町の関与の2点に絞った検証内容で提案し、決定されたものと認識しております。また、昨年9月に開催された特別委員会における買い取り価格に関する発言については、質疑において検証の経過で新たな疑問が発生した場合については、検証対象になるとの考えを説明したものと認識しております。また、設立当時の検証報告については、対象とする事案に対する考え方はさまざまと思いますが、会社の経営を役員に一任した問題などが触れられております。なお、追加の検証についても、先ほどの小寺議員に対する答弁でも申し上げましたとおり、専門家に委託し、検証した結果、不適切な会計処理などは発見されなかったことから、予算の伴う追加検証は現時点において予定しておりません。2点目の類似事業へのルールづくりについてでありますが、議員ご指摘のように施設の町有化関係については貴重な教訓となったところであります。今後は、このような事態が二度と起こらないようにしていくことが重要でありますので、ルールがなくとも当然の姿勢として職員一人一人が町民目線で事務事業を進めていくという意識をさらに定着させてまいりたいと考えております。以上、金木議員への答弁とさせていただきます。

再質問 2番 金木直文

それでは、再質問をさせていただきます。駒井町長におかれましては、けさほどから大変体調が厳しいような様子でありまして、その中で一般質問の受け答えは大変ご苦労されていると思いますけれども、私は最後の一般質問者でありますので、どうぞよろしくお願いをいたします。まず初めに、福寿川護岸の整備について伺います。この整備については、私は議員になってまだ10年ちょっとでありますけれども、当然この間にもいろいろ議題や委員会等でも問題にされてきていたようでありますし、過去の一般質問の議事録などを見てみますと、相当前から実は課題になっていたような感じでありました。平成25年から26年にかけては、23年の一般質問もあったということもあってか堤防道路の舗装がされていますし、26年には遊歩道が整備をされているということで、そういう点では確かに整備は進んでいるのでありますけれども、ただやはりこの川岸といいますか、その部分については最小限の補修程度で終わっているというのが現状かと思います。現在の小型船が係留されていて、漁にも使われる、物揚げ場として使用するというための最小限の整備でとどまっているという状況であります。この具体的な護岸整備そのものについては、答弁の中ではどう考えているのかということには触れられていないと思うのですが、改めてその部分、その点についてお聞きしたいと思います。

答弁 建設水道課主幹 宮崎寧大

お答えいたします。この当該護岸の整備自体につきましては、まず多額の費用もかかるということもあるのですけれども、関係機関とのいろんな調整ですとか、クリアすべき部分があったりしまして、まずは緊急度ですとか、利用度を勘案しまして、まずできるところからやっていきたいということがございまして、平成28年度においては破損している係留施設の補修を行うということでございます。

再質問 2番 金木直文

そういうところではわかりますけれども、答弁の中でも触れられておりますけれども、現在のその部分の利用形態についてはあくまでも暫定的な措置なのだというふうにもお答えになっております。港湾内が非常に狭隘であるために船外機などはこの福寿川のほうに回っていただいているということなのだと思うのですけれども、またその一方で現在港湾部分のほうに新しく斜路といいますか、船揚げ場南の部分の工事が進められていると。それが完成した場合には、現在福寿川で利用されている船外機小型船の方々もそちらに移ってもらうという、そういう考えなのかというふうに推測できる答弁になっておりますけれども、行く行くはこの福寿川については漁業関係ではもう使用していただかないような方向に検討しているというのか、その辺がもう既に話し合われているのかどうか、今後の見通しといいますか、考えはいかがでしょうか。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

金木議員の質問にお答えします。不摂生でちょっと風邪ぎみで、ご心配をいただきまして、ありがとうございました。係留施設について暫定的であるから戻ってもらうのか、そういうところの話は済んでいるのかというご質問でよろしかったでしょうか。その部分については、担当課としては暫定的で、できたら向こうへ移ってもらうというのが妥当な話だろうと。それから、船揚げ場については大型船がフェリーが新埠頭に移った関係で入ってきたのですけれども、静穏度がよくないというようなことで船揚げ場を急遽、急遽と言ってもちょっと問題があるかもしれませんが、そういう形でできまして、そうすると小型船がここへ入れるというような状況になりますので、その状況をでき上がってからまた見て協議をしたいというのが担当課との話でございます。よろしいでしょうか。

再質問 2番 金木直文

その船揚げ場ですが、今港湾部分につくっている部分なのですが、工事は順調なのか、いつごろ完成するのか、お聞きしたいのですが。

答弁 建設水道課主幹 宮崎寧大

お答えいたします。船揚げ場の南の整備につきましては、予定としましては平成28年度の完了の予定でございます。

再質問 2番 金木直文

28年、今年完成ということになりますね。予想としては、まだまだかかるのかなという思いもありましたけれども、であれば当然漁協の方々や現在利用されている方々との話し合いはどんどんすべきではないかなという気もいたします。先日の漁協の方々との話の中では、まだまだ当然先だろうというような憶測的な発言もされていたように私は記憶があります。であれば、単年度、単年度の補修ではなくて、もうちょっと長期的に利用できるような福寿川のほうを整備してもらえないものなのかと。何ならば自分らも幾らかは費用は負担してもいいのだというようなところまでの発言もあったものですから、あえて今回お聞きをしたということもあります。先ほど一番最初の質問では、大がかりな福寿川の整備では多額の費用もかかって各方面にもいろいろクリアすべき問題もあると。この場ではなかなか言えない部分もあるのかと思いますけれども、まずは今利用されている漁業者の方々との話し合いなり、今後の方向性の一致なりということをやっぱり急ぐべきではないかと思いますが、その点改めてお聞きしたいと思いますが、いかがですか。

答弁 建設水道課主幹 宮崎寧大

お答えいたします。この整備の完了と同時進行でちょっと遅い部分もあるのかもしれませんけれども、最終的な意思確認も含めて関係機関とも協議を進めていきたいというふうに考えております。

再質問 2番 金木直文

私は、この問題についてはやっぱり大きく2つに分けて考える必要があるのかなという気がいたします。古くから暫定的とはいえ漁業者が利用してきていたという問題が1つと。それから、漁業者が利用していても、していなくても、誰が見てもだんだんとこの部分は非常に浸食されてきている、見た目にも景観的にもよろしくないといいますか、そういった本来の川の整備という意味では必要な場所ではないかなということ。ですから、今後中長期的な部分、確かに費用は大分かかると思います。でも、費用がかかるといいながら手をつけないではいられないのではないかなと私は思うのです。今回町長の町政執行方針の中にも1つは1次産業の支援ということもうたっておりますし、その一方で自然環境や景観の保全ということもうたっております。福寿川は準用河川であります羽幌町の管轄、町長が管理者ということになりますから、町費単独でということになれば当然それなりの金額はかかるのでありますけれども、そこは条件は本当に厳しいだろうと思いますけれども、まずは現在どんな状況なのか、その状況の調査を行いながら、例えば5年ぐらいの計画で少しずつ基金をためながら、幾らかたまったところで町債、幾らか借金もしながら数年後、5年後、6年後には工事にかかるといったようなことをできるかどうかということも含めたそういう検討を進めていくべきではないかなと、私はその辺思っているところでありますけれども、すぐ今工事計画を立てて工事すれとは私は言いませんけれども、工事着手に向けた検討に入る、どのぐらいの費用がかかるのかといった問題がクリアしなければいけないのかといったことも含めた検討ぐらいはこの後入っていくべきではないかなと私は思いますけれども、いかがでしょうか。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

金木議員のご質問にお答えします。5年かかってでもいいから、前向きな取り組みをということでございますが、この答弁に書かれているものは、以前といいますか、昨年も予算計上されていまして、ヒアリングで落とした経緯もございましたけれども、そういった前向きな方向で考えたいというような答弁になっているものと解釈しておりますし、また漁協の一番偉い方からも直接陳情といいますか、お願いもされておりますし、そのほかの議員も何名かよろしく頼むというようなことも言われております。ただ、町長といたしましても右から左に、よっしゃ、わかったというような金額ではございませんので、そこのところをひとつご理解いただきまして、この辺の答弁でお許しを願いたいと思いますので、よろしくお願いします。

再質問 2番 金木直文

無理やり答弁を引き出そうとは思っておりませんので、できるならば改善はしたいというような思いでいるということは一致したかなと思っております。できるならば、河川法があって法律上は今のところは無理なのだろうと思うのですけれども、今後台風等で大きくえぐれたとかということになれば、災害復旧のそういうメニューに上がったりということも考えられるし、そんな災害は起こってほしくはないのでありますけれども、今後に向けては国からの支援ということも視野に入れながらぜひとも前向きに検討していただければと思います。それでは次、ハートタウンの町有化検証について伺います。まず、一番最初私がお聞きしたいのは、先日の2月23日の特別委員会の中で私が町長の見解はいかがなのですかと伺ったところ、それに対する答弁がされなかったと。私は、そのときいただいた資料を何度も何度も読みました。もうほとんどゆうべは徹夜状態で、どうやって何を聞こうかと思って、そんな思いでずっといたわけでありますけれども、先ほどの小寺議員も同じように見解はどうなのですかとお聞きしたところ、町長が今回の結果、法的にも会計法上も何も不正常なところはなかった、これ以上は検証するつもりはないということで答えられていますけれども、それは見解ではないのではないかなと私は思います。見解といえば、どのように理解したかと、この報告内容を読んで町長はどのように理解をしたのか、どのような感想を持ったのかと、平たく言えばそういうことではないかと思うのです。先日の委員会でも私は言ったと思うのですけれども、何回も読み返すたびに私自身はやるせなくなったと思いますといいますか、平成16年当時に戻ってしまうわけです。この事業を立ち上げて、予算化されて、16年度の年度予算でこのハートタウンの建築計画が出されて予算案を通したと。通したその議員の一人でも私はいるわけで、それが現在このように町が改めて検証しなければならないような事態にまで陥ったということについて非常に私も残念で、そういうような気持ちなのです。そういった同じ思いなのかどうか、当時も駒井町長は議員でいらっしゃったと思いますけれども、町長はこの内容について改めてそういう見解、今後検証するのですか、しないのですかということを聞いているのではなくて、どのような思いで読まれたのでしょうかということでお聞きしたいと思います。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

金木議員の質問にお答えします。平成16年からのお話になりましたけれども、私もその当時も反対といいますか、いろいろありましたけれども、今回の件については私自身は残念な結果と言わざるを得ないと。ただ、小寺議員の質問にもお答えしましたとおり、検証していただいた方から、不適切な会計処理等はなかったというような状況でございますので、これ以上手をかけるすべがないというような状況でございます。また、繰り返しになって大変失礼かとも思いますけれども、昨年の6月の時点の委員会での説明、それから補正予算の否決といったことがやはり私からすると選択肢が狭まれたような、そんなような状況でございましたので、さらなる手続を踏むような手だてが途切れたというような状況が正直なところでございます。

再質問 2番 金木直文

今町長が、去年の6月、9月の補正予算についての答弁がありましたけれども、その当時の思いを私は、今さら何を言っているのだと思われるかもしれませんが、あのときは確かに票的には10対ゼロだったとは思いますけれども、でも反対に回った、例えば私は何も内容がだめで否決をしたつもりではありません。ただ、内容が出されたのが前の日の委員会だったと思います。定例会が開催されたその初日だったか、その前の日に例えば300万円で弁護士や不動産鑑定士らを含めて300万円で検証する。その日言われても、私はそれが果たして高いものなのか、安いものなのか、全然見当もつかないし、そういった法的な法律的な専門の知識もありませんし、少し時間が欲しかったというのが正直なところであります。ですから、当然買い取りの価格がどうだったかということも検証してほしかったし、そういった意味では先ほど余り詳しくは、さっきの小寺さんの質疑には戻りませんけれども、私も最初の質問の中でも触れているとおり、昨年9月1日の委員会では買い取り価格についても検証するのだろうというやりとりの中でありましたから、そういうつもりで先日の委員会までおりました。先ほどは、そのときにぜひとも買い取り価格について検証もしてほしいのだと質問をした議員にも確かめましたけれども、もし何かあったらさらにやってくれという意味ではなかったと。私も最初から買い取り価格はやってもらえるものと思って、そういう思いで質問したというふうに聞いております。そのときに答えられたのも、その段階を踏んだ検証ではなくて、町内でその建物、財産を幾らで買うかということは町の行政マンが決めたわけですから、その判断はよかったのかどうかというのは当然行政マンとして判断すべき問題だというような答弁であったのだろうと私も思っております。先ほどのことになりますので、そういった思いの議員がいるのだと、10人が10人全然何もかも反対で300万円は高くてけしからんという意味の反対ではなかったということは理解していただければと思いますが、そういった意味でこの後は、さあ、どうですかと、さらに検証はといっても先ほどの答弁なのだろうと私は思いますので、あえて重ならないようにしますけれども、町長の答弁の中で貴重な教訓となったという点では一致をしています。貴重な教訓、どんな教訓なのか、1つ、2つ、幾つか上げていただければと思います。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

類似事業へのルールづくりなどについてでありますが、議員ご指摘のとおり施設の町有化関係については貴重な教訓となったところでありますと述べております。これは、やはり私は反対していた当時議員でもありましたので、適正か適正でないかというようなことは自分が今後町政の執行者として当然やってはならない、そういう類似なことはしてはいけないというような意味で申し上げたところでございます。

再質問 2番 金木直文

今後の類似的な事業では、もちろん参考にするという、そういう教訓なのだろうと伺いました。町長が答えられていますけれども、このハートタウンの計画には反対だったというふうにおっしゃられておりますけれども、16年の予算案が出されたときには私は全会一致だったように思います。そういう意味で、確かに内面的には賛成しづらいとかいろんな疑問を思いつつも採決では賛成しましたよね。私も賛成したのですが、その点ちょっと、先ほどは反対だったとおっしゃるのですが、はっきりさせていただいてよろしいですか。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

それは、当時賛成したのであれば、やはり多勢に無勢という言い方も大変失礼ですけれども、6月の補正予算と同じことかもしれませんけれども、そういうような形でございます。

再質問 2番 金木直文

貴重な教訓として、やっぱり一番大きく上げなければならないのは、報告書の中でたしか町の職員から聞き取った部分だったと思います。多額の補助金等を支出し、事業を推進してきたことから、財務状況や経営見込みについて要所、要所で実態の把握を行うなど、会社に対する指導を徹底すべきであったと。つまり多額の補助金を出して行う事業については、やはりきちんと相当厳しい目で見ていかなければだめだということが上げられているのだと思うのです。この点について言えば、例えばこのハートタウンは第三セクターでありましたから、第三セクターについてはこういうふうにしなさいというような当時というか平成21年には総務省から第三セクター等の抜本的改革等に関する指針、これはたしか買い取り云々をちょうどやったときにも、議題になったときにも担当課財務課からでしたか。こういうような指針が出ているということを説明を受けたように思っております。ただ、ここのハートタウンについては、公的資金の支援ではなくて、財産として買い取るのだということ、あくまでもそういう形でした。財産として買い取る以上は、赤字だから財政補填をするというような形ではなかったわけですから、またちょっと違うのかなとは思いますけれども、ただこういった今回の検証内容の結果から見ますと、今後は例えば同じような事業があるかどうかわかりませんが、民間が新たな第三セクター事業を立ち上げて、町も国もそれに補助金を出していこうかというようなときには相当厳しい条件になるのだろうなと、そういう意味で私は思っておりますけれども、あるいは第三セクターでなくても今後は例えば6次化の事業とかも今補助を出そうとしておりますけれども、民間のほうでいろんな6次化の事業を組んで立ち上げようとしている、それに対して町も補助をする形になっていますけれども、それについても相当厳しい目で審議、吟味するのだろうということになると思いますけれども、そういったルール化しなくても当然行政の運営に反映させていくということであれば、そういうような理解でよろしいでしょうか。

答弁 副町長 江良貢(副町長は2018年9月まで)

ただいまの質問にお答えします。第三セクターといいましても、今回のハートタウンに関係しましては補助金として交付していますので、その補助金の対応につきましては適正化法という法律に基づいてされるものというふうに認識しておりますし、今後第三セクターを設立して事業展開をするという段階におきましては、当然金木議員がおっしゃられたとおり、いろんなことを含めて総合的に考えながら進めていきたいというふうに考えております。

再質問 2番 金木直文

その大変厳しい目で対応していかなければならないというのを口頭で言っているだけでは、やはり私はちょっと足りない、手薄ではないかと。もう一、二年すれば退職される方もおりますし、私もあと何年議員やっているかわかりませんし、代々かわっていくわけですから、5年後、10年後の町職員がこのようなことがあったと。では、今度またきちっとということにならないと思うのです。ですから、それを何らかの例えば条例がいいのか、内部的な規律がいいのか、それはわかりませんが、本当に将来にわたって教訓となるようなもの、形になるようなものを検討すべきではないかというのが私の今日の結論であります。この点についてお考えをお願いいたします。

答弁 副町長 江良貢(副町長は2018年9月まで)

今の金木議員のおっしゃっている内容については、どのように判断したらいいかという部分で、ルールづくりといいましても、当然第三セクターであればいろんな形態があるわけで、なかなかそれをルール一つつくって対応するというのは非常に難しいのではないかなと。行政として判断するわけですから、当然継続性だとか、そういうものも考慮した上で事業展開をしていくわけで、そういう意味ではそういうルールという形がなくても判断はできるものではないかなというふうに思っております。

再質問 2番 金木直文

最後は、答弁はいいですが、ぜひ私は可能であればやっぱりルール化すべきではないかなと思います。議会、町だけで検討するのではなくて、町民がこれで納得するのかどうかというところにやっぱり視点を置いていただきたいと。その検証結果にも出ていますけれども、町民への説明不足というのも1つ出ていたと思いますので、そういったことをきちんと加味すれば、さらにもう一歩進んだ対応ということをぜひ求めまして、一般質問を終わります。

出典:羽幌町議会 平成28年第2回定例会 2016年3月8日 議事録 PDF(43ページ) 間違いを知らせる