みんなの議会

羽幌町議会 平成26年第6回定例会 2014年9月17日

舟橋町政の評価とハートタウン町有化後の課題

2014年9月17日、羽幌町議会の一般質問で、金木直文議員が「舟橋町政の評価とハートタウン町有化後の課題」について質問し、町長 舟橋泰博、産業課商工労働係長 大平良治、産業課長 江良貢、財務課長 三浦義之が答弁しました。

質問者
金木直文 議員
答弁者
町長 舟橋泰博、産業課商工労働係長 大平良治、産業課長 江良貢、財務課長 三浦義之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 2番 金木直文

舟橋町政の評価とハートタウン町有化後の課題と題しまして質問をいたします。舟橋町長におかれましては、今期任期中の最後の定例会となる本9月定例会に先立ち、先月次期町長選には出馬しないとの意向を表明されました。町長として在任された4期16年についての町長自身の評価や中心市街地問題を初めとするまちづくりの課題などについては、本年3月定例会の一般質問でも取り上げられていたところですが、その後にハートタウン町有化を決定させてからの今期限りの勇退表明となりました。これで任期を終えられるとすると、ハートタウンを町有化した町長との印象が強く残り、そのハートタウンを初めとする中心市街地問題は舟橋町政が残した宿題ともなるのではないでしょうか。こうした一連の課題について以下質問をいたします。1つ、本年3月定例会一般質問での答弁を踏まえて、さらにハートタウン問題及び中心市街地活性化に係る施策についてどう評価されているでしょうか。2つ、ハートタウンを初めとする中心市街地活性化に係る今後の課題をどう考えておりますでしょうか。3つ目、ハートタウン町有化の事例に見るように町民や議会の間でも大きく意見が割れる問題について行政はどう対応すべきと考えるものでしょうか。以上、質問をいたします。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

金木議員のご質問にお答えをいたします。1点目の中心市街地活性化に係る施策の評価についてでありますが、中心市街地活性化施策につきましては、中心市街地の空洞化による衰退が著しくなっていた商業環境を初め、疲弊する町の活性化には必要不可欠であるとのことから、安心、快適な中心市街地のための環境整備、気のきいたサービスを誇る商業環境の整備、利便性が享受できる生活サービス、生活環境の充実を目標として推進してきたところであります。町が主体となり、実施予定でありましたハード事業について、関係機関との協議までとなりましたことや商業複合施設ハートタウンはぼろを核とした事業をTMOや商工会と連携しながら展開できなかったことにつきましては深く反省をいたすところであります。施設内にキーテナントが不在となっていた約2年間と今日の状況を顧みたとき、本施設が中心市街地の核として地域ににぎわいや活力を与えていることを改めて実感し、今後の活性化に向けて一定の成果があったものと考えております。2点目の中心市街地活性化に係る今後の課題についてでありますが、中心市街地全体にどのようにしてにぎわいを波及させるかが重要な課題であると考えております。中心市街地のにぎわいは、以前に比べ取り戻せているものの、人の流れにつきましては狭い範囲に限られているようにも感じております。中心市街地を活性化させるためには、点だけではなく線や面での集客を考える必要があります。町なかに戻った人の流れを周辺商店街にも広げ、さまざまな個店にも波及させるため、今以上に商工会を初め各商店街とも連携し、一過性の事業だけではなく、長期的な事業を継続的に実施するなど、年間を通して町なかに人の流れを生み出す取り組みを積極的に推進することにより活性化が図られるものと考えております。3点目の意見が割れる問題での行政の対応についてでありますが、これまでもさまざまな課題や懸案事項があった中、私の行財政運営の基本スタンスである町民と目線を同じくし、町民と情報の共有と対話によるまちづくりを追求してきたところであり、議会はもとより協働のまちづくりとして行政への積極的な町民参加を促進するための町政懇談会やふれあいトーク、各種行事での貴重なご意見や数々の要望、また各種計画作成時における委員会など企画段階からご参加いただく機会の提供に努めてきており、町民との直接対話の中から施策の方向を考え、実行する姿勢は今も全く変わっておりません。しかし、個々の価値観やニーズが多様化する現代社会において多数の町民からご同意をいただけることが困難な場合もありますが、間接民主制をとる現在の地方自治制度を鑑みますと、最終的な判断については今後におきましても議会において決定していただくことが望ましいと考えております。以上、金木議員への答弁とさせていただきます。

再質問 2番 金木直文

それでは、再質問をさせていただきます。16年前に町長は、民間出身の町長誕生ということで大いに期待されてスタートをしたと伺っております。当時私はまだ羽幌には戻ってきておりませんでした。私は、町長の2期目のときからのかかわりということになります。途中落選をしていた時期もありますが、12年間の舟橋町政とかかわってきたことになりますが、私は議員としては是は是と、非は非と、当然でありますが、議員就任1年目から反対を申し上げたということもありました。特にこの4期目では大きな課題が2つありました。認定こども園の建設と、それからハートタウン町有化の事業と、この大きな事業2つにかかわって、非常に大問題でありましたから、それまでの町長の功績も何か一遍に吹き飛んでしまったといった感を私は持っております。この点では非常に残念と感じざるを得ません。答弁の中では、ハートタウン1階にキーテナントが入ったことで地域ににぎわいや活力を感じていると、一定の成果があったというふうに評価をされております。確かに印象的、感覚的にはそう思えますけれども、その一方で他のスーパーや小売店では売り上げが落ちたと聞いています。また、キーテナントとして出店をしたところでも当初の売り上げ目標には届いていないということも漏れ聞こえているところであります。こういったことも含めたところでは、町長自身はどう評価されているのかお聞きしたいと思います。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

今金木議員の現実にはそういうことになっていない、売り上げも含めた中でなっていないということであります。正式に正確には数字的に何も調査はしていないというか、それこそやはり漏れ聞くということでしかないという状況の中で見た目、感じ取った目で今回答弁しております。そういった意味ではそれ以上の何物もないというふうに思います。

再質問 2番 金木直文

この時期になって改めて調査をということを町長に申し上げてももう時間はなくなってしまいますけれども、町行政としてはこの問題は一貫してまだこれからも続くわけですから、当然必要な調査は行うべきであろうと思います。そういったことも含めて、3月の定例会でも町有化のための税金を投入することによって税収が上がるとか雇用がふえるとか、ひいては町の財政のためになるのだというようなやりとりもあったと思いますが、果たして本当にそうなのかどうか、そうなったかどうかをどこかの時点でやはり検証していくことが必要だと思いますが、それは今後の課題という中でも触れていきたいと思いますけれども、この時点でもしお答えあればお願いします。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

議員がおっしゃられるとおり、やはり物事の大きな変化の中で今後、いろんな経緯があった中での取り組みだとか残された課題というものもありますし、そういった意味ではより我々が求める活性化というその方向性を求めるためにもその内容を精査、また調査等必要かというふうに思っております。これからの質問に出てくるのかもしれませんけれども、いわゆる活性化への振興策への取り組みということの中での一つの大きな作業になろうかというふうに思います。

再質問 2番 金木直文

それで、今後まだ残されている課題、今の町長の答弁では細かな点については答弁はされておりませんけれども、ざっと思いつく問題を取り上げながら、ちょっとやりとりをしていきたいと思います。時間にも限りがありますから、時計を見ながらの質問ということになりますが、今年の7月末にハートタウンはぼろの利用計画についてというチラシ、表裏A4判1枚のチラシが町内回覧で回されました。この中に明記された入居テナント賃貸料の格差、これに非常に驚きの声が出たと思います。あるテナントは月23万、またあるテナントでは111万という数字が一目瞭然に記されていたわけですから、非常に驚きの声、こんな状況だったのかということだったと思いますが、このチラシの一番最後に本施設及びこのチラシに係るお問い合わせは下記までというふうにも印刷されていました。実際問い合わせや意見など町民、住民からあったのかどうか、どのぐらいあったのか、もしあればその内容も教えていただきたいと思います。

答弁 産業課商工労働係長 大平良治

お答えいたします。チラシ配布後私どものほうでお電話を受けたのが1件ございます。ただ、1件につきましても受けた段階でまだ手元に賃料の書いてあるチラシが届いていないのだけれども、ちまたでうわさになっているその金額の格差というのは本当なのだろうかというお問い合わせが1件ございました。私のほうで受けているのは、その1件でございます。

再質問 2番 金木直文

なかなか、かといって何十件も何百件もという、そういう考えにならないという住民も多いと、わざわざ電話までする必要もないと思うのかもしれません。ただ、私の周りでは非常に驚きというのでしょうか、こんな状況でいいのかという意味の声が多数あったということを伝えたいと思います。それで、町有化になった後は、ではこういった問題をどうするのかと。3年後の契約更新というふうにも言われています。そのときまでにはまた何らかの動き、話し合いがなされるというふうにも言われていますけれども、そんな3年後まで悠長に待っていていいものではないと思うのですが、今すぐにでも協議なり、検討なり必要ではないのでしょうか。その点はいかがですか。

答弁 産業課長 江良貢(産業課長は2014年9月まで)

質問にお答えします。今のテナント料の関係ですけれども、基本的には今まで説明してきたとおり従前の会社の契約を町が引き継いでいるという状況であります。今後につきましてですけれども、いろいろ町としても基本的にテナント料の再算定等々については検証していくというようなことも説明しておりますし、そういう意味で今後それぞれのテナントとそれぞれの単価契約等々については交渉をしていくという形になろうかというふうに思っております。ただ、契約期間が3年、最短3年ということでありますので、その3年以内にテナント料が改定になるかどうかというのは、その契約の趣旨からいいますとなかなか難しいかなというふうに思っております。

再質問 2番 金木直文

率直な疑問としてお聞きしたいと思います。賃貸料、月です、高いところがあり、低いところがあり、非常にアンバランス、公平さに欠いている、誰が見ても思うところだと思うのです。もしも高いところがうちはもっと低くしてくれとかいうような要請、要望などが来た場合には当然話し合うのだろうと思うのですが、既にそういうような動きとかはないものなのかどうか。いかがでしょうか。

答弁 産業課長 江良貢(産業課長は2014年9月まで)

お答えします。現状のテナント料の改定等々についてそれぞれテナントからそういう要請とかというのは今のところありません。ただ、町としては、それぞれテナントには今後3年をめどに基準となるテナント料を示しながら交渉をしていくという説明をしておりますので、それを前提にして現状そういう問い合わせがないかなというふうに判断しております。

再質問 2番 金木直文

恐らくこの問題は、議会内でも大いに割れた問題ですから、今すぐにでもやるべきだという議員もいれば、ちょっと落ちつくまで、そんなすぐ協議なんか必要ないのではないかという議員もおられるのかもしれません。ただ、ちょうど町長選挙も控えていますから、そういった時期から今協議すべきなのかどうかということはひとつおいたとしても、町行政としては迅速な対応ということをぜひお願いしたいと。私個人としては、引き続き特別委員会のほうでこうした問題を取り上げていくべきだというふうに考えているということも表明させていただきたいと思います。それから、最近土地の問題も聞こえてきます。ハートタウンの土地で今まだ個人所有となっている部分、これを町で買い取る準備を進めているというふうに聞いています。実際どういうところなのか、どういう状況なのか、具体的に説明をお願いしたいと思います。

答弁 財務課長 三浦義之(財務課長は2017年3月まで)

土地については、2名の所有者がおりまして、現在交渉中ということで、将来購入ということを前提に交渉をしているという段階であります。

再質問 2番 金木直文

これまでの議会、委員会の中でも地権者がまだ2名いるという事実は聞いておりました。ただ、それを今すぐ買い取るのかどうかという説明まではなかったと私は記憶しています。それよりも町有化、施設、土地、今ハートタウンが持っている部分の買い取りをする、しないということであって、残された個人の土地、所有者についての問題はちょっと後回しになっていたのかなと。私もこの問題ちょっと気になっていました。町で買ったら当然残っている土地も全部町で買おうということなのか、買ってくれと言ってくるのか、恐らくこういう問題も出てくるだろうなということは薄々考えておりました。現在交渉中だということですが、地権者のほうから買い取りを持ちかけられたのか、町からぜひ買いたいというふうに持ちかけていったのか、その辺の状況はいかがですか。

答弁 産業課長 江良貢(産業課長は2014年9月まで)

実は、旭川の地権者の方でありますけれども、今回の町有化に関しまして賃貸借契約の更新で旭川に出向いていろいろ話をした中で、従前はハートタウンの会社とは賃貸借契約ということで公正証書を交わして、長期の契約だったのですけれども、今回町が引き継ぐ形になって、契約の交渉している中で、そろそろその土地についても町が買ってくれるのであればみたいな話が出たものですから、それであれば町としてももともと借地の部分で公共施設というわけにもいきませんので、将来的に購入予定でありましたから、そういう意味では今後その土地についての購入について検討を町としても進めているという状況であります。

再質問 2番 金木直文

旭川のほうの地権者の状況はわかりました。もう一人地権者がいると思いますが、そちらのほうとも交渉はしているのでしょうか。

答弁 財務課長 三浦義之(財務課長は2017年3月まで)

もう一人の地権者については、これからの交渉ということで考えております。

再質問 2番 金木直文

これからのことというお答えですが、そうであればそうかとも思いますが、もう一人のその地権者というのは、既に新聞等でも報道されておりますけれども、ハートタウン側の連帯保証人であった人だと思いますが、この施設、ハートタウンの施設そのものはやはり多額の補助金を使って建てた建物であって、今回買い取りに際しては町からの補助分は差っ引いたという形ですけれども、国や道の補助金をまだ多額に残したままの、残したといいますか、そういったものを使って建てた物件をハートタウン側に支払ったと。ですから、連帯保証人、連帯保証責任を免れたという形であることは誰も否めないと私は思います。ですから、これからその人と話し合うのであれば、土地の無償譲渡も含めて低価格での譲渡を持ちかけると、そういった方向も持った上での交渉、話し合いというふうに考えるべきではないかと思いますが、その点はいかがですか。

答弁 財務課長 三浦義之(財務課長は2017年3月まで)

土地の購入については、いろんな形があろうかと思いますが、相手もありますので、その方との交渉の中身によって議員の言った選択肢も踏まえながら、交渉を進めていきたいと思っています。

再質問 2番 金木直文

それから、もう一つ、今回の定例会の補正予算案の中にハートタウンが借り受けたふるさと財団からの融資分の償還金が計上されていると、これも新聞報道されております。ハートタウンが借り受けたいろんな融資があっただろうと思います。そういう各種融資の返済は現在どうなっているのでしょうか。

答弁 産業課長 江良貢(産業課長は2014年9月まで)

この協調融資等々につきましては、会社側が借り入れたものでありますけれども、それについては返済は終わっているというふうには聞いております。書面で確認したわけでないので、一応話としてはそういう形で伺っております。

再質問 2番 金木直文

それで、ただいま申し上げた今回の補正予算の中身についてですが、これは午後からの一般議案の中でやりとりもできますから、ここでは細かいことはお聞きしませんけれども、数字を見ますと1〃552万円が歳入として入っていて、償還分が2〃250万というふうになっています。これの出どころです。ハートタウンがどこから捻出したのか。1億5〃400万の中なのか、それ以外から捻出したものなのか、その辺はどう押さえたらいいのでしょうか。

答弁 財務課長 三浦義之(財務課長は2017年3月まで)

今回補正上げている中で、そこで予算の中で改めて説明はいたしますけれども、今おっしゃられた中身ですと、まず制度の中身を説明しないとちょっと理解できないのではないかと思うのです。若干制度の中身説明させてもらってもよろしいですか。ふるさと財団という中身あるのですけれども、地域振興を目的とした貸付制度であります。一般財団法人ということでの地域総合整備財団、いわゆるふるさと財団です。ここに自治体が地域総合整備事業債という借入額を起こして、その財団に貸し付けると。それを原資として民間が地域総合整備資金という借り入れを行うということであります。償還については、それぞれ償還の中身が違いますから金額は一致しておりません。この中で償還額が羽幌町のほうにふるさと財団を経由して戻ってくるお金と羽幌町が償還する額と異なりますので、今回2〃250万円の元金償還をした中での原資1〃552万円という諸収入の中でありますけれども、それを不足する分としては初めに戻ってきた減債基金に積み上げてきたお金を充てて、合わせて返していると。ですから、最終的には償還額イコールになるということでございます。

再質問 2番 金木直文

今伺った中ではちょっとすっかり理解できません。改めて補正の中でもお聞きしたいと思います。もう一つ、結局町が買い取った1億5〃400万の使われ方がどうだったのかと。今回収入として入ってきた中になるのかどうかというのをお聞きしたかったのですけれども、またそのほかにハートタウン最初の資本金6〃000万のうち町は2〃000万を出資していたと。この資本金は現在どうなっているのかということですが、現在、現状をお聞きしたいと思います。

答弁 産業課長 江良貢(産業課長は2014年9月まで)

現在ハートタウンはぼろの会社の資金といいましょうか、聞いているところによりますと大体500万程度が資金としてあるというふうに伺っております。資本金の関係については、当然6〃000万ですから、その中からというか、残務として500万程度が今あるというような形で伺っております。

再質問 2番 金木直文

残が500万ということは、ではもう既に5〃500万ほどは使われたということですね。違ったら後で違うと言ってください。今の説明だと私はそういうふうに理解しました。となると、町出資の2〃000万についてもやはり町民に知らせなければ、言いづらいことは言わない、知らせたくないことは知らせないということでは非常に問題が大きくなるだろうと。こういった問題がもしあるのであれば、引き続き私は特別委員会等で明らかにしていきたいと思います。それで……時間はまだいいですか。

再質問 2番 金木直文

意見が割れるような問題で、今回何回も5対5、5対5、5対5となったわけですけれども、幾ら議会だから賛成もあれば反対もあるとはいっても、やはりこういうようなことはしたくないといいますか、避けたいと。できるならば大多数の一致で可決するなりという方向に持っていくのが地方自治では大変大切なことではないかなと私は思います。そこで、最終的な判断は議会であっても、やはり住民の意見や声を無視して議会で決定をするなんていうことも絶対あってはならないと私は考えています。間接民主制とはいえども、その中であっても可能な限り情報の共有だとか住民の参加だとか協働、町長が盛んにおっしゃっておられます協働の立場を貫くということであれば、今回の問題についての対応の仕方まだまだまずい面があったのではないかと私は思います。ただ、かといってどんなことができたのか。期間も限られていた、期間が限られていたとはいってもほぼ1年ぐらい、去年の6月、7月ごろから出てきた問題ですから、1年間はかかったわけですから、1年あればいろいろ住民も巻き込んだ協議会なり、検討会なりできたのではないかと。議会でも何回もやりましたけれども、そういったことをなぜできなかったかということを考えると、住民の自治を大切にして、重要だと考えている町では自治基本条例だとかまちづくり基本条例だとかというものを設けて、できる限り町民が参加、町民参加型の意思決定、あるいは情報提供といったものを考えているところもあると思います。4年前の町長選挙のときにもたしかこういった問題ちらっと表面に出てきたときもあったと思いますが、こういった住民基本条例、まちづくり基本条例をつくりながら、さらに住民みんなで検討していくということが必要ではないかと思いますが、その点についてお考えあればお聞きしたいと思います。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

今金木議員のおっしゃられた住民自治というか、住民のまちづくりに対するいろんな取り組み方、それのまたプロセスもありますし、いろんな状況の中で基本的な条例の制定だとかということも論議になってきたところではあります。今回の話は、金木議員が今おっしゃられたとおり、時間的なことやら何やらでいろいろとあった中で我々としての取り組み、そして我々と議会との取り組みの中で最終的に結果を出したものだというふうに思います。確かに住民投票ということで私もいろいろな過去を調べてみた経緯もありました。いわゆる拘束力あるものでもないのですけれども、それをつくるためのいろんな議会での論議と、条例をつくるためのということから始まるという基本的な流れがあります。拘束力もない、そしてまた過去合併絡みだとかいろんなことの中でさまざまな制約をつけながら住民投票だとかということの取り組みも事例としては本当にいろいろあります。そういった意味では、住民参加というところとその住民の意思の考えの取り込み方というか、捉え方というものについても非常に難しいものもあるというふうに思います。ただ、基本的には基本条例のごとくやはり住民の方々の行政参加というか、そういうものを促すための取り組みと、それが条例なのかどうなのかは別問題にしても、そういう体制なり、考え方なりを議会も行政も一緒になって強く持つことが大切なのかなというふうに思っております。

出典:羽幌町議会 平成26年第6回定例会 2014年9月17日 議事録 PDF(10ページ) 間違いを知らせる