みんなの議会

羽幌町議会 平成24年第3回定例会 2012年6月21日

(1)複合商業施設からのスーパー撤退問題について/(2)泉学園による認定こども園計画に対する町の対応について

2012年6月21日、羽幌町議会の一般質問で、金木直文議員が「複合商業施設からのスーパー撤退問題について」「泉学園による認定こども園計画に対する町の対応について」について質問し、町長 舟橋泰博、産業課長 江良貢、福祉課長 鈴木典生が答弁しました。

質問者
金木直文 議員
答弁者
町長 舟橋泰博、産業課長 江良貢、福祉課長 鈴木典生

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 2番 金木直文

大きく2点について伺います。まず、1つ目です。複合商業施設からのスーパー撤退問題について伺います。道新を初めとする地元新聞3紙が5月30日付で一斉に中心市街地にある複合商業施設ハートタウンはぼろに出店している中央スーパー撤退の動きを報道しました。羽幌町では、中心市街地活性化基本計画及びタウンマネジメント構想を作成し、この計画が平成14年に国へ提出され、中心市街地活性化の起爆剤として17年に完成したのがこの複合商業施設であると認識しています。つい先ごろオープン7周年を迎えたばかりのこの施設からのスーパー撤退が現実となれば、買い物客の人の流れは大きく変化し、施設の運営に多大な影響が出るものと思われます。施設建設にかかわって補助金を支出し、経営面では筆頭株主である羽幌町として今回の事態についての見解や動きでは今定例会の初めに町長から行政報告がされましたが、今後の対応など町民には全く見えていません。ハートタウンはぼろは、株式会社であっても第三セクターと位置づけられ、今後の対策責任では羽幌町も当事者であると考えられます。よって、以下答弁を求めるものであります。1つ目、今回の事態について町からの助言など、どうかかわってきたのでしょうか。2つ目、羽幌町中心市街地活性化基本計画の位置づけは、現在どうなっているのでしょうか。3つ目、複合商業施設対策を初めとする中心市街地活性化事業についての今後の対策、方向性を示していただきたいと思います。次に、大きな2つ目として、泉学園による認定こども園計画に対する町の対応について伺います。まず、1つ目、さきの3月定例会の一般質問において、町長は泉学園が計画する認定こども園は町が請負または業務委託を行うものではなく、自主的に運営するものと答弁され、質疑のやりとりの中でも福祉課長は泉学園が自主的に行うもので請負契約は発生せず、法令規定には該当しないとの見解を示されました。ところが、4月2日開催の文教厚生常任委員会において、認定こども園事業が始まった場合に3歳未満児の保育はどうなるのか、保育士の確保は大丈夫か、万が一経営に行き詰まったときには補助していくことになるのかといった疑問が出される中で、障がいを持っていることで入園を引き受けない場合はどうなるのかとの質問に、それについては契約等で定めることとなると答弁されました。町と認定こども園との間で交わされる契約等というのは、どのようなものか。また、町における民間事業者への責任、責務をどう考えているのか、明確な見解を示していただきたいと思います。2つ目、5月15日付で泉学園から認定こども園の整備計画と支援の要望が出されたことにより、今定例会に施設整備のための補正予算案が提出されています。認定こども園の場合、施設整備のための基金申請とこども園認定のための申請と二段構えとなっており、こども園の認定審査に当たっては町は道から意見を求められることになりますが、それは来年の話だといいます。施設整備のための安心こども基金活用が今年度限りと見込んでの対応のため、町の方針決定とのずれが生じていますが、先に予算を執行しておいて認定こども園を認めないというのも考えづらい状況です。この流れでいけば、今回の施設整備のための補正予算計上、認定こども園認定審査のための意見、就学前施設のあり方としての民間移行へといったレールを既に敷かれてしまったとも見てとれます。果たして町はどこまでこれらのことを関連づけて考えているのか、あるいはいないのか。町も主体的にどうあるべきか考えていくという言葉を信じてよいのか、現在の考えを聞かせていただきたいと思います。以上です。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

金木議員のご質問1件目、複合商業施設からのスーパー撤退問題についてお答えをいたします。1点目の今回の事態における町のかかわりについてでありますが、経過等については先ほどの行政報告で触れておりますので、詳細は省略させていただきます。本町といたしまして、キーテナントの撤退はハートタウンはぼろ本体の経営を悪化させるとともに、中心市街地の集客にも影響を与えることから一連の推移を見てまいりました。結果的に撤退が確定したことを受けまして、ハートタウンはぼろによる中央スーパーにかわるテナントの入店交渉について町としてできる限りのバックアップをしてまいりたいと考えております。テナントの入店につきましては、個々の会社の経営判断とハートタウンはぼろとしての会社経営の考えが一致しなければ入店交渉はまとまりませんし、近年のテナント料相場についても都市部では下落していると聞いております。極めて厳しい状況でありますが、一刻も早くテナントが見つかるよう町として努力してまいりたいと考えております。次に、2点目の中心市街地活性化基本計画の位置づけ及び3点目の中心市街地活性化事業の今後の対策等については、内容が関連いたしますことから一括して答弁させていただきます。本町の中心市街地活性化基本計画は、平成14年4月に策定をいたし、本町の中心市街地の位置づけとこの地域における向こう10年間の取り組みを定めたものであります。これまで本計画の目標達成に向け、町、商工会及び株式会社ハートタウンはぼろなどがそれぞれ各種事業の検討及び実施を推進し、昨年度をもって計画期間が終了したところでございます。しかし、中心市街地の活性化については、本町産業の発展には欠かすことのできない重要な施策であります。このため、本年策定いたしました第6次羽幌町総合振興計画において商工業の振興の基本方針として地元消費による地域経済活性化を掲げており、各種施策に取り組んでいく所存であります。今後も株式会社ハートタウンはぼろが経営する複合商業施設を活性化の核としながら、羽幌町商工会が取り組んでおります空き店舗を活用したほっと・サロンや地域商店街活性化法の適用認定による事業、さらには営林署跡地の有効活用など、関係各機関と連携を密にしながら、人を呼び寄せるにぎわいのもととなる魅力的なサービス事業と環境整備を展開していく必要があると考えております。次に、ご質問2件目の泉学園による認定こども園計画に対する町の対応についてお答えをいたします。1点目の町と認定こども園との間で交わされる契約等についてでありますが、この契約等という表現については保育事業における責務の確認を担保することを目的に、必要に応じて民間事業者との協議により作成する協議書及び協定書等をとらえ、担当課長が答弁したものでございます。また、町における民間事業者への責任、責務についてでありますが、北海道認定こども園の認定に関する条例に障がいのある子供等の受け入れに適切に配慮することが明記されていることも含め、町は町立保育所と同様に私立認可保育所に対しても保育に欠ける、欠けないの認定、保育料の設定の関与など、入所、退所に係る行政事務を行うことから現状と変わらないものと考えております。2点目の施設整備基金の申請と認定申請の時期が異なることによる民間移行へのレールが敷かれているとのことについてでありますが、認定こども園の認定とは一定の機能を備える施設を認定する仕組みであります。今後泉学園から提出される申請書につきましては、幼稚園の改築にあわせて行う新たな施設整備に対し安心こども基金を受けるためのものでありまして、認定こども園の認定については直接北海道に対し申請を行い、一定の機能を備える施設であれば認定されるものであります。その際北海道より町に対して意見を求められますが、就学前児童数や待機児童数などの現状のみを報告するものであります。また、新たな保育所設置に伴う認可申請につきましては、従来と同様保育所設置の妥当性について北海道から本町の意見を求められることとなっております。この場合において、仮に保育所の認可を取得できなかった場合につきましても、幼稚園型の認定こども園となりますことから、保育部門の運営費については厚生労働省の補助金ではなく基金の対象となりますので、町立保育所の運営に係る論議とは異なるものと考えております。このたびの泉学園の事業は、入所を希望する子供に対し生涯にわたる人格形成の基礎である質の高い幼児教育、保育を保障することを目的に実施されるものであり、現状の幼稚園の施設改修により子供たちの環境が改善されること、また親の就労の有無にかかわらず平等な教育と保育が受けられる環境が整備されるもので、町にとりましても児童福祉充実の観点から大変重要な民間の事業であり、国の補助基準に合わせ支援をしてまいりたいと考えております。以上、金木議員に対する答弁とさせていただきます。

質問 2番 金木直文

スーパー撤退の問題についてでありますけれども、本日の定例会の最初のほうで町長からも行政報告がされました。町としても、後継テナントが一刻も早く見つかるよう、また今後の経営が安定し、これまで以上に中心市街地がにぎわうよう関係機関と連絡を密にし、最大限の努力を行っていきたいと、現状での町の考え方として報告をされたとおっしゃいましたけれども、この部分で聞く分ではそつなく報告をされたのかなという思いがいたしますが、言いかえれば何か第三者的な立場での文言、言葉のようにも聞こえます。中心市街地の活性化のための対策として、何とかしていかなければならないといった決意が本当に込められていた報告だったかどうかというところで少し疑問を感じました。中心市街地活性化基本計画は、10年間の計画としてつくられたもので、ちょうど昨年度、23年度でこの使命を終えたということになるのかと思います。これも一通り私は目を通してみました。答弁の中では、第6次総合振興計画の中で地元消費による地域経済活性化を掲げているということで述べられておりますけれども、ではそのことをもって今後の中心市街地活性化の方向性ということで十分なのかどうか、そういうふうに感じ取れる人はほとんどいないのではないかと思います。ただ、10年間の計画を終えたということで、今後については具体的な方向性をまだ示されていない、部分的には商工会と連携しながらということはあるのかもしれませんけれども、過去の10年間の計画をもとに、ではこれからどうしていこうかということについて、その辺の見解、考えとかはいかがでしょうか。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

現状のハートタウンはぼろの状況の中からこれからの商店街活性化、中心市街地活性化というところでの姿が見えてこないというご指摘かというふうに思います。確かに現状の経済状況も含めながら、ここ何年もの間商工に対するさまざまな手だて、また商工会と連携をしながら何が今活性化のために必要なのかというようなことの取り組みも進めてきたというふうに思っております。非常に難しい時代でもありますし、個別の何々をということではなくして、総体的なお答えしかできない商工業の発展、充実、また振興というものをねらいにしながらこれからもやはり誠心誠意取り組みを進めていきたいと、いくということ、そして現状のハートタウンはぼろのことを踏まえながら、やはり積極的に行政として、数多くのいわゆる設立からかかわってきている株主さんがいるわけでございます。筆頭株主という言葉をお使いでございますけれども、それは十分に認識しながら現状の打開について一緒になって取り組んでいくということを答弁としたいと思います。

質問 2番 金木直文

この10年間の計画ということでつくられた基本計画ですけれども、私も前回議員の当時にちょうどこの商業施設建築予算にかかわる決議文にも賛成をした議員の一人でもありました。ですから、今後もぜひにぎわった中心市街地をつくっていただきたい、ずっとまだまだ長く続いていってもらいたいという、そういう思いも込めて、単なる終わったということについてではなくて、ではこの10年間どういう評価、効果があったのかということをもう一回検証し直してみる必要はないのか、もう十分やっていたのかどうかわかりませんが、例えばこれが第1次の10年間の計画だとすれば、第2次の中心市街地計画というようなものを検討するような方向づけとかということについてはいかがなのでしょうか。

答弁 産業課長 江良貢(産業課長は2014年9月まで)

お答えします。今回の中央スーパーの撤退におきましては、当然ハートタウンの経営に重大な支障を来しますし、当然ながら今後の経営計画ですとか、あるいはそれに伴う経営改善計画、そういうものに町としても今後かかわっていかざるを得ないだろうという認識を持っております。当面経営状況に関する情報ですとか、経営悪化の原因の分析結果ですとか、新しい事業計画案をどうつくるかと、そういったことにつきましても今後町として第三セクターとしてのハートタウンとのかかわりを持っていきたいというふうに考えております。

質問 2番 金木直文

それで、私としても今般のこの財政事情ですから、以前のように幾らでも財源を使ってどうこうというつもりはありませんけれども、まずやはりできること、できないこともきちんと見きわめながらこれからの中心市街地のあり方、事業のあり方ということについても具体的に考えていくべきではないかと思います。町長の先ほどの報告の中では、後継のテナントが早く見つかればということも報告されましたけれども、中央スーパーさんは撤退といっても1丁半ほど離れたところ、もとあったところに戻るというわけですから、そうなればまたすぐ近くで同様のスーパーが2店営業されるということになってしまう、それでいいのかどうかということになれば、6年前のあの痛ましい事件、事故を思い出してしまうわけです。忘れることはできないわけですけれども、そういったことも含めてこれからも多くの町民に支持されて愛される中心市街地づくり、ただ単に後継のテナントが見つかればよいというだけではやはり問題は解決しないだろうと私は思います。そういったことも含めていま一度、第2次と言うべきなのかどうかわかりませんが、中心市街地の方向性をもうちょっと本腰を入れて検討していくべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。お願いします。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

議員おっしゃられるとおりだというふうに思います。ただ、テナントという言葉でありまして、今後どういう方向にいくかと、考え方をまずは方向性を決めなければならないというふうに思っているところだというふうに思います。確かに先ほどから言われる中心市街地の活性化というものがやはり住民の利便性も含めた町なかの活性化につながるという基本的な流れというものもございます。そういった意味では、これからの方向性というものを商工会並びにTMOのほうとも含めながら、検討ということよりも取り組みを進めていかなければならないというふうに思っております。

質問 2番 金木直文

それでは、次の大きな2つ目の認定こども園にかかわって質問をいたします。まず、冒頭お聞きしたのは、私の行った3月の定例会での一般質問で今後町が公的保育事業を閉止するということになっていくとすれば、実質的に保育事業を泉学園に任せていくことになるというふうに申し上げました。これについて答弁としては、泉学園が自主的に運営するものであるということを強調されていたと記憶しています。今回の答弁では、町における民間事業者への責任、責務について現状と変わらないというふうにも答えられました。当然ご存じであると思いますけれども、児童福祉法24条の規定から、現在はまだこのとおりの24条の規定がありますから、自治体、町は保育事業について実施義務を負うという立場であるかと思いますが、であればこの町と民間事業者とのかかわり、児童福祉法に基づく規定はあるのは承知しておりますけれども、これまで3月の議会でお話しされた自主的に運営するものだ、町は町で主体的に考えていくという言葉に、そういう答弁との兼ね合いでどうお考えなのかお聞きしたいと思います。

答弁 福祉課長 鈴木典生(福祉課長は2014年3月まで)

お答えいたします。議員おっしゃるとおり、児童福祉法の24条が町の責務として残ってございます。私立認可保育所と認定保育所とはちょっと形が変わりまして、認定こども園になった場合の認可の保育所につきましては認定保育所という形になりまして、認定こども園ですので、利用者と事業主との契約という形になります。普通24条の中で述べられているのは、町が行う責務でございますので、公立で行うか、または私立で行う場合には町と利用者との契約で、その後に事業者に対して委託契約が入ります。この読みかえ規定で、認定こども園につきましては独自の契約となりますので、町を通してという形にはなりません。委託契約という形はならないわけです。ただ、町の関与としましては、先ほど町長の答弁にもございましたけれども、保育に欠ける、欠けないの認定、それから保育料の関与、そのほかに入所申込書及び添付書類に基づき当該児童が保育に欠ける、欠けないの事務認定を行い、入所申込書の市町村記載欄に所要の記載を行った上で当該私立認定保育所に入所申込書を返送するなど、ここにまだあるのですけれども、ある程度24条に沿ったような形の責務が町の中に入ってきますので、そのような形で申したところでございます。それで、前回の委員会の中では、その形の中で協議書等でその確約をとるということで申したところでございます。

質問 2番 金木直文

ということは、3月の定例会でやりとりがされた中で言われたいわゆる泉学園が自主的に運営するもの、町は町で検討していくものということだけですっぱりとこれを切り離していくような関係ではないと、やはり児童福祉法に基づいた町としての関与はしっかりとかかわっていくものということで改めて確認させていただいていいですか。

答弁 福祉課長 鈴木典生(福祉課長は2014年3月まで)

お答えいたします。まず、保育の部分についてですけれども、ただ認定こども園の場合は事業主と利用者との契約ということなのです。それで、町は直接的に24条と同じような形の関与はないのですけれども、形的に保育の部分については協議書等でその協定を結んでその子供を見る、子供の利害関係について確認するということになります。

質問 2番 金木直文

大体わかったと言っていいのか、わかったことにしておこうかということなのか、この件ばかりやっているわけにまいりませんので、次の質問をさせていただきますけれども、答弁の中をじっくり見ましたけれども、泉学園からの安心こども基金を受けるための申請はこれから出されていくということで確認していいですか。

答弁 福祉課長 鈴木典生(福祉課長は2014年3月まで)

おっしゃるとおりでございます。これから予算が通りまして、その後に申請が出てくるという形になります。今現在出てきているのは、認定こども園の整備計画と支援の要請ということで出てきております。

質問 2番 金木直文

そうしますと、あすの一般補正予算の中で盛り込まれた建設資金、建設計画のための資金の手だてが通ったとして、その後、安心こども基金としての道から認定が現段階ではまだ決定されていないわけですから、議会で決定した後に道からはこの計画では安心こども基金としては使えないよというようなことも起こり得るのかどうか、その可能性としてお聞きしたいと思いますが。

答弁 福祉課長 鈴木典生(福祉課長は2014年3月まで)

まず、羽幌町から安心こども基金の利用についてということで認定こども園の申請を、泉学園から基金の申請の要望がございまして、その後に補助金の要請、その次に羽幌町から北海道へ安心こども基金の申請を出します。その結果、北海道から安心こども基金の基金内示等がございまして、羽幌町が補助指令をするという形になります。その中で町長の答弁にございましたけれども、まず北海道の意見書を求められるのですけれども、北海道からの意見書というのは就学前児童数とか、それから待機児童者数、そのようなものでございまして、国のQ&Aにも書いているのですけれども、認定こども園というのは一定の機能を備える施設を認定することでありますので、適正配置といった観点から義務づけることは適当でないと書かれていますので、町の意見の中にはその意見は入りません。そうしますと、あとは認定こども園の施設が整っている場合につきましては通常は認定、認可でありますので、認定されるということになると思っております。

質問 2番 金木直文

それで、その道から求められる意見書ですけれども、これは次に私もちょうど聞こうと思っていたことですけれども、答弁ではその数字的なものといった報告が求められるのだということでありますが、私が調べたところでは、これは北海道認定こども園認定事務処理等要綱というのが24年4月改定で、恐らくこれが一番新しいものなのだろうと思いますけれども、福祉課のほうでも当然お持ちだと思いますが、この一番後ろ、最後のほうにこの記載に当たっての留意事項の中で当然その数字的なところ、今後の児童数や待機児童の状況などの数字は求められておりますけれども、今後の保育の実施に対する需要について当該施設の認定こども園における今後の需要に関し市町村の分析による見通しを記載してください、あるいは市町村保育計画、次世代育成支援計画への位置づけについて、当該施設の各計画における位置づけについて市町村の考え方を記載してください、あるいは幼保連携施設については幼稚園と保育所等との一体的運営が確保でき、幼稚園と保育所等の間の安全性に対する意見等々、簡単に数字だけを書けばいいような報告ではないのではないかと思いますが、これについての見解はどうでしょうか。

答弁 福祉課長 鈴木典生(福祉課長は2014年3月まで)

お答えいたします。先ほど私の答弁の中にございましたけれども、まず国が上ですので、今回のものにつきましては国の法律の中で動いてございます。その国のQ&Aの中で先ほど申したものとあわせまして、もう一つ、重複しますけれども、市町村に対する意見聴取が適正配置の観点からであれば、前の問題と同様にこうした関与の義務づけはなじみません。なお、幼稚園や保育所の認可に際して私立学校審議会や市町村の意見を聴取することは従来と同様です。それで、私としましても道のほうに確認いたしました。道は、一応こういうふうな形には道の規則の中でなっているけれども、出すのは町が出せる分だけでいいですと。このQ&Aのものを道のほうに報告しまして確認とりましたので、先ほど町長の答弁のとおり、うちのほうで出せる分だけの資料ということで確認してございます。

質問 2番 金木直文

既に道の担当とは打ち合わせ済みだというお話でありますけれども、だからといって今後建設になるということになれば、公費が少なくない、多額の公費が伴う問題でもありますし、こういった問題が十分に検討がなされない、単なる数字的なものだけでいいということでどんどん進めていく計画で、果たしてそれでよいのかどうかということがあると思います。町長の答弁の最後でもおっしゃられておりますけれども、今回の計画、認定こども園計画に対する泉学園さんの事業のねらいや目的というものは十分に理解できるものであります。しかし、やはり町としては8,000万、公費、基金も含めれば2億円以上という公費が伴うものであれば、この泉学園が行おうとしているこども園の施設の計画や保育のプランや運営の方法など、まだまだ明らかになっていない状況だと思います。先日、おとといですが、19日の夜開かれました、恐らくあれが最後になるのであろう児童福祉施設検討委員会では、私も傍聴いたしましたけれども、いろいろ出された意見の中で町財政としては経済効果があるといったメリットも出された反面、民間の事業者のみに頼るのはどうなのか、町外からの参入も視野に入れて入園の選択肢をふやすべきではないのか、民営は採算を追求するもの、いずれ閉鎖も起こり得るのであれば公営で続けてもらったほうがよい、泉学園の計画では3歳未満児の定員数が少ない、待機児童が出てくるのではないか、家庭の事情もあり要望をどのぐらい聞いてもらえるか心配だ等々の不安や疑問がこの最後となった児童福祉施設検討委員会の中で出されていました。こうした声にまだまだ十分に答えていく前に、まず国の制度があるから国の補助基準に合わせて建築を急いでしまおうというのは、やはり余りにも乱暴な進め方のように私は思えます。この点について改めてといいますか、あす上程されてしまうわけですけれども、この一般質問の中でちょっとお聞きしたい、どういうことで考えておられるのかお聞きしたいと思います。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

確かに国費が入り、また町費が入りと、公金が多額に入るわけであります。施設を建てる結論に至ったという内容につきましては、前回の常任委員会の中で要請が出たその抜粋されたものが議員の皆様に説明されているかというふうに思います。認定こども園のこの制度を利用しながら安心こども基金を受けるということは、このスタートはいろんな考え方のあった中での施設の改修ということがメーンであります。その中でやはり羽幌町の多くの子供たちに今まで長い間にわたってかかわってきた施設でもあるということから、環境の整備等も含めて取り組んでいかなければならない時期に来ているというさまざまな要件があってのこの事業への取り組みであります。何度となく説明されているかというふうに思いますけれども、安心こども基金の最後のチャンスだということもございまして、取り組みに腰を上げたというふうにも聞いております。そんなことも含めて第1段階に取り組む今の姿というのは、建設に向かってこの安心こども基金を利用したいと、受けたいということで今の段階にあるのかなというふうに思います。答弁書にもありますとおり、この後認定こども園という、この施設がそれに適合するものなのかどうなのかという審査も入ります。また、その後に保育部門についての認可というところの審査も入ります。ですから、ご承知のとおり、幼稚園でも保育園でも何でもそうなのですけれども、ある意味認可の中で形が認められるというものについては物があって初めてその審査が入るわけであります。羽幌町でも保育園、また幼稚園2つありますけれども、これらが例えば学校法人をとる、宗教法人をとる、設立の仕方というのはいろいろあるわけですけれども、それは必ずそのときにその施設がその法人資格のためにマッチしているかどうかと、基準にマッチしているかということが最大の認可要件、認可の中でチェックされるところだというふうに思っています。そういった意味では、この認定こども園、今泉学園が進めているものというのはまだこれからまき幼稚園、泉学園側で認可の申請という形はとりますけれども、その中での町の関与、町のまたチェック機能、町にも求められるものでもありますので、そういったところが北海道で判断材料というふうになってくるのかなというふうに思っています。ですから、今の段階で認可だとか、羽幌町のいわゆる子供たちにと、規模も先般の要望書の中には以前の3月時点とは違うような規模での姿だというふうに聞いておりますけれども、そういう段階であるということで、やはり施設を建てる、施設の充実というところが第一義的な今の動きだというふうに理解していただければなというふうに思います。

質問 2番 金木直文

いいです。

出典:羽幌町議会 平成24年第3回定例会 2012年6月21日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる