みんなの議会

羽幌町議会 平成24年第1回定例会 2012年3月6日

羽幌町における医療の現状と対策について

2012年3月6日、羽幌町議会の一般質問で、平山美知子議員が「羽幌町における医療の現状と対策について」質問し、町長 舟橋泰博、福祉課長 鈴木典生が答弁しました。

質問者
平山美知子 議員
答弁者
町長 舟橋泰博、福祉課長 鈴木典生

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 7番 平山美知子

私のほうからは1件、羽幌町における医療の現状と対策について、3点について質問させていただきます。昨年11月末、天売診療所長が病気療養のため離任いたしました。突然のことで、天売島民の皆様には医師不在という状況の中で大変不安な日々を過ごしていたことと思い、胸が痛む思いです。後任の医師が決まらない中、函館、そして留萌市立病院等からの協力を得、医師を派遣してもらい、診療体制を何とか維持していますが、冬期間フェリーの運航も1日1往復しかなく、天候によっては欠航になり、派遣医が島に渡れず、休診になったりする状況もあります。高齢化率の高い島民の皆様におかれましては、医師不在の状況は不安であり、大きな問題と受けとめます。また、道立羽幌病院におきましても今年1月から常勤の医師が1名退職し、4名となりました。常勤医の負担を軽減するために、内科の診療体制が今までの午前診療が3人体制から2人体制に、もちろん午後の診療体制は休診となりました。診療体制は縮小となっており、休日、時間外等の診療もすべての患者を受け入れることができなくなりました。救急体制だけは何とか維持されていますが、4人の常勤医の診療体制はまず最低限の人数と思っております。今回突然の天売診療所長の離任、そして道立羽幌病院の固定医4名という現状からも、羽幌町における医療体制は最悪な状況に陥ったことと受けとめております。北海道でも応援医師、常勤医師の確保に向け努力はされていますが、なかなか見つからない現状です。羽幌町としては、医師不足、医療体制の充実が大きな課題となっておりますが、今回の天売島の診療所の現状からも喫緊の問題と受けとめ、早急に対策を考える必要があると思います。このことから、次の点について質問いたします。1、天売診療所の常勤医不在となった事態について、町長としてどのように受けとめ、どのような対応策を考えてきたのでしょうか。2、今回留萌市立病院等他医療機関からの支援を受けましたが、今後他医療機関との連携も必要と思いますが、どのようにお考えでしょうか。3、医師確保において、医師研究資金などのほかに今後考えていることはあるのでしょうか。以上です。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

平山議員のご質問にお答えをいたします。医師不足が続いている現状につきましては、地域住民の不安が大きくなっておりますことを重く受けとめ、羽幌町としてもできる支援を考えながら実施しているところでございます。1点目の天売診療所の常勤医不在に係る対応策についてでありますが、昨年11月に道の担当者より天売診療所の医師が病気療養のため島を離れ、長期不在となることから、代診の医師を探しているが、見つからず、早急な対応が難しいという説明がございました。町といたしましては、島民の不安を最小限に抑えるため、必要な事項について協議をし、対応をお願いするとともに、11月28日と年が明けた1月12日には議会議員の方々とともに知事や関係部局に対し、医師確保についての要望を行っております。その後の診療体制でありますが、12月以降各医療機関等から派遣された医師による診療が続いておりますことから、継続的な診療や病状の経過観察ができない状況に加え、天候不良などによる医師の不在期間も多くなっております。これらの状況を踏まえ、IP電話により健康相談窓口についての周知や保健師による高齢者世帯への訪問を行い、不安解消に努めております。また、救急患者発生時の搬送につきましては、北海道、消防署、各医療機関と連携のもと、情報の共有を図り、体制を確立しております。一方、島内においては、天売支所との連携を密にしながら、住民の生活状況の把握に努め、健康相談に応じる体制を整備し、住民の不安軽減に努めております。2点目の今後の他の医療機関等との連携についてでありますが、町といたしましては直接他の医療機関に支援を求める立場にはありませんが、側面からの支援、協力をできる限りしていきたいと考えております。去る12月28日には、留萌市長と留萌市立病院長に面談する機会をいただき、協力に対するお礼と今後の支援についてお願いをしております。また、平成24年度には、姉妹都市であります石川県内灘町の金沢医科大学等において羽幌町に対する理解を深めていただくためのPR事業を予定しております。内灘町の協力を得ながら、広く町民の皆さんに羽幌町に対する理解を深めていただくとともに、医師の方々には当町の医療の現状を理解していただく機会となり、支援していただけるきっかけとなるよう期待しているところであります。3点目の医師研究資金などのほかに考えていることについてでありますが、医師研究資金等については町のホームページに掲載し、北海道の医師募集にリンクさせることにより、より一層の周知を図り、この制度を活用していただきたいと考えております。また、羽幌町に来ていただくことはもちろんですが、継続して勤務していただく環境の整備についても大切であると考えております。町といたしましては、着任してからの医師の勤務環境や精神的負担を少しでも軽減するため、道立羽幌病院横にドクターヘリの簡易へリポートを整備し、救急搬送の円滑な運航を支援するとともに、受診する患者の意識を変えていく取り組みの中で、緊急性のない夜間、休日の受診、いわゆるコンビニ受診の弊害などについて広報紙や各事業の中で周知し、理解を求めていきたいと考えております。医療機関として担う役割を果たし、維持していくために、住民もできることをしていくことが地域の医療を守ることにつながっていくことを一人一人が自覚することも大切と考え、機会あるごとに周知し、また情報収集しながら、医師の方々が求める生活環境や勤務環境等のニーズの把握に努め、より効果的な方法を模索していきたいと考えております。医師確保についての特効薬はなかなか見つかりませんが、圏域の町村と協力して要請行動を続けていくとともに、医師の勤務環境の整備に努力してまいりたいと思います。以上、平山議員に対する答弁とさせていただきます。

再質問 7番 平山美知子

再質問させていただきます。まず、1点目なのですが、天売診療所の常勤医不在となった事態について町長としてどのように受けとめておりますかという質問をしておりますが、ちょっとお答えがありません。もし考えていること、思いがありましたら、ちょっとお聞かせ願いたいのです。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

天売診療所の常勤医不在となった事態について町長としてどのように受けとめ、どのような対応策をとったのかということについてでありますか。

再質問 7番 平山美知子

済みません。1点目なのですが、対応策ではなくてどのように町長としてこの事態を受けとめているか、町長の思いなのです。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

診療所の相原先生につきましては、着任当時1週間ほどしけで島に渡ることができなくて、羽幌町のほうでいろんな関係施設等々に足を運びながら、そして天売に渡ったという経緯がございました。私もその中で何度となくお会いをしながら、お話をしておりますけれども、本当に島のことを思い、離島医療、過疎医療というものに情熱を燃やして島に渡っていただきました。そして、当初数年間いろいろな姿見ておりましたけれども、やはり島民の中に一体化したというか、本当に溶け込んで島民の中でもどんどん、どんどん信頼を積み重ねていったというお医者さんでございます。途中からいろいろと体調を崩すことも多くなりまして、徐々に大変な状況になって現在に至ったということでございます。島民の方々にとっても頼みの綱とでも申しますか、島の中で皆さんが高齢化進む中でも本当に安心して、お医者さんがいるということで、ある意味では島の環境、医療環境はもちろんですけれども、島の生活環境というところに大きな貢献をされた方というふうに思っております。その方がいなくなったということで、島民の方々にとっては非常に重大なことでもありますし、大げさな言い方ではないというふうに思いますけれども、やはり島のこれからの存続というか、島の中の生活というものについてはまことに重いことだというふうに思っております。そういった意味では、やはり今現在いろいろとお話をしている、気持ちだけでよろしいのであれば、私自身はそんな気持ちでおります。

再質問 7番 平山美知子

どうもありがとうございました。次に、対応策についてなのですが、お医者さんの不在時に保健師さんによる高齢者世帯の訪問を行い、不安解消に努めておりますということなのですが、この保健師さんによる高齢者世帯の訪問という活動、今までにはなくて、天売島のこの事態になってから初めて行った活動なのでしょうか。

答弁 福祉課長 鈴木典生(福祉課長は2014年3月まで)

お答えいたします。今までも高齢者のお宅にはお伺いして、状況を聞いていたこともございます。ただ、今回医師がいないということで、それをさらに拡大してその状況を見たということでございます。

再質問 7番 平山美知子

そのときに保健師さんは、島のほうには常駐していらっしゃったのですか。

答弁 福祉課長 鈴木典生(福祉課長は2014年3月まで)

常駐はしてございません。まず、1回目は、12月の20日から22日まで留萌の保健所のほうから1名行って高齢者のお宅を見ております。その後羽幌町としまして1月19日から20日まで保健師2名、その後2月1日から2日まで保健師2名という形で、その状況を把握したということでございます。

再質問 7番 平山美知子

今回羽幌町の保健師さんにもすごく協力してもらったということで、本当に敬意を表します。次にですが、2点目の他の医療機関等との連携についてなのですが、私昨年の9月の議会でも質問させていただいております。そのときに町長からは、留萌市立病院と連携を組むとかも含めて考えていくというご答弁を受けております。ですが、今回の答弁では羽幌町として直接他の医療機関に支援を求める立場にはないと。側面からの支援、協力をしていくということなのですが、なぜ直接他の医療機関に羽幌町として支援を求めていくことができないのでしょうか。それは、羽幌病院が道立病院だからということなのでしょうか。本当に住民が困っている。大きな不安を持っているのです。やはり羽幌町ももう少し積極的に動いていただきたいと思いますし、それではなぜ平成24年度に姉妹都市であります内灘町の金沢医科大学等にPR事業を予定していて、支援をしていただけるようきっかけとなるように期待していると。私は、金沢医科大学病院に支援をお願いすることが悪いということではないのです。私としても大変いい機会だと思っていますが、町長の答弁から直接他の医療機関に支援をお願いできないということで、ちょっと矛盾があるのではないかなと思います。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

矛盾を感じられたということでございますけれども、そう思われたならば私の不徳のいたすところでございます。今申し上げましたとおり、本当にわらをもつかむ気持ちで医師を確保したいと。医師を探したいという気持ちで動いております。ただ、先ほどの言葉、矛盾を感じたというのは、道立病院であるがために道立病院のいわゆる決まりとか、道職員としての扱いだとか、そういうものがちょっと念頭にございまして、そういった意味では直接的に決めれるというか、そういうところまで、実際には候補者が見つかったり、積極的に来られるというような方が見つかれば、それは段階を置きながらきちっとした扱いとして採用という言い方おかしいですけれども、働いていただくことになろうというふうには思います。ただ、そういった意味を含めてちょっとそういう言い方になったのですけれども、誤解を招いたのであれば訂正したいというふうに思います。

再質問 7番 平山美知子

羽幌町に近い医療機関としては、やはり留萌市立病院だと思うのです。今回天売診療所の件については、留萌市立病院からも支援をしてもらっているわけです。留萌市長、そして市立病院長に面談する機会があり、大変よかったと思います。今後においては、さらに積極的に今回のことを機会にして留萌市立病院と連携を深めていくことが羽幌町にとっても大きなメリットと考えますし、求められているのではないかと思います。また、町内にも民間の医療機関があります。ふだんから連携をとり合い、緊急事態のときには支援を受けることも考えたりして、地元の医療、住民を守っていくためにはチャンスがあればどこにでも足を運び、顔を出し、そしてお願いをする。このような取り組みを何回もやっぱり繰り返していくことも必要だと思います。特に両島は医師が1人配置であることから、今後も今回の事態になることも考えられます。羽幌町独自でやっぱり緊急事態に備えた対策を立て、体制づくりを考えていく取り組みが必要と私は思います。道に要請しても早急な対応は本当に難しく、医師が派遣されるまでには時間がかかると思います。そんなときに羽幌町独自で緊急事態に備えた体制づくりがされていると、道のほうから医師が派遣されるまで何日間でも早く対応ができるのではないかと思いますが。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

確かに緊急時等で申しますか、お医者さんがいないような今のような状況になったときに、当初からきちっとした想定をしながら、こういう体制をとるというような基本的な形をつくっておくべきだというご指摘かなというふうに思います。医者がいればこんな問題も起きないということでありますけれども、やはり今回も天売でこういう状況になって、本当に相原先生に100%お世話になっていたということで安心し切っていたという部分もございました。がゆえにこういう問題が起きて、非常に我々もやはり右往左往したようなところもございます。そういったことも含め、今回のこういう状況も含めながら、住民が健康意識等々を持つことも大切なことでありますけれども、やはり保健師の体制、またほかのいわゆる行政として取り組める、もしものときのためにさまざまな健康志向ということも含めながら、取り組みというものを、基本的な形というものをきちっと取り組んでいかなければならないのかなというふうに思っております。

再質問 7番 平山美知子

次に、医師確保についてなのですが、私は医師研究資金等のほかに今後考えていることについてという質問をしているわけですが、何か私が求めているような回答になっていないと思いました。私の受けとめ方が悪いのか、町長のご答弁は現在の少ない羽幌病院の固定医の状況での対応策、また羽幌町が今取り組んでいることの説明にしか残念ながら聞こえていません。昨年やはり私9月の議会で医師確保に向けた取り組みということで、町民一丸となった行動を実現してほしいと質問させていただいております。町長からは、町民一丸となってどのような行動ができるか踏まえて検討していきたいとご答弁を受けております。ですが、今回の答弁の中にはこのことに関して触れられていませんが、検討はされていないのでしょうか。

答弁 福祉課長 鈴木典生(福祉課長は2014年3月まで)

お答えいたします。常任委員会でも平山議員のほうからご質問がございまして、全体、行政ではなく、町民全体で要請行動等ができないかということで、そのときもご質問受けたと思いますけれども、それで現状では署名活動をあわせて行うことも検討の中に入れさせていただくということでご回答申し上げていますので、その点だけ今考えているところでございます。

再質問 7番 平山美知子

羽幌病院の固定医の数なのですが、平成17年度には11名、そして19年度には7人、そして22年度から5名という、ましてまた今年1月には4名という状況になっております。特に平成22年度からの2年間の間に5名から4名という、本当に医師が激減しております。この7名から5名になるときの状況なのですが、羽幌町としての対応としましては平成22年の1月にまず道から医師の減員についての説明を受けている。その後に2月ですか、町長、議会議長、医療問題調査委員長、工藤道議等による要請行動をしております。その後に今度要請文を知事に提出ということをされていますが、22年の4月には残念ながら2名減員の体制で診療開始になっております。そしてさらに、8月に10月以降の医師の体制1名減員になるというまたまたの道から説明を受けております。このときも要請行動、要請文を提出しておりますが、22年の10月に4名体制という、これもまた残念ながら1名減となって診療開始されています。それ以降23年の1月から一時5名体制となった期間もありましたけれども、この24年1月の時点では本当にもう4名となっております。私がこういうふうに今申し上げているのは、この間2年経過しておりますが、町の対応としてはただ道からの経過説明、あるいは要請行動の状況報告だけに終わっているように私は感じております。結果、医師の補充、確保には至っていません。本当に町民の皆さんが大変不安に感じている医療問題です。残念ながら町長または行政の立場での積極的な対策、具体的な検討が示されているようには受けとめられませんし、そしてまた道立病院、道立診療所だからといって北海道任せでいてはだんだん医師は減っていくばかり。羽幌町の医療は守っていけないという不安が私にはあります。どうお考えでしょうか。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

結果として、さまざまな取り組みの中で成果を得ていないという現実については私も認めざるを得ないということであります。また、その取り組みの姿の中で今まで3人ほどいろんなところから羽幌町の道立病院に勤めていただいたという結果はございますけれども、さまざまな事情でうまく回転していないという現実です。議員の立場からいろいろと地域医療を見ながら、さまざまなご指摘をしたのかなというふうに思いますけれども、やはり我々としては医師の確保ということであります。いろんな手を打ちながら、そして今現実では行政のみならず、議会の方々にも特別委員会をつくっていただき、そして議会イコール地域住民というような観点からするならば、全町挙げて医師確保についてさまざまな行動を起こしているというふうに思っております。ただ、このことについては形にならなければ何もやっていないということにもなるのかなというふうにも思います。ご指摘は真摯に受けとめます。しかしながら、本当に地域の医療の現実等をつかまえ、とらえながら、我々にできること、今さまざまな手を打っているところではございますけれども、これでより以上のまた取り組みがあるのであれば逆にご提案もいただきながら、我々の及ばない、我々の知恵で足りないところも議会の委員会等々、今本当にそういった意味では一つの目標に向かって特別委員会のほうとも取り組んでいるというふうに私は思っておりますし、どこまで我々ができるのかということも内に投げかけながら取り組んでいきたいというふうに思います。現実では余り形になっていないということでは反省の弁しか出ませんけれども、これからも本当に医師確保に向かって汗を流していきたいというふうに思っております。

再質問 7番 平山美知子

今回の天売島の件についても羽幌病院にもし固定医があと数名いたら、早急な対応ができたのではないかなと考えられます。やはり羽幌病院の医師の増員ということが大きな課題と思っております。また、羽幌町として地域ぐるみで何ができるのか考えることも必要であり、この間2年間要請行動、要請をしていてもやはり医師の確保につながっていないという結果なのです。まず、地元でできることから住民の人たちにも協力をいただくということで、先ほど福祉課長が署名のことを言われたのですが、再度提案させていただきたいと思います。まず、住民、離島含めて署名活動を起こして、要するに道に要請していただきたいのです。やはり地元住民の生の声を直接道のほうに届けていきたいという思いです。これは、平成29年度からまた新たな北海道病院事業改革プランが策定されます。どのようなプランが出てくるかわからないです。そのためにもやはり羽幌町の医師確保を求める行動を積極的にしていく必要があると思います。そして、署名活動もですが、羽幌町をまずしてもらって、場合によっては近隣町村の住民の人たちにも協力を求めて活動してもらう。と思っております。あと、もう一点、羽幌町出身で管外で活躍されているお医者さんも数名いらっしゃると聞いております。その医師のリストアップをして、羽幌町の窮状、または羽幌町が支援している内容を説明してお願いする。情報提供していきながら、常に羽幌町と連携をとり合っていくことも私は一つの方法と思っております。そうすることによって他の医師への広がりにもつながっていくと思います。要するに羽幌町独自の医師確保に向けた取り組みということで、この2点についてぜひお願いしたいと思いますが、どうでしょうか。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

議員のほうから署名のことと、あと羽幌町出身のお医者様方との連携をとりながら、その広がりに期待をしたらいかがかということでございます。戦略的にいろんな医師確保ということでは大変に難しいことでもありますし、この形が実を結ぶのかどうなのかということもやってみなければわからぬというところもございます。また、今いろんな意味で行政主導ということではなくして、町民全体でいろんなことを手を打っていこうということを考えているわけでもございますし、民間の団体、いわゆる羽幌道立病院をサポートしていこうという団体もございますし、また議会の特別委員会もございますし、行政としての取り組みもございます。そういった意味では、いろんな、目標は一つですので、その方たち、その団体等々と今ご提案されたこと等をやはり検討材料としていかなければというふうにお返事をしておきたいというふうに思います。

再質問 7番 平山美知子

本当に羽幌町住民は病院のことが心配で、何回も言いますけれども、不安なのです。住民の気持ちを思うとき、可能性のあることには羽幌町として積極的に取り組んでいただきたいと思います。また、町長、行政、病院のこと何をしてくれているのだろうと、こういう厳しい住民からのご意見を私は何回も聞いております。特に高齢の人たちは、他の医療機関に通うのも大変だと。次期羽幌町総合振興計画での重点課題の一つでもありますことから、地域医療、医師確保に向けた羽幌町の取り組みの状況を常に住民にわかるように、不安の軽減に努めていくためにもお示ししていくことも必要と思います。いかがでしょうか。

答弁 福祉課長 鈴木典生(福祉課長は2014年3月まで)

お答えいたします。私どもも住民の方に私どもの行っている行動等を広く知らしめたいと思っていますので、広報等で知らすこととします。

再質問 7番 平山美知子

最後に1点。平成19年の3月の議会で、道立羽幌病院における地域医療の拠点病院としての医療充実を求める意見書ということが採択されて、北海道知事に提出されています。内容といたしましては、地域住民が不安なく受診できるよう、医師確保に全力を挙げて万全の診療体制をとること。2点目、医療圏内の自治体との連携をさらに図りながら、地域医療を充実させること。3点目、自治医科大学のように北海道立の医科大学である札幌医科大学においても卒業後の一定期間知事の指定する地方の公的医療機関での勤務を義務づけることができるよう、強く国へ働きかけることということが提出されています、北海道知事あてに。特に3点目の自治医科大学のように北海道立の云々という、この3点目のことについて意見書提出後、羽幌町長としてそれ以降知事に対しての要請等はしてきているのでしょうか。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

意見書についてだというふうに思いますけれども、それ高橋知事あてに、今ちょっと手元にないので、確認できないのですけれども、国に対する要望ということで書かれていることですよね。違うのかな。

再質問 7番 平山美知子

そうです。知事あてに出した。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

ですけれども、内容は国あてに、知事に向かってそれを国に言ってということだというふうに思います。私としてということよりも我々の地域の問題としてそういうことを知事あてに言って、知事のほうから知事の権限、知事の立場で国のほうに働きかけをしてくれという流れだったというふうに思います。北海道も医師の偏在ということも顕著に出ておりまして、やはり医師不足という地域のほうがもう莫大に広いわけでございます。そんな動きの中で、やはり北海道としてもその医師の偏在も含めた医師確保ということではいろんな要望、そして制度を変えるということも含めながら取り組んでおります。これ北海道ということではなくして、関係団体それぞれが動いているわけでございまして、今の意見書につきましては先日ちょっと道のほうからの書類で見せていただいたのですけれども、北海道町村会の中でも同じようなことで活動しております。町村会のほうに時々というか、よく顔出しもしておりますし、そういった意味では北海道町村会からの代表として今の要望は北海道のほうに言っていますし、北海道のほうから、ついこの間だと思いましたが、ちょっと私手元にあるのですけれども、国に対するさまざまな提言という形で、こういう制度はこう変えるべきだとか、いろんな細目にわたっての活動、要望や提言を出されております。そういった意味では、我々が知事に対して国に働きかけてきてくれということは、私のレベルではなくして全道レベルでもう動いているということでご理解いただきたいと思います。

出典:羽幌町議会 平成24年第1回定例会 2012年3月6日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる