みんなの議会

羽幌町議会 平成18年第5回定例会 2006年9月27日

(1)町行政の評価と直面する施策について/(2)町財政の比較分析による長期財政計画樹立について

2006年9月27日、羽幌町議会の一般質問で、高野輝雄議員が「町行政の評価と直面する施策について」「町財政の比較分析による長期財政計画樹立について」について質問し、町長 舟橋泰博、政策推進課長 小川雅人、町民課長 鈴木義勝、建設水道課長 平山光彦、農林水産課長 西村修、助役 松本信裕、財務課長 長谷川一志が答弁しました。

質問者
高野輝雄 議員
答弁者
町長 舟橋泰博、政策推進課長 小川雅人、町民課長 鈴木義勝、建設水道課長 平山光彦、農林水産課長 西村修、助役 松本信裕、財務課長 長谷川一志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 3番 高野輝雄

私の方から、まず第1点目は町行政の評価と直面する施策についてであります。町は、行財政の見直しを行う上で不要不急の事業の縮減は避けて通れぬ課題としています。これまで行ってきた事業の評価をする際には、目的と効果について十分なる検証が必要であるとともに、町民の目線に立った冷静かつ的確な判断が求められるべきであると。そうした観点から、以下に掲げる3点についてどのように評価し、改善すべき必要点と今後への見通しや今後どのように対処されていく所存かをお答えいただきたいと思います。一つ目なのですが、評価対象の事業と問題点。(1)、方面区(町内会)への担当職員の配置についてであります。地域の課題、情報を把握し、町民と情報を共有することとコミュニケーションを図るとしているが、調査をしたところ方面区(町内会)の評価は低い。イ、町長は、職員間の意識を高めるため、どのようにコミュニケーションを図ってきたのか。また、指導、研修はどうされてきたのか。ロ、この間、方面区から寄せられた地域の課題、意見の主なものと件数、またどのように処理されたのか。ハ、過去2年以上にわたって方面委員会議を開催していない理由は何か。(2)、街路樹、それから花壇等の管理についてであります。町体育館、中央バイパス入り口付近、役場前雇用促進住宅裏、福寿川沿い通り等は一部分のみ花木は植栽されているが、枯れ木となっていたり草が生い茂っており、観光地として町並みの景観上からも早急に対処すべきであるが、これまでどう整備し、管理されてきたのか。また、今後どう対処していく考えなのか。(3)、町有地の有効活用についてであります。町体育館横、旧検察庁裏、公営住宅解体跡地、旧営林署跡地等の町有地が点在しているが、長期間にわたって利用されないことは町民の理解が得られないものと考えるが、どうか。そこで、有効活用計画をいつ、どう示すのか。次に、大きな2でありますが、直面する施策についてであります。まず、(1)、JAオロロン農協が計画している米穀乾燥調製貯蔵施設建設への町支援についてであります。農業を取り巻く環境が厳しい中で高品質米を生産し、売れる米づくり体制を確立する上で、同施設は早急に完成すべきものと考えます。施設に対しては、国からの交付金が50%以内で見込まれますが、事業費が多額となることから、町は農業者の負担の軽減を図るため最大限の助成を講ずるべきと思いますが、どのようにされるのか。(2)、道立羽幌病院の麻酔科医師の常駐についてであります。昨年10月から麻酔科医師が常駐していないことから、事故、病気での緊急時の手術を要する場合は留萌市立病院や旭川市等へ搬送されている。事はいっときを争う生命にかかわることとして看過できないものであります。早期の常駐が望まれるが、見通しはどうか。また、今後どう対処していくのか。大きなタイトルの2番目でありますが、町財政の比較分析による長期財政計画樹立についてであります。国による三位一体改革は、市町村にとって期待に大きく反するものであり、税源移譲が進まない中で地方交付税も減額され続けております。こうした中で、町においては平成27年度までの財政シミュレーションを策定し、町民に示すこととしているが、事業の縮減、歳出の縮減を行う一方で、使用料、手数料の引き上げがされるなど町民への負担を強いる内容となっています。そこで、町は従来に増して情報を積極的に開示し、町民との対話、説明をすることが求められていることと考えますが、町長はどのように認識されているのか、お答えをいただきたいと思います。その上で、関係する以下の点についてお答えをいただきたいと思います。1、平成17年6月に国から「団体間で比較可能な財政情報の開示について」と題する通知がされているが、(1)、町民と議会に対して決算状況を公表するに当たって、国が示す財政の比較分析をどう行ってきたのか。(2)、財政の比較分析を行う場合の指標は何か。(3)、町財政の総合分析を行い、長期計画を樹立する上からもバランスシートの導入が必要と考えるが、どうか。(4)、町が策定した財政シミュレーションをいつ、どのように示していくのか。また、説明会等が必要と考えるが、どうか。以上であります。よろしくご答弁をお願いいたします。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

高野議員のご質問にお答えをいたします。初めに、1件目の町行政の評価と直面する施策についてでありますが、限られた財政の中でむだを省き、行政の事務事業や行政サービスの向上を効率的、効果的に進めていくには事業評価に基づき行政運営を行っていく必要があると考えております。少子高齢社会への環境や価値観の変化から町民ニーズも多様化し、町民協働による新たな町づくりが求められる中、平成15年度から事務事業の必要性、緊急性など、町民への的確な行政情報を提供し、複雑化する行政課題に対応するため事業評価制度を導入し、行政の事務事業全体の評価と見直しを行う中で財政運営の健全化を積極的に進めているところであります。ご質問の一つ目の1点目、方面区(町内会)への担当職員の配置についてのイとロについてでありますが、この制度は平成15年度より町や地域が抱えている課題など情報の共有化を図る中で、町民の皆さんと職員がともに考えながら課題解決に取り組み、町づくりを進めることを目的として実施しているものであります。制度の開始当初においては、職員の制度に対する趣旨と取り組みへの共通認識を深めるための会議、また町民の皆さんの理解と協力を得るため、方面委員会議での説明会や広報紙等を通じて周知をいたしておりますが、庁内における継続的な職員の指導、研修は現在実施いたしておりません。制度開始後の活用状況でありますが、地域からの要望、意見等で寄せられたものが15年度から17年度まで23件であり、内容につきましては道路の陥没や段差等の解消、除雪、排水、防犯灯、街路灯などに関するもの、町から各方面区への対応としては16年度の18号台風の被害調査などで、まだ数少ない活用状況であります。また、町内から寄せられた要望等については、それぞれ所管課においてすぐ対応できるもの、実施が難しいものなどを含め、方面区へ回答するなどの対応をいたしております。この制度も開始3年を経過いたしておりますが、議員ご指摘のとおり制度の趣旨、目的が十分達成しているとは考えておらず、今後は庁内の共通認識や制度の活用を深める取り組みなど検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、ハの過去2年以上にわたって方面委員会議を開催していない理由についてでありますが、議員ご承知のとおり、方面委員につきましては規則に基づき104方面区に1名ずつ委嘱しております。職務として、世帯票の管理、広報、その他の文書の配布、その他町長が指示する事項と定め、世帯の把握をいただき、広報紙や町からのお知らせ文書の配布など、また平成14年度の矯正施設の誘致においては署名活動、平成16年の台風による被災ごみの処理に係る緊急な周知など、町の行政運営にご協力いただいてきたところであります。従来の方面委員会議は、役場からの行政連絡のほか、地域の要望を受ける形で実施しておりましたが、地域の要望等が主たる議題でありましたので、それらの要望は随時対応しなければならないもので、全体会議になじまないことから、議題から除くこととして、平成13年度の方面委員会議において方面委員設置規則及び職務についての説明の中で、方面委員会議は必要に応じて開催することでご説明させていただきました。その後、平成14年度は出前講座、中心市街地活性化基本計画、ごみ有料化を議題として開催した後、矯正施設誘致の2回開催しております。平成15年度は、回覧、不法投棄への対応、循環バス、ふれあいトーク、町内会担当職員制度を議題として開催しております。平成16年度は、町村合併を議題として地区別行政懇談会として開催しております。以降は、地域ニーズに迅速な対応を行うことと広報、回覧、ホームページなど広報広聴が強化されたことにより、開催しておりませんでした。以上のことから、今後においても方面委員会議は必要に応じて開催する考えでおりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、2点目の街路樹、花壇の管理についてお答えいたします。ご質問の件につきましては、これまでも議会で議論をいただいた中でどのような対応が望ましいのか検討し、取り組んできたところであります。平成16年度には、台風18号の影響により146本の街路樹が倒木したことから、応急的に撤去いたしましたが、植樹枡内に残骸が残っている状態であることから、本年度予算で40カ所ほど切除、撤去することとしております。また、除草につきましては、直営で市街地区10カ所、原野地区40カ所を年2回実施しております。今後の対応については、ただいま申し上げました除草を継続し、植樹枡については歩道幅員の狭い箇所は歩道確保の見地から舗装化することとし、その他の枡については予算等を踏まえて検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、3点目の町有地の有効活用についてお答えをいたします。伊藤議員のご質問の前段で答弁申し上げました内容と重複する部分もありますが、ご質問の町有地につきましては行政財産としての活用方法や地域住宅政策及び民間事業者等に売却し、有効活用していただく方法と、さらには計画なども含めまして検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、二つ目の直面する施策についての1点目、オロロン農協が計画している米穀乾燥調製貯蔵施設建設への町の支援についてお答えをいたします。本町の米は、消費者や販売業者からの食味に対する評価も高く、北海道のガイドラインでのランクも23番目と北海道の上位に位置しており、平成17年の平年反収は北海道の528キロに対し、本町は534キロ、品質についても1等米比率は全体の98.4%、良食味の基準となる低たんぱく米比率では北海道の12.5%に対し、本町は20.7%といずれも北海道平均を上回っております。しかし、市場評価の目安となる産地指定率は26.9%と北海道平均の54%から大きくおくれをとっている状況にあり、産地指定率が向上しない要因として、販売業者が求める安心した食味、年間を通じての安定供給、品質の均一性といった販売業者のニーズに対応できるだけの施設を保有していないことが大きな要因となっております。そのため、現在建設の計画を進めております米穀乾燥調製貯蔵施設は、本町の今後の安定した稲作経営を確立するためにも販売業者のニーズに沿った売れる米づくり体制を整えるためにも欠かせない施設であると考えております。建設を予定している施設は、既存の築別ライスセンターを利用するため、併設を予定しており、総事業費で約12億円を見込み、国の補助制度を活用し、平成20年産米での供用開始に向け計画を進めているところであります。現在事業主体であるオロロン農協において国及び北海道との協議に向けて、施設の費用対効果の算出、既存施設の活用方法など、留萌支庁との最終的な協議を行っている状況であります。そのため、町の支援につきましては、結果を待って決定したいと考えております。地方交付税の減額や長引く景気の低迷による地方税の減収など、本町を取り巻く財政環境も非常に厳しい状況にはありますが、1次産業の根幹となる施設整備事業でありますので、できる限り努力をしてまいりたいと考えております。次に、2点目の道立羽幌病院の麻酔科医師の常駐についてお答えをいたします。議員ご指摘のように麻酔科医師が常駐していないことによって、整形外科、外科、産婦人科等における診療に大きな影響を与えており、緊急時の手術を要する場合は留萌市立病院や旭川市内の病院に搬送せざるを得ない状況であります。現在麻酔科医師は、札幌医科大学から派遣され、毎週木曜日夕方に羽幌に入り、金曜日午前8時30分から午後5時までの勤務となっておりますが、最近は1日に3ないし4症例の手術を実施することにより、午後5時以降も勤務され、勤務終了後タクシーで留萌市まで行き、JRで札幌市に帰る日が多くなっております。道立羽幌病院としても、札幌医科大学、旭川医科大学などに対し、麻酔科医師の派遣について要請しておられますが、麻酔科医師が不足していることや常駐医の基準として年間400症例の実績が求められるなど、大変厳しい状況であります。町といたしましても機会あるごとに北海道や道立羽幌病院に対し、麻酔科医師を初めとする医師の確保と常勤化等について要請をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、2件目のご質問の町財政の比較分析による長期財政計画樹立についてお答えをいたします。平成17年6月に国から「団体間で比較可能な財政情報の開示について」と題する通知がされているがとのご指摘の上で、1点目の町民と議会に対して決算状況を公表するに当たって、国が示す財政の比較分析をどう行ってきたのかについてでありますが、財政状況の公表等は地方自治法の規定により、財政に関する事項を住民に公表しなければならないこととなっております。法の規定による文書の作成及び公表は、町の財政状況の作成及び公表に関する条例に基づき、財政状況及び決算報告を広報紙に掲載し、町民の皆様に情報を開示しているところであります。また、議会に対しましては、ご承知のとおり各会計決算特別委員会においてご説明申し上げているところであります。国が示します比較分析は、類似団体間で主要財政指標の分析を行い、住民等にわかりやすく開示をする方法の一つとして財政比較分析表を作成したもので、財政力指数、経常収支比率、起債制限比率、人口1人当たりの地方債現在高、ラスパイレス指数、人口1,000人当たり職員数について類似団体との比較分析を行い、さらに分析欄を設け、各指標の数値を類似団体と比較分析して、その要因などを明らかにし、各指標の改善に向けた取り組みを記述した内容となっており、北海道のホームページで道内市町村の指標は既に開示されております。ご質問の国が示します類似団体間での主要財政指標の分析に基づいた内容につきましては、平成17年7月、北海道を通じて総務省から平成18年3月には開示するように各市町村に努めることの通知がなされておりますが、町民の皆様並びに議会に対して広く公表や説明は行っておりません。しかし、財政の健全化を推進していくためには町民の皆様のご理解とご協力が必要でありますことから、財政状況の公表及び説明の内容等について今後検討してまいりたいと考えております。次に、2点目の財政の比較分析を行う場合の指標は何かについてでありますが、1点目でご答弁申し上げました内容と重複する部分もありますが、比較分析を行う指標としましては、財政力指数、経常収支比率、起債制限比率、人口1人当たり地方債現在高、ラスパイレス指数、人口1,000人当たり職員数の6項目を基本としておりますが、類似団体との比較分析を行うことは比較可能な指標をもって町民の皆様等にわかりやすく情報を開示することによって財政運営上の課題をより明確にし、財政構造の改善に反映させていくことを最終的な目的としているものと考えております。次に、3点目の町財政の総合分析を行い、長期計画を樹立する上からもバランスシートの導入が必要と考えるが、どうかについてでありますが、バランスシートとは財務諸表の一つで、貸借対照表、損益勘定書とも呼ばれておりますが、企業の財政状況を明らかにするために一定の時点において保有するすべての資産、負債等のストックの状況を総括的に表示した報告書であります。昨今財務状況を示すための一手法として国が統一基準を示しました総務省方式等のバランスシートを作成し、公表している自治体もあります。平成17年6月、国から北海道への通知には、市区町村についても普通会計バランスシートの未作成の団体にあっては早期に作成するとともに、連結貸借対照表の作成にも積極的に取り組むよう求められております。国総務省によります平成18年5月末日現在、平成16年度決算をもとにした普通会計バランスシートの作成状況は、全国1,041町村のうちで作成済みは424町村、40.7%であり、また道内180市町村のうちで作成済みは69市町村、38.3%となっております。羽幌町はバランスシートを作成しておりませんが、作成に当たりましては専門的知識やそれ相当の事務量があると言われております。さらには、作成後の有効な利用方法や効果などについての課題もありますので、他町村の状況も見ながら検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、4点目の財政シミュレーションの住民説明でありますが、自主自立の選択の中で今後10年間の基本方針や財政推計を含む自立計画をまとめており、町民への理解を得るための周知は必要なものと考えております。周知方法などについては、協議を進めながら対応してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。

質問 3番 高野輝雄

まず、第1点目は方面区への担当職員の配置なのですが、先ほど答弁の中でもありましたように平成15年にこの制度がつくられております。この制度をいち早く政策的につくられたのだと思いますので、定着をさせていただきたいという観点。それから、私はこれまでもこの制度できてから町民の皆さんと話す機会が何カ所かでありましたが、その中でも私自身も疑問を持っております。制度がどうも定着されていない、職員にきちっと認識がされていないのでないのかなということで改めて、質問の中にも触れておりますが、私自身調査というのは実際に方面委員の方々と懇談をしております。高野さん、もうこれ以上歩かなくてもいいよというくらいまで言われた中での質問でありますから、十分受けとめていただきたいと思うのであります。そこで、平成17年度と平成18年度の町政執行方針の中でこの問題に触れているのでありますが、内容の再評価を行いたい、行うということが17年度も18年度の町政執行方針でも同じ文言で触れられております。これは、何をどのように再評価を行ったのか、何が問題点があって、どう改善されたのかをまず最初にお答えをいただきたいと思います。

答弁 政策推進課長 小川雅人(政策推進課長は2007年3月まで)

それでは、お答えをいたします。町内担当制度についてはそういうことで、趣旨、目的については先ほど町長が触れたとおりでありますし、この制度をどう活用していくかということもこれからの課題だというふうにとらえています。町長が常々町民と協働しながらいろんな事業に取り組んでいくという、その一つとしてこれもとらえていると。残念ながら、その部分について十分活用できているかということになると、そこはまだもう少し定着できていないのかなと。そこら辺も含めて、昨年から内部ではいろいろな議論を重ねながら、この制度をどう生かして、どうまた新たな工夫をしながらやっていくかということで、現在内部ではそういう部分の検討も進めているということで、もう少し時間をいただきたいなというふうに考えますので、よろしくお願いいたします。

質問 3番 高野輝雄

町政執行方針に少なくとも2カ年連続内容の再評価ということで触れているわけでありますから、もっと具体的に詰めて、早急に対応をしていただきたいなと思うのであります。そしてまた、答弁の中で今後庁内の共通認識や制度の活用を深める取り組み等を検討してまいりたいと答弁されています。検討してまいりたいということでなくて、これは何ら難しい問題ではないのでないか。共通認識を持つということだとか制度の活用を深めることは、きちっと制度発足時からそういうことを検討されて実施をすべきだと思います。そのことはまあいいのですが、それから3年たって、こういうふうに17年度、18年度で町政執行方針の中でわざわざ内容の再評価を行うということで触れているわけですから、こういう制度の活用、認識だとか、共通認識を持つことについて今さら何を検討するのか。検討ということは、よく言われるように何もしないのかなと不安になるのですけれども、ここはきちっと直ちに取り組むことが何が難しいのでしょうか。共通認識や制度活用を深める取り組みについて、何が問題点があるのでしょうか。改めてお答えを。

答弁 政策推進課長 小川雅人(政策推進課長は2007年3月まで)

制度の問題点ということですけれども、今のところ各方面区にそれぞれ1人が担当するというふうになっておりますけれども、それぞれの担当する職員の位置づけであるとか、あるいは行った場合にどうやってそれを次につなげていくのかという、聞いたことをどう展開していくのかということも含めて、この編成のあり方あるいは庁内を区割りしている部分のあり方、ここら辺ももう少し考えて、そして場合によってはある程度テーマを持ってそこに入り込んでいくことも必要でないかと。そこら辺も踏まえながら今検討しているということでとらえていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

質問 3番 高野輝雄

方面委員のところを回りまして、率直に言ってこの制度の必要性にも疑問を示された方も何人かいらっしゃいます。配置された職員、係長以下ですよね、配置している職員は。このことについても、なぜ管理職を含めないのかだとか、実際に庁内全体でそういう意識を持っていないと、若い職員がいても、庁内から来たときに、果たしてコミュニケーションをとって、情報を上げたときにしっかりと受けとめてくれるのかなということも多分に担当される職員の方と方面委員との意見交換の中で出たことだという、そういうケースがあります。それから、問題は、こういう極端な例があるというのです。これは、きちっと早急に対応してもらわないと。要望を上げたと、地区の担当の職員のところにわざわざ方面委員の方が電話をかけた。そうしたところ、その要望については直接役場の担当課に電話をかけてほしいと言われたと言うのです。それから、そういうことは何なのだということでいたく憤慨をしておられました。これは、何なのか。こういうことから早急に意識改革に取り組むべきでないのかということで申し上げている。それでは全く機能していないのです。一カ所でもそういうことがあったら、それがまた伝わっていっているのです。職員の中でも、しっかりと受けとめて、わざわざ方面委員さんのところへ出向いて、私が担当になりましたと、これはごく当たり前なのかなと。中には、方面委員の方から、来られないので、氏名はわかっているから、わざわざかなり遠いところに行って、方面委員みずから担当された方によろしくお願いしたいって出向いた方もいます。今言った要望を上げたものを直接役場の担当課に電話をしてくれというのだったら、こういう制度は全く機能していないのではないですか、どうですかこの辺。

答弁 政策推進課長 小川雅人(政策推進課長は2007年3月まで)

活用されていないという、制度の活用についてはなるべく共通認識を持ちながらこの制度を進めてきたところでありますけれども、時間がたつとそういう部分では職員の認識なり取り組み姿勢なり、我々も含めてそうなのですけれども、そこら辺については薄れてきている部分もあるのかなというふうに思いますけれども、そこについてはまたさらにこの制度の趣旨をきちっと踏まえていくということと同時に、先ほどメンバーの関係もありましたけれども、指摘の部分も含めて、今1人がいいのか、あるいは複数制がいいのか、そこら辺も含めながら今考えているというところでご理解をいただきたいなと思います。

質問 3番 高野輝雄

18年ですから、もう制度発足して4年目ですから、ぜひそういうことのないように早急に改善をしていただきたい。そのためには、全職員がそういう意識改革に向けて勉強、指導、研修といいますか、改めて認識をしていただきたいなというふうに思います。次に、方面委員会議なのですが、これも方面区を回って、多くのところで一様にこれは言われています。全員の方と言っていいのでしょうか。なぜ開催しなくなったのかなと。私どもは、方面委員さん方から見た私どもですよ、方面委員の方々は、ただ文書を伝達するだけだということであれば、どうなのかなと。では、私は役割を返上したいなと言う方もいらっしゃいました。だから、会議をきちっと開催して、こういう制度もまた改めて方面委員の方にも認識をしていただくと、活用方法。方面委員も毎年変動はやっぱりあるのです。全員ではないけれども、あるわけです。だから、改めてなぜ方面委員会議がやられなくなったのかということについて異口同様に言っていますので、この声をしっかりと受けとめていただいて、確かに規則では必要に応じてというのは従来からあるわけですけれども、ずっとやってきたわけですから、やらなければならない重要性もまたいろいろ言っていましたよ、方面委員さんは。例えばこの間、9月3日でしたか、地域防災計画に基づく災害訓練をやっています。ああいうときに関してでも、やっぱり広くそういうことをやって周知を事前にする。なぜするかというと、地域防災計画の中なんかでも、自主防災組織を地区にこれから立ち上げていかなければならない。それから、災害弱者と言われる者の把握なんかでも、私どもは町内にいるのだから、ぜひ活用してくださいと。そういうことも含めて、まだもろもろ町政の課題もありますから、ぜひ広く住民と対話をする意味で方面委員会議をやっていただきたいと思いますが、この件についてはどうでしょうか。

答弁 町民課長 鈴木義勝(町民課長は2007年3月まで)

方面委員会議につきましては、先ほど町長も話したように13年度に一つの考え方を持ちまして、方面委員さんの方へ方面委員会議を通じて今後のあり方ということで一応話したのですが、その後14年、15年、16年度というふうにそれぞれ議題を持って方面委員会議を開催しておりました。それで、先ほど町長も申し上げたとおり、方面委員会議は今後においても必要という考えでおりますので、各課とも連携し、議題を整理して考えてみたいと考えております。

質問 3番 高野輝雄

この件については最後になりますが、方面区、先ほども行政のスリム化ということでいろいろ出ていましたが、それから関係する課の連携です。そういう面からいうと、方面区、方面委員もそうなのですけれども、この部分、町内会に関係する課、この課が方面委員のもともとある制度の部分については現在の町民課だと思います。そして、先ほど来触れている担当職員の部分については政策推進課と。こういうことについても、町民の方々はなぜ2課にまたがっているのかなと、1課でできないのかと。私もそう思うのですが、1課にしてスリム化して、そうすると責任体制がしっかりととれるのでないか。この辺については、最後ですが、町長はどのようにお考えか。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

今の同じ仕事、関連する仕事が2課にまたがっているということで、高野議員もよくご存じのとおり、いろいろな観点というか、いろいろな分野にそういうことが起きている部分があるのかなと。時々仕事の中でそういうところに当たることがあります。確かに住民の方々から見ると、非常にぎくしゃくしたというか、流れの悪い状況になるのかもしれません。毎年時期が来るとというか、新年度に向かっていろいろな組織だとか中身だとかを見ながら、変更を加えながらいっておりますけれども、住民の方々にとって迷惑をこうむるという部分がありましたら、素直な訂正を加えていきたいなというふうには思っております。

質問 3番 高野輝雄

次に、街路樹と花壇等の管理についてでありますが、これは平成15年の12月議会において室田議員が町並みの景観に関して触れた部分なのです。つまり観光地だということで、そういう背景があるのです。各施設に行く、郷土資料館にしてもホテルサンプラの部分でもそうなのです。そういうことからすると、今回ある面整理をしてやることはやるということに触れておりますから、余りしつこく聞きませんが、1点だけ気になる部分があるのです。観光地としての部分です。特に福寿川沿いの花壇、これは南大通りのところから6条まで、数えてみると花壇23カ所あるのです。一部オンコとか、それから羽幌の町花のツツジあるけれども、それだけ端の方で。当然植樹をすることになっていたところだと思います。これは、観光客の方々から現実にあの周辺の人が散歩をしていて言われたと、これは何なのだと、せっかく擬木を使って23カ所ある。ホテルサンプラとかバラ園、いろんなところ整備されている。バラ園の評価高いです。きちっと草の管理もされていると。ところが、つながるそういうところが整備されていないと。これは何なのかなという指摘を観光客から言われたということで、やっぱり恥ずかしい思いをしたというご婦人方が買い物をする場でそういう話をされておりました、指摘をされたと。ぜひ早急な対応をここだけは考えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。簡潔に。

答弁 建設水道課長 平山光彦(建設水道課長は2008年3月まで)

ただいまの高野議員のご質問に答えさせていただきます。確かに15年の12月議会で同様の趣旨の質問がされまして、対応するという内容を詳しくご説明しておりましたけれども、翌16年のときには台風ということで、かつてない台風ということで146本に及ぶ倒木等があり、17年の年は今年も災害が同じような形で来ることになれば今早急に対応しても、もう一年様子見ようではないかということで17年の作業について見合わせたのは、私自身17年度にそのような考えで課内で検討させてもらいました。そして、17年度にあのような状況で終わりましたので、18年になって今年の予算に40カ所の根切りをできる予算計上がされましたので、今議会の中で既に、議会開会中ですけれども、発注にこぎつけております。また、福寿川沿い等の町中も私も現実に回ってみましたけれども、景観的にはそんなに見苦しい状況ではないが、そばに行って見ると福寿川沿いの擬木の間にある花壇等は相当荒廃した状況になっていることは事実でございます。そういうことで、これまた18年度に向けまして樹木を植えて、除雪等の対応の問題もあって困難を来す可能性がありますので、一年草的な花でその枡を埋めるような計画を立てて、あわせて先ほど町長がお答えしましたように歩道の幅員の小さなところについては高齢者だとか障害者が通行するのに不便を来しているという状況もありますので、その辺のところはこれまた予算との絡み合いがありまして、思うとおりにいくかどうかわかりませんけれども、検討という言葉は使いたくありませんけれども、検討させていただきたいと思います。

質問 3番 高野輝雄

次に、米穀の乾燥調製施設なのですが、今盛んに、もう終わるところに来ているのでしょうか、台風の被害がなくて非常によかったなということで町長も申しておりましたが、私も何日か前から実際に刈り取りをしているところに行きながら、コンバインをとめていただいて、作業を中断したわけですが、何人かの方と話をしていまして、この施設については、先ほど伊藤議員も触れておりましたし、町長の答弁もありましたが、必要性はもう認識されているのだと思うし、農家の人方もぜひこの施設をつくってほしいと、早急に早くつくってと。というのはなぜかというと、もう既に更新期を迎えている乾燥の施設が各農家にあるのです。早く建てることによって、そういうのを見送ることができるのです。あるいは、中央地区にみなくるファームってつくりましたね、5人で。そういうところについては、後継者がいないだとかということで生産委託をされているところあるのです。そうすると、中央の施設も今現在満杯で、それ以上手を広げていくと処理し切れないのだということです。そういうことも含めて、早く建設してほしいということを言われております。そこで、この制度の既存施設の活用だとか留萌支庁との最終的な協議を行っている状況から、町の支援については結果を待って決定したいということなのですが、この協議内容の中では高台の施設の部分の問題は補助金が入っているだとかそういうことがあるのかなと思いますが、これはいつごろ協議が終了する見込みなのか。事業計画も当然道の方にもう今月末に出るのだと思いますので、その辺のことについてまずお聞きをします。簡潔にお答えください。

答弁 農林水産課長 西村修(農林水産課長は2008年3月まで)

高野議員の質問にお答えします。既存の施設の協議につきましては、先週オロロン農協と支庁協議、譲渡関係で協議を行っております。それで、今後のスケジュールなのですが、あと費用対効果、事業計画等の添付書類、まだ全部整っていない面がございます。あと、事業計画で今取り入れる機械等、知識ある支庁の職員等のチェックを受けているような状況でございます。それで、明日、支庁が道に事業計画、完成品でないのですけれども、一応持っていって協議するというような工程になっております。

質問 3番 高野輝雄

これは、伊藤議員も触れておりましたが、必要な施設ではあるけれども、約12億って言いましたが、11億8,000万、そのうち補助対象となる事業費11億ですから、ここの町側の助成が産建で示された、先ほど報告あった産建の中での部分では4分の1ということになるのと、これが2分の1だと大きく違う。2億7,500万とか、それから1億3,750万とかいろいろ数字が出てきます。そうしますと、農家の側では町側から、具体的に言うとこれまで農業地区でJAオロロンが説明されてきたことを受けて、2分の1の期待ということで、現場へ行っても今も農家の方々は期待をしております。今米は、売れる米ということで品質をいかに高めるかがポイントでありますから、その施設の部分はわかると。しかし、農家で現状売れる米を幾ら確保しても、米の価格は1万2,500円くらいだと思うのです。そして、実際の手取りは、諸費用引かれますから1万だと言うのです、現状でも。そこに1俵500円、今度はそこの施設を利用することによってかかる。それもかなり痛いのだと。だけれども、売れるためには、全量そういうふうに確保しないと水田がつくれないということになってきますから、だからこれ以上転換もきかないのだという本当に必死の思いだと思います。それで、さらにこれが4分の1ということになれば、1俵当たり100円、あるいは100円が200円になっていくということになればなかなかしんどいなと。これは、農家の人の本当に必死の声でありますから、その辺ぜひ受けとめていただいて、私はずばり申し上げれば2分の1、農家の必死の声は補助残の2分の1を大きく期待をしているということであります。その辺については、これ答えづらいと思うのですが、まだ決定していないと思いますが、私の言った2分の1ということについてはどのように。

答弁 助役 松本信裕

高野議員にお答えいたします。先ほど町長からも答弁がありましたように、今担当課長からもありました。うちの方では、できるだけ支援をしたいというふうに考えております。それで、今道の審査を受けないと、いろんな形で額も変わる可能性もあるだろうし、だからそこをもうちょっと見きわめた上で先ほど答弁ありましたようにできる限りの助成をしたいということでご理解をいただきたいと思います。

質問 3番 高野輝雄

では、この件はこれ以上言っても答えなかなかない。私言うだけで終わりますから、これ以上質問しません。次に、町財政の比較分析による長期財政計画の樹立なのですが、これは類似団体間との比較分析、これ要因が本当に明らかになりやすいということから、こういう取り組み。夕張なんかの破綻というのは極端で、羽幌はそういうことはないというふうに思いますが、財政の健全化を図る上でやっぱりこれは必要だと。町民、議会に対してもそうなのですが、公表に向けて早急な取り組みが必要でないかと思いますが、このことについていかがでしょう、公表に向けて。

答弁 財務課長 長谷川一志(財務課長は2007年3月まで)

ただいま高野議員のご質問でございますが、できるだけわかりやすく、それから詳しいものを町民の皆様方にお知らせをしたいという考えでございます。国が分析しました内容等につきましても今後考えてみたいと、このように考えております。それで、ただ気になりますのが国が分析した内容の結果が出ますのが平成16年度の場合ですと18年の3月に国の結果として出ているものですから、時期的な面もございまして、できれば新しい情報がよろしいわけですが、その辺の時期も考えまして検討させていただきたいと思います。

質問 3番 高野輝雄

次に、バランスシートの導入なのですが、これも言うまでもなく、先ほども触れましたが、夕張市の財政破産をきっかけに改めて、今日町長の答弁にあった現在導入している市町村以外に具体的に言いますと宗谷管内の中頓別町と議会、これは8月の2日でしたか、道新に出ていたのですが、バランスシート導入を考える公開学習を開いて、学者さんを呼んでいるのですが、町外からも参加をしていると。非常に関心が高いのです。バランスシートというのは、私は何も自治体の専門家でないのですが、自治体の借金、これは言いづらい言葉ですけれども、ここがどうだというのでないです。議会の監視する道具と言われているわけです。したがって、財政の健全化を推進するという観点に立つと非常に有効なもので、早期に作成されることが望ましいのであろうと思います。長期の財政シミュレーションも立てていますし、それから行財政改革をする上での集中改革プランだとかいろいろありますが、そういう観点の加味をしながら早期に作成をしていただきたい、積極的に取り組んでいただきたいと考えますが、この点については最後、町長にお答えをいただきたいと。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

先ほどお答えした繰り返しになるのかなとも思いますけれども、バランスシート自体をつくることに対する評価もあちこちでいろいろ聞かされております。先ほど数字の方で申し上げさせていただきましたけれども、この数字は何なのかなというちょっとした調査も必要なのかなとも思います。つくることが効果があるというか、プラス要素なのか、その辺も含めまして、もう一つ深く調査をしながら検討してみたいというふうに思っております。

出典:羽幌町議会 平成18年第5回定例会 2006年9月27日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる