みんなの議会

古平町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月11日

都会と地方の子供たちの教育機会の格差について

2024年12月11日、古平町議会の一般質問で、佐藤未知時議員が「都会と地方の子供たちの教育機会の格差について」質問し、教育長 三浦史洋、町長 成田昭彦が答弁しました。

質問者
佐藤未知時 議員
答弁者
教育長 三浦史洋、町長 成田昭彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 佐藤未知時

先日、小樽市子ども議会を傍聴してきました。由緒ある本会議場で小中12名の子ども議員が市長・教育長などに子どもならではの視点で一般質問をしました。皆、私より上手でした。古平でも、いつか子ども議会ができるといいなと思いながら帰ってきました。その子ども議員の質問の中で、小樽市の子どもたちでさえ抱えている悩み事なら古平の子どもたちはもっと深刻な問題だと気づかされました。それは、都会と地方の子供たちの教育機会の格差についてです。都会に比べて圧倒的に少ない、塾・検定・クラブがまさにそれらです。そういう小さな町が抱える不利な環境は、子どもたちの学習意欲を明らかに阻んでいます。地域故の不利益を少しでもカバーしようとしている取組があればお聞かせください。

答弁 教育長 三浦史洋

佐藤議員のご質問に答弁いたします。まず当町としましても、教育機会の格差については認識しているところでございます。具体的な対策としまして、現在行っているものが、放課後ふるびら塾というものを開催したり、検定の関係は、漢字検定・英語検定を受験する子どもにそれぞれ1回助成ということで、町の方で出してございます。そして、放課後ふるびら塾については小学校で実施しております。夏休み冬休みを除いた毎週木曜日に午後2時15分から午後3時45分まで1時間30分、ということで実施しております。内容は児童自らが家庭学習・宿題・算数ドリル学習などを行って、学習支援員3名の方が指導をしてございます。対象は小学校全学年でやってございまして、ちなみに、今年度につきましては、小学校全児童82人のうち35人が登録しており全体数の4割程度となっております。また、先程申しました検定の補助につきましては、漢字検定・英語検定の検定料をそれぞれ年1回全額補助するということでやってございます。2回、3回受ける方もございますので1回分ということです。実績としましては、令和5年度児童数76人に対して38人が受検してございます。そして、中学校の生徒53人に対して21人が受検しました。また、中学校については漢検・英検どちらも受験している生徒もいる状況です。そして、学習塾に関しては昔と違ってオンラインでやっている部分が多くなってきております。この点に関しましては、教育機会の格差という部分では塾のオンラインが出てきておりますので、その部分の格差は少なくなっているのかなと感じております。あと、部活動関係なのですけれども、ご承知のとおり全国で地域移行、土日は地域の方に移行していこうということで、そういう動きが進んでございます。具体的には、当町でも中学校の野球部に入っている子どもたちが今5人いますけれども、土日は余市にある「よいスポ」というクラブに通っていたりしてございます。以上です。

質問 9番 佐藤未知時

塾に通ったり検定を受けるには親の協力がマストです。例えば、検定会場が札幌だったら前日から泊まれる宿を確保したり、あるいは、朝早くから車で送ってもらったり終わるまでどこかで待機してもらったりとか、親御さんも大変ですけれども子どもはそういう親の負担を気にします。全国どこにいても誰もが同じ教育を受けられる権利の下、当町の子どもたちも同等の学習機会を得られるよう、今後ともフォローアップをよろしくお願いします。

答弁 教育長 三浦史洋

はい。そのつもりですが、例えば、塾の関係でオンラインでということで、具体例で言いますと、余市町に練成会というのがございます。練成会さんで管内には留寿都村がオンラインの部分で導入しております。情報としては、隣町の積丹町の方でもということで聞いてございますので、当町としましても、私も先日練成会の幹部の方に来ていただいてお話じっくり聞いております。一番は、供給はできるのだけれども反応してくれる子どもたち・ご家庭がどの位あるのかなと。いいものだと思って導入しても効果的にならないというのも困るので、そういう部分どの位のそういう需要があるのかなというのは今後確かめていって、マッチングするものであるならば導入という形を考えていきたいなと思っております。

質問 9番 佐藤未知時

教育機会の公平性というか、そういう目標で今後ともよろしくお願いしたいと思います。質問次に移ります。夜間の避難訓練の実証実験の必要性についてお伺いします。夜間に災害が起きたときの対応として、一度夜間の避難訓練を行い日中とは違う難しさ・問題点などの洗い出しが必要だと思います。それを避難時のケーススタディとして実践知を向上すべきだと思いますが、町長のご所見をお伺いします。

答弁 町長 成田昭彦

佐藤議員の夜間における災害発生時の避難訓練についてご答弁申し上げます。端的に言いますと、夜間と日中の違いというのは明るいか暗いかということになろうかと思いますけれども、一番影響を受けるのは停電時というのが一番障害になるのかなと思っております。そういった中にあって、町民としては街路灯もついていない、視界が制限された中での避難行動が求められるわけでございますけれども、それは問題点だというふうに認識してございます。また、町側では、停電の中で実際にどのように照明や暖房を確保しながら避難所の開設や運営ができるかが問題点だと考えております。その上で夜間の避難訓練でございますけれども、現状、問題にはあることは理解しつつも、町民を巻き込んだ避難訓練を実施するのは、安全面から考えても非常に難しいというふうに考えております。町サイドのケーススタディ実践をということでございますけれども、避難所開設、それから発電機を使った照明の使用方法などを中心に手順確認等は、日中の訓練でも行えますのでそのような対応を進めたいと考えております。また、夜間等の時間外における対応マニュアルとしては、「古平町職員の初動マニュアル」というものがございます。それに基づいて職員に向けた防災訓練等は今までも行っておりますけれども、これからも継続して行ってまいりたいというふうに考えておりますので、特段、夜間の実施ということは考えてございません。

質問 9番 佐藤未知時

私としては、机上でシミュレーションできることも多くあるとは思いますけども、町民を巻き込んだ避難訓練の前に、まず、町と消防だとか警察だとかの関係機関ですね。そういうのが実際にやってみた方が気づきという部分もあり得るのかなと思います。それで、避難に関連してですけれども、町長がおっしゃったように、避難の最中に停電等で携帯電話あるいはSNSが使えなくなることも想定されます。過去の大きな災害では、固定電話が安否確認にとても役立ったと聞いています。そこで、災害時に備えて庁舎内でも災害専用電話の設置、そして、私は今後少なくとも道の駅の敷地内に公衆電話ボックスがあった方がいいと思っています。例えば、たらこをイメージしたかわいいピンク色の電話ボックスが何台かあってもいいかと思います。道の駅とマッチしたアイコンにもなりますし、日頃目にするものなので、町民が非常時に安否確認をしたい時にすぐに公衆電話の場所を思い出せます。町外から来られた人たちにとっても目に付きやすく災害時などに役立つはずです。設置場所や台数も含め、ぜひ公衆電話の役割の再認識とともに公衆電話の設置・検討もしていただければと思います。町長のご感想いかがでしょうか。

答弁 町長 成田昭彦

道の駅には公衆電話を付ける予定でございます。議員おっしゃるように、例えば、大雨の災害ですとかそういったものは、日中であれ夜であれ職員は本部の方に集まりますので、避難・誘導させなければならない世帯等も私どもの方で押さえていますので、そういった対応はできるのかなと思っております。ただ、夜中に地震等きましたら、これは大変非常事態になると思います。今回、私は「危機管理トップセミナー」というものを受講したのですけれども、その時に石川県穴水町長の災害に対しての講演を聴いてきたのですけれども、あの時間帯で元旦ですので、役場に集まる行動がなかなかできなかったそうです。町長自身も普通であれば5分で行けるところに40分かかって役場庁舎に着いたと。でも、役場に集まっている職員というのは8人しかいなかったということで、対策本部に職員が全部集まるのに3日かかったという話をしてございました。その中でどうしたかというのは、インフラもちろん駄目ですし携帯も何も使えない。どこでどういう被害が起きているのか、それすら把握できないということで、図面に落として入ってくる職員から事情を聞きながら、ここはこういう問題あったとか全部落としていって、そういったやり方をしたということを聞いてきました。私どももそういった地震等については、一刻を争う問題ですので対策本部を設置してという余裕もないようですので、そういったことも考えられますので本当ケースバイケースでやっぱり考えていかなければならないのかなと思っております。ただ、今の大雨、あとは大雪ですとかそういったものには、十分今の体制で対応できるのかなというふうに理解してございます。

質問 9番 佐藤未知時

道の駅に公衆電話ボックスの設置をもう考えていますということで、詳細は後で担当の課長とかに聞きますけれども、先程言った夜間の避難訓練の実施と公衆電話が今現在町内に何箇所あるか分かりませんけれども、その辺も災害時に備えてぜひ検討していただければと思います。質問は以上です。

出典:古平町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月11日 議事録 PDF(33ページ) 間違いを知らせる