古平町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月19日
当町における職業の多様的創出の重要性について
2026年3月19日、古平町議会の一般質問で、佐藤未知時議員が「当町における職業の多様的創出の重要性について」質問し、町長 成田昭彦が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤未知時 議員
- 答弁者
- 町長 成田昭彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 佐藤未知時
9 番佐藤です。当町における職業の多様的創出の重要性についてお尋ねします。古平町の人口が 2500人を切ってしまいました。人口減の対策はいよいよ待ったなしの状況です。少子化が著しい当町において、虎の子のような貴重な子供が生まれても義務教育を終えたのを機に、多くの場合町から転出し、人口的にはプラマイゼロという計算が成り立ってしまいます。子供たちが流出してしまう理由は明白です。ほとんどの場合、当町に残るには漁師や農家、商店など家業を継ぐとか、あるいは数少ない既存の会社に就職するしかないのが現状だからです。この町が好きで残りたくても働ける職がない。自分のやりたい職業がこの町には存在しない。あるいは何年かして故郷に戻りたくてもやりがいを持てる仕事がない。人口減少などの対策として移住者促進策を打ったり、子育て世代への支援を拡充しても、圧倒的に職業の多様性というものが町にない理由で、この町で生まれた子供たちが故郷で働けない大きな要因になっています。生まれた子供たちが一人でも多く故郷で暮らせるためには、当町に職業の多様性があり、選択肢があるということが重要です。多くの雇用を期待できる企業の誘致活動ももちろん大事ですが、小規模でもバラエティに富んだ職業創出の環境づくり、そして積極的な受け入れ体制が大切だと考えます。地域から無くなる自治体になる前に、その方策をスピード感を持って取り組まなければならないと考えます。 町長のご見解をお伺いします。
答弁 町長 成田昭彦
佐藤議員の一般質問にお答えいたします。まず、職業の多様的創出ということでございますけれども、先ほどおっしゃるように、多種多様な仕事、また選択可能な環境づくりにつきましては、やはり町内で創業する創業者数が増えるというのが大事かなと思っております。そういった面では、執行方針で述べましたとおり、昨年度から「古平町町創業支援事業」として、町内で創業するところについては助成しているわけでございますけれども、そういった支援は大切かなと思っております。やはり少子高齢化で若者が町外に流出する、これは古平町の問題だけでなく、そういった小規模町村においてはどこでも悩みであり、確かに産業がないというのが一番のネックかなと思います。そういった面から考えても、自分たちで創業する。それから、やはりの漁業にありますと、そういったものを自分で経営する、そういった形が一番手っ取り早いのかなと思っております。で、企業の誘致についてですが、なかなか地理的にも難しい現状でございますので、そういったものから進めていただければならないのかなと思っております。また、こういった創業支援していただくことによって、そういった商工会の会員数も増えてくれている。そういったメリットもございますので、そういったことはこれについてこれからも進めてまいりたいというふうに思っております。
質問 9番 佐藤未知時
先週と今日の学校の卒業式がありましたけれども、特に、今日は一人一人卒業証書を受け取った後に将来の夢を語っていました。で、卒業生15名のうち、1人が漁師とをやりますと表明した人、その他はまだ決めていませんという人も含めて、この子たちは多分、中学生が終わったら古平に残らないのかなとか、それが悪いことではないんですけども、前に商店街の企画の話もしましたが別に昔の銀座通りじゃなくても、そういう新しい企業を作りたい若者だったり、そういうものを募集する時にはぜひ商工会だけではなくて、町の方もいろいろ仕掛けてほしいとは思うんですが、その辺もご所見をお伺いします。
答弁 町長 成田昭彦
今日の卒業式で1名、将来漁師やりたいっていう方がおりました。で、何年か前にも、「僕もじいちゃんの後を継いで漁師になる」っていう子どもいまして。で、その子が去年成人式に帰ってきたんですけど、漁師やってるのかって聞いたのですが、「いえ、東京行きます」ということでしたので、まあそういった中ですね、若者がやっぱり古平の戻りたいっていう、魅力といったものを感じさせる、そういったまちづくりを作っていかなければならないというのは、私も議員と一緒でございます。ただそういう手段がですね、町でどうやって進めていけばいいか。漁業者も後継者がいなくてやはり魅力のある漁業はそういったものを求めていかないとなかなか無理かなという感じです。例えば、そういったものは、例えば所得が上がれば来るのでは、というふうに私は思っています。例えば蘭越町でいえば、全国的にも有名な米。まあある程度、かなり年収もあって、例えばその地元を離れていた息子さんが帰ってきて、それを継ぐというような、そういった話も聞くようにございます。今、私どももこれから手上げていく、水産庁から今推薦いただいている漁業者の所得を増やす事業をですね、関係者と考えながら進めていって、魅力のある漁業等を求めてですね、後を継いでくれるそんなまちづくりができればなというふうに思っております。
質問 9番 佐藤未知時
町長にもおっしゃったように、地元の産業による伸ばしているとのことですが、やはりその中で給料も上がっていくと見て、古平に残る人が増えるかもしれませんけども、圧倒的にやっぱり職業の多様性がないと。いろんな分野から面白いものが生まれると思うんですね。アイディアにしろ、考え方にしろ、やっぱり、漁業一辺倒じゃなくて、例えば「自分は手芸屋さんをやりたい」だとか、なんでもいいと思うんですね。職業の多様性がないと、中学に卒業した時や在学中にこういうことができるんだ、古平でもし残って仕事をやるんだったら、あそこの場所は空き家だし、こういうことがやりたいなというときに役場に行けば、こういう起業の仕方がありますよとか、そういうアドバイスを進めて、そういう多様性のある町にしていくことが良いと思ってます。そこでですね、町長、教育長は言うまでもなく、職員の皆さんもですね。担当、担当外関係なく、一人ひとりがプロデューサーとかプランナーとなって人口の流失阻止を命題のもと、今回お話しした職業の多様化というビジョンのもと、積極的にプランを仕掛けてほしいと思っています。近い将来、子ども達が働く年齢に達した時に、古平に今よりもっと職業の選択肢がある町になることを切に願っています。最後に町長に伺います。
答弁 町長 成田昭彦
多種多様な業種を創出については創業支援の助成は必要でございますけれども、そういったもので考えて、それで自分で商売なら商売を起こす、そういったものには協力してまいりたいと思っております。令和8年度のブルーマルシェも、まさにそういった中学生の参加を通じて、儲けになるということや赤字についてなど教えながら古平に愛着を持ってもらいたい、そんな取組をしたいという風に聞いてございます。行政と業者を超えて協力していただければなというふうに思っております。ということでご理解いただければと思います。