古平町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月19日
少子化対策として国保の均等割と、それから小中学生の給食費の助成について
2023年6月19日、古平町議会の一般質問で、真貝政昭議員が「少子化対策として国保の均等割と、それから小中学生の給食費の助成について」質問し、町長 成田昭彦、教育長 三浦史洋が答弁しました。
- 質問者
- 真貝政昭 議員
- 答弁者
- 町長 成田昭彦、教育長 三浦史洋
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 真貝政昭
次に、少子化対策として国保の均等割と、それから小中学生の給食費の助成について伺います。国保のほうなのですけれども、少子化対策として就学前の国保加入者に対して公費の半額助成をやっています。それで、子供が生まれますと2万5,000円保険料で賦課するという仕組みになっています。少子高齢化で子供を産んでほしいと思っている行政側としては、そのたびに負担が2万5,000円ずつ増えていくというのは、これはいかがなものかということで国が乗り出したのが就学前の公費半額補助ということなのです。古平町の場合の国保加入者の就学前の人数を調べたら、5年前、ゼロ歳から6歳まで15人だったのが現時点で10人と。3分の1減っているのです。1歳だけで割り算しますと、1歳で2人に満たない人数になっているのです。こういう状態で就学前だけと、町の負担は幾らかというと二、三万程度です。これは小中学生対象にしても高校生対象にしても、さほど町の大きな負担にはならないというふうに思っているのです。それと、小中学生の給食費なのですけれども、後志管内では黒松内と赤井川が給食費全額助成をしています。これは就学援助制度対象者以外の生徒にも適用するということでやっているのですけれども、小樽市が今定例会ごとに補正を組んで給食費の無料化をしています。6月定例にも12月までの補正が計上されています。市議会のほうでも小樽市で通年通して給食費の無料化というのを要求している会派もありますけれども、古平町も見てみましたら1,000万の給食費のうち就学援助の対象者は約3割で、残りの700万くらいは対象外の方たちの給食費です。年間700万です。この役場を造るときに備品に約2億ふるさと納税の金をつぎ込んだのだ。そしたら、700万で割ったら約30年分の金を一気に使ったのだ。ふるさと納税さっきも出ていましたけれども、通常の交付税計算するときの全く対象外の臨時のお金です、ふるさと納税といったら。ふるさと納税貯金始めた頃、古平町は子供のために使うのだという、それを第一義として考えるというふうにスタートしたのです。だから、国保の均等割の無料化だとか、それから小中学生の給食費の無料化、これは実現できると思います。教育長はそういう希望を持っていると思います。成田町長が教育長時代、町長が教育行政に関わるとき予算を取りやすい状況になったというふうに発言しているのです。ですから、ぜひとも古平の少子高齢化が極めて深刻な今の時点できちんと子供の未来のことについて希望を持てるような、そういう姿勢をぜひこの2点で示していただけないでしょうか。どうでしょうか。
答弁 町長 成田昭彦
2点目の少子化対策として国保均等割、給食費助成についてでございますけれども、国保均等割のほうについては私から答弁し、給食費の助成については教育長のほうより答弁させていただきます。国保の均等割でございますけれども、まず未就学児均等割の5割軽減制度につきましては、令和4年度の実績として対象者は10名、影響額としては1人当たり平均七、八千円でした。国保加入者のうち18歳までの人数は42人、町内全体の18歳未満人口は243人ですので、2割弱となります。国保加入者に限定して申しますと、18歳未満の均等割分を軽減することは当該世帯の負担の軽減にはなると思いますけれども、町全体として考えた場合は、先ほど寶福議員の説明とも重なりますけれども、少子化対策としてはあまり効果は期待できないのかなというふうに考えております。行政でもできる部分はありますので、その辺は優先順位を探りながら進めていくという形で考えますと、まず少子化対策としてはそんなに効果は期待できないのかなというふうに考えております。少子化対策を考えるならば、まず国保加入者に限らずに、雇用面や住環境、それから婚姻、出産の減少など様々ありますので、そういったものを検討を進めていかなければ、そっちが先でないのかというふうに考えております。本町では所得に制限なく18歳までの子供の医療費は無料でございます。そういった点から考えましても子供のいる世帯には大きな負担軽減になっていますので、国保税の現時点でこれ以上の軽減については考えておりません。
答弁 教育長 三浦史洋
真貝議員の給食費助成の部分についてお答えいたします。ご質問の部分で年間約1,000万の給食費ということで、就学援助分約300万円、4年度の部分では実額が約250万円です。なので、その差額の部分が助成が可能ではないかということにつきましてお答えいたします。給食費については、これまでも申していますように、材料費のみを計算の基礎としまして給食費を出してございます。それぞれ小学校が267円、中学校が317円ということでございます。それとともに就学援助ということで経済的に就学困難な児童生徒の保護者に対しまして支援をしているということで、質問要旨の部分の約300万円、4年度は250万円の部分で助成をしてございます。お答えとしましては、現段階での無償化は考えてございません。ただ、4年度の給食費につきましては給食費の収入が、ちょっと細かいのですけれども、金額万円単位で987万円です。賄い材料費として町が支出した金額が1,066万円ということで、町の持ち出しが79万円ほど持ち出しということで、見方は変なのですけれども、その部分が助成したというか、考えもできるかなと思っております。現在のところは無償化は考えていかないと。ただ、国のほうで抜本的に大分、数か月前に国の政府要人の方が子育ての異次元のというので学校給食費も無償化というのでの発言があって、すごく期待していたのですけれども、次の日には全然報道にもなっていなくての、潰れたのかなという感じでちょっと残念でいるのですけれども、それとともに質問で管内の黒松内、赤井川は無料だということで、子供の数小さいですし、パイが少ないとそういう金額の費用の部分もという部分で、これまでの答弁でもしていますように、ふるさとの基金がありますので、そちらを十分活用してのいろんな施策を総合的に考えてまいりたいと思います。
質問 5番 真貝政昭
町長が言っていた古平町の小中学生、高校生までの医療費無料化というのは積丹町も、それから余市町も実施なので、これはそれこそ自慢するような段階では既になくなってきているという段階です。いずれ仁木、赤井川もこういう流れに従っていくものと予想しています。今の教育長のどこかのお話で国、道とかの動きなのですけれども、異次元の少子化対策というのが、底が知れるようなお話を今されたのですけれども、地元の古平がいかに少子化対策で国とかにアピールしていかないと国は動かないと、けつをたたくという施策が必要だということです。給食費仮に1,000万円にしても、去年ですか、ふるさと納税3億超えたお金が懐に入ってきているわけでしょう。違いますか。幾らですか。計算してください。2億ですか。仮に2億にしても、1年間で入ってくる、ポケットマネーという表現しますか、それで給食費20年分賄える額です。今の時点での小中学生です。ところが、ゼロ歳から就学前の人数は年間平均四、五人です。そしたら、1,000万でなくて300万かそれくらの額に減っていくのです。だから、先を見通すと少子化がどうのこうのという段階でけちっている場合ではないのです。ぜひそこら辺を考えていただきたいなというふうに思います。改めてそこら辺の見通しです。今の時点よりもその後のことが今問われていると思います。それと、国保の均等割の件ですけれども、少子化対策で国は公費助成始めていますけれども、我が町の国保の加入者というのは漁業者、農業者、それから地元で建設業に携わっている畳屋さんだとか、それからペンキ屋さんだとか、塗装屋さんだとか、地元の産業で働いている方たちが加入している保険です。そういう面で考えますと、地場産業を応援するという形も、そういう視点でも国保の子供の均等割の無料化というのは考えていけると思うのです。そういう面でぜひとも視野を広げていただきたいと思うのですけれども、町長はそこら辺はどのようにお考えか。
答弁 町長 成田昭彦
私どもも今全体的に、各課で少子化対策でうちでどんな事業をしているのかというところを取りまとめている状況でございます。そういった中で考えていきますと、そういった中からまず予算査定するときにはこれからの少子化対策として何が望ましいのか、何を優先的にやっていくのか、そういった中で考えていきますので、その一つとしてこういった事業もありますということはのせていただきますけれども、私個人から考えますと、そういった私どもの少子化対策の中では国保の均等割の部分というのは、まだまだそこまでうちの段階では進んでいけないのかなというふうに思っております。
質問 5番 真貝政昭
かつては国保会計で約1億5,000万の赤字が出たときに、当時の町長は一般会計から1億5,000万ぽんと助成したものです。町民の苦境をよく分かっている方、私はその方のことを酷評していましたけれども、その点はすごいなというふうに思いました。ぜひとも古平町で異次元の対策を取っていただきたいなと思います。国には今期待できません。よろしくお願いします。3点目です。大成建設の工事不正と古平町の複合庁舎の施工信頼性です。これについて伺います。それで、今年の春、新聞報道等で札幌のビルの施工工事での不正が3月16日に発覚し、大成建設への信頼が揺らいでいます。それで、この複合庁舎は設計、施工監理、全て大成建設にお任せというふうに造られた建物です。私は、管理は別にやるべきだというふうに主張しましたけれども、当時の町長は突っぱねました。それで、実際に工事スケジュールを見ますと、最後の年でしたか、1月から3月の冬期間は寒いということもあって休工というスケジュールだったのが突貫工事で生コンを打った。突貫工事がされていたのです。その件についての当時の町長とのやり取りは省略しますけれども、札幌での不正工事というのは監理を請け負った久米設計が、久米設計といったら古平小学校の基本設計を受注した企業で世界の久米というふうに私は認識しているのですけれども、その久米設計も見抜けなかったと報じられています。おかしいと思ってチェックさせたのが発注者の職員だったということなのです。この建物は、私たち議会は更地になったところを見ただけで工事中の様子は一切見せられなかった。完成間近に見せてくれましたけれども、一体こういう設計、施工監理まで一括でやられたこの建物の信頼性というのはどのように検証されるのか、もうお手上げ状態なのか、するべきなのか、いい材料だというふうに思っているのですけれども、町長の見解を伺いたい。
答弁 町長 成田昭彦
真貝議員の大成建設の工事不正と当町庁舎の施工信頼性についてご答弁申し上げます。まずもって現時点では出来上がった段階ですので、今の札幌の問題については中止するしかないと考えております。担当者レベルの話ではございますけれども、大成建設の札幌支店の上とはこういった報道が流れてお騒がせして申し訳ありませんという報告があったと伺っております。その騒動とは別の話でありますけれども、庁舎利用も1年経過していることもありまして、何かあった場合は連絡願いますとも大成から言われております。大成側とは定期的にまだ連絡取り合っておりますし、また町としても何か発生した際には申入れできる、そういった体制整備は整えておきたいというふうに考えております。町が採用した設計、施工監理一括方式のやり方はどうかということでございますけれども、契約した時点での町の置かれていた背景など様々な要素を勘案して恐らく最善の判断をしたのだなというふうに理解しております。ただ、一般論にはなりますけれども、それぞれ設計、施工監理というのは別発注のほうが多いというふうに私は聞いております。
質問 5番 真貝政昭
公募型プロポーザルで、こういうのは普通なのだと言わんばかりの当時の町長の認識でした。しかし、こういう公共的な建物は避難施設にもなっているわけですから、まず第1点に強度の点で工事が信頼性あるものだったかどうかというのは全く検証されていないのです、工事中に。チェックされていないのです。あくまでも大成側の範疇にあるということなのです。私もかじってはいるけれども、素人です、こういう建物については。これから何が起きるか分からないこういう建物について、何らかの方策を考えていくべきではないかと。当時のこういう工事が行われたときの最高責任者がこういうような発注の仕方をするのが妥当なのかどうかという、もしやってしまった場合何らかの検証の仕方というものを検討すべきでないかというふうに思っているのですけれども、町長は監理は別物で考えるべきだというふうに考えていらっしゃいますけれども、やってしまったものですから、その後が問題なのです。我々が大きな地震でこの建物が耐えられるかどうかというのは全くよく分からないです。だから、そういう点の検証の仕方をぜひ検討すべきでないか。それと、もう一つ、この建物は高度な目的があって設計された建物です。脱炭素ということで。それの検証も大成に任されているのです。だけれども、それが正しい数字が出てくるかどうかというのは全く信用できないと。第三者によって検証すべき道があるのでないかというふうに思っているのですけれども、その点についても答弁をお願いしたい。
答弁 町長 成田昭彦
今の建物としては致し方ない。これからも大成とはそういった連絡を取り合いながら、何があってもそういったことのできる、そういう体制を取っていかなければならないと思っております。脱炭素についても、今毎月定例で報告いただいていますけれども、今の段階ではそれを信用しながら進めていかざるを得ないのかなというふうに思っております。
質問 5番 真貝政昭
関西電力の巨大風力発電計画について伺います。前の議会で伺ったときに町長は中立の立場でということなのですけれども、小樽、余市の近辺で計画していた双日の巨大風車の計画が市長、それから市議会の反対で会社側が計画を断念したという、そういう報道がされています。規模としては余市、古平、仁木にまたがる区域で計画されている大きさの巨大風車と同程度だというふうに思っています。小樽で計画されていた国営草地の森林伐採の面積は、報道では43ヘクタールと報道されています。古平に関係する台数は小樽の計画の約3倍ですので、100ヘクタール以上の森林が伐採されて、道路と山頂を削り取って事業が展開されるという、概略そのような構想で想像しております。それで、私が心配したのは保安林を解除してこのような開発をやってしまうと、前に起きたようなゲリラ豪雨によって川が氾濫して財産や命が危険にさらされるという、そういう心配を挙げていました。仁木方面ですと景観の問題と、それから健康被害の問題が取り沙汰されています。健康被害については、実際に海外では認められているというふうに報道もあります。また、北大の研究者によると、政府でも確定されていないものを簡単に認めてしまうのはいかがなものかというふうに見解を述べられています。ぜひとも健康被害に関する件についても中立の立場で町長は検討していただきたいと思います。それと、保安林の解除によって、それこそ乱開発が進められている例というのは北見のほうでも実際にあるようで、ネット上に投稿もされています。それこそ頂上を削り取って、巨大な擁壁を造って道路を造り上げていくと。まさに巨大な林道を山頂を貫いて走って歩くような、そういう計画です。想像できると思います。古平の場合は、余市、それから仁木の町長が一致して保安林の解除に判こを押さないと計画が進まない、そういう内容ですので、ぜひとも3町長で協力して何が問題なのかというのを検討していくべきでないかと。それと、小樽市長や小樽市議会が反対に踏み切った、その理由についても連携を取ってお勉強していく必要があるのではないかというふうに思っています。通告文では私の反対という立場を取ってほしいと書いていますけれども、町長は中立という立場なので、そこら辺の意見の相違は別にして、こういう連携を取った調査というものを進めていってほしいなというふうに思っているのですけれども、町長の見解を伺いたい。
答弁 町長 成田昭彦
関西電力の巨大風力発電計画についてご答弁申し上げます。まずもって関西電力からは陸上風力事業計画につきましては、新聞等で公表されてございますけれども、事業予定者からは事業実施想定区域、それから今後の風況調査等の結果を踏まえて検討を行うとのことで、具体的な設置場所は今のところ決まっておりません。今回の環境アセスメント調査により事業実施想定区域も若干変更となってくるものと思われます。また、現時点では環境アセスメントの最初の段階の文献調査が主でありまして、環境保全の配慮事項、それから配慮書を取りまとめ、風況調査に入る段階と聞いております。まずもって今予定されています余市、仁木とはそういった話もするわけでございますけれども、余市の町長も仁木の町長も具体的なそういったものはまだ全然考えていないということでございます。また、仁木の町長に関しても中立の立場で今はまだ対応している。当然行政としては自然災害でありますとか健康被害、それから自然環境破壊、それがどうなるのかということを見極めていかなければなりませんし、また自然エネルギーの環境からいってどうなのか、そういったことを把握しながら進めていかなければならないと思いますので、今は余市、仁木とはそういった中で話合いというか、それはしていきますけれども、私の考え方としては以前にも申し上げたように、そういった具体的なものも出てこないうちにはまだまだ中立の立場でこれからも考えていきたいと思っております。
質問 5番 真貝政昭
古平漁港から今建っている4基の風車を見ますと、奥のほうに連なる景色がよく見えるのです。あのどこら辺にあれよりももっと大きな風車が建つのだろうかと想像するのですけれども、実際に計画区域内の地質がどういうものかというのは全くよく分からないのです。大ざっぱにいきますと、豊浜トンネルのあの岩盤というのは神恵内層という水冷破砕岩です。非常にもろい岩層ですけれども、それが一帯的にここら辺を覆っているはずです。海底火山によって水中で冷やされた岩石ですから、非常にもろいと。古平の川の奥のほうに行きますと、鋭くえぐれたような斜面崩壊の跡もあるのです。豊浜トンネルの事故のときに北大の研究者がテレビ等で紹介していましたけれども、非常に複雑な縦の亀裂がこの一帯を通っているのだと。何かの拍子で崩壊が起きるという、そういう説明をされていましたけれども、自然の中をいじりますとチョペタンの奥の林道のように何もなかったのに崩れるということが起きますので、そこら辺は慎重に考えていただきたいと思います。ぜひとも関西電力からの提示がある前に予備的な知識というものを、専門家等広く知識を集めて対応していただきたいと思う次第です。