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古平町議会 平成25年第4回定例会 2013年12月20日

原子力の防災対策について

2013年12月20日、古平町議会の一般質問で、工藤澄男議員が「原子力の防災対策について」質問し、町長 本間順司が答弁しました。

質問者
工藤澄男 議員
答弁者
町長 本間順司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 工藤澄男

町長に2点ほど。まず一番最初に、原子力の防災対策についてということで、10月の防災訓練に参加して感じたことは、地震や津波による事故が発生した場合に古平余市間、それから神恵内古平間、神恵内積丹間の土砂崩れや道路への冠水によって通行どめになった場合3町村が孤立するのではないかと心配しております。それで、道路が1本しかありませんので、何とか違う避難道路を必要と思いますけれども、3町村長で話し合いしたことがあるのか、まずお聞かせください。それから、2点目は避難道路なのですけれども、秋に私避難道路一応全部見て回りました。そしたら、入り口側に背丈ほどの草が伸びていて例えば避難道路が見えなかったり、それからその他草刈りをしなくてはだめなような場所が何カ所もありました。それで、年に何回か草刈りが必要と思いますけれども、今後の計画をお知らせください。

答弁 町長 本間順司(町長は2017年3月まで)

工藤議員の一般質問にお答えいたします。まず、1点目の件でございますけれども、被害想定を考えれば切りがないことなのですけれども、最悪の場合には避難対象となるUPZ圏内の全町村が該当するということにもなりかねません。3町村に限られる問題ではないというふうに思っておりますので、改めての話し合いはしてございませんけれども、ただ国道229号線だけに頼らなければならない町村、あるいはそういう地域もありますので、さまざまな会議の機会を捉えながら常に要望はしております。ただ、具体的な回答は得ておりません。2点目の避難道路の関係でございますけれども、津波災害時における緊急避難目標地点、いわゆる1次避難場所でございますけれども、昨年12月にも町内会との協働で作成した地域津波避難計画で31カ所指定してございます。ご指摘のとおり、一部には夏を迎えるころから草が生い茂って緊急時に支障を来す、そういうおそれがある場所もあります。確かにございます。我々としましても草刈りの予算措置はしたいというふうに考えております。また、緊急時には地域住民がみずからの生命を守るための避難場所でもありますことから、避難経路あるいは避難場所の確認も兼ねまして年に1度くらいは町内会のご理解を得ながら、行政との協働で一緒に草刈り等々を行うというようなことを関係町内会にお願いしたいというふうに考えております。

質問 9番 工藤澄男

1点目の防災対策なのですけれども、今町長いろんな町村と言いましたけれども、実際に私はテレビ見なかったのですけれども、私たまたまテレビに映ったそうで、道路が1本しか、3町村の場合はこの道路しかないのです、逃げる場所は。そうすると、余市と古平の間でもし土砂崩れ起きた場合、どうしても泊原発のほうへ行くしかないのです。そのためにやはりこの3町村というのはある程度結託して道なり国なりに要望して、例えばどこかの林道を、たしか余市まで通っているところもあると思うので、そういうものを利用させてもらうとか、いろんな方策はあると思うのです。それで、積丹町の町議からも個人的に私のほうへ話がありまして、古平の町議会といろんな例えば防災なり、それから漁業関係とか合致する点がいっぱいあるので、一度交流会みたいなものを開きたいと。そして、さらにその議員さんのおっしゃるには、神恵内町議会にも働きかけるというような話もしておりました。ですから、実際に今まだ原子力発電所があそこにあるわけですから、やはり安心して逃げれる道路というものをもう一本絶対私は必要だと思っています。それから、避難道路なのですけれども、きのう鶴谷議員もかなりしつこく一生懸命しゃべっておりまして、余り町長からはいい答弁聞かれなかったのですが、実はこの前本当は副町長と一回秋に全部見て歩こうかということで話し合いはしていたのですけれども、たまたまお互いに時間の調整がつきませんで、できませんでした。それで、きのう鶴谷議員うちの町内の場所を大変褒めていただきまして、ありがとうございました。あそこだけは年に3回、春、夏、秋、私全部一人で草刈りをして、実際に全部よけて、そしてそのときに今防災無線を担当していました松尾係長がたまたま通りかかったものですから、歩いてもらったのです。そしたら、やはりここは歩きやすいということで非常に喜ばれておりました。ただ、出口がちょっと悪いので、そこだけ直せば大丈夫だねというような話もしたところであります。そして、それ以外に、うちの町内のことばかり言ってはだめなので、あれなのですけれども、実際に例えば沢江でもそうです。それから、沖町でもそうです。実際に秋に行ったら、もう私の背丈以上の草がおがっているのです。そういうところを高齢者が多い古平町で常に簡単に逃げれるように、そしてきちっともうちょっと整備するとか、せっかく決めた避難道路なので、役場の何の担当とかということでなくして、気がついたらやはり自分の足で歩いてみると、そのぐらいの気持ちがなければせっかくつくった避難道路が死んでしまいます。何とか予算をつけて少しでも歩きやすい道路にしてほしいと思うのですけれども、どうでしょうか。

答弁 町長 本間順司(町長は2017年3月まで)

1点目のそれこそ避難道路の関係なのですけれども、我々も昔の林道、あるいは昔の余市山道、そういうところも提案はしてございます。もし仮に積丹町の議員さんからそういう提案があった場合、我々も結束しながらやることはやぶさかではないと思いますけれども、ただその場合例えば余市町豊浜町民もおりますので、そういう関係をどうするかというようなことも必要になってくるかなというふうに思います。それから、神恵内ばかりではなくて、泊の神恵内寄りの方々、そういう方も必要になるかなというふうに思っておりますので、その点につきましてはこれらの関係町村と話を詰めてみたいなというふうには思っております。それから、それこそ町内の避難道路の関係でございますけれども、議員おっしゃるとおりこれからも予算の範囲内でなるべく整備するように進めていきたいし、町民の方々も避難道路を覚えていただくために歩いてみるというのも必要ではないかなというふうに思ってございます。

質問 9番 工藤澄男

今町長、防災対策については意外と前向きなような発言が多少ありましたので、あれなのですけれども、実際に確かに豊浜だとか、結局あそこ抜けるまでの間にあった場合、結局余市の町内に入るまでの間にもし土砂災害なり、例えば昔あったトンネルの崩落みたいなようなことが地震によってあったり、それから原子力発電所でもってもし事故があってとなると大抵地震が原因になるのではないかと思っているのです。ですから、今たまたまここに3町村だけ私名前挙げましたけれども、確かに町長言うとおり泊の神恵内寄りの方、それから豊浜だとか、そういう方々も含めて別なルートというものを考えないと、この海岸線1本だけの道路ではやっぱり心もとないのではないかと思っています。ぜひ前向きに検討していただいて、そして各方面に働きかけをしていただきたいと、そのように思っております。それから、避難道路なのですけれども、今町長予算の関係でどうのこうのとおっしゃっていましたけれども、実際にこうやって場所を決めて、そしてつくったのですから、住民の安全をまず一番先に考えるときにはやはり道路をきちんとしておかないと、誰も逃げませんよ、そこへ。やっぱりどうしても建物のあるところへ逃げようとするのです、人の感覚からいって。ですから、すぐ例えば一時的にでも逃げる場所なのです、今私が言っている場所は。そういう場所は、やはりきちっとしておかなかったら、結局遠くの建物のあるほうへ逃げようとして例えばもし津波なんかあった場合はさらわれる可能性も十分に考えられると思うのです。ですから、来年度の予算の中にはやはり避難道路の整備という名目をつくって、ぜひその方向で進んでほしいと思うのですけれども、どうでしょうか。

答弁 町長 本間順司(町長は2017年3月まで)

町村間の話し合いの関係ですけれども、それは前向きに考えていきたいなというふうに思っております。それから、避難道路の関係につきましても予算づけして整備を進めてまいりたいというふうに思っております。ただ、そういう立派な道路になるかどうかはわかりませんけれども、なるべく逃げやすいようなスタイルで整備していきたいと。そして、町民の避難訓練もなるべくそういう道路を使いながら避難するような、そういう訓練もしてまいりたいというふうに思っております。

出典:古平町議会 平成25年第4回定例会 2013年12月20日 議事録 PDF(5ページ) 間違いを知らせる