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古平町議会 平成25年第3回定例会 2013年9月30日

災害対策について

2013年9月30日、古平町議会の一般質問で、中村光広議員が「災害対策について」質問し、町長 本間順司、教育長 成田昭彦が答弁しました。

質問者
中村光広 議員
答弁者
町長 本間順司、教育長 成田昭彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 中村光広

3番、中村です。私は、まず防災、災害対策についてということで、災害に強い地域づくりの取り組みをしていくために、古平町の防災力の強化を図る上でどのような方針、方策を考えておられるのかということをテーマとして考えて、4点ほど質問事項があります。1点目が、防災無線の活用について。災害時における積極的な住民への情報の放送はもとより、町の広報活動への利用が考えられますが、具体的にどのような利用内容を考えているか。2点目、防災訓練の充実ということで、防災訓練の頻度、内容についての考えは。9月5日の津波対策訓練は多くの町民が参加したが、その反省点について今後どのように役立てていくのか。3つ目、防災備品について。防災の備品購入費用が計上されておりますが、今までの備蓄の状況はいかがなものでしょうか。今後の購入計画はどのようになっているでしょうか。4点目、防災教育について。平成24年度から学習指導要領で原発と放射線教育が始まったが、本町としての防災教育の取り組みはどのようになっているのかということをお伺いします。次に、高校生の通学費用の補助についてということで、高等学校生徒遠距離通学費等補助制度という道の制度については、来年度以降も継続されるのでしょうか。継続されない場合、古平町独自で補助すべきと考えるが、教育長の考えはいかがでしょうか。以上、お願いします。

答弁 町長 本間順司(町長は2017年3月まで)

中村議員の一般質問にお答えいたします。なかなか立派な副題がついて、災害に強い地域づくりの取り組みをしていくため、古平町の防災力の強化を図る上でどのような方針、方策を考えておられるのかということで、1点目が防災無線の活用についてということでございます。防災無線の整備につきましては、来年4月の供用開始に向けて現在屋外拡声塔の設置が進められており、今後戸別受信の設置に取りかかるところでございます。来年度の防災訓練では、防災無線を使っての広報活動が可能となるものでございます。平常時では、防災無線の利用は、広報活動としての行政情報の発信になりますけれども、定時放送を行うのか、行政情報に限定するのかなど、現段階では未定でございます。今後他町村の状況などを調査し、決定してまいりたいというふうに考えております。ちなみに、この前もどなたかのご質問に答えたと思いますけれども、屋外拡声機につきましては、これは区域を区切っての放送が可能であると。それから、戸別受信機でございますけれども、これは町内会単位での放送が可能だと。それから、役場職員だけ、あるいは消防団だけなどの設定も可能な機能となってございます。現在考えられる放送内容につきましては、選挙の投票の呼びかけ、それから住民健診のお知らせ、運動会、学芸会のお知らせ、あるいはテレビ放映のお知らせというふうに、防災以外のそういう行事等のお知らせ、それから役場ではなくて公共的団体の行事等で広く町民にお知らせをすべきもの、例えば商工会の商品券の販売等々でございます。それから、2点目の防災訓練の充実ということでございまして、去る9月5日に行われました2回目の住民避難訓練としまして、津波災害を想定して実施いたしました。平成22年の豪雨災害を教訓とした1回目の住民避難訓練から2年ぶりでしたけれども、今後は毎年開催したいというふうに考えております。この前の東北の視察の状況から鑑みれば、それこそ防災教育なるものは非常に大事だなというふうに思っておりまして、それらを鑑みても、そういう訓練の回数は多いほうがいいのでないかなというふうに考えるところでございます。今回の訓練は、我々行政としましては、避難するまでにどの程度の時間を要するのかということを確認したかったこと、それから住民の方にも一時避難場所の確認と避難に要する時間について体験してもらうということを目的として実施した訓練でございます。結果として、予想を越える多くの方々に参加してもらいました。また、ほとんどの方が津波到達時刻までに一時避難場所に到達したという結果を得たので、訓練の目的はある程度達成されたのかなというふうに考えている次第でございます。それから、その後、職員等の訓練の終了後の反省会を開催しまして、受付に時間がかかったとか、バスが足りなかったとか、そういう管理運営面の意見を聞いております。参加された方の声を聞く方法を今後検討しなければというふうに思っております。各参加町内会でも、避難訓練を話題としながら、今後そういう会合を持っていただければなというふうに思っております。それから3点目、防災備品の備蓄状況でございますけれども、備蓄品を整備するに当たっては、50年ぶりの災害に見舞われた平成22年の豪雨災害を基準として考えているところでございまして、避難者数を約500名というふうに想定してございます。ですから、非常食につきましては、炊き出しの準備が整うまでのつなぎ分の500食を目安としております。それから、津波や洪水などの自然災害ばかりでなく、頻度としては停電だとか断水がはるかに多く発生しておりますので、特に冬期間での停電では、電気暖房ばかりではなく、一般の灯油ストーブも使用できなくなりますので、町民みずからの自助として、ポータブルストーブの用意をぜひお願いしたいというふうに考えております。それから、以前も申し上げたかと思いますけれども、災害避難時における最低限の非常持ち出し品、備蓄品として、ポータブルストーブばかりではなく、ラジオ、懐中電灯など各家庭でも用意していただくよう、これもお願いしていきたいというふうに考えております。今までの防災備品の備蓄の状況でございますけれども、24年度につきましては、毛布350、肌かけ布団21、それからタオルケット肌かけ4、それからタオルケット58、それから非常食としての5年保存の乾パン384、それから非常用発電機1、吸着マット48、土のう袋1,850、吸着フェンス2、日用品セット10、懐中電灯9、防災無線移動携帯、これが13、それから防災用発電機、これが1、ガソリン等々の携行缶2、折り畳み式簡易ベッド10、ユニバーサルトイレが1、プライベートルーム1、それから吸水性土のう袋100というふうに用意しましたが、平成25年度では、毛布が100プラスして450、それからペットボトル、5年保存でございますけれども、これが500新たに、それから非常食、五目御飯、ワカメ御飯等、これが新たに100、それから乾パンは現在使って減っておりますので、192しかございません。それから、背負い式飲料水袋、10リッター入りでございますけれども、これが新たに200、それからサークルライト1、トイレ便座2、トイレセット、これは7年保存でございますけれども、2、それからコードリールが2、燃料携行缶が20リッター、これも新たに2、それからポータブルストーブが4、LEDのランタンが8、そして非常用発電機が1台追加して現在2台、そういうことで、先ほど申し上げましたとおりでございます。それから、今後平成26年度の購入計画でございますけれども、毛布が100で、全部で550というふうになります。それから、非常食、これは五目御飯とワカメ御飯合わせまして300、トータルが400になります。乾パンが100使うというふうなことでございまして、残が92というふうに。それから、サークルライトが新たに1、それからトイレ便座が2、それからトイレセットが2、コードリールが2、燃料携行缶が2、ポータブルストーブが4、LEDランタンが8というふうなことで、現在計画をいたしているところでございます。4番目以降、防災教育あるいは高校生の通学費用の補助につきましては、教育長のほうから答弁いたします。

答弁 教育長 成田昭彦(教育長は2018年3月まで)

それでは、私のほうから防災教育について、それから高校生の通学費用の補助についてご答弁申し上げます。まず、防災教育についてでございますけれども、24年度の小学校の学習指導要領改正で、原発と放射線教育というよりも防災教育ということで、それぞれ国語、社会ですとか、そういった中の教科書に盛り込まれております。国語で申しますと、平成12年から22年まで「百年後のふるさとを守る」というふうに載っていたわけでございますけれども、それがまた今回の学習指導要領改訂で戻ってきて、実際に授業をしてございます。これは、前にご説明申し上げたかと思いますけれども、ある村でお祭りで浜辺でドンチャン騒ぎしていたところに地震が来て、それを高台で見ていた庄屋さんが波が引いていく姿を見て、これは津波が来るということで、高台に干してありました稲わらに火をつけて400人の村人を救ったという話でございますけれども、この授業、小学校の5年生の教科書に載っているわけでございますけれども、たまたま私が授業参観に行ったとき、こういった授業をしてございました。これを私聞いていて、やはり教科書は教科書でしかないのかなと思って聞いてきました。本来の防災教育というのは、自分の命を守るという、そういった中から考えますと、今回の東北、東日本大震災、あの内容を見ましても、宮城県で釜石、中村議員も視察に行ってきたかと思いますけれども、釜石市の取り組みと、それから石巻で、避難するのに大川小学校でグラウンドに避難したのですけれども、その先が教職員も混沌と迷って、避難先を明確に指示できなかったということで、七十数名の方が犠牲となっておられます。反対に釜石市のほうはそういった取り組みが進んでいて、とにかく高台だということで命拾いしたという、釜石のそういう話というのが有名ですけれども、そういったことがございます。避難先をめぐってのそういったこともございますので、私ども今、子供たちにも先生にも教えないで避難訓練をするとか、そういったことを実施しております。今ですと、小学生、1年生から6年生までグラウンドへ出て、それから高台へ行くというのを5分かからないでできるようになってきました。そういったこともありますので、そういったものをどんどん充実させてやっていきたいと思っております。それと同時に、今回石巻市の幼稚園で、保護者の送り迎えの関係でバスを出してしまって犠牲になったという事故もありました。その後裁判が行われまして、教職員が責任を問われるような、そういうこともございますので、そういった中を教職員にも徹底した指導を行って、万が一に備える、そういった形をつくっていきたいなと思っております。それから、高校生の通学費用でございますけれども、これについては、古平高校、平成22年の4月に募集停止してございます。道の補助対象になるのは、22年、募集停止になる前年度、ですから21年度まで中学生だった子供が対象となるということでございます。ですから、その子供たちが、平成26年度には高校3年生だけが対象になるという形になります。この分については、私たちもこの継続を要望してきたわけでございますけれども、いまだ実っていないという形でございますので、今の古平町の就学援助制度を見てもわかるとおり、4割近い方が就学援助を受けているという状況で、今、古平から余市紅志高校へ通うのに定期代が月1万9,080円かかります。それから、古平の役場前から一番近い小樽商業高校で2万5,800円という非常に高額になりますので、この辺はこれから26年度、1年生、2年生が対象にならない形になってきますので、その辺はこれから検討してまいりたいと考えております。

質問 3番 中村光広

大変詳しいご説明ありがとうございます。まず、1番目の防災無線の活用についてということで、通常のときにどのように使用するかということを質問したのですけれども、町長に言われた内容もさることながら、これだけ高齢化になっていて、お年寄りが広報紙というのを読まなくなっている方が多いのです。できればお昼休みの時間帯にでも時間をとって広報紙を読み聞かせしてあげるですとか、そういったお年寄りに対する対応というものを考えていただければいいなと私は考えておりました。あと、住民の立場に立って考えれば、どのような情報を町民が必要としているかということをアンケートなりなんなりとっていただいて、そういったことでどういった放送をしていけばいいかというのを決めていけばいいと思いますが、その辺はいかがでしょうか。

出典:古平町議会 平成25年第3回定例会 2013年9月30日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる