古平町議会 平成24年第1回定例会 2012年3月16日
保育料もまだ余市に比べると十分だと言えるような状況ではありませんし、教育費について
2012年3月16日、古平町議会の一般質問で、真貝政昭議員が「保育料もまだ余市に比べると十分だと言えるような状況ではありませんし、教育費について」質問し、町長 本間順司が答弁しました。
- 質問者
- 真貝政昭 議員
- 答弁者
- 町長 本間順司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 真貝政昭
子育て支援対策の充実ということでお伺いします。この3月をもちまして古平高校が閉校となって、長い歴史に幕を閉じたわけですけれども、余市紅志高校への就学がことしの場合卒業生の3分の1程度ということで、紅志高校の今後についても暗雲を投げかけるような、そういう内容となっています。古平で子供を育て、そして教育を仕込んでいくという、そういうことを考えますと、経済的な負担が今後ますます予想されるというようなこの地域にとって、余市以遠への若い世代の移住といいますか、人口の変動、これがどうしても避けられない事態が現状では考えられる。出産に関しても、小樽以遠まで通院しなければできない。それから、医療についても、余市の小児科が近くにありますけれども、古平の掖済会診療所は今の土地への移転を契機に少なかった子供たちの診療がほとんど皆無に近い状況に近づいていって、これも余市以遠の診療ということで、時間的にも経済的にも非常に古平で子育てをするということが大変になっています。保育料もまだ余市に比べると十分だと言えるような状況ではありませんし、教育費についても就学援助やっていますけれども、平成元年前後でしたよね、当時の教育長は教材費の無償化ということで、従来やっている就学援助以外の父母の負担をゼロにしたということがありましたけれども、昨今の行革を機会に父母負担復活の道を歩んで現在に至っているという状態です。こういうことを考えますと、今までのやり方で子育てに対する支援のあり方として妥当なのかどうか、商店街の活性化ということを考えますと、私自身の経験から見ても子育てが終わると消費の能力が、意欲が非常に減退するという、子育てをしている最中は消費力が活発で、地域経済も潤ったと、そういう実態が商店街の皆さんからも聞こえてきますけれども、この際古平の子育て支援に対する考え方をいま一歩、従来のままではだめだということに立ち戻らないと、転換点に来ているのではないかというふうに思ったものですから、今回のような提案を町長にぜひとも考えていただきたいなというふうに思った次第です。どうでしょうか。
答弁 町長 本間順司(町長は2017年3月まで)
真貝議員の一般質問にお答えいたします。議員おっしゃるとおり、今回の古平高等学校の閉校によりまして関係者の人口が流出するというふうになってしまいまして、大変残念なことというふうに思っているところであります。これにつきましては、ご承知のとおり我々も道立高校の再編問題が浮上して以来、人口減少も含めたさまざまな観点から反対の姿勢を表明してきたところでございます。しかし、最終的には選択肢のないまま認めざるを得なかったというのが現状でございます。そんなことからいえば仕方なく苦汁を飲んだということでございまして、ある程度この点につきましてはその時点から想定されていたことでございます。議員から、昨年12月定例会で少子化対策ということで同じような内容の質問がございました。少子化が進んでいるということは本当にだれも疑わないものでございますけれども、少子化問題につきましては我が国の全体の問題でもあるというようなことで、先般衆議院の予算委員会でもこの問題が取り上げられて、与野党とも国の抜本的対策がなければこの問題は解決し得ないだろうというふうに認識しているところでありまして、大臣答弁でもかなり苦慮されていたということのようであります。その中でいろんな地方自治体、町におきましてもさまざまな努力をしながら。 、 、その対策を講じてきております いい方法が見つからないというようなことで 本町としましても12月に申し上げましたとおり子供たちの医療費につきましても管内的にも道内的にもある程度努力して見劣りしない位置にあると、それから議員もさっきおっしゃいましたが、教育においては低所得者に対する教材費の無償化、そういうものも行ってございます。先般保育料の階層の見直しということで、一応努力はしておりますけれども、何としても厳しい財政の中だというようなことで、なかなかそれ以上の転換というのが難しいなというふうに思っております。今後につきましては、これらの点につきましても事業評価をしながら、通り一遍の施策に頼らないで、何か真新しい方策を考えようというふうなことで今検討を進めてまいりたいというふうに思っているところでありますので、ご理解願いたいというふうに思っております。
質問 8番 真貝政昭
平成22年の国勢調査で人口の減少の推移の予想として古平町は3,800人というふうに踏んでいたのですけれども、実際は3,600人ということで、放物線状のなだらかな減少の仕方を予想していたのが一直線に下降線をたどって減少していると、こういう事態が平成22年の国調であらわれた特徴だと思います。平成23年に古平高校が閉校ということで、新たな段階も人口減少の要素として加味されてきたのですけれども、全国的な傾向ではあるけれども、この近辺の特徴として、余市から小樽に通うバス料金と古平から余市に通うバス料金が倍も違うような高い交通料という実態がありますよね。とにかく生活圏である余市に行くために車を持たないと何事も事が運ばないような事態に、経済的には負担を強いているということがあります。病院にしても、それから通学にしても余市に住んでいる方たちの倍の経費を払わなければここで暮らしていけない。そして、例えば役場職員の方も財政難ということで1割カットとか努力されてきましたけれども、最近は若干回復傾向が見られるのですけれども、建設業界の労働者は、町長が古平町長に就任して以来、道の単価というのは3割減ってきているのです。なおかつ公共事業の削減で建設業界の受注実績にもあらわれていますけれども、やっぱり労働者の収入というのはかなり減ってきていると。そういう中で、経費は他町村に比べてたくさんかかる。ここに住む魅力ということを考えますと、余市並みあるいは仁木並みの他町村並みの子育て世代に対する支援という部分では、ちょっとここでは競争力不足となるのです、自治体同士の魅力ということから考えますと。そういう面から、今やっていることを見直す必要があるのではないか。親たちの経済力が低下しているというのは、就学援助を受けている率、これにもあらわれています。昔から基準が変わらないのに適用率が高くなっているということは、親の経済力が下がっているということです。下がっている中でここで暮らしていく魅力をつけるには、支援の仕方を変える必要がある。例えば医療費の問題ですけれども、古平町は中学まで拡大しましたけれども、1割負担を導入しましたよね。蘭越や黒松内は、全額助成して、親に負担を求めていないというのありますよね。かつては、自治体、古平町として医療費の無料化を段階的ではあるけれどもやってきて、その段階で医療費無料化というスタイルを貫き通していけば問題なかったと思うのだけれども、無理して中学校まで拡大して、1割負担を導入した。そういうのを見直す、教材費の父母負担を復活してしまったのを平成元年くらいに戻すだとか、そういう支援のあり方を、行革でひっくり返されたやつをもと来た道を見直して、そしてさらなる充実というのを考え直す時点ではないかと思うのですが、どうですか。
答弁 町長 本間順司(町長は2017年3月まで)
議員おっしゃらなくても、我々もそういう状況にあるということは確かにわかります。大変町民の生活も苦しいなという部分は感じております。ただ、経済的な自治体間の競争でありましても、余市、仁木から比べれば奥にいる限りそういう点では弱いのかなというふうには思ってございます。ただいま古平から余市のバス賃につきましても、これはもうちょっといけば古平町の余市までのバス路線さえ危うい状況に今なっているということで、今後そういう路線確保のためには財政負担も求められるであろうと、そういうような状況にもございます。そういうことで、そういう苦しい町民の生活の中にも負担を求めなければならないというよふうな状況がございますので、現在国でも生活保護者に対する医療費の負担を求める声も上がっております。そんな状況から、完全な無料化というのもどうかなというふうに思っておりまして、それらも含めまして今議員がおっしゃる前の時点に返って検討するのも一理あるのでないかなということでございますので、先ほど申し上げましたとおり事業評価をしながら考えていきたいなというふうに思っております。
質問 8番 真貝政昭
平成18年ごろに大きな台風があって、自治体の対応のあり方として、赤井川村の経験が赤井川以外の自治体の方々にも話が伝わりましたけれども、人口が少なければ役場の町民対応がきめ細かにやれるという経験が伝わっていました。余市に比べれば、古平町というのは敷地も狭いですし、例えば避難、防災という点も非常にやりやすい。だれ一人けが人なく完璧にやれる可能性が余市よりも非常に強い。そういう面ではやりやすいところです。それから、交通費は、 、 、 、高いけれども 土地は安いし 国道が整備されて駅に比較的近くなったという これは隠れた利点転勤族のお話ですけれども。そういうことからすると、自然豊かに恵まれた古平で子育てするとい。 、 、 、うのは最高の環境だと私は思うのです そういうところに住んで 余市 小樽に通って稼いできてここで町税を納めてもらう、そういうような発想で、ここに住んで子育てができるという魅力を最大限発掘すべきでないかと思うのです。岩間議員がおっしゃるように引き算ばかりの発想では、決して私はプラス思考は生まれないと思います。非常に参考になったので、言っておきます。ぜひともそういう立場でまちづくりを考えていただきたいなと思います。最後に町長の答弁いただいて、終わります。
答弁 町長 本間順司(町長は2017年3月まで)
大変参考になるご意見いただきましたので、それらを踏まえながら今後のまちづくりに邁進してまいりたいというふうに思います。