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富良野市議会 令和6年第1回定例会 2024年3月6日

今定例会に提出されました令和6年度市政執行方針並びに教育行政執行方針について

2024年3月6日、富良野市議会の一般質問で、佐藤秀靖議員が「今定例会に提出されました令和6年度市政執行方針並びに教育行政執行方針について」質問し、市長 北猛俊、教育委員会教育長 近内栄一が答弁しました。

質問者
佐藤秀靖 議員
答弁者
市長 北猛俊、教育委員会教育長 近内栄一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 佐藤秀靖

-登壇-私は、ふらの未来の会を代表して、今定例会に提出されました令和6年度市政執行方針並びに教育行政執行方針について質問いたします。2023年は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための行動制限がなくなり、経済が回復基調となったため、本市にも国内外から多くの観光客が戻り、活況を呈するようになりました。しかしながら、少子高齢、人口減少は、本市においても自治体経営に大きな影響を及ぼし始め、人材不足は深刻な問題となっています。市長は、市政執行方針の中で、まちの魅力や強みを伸ばすことで、一層の富良野市らしさを発揮して、誰一人取り残さず、住んでいることへの誇りを持ち、訪れる人が住んでみたいと思える持続可能な地域社会を創造していくことが市の新時代に向けた挑戦である、時代の変化に柔軟に対応しながら、子育てに優しく、高齢者が将来現役として暮らし、あらゆる世代が輝ける持続可能なまちづくりを目指し、行政機能を十分に発揮して新時代にふさわしい富良野市の発展に資するため、全力で市政運営に当たると決意を述べられました。予測不能で不確実性の時代だからこそ、自治体経営には首長の強力なリーダーシップが必要となります。市長就任2期目の折り返しとなる令和6年度の行政運営に大きく期待するところであります。以下、順次、質問してまいります。重点施策として、1、健幸都市について、2、ゼロカーボン、脱炭素の取組について、3、人材確保とDXの推進について、4、シティプロモーションの取組についての4項目を掲げられています。令和5年度は、1、健幸都市について、2、ゼロカーボン、脱炭素の取組について、3、デジタルの推進についての3項目でしたが、令和6年度は、人材確保とシティプロモーションを加えた形です。市政執行方針では、人材確保は企業の存続を揺るがしかねない深刻な経営問題と指摘し、既に担当部局による各業種の企業や組織、団体との情報交換により現状把握を行い、対策を講じる段取りができているようですが、人材確保には、一義的には企業努力が必要であり、これを後押しする行政による支援が両輪となって、継続的な対策が必要であると考えます。人材確保とDXの推進における民間企業、組織、団体との継続的な連携方法など、具体的な対策について伺います。シティプロモーションの取組についてですが、本市の魅力を再発見、創出し、内外に効果的に発信するシティプロモーションは、富良野ブランドの形成へと進化し、そこに参加する市民の愛着度の醸成が図られることも期待するものでありますとして、さらに、シティプロモーションにより、住みよさを発信し、認知度を高めることで、関係人口創出による移住、定住者の増加や、特産品や地域資源を生かした体験型サービスの提供によるふるさと応援の拡大を図るとしています。本来、シティプロモーションは、市民の愛着心の醸成や市民満足度の向上に資する取組がベースとなり、その上に対外的なシティプロモーションによるふるさと応援の拡大が可能になると考えますが、見解を伺います。次に、第6次富良野市総合計画基本構想に掲げる四つのコンセプトに沿った主な施策について伺います。1、輝く。つながり合う。ひとのWA!。市民の健康づくりについてのふらの健幸ポイント事業の拡充とありますが、具体的な内容について伺います。母子保健について、妊産婦及び乳幼児に対する相談や保健指導の充実、産後ケア事業の充実とあります。孤立、孤独な子育てからの脱却や産後鬱予防などの一助となるよう、民間事業者と連携を図りながら取り組むことが重要と考えますが、具体的な内容について伺います。介護人材の育成について、富良野看護専門学校を中心として、看護師の育成と看護職員養成修学資金の貸付けの継続とともに、地域に定着する看護人材の育成とありますが、具体的にどのような対策で地域に定着する看護人材を育成するのか、伺います。高齢者福祉については、今後、増加が見込まれる認知症高齢者やその家族が不安なく生活できるよう、適切な支援と認知症に対する正しい知識の普及、啓発を図るとしていますが、この内容についてお知らせください。障がい者福祉について、関係機関などとのネットワークを強化するとともに、広く障がいや障がいがある人への理解の促進に努めるとしていますが、具体的な対策を伺います。文化芸術活動について、文化芸術の推進に関する基本計画を策定とありますが、どのような手順を経て、いつ頃の策定を目指すのか、お伺いいたします。また、スポーツ活動について、生涯スポーツを推進するとありますが、具体的な内容をお知らせください。2、創る。まわす。しごとのWA!。森林の管理保全について、森林環境譲与税の有効活用により、市民や観光客に対し、森林への理解を深める取組を進め、環境保全に関わる人材の育成や市民活動に対する支援を継続するとありますが、具体的な内容を伺います。観光マネジメントについて、(仮称)宿泊税の制度設計を進めるとしていますが、導入年度目標は令和8年度で変更ありませんでしょうか、伺います。3、想う。みがき合う。まちのWA!。公園緑地の整備ですが、ユニバーサルデザイン型遊具や健康遊具の設置により、使われて活きる公園となるよう進めるとしています。使われて活きる公園となるような指針や事業計画を策定するということでしょうか、具体的な内容をお知らせください。防災対策については、関係機関や町内会、連合会などと連携した防災訓練の実施とありますが、市主催の総合防災訓練と考えてよいのでしょうか、伺います。4、感じる。つなげる。自然のWA!。ごみの減量、リサイクルについて、枝草ごみ資源のバイオ炭化による地域内資源循環事業の内容についてお知らせください。続いて、教育行政執行方針について伺います。学力向上について、1、主体的な学びを育てる 知育の木。日常的に1人1台端末を活用した自宅等での学習を行うことが有効的であることから、持ち帰りの際に使用ルールなどを指導するとともに、児童生徒が安全・安心に端末を利用できるよう、保護者や地域の方々など、関係者にも理解と協力を得ながら取り組むとしていますが、具体的な内容を伺います。ICT教育について、校務DXを通じた働き方改革や学校経営、学習指導の高度化がどのようにICT教育の向上につながるのか、伺います。2、自主自律の心を育てる 情意の木。不登校児童生徒への支援として、不登校の予防と適切な対応に向けて、1人1台端末を活用し、児童生徒の健康状態や気持ちの変化を確認するスクリーニング体制を充実し、組織的、客観的な状況把握などにより、社会的自立のためのアウトリーチ型の支援とありますが、具体的な内容を伺います。いじめ防止対策については、未然防止はもちろんのこと、積極的な認知と早期の組織的な対応が重要です。全ての児童生徒が自発的、主体的に自らを発展させていくことを尊重し、学校、教職員がいかにそれを支えられるのかという発達支持的生徒指導の側面に重点を置いた対応に努めるとしていますが、具体的な内容について伺います。3、恵まれた環境と食で育てる 健康の木。食に関する指導について、栄養教諭等による授業や給食指導など、教職員との連携によって、学校現場において実践的な指導が充実しているものと理解しています。子供の発達に応じた望ましい食習慣の定着に向けては、家庭の理解と日々の食生活が大きく影響しています。学校、家庭、地域と連携した取組の推進について、具体的にお知らせください。4、原点を見つめ未来への輪を広げる 学びの大地。学校における働き方改革について、教職員の勤務実態調査の結果などを踏まえ、学校における働き方改革のさらなる加速化とありますが、どのような対策を考えているのか、伺います。高校教育について、市内高等学校の再編に当たり、教育活動の充実による魅力的で地域から求められる高校づくりに向けて協力支援とありますが、どのような協力支援を想定しているのか、お知らせください。社会教育について伺います。社会教育施設機能の充実については、社会教育を通じた持続可能な地域コミュニティーの基盤形成に向け、社会教育士をはじめとした社会教育の専門指導者の育成、地域課題の解決や自己実現に向けた活動に多くの市民が参画でき、かつ、安全で快適な環境整備を進めるとありますが、どのような手順で進めるのか、具体的な内容をお知らせください。以上、ふらの未来の会の代表質問を終わります。

答弁 市長 北猛俊

-登壇-ふらの未来の会、佐藤秀靖議員の市政執行方針に対する代表質問にお答えします。1件目の重点政策についての人材確保とDXの推進についてでありますが、市内中小企業が各種施策を活用できるよう、商工会議所や商工会と連携し、制度内容を周知するとともに、適宜、活用状況などについて情報交換を行ってまいります。また、関係団体などで構成する中小企業振興促進審議会におきましては、各支援策の効果の検証を行うとともに、必要に応じて制度の見直しを行い、継続した企業支援を行ってまいります。次に、シティプロモーションの取組についてでありますが、シティプロモーションを進めるに当たり、アウタープロモーションとシビックプライドの醸成は両輪と考えており、シビックプライドの醸成についても重要な取組として進めてまいります。2件目の輝く。つながり合う。ひとのWA!の市民の健康づくりについてでありますが、ふらの健幸ポイント事業につきましては、参加登録者数を500人から600人に拡大するとともに、実施期間を20日程度早く開始し、5月10日から1月31日までの約9か月間として実施してまいります。また、ポイント交換に新たな仕組みを取り入れ、これまでの市内共通商品券との引換えに加え、市内小・中学校への寄附が可能な選択肢を設けてまいります。次に、母子保健についてでありますが、子供が健やかに成長するために、妊娠期から出産、子育て期まで一貫して相談に応じ、必要な支援につなぐ伴走型の相談支援を実施するとともに、妊娠期及び出産後の支援体制を整え、全妊婦に妊娠届出時、妊娠中期、出産後の面談や訪問を実施してまいります。産後ケア事業につきましては、支援を必要とする産婦のニーズにより対応できるよう、宿泊型とデイサービス型に加え、アウトリーチ型のサービスを実施し、メンタルヘルスにも対応したよりきめ細かなサービスを展開してまいります。次に、看護人材の育成につきましては、市内医療機関への就職につなげることを目的とした説明会の実施、充実した臨地実習体験となるよう、実習施設との連携、富良野の地域を知り、郷土愛を育み、地域包括ケアシステムの中で活躍できる看護師の育成を目指す教育課程、地域との交流や奉仕活動などによる育成を今後も進めてまいります。次に、高齢者福祉についてでありますが、地域包括支援センターを中心として、これまでの権利擁護事業、認知症サポーターの養成、認知症に関する相談対応などの取組を継続するとともに、認知症高齢者を介護する家族などへの支援や地域の理解につなげていくため、認知症ケアパスの内容を充実させ、地域住民の通いの場への訪問や講座、研修会などの開催により活用の拡大を図ってまいります。また、認知症の方の悩みや家族の生活支援ニーズと認知症サポーターを中心とした支援者をつなぐ仕組みであるチームオレンジの構築に向けた準備を進めてまいります。次に、障がい者福祉についてでありますが、障がいのある方への情報提供、相談、社会参加促進などの地域生活支援事業を推進するため、障がい福祉サービス事業所との連携や、圏域5市町村、関係機関、事業所等で構成される富良野地域自立支援協議会において、地域課題の解決策の検討など、ネットワークの連携強化を図ってまいります。障がい者支援施設の活動を周知する場として、毎年12月の障害者週間に合わせて、Fプラザにおいて、障がい者就労施設の利用者が作成した作品や活動風景写真の展示を行うなど、障がいについてより身近に感じ、包摂社会につながる取組を進めてまいります。また、障がいに対する正しい理解の拡大のために、8月に開催予定の「いけまぜ夏フェス2024inふらの」の招致及び実行委員会への運営支援を行い、市民のさらなる理解を深めるきっかけとなるよう取り組んでまいります。次に、文化芸術活動についてでありますが、本市では、文化芸術の力により、市民の創造性や豊かな感性を育むことで持続可能なまちづくりにつなげていくことを目的に、富良野市文化芸術基本条例を制定いたしました。今後のスケジュールといたしましては、令和6年度に富良野市文化芸術推進委員会を立ち上げ、検討を進め、令和7年度中を目途に文化芸術の推進に関する基本計画を策定してまいります。次に、スポーツ活動についてでありますが、本市では、屋内、屋外のスポーツ施設、パークゴルフ場、学校開放事業での体育館利用など、市民誰もが生涯の各時期にスポーツ・レクリエーション活動に親しむ機会の提供に努めているところであります。また、出前講座として、フロアカーリングやボッチャなどの軽スポーツの普及のため、スポーツ推進委員を派遣してきております。今後も、スポーツセンター耐震改修工事などをはじめとし、市民が安全・安心に利用できる施設管理、運営に努めるとともに、ふらのスポーツ協会や地域団体などと協力し、健康増進や生涯スポーツとして、多くの市民にスポーツに触れてもらえるよう取り組んでまいります。3件目の創る。まわす。しごとのWA!の森林の環境保全についてでありますが、森林環境譲与税を活用した森林環境活性化推進事業により、市民や観光客が行う植樹による森林の再生活動や、人材育成を目的とした研修会などを開催する事業体への支援を行うことにより、森林と触れ合う機会を創出してまいります。次に、観光マネジメントの強化についてでありますが、令和6年度中の条例提案、令和8年4月の導入開始を目指してまいります。4件目の想う。みがき合う。まちのWA!の公園緑地の整備についてでありますが、公園緑地としての都市公園は、地域コミュニティーの形成、健康増進、子育て支援、市民活動の場など多くの機能を有しております。公園をまちの資産として捉え、地域住民とともにつくり育て、人が集まり、使われて活きる公園として活用することで、公園の役割や価値を高めることにつながるものと考えております。令和6年度は、ユニバーサルデザイン型遊具や健康遊具を設置し、利用者からの意見や利用状況の把握に努めるとともに、地域での管理運営の可能性について研究してまいります。次に、防災対策についてでありますが、令和6年5月に、富良野市の主催により、町内会、消防署、陸上自衛隊など関係機関と連携した防災訓練の実施を予定しており、内容といたしましては、土砂災害を想定し、災害対策本部の設置や、実働として地域住民への周知、一時避難場所の開設、避難住民の誘導、受入れなどを想定しているところであります。5件目の感じる。つなげる。自然のWA!のごみの減量、リサイクルについてでありますが、枝草ごみ資源のバイオ炭化による地域内資源循環事業の内容につきましては、枝草ごみのうち、堆肥化処理の草類に含まれる小枝等の堆肥困難物の対策として、枝草を熱処理により炭化させ、土壌改良材として農地へ還元することで、枝草ごみ資源化事業の改善を見込んでおります。また、農作物残渣等の未利用有機物を活用し、炭化物の農地封じ込めによるゼロカーボン効果も併せて検証してまいります。以上です。

答弁 教育委員会教育長 近内栄一

-登壇-ふらの未来の会、佐藤秀靖議員の教育行政執行方針に対する代表質問にお答えいたします。1件目、学力向上についてでありますが、自宅等における端末の活用に向けて、持ち帰りのルールを含めた家庭学習の手引を作成し、学校と保護者、学童保育センターなどが連携を図りながら、児童生徒が学校外においても主体的に学習習慣を確立するよう取り組んでまいります。2件目、ICT教育についてでありますが、学習系と校務系のネットワークを連携させることにより、1人1台端末や高速ネットワークの活用により生成される膨大な学習データを処理することで、授業への準備や事務作業の効率化と学習指導内容の高度化が図られるものと考えております。3件目、不登校児童生徒への支援についてでありますが、各学校において支援体制を整え、児童生徒理解シートなどの活用により児童生徒の健康状態や心の変化を把握し、不登校の予防や相談支援に努めてまいります。また、市内全小・中学校などで組織する連絡協議会を設置し、教育支援センターと各校の連携強化を図り、外出機会が極めて少ない子供を対象として、訪問型支援や不登校支援ボランティア、オンライン相談、オンライン授業など、不登校児童生徒の状況に応じ、必要な支援に能動的に取り組んでまいります。4件目、いじめ防止対策についてでありますが、発達支持的生徒指導につきましては、児童生徒が自発的、主体的に自らを発達させていくこと、個性の発見とよさや可能性の伸長、社会的資質、能力の発達を支えるように働きかけることであり、自己存在感が感じられるようにすることや共感的な人間関係の育成が図られるようにすること、自己決定の場の提供を取り入れること、安全・安心な風土の醸成に配慮することといった対応に努めてまいります。5件目、食に関する指導についてでありますが、学校、家庭、地域が連携した食育の推進につきましては、学校給食では、地元食材の活用による地産地消の推進や、農業の体験学習や学校農園活動など、地域やPTA、食に関わる専門家などと連携し、食育の推進を図ってまいります。また、給食便りをはじめとした各種通信や子供たちのための食育ガイドラインを活用し、毎日の朝食の必要性など、家庭における望ましい食習慣を啓発してまいります。6件目、学校における働き方改革についてでありますが、校務の効率化を進め、事務作業時間の削減により、教職員が子供たちと向き合う時間を多く確保できるよう、ICTを積極的に活用し、自動的かつ継続的なデータ取得や情報共有の即時化、クラウドサービスやデジタル教材を活用した授業の実施など、校務のデジタル化により加速化を図ってまいります。7件目、高校教育についてでありますが、富良野市内高等学校の再編により、新設校が地域から期待される魅力的な高等学校となるよう、教育活動や環境整備などについて富良野市内高等学校魅力化推進会議において意見交換し、魅力化に向けた教育活動の充実などについて、北海道教育委員会及び富良野市内新設校統合準備委員会に対し、提案してまいります。8件目、社会教育施設機能の充実についてでありますが、社会教育主事講習をはじめ、各種研修機会への職員の参加により、社会教育の専門指導者の育成を図ってまいります。また、社会教育施設に市民が主体的に集い、学び、行動することを促すためのプログラムの企画や情報発信により、社会教育の目的である市民の地域社会への参画や自己実現に向け、市民が活動しやすい環境を整えてまいります。以上でございます。

出典:富良野市議会 令和6年第1回定例会 2024年3月6日 議事録 PDF(5ページ) 間違いを知らせる