富良野市議会 令和元年第4回定例会 2019年12月10日
(1)通信環境の整備について/(2)市民協働の取り組みについて
2019年12月10日、富良野市議会の一般質問で、水間健太議員が「通信環境の整備について」「市民協働の取り組みについて」について質問し、市長 北猛俊、総務部長 稲葉武則、経済部長 後藤正紀、市民生活部長 山下俊明が答弁しました。
- 質問者
- 水間健太 議員
- 答弁者
- 市長 北猛俊、総務部長 稲葉武則、経済部長 後藤正紀、市民生活部長 山下俊明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 16番 水間健太
-登壇-さきの通告に従い、順次、質問いたします。1件目は、通信環境の整備について伺います。通信環境の整備と言ってもさまざまなものがありますので、その中でも、無料で利用できる公衆無線LAN、いわゆるフリーWi-Fiの整備の必要性について質問いたします。行政におけるフリーWi-Fiの整備は、さまざまな活用が想定されますが、特に、観光利用、防災・減災利用が挙げられると思います。観光利用では、観光客、特に外国人観光客へのインターネット接続の提供、ポータルサイトやアプリを活用し、地域の観光情報を集約して提供することで、集客や回遊の促進などが考えられます。防災・減災利用では、防災業務において、広範な防災拠点、モニタリング拠点との通信を効率的に実施するなど、災害状況に応じた柔軟な通信手段としての活用、また、発災時の住民に対するインターネット接続の提供が考えられます。情報通信技術、いわゆるICTの急速な進展により、ICTを活用するための通信環境が日常生活にも欠かせないインフラとなっていることは、誰もが実感しているところだと思います。もしかすると、実感をしないほどに当たり前に私たちの生活に浸透しているのかもしれません。ICTは、私たちの利便性を飛躍的に向上させました。一方で、なくては日常生活に支障を来すまでになりつつあるのではないかと感じます。昨年9月の胆振東部地震による影響で起きたブラックアウト時には、携帯電話基地局への電力供給が長い時間とまったことにより、通話も4G回線も利用できなくなり、通信ができなくなったことで多くの市民が不安に駆られたのではないかと思います。その際に、連絡や情報取得のため、非常電源を備えていて、フリーWi-Fiを開放している施設や店舗に多くの人が集まったとの話も聞きました。通信環境は、日常利用だけではなく、非常時も重要なインフラとなっているのではないかと実感できる出来事でした。ブラックアウト時は、停電により、市役所の業務にも大きな影響を与えましたが、特に、情報伝達の点では間違った情報が流れてしまい、市民を不安にさせるなど、情報伝達の重要性は十分に感じたのではないかと思います。非常時にこそ正確な行政情報を発信することが重要で、そのためには、情報を伝達する手段の整備とあわせて、住民が情報を受信できる通信環境の整備を公共施設で進める必要があります。しかし、全ての公共施設に防災・減災利用目的だけの整備は非効率であることから、日常利用など複合的な利活用が考えられる本庁舎、支所、図書館などの主要な公共施設での整備を進めるべきだと考えます。このような考えから、通信環境の整備についての1項目めに、公共施設における無料公衆無線LANの環境整備について伺います。1点目に、公共施設における公衆無線LAN環境の整備状況はどのようになっているのか、2点目に、公共施設における公衆無線LAN環境の整備促進の考え方と災害時の利活用を想定した整備の考え方、市民への周知について見解を伺います。続いて、2項目めに、公衆無線LANの観光利用についてお伺いいたします。外国人観光客のほとんどの方がスマートフォンなどの情報を取得するための機器を持ち、市内の観光を楽しんでいる様子が散見されます。日本人観光客については、自身の持つスマートフォンなどの契約キャリアで通信ができるため、フリーWi-Fiがなくても困ることは少ないかもしれません。外国人観光客の場合は、レンタルWi-Fiルーターの利用もあるかもしれませんが、フリーWi-Fiを利用している方が多くいると思います。観光庁が毎年実施している訪日外国人旅行者の受入環境整備に関するアンケートでは、旅行中に困ったこととして無料公衆無線LAN環境と答えた外国人旅行者は、平成28年の調査では28.7%、平成30年の調査では18.7%となっており、環境が大きく改善されていることが推察されます。これは、空港や公共交通機関、多くの観光地でフリーWi-Fiの整備が進んでいることが考えられますが、平成30年の調査で、公衆無線LANがなくて困ったと回答した18.7%の方が、どこでフリーWi-Fiがなくて困ったかとの問いには、63.8%が観光地と答えております。この結果から、多くの観光地で整備されつつあるが、まだまだ十分ではない観光地もあるということが見えてくるのではないかと思います。フリーWi-Fi環境の有無は、旅行者の満足度を向上させる点でも重要な要素であり、観光地においては、地域のイメージ向上の一助になる要素でもあると感じます。また、通信環境が整備されていれば、旅行者がSNSなどでリアルタイムに富良野の情報をアップするなど、情報発信においてもよい効果が望めるのではないかと考えます。今後、本市におけるフリーWi-Fiの整備はさらに進めていく必要があると考えることから、5点質問いたします。1点目に、観光客のフリーWi-Fi環境に対するニーズについてどのように捉えているのか。2点目に、本市の中心市街地、北の峰エリア、麓郷エリアなど、主要観光地における民間のフリーWi-Fi環境の現状把握が必要と考えますが、見解を伺います。3点目に、調査をした上で、フリーWi-Fiマップの作成など、一元化した情報提供が必要と考えますが、現状はどのようになっているのか、お聞きします。4点目に、本市において、さらなるフリーWi-Fi環境の整備促進のため、協議会の設立など推進体制の構築をするべきと考えますが、見解を伺います。5点目に、フリーWi-Fiの整備促進に当たり、民間活力の利用を前提として、共通のSSIDを活用した(仮称)FURANO FREE Wi-Fiの創設に向けて検討を始めてはどうかと考えますが、見解を伺います。次に、2件目の市民協働の取り組みについて、市民参加の促進について2点お聞きします。1点目に、公募型協働事業の実施に向けた検討状況についてです。過去にも一般質問で何度か取り上げていますが、私が公募型協働事業を提案している理由は、題目にもあるとおり、市民参加の促進のためです。今後、さらに人口減少が進み、まちの経済規模も縮小し、いままでと同じような行政主体の画一的な公共サービスの提供が難しくなっていく中で、新しい公共という、いままで行政が担ってきた公共サービスをNPOや地域住民が主体となって行っていく考え方が必要となってきます。その実現のためには、まず、市民が能動的に参加する雰囲気を醸成していかなくてはならないと考えるからです。比較的大きな事業はNPOなどの団体への委託が考えられますし、新しい公共の広義であるPPPとしては、本市においても中心市街地活性化事業など好事例があると思います。しかし、地域住民レベルでも新しい公共の実現のための仕組みづくりが必要だと考えます。過去の答弁では、公募型協働事業の実施提案に対して、平成29年第1回定例会では、さらに一歩進んで公募型協働事業に取り組んでいる自治体もあるので、今後、調査研究を進める、平成30年第4回定例会では、公募型協働事業や市民提案型事業について、他自治体において取り組まれている事例などを参考に研究していくとの答弁がありましたが、公募型協働事業の実施に向けた検討状況はどうなっているのか、お伺いいたします。2点目に、公募型協働事業の実施のための協働のルールづくりを先に進める必要があるのではないかと過去にも質問させていただいておりますが、検討状況について伺い、1回目の質問を終わります。
答弁 市長 北猛俊
-登壇-水間議員の御質問にお答えいたします。1件目の通信環境の整備についての1点目、公共施設における無料公衆無線LAN環境の整備についてでありますが、本市の公共施設における無料公衆無線LAN、フリーWi-Fiは、現在、ワイン工場、ワインハウス、ハイランドふらの、チーズ工房の4施設において整備しております。その他の公共施設にはフリーWi-Fiの環境は整備しておりませんが、市庁舎、文化会館、保健センター、図書館、ふれあいセンター、看護学校の6施設においては、携帯電話事業者2社による契約者へのサービスとしてフリーWi-Fi機器を設置しており、災害時には、オープンネットワークとして、携帯電話の契約に関係なく、全ての方が利用可能となっております。また、山部支所、東山支所につきましても、Wi-Fi環境の整備に向け、携帯電話事業者と協議を進めているところであります。災害時においては、ふくそうにより携帯電話等が利用できない場合でも、Wi-Fiでは被災者のニーズに応じた情報収集や安否確認に有効であることから、携帯電話事業者設置のWi-Fiでもオープンネットワークとして誰もが利用可能であることなどを市民周知するとともに、避難所として災害対応の強化が必要な公共施設においては、今後、Wi-Fi環境の整備について検討してまいります。次に、2点目の公衆無線LANの観光利用についてでありますが、2018年富良野市観光経済調査では、観光インフラにおける不満な点として、通信速度が遅いとの意見があり、Wi-Fi環境の整備には一定のニーズがあるものと認識しております。一方、外国人観光客は、出国前の事前手配、または入国後の空港等において、ポケットWi-Fiをレンタルするか、携帯電話のSIMカードを購入し、旅行中の通信にはこれらを活用することが浸透、定着しており、情報提供の方法については、こうした状況も踏まえ、今後の情報通信技術の進展にも注視し、検討してまいります。次に、本市の主要観光地、主に中心市街地、北の峰エリア、麓郷エリアなどにおける民間のWi-Fi環境の現状把握の必要性についてでありますが、本年5月に、市内飲食店、宿泊施設、観光サービス施設の94件に対して、インターネット設備の設置状況のアンケート調査を行った結果、観光客が使用できるWi-Fiを設置している施設は45件でありました。次に、フリーWi-Fiマップの作成などの情報提供の現状についてでありますが、現在、提供できておりませんが、今後、施設の了解を得た上で提供を進めてまいります。次に、フリーWi-Fi整備推進のための協議会設立など、推進体制の構築につきましては、整備推進のためにはどのような体制が必要か、関係団体と協議してまいります。次に、共通SSIDを活用した(仮称)FURANO FREE Wi-Fiの創設に向けての検討についてでありますが、運営側の負担軽減や利用者の利便性向上のため、統一的な運用が望まれているものと認識しておりますので、他自治体における先進事例などを参考にしながら調査研究してまいります。2件目の市民協働の取り組みについての市民参加の促進についてでありますが、公募型提案協働事業の実施に向けた検討状況でありますが、市民協働の取り組みとして、連合町内会や町内会の自治活動、NPO、団体による地域活動など、さまざまな取り組みが行われており、これらの活動事例をこれまでも広報紙や市ホームページなどでお知らせしてきたところであります。これらの活動の中には、町内会単独や団体の研修会開催など、地域づくり推進事業として取り組まれたものもあり、改めて、他市で実施されている公募型協働事業がなじむかどうかを整理、検討してまいります。次に、協働事業の大枠を示したルールづくりについてでありますが、連合町内会や町内会の自治活動、NPO、団体による地域活動を紹介する上で、事業ごとに分類するなどにより、わかりやすくお知らせし、市民協働の取り組みを一層醸成してまいります。以上です。
再質問 16番 水間健太
それでは、順次、再質問させていただきます。通信環境の整備については、現在、本市の公共施設においてはワイン工場だとか観光関連の施設には整備して開放しているということで、庁舎や文化会館であったり住民利用の多い施設については大手キャリアのもので対応しているということでした。もちろん、そういった体制も必要だと思うのですけれども、今回、私がこの点について質問したのは、やはり、去年のブラックアウト時の教訓があるからです。今回質問させていただいているのは、先ほどの1回目の質問の中でも言いましたが、災害が起きて住民が困ったときにどこに集まるのか、その行動分析も必要だと思っていて、実際に通信環境が使えるところに集まったという実績がある中で、今回、大手キャリアのもので対応しているということですけれども、行政独自で整備をして、発災時も行政がコントロールできる通信環境というのも、全てを整えるということではないですけれども、一定程度整える必要があるかなと思うのです。それに関しては、どこどこで整備されていますよという住民に対する周知も必要だと思います。ちょっと長くなりますけれども、政府のほうでも、そういった観点から、平成28年6月2日に閣議決定した日本再興戦略と、平成28年5月20日に閣議決定された世界最先端IT国家創造宣言を踏まえて、総務省では、防災に資するWi-Fi環境の整備計画書というものを28年12月に策定して、31年までに約3万カ所のフリーWi-Fi環境を整備していくとしました。これに関しては、特に、災害発生時の通信手段の確保が課題となっている背景から、災害発生時には公衆無線LAN環境を無料開放して連絡、情報収集を行える環境整備が必要ということで、政府も同じような方針を出しているところです。ということで、大手キャリアのサービス提供を利用するということも必要ですけれども、庁舎の中だけとか、限られた範囲の中だったら、それほど投資をしなくても環境整備が行えると思います。そういった観点から、行政がコントロールできる独自の通信環境の整備、本庁舎であったり支所であったり、そういったところへの整備が必要だと思いますけれども、改めて見解を伺います。
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
水間議員の再質問にお答えします。市が管理、コントロールできるWi-Fi環境ということだと思いますが、いま現在、設計しています新庁舎につきましては、もちろんそういう機能を生かせられるような形にしようと思っておりますし、また、先ほどの答弁の中でもありましたように、今後、避難所という機能を生かすために必要なのかどうかということも改めて検討していきたいというふうに思っています。災害時になりますと、先ほども申しましたように、オープンネットワークという形で、00000JAPANというSSIDにより全体が使えることになっていますので、もちろんこれを生かしながら、市の公共施設のWi-Fi環境については改めて検討させていただきたいというふうに思っています。以上でございます。
再質問 16番 水間健太
00000JAPANは、もちろん私も存じ上げておりますけれども、これは、いま、我々が使っている大手キャリアの携帯電話の電波塔を無料開放するもので、昨年のブラックアウト時には、それに対する電源供給がストップして、自家発電の燃料もなくなり、その後、通信ができなくなりました。そのときに集まったのが、自家発電を備えていて、フリーWi-Fiの環境がある店舗だったり施設ということなのです。そのように、大手キャリアも対応できなくなった状況の次には、行政がその後をバックアップし、市民に対して情報提供できる環境を整えることが行政の大事な責務であるし、そこに市民が集まったときに正確な情報を口頭で伝えるという作業もできると思うのです。ですから、独自の整備が必要ではないかという質問をさせていただきました。それを踏まえまして、ちょっと話が前後してしまいますけれども、先ほど、いまは通信キャリアのものを開放してできるようになっていると言いましたけれども、昨年のブラックアウト時にはどうだったのか、開放できたのか、それとも、それすら使えなかったのか、その点について確認させてください。
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
水間議員の再々質問にお答えします。昨年の9月のブラックアウト時のWi-Fiに関する検証だということだと思いますが、Wi-Fiに関することについては、こちらのほうでは検証していません。ただ、全体的に携帯電話そのものが使えなくなっていたということについては検証させていただいて、特に、麓郷地区のほうではだんだん使えなくなってきたというのは目に見えてわかってきている状況はあります。それにつきましては、キャリア系の無線の関係もありますけれども、無線塔というか、その部分のあり方についてはキャリアさんともいろいろと話をさせていただいていますけれども、キャリアさんから具体的なお答えはいただいていないところでございます。ただ、問題点としては十分に把握しているということでございます。以上でございます。
再質問 16番 水間健太
大手通信キャリアのサービスを利用することと、行政、市役所が自前でコントロールできるWi-Fi整備の環境とは分けて考える必要があると思うのです。その点について、もう一度、考えをお願いします。
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
水間議員の御質問にお答えします。自家発電が整っている公共施設が一番メーンだというふうに思っていますけれども、公共施設につきましては、先ほど申しましたように、ふれあいセンターとか私どもの市役所につきましては外部電力を含めながら停電時にも使えるようになっていまして、そういう外部電力を備えた中で、Wi-Fiが使える環境についてはこういうところがありますよということは周知する必要があるというふうに思いますので、その辺につきましては、市民のほうにも周知をさせていただきたいというふうに思います。以上でございます。
再質問 16番 水間健太
続いて、観光利用のほうについて再質問いたします。答弁の中では、ニーズがあることは把握しているということで、フリーWi-Fiに対するニーズもそうだけれども、SIMカードであったり、ポケットWi-Fiの利用も多いので、そちらはそちらでというような話でありました。その中で、観光庁が行っている調査でも、観光客のフリーWi-Fiに対するニーズがあるということはもう明らかであると思っています。ニーズがあるということが前提であれば、整備は進めていかなければいけないというふうに考えます。特に、本市においては観光地でインバウンドが増加してきているという状況を考えると、整備をしないという選択肢はないのかなというふうに私は考えています。その上で、フリーWi-Fiなどの一元化した情報提供が必要だというふうに考えていて、今後検討するというふうにおっしゃっていましたけれども、現状、民間の中でそういった情報提供のニーズがあるのかと言ったらちょっとおかしいですけれども、先ほども関係機関と協議をしていくというような話がありましたけれども、いままでの協議の中でそういった話というのは出てきたのでしょうか、お伺いします。
答弁 経済部長 後藤正紀(経済部長は2020年3月まで)
水間議員の再質問にお答えいたします。観光施設等でのWi-Fi環境の整備についての御質問でございますけれども、先ほど、94件の調査結果によりまして、フリーWi-Fiの環境が使える施設は45件とお答えさせていただきました。そのほか、自分のところだけで使えるものも何件かございます。いま、ホテル等では、部屋の中で使えるもの、あるいはフロアで使えるもの、それぞれお知らせしていると思われます。その他の観光地等につきましても、それぞれの施設で、もちろんパスワード等が必要になる場合が多いのですけれども、そういった中で使っていただいている場合が多いと思います。一元化ということになりますと、どのような情報提供がいいのか、単純にマップ等に落としてこの場所ですよというのがいいのか、いまは既存のアプリでもWi-Fiの状況が把握できるものがございますので、そういったものに載せていくのがいいのか、これはあくまでも情報でございますので、載せる、載せないといったそれぞれの意向も含めながら、設置等についての協議を進めながら検討してまいりたいという趣旨でございます。以上です。
再質問 16番 水間健太
整備をしてマップの整備をしていくということで、提供する側のこともそうですけれども、やっぱり、そのサービスを利用する外国人観光客であったり、そういう人たちの立場に立った情報提供はどういうものがいいのか、それがどういうふうになっているのかなと思っていま聞いたのですけれども、趣旨がちょっとずれていました。そういうことも踏まえて、過去にも同じような質問をしていまして、平成29年第2回定例会の部長の答弁の中でも、Japan. Free Wi-Fiの状況も踏まえて、関連団体と連携しながら、インバウンドにとって快適な環境について検討していきたい、2020年を一つの目途として、Wi-Fi環境が必要であるという認識も出ている、本市としても、関連団体と協議しながら、対応できるように前向きに検討していきたいというような答弁でした。今回も関係団体と協議していきたいというような答弁だったので、何も進んでいないのかなというふうに思いました。これに関しては、どこが主導していくかということが大変重要になってくると思うのですけれども、私の個人的な考え方としては、整備の方法についても、公設公営だったり、公設民営だったり、いろいろな形がありますけれども、公設公営になってくると、手間も投資もかなりかかってくるので、ちょっと現実的ではないなというふうに思っています。そこで、民設民営での整備方法について、一つの事例として話をさせていただきますと、既にそれぞれの店舗や施設で整備しており、既に開放しているフリーWi-Fiがあります。そのSSIDを統一する。例えば、先ほども提案させてもらいましたけれども、(仮称)FURANO FREEWi-Fiのような形でSSIDを統一する、そういうふうなサービスを提供するというやり方もあります。そういった場合ですと、民間主導で整備を進めていくような形になりますし、投資もそれほど必要なくなってきます。そして、そのときに行政にどういうサポートができるかといったら、まず、そういった統一したSSID、御当地Wi-Fiと言いますけれども、先ほどは協議会というような言い方をさせていただきましたけれども、そうした事務処理であったり、そういったことを総括する機能プラス、端末を整備するときの多少の補助と、統一したマークの推進であったりとか、それともう一つ、さっきから説明している情報提供の作業だと思うのです。そのために、まずは民間のニーズを把握していかなければいけないのかなというふうに思うのですけれども、その整備方法について、民設民営でのやり方もあるとは思うのですけれども、その点についての考え方をお聞かせください。
答弁 経済部長 後藤正紀(経済部長は2020年3月まで)
水間議員の御質問にお答えいたします。Wi-Fiの環境整備でございますけれども、この案件に限らず、観光関連の施策等につきましては、ふらの観光まちづくり戦略会議の中で、各部門の関係団体と集まりながら、大体1カ月に1回程度開催してございますけれども、いろいろな情報交換、意見交換、検討等を進めてきてございます。その一つとして、Wi-Fi環境につきましては、今後とも必要であるという認識は一緒でございます。ただ、1点、統一のWi-Fi、富良野市として一元化が必要ではないかという部分につきましても、利便性と設備とのバランスがどうだろうか、そういったものも考えていかなければいけいけないと思います。また、民設民営ということでございますけれども、これにつきましても、基本的にはそれぞれで努力して設置されている施設等が多いと思います。市としても、これに対してどのようなかかわり方ができるのかも含めて検討してまいりたいと思ってございます。もう一つ、情報の提供等でございますけれども、本来でしたら、ここはスマホ等で使えるか、使えないのか、近くに使える場所があるのか、こういった方法が一番現実的ではないかと思ってございます。そのためにはどのような方法がいいか、先進地等も含めて研究してまいりたいと思います。以上です。
再質問 16番 水間健太
それでは、次に、市民協働の取り組みの市民参加の促進のところに移ります。公募型協働事業に向けた検討状況ということで、今後さらに検討してというような答弁をいただきました。1回目の質問の中でも、新しい公共の実現のために、市民参加を促進する一つの手法として公募型協働事業が有効ではないかというような提案をさせていただきましたけれども、平成30年第2回定例会の市長の答弁の中でも同じような趣旨で話がありまして、市民がより積極的に行政と一緒に一つの公共をつくり上げていく取り組みが必要になってくるというような見解を示されています。その一つの手段として、公募型協働事業の実施が必要だと思うのですけれども、こういう活動がありますよというような広報ももちろん必要だと思うのですけれども、市民側からアクションを起こせる一つの仕組みとして、地域づくり推進事業としてやっていくというような話がありましたけれども、例えば、地域づくり推進事業の予算の一部を公募型協働事業に充てて、それで事業を実施していくような形も可能だと思います。その上で、二つ目の協働のルールづくりというところであります。こちらについては、過去にも取り上げさせてもらっていますけれども、完全に市民主体で予算も労力も市民がやるもの、市民と行政が協力しながらフィフティー・フィフティーでやるもの、割合も7対3、3対7、行政が100%やるものといろいろありますけれども、こういうものが市民協働の形ですよというような、公募型協働事業の実施に合わせて一つの冊子みたいなものをつくって、市民にわかりやすい広報をしていかなければいけないと思うのですけれども、この辺について、もう一度、改めて御見解をお願いいたします。
答弁 市民生活部長 山下俊明(市民生活部長は2024年3月まで)
水間議員の再質問にお答えしたいと思います。先ほど、市長答弁でも触れさせていただいたところでありますが、公募提案型協働事業につきましては、昨年の定例会を含めて質問をいただいているところであります。公募提案型協働事業につきましては、他市でいろいろと取り組まれているものについて調査研究をしているところでありますけれども、見え方としては、市民の皆様のアイデアや意見、そういう創意工夫あふれる考え方をいただいて協働事業として実施していくということで、非常にいいものではあるのですけれども、おおよそのまちでは、中身を見ると、申請手続を含めてかなりハードルが高くなっているなという印象を持っております。富良野市につきましては、市民生活部の市民協働課が主な窓口になっております。地域づくり推進経費につきましても、気軽に足を運んでいただいて、こういう事業をやってみたいけれども、どうだろうとか、こういう事業に使えるだろうかということで、相談に足を運んでいただいている方も多くいらっしゃいますし、毎年行っています地域懇談会ですとか、市職員と市民の方との日常の話し合いの中からも、いろいろなアイデアとか、こういったものはどうだろうというふうに気軽に声をかけていただいていると感じておりますし、それにも増して、以前から、まちづくり、協働という観点で、町内会、山部や東山を初めとして各種団体の皆様の御尽力により協働事業が進められておりますので、こういったものをどういうふうに見せていくのかというところに焦点を絞っていっているということであります。公募提案型協働事業につきましては、市民参加の促進のための手法の一つとして考えてきたわけですけれども、富良野市としては、もうちょっと市民に身近なところで話をして事業を拾い上げていきたいというふうに考えておりますし、その目標に向かって、市民協働課を初め、市が住民から遠いというのであれば、まずはそこを改善していくというのが、市民参加を促したまちづくり、協働の富良野型ということになるのではないかなというふうに考えているところであります。以上でございます。