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富良野市議会 令和3年第1回定例会 2021年3月9日

選挙における新型コロナウイルス感染症対策について

2021年3月9日、富良野市議会の一般質問で、水間健太議員が「選挙における新型コロナウイルス感染症対策について」質問し、選挙管理委員会委員長 伊藤和朗、選挙管理委員会事務局長 大内康宏が答弁しました。

質問者
水間健太 議員
答弁者
選挙管理委員会委員長 伊藤和朗、選挙管理委員会事務局長 大内康宏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 水間健太

-登壇-通告に従い、順次、質問いたします。選挙における新型コロナウイルス感染症対策について質問をします。本年10月に衆議院議員の任期が満了することから、本市にとっては、新型コロナウイルス感染拡大後、初めての選挙となることが確実です。選挙における感染症対策については、総務省や北海道から一定の指針などが出されております。総務省からは、選挙に係る新型コロナウイルス感染症対策の調査結果を踏まえ、一つ目に、他団体の取り組み事例も参考に、マスクなどの着用や消毒液の設置など感染防止対策を初め、期日前投票所の増設や開設期間及び投票時間の延長などの期日前投票に関する取り組み、開披台の増設など開票に関する取り組みを積極的に行うこと、その際、人員の確保や予算措置、資材施設の手配など、調整や準備に時間を要するものについては、保健福祉部局等の関連部局とも連携しながら、あらかじめ検討を行っておくこと、二つ目に、投票所の混雑状況の情報提供をした旨の回答をした団体が少なかったことから、投票所等の混雑状況について積極的な情報提供に努めることとお知らせがありました。また、北海道からは、選挙の管理執行における新型コロナウイルス感染症対策として、具体的な例を記載した文書も出されています。国内において、ワクチン接種が順次始まってはいるものの、収束に向けては依然混沌としていることから、総務省や北海道の指針や他団体の取り組みを参考に、本市においても、市民が安心して選挙権を行使できる体制整備と投票事務に従事する職員の安全確保のため、対策を講じる必要があります。衆議院解散の可能性もあることから、いつ選挙が行われても、万全な体制のもと、選挙が実施されるために質問をいたします。1項目めは、投票所における対策についてです。投票所においては、出入り口での混雑や筆記用具などの共用、飛沫の飛散など、感染リスクが高くなる事例が多く発生することが想定されます。また、当日、体調不良者に対して来場を控える要請もできないことから、体調不良者への対応も検討する必要があります。選挙における対策としては、投票所での対策が主な取り組みになるかと思いますので、まずは、投票所における対策について、5点確認をさせていただきます。1点目に、投票所出入り口の混雑対策及び感染防止対策に対する検討状況をお知らせください。2点目に、投票日当日、体調不良者への対応のため、専用の記載台を用意するなどの対応が必要と考えますが、見解をお伺いいたします。3点目に、マスク、消毒液、ビニールシート、アクリルパネルなど、感染防止対策のための資材調達の考え方とその財源についてお知らせください。4点目に、投票記載台における消毒作業や筆記用具の取り扱いなどの感染防止対策の検討状況をお知らせください。5点目に、スポーツセンターや学校体育館などの広い施設を利用することも感染防止対策として有効であると考えますが、見解をお伺いいたします。次に、2項目めは、開票所における対策について伺います。開票所においても、作業が長時間になることや、開票作業従事者の人数と会場の広さによっては3密の状況になり得る可能性が高いかと思います。対策について、3点お伺いいたします。1点目に、開票作業に当たる人員はどの程度を想定しているのか、お伺いいたします。2点目に、開票作業を行う会場は従来の場所を利用するのか、広い施設の確保も検討が必要かと思いますが、見解をお伺いいたします。3点目に、開票立会人や参観人に対する感染防止対策の周知はどのように行うのか、お伺いいたします。次に、3項目めは、投票事務従事者の安全確保についてお伺いいたします。選挙において感染リスクが高いのは、その事務に従事する職員であり、安全確保や対策は選挙において最も注力するべきことだと思います。感染症対策のため、従来よりも多くの人員が必要になることが考えられますが、感染リスクを軽減するためには接触機会を減らすことであることから、十分な感染症対策を行いながら、できる限り少ない人数での投票事務の検討も必要です。また、事務に従事した職員が新型コロナウイルスに感染した場合も想定して、人員配置を行う必要もあるかと思います。1点目に、投票事務に当たる必要人員はどのくらいになるのか、お伺いいたします。2点目に、感染症対策のため、通常時よりも多くの人員が必要になることが想定されますが、市職員だけで対応可能なのか、見解をお伺いいたします。3点目に、投票所入り口での体調確認などの簡単な作業を民間事業所等へ委託することも人員削減には有効と考えますが、見解をお伺いします。4点目に、可能な限り投票所を集約するなど、投票事務従事者の人員削減を図ることに対する見解をお伺いし、1回目の質問を終わります。

答弁 選挙管理委員会委員長 伊藤和朗

-登壇-水間議員の選挙における新型コロナウイルス感染症対策についての御質問にお答えいたします。議員の御指摘のとおり、ことしは衆議院議員の任期満了の年でありまして、遅くても10月までには総選挙が実施されます。御質問の1点目の投票所における対策についてでありますが、投票所入り口での感染防止対策につきましては、入り口付近にマスクの着用依頼を掲示するとともに、検温の実施と手指消毒のための消毒用アルコールの配置、さらに、定期的な換気を行います。また、混雑対策といたしましては、有権者が多い市街地の投票所7カ所と山部福祉センターの投票所においては、混雑の際における密集を避けるため、入場制限などの対応を図ってまいります。次に、選挙当日の体調不良者に対応する記載台の専用スペースの確保につきましては、受け付けの際に体温の高い方及び体調が悪いと申し出があった方については、別途、記載台に準じるスペースを確保してまいります。次に、感染症対策のための資材の調達につきましては、消毒用アルコール及び受付と投票従事者用パーティションなどを準備してまいります。また、その財源につきましては、国政選挙であることから、基本的には国費対応になるものと考えております。次に、投票記載台における感染防止対策につきましては、投票記載台の定期的な消毒や消毒済みの筆記用鉛筆を用意してまいります。なお、持参した筆記用具も使用できることを周知いたします。次に、スポーツセンターや学校体育館など広い施設を投票所に利用する考えにつきましては、衆議院の解散、総選挙は、投票日が不確定であり、利用者や学校などに影響を与えることから、新型コロナウイルス感染防止対策を十分に図りながら、現行の投票所を利用してまいります。2点目の開票所における対策についてでありますが、開票作業に当たる人員につきましては、平成29年の衆議院議員総選挙では、事務従事者総数69名で開票業務に対応いたしました。今回は、密集を避けるため、開披と点検業務の人員を兼務として、前回より約10名の減員を予定し、開票業務に当たってまいります。次に、開票作業を行う会場につきましては、作業人員を減らして対応するなど、感染防止対策を図り、市役所大会議室を予定しております。次に、開票立会人、参観人に対する感染防止対策につきましては、マスク着用とアルコール消毒、検温をしていただくことを市ホームページや開票所入り口の掲示等で周知してまいります。3点目の投票事務従事者の安全確保についてでありますが、投票事務に当たる必要人員や民間事業者等に委託する考えにつきましては、投票事務従事者は、選挙管理委員会が委嘱しており、有権者数が多い市街地の投票所7カ所と山部福祉センターの投票所に感染防止対策に必要な人員を増員するため、追加で委嘱することから、民間事業者等への業務委託は考えておりません。次に、投票所を集約することによる投票事務従事者の削減につきましては、投票所を集約することで市街地の投票所ではより混雑することが想定されることから、現状の体制で投票業務に当たっていく考えであります。以上でございます。

再質問 8番 水間健太

それでは、順次、再質問をさせていただきます。まず、投票所における対策ということで、いま、出入り口の対策をお答えいただきましたけれども、入場制限を行う場合もあるというような答弁をいただきました。入場制限を行うところであれば特になんですけれども、同じ時間帯に多くの投票者が来て混雑した場合、ソーシャルディスタンスをとることはもちろんだとは思うのですけれども、投票所内での間隔は、北海道から出されている指針でも、当たり前ですけれども、2メートル程度の間隔をとるようにということでお知らせがあります。そういった場合、入場制限を行うというふうになると、なおさら、屋内に入り切れず、屋外で待機するというような状況も生まれてくるのではないかなと思いますが、そういった場合の対応についてのお考えをお知らせください。

答弁 選挙管理委員会事務局長 大内康宏

水間議員の再質問にお答えいたします。入場制限について、混雑した場合の屋外での対応ということでございますけれども、入場制限につきましては、屋内で投票するときに、いままでですと何人も入って待機という形がとれたのですけれども、やはり、新型コロナウイルス対策上、投票所内に人が多く入ることは思わしくないということで、人数がある程度多くなってきた場合には、受け付けを一旦中止して、中の人数が多くならないような形で受け付けをしていかなければならないというふうに考えています。その場合、屋外で人が待機するような形になるということで、間隔をとって並んでいただくような指導をするために職員を増員して配置する考えで対応していきたいというふうに考えております。

再質問 8番 水間健太

屋外で待機する場合が発生したらどうするんだという質問をさせていただきましたけれども、できる限りそういったことを回避する努力というのが必要ではないかということで質問させていただいたのです。そういった点では、最初の1回目の質問でも少し取り上げさせていただきましたけれども、それぞれの投票所の混雑状況についての情報提供、例えば、ホームページなり、いまは市のフェイスブックもやっていますから、そういったもので投票所の混雑状況を発信するという取り組みも必要かと思います。そのあたりの考え方についてお知らせください。

答弁 選挙管理委員会事務局長 大内康宏

水間議員の再々質問にお答えします。投票所の混雑状況をホームページ等で発信していくというようなお話でございますけれども、いまのところ、投票所がどの程度混んでいるか、こちらのほうで受け付けして、リアルタイムでホームページで公表という形をとれるかどうか、できるかどうか、こちらのほうでまだ検討しておりませんので、その辺がどのような形でできるか、検討してまいりたいと考えております。

再質問 8番 水間健太

次に、少し細かい質問になるんですけれども、投票所での資材の関係で、出入り口でマスクの着用であったりアルコール消毒、または検温等を周知する、お願いするような掲示をするということでありましたけれども、まず、検温作業については、会場で検温器などを置いて行わないで、それぞれの御家庭ではかってから来てもらうよう周知するということでよろしいのか。もう一つ、細かい質問になりますけれども、いまの状況ですと、皆さんもマスクを着用するのが当たり前のような感覚でいると思いますけれども、人数が多くなりますから、中にはマスクをしないで来場する方もいらっしゃるかと思います。そういった方に、別途、マスクを用意しておくとか、マスク着用のお願いなど、そのあたりの考え方についてお知らせください。

答弁 選挙管理委員会事務局長 大内康宏

水間議員の御質問にお答えいたします。まず、投票に際しての検温につきましては、投票に来られる前に御家庭で検温していただくのはもちろんですけれども、投票所で受け付けをする段階で、手ではかる簡易な器械があるのですけれども、そちらのほうを各投票所に準備いたしまして、検温を実施し、通常の方はそのまま投票していただきまして、体温の高い方については別のところで投票していただくような形をとらせていただきたいというふうに考えております。マスクの着用につきましては、入り口とか、広報とかホームページでお知らせをするのですけれども、マスクを着けないで来られた方用に各投票所でもマスクを準備して、着けていない方には着けていただくように、こちらのほうでお願いをしていくような取り組みをしていきたいと考えております。

再質問 8番 水間健太

続いて、いまは当日の投票所についていろいろ質問させていただきましたけれども、期日前投票所について確認をさせていただきたいと思います。期日前投票所に関しては、主要な箇所に何カ所か用意するとは思いますけれども、例えば、多くの方が利用している大型の福祉施設事業所などの利用者が投票する場合は、私が聞いた話だと、バスでの送迎を行って、本庁舎のほうに来場して投票しているというような話を聞きました。特定の名前は出せませんけれども、障害者福祉施設では、利用者が二、三十人バスに乗り込んで、職員が五、六回往復で送迎をするというふうに聞きましたけれども、そういった福祉施設に関しては、クラスターの心配だったり可能性もあることから、できる限りというか、しっかりと対策を講じていく必要があると思います。従来であると、その福祉施設からバスで本庁舎のほうに来場すると思いますけれども、現在、市庁舎の建設工事もしていて、入り口などがかなり狭い状況になっていると思います。そういった方は、従来のように本庁舎のほうに送迎してもらうのではなくて、例えば、移動投票所の利用だったり、その施設で期日前投票を行えるような臨時の期日前投票所を設置するというような検討も必要かと思いますが、そのあたりの考え方についてお知らせください。

答弁 選挙管理委員会事務局長 大内康宏

水間議員の御質問にお答えいたします。福祉施設に入られている方が期日前投票で多く来られる場合の対応ということです。いままでは、そのような形でバスで二、三十人来られているという対応だったのですけれども、今回、新型コロナウイルスということで、施設のほうとはまだ具体的な話はしていないのですけれども、やはり、いままでどおりというわけにはいかないということで、バスに乗り込む人数を少なくして来ていただくなどの対応をとっていかなければならないというような考えをしております。ですから、期日前投票所の箇所をふやすですとか、移動投票所というところまでは現在のところは考えておらず、人数を少なくして回数を多くするとか、そういう対応をとっていただくような形で行っていきたいというふうに考えております。

再質問 8番 水間健太

続いて、開票所における対策についてお伺いいたします。開票立会人への周知については理解したところですけれども、衆議院選挙なので、そこまで多くはならないと思いますが、参観人に関しては当日の人数を制限することはなかなか難しいと思います。こちらについても、北海道のほうから、あらかじめ入場できる人数を定めて告示をする方法もあるというふうなことも書かれておりますが、そのあたりの考え方についてお答えください。

答弁 選挙管理委員会事務局長 大内康宏

水間議員の再質問にお答えいたします。参観人に関しての人数制限についてでありますけれども、富良野市の開票所の人数制限につきましては、どの選挙でも人数制限を設けておりまして、国政選挙では、毎回、20名という人数制限をかけまして告示しております。ただ、先ほど水間議員の御指摘にもありましたとおり、国政選挙ということで、参観人が20名を超えるということはなくて、例年、10名も行かないような参観人数ですので、そこまで混雑するような状況になるというふうには考えておりません。

再質問 8番 水間健太

続いて、投票事務従事者の安全確保について質問します。当日は、かなりの人数の投票事務従事者、職員に手伝ってもらうことになると思います。投票事務従事者の体調管理については、当日、それぞれ確認していただくようになると思うのですけれども、発熱や体調不良など、事務に来ない基準というか、例えば、体温が何度以上でどういう体調不良があったら作業には来ないでくれというような基準を設けるのかどうか、そのあたりについてお聞きします。

答弁 選挙管理委員会事務局長 大内康宏

水間議員の再質問にお答えいたします。開票事務従事者の体調管理で基準を設けるかということでございますけれども、開票事務従事者につきましても、体温測定で基準の37.5度を超えた方については、一応、疑いがあるということで計測を行っておりますので、そのような基準で検温していただいて、体温が高い方については従事から外れていただくような形をとっていきたいというふうに考えております。

再質問 8番 水間健太

最後に、こういった新型コロナウイルス対策に関しては非常に細かい点があって、気にすれば切りがないほどあるかと思います。こちらについては、こういう状況ですので、選挙管理委員会だけでの管理体制というのは非常に難しい状況であると思います。北海道や総務省のほうからも、保健福祉部局との連携をしっかり図っていくというようなことが通達でありますが、投票日だけではなく、その後の通常の行政業務にも影響がないようにしっかりと連携しながら進めていかなければいけないと思います。改めて、その連携の点について、見解を伺います。

答弁 選挙管理委員会事務局長 大内康宏

水間議員の御質問にお答えいたします。選挙、投票に関して、その後についての保健福祉部との連携ということでございますけれども、投票事務に関しましては、当然、選挙管理委員会の職員だけではできないということで、全庁的な各部の職員に投票事務を依頼しましてお手伝いいただいているところでございます。その中で、投票所の手続ですとか開票所の手続という形については、事前に書類をつくりまして従事者にお知らせしているところでございます。そのような中で、新型コロナウイルスの関係で投票について何か問題があれば、御指摘をいただきながら対応していくという形で、連携を図っていきたいというふうに考えております。

出典:富良野市議会 令和3年第1回定例会 2021年3月9日 議事録 PDF(19ページ) 間違いを知らせる