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富良野市議会 平成29年第4回定例会 2017年12月13日

環境政策について

2017年12月13日、富良野市議会の一般質問で、水間健太議員が「環境政策について」質問し、市長 能登芳昭、市民生活部長 長沢和之が答弁しました。

質問者
水間健太 議員
答弁者
市長 能登芳昭、市民生活部長 長沢和之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 水間健太

-登壇-さきの通告に従い、順次、質問いたします。環境政策について質問いたします。本市は、「分ければ資源、混ぜればごみ」を合い言葉に、市民の高い意識と協力により、リサイクル率約90%を誇り、全国でも有数の環境先進地域であります。特に固形燃料化の取り組みは、市民の分別の協力により、固形燃料化施設を持つ他自治体よりも低コストでの製品化ができています。このように、官民一体となった環境への取り組みは富良野市にとって誇れることであり、この取り組みを安定的に継続し、さらに高い次元を目指していく必要性があると感じます。また、生産した固形燃料を市内で利用するエネルギーの地産地消の推進と真の循環システム構築のためには、三つの要素がしっかりと確立される必要があると考えます。一つ目に、集めるということで、これは、市民や事業者の協力が必要で、ルールに沿った分別が重要になります。二つ目に、つくるということで、固形燃料化で言えば、リサイクルセンターの固形燃料化施設での生産がこれに当たります。三つ目に、使うということで、製品化された固形燃料を地域でエネルギーとして利用することです。リサイクル率も非常に重要な指標でありますが、この集める、つくる、使うという循環システムが安定的に機能することが前提と思います。そこで、3項目、14点について質問いたします。まず、一つ目に、リサイクルセンターの運営管理についてお伺いします。最初に、固形燃料化施設及び機械設備の管理について、3点お伺いします。施設や機械設備の安定的な稼働のためには、施設を稼働させる担当者が行う日常的な点検と修理業者など専門家が行う定期点検は欠かせないと考えますが、現在の定期点検を行っている頻度と点検項目などの設定をどのように行っているのか、お伺いします。また、定期点検とあわせて、消耗品などの定期交換や計画的な修繕は、機械設備の安定的な稼働のために重要になってくると思います。修理業者へ依頼しなくても交換することができる比較的小さな修繕と、専門業者へ依頼する必要がある比較的大きな修繕の計画をどのように設定しているのか、また、中長期的な設備管理計画をどのように考えているのか、お伺いします。次に、設備についてですが、固形燃料化施設の機械設備は、現在の設備の前のものは15年利用し、平成14年に現在の設備に更新したと聞いています。現在の機械設備も15年が経過いたしました。後期総合計画には更新が予定されておりませんが、耐用年数や修繕費用との兼ね合いを考えると、新たな総合計画策定時には更新計画が盛り込まれる時期と推察されますけれども、機械設備の更新の考え方について見解をお伺いします。次に、事業系一般廃棄物について、2点お伺いします。事業活動に伴って生じた廃棄物は、排出業者の責任において適正に処理することと産業廃棄物処理法で定められています。ほとんどの場合は、回収事業者に委託し、産業廃棄物と事業系一般廃棄物に分けられ、各処理施設に運搬し、処理されていると思います。市の発行するガイドブックで明記されていますが、回収事業者から排出事業者への分別指導や周知はどのようになされているのか、それに関し、市から回収事業者へどのような対応を依頼しているのか、お伺いします。また、事業系一般廃棄物のうち、固形燃料ごみの専用袋に入れられ固形燃料化施設へ搬入された廃棄物には、家庭ごみとは質の違うごみが含まれる可能性もあるかと思います。ある程度は回収事業者により確認できていると思いますが、回収時にその全てを確認することは難しいと思います。回収・搬入時における確認作業はどのようにされているのか、お伺いします。次に、生産された製品である固形燃料の生産管理についてお伺いします。製品の原料が排出されるごみであることから、増産や減産調整が難しく、一般的な製造と同じ尺度ではかることは難しいと思いますが、本市の長年の実績に鑑みると、詳細な生産計画を立てることができると思います。詳細な生産計画を立てることで、品質の向上や適切な在庫管理が実現し、生産された製品の適切で最適な利活用につながります。それにより、安定的な循環サイクルの構築につながると考えることから、4点お伺いします。本市では、年間約2,500トンの固形燃料ごみが搬入され、固形燃料化しています。したがって、年間の製品生産量はおのずと決まってくると思いますが、施設での生産能力の把握と、どれくらいの製品需要があるかの消費計画に基づいた生産計画をどのようにされているのか、お伺いいたします。続いて、品質管理についてですが、先般、市民説明会を開き、プラスチックごみの分別について徹底を図りましたけれども、廃棄物の内容物により、生産される製品の質量や熱量などの品質に違いが出てくると思います。現在、生産された製品は、製紙工場、市外の地域暖房、市内のボイラーで利用されていますが、それぞれの燃焼システムによって適した製品の品質には相違が生じると思います。生産される製品の質量や成分の含有量などのサンプリング調査を行い、品質評価別に在庫保管などの品質管理をすることで、将来的には燃焼システム別の利活用につながるなど燃焼システムへの負荷を小さくすることにつながると考えますが、品質管理についてはどのような見解をお持ちか、お伺いします。また、今後の製品の消費需要に鑑みたとき、製品の品質や生産能力の向上に対してどのような見解を持っているか、お伺いします。続いて、2項目めに、市民、事業者、市のそれぞれの役割分担について、3点お伺いいたします。近年、本市においても海外観光客が増加しています。海外観光客の増加による宿泊施設不足への対応策の一つとして、来年6月15日に、住宅宿泊事業法、いわゆる民泊新法が施行されますが、法律の施行により、一般住宅地での観光客の宿泊を初め、さまざまな形態での住宅利用がなされると思います。その際のごみ出しなどの対応は市民も懸念しているところでありますが、住宅兼民泊利用などの場合、事業活動により発生したごみなのか、それとも、家庭生活により発生したごみなのかの判断が難しい状況も予測されます。そのような場合の対応を明確にするために、ガイドラインなどの策定が必要と考えますが、市としての対応をどのように考えているのか、お伺いします。また、観光・環境税の検討状況についてお伺いいたしますが、過去に観光・環境税について一般質問で取り上げられたときは、観光振興の観点での答弁でありました。私は、環境の観点でも検討が必要だと考えます。例えば、民泊などにより排出される廃棄物を適正に処理するための費用負担は、民泊利用者や民泊施設管理者がするべきだと考えます。そのような視点での検討状況について見解をお伺いいたします。次に、高齢者などごみ出し困難者へのサポートについてですが、本市のごみの分別など環境政策はすばらしい取り組みだと思いますけれども、分別種別がふえるとともに、ごみ出しの回数や分別作業が大変になります。ほとんどの市民はルールに従って対応していますが、一方で、高齢者など、特に独居者はごみ出しや分別作業がふえ、苦労している方もいると聞いています。さらに高齢化社会が進展していく中で、ごみ出し困難者へのサポート施策を検討する必要があると考えますが、見解をお伺いします。続いて、3項目めに、資源・エネルギーの有効利用と実践について、2点お伺いします。本市では、固形燃料の公共施設での利用や、ペレットストーブや太陽光発電システムの導入に対する再生可能エネルギー導入促進事業など、資源・エネルギーの有効利用について積極的に取り組んでいます。しかし、富良野市の固形燃料や固形燃料ボイラーは、重油や灯油のような化石燃料と比べて供給の安定性やボイラーに及ぼす燃焼負荷の影響が一定しておらず、課題も多く、なかなか普及しない現状であると感じます。しかし、農村観光環境都市を目指す本市にとっては、環境保護、自然との共存の点で長期的な視野に立って取り組んでいく必要があると思います。現在、市内の施設で固形燃料を利用しておりますが、まだまだ課題は多いと感じます。そこで、固形燃料の市内での利用についての長期展望と具体的な取り組みについてお伺いします。また、再生可能エネルギーの推進についての現状と今後の展望についてお伺いし、1回目の質問を終わります。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

-登壇-水間議員の御質問にお答えいたします。環境政策についての1点目、リサイクルセンターの運営管理についてであります。固形燃料化施設の機械設備の管理につきましては、日常点検は運転管理委託業者が計器類の数値確認と各設備稼動時において異音点検をし、月1回の主要設備である破砕機や破袋機の刃の状態点検を実施しているところであります。また、平成25年度からは、2年に1回の専門業者による総合点検ということで、重点項目を設定し、詳細な点検を実施しているところであります。また、修繕計画につきましては、定期的に部品等の交換を要する修繕は運転管理委託業者が主に実施し、設備故障や大規模修繕に係るものは専門業者に依頼して実施しており、本年度からは重要設備である破砕機、破袋機、成型機の修繕について年次計画を立て行っているところであります。さらに、固形燃料化施設設備の更新計画についてでありますが、現在の設備が平成14年3月に更新され、15年が経過したところであり、一般的に廃棄物処理設備の使用年数は25年から30年程度であることから、平成33年度からの次期富良野市総合計画の後半において更新の検討が必要と考えております。次に、事業系一般廃棄物についての、回収事業者から排出事業者への分別指導につきましては、回収事業者は、不適切な排出に対しては未回収とし、排出事業者への報告、さらに、市と連携した分別指導を行って対応しているところであります。また、施設搬入時における廃棄物の確認作業と対応につきましては、施設側の受け入れにおいて産業廃棄物などが発見された場合、市は、排出者を特定し、分別指導を行い、回収事業者に対しても分別指導の報告、注意喚起を行っております。次に、固形燃料製品の生産管理についてでありますが、生産能力は1日15トンで、年間約2,500トンであります。1日当たり平均11トンの原料搬入に対応し、随時処理をしております。品質管理につきましては、固形燃料は3カ月に1回の割合で年4回の燃料分析を実施し、発熱量や灰分、塩素濃度など11項目の燃料分析をして、安定した結果を得ているところであります。固形燃料の出荷と在庫管理につきましては、最大の取引先の需要が暖房時期である冬期間であることから、出荷と在庫のバランスについては、夏場に出荷を抑え、在庫をふやし、冬場に在庫分を上乗せし、出荷しているところであります。製品の品質向上につきましては、取引先から塩素濃度低減の要請があり、10月からプラスチック類の適正排出により対応しております。また、固形燃料の成型状態に係る要望もあり、設備の調整により圧縮成型された固形燃料製造に努めているところでございます。次に、2点目の市民、事業者、市のそれぞれの役割についての、インバウンドの増加に伴い発生する廃棄物への対応と、市民、事業者、市のそれぞれの役割でありますが、住宅宿泊事業法、いわゆる民泊法に係る事業者の廃棄物排出基準につきましては、現段階で、原則、他の事業所と同様に事業系での排出基準の適用を考えております。また、市民、事業者、市の役割分担として、市民は地域の環境美化、事業者は適正な廃棄物処理、市は事業者への分別指導と点検、確認であると考えております。次に、高齢者等ごみ出し困難者へのサポートにつきましては、現在、介護サービスによる支援や収集業者が排出を行っておりますが、今後、どのようなサポート体制がよいのか、関係部署との協議や他市の状況を調査し、検討してまいります。次に、観光客への観光・環境税の導入につきましては、今回は観光客が排出するごみ処理の視点での質問でありますが、現在、観光客が排出したごみにつきましては、通常、それぞれの観光・宿泊施設等から事業系一般廃棄物として排出され、回収業者を経由して処理されているところであり、分別、排出に対して役割を担っていることから、ごみ処理に関連した目的での観光・環境税の導入については考えておりません。次に、3点目の資源・エネルギーの有効利用と実践についてでありますが、固形燃料の市内における利用拡大につきましては、現在の固形燃料ボイラー施設の稼働状況や、北海道立総合研究機構との協力による設備改善等の推移を見て進めてまいります。将来におきましては、農業ハウスへの利活用に向けた調査研究についても進めていきたいと考えているところであります。再生可能エネルギー利用の推進につきましては、森林資源において、平成21年度よりペレットストーブ購入補助金を設け、33台の設置補助を行っているところであります。太陽光発電におきましては、平成25年度より住宅用太陽光発電システム設置補助金を設け、一般住宅9戸に補助を行っているところであります。また、公共施設におきましては、平成22年に扇山小学校に20キロワット、平成27年には東小学校に6キロワットの太陽光パネルを設置しております。平成25年には、民間企業が旧麓郷中学校グラウンド跡地に508.8キロワットの太陽光発電システムを導入しているところであります。今後におきましても、再生可能エネルギーの利用目的、必要性について市民周知を図り、利用拡大を図ってまいります。以上であります。

再質問 11番 水間健太

それでは、順次、再質問させていただきます。まず、リサイクルセンターの管理については、定期点検等に関しては、委託業者が月1回、平成25年からは、2年に1回、専門業者による大がかりな点検をやると聞いていますけれども、点検日程の設定の仕方について、その月の何日あるいは第何曜日に点検を行うとか、そういった日程を設定されているのか、確認させてください。

答弁 市民生活部長 長沢和之(市民生活部長は2018年3月まで)

水間議員の御質問にお答えいたします。まず、お答えしましたように、日常点検は毎日ということですので、始業時に点検します。それから、月1回の定期点検につきましては、毎月、事前に曜日、時間等を設定し、周知して行います。また、2年に1回の点検は、2年に1回ということで何日かに及ぶ場合がありますので、これも事前に設定した中で実施しております。以上です。

再質問 11番 水間健太

日程については了解しました。それから、点検の項目等の設定の仕方に関係することですが、日常の点検と月に1回の破袋機、破砕機などの刃の点検等もありますけれども、それらの点検の結果について、過去にどういう点検があって、どういう頻度で異常が起きたかなどを記録する点検記録簿的なものの管理はどうされているのか、お伺いいたします。

答弁 市民生活部長 長沢和之(市民生活部長は2018年3月まで)

当然ですが、点検につきましては、点検項目を設定した中で記録として残しております。その中において、過去にどういう点検を行って、どういう問題があったかも記録として残し、それを参考にして実施しております。以上です。

再質問 11番 水間健太

点検の管理表とか記録簿の関係ですが、そういったものをしっかりと管理して、委託業者と役所側の管理者が共有することが必要だと思うのです。なぜそういう質問をしたかというと、昨年の破袋機の故障に関してもそうですが、年次計画を立てて点検されているということですけれども、小さな故障がないかなどの点検をしっかりとやることによって、大きい故障の予防にもつながると思うのです。それらをしっかり計画を立てて点検しないと、昨年のように破袋機の刃の故障によって施設を長期間運転できないような状況になると、市民生活にも影響しますし、委託業者にもそれだけの負担をかけてしまうことになると思います。少し専門的な話になりますが、それらの点検の結果によって細かい修繕が出てくると思います。僕も車の関係をやっているのでわかりますが、すぐ交換できるようなベアリングだったり、そういう小さい修繕に関してどうするかというような判断は、委託される業者がその都度行っているのか、それとも、そういうものが見つかってから修繕計画を立てておられるのか、その点について確認させてください。

答弁 市民生活部長 長沢和之(市民生活部長は2018年3月まで)

質問にお答えいたします。まず最初に、事故なり点検の記録を共有しているかということでございますが、点検内容、それから、どういった修繕を行ったかにつきましては、市の管理者、委託業者、点検業者の中で共有しながらきちんと把握しているところでございます。そういう中で、昨年、破袋機の刃の大規模なひび割れが突発的に起こりまして、それに伴い、固形燃料の製造部分の作業が停止したような状況がございましたが、日常の小さな修繕につきましては、施設の委託業者が日々の中で点検しており、それで発見した部分につきましては、交換部品等は可能な限り用意しておりますので、随時、修繕や交換を行っているところでございます。大規模な部分につきましては、事前に予防点検ということで定期的に点検を行いまして、交換が必要なものにつきましては、きちんと予算組みをした中で次の年次できちんと点検して部品交換をしていくなど、そういうことで大きく分けて作業を行っております。以上です。

再質問 11番 水間健太

ただいまの答弁では、大きな修繕に関しては点検を行った次の年に年次計画として立てるとされていますけれども、昨年は破砕機の修繕を予定していたが、破袋機が壊れたためにことしに回ったというふうに聞きました。そういった大きい修繕に関しては、突発的なものはどうしても仕方がない場合もありますが、ある程度の中長期的な修繕計画を立てて対応していく必要があるかなというふうに考えます。過去15年、いまの施設を稼働させているわけですから、先ほど言った点検の記録などを分析すれば、大きな修繕、小さな修繕など、ある程度の中長期的な修繕計画を立てられると思います。先ほどの答弁では、点検をした次の年に年次計画として対応されているということですが、そうした中長期的な修繕計画の必要性について見解をお伺いします。

答弁 市民生活部長 長沢和之(市民生活部長は2018年3月まで)

御質問にお答えいたします。前の御質問にはそういうお答えをしましたが、もう一度、御説明いたします。過去、大きなものにつきましては年次的に計画を立てて点検、修繕を行っております。それから、いま、市長の答弁でお答えしましたが、中長期的な修繕計画ということで、今回、平成29年度には28年度に予定していた破砕機の整備を行い、30年度には破袋機の整備をまた行い、それ以降に成型機の整備を行うというように、影響の大きなものにつきましては、過去も行っているようにサイクル的に実施するということで、中長期的な整備実施計画を立てております。以上です。

再質問 11番 水間健太

続いて、市民、事業者、市のそれぞれの役割分担について再質問させていただきます。民泊新法への対応については、従来の事業者と同じように対応をされるということです。ただ、現在、例えば飲食店のように、住居兼事業所となっていて住居と店舗が一緒の場合、町内会に打診をして町内会が了解すれば、資源回収ステーションに出したりする対応が可能だとされています。しかし、民泊の場合だと、オーナーがそこに住んでいる場合と住んでいない場合があって、飲食店などのような住居兼店舗とは違った特殊なパターンが出てくると思うのですが、そういった方が町内の資源回収ステーションに出されるときの対応は事前に検討していく必要があると思います。そこで、いまあるガイドラインにそういった項目を新たに足すなどの対応が必要だと思いますが、見解についてお伺いします。

答弁 市民生活部長 長沢和之(市民生活部長は2018年3月まで)

御質問にお答えいたします。いまおっしゃいました店舗併用住宅の現状における取り扱いですが、1回の排出量が少量であることと、あらかじめそこに住居を持っていて、例えば町内会費も払っていたりして、資源回収ステーションの利用について町内会との合意形成がきちんと図られているといった条件のもとに、そういう方に対しては、一般の廃棄というか、資源回収ステーションの利用を許可している状況でございます。いまのお話にありました民泊につきましては、そこに事業主が住んでいるとか、住んでいないけれども、委託して管理するなどさまざまな住居の形態が予想されますので、今後、その形態を検討した中で、現状の店舗併用住宅に当てはめるかどうかはさらに検討してまいります。その上で、現状のガイドラインの見直しが必要であれば、そういったことも含めて対応していきたいというふうに考えております。

再質問 11番 水間健太

続いて、ごみ出し困難者へのサポートについて質問いたします。先ほどの大栗議員の質問のときにも少し触れられましたが、私としても、地域住民の互助の形を地域で検討していくことが基本になると思います。ただ、実際に地域の高齢者の割合が多かったりした場合、どうしても難しい場面が出てくることと、現状もそうですが、今後さらに高齢化率が進んだときに、ごみ出し困難者が資源回収ステーションまで毎日ごみを持っていくことが困難なことが予測されると思います。現状において、ごみ出し困難者というのは特に高齢者だと思いますが、そういった方々は、どのような場面で、どのようなことでごみ出しに困っているか、そういう実態調査などが必要だと思うのですけれども、その見解についてお伺いいたします。

答弁 市民生活部長 長沢和之(市民生活部長は2018年3月まで)

御質問にお答えいたします。先ほどの大栗議員の質問で回答しておりますが、やはり、高齢者の問題はごみ出しだけではないかなと思いますので、先ほどの回答のとおり、それらを含めて、どういった問題があるか、何に対して困っているかということを調査していただいて、どういう手助けが必要か検討していきたいと考えております。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

いま、水間議員のほうから質問を受けた件でございますが、行政にはそれぞれ分野がございますから、高齢者対策においては、いまは53名いらっしゃる民生委員がその地区ごとにマップをつくって、それぞれの高齢者に対する状況づくりを一生懸命やっていただいております。やはり、高齢者の状況であれば、いまは民生委員が地域と一番密接に活動しておりますから、そういう活動を無視して、あちらでも調査する、こちらでも調査するということでは、私は、一生懸命やっている方のことを考えたときには余り好ましい状況にはならないというふうに考えております。ただ、検討する中においては、それぞれの分野ごとの状況が必ず出てまいりますから、それらの連携をどうするかという状況づくりはしていかなければなりません。環境課で調査する、また、民生委員のほうではマップをつくってやっている、それだったら連携してきちんとやることでそれぞれの地域において活用できる状況になりますので、そういった点でひとつ御理解を賜りたい、このように思います。

再質問 11番 水間健太

申しわけありません。私の言い方が悪かったと思いますが、その点に関しては、先ほどの質問でも十分に理解して、僕もそうするべきだと思っています。今回、僕は環境施策の観点からこの点について質問させていただいており、ごみを分別したり出したりするのが困難になってきたとき、どういうことが予測されるかというと、ごみをまとめてしまったりするのです。今回、プラスチックの分別を徹底されましたが、そういうことが面倒くさくなったり、大変だからといって一緒にすることが出てくると思うのですね。固形燃料も、今回、分別してせっかく品質的にもよいものがつくられるようになっているのに、高齢化が進むにつれて分別が困難になってくるとごみの分別が曖昧になってくることも予測されます。つまり、環境政策の観点で、固形燃料の品質を担保するために、高齢者に対する分別のサポートだったりごみ出しのサポートを検討していく必要があるのではないかということで質問させていただいております。改めて、見解をお伺いします

答弁 市民生活部長 長沢和之(市民生活部長は2018年3月まで)

改めて、御回答いたします。いまお話のあった点につきましても、ごみの分別をどうするか、ごみ出しをどうするかといういろいろな問題の中の一つということですので、それだけをとって個別に対応することはなかなか難しいので、全体の問題として捉えたいと思います。また、ごみの分別について、例えば高齢者に見やすくするとか、そういったような工夫は今後ともしていく必要があるかなというふうに考えております。以上です。

再質問 11番 水間健太

僕は、高齢者に対するサポートだけを言っているのではなくて、環境政策全体を見て高齢者に対するサポートの必要性について話をさせていただいております。高齢者をサポートするというのは極端な言い方になってしまったかもしれませんが、別の視点で考えると、固形燃料化だったり、環境に対する政策を官民協働、市民一体となって安定的に続けていくためには、高齢化に対応するサポートも必要ですし、極端な言い方をすると、それに対応するためには財源の確保が必要になってくると思います。そういったとき、現在、富良野市では、ごみの回収については無料で、ごみ袋は有料で販売しておりますが、現在のごみ袋に例えば1袋5円なり10円なりを付加して市民に一律に負担してもらい、そこから出た財源で高齢者などのごみ出し困難者に対するサポートを行ってつくられる固形燃料の品質を担保するとか、そういった点で質問させていただきました。そのために、まず、高齢者はどういう現状でどのように困っているかといった実態調査と、市民全体に対してはそういった場合の市民負担に対する意識調査など、今後、環境についてアンケート調査などをするときにはそうしたことを盛り込んでいったほうがいいのではないかなと考えております。その点について見解をお伺いします。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

水間議員の再々質問にお答えさせていただきたいと思います。高齢者への対策としては、これから5年がたち、10年がたつと、それぞれの町内会でも対応が変わってきます。ひとりで生活できない方々は、親族がその対応について考えていくような状況も生まれてくるでしょう。あるいは、施設に入ってみずからそういう生活をつくっていく方もおります。永久にそこに住んでいらっしゃるということではないので、私は、地域がそれぞれを見て、そうした状況に対応していくというのが人間生活の基本であり、そういう中で公助、共助というものが現実にあると思うのです。いまの御質問にあったことは、趣旨的にはわかります。しかし、市が何でも調査したり、市が全部やるというのは、私は、いまの時代には少しそぐわなくて、市民全体で地域を守る、こういう原則を伴っていかなければいけないと思います。また、そのための出費について市が全部負担するような状況というのは、これからの行政はあるべきではない、そういう考え方を持っている一人でございます。ですから、いまの御質問については、それぞれの地域において分野ごとにお年寄りの実態をちゃんとつかんでおりますから、そういう状況であれば、さらにそれを進める場合には、市の持っている窓口を利用して御相談していただく、あるいは、町内会で御相談していただいて、それを市の窓口のほうに持ってきて御相談していただく、こういう方法をとっていただきたい、このように思います。

再質問 11番 水間健太

問題はそこだと思うのです。共助と公助の役割をどこまで考えているか、そこの境目をどこに置くかだと思うのです。市の窓口に相談に行けば、できることは手伝うというふうにされましたが、では、実際に地域で困っていて、もし窓口に来られて高齢者のところにごみの分別をしに行ってあげてと相談されたら行くのかどうか。そこも含めて、役割分担というか、地域はここまでお願いします、市ではここまでやりますというような地域の人がしっかり理解できる共助と公助の線引きが必要だと思うのです。そのためにも実態の調査をという意味で質問したのですが、いまのごみの関係に関して、どこに公助と共助の境目があるのか、その点に関してはどのように考えておられますか。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

いま、水間議員から公助と共助の境はどこにあるのだと。境は、あるわけがありません。それぞれの地域によって、共助であるもの、あるいは、個人で自主的にやるものと、公にお願いするものと、当然、それは地域で判断していただかなければできないことなのですよ。これは、行政ではいままでもそういう考え方で、町内会活動においてもきちっとやってきているわけであります。そういう中で、行政としては、いまは各連合会単位に職員を配置し、状況づくりのために補完しながらやらせていただいておりますから、そういうことでこれからも考えていかなければならないのではないかと私は考えております。いまの水間議員の線引きの中で、実態調査をするというところまでいきますと、実態調査をするというのは、それを保護する前提で物事を進めるということにつながっていくわけですね。ですから、町内会には共助あるいは自助といったものがなくなることにもつながっていくと思います。相互の助け合いというのは自主的な活動の中で出てくるものだというふうに考えられますので、そういった点でひとつ御理解を賜りたい、このように思います。

再質問 11番 水間健太

それでは、最後に、資源・エネルギーの有効利用と実践について質問させていただきます。現状については説明のとおりで理解しましたけれども、環境基本計画等にも記載されておりますが、最後に、ボイラーに関する固形燃料の農業利用の展望についてお答えください。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

水間議員の再質問にお答え申し上げます。農業用ハウスの関係について、私は、5年前ぐらいからそういう構想を持ってやっていたわけでありますが、過日、道総研の関係者と少しお話し合いをさせていただいて、個別ではなく、集落の中では将来可能である、このようなお話をお聞きいたしました。今後、集落においてどういう形でやれる状況に持っていくかということになりますと、現在、灯油の価格も随分と上がってきておりますから、そういう中での活用などもあると思います。御質問いただいております今後の固形燃料の活用については、地元でもっと循環できる状況づくりをするということになれば、農業ハウスのボイラーで活用できるような可能性も出てくる、こういう道総研のお話もございましたから、これらについて少し研究調査をしてまいりたい、このように考えているところであります。

出典:富良野市議会 平成29年第4回定例会 2017年12月13日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる