富良野市議会 平成28年第1回定例会 2016年3月8日
平成28年度富良野市市政執行方針並びに教育行政執行方針について
2016年3月8日、富良野市議会の一般質問で、岡本俊議員が「平成28年度富良野市市政執行方針並びに教育行政執行方針について」質問し、市長 能登芳昭、教育委員会教育長 近内栄一が答弁しました。
- 質問者
- 岡本俊 議員
- 答弁者
- 市長 能登芳昭、教育委員会教育長 近内栄一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 岡本俊
-登壇-市民連合議員会を代表いたしまして、平成28年度富良野市市政執行方針並びに教育行政執行方針について、順次、質問してまいります。東日本大震災の発生から、今月11日で5年が経過します。災害廃棄物の処理の完了など、復旧、復興に進展が見られる一方、現在、20万人以上の方々が避難生活を強いられているなど、生活基盤の再建や安定雇用の確保はいまだ十分とは言えず、さらに、福島第一原発の廃炉に向けた取り組みはいまだ進展がなく、復興の道のりは遠いものがあり、一日でも早くもとの生活に戻れることを願うものであります。さて、我が国全体の社会経済は、景気回復基調と言われている一方で、貧困と格差の拡大、不安定・低賃金環境での労働者の増大など、深刻な問題を抱えたままであります。また、少子化の急激な進展による支え手の減少に直面し、持続的可能で安心できるとした消費税増税による社会保障制度はいまだ不透明であります。一方、安倍内閣は、憲法解釈を変え、昨年9月19日、参議院本会議での安全保障関連法案の強行採決は、各世論調査を見ても、国民の理解は深まるどころか、いまだ全国から国会を取り囲む反対運動は続いております。安倍内閣は憲法改正を今国会で表明するなど、戦後70年の日本の立憲主義、平和主義、民主主義が、いま大きく問われようとしております。さらに、一連の派遣法、農協法の改正、TPP合意など、労働政策、農業政策の改悪の影響は、地方経済の今後に大きな打撃を与えるものであります。地方政治は私たちの暮らしと雇用、子育て支援、貧困対策、格差是正、地域農業の推進など、地方経済の安定につなげる暮らしの底上げ、底支えが不可欠であります。さて、執行方針の中に移っていきたいというふうに思います。TPP協定への見解についてお伺いいたします。今回の環太平洋連携協定、いわゆるTPP参加12カ国は、ことし、2月4日、ニュージーランドのオークランドで協定文書に署名し、昨年10月の大筋合意内容が確定し、全容が公表され、加工・調製品などを含む農林水産物の関税撤廃率は81%に上り、米や牛肉、豚肉など重要品目も3割が撤廃されました。各国の承認を得て、TPPを発効すれば域内の貿易や投資が原則自由化され、海外の安い農産物が国内に流入し、道内の農林水産業に大きな打撃を与えるもので、国の試算では、乳製品が179億円から258億円、次いで牛肉、砂糖、小麦の減少額が大きく、米がゼロとされております。道の試算では、生産減少額は40億円から20億円と試算し、政府が試算した全国の農産物の32%から38%を占め、牛肉減少額は48億円から97億円、砂糖では43億円、小麦では42億円と試算され、本道農業に与える影響は甚大であります。食の安全では、アメリカのトウモロコシ、大豆の9割は、遺伝子組み換えと言われ、添加物、残留農薬、検疫の規制緩和など、食の安全に重大な懸念があります。これまで、日本農業における戦後70年間の農産物の自由化推移は、昭和30年、GATTに加入し、35年にライ麦、コーヒー、ココアなど121品目の輸入制限が撤廃され、36年には大豆、37年には羊毛、タマネギ、鶏卵、鶏肉、そして米に至るまで、農産物輸入は年々増加し、日本の食料自給率は現在40%を切るに至っております。農産物輸入拡大、経済成長に伴い、農村から都市への人口移動は、この富良野においても同様の傾向であります。昭和35年、農家戸数は2,654戸、農家人口は1万2,943人でありました。平成27年では農家戸数は652戸と減少し、農業、農村の高齢化、担い手不足など地域農業、農村景観に大きな影を落としております。このような中で、TPPは、富良野農業においても、ビート、小麦、米などに大きな影響を与えることは必至であり、畑作の輪作体系に与えるものは大きいと考えます。私は、TPPは、これまでの農産物自由化経過から、農産物の品目の選択と集中、精鋭化、国内産地間競争の激化、農業収入減少は農家減少を伴い、農村社会の崩壊などの影響が考えられます。富良野農業政策においても、TPPへの影響をどれだけ防げるか、大きな課題と考えております。そこで、市長にお伺いいたします。TPP協定署名が2月4日に行われましたが、昨年12月の定例会の一般質問でも質問いたしましたが、改めて、TPP合意に対する見解と、TPPにおける富良野農業への影響分析と今後の市農業政策の具体的な取り組みについてお伺いいたします。さらに、富良野農業は、農産物の安全・安心を基本に生産し、多くの消費者に農産物を届けてきましたが、TPPによる食の安全・安心の影響について、ポストハーベスト、BSE、遺伝子組み換えなどの危険についてどのように考えているのか、さらに、富良野農業の輪作を担っている甘味資源作物、麦などについて、今後の動向についての見解をお伺いいたします。人口減少と地方創生についてお伺いいたします。安倍内閣は、経済財政諮問会議で、人口減少は国力の低下の危機として、出生率の目標を提起いたしました。私は、結婚、出産、子育て、個人の生き方に数値目標を持つことに疑問を持っており、数値目標達成のための政策ではなく、希望する人が子供を産み、育てやすい環境を優先して整えるのが政治の責任だと考えております。数値目標優先での政策づくりではいけないと思っております。住みやすい、住み続けたいまちづくりが基本であるべきであります。執行方針において、地方創生に向き合うとして、5年後の数値目標として、合計特殊出生率を1.8、観光経済効果による就業者数3,600人、まちなか居住1,200人の数値目標達成に向けた具体的な考え方と取り組みについてお伺いいたします。さらに、著しく減り続ける農村地帯にどのような対策を行うのか、あわせてお伺いいたします。平成22年度出生数が215人、平成26年度143人で、現在の合計特殊出生率1.44、目標数値を1.8としており、新たな支援策が予算化しており、出生数は増加すると考えておりますが、保育所などは待機児童のいる現状で、今後、幼児、児童の受け入れ体制をどのように強化するか、お伺いいたします。次に、誰もが安心できる地域づくりについてお伺いいたします。毎年、厳しい勉強や研修を経て3,500人から4,000人の医師が全国で誕生しております。しかし、地方の病院の医師不足は解消されていないのが現状であります。要因として、新医師臨床研修制度が始まり、地方病院の医師の絶対数が不足するという深刻な状況とも言われております。これまで、地域センター病院医師確保対策に助成を行い、確保に努力を行ってきましたが、議会においても、地域医療、医師確保など、委員会での事務調査、一般質問での議論、富良野医師会とのまちづくりトークなど、地域医療を守る視点で議論が展開されてきました。安心して暮らせるまちづくりに医療体制の充実は大切な課題であります。地域センター病院の医師確保は、地域医療の維持にとって重要な課題ですが、医師確保に向けた新たな取り組み、支援策が急務でありますが、市長の見解をお伺いいたします。先ほど述べましたTPP協定には、知的財産、保険、医療、薬など、幅広い分野があり、行政として注視していくことが大切であります。そこで、TPPにおける健康保険、医療、薬などの影響についてどのような見解を持っているか、お伺いいたします。次に、ピロリ対策についてお伺いいたします。現在、死亡原因の3分の1ががんと言われております。原因は、遺伝子の関与、生活習慣病、原因がよくわからないと分類されております。特に、胃がんの要因として、ピロリ菌感染が胃潰瘍や胃がんの発生リスクの一つとして指摘されております。執行方針でも、胃がん対策としてピロリ菌対策を示し、生活習慣病発症、重症化の予防としておりますが、子供たちも対象とし、早期に除菌し、健康で成長できる環境をつくるべきと考えておりますが、見解を伺います。新たな胃がん予防対策となるピロリ菌検査の対象範囲について、4点お伺いいたします。中学生、高校生の検査実施の対応について、検査体制について、自宅で行う検査キットの対応について、検査後の除菌対策についてお伺いいたします。次に、介護予防推進についてお伺いいたします。執行方針において、第6期富良野市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画、2年目として、認知症予防の啓発やふまねっと運動の普及、ふれあいサロンの経営支援など予防推進を上げており、地域で支えていることを基本とし、地域に合った生活支援、介護予防に取り組むとしております。しかし、富良野は、富良野市街地、農村部、山部地区、東山地区と大きく分かれておりますが、地域とはどういうような視点なのか、お伺いし、生活支援、介護予防への具体的な取り組みと支援体制についてお伺いいたします。次に、ともに支えあい生きいきと暮らせる地域づくりについてお伺いいたします。市民の誰もが、住みなれた地域でみずからが健康で生きがいのある安心な暮らしを願っております。暮らし続けるには、お年寄り、子供たちを地域住民が支え合う見守りが今後より一層必要となり、活動主体の育成が大切であると考えております。また、子育て支援におけるファミリー・サポート、介護支援など、支え合うためには中心的な活動主体としてボランティアの皆さんの活躍が重要な要素であると認識しておりますが、ボランティア活動の基本原則や情報交換、共有、登録、そして、高度化、多様化するボランティアニーズに対し、活動担い手育成支援が今後さらに大切となります。そこで、2点お伺いいたします。ボランティア育成の研修を行い、ボランティアの担い手の裾野を広げるべきと考えておりますが、取り組みについてお伺いいたします。さらに、ボランティア活動の支援、育成、活動拠点となるボランティアセンターが必要であると認識しておりますが、遊休施設の利活用など、活動拠点の具体的な取り組みについてお伺いいたします。市民の信頼に支えられた行政運営の推進では、今回、機構改革を行い、新たな出会い総合サポート室を設置することが示されておりますが、出会い総合サポート室の果たす業務内容、役割についてお伺いいたします。次に、教育行政執行方針についてお伺いいたします。昨年、文部科学省は、人口減少が進む中、小・中学校の統廃合に関する手引を改訂し、小・中学校ともにクラスがえができない1学年1学級の場合は統合の是非を検討することを促し、通学距離を小学校4キロ、中学校6キロ以内との現行基準は維持しつつ、スクールバスの普及を受け、通学1時間以内を加えておりました。一方、学校地域の核、行政が統廃合を進めるべきではないとしており、手引の強制力を否定してもおります。地域の学校は、教育、文化の発信、地域貢献など、地域に根差した活動を行っているところでございます。教育執行方針に述べているように、「すべては子どもたちのために」を合い言葉に、無限の可能性を伸ばし、豊かな心を育む教育体制の推進、教育の機会の保障、個々の学校の多様な役割と必要性を踏まえた教育環境の推進に今後も邁進する教育委員会であることを私は望んでおります。さて、東京大学北海道演習林と富良野市は、森林・自然教育の場として開放する地域交流協定に調印し、市内の小・中学生による学習の場として利用し、体験学習を可能にし、生涯学習も含む教育目的に限り開放する合意のもとに調印されました。森林の持つ機能や自然の大切さを雄大な森林環境のもとで体験できることは、富良野教育の自然学習の新たな一ページを開くものであります。そこで、お伺いいたします。森林学習プログラムの作成と指導者養成の具体的な取り組みについてお伺いいたします。さらに、新たな事業として、コミュニティ・スクールの検討が明記されておりますが、コミュニティ・スクールの導入の目的について、4点お伺いいたします。コミュニティ・スクールの検討目的と役割、課題の認識について、コミュニティ・スクールの検討に当たり、研修の取り組み体制について、コミュニティ・スクール設置における学校運営協議会のあり方と役割について、4点目に、コミュニティ・スクールにおける教育委員会の役割についてお伺いします。次に、インターネットやスマートフォンなどによるトラブル防止についてお伺いいたします。2014年度、全国の小・中学校が認知したいじめは、前年度から2,254件増の18万8,057件で、1985年度の調査以来、最多となったわけであります。文部科学省が公表したところでは、調査ではインターネット上のSNSなどは完全に把握できていない部分もあり、実態はふえているのでないかとされております。インターネット上の情報が拡散し、子供たちの将来まで影響するおそれがあり、インターネット利用のルール、モラルの確立が大切であります。昨年の教育行政執行方針でも明記されており、ことしも触れており、課題として、危機感のあらわれだと考えております。そこで、教育長にお伺いいたします。インターネットやスマートフォンの利用実態の把握について、現状での家庭でのルールづくりの取り組み状況と、取り組み後の成果と課題についてお伺いいたします。2点目に、早急に市民ネットモラル啓発運動を行う必要性があると認識しておりますが、教育長の見解をお伺いいたします。さらに、子供たちやお年寄りまで、幅広い世代を対象に、市民向けのインターネットやスマートフォンのルールを作成し、富良野市全体で共有し、インターネットやスマートフォンの被害を防ぐ規範づくりを形成すべきと認識しておりますが、見解をお伺いいたします。以上、述べまして、代表質問を終わらせていただきます。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
-登壇-市民連合議員会、岡本俊議員の代表質問にお答えをいたします。1件目の農村観光環境都市の形成についてのTPP協定の見解についてであります。このことにつきましては、今後の国会審議において、慎重に協定内容とその影響の詳細を十分に審議し、国民への説明責任を果たすとともに、農業者が安心して農業生産に取り組めるような国内対策を措置するよう、全国市長会、そして北海道市長会を通じて国に強く要請を継続してまいります。市といたしましては、持続可能な農業生産基盤の構築に向けて、第2次富良野市農業及び農村基本計画に掲げた担い手対策、生産性向上対策を重点的に推進してまいります。次に、2件目の人口減少と地方創生について、富良野市まち・ひと・しごと創生総合戦略に掲載している三つの数値目標達成に向けた具体的な考え方と取り組みについてであります。三つの数値目標を達成するためには、九つの個別戦略に掲載しております施策や事業の着実な執行により、人、仕事の好循環によるまちの活性化が重要であり、毎年度、効果の検証を図る中で、施策や事業の点検を行い、数値目標達成に向けた取り組みを進めてまいります。次に、農村地域の対策についてでありますが、農村地域では今後も人口減少が進むことが予想されます。将来的にも、農村地域の生活環境を維持し、農村の暮らしを守っていくため、各地域における住民の意向を的確に把握し、地域において活性化の取り組みを行う団体等への支援を山部及び東山観光振興計画とあわせて進めてまいります。また、集落構成についても、検討すべき課題と考えているところであります。次に、保育所の受け入れ体制の強化についてでありますが、本市の出生数は年々減少し、平成26年度には143人となったところであります。今後、出生数の向上に向け、総合戦略に基づく新たな子育て支援などを展開する中で、5年後の出生数の目標値を180人としたところであります。市内の保育施設として、公立の4施設のほか、私立の認可外保育所4カ所、事業所内保育所が5カ所あり、子ども・子育て支援新制度に基づく運営を行う保育所の入所に関しては、保育の必要性により入所決定を行っており、希望の施設に入所できない場合には、市内の保育施設の入所状況の情報収集を行い、利用調整を行っているところであります。また、保護者の勤労状況によっては、広域の保育施設の利用も行い、受け入れ体制を整えているところであります。出生数の向上や女性の社会参加等の増加により、保育所入所の希望者の増加が予想されますが、今後の動向を十分注視し、市内の保育施設との情報交換や連携を進める中で、保育所の受け入れ体制の強化を図ってまいります。次に、3件目の誰もが健康で安心のできる地域づくりについての地域医療についてであります。新医師臨床研修制度導入以降、地方の病院では、医師確保が重要な課題となっております。そのため、北海道への強い要請、医師養成確保修学資金貸付制度の創設、地域センター病院が行う医師確保対策への補助など、現在、取り組んできているところでありますが、今後も、医師会、地域センター病院との協議、連携を図り、医師確保に向けた取り組みを進めてまいります。TPPにおける医療の影響につきましては、情報を収集するとともに、今後の動向を注視してまいりたい、このように考えているところであります。次に、ピロリ菌検査についてでありますが、一部の自治体で中学生を対象に検査が実施されていますけれども、検査方法や検査機関、検査陽性者への除菌治療の対応、費用負担などの課題もあり、現在、中学生に対するピロリ菌感染対策のガイドラインが検討されており、国や他の自治体の動向を注視してまいります。本市の検査体制としては、特定健診、がん検診の集団健診時に便による検査を実施してまいりますが、自宅で行う検査キットについては、集団検診で行うことから実施する予定はありません。検査後、陽性となった場合には、自己負担で医療機関において除菌治療を受けていただくよう勧奨いたします。次に、生活支援、介護予防への具体的な取り組みについてでありますが、地域については、地帯別の考えではなく、富良野市全体を一つの地域として考えております。生活支援、介護予防への取り組みにつきましては、現在、介護予防としてふまねっと運動の普及とサポーターの養成を行っており、生活支援につきましても、地域や高齢者のニーズを介護サービス事業所、ボランティアや町内会、連合会などの関係団体と共有しながら、具体的なサービスを検討してまいります。次に、4件目のともに支えあい生きいきと暮らせる地域づくりについてのボランティア育成の研修の取り組みについてであります。地域福祉の担い手は地域で暮らす市民一人一人であり、地域で身近な福祉活動を行う人材を発掘、育成し、地域で支え合う活動に結びつけていくことが重要であります。地域住民の福祉への理解を深め、地域福祉活動やボランティア意識を育てるために、社会福祉協議会などが実施する福祉の心を育てる啓発活動や研修の充実を図るとともに、市民講座などを通じて地域福祉についての理解を深めてまいります。また、将来、青少年の地域福祉活動への参加を促すため、学校と連携協力し、ボランティア体験や施設訪問などの福祉学習を通して、福祉意識の向上に努めてまいります。次に、ボランティアセンターの具体的な取り組みについてでありますが、現在、社会福祉協議会にボランティアセンターがございます。福祉関係のボランティアの団体、個人が登録され、それぞれの分野で自主的に地域や福祉施設で活動されております。社会福祉協議会と連携し、市民へのボランティア活動に対する意識啓発、学べる機会の提供、活動に参加できる養成講座の開催とボランティア活動、地域活動などを通して人材育成、発掘に努め、ボランティアセンターへの人材登録の推進を図るとともに、センターの充実に向けた支援を行ってまいります。次に、5件目の出会い総合サポート室につきましては、「ひと」をつなぐ富良野戦略の結婚したい人々の希望をかなえる施策を担う出会いの総合窓口として取り組んでまいります。これまでの関係団体の出会いの活動支援に加え、民間団体の出会いの場の創出への支援、新たな出会いの場の創出、結婚サポーターによる相談や仲介、北海道が設置した北海道コンカツ情報コンシェルと連携した事業等を考えているところであります。以上でございます。
答弁 教育委員会教育長 近内栄一
-登壇-市民連合議員会、岡本俊議員の教育行政執行方針に対する代表質問にお答えいたします。1件目の森林学習プログラムの作成につきましては、東京大学北海道演習林の監修のもと、北海道教育大学旭川校の指導、協力を得て、小学校及び中学校の学習指導要領と学習単元に対応し、観察や体験を重視した内容として作成いたします。作成されたプログラム案をモデル校が実践し、その結果を教育委員会や市長部局、市民団体、関係諸機関などで構成する検討会議で検証し、平成28年度末までにプログラムを完成する予定であります。ガイド指導者の養成につきましては、東大演習林OBや博物館ボランティアを中心に、自然に関心がある一般市民にも周知し、座学とあわせて、演習林内など野外フィールドでの研修会を実施しながら養成を図ってまいります。次に、2件目のコミュニティ・スクールの導入検討の目的ですが、昨年、保護者及び教職員に対するアンケート調査を実施し、さらに、コミュニティ・スクールについての研修会を校長、教頭、教職員などを対象に行ってまいりました。平成28年度は、コミュニティ・スクールの導入に向け、校長会、市PTA連合会などとも協議を進めながら、本市にふさわしいあり方などを検討してまいります。次に、コミュニティ・スクールの検討に当たっての研修の取り組みについてでありますが、昨年、コミュニティ・スクール研修会を市内の校長、教頭、教職員を対象に行いました。昨年実施のアンケート調査でコミュニティ・スクールが十分理解されていない実態が判明いたしましたので、平成28年度は、教職員及び保護者、地域住民を対象とした研修会を実施してまいります。次に、学校運営協議会についてですが、コミュニティ・スクールは、教育委員会が学校運営協議会を設置する学校を指定するもので、学校運営協議会は、保護者、地域住民、学校などで組織されます。学校運営協議会の主な役割は、校長が作成する学校運営の基本方針の承認や学校運営について教育委員会または校長に意見を述べることができ、学校のさまざまな問題解決に参画することができる仕組みとなっております。次に、3件目のインターネットやスマートフォンなどによるトラブル防止について、家庭でのルールづくりの取り組み状況につきましては、市PTA連合会と連携し、スマートフォンなどの情報端末を使用する際の家庭でのルールづくりについて啓発、周知するとともに、ネットトラブル防止に係る家庭教育講演会を開催し、ネットトラブルの危険性などについて情報提供を行ってきたところであり、今後も引き続き実施してまいります。また、本市では、平成24年度に、児童生徒の携帯電話・インターネット利用に関する実態調査を実施したところでありますが、近年、利用者の低年齢化が進行していることもあり、28年度に再度利用実態の調査をすることとしております。次に、市民ネットトラブル啓発運動につきましては、情報社会の急速な進展に伴い、インターネットなどの利用方法も多様に変化してきているところであり、市民が利用に当たってのルールやマナーを十分理解する必要があります。インターネットによるトラブルなどは、いじめに関することはもとより、著作権、個人情報管理、違法行為、モラルに反するSNSの使用など多岐に広がってきており、トラブル防止や情報モラルの向上に向け、さまざまな機会を通じて情報提供や市民周知を図ってまいります。以上でございます。