みんなの議会

富良野市議会 平成27年第1回定例会 2015年3月9日

今議会に提示されました平成27年度市政執行方針並びに教育行政執行方針について

2015年3月9日、富良野市議会の一般質問で、大栗民江議員が「今議会に提示されました平成27年度市政執行方針並びに教育行政執行方針について」質問し、市長 能登芳昭、教育委員会教育長 近内栄一が答弁しました。

質問者
大栗民江 議員
答弁者
市長 能登芳昭、教育委員会教育長 近内栄一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 大栗民江

-登壇-私は、公明党として、今議会に提示されました平成27年度市政執行方針並びに教育行政執行方針について質問してまいります。現在、地方から、若年層を中心に多くの人々が東京圏へと流出しています。人口の流出は、地方経済の停滞だけでなく、さらなる人口減を招き、地域のさまざまな社会基盤を維持することも困難な状態に陥ってしまいます。このような状況を踏まえ、政府は、昨年11月に成立したまち・ひと・しごと創生法に基づき、日本全体の人口の展望を示したまち・ひと・しごと創生長期ビジョンと、地方創生のための今後5カ年の目標や施策、基本的な方向を提示するまち・ひと・しごと創生総合戦略を昨年12月27日に閣議決定されました。それに伴い、都道府県や市町村には、地域の実情を踏まえた地方版総合戦略の策定が努力義務として課せられております。市長は、市政に臨む基本姿勢に、国の経済対策の動向に十分注視するとともに、社会経済情勢の変化に柔軟かつスピード感を持って対応できる行政運営を進めていかなければなりませんと述べられております。地方創生に対して本格的に動き出すことになる地方創生元年に向けて、どのような市政運営を進めていかれるのでしょうか、お伺いいたします。次に、重点施策についてお伺いします。農村観光環境都市の形成についてです。市長は、本市の農業は、美しい森林とともに、富良野ならではの自然景観を創出し、魅力ある観光資源になっておりますと述べられ、これらの地域資源を生かしながら、農業を育て、観光でもてなし、環境を守る農村観光環境都市を形成してまいりますと述べられております。高齢化が進んでいる本市の農業において、市長が生かしていかれる地域資源とはどのようなものを指し示すのでしょうか。国においては、地域が一体となって地域の強みをふるさと名物として掘り起こし、商品開発や販路開拓を後押しし、その魅力を発信する取り組みを支援するふるさと名物応援事業がスタートしており、地域の底力を引き出す取り組みに注目が集まっています。地域資源を生かし、6次産業化の成長にも活力をもたらすと考えますが、本市ではこのような事業の取り組みについてどのようにお考えなのか、見解をお伺いします。観光では、本市の自然景観や農村風景に加え、彩りの花々や、旬の食材を使った食観光など、四季折々の観光資源を生かし、通年型・滞在型観光の推進を図ってまいりますと述べられています。自然景観や農村景観に加えての彩りの花々とはどのようなものを想定され、維持管理の運営はどのようにされていかれるのでしょうか、お伺いします。旬の食材を使った食観光とはどのようなイメージを描き、展開をされていかれるのでしょうか。今後の取り組み、方向性についてお伺いします。四季折々の地域資源を生かすとは、春、夏、秋、冬の季節においてどのように活用されていかれるのでしょうか。また、周辺市町村との連携のあり方についてお伺いします。環境では、地球温暖化防止とエネルギーの地産地消に向け、再生可能エネルギーの事業化を支援し、ごみのリサイクルをさらに進め、循環型社会の形成に向けて取り組んでまいりますと述べられております。再生可能エネルギーの事業化を支援しとは、どのような支援を指し示すのでしょうか。本市における固形燃料利活用の今後における取り組みをどのように進めていかれるのでしょうか、お伺いします。次に、中心市街地の活性化についてお伺いします。市長は、東4条街区地区第1種市街地再開発事業として進めてきたネーブル・タウン構想は、本年6月、保育所、店舗つきマンション、アトリウムが完成し、中心市街地は大きな変貌を遂げることになりますと述べられております。保育所の名前が虹いろ保育所と命名され、市議会において虹いろ保育所の視察に伺ったところですが、店舗つきマンションやアトリウムにおいてはどのような整備の取り組みがなされるのでしょうか。多世代が集い、人の交流ができる施設になるのでしょうか、お伺いします。市長は、今後は、(仮称)サンライズ・パーク整備事業などの具体的構想づくりを進め、まちなか回遊による中心街の活性化を図ってまいりますと述べられております。具体的構想づくりのスケジュールや、中心街の活性化を図られる基礎となるまちなか回遊については、どのように取り組んでいかれるのでしょうか、お伺いします。次に、人口減少対策についてお伺いします。昨年11月に成立したまち・ひと・しごと創生法は、主な目的に、少子高齢化の進展に的確に対応し、人口の減少に歯どめをかけるとともに、東京への人口の過度の集中を是正すると記されています。その上で、国民が出産や育児に前向きになれるような制度の整備、地域における社会生活インフラの維持、地域における雇用創出、国と地方自治体との連携などが基本理念として掲げられています。この地方創生の鍵は、地域が自立につながるよう、地域の資源を生かし、責任を持って戦略を推進できるかどうかと言えます。しかし、自治体によっては、計画策定のためのノウハウや人材が不足しているところが少なくありません。政府は、戦略づくりを支援するため、国家公務員や大学研究者などを派遣する制度を設けるとしています。また、地域の実情をよく知るNPO法人や民間団体と連携していくことも重要です。本市では、まち・ひと・しごとを創生する戦略を立てるための人材の確保について、どのようにお考えなのでしょうか、お伺いします。市長は、本市においても、人口減少と少子高齢化は待ったなしの状態であると述べられ、本市としては、この危機感を市民とともに共有し、その対策は全ての政策を集中して取り組まなければならない最重要課題であると述べられております。地域経済の再生や雇用の確保、少子高齢化対策の環境整備に主軸があるようにとられがちな地方創生ですが、大事なことは担い手であり、人がかなめであると考えます。人口減少社会を迎え、全国同一、市内全域同一の価値ではなく、その地域が持っている固有の価値を求めて、住みたい地域に住みたい人が移動してくる、また、移動していく時代になりつつあります。それぞれの地域や町内会のよさを発揮できる地域づくり、人づくりについて見解をお伺いします。市長は、子育て世代が地域に魅力を感じ、安心して子供を産み育てることができる環境をつくると述べられております。核家族化や地域の結びつきの希薄化などが進展する中にあって、妊産婦が孤立感や不安感を抱えたまま、産後においても健康面での悩みや育児に対する不安感を拭えぬ状態に対し、妊娠、出産、子育て期までを切れ目なく支援する取り組みが求められています。子供、家族のための切れ目のない支援体制として、フィンランドでは、包括的な相談支援を行うネウボラが地域の拠点として整備されており、国内においても、日本版ネウボラとして子育て世代包括支援センターのモデル事業が始まっております。子育て世代への切れ目のない支援体制や屋内外の環境整備として、子育て世代の親御さんや、児童たちも望んでいる全天候型国屋内遊戯施設について、平成25年第4回定例会の質問では、全天候型遊戯場の持つ屋内での子供の遊びとしての機能を勘案しながら、利用者のニーズ内容を十分に把握した上で、どのような対応策がよいのか、施設内容や開設場所、運営方法などについて総合的に検討してまいりたいとの答弁でありますが、地域に魅力を感じ、女性が安心して子供を産み育てることができる環境づくりに今後どのように取り組み、推進をされていかれるのでしょうか、お伺いします。市長は、地域経済を活性化させ、雇用の場を確保するために、現状や将来のデータを分析し、さらに有識者による懇談会などを行い、多様な意見、提言を聞きながら、地方版まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定に向けた取り組みを進めてまいりますと述べられております。雇用の場を確保するためのデータ分析とはどのようなデータを指し、どのように集積されていかれるのでしょうか、お伺いします。企業からの職場情報の提供のあり方はどのように取り組まれるのでしょうか、お伺いします。共働き世帯が増加している社会の中で、女性のワーク・ライフ・バランスや若者の雇用について、どのように対応策を進めていかれるのでしょうか、お伺いします。地域経済の活性化に向け、国においては、経済対策としてふるさと納税制度の拡充が打ち出されております。税制改正において、今までおおむね1割が控除額の上限となっている制度が、2割に引き上げられ、さらに、寄附先の自治体が五つまでであれば確定申告をしなくてもふるさと納税ができるように手続の簡素化、ワンストップ化が示されています。ふるさと納税については、平成25年第4回定例会、また平成26年第3回定例会では、上士幌町が条例を定め、ふるさと納税・子育て少子化対策夢基金を設け、中学校、高校の吹奏楽部における楽器購入費や老朽化したスクールバスの更新、保育所の児童が使用できる和太鼓の購入、少年野球への防球ネットやマシンなどの整備事業などにふるさと納税の寄附金を充当されている事例を紹介し、特典の充実の考えなどを質問してまいりました。しかし、本市では、条例制定及び基金の設置などは行わず一般寄附として取り扱うことと、特典を設けての募集は行わないことの考え方を基本に進めていくとの答弁であります。私は、ふるさと納税は、富良野が持つ有形無形の財産の積極的な活用により、富良野に寄せる関心が深まり、交流人口拡大や移住へのプロセスにもつながる地域活性化や人口減少対策に役立つ効果が期待されると考えます。国は、地方創生に向けて、経済対策の目玉としてふるさと納税の促進を盛り込んでおります。地域経済活性化につながるようなふるさと納税の促進に取り組んではどうかと考えますが、市長の見解をお伺いします。次に、教育行政執行方針についてお伺いします。2011年、大津市で起きたいじめ自殺問題で、教育委員会制度を見直す地方教育行政の組織及び運営に関する法律が改正されます。教育長は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正に伴う教育委員会制度の改正が平成27年4月1日より施行となり、地方教育行政における責任の明確化、迅速な危機管理体制の構築が求められておりますと述べられ、このため、本市においても、法に基づき、教育行政の責任の明確化とともに、総合教育会議の設置、教育の振興に関する施策の大綱を制定するなど、教育の政治的中立性、継続性、安定性を確保しつつ対応してまいりますと述べられています。このたびの改正に対し、教育行政として、教育委員会制度改革に対する認識についてお伺いします。総合教育会議の設置について、どのように運営をされていかれるのでしょうか、お伺いします。教育行政の責任の明確化についての考えをお伺いします。次に、学校教育についてお伺いします。少子高齢社会の到来、児童生徒数の減少、学校の統廃合や複式学級と、子供たちを取り巻く環境も大きく変化をしております。子供たちのため、学校や家庭、地域の協力支援が重要になってくると考えます。教育長は、高等学校教育につきましては、中学校と高等学校の相互連携により、授業参観交流と授業の指導工夫・改善を図り、中高学力向上プロジェクトの設置による学力の向上に努めてまいりますと述べられております。どのような体制を構築し、授業の指導工夫・改善を図られるのでしょうか。中高学力向上プロジェクトの設置における具体的な取り組みについてお伺いします。最後に、社会教育についてお伺いします。家庭教育についてです。教育の原点となる家庭の教育力を高める取り組みは重要であると考えます。急速なる情報通信技術の進展に伴い、インターネットや携帯電話の普及によるメールやネットなどによる被害が後を絶ちません。教育長は、インターネットなどによる被害から子供を守るため、トラブル防止に関する情報提供を行うとともに、家庭でのルールづくりや危機管理の徹底などの啓発活動を継続してまいりますと述べられております。今日では、携帯電話からスマートフォン、LINEやツイッターやフェイスブックなど、子供たちを取り巻く現況は、目まぐるしく変化をしています。インターネットによる被害から子供たちを守る啓発活動の取り組みについてお伺いし、私の代表質問といたします。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

-登壇-公明党、大栗議員の代表質問にお答えをいたします。1件目の市政に臨む基本姿勢について、地方創生元年に向けての市政運営についてであります。昨年11月に成立いたしましたまち・ひと・しごと創生法は、人口の減少に歯どめをかけることと、地方への人の流れや仕事をつくるための法律であります。本市におきましても、人口減少の危機感を市民とともに共有しながら、その対策は総合的に取り組むべき重要課題として市政運営を進めてまいります。次に、2件目の農村観光環境都市形成の農村における地域資源の活用と具体的な取り組みであります。雄大な自然景観や健全な農業経営によって生まれる農業景観を舞台に、四季それぞれの彩りや空間を楽しんでいただく観光を進めていきたい、このように考えております。春はアウトドア、夏は花や景観、秋は食や文化、演劇、冬はウインタースポーツ等や雪遊びなど、富良野の特色を生かした観光を進めるとともに、豊かな自然の中で育まれた旬の農産物を活用した食を提供するグリーンフラッグ事業を進めることにより満足度の向上に努めてまいりたい、このように考えているところであります。また、富良野・美瑛広域観光推進協議会を中心に、広域で連携をし、それぞれの市町村が持つ資源を有機的に結びつけ、滞在時間を拡大するとともに、統一したイメージでの売り込みや誘客を進めてまいりたいと考えているところであります。次に、再生可能エネルギーの事業支援についてであります。本市及び圏域4町村は、北海道総合研究機構と協定を結び、戦略研究として地域・産業特性に応じたエネルギーの分散型利用モデルの構築に取り組んでおります。地域にあるエネルギーを地域でいかに使うかが最大のテーマであり、再生可能エネルギーの地産地消が実現することが理想であると考えております。現在、本戦略研究では、エネルギーの賦存量や利用可能性、高効率的利活用及び省エネ化のための技術開発、地域内での需給モデルの提案等の調査研究が進められております。この研究成果と地域エネルギー関連の起業、就業の実現性を判断しながら、行政としての効果的な支援を検討してまいりたいと考えているところであります。次に、固形燃料利活用の今後の取り組みについてであります。本市では、現在、市外に売却している固形燃料の市内利用に向け、ボイラー燃焼試験等に取り組んでいるところであります。平成26年度北海道の一村一エネ事業に富良野市RDF利活用促進モデル事業が採択をされ、富良野市農業担い手センター及び学習センターにおいて固形燃料ボイラーを導入し、試験運転を行っております。今後、この固形燃料ボイラーの試験運転結果を検証し、熱供給事業としての地域利活用モデルを確立し、農業ハウス等への利用に向けた小型ボイラー等の開発や公共施設等への導入を検討してまいります。次に、3件目の中心市街地の活性化について、店舗つきマンションやアトリウムの整備内容であります。店舗つきマンションの1階部分には、現在のところ、12店の小売商業テナントが入り、2階から7階までは18戸の賃貸型共同住宅になるものであります。また、アトリウムは、天井の高い約120坪の広大な空間で、天候に左右されずにさまざまな各種イベントを催すことができるスペースであり、昨年実施した富良野市民ニーズ調査において高いニーズがあった休憩スペースやパブリックスペースとして活用されるとお聞きをしております。このことから、アトリウムについては、既に稼働しているサービスつき高齢者向け住宅や保育所を含め、高齢者や親子が集い、交流する施設に活用することを考えているところであります。次に、(仮称)サンライズ・パーク整備事業の具体的構想づくりのスケジュールとまちなか回遊についてであります。(仮称)サンライズ・パーク整備事業は、昨年10月に国から認定をされた新たな中心市街地活性化基本計画に基づき、平成27年度は、ふらのまちづくり株式会社や商工会議所、各商店街など関係団体と連携をしながら具体的な構想づくりに着手し、事業内容や整備手法などについて検討を進めるとともに、平成28年度以降の事業実施に向けて、北海道及び国の関係省庁と地元負担の軽減を図ることができる事業の推進について協議を進めてまいります。まちなか回遊につきましては、中心街活性化センターふらっとを含む駅前地区とフラノ・マルシェ、ネーブル・タウンと(仮称)サンライズ・パークを核となる拠点とし、これらの相乗効果により周辺商店街へのまちなか回遊を図ってまいります。次に、4件目の人口減少対策について、地方版総合戦略を策定するための人材の確保についてであります。国は、人口5万人以下の市町村に対し、戦略づくりを支援するために、国家公務員や大学研究者などを首長の補佐役として派遣する地方創生人材支援制度を創設しております。本市といたしましては、この地方創生人材支援制度は活用せず、国が、市町村の要望に応じ、当該地域に愛着、関心を持つ意欲ある省庁の職員を相談窓口として選任する地方創生コンシェルジュ制度に応募しているところであり、この制度も活用しながら地方版総合戦略の計画策定や地方創生に関する取り組みを進めてまいります。次に、それぞれの地域や町内会のよさを発揮できる人づくり、地域づくりについてであります。市では、地域コミュニティ活動の活性化及び町内会加入率向上の取り組みとして、町内会加入促進マニュアルを作成し、本年、全町内会に配付をいたしているところであります。一部の町内会では、早速、マニュアルを活用して、新築アパートの入居者に対し、事前に加入案内のチラシを配り、町内会長が奥さんともどもに一軒一軒訪問し、全員が町内会に加入した実例を広報ふらの3月号で御紹介したところであり、市としては、このような地域での主体的な活動の情報提供や側面的支援に努めてまいります。次に、女性が安心して子供を産み育てることのできる環境づくりの取り組みについてであります。子ども・子育て支援法が平成27年4月1日より施行になり、「子どもの幸せ 子育ての喜び -協働・感動の子育て支援をめざして-」を基本理念に、富良野市子ども・子育て支援事業計画及び富良野市次世代育成支援第3期地域行動計画がスタートし、子育てを社会、地域全体で支え、次代を担う子供たちを育むために、安心して子育てができ、育てる喜びを感じることができる環境づくりを推進してまいります。また、子育てにおいては、多様なニーズに応じた子育て支援サービスの充実や、子育てに関する情報提供、相談、助言などが必要であり、富良野市子ども・子育て支援事業計画の基本的視点である妊娠、出産、育児の切れ目のない支援の視点に基づいた各種事業を推進し、女性が安心して子供を産み育む環境づくりに努めてまいります。次に、雇用の確保のためのデータ集積についてであります。今後、いかに多くの有能な人材を確保していくかが課題であり、平成24年度から26年度の3年間、農村実態調査事業で、労働力調査として農業の労働力需給構造調査、農業の雇用労働力確保に関する調査、市民農業従事意向調査を実施してきました。この調査結果は、10年後までに熟練労働者100名を確保すべきとの指摘に対し、残念ながら、現状では市内居住者からの労働供給は厳しいというものでありましたが、JAふらののヘルパー事業におけるリピート率向上のための通年就業、市街地非農家女性の意向を踏まえた就業形態の見直し等に取り組むべきとの指摘もあったことから、これを参考にしてまいりたい、このように考えているところであります。商業におきましては、富良野市労働福祉協議会と富良野商工会議所が連携して、新卒者採用アンケート調査の実施、富良野商工会議所では、地域創生に向けた雇用情勢緊急アンケートにより、今後の採用計画や従業員の子育て支援制度の実態把握を行っているところであります。今後、ハローワークの求人データや富良野広域圏通年雇用促進協議会での企業訪問時の聞き取り結果もあわせ、雇用確保に向けたデータを集積し、活用してまいります。職場情報の提供のあり方でありますが、求人情報につきましては、ハローワークと連携をし、市の窓口でも提供していくとともに、ふらの就職応援フェアにおきましても地元企業の求職状況を周知しておりますので、今後も引き続き同様の形で情報提供してまいりたい、このように考えているところであります。次に、女性のワーク・ライフ・バランスや若者の雇用対策についてであります。女性のワーク・ライフ・バランスにつきましては、関係団体と連携し、市内企業の育児休暇などの制度の実態把握に努めるとともに、社会参加に向けた環境整備、再就職に向けた支援について調査研究してまいりたいと考えているところであります。若者の雇用対策につきましては、関係機関や団体と連携し、地元企業への雇用要請やふらの就職応援フェアの開催、高校の進路担当教諭との情報交換や企業見学会、インターンシップなどの就労に向けた状況づくりを図ってまいります。次に、地域経済活性化につながるふるさと納税についてでありますが、平成27年4月から、ふるさと納税は、控除限度額の引き上げ、申告手続の簡素化が図られます。本市においては、ふるさと納税については、制度開始以来、一般寄附としての取り扱い、特典は設けないことを基本に運用しております。今後におきましても、特産品の特典による募集、あるいは、経済活性化という観点からではなく、自分の生まれた故郷、あるいは育った地域の応援という趣旨に重きを置き、ふるさと納税の実施方法を検討してまいります。以上であります。

答弁 教育委員会教育長 近内栄一

-登壇-公明党、大栗民江議員の教育行政執行方針に対する代表質問にお答えいたします。初めに、教育委員会制度改革に対する認識についてでありますが、地方教育行政の組織及び運営に関する法律等の改正では、地方公共団体の首長と教育委員会との連携の強化を図るため、総合教育会議を設置し、首長と教育委員会が協議、調整を行う中で、地域における教育の課題やあるべき姿を共有していくこととなり、より一層、民意を反映した教育行政の推進を図ることができるものと考えております。また、教育委員会を引き続き教育行政の執行機関とし、その職務権限に変更はないことから、これまでどおり教育の中立性、継続性、安定性は確保されるものと考えております。さらに、新たな教育長は、教育行政に大きな権限と責任を有することから、教育委員会の委員による教育長の職務をチェックする機能を強化するとともに、住民に対して開かれた教育行政を推進する観点から、原則として議事録を作成、公表することが義務化されるなど、教育委員会の審議の活性化と透明化が図られるものと考えております。次に、総合教育会議の設置、運営についてでありますが、改正法が本年4月1日から施行され、総合教育会議の設置については、経過措置がないため、4月以降、早い時期に総合教育会議を開催すべきものと考えております。このため、本市におきましても、4月以降、早い時期に総合教育会議を設置し、開催をしてまいります。また、運営に当たりましては、法では、首長が総合教育会議を設け、招集することとなっていますが、本市では、地方自治法の規定に基づき、総合教育会議に係る事務を教育委員会事務局に委任、または補助執行することとしており、回数は、緊急時を除き、年二、三回を想定しております。次に、教育行政の責任の明確化についてです。新たな教育委員会制度においては、新教育長は首長が直接任命するため、首長の任命責任が明確化されるとともに、教育委員長と教育長を一本化した新教育長が教育行政の責任者となり、教育行政の明確化が図られることとなります。なお、経過措置が設けられており、現在の教育長は、教育委員会の委員としての任期中に限り、なお従前の例により在職することとなります。次に、中高学力向上プロジェクトの設置における具体的取り組みについてであります。沿線の道立高等学校と市内中学校の校長、教頭が一堂に会し、進路指導及び生徒指導、学力向上などの諸課題を情報交換し、学校経営の改善に資するため、富良野市中高学校経営連絡協議会を組織しています。協議会において、特に学力向上に向けて基礎、基本の定着を図るため、中学校と高等学校の情報共有や連携した方策の検討などを目的に、教頭先生により中高学力向上プロジェクトチームを組織しております。具体的な取り組み内容ですが、中学校から高等学校への接続のあり方の研究、学力向上のための指導内容、方法の工夫、改善の検討、授業交流を推進するため、中学校、高等学校相互の教員が参加する公開授業、研究授業の実施、中学校教職員及び保護者、生徒を対象とした学校説明会の開催などにより、学校間の枠を超え、地域ぐるみで学力を向上させるための具体的な活動を行っております。次に、インターネットによる被害から守る啓発活動の取り組みについてであります。学校においては、インターネットなどのトラブルに子供たちが遭わないように、年齢に応じた段階的な指導による情報モラル教育を行ってまいります。また、家庭に対しても、インターネット被害から子供たちを守るために、市PTA連合会と連携し、スマートフォンなどの情報端末を使用する際の家庭でのルールづくりについて啓発、周知するとともに、ネットトラブル防止に関する講演会を開催し、ネットトラブルの危険性などについて情報提供を行ってまいります。以上でございます。

出典:富良野市議会 平成27年第1回定例会 2015年3月9日 議事録 PDF(17ページ) 間違いを知らせる