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富良野市議会 平成25年第1回定例会 2013年3月6日

(1)経済政策について/(2)住宅施策について

2013年3月6日、富良野市議会の一般質問で、本間敏行議員が「経済政策について」「住宅施策について」について質問し、市長 能登芳昭、総務部長 近内栄一、建設水道部長 外崎番三が答弁しました。

質問者
本間敏行 議員
答弁者
市長 能登芳昭、総務部長 近内栄一、建設水道部長 外崎番三

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 本間敏行

-登壇-おはようございます。さきの通告に従いまして、順次質問をいたします。地元企業の受注機会の確保についてお伺いします。公共契約に対する地元企業による受注機会の確保につきまして、平成 23 年第 3 回定例会の一般質問で、中小企業振興に係る本市が発注する物品購入や役務提供について、市長は、地元企業が受注した入札及び随意契約の実態について、具体的な件数、金額などの実績値をもって説明され、地元企業の受注機会の確保について、物品購入や役務の提供に係る受注機会の確保に関する規定はないが、地元企業への受注を最優先に行っており、物品購入については地元企業の受注の確保に努め、業務委託契約についても地元企業に対して入札指名などに配慮するなど、今後も、市内経済の活性化の観点から、公共の契約を地元企業に受注していただくことは重要であり、さらに、物品購入や役務提供の契約についても、透明性を確保するために、地元企業の受注状況などの情報公表を検討していきたいと答弁されております。昨年、商工団体による、各種業務委託及び物品購入の地元企業への優先発注の市政要望に対しましても、業務委託の地元企業への優先発注や物品購入の地元企業からの調達を行っていると、御回答されてると聞き及んでおります。私は、建築土木工事、業務委託、物品購入等について、公共契約の地元企業に対する受注機会の確保、優先発注は、地域産業の基盤強化及び健全な発展を促進し、地域経済の発展向上、雇用の拡大を図る上からも、本市の重要政策であると考えます。本市の建築土木工事の請負及び工事関連の業務委託の競争入札は、法令・条例に基づく内部規定・基準があり、その規定に基づいて行われていますが、ほかの業務委託及び物品購入等の入札契約については、統一された内部規定・基準がないため、上位規定の法令・条例等に基づいて行われていると思いますが、建築土木工事に比べ公平・公正性を欠く結果になるかと考えております。本年は、平成 25 年、26 年に向けて入札参加資格審査申請の年であり、建築土木工事関係につきましては、入札参加資格申請が行われておりますが、ほかの業務委託及び物品購入等については実施されておりません。次期平成 27 年の入札参加資格申請時に向けて、内部規定・基準を制定されること、なお、平成 25 年度の業務委託及び物品購入等の入札・契約に際し、建築土木工事の内部規定・基準に準じるなど、見解を統一し適正に執行されることが肝要と考えます。以上、私の見解を述べさしていただきましたが、本市発注の公共契約の地元企業に対する受注機会の確保について、2 点お伺いいたします。1 点目、公共調達について地元企業の受注機会の確保をどのように考えているのか、見解をお伺いいたします。2 点目、物品購入、業務の委託等、役務提供等の発注について、建築土木の発注方法に準じ規定の整備を進める必要があると考えますが、見解を伺います。次に、住宅施策について、平成 24 年第 3 回定例会において、経済建設委員会より、住宅施策についての調査結果で、民間賃貸住宅を活用した借上げ型市営住宅事業や家賃補助事業の報告がされております。全国的に空き家が増加傾向にあり、本市においても同様な状況で、良好な住環境の保全、景観保持の観点から、市内全域の空き家の実態調査を行い、その対応策を早急に図るべきと考えています。本市においても、長寿命化計画に基づき、市営住宅の修繕及び建て替え事業が今後進んでいく予定ですが、いま一度、綿密なコストの比較を行い、本市の将来的な財政事情に合わせた中で検証する必要があると考えます。借上げ型市営住宅事業により期待できる効果としては、建設等の多額の初期投資と財政負担の軽減が図れるほか、効率的な住宅供給が可能となること、世帯の小規模化や高齢化の進展など、入居者の状況に即した対応が可能となる点であります。特に、高齢者世帯では住み慣れた地域で住み続けたいという希望が強く、障がい者世帯についても利便性を考慮し、既成市街地での居住が可能となるなど、市民の需要や地域の特性などに応じた市営住宅の供給を図るために、一つの手段として有効であります。また、指定管理者制度の導入に関しましては、民間活力の導入による行政負担の縮減を図る効果的な取り組みでもあるとともに、民間事業者が市営住宅の運営・管理にかかわることは、住宅の維持管理、家賃の徴収や滞納督促における入居者の意識向上につながり、事業効率化の上でも一定の効果があると思われます。住宅施策について 2 点お伺いいたします。1 点目、空き家の増加対策と高齢世帯持ち家の賃貸化等の、既存ストックの活用について、考え方をお伺いいたします。2 点目、市営住宅として借上げ方式による供給の考えはあるのか、また、市営住宅の直接建設費と民間賃貸住宅とのコストの比較について、検討を行う考えはあるのか伺います。以上、第 1 回目の質問とさせていただきます。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

-登壇-おはようございます。本間議員の御質問にお答えをいたします。1 件目の経済政策についての地元企業の受注機会の確保についてでありますが、本市が行う土木建築等の工事請負をはじめ、物品購入、業務の委託等の公共調達につきましては、市内及び地域の企業振興や雇用確保から考えて、大変重要なことと思っているところであります。このことから、建設工事及びこれに関連する委託業務につきましては、指名競争入札で地元業者を優先に指名を行っているほか、平成 21 年度より、地域を優先した総合評価落札方式の一般競争入札を導入するなど、地元業者の受注機会の確保に努めてきたところであります。また、建設工事以外の物品購入、業務委託等の契約につきましても、地元業者を優先に、入札の指名や見積りの依頼等を実施しているところであり、今後ともこの方針は継続すべきものと考えているところであります。次に、物品購入や業務委託等についての規定の整備についてでありますが、公共調達におきましては、一般競争入札による受注者の決定が基本でありますが、地域経済の振興を図る観点から、本市におきましては、地元業者を優先しての指名競争入札や随意契約を現在、実施しているところであります。これらの契約事務は法令や財務規則に基づき実施しておりますが、業者の指名の手続をはじめ、定めるべき事項があることから、関係部局で十分検討を行い、必要な規程の整備を、今後、図ってまいりたいと、このように考えているところでございます。2 件目の住宅施策についての 1 点目、空き家の活用についてでありますが、人口、世帯数の減少等に伴いまして、本市におきましても空き家住宅とともに空き店舗が見られる状況にございます。本市の空き家数は住宅数の約 1 割を占める状況にあり、徐々に増加傾向になっているところであります。このため、空き家の活用として、移住定住を促進させる空き家情報の提供や、平成 24 年度から、中小企業振興総合補助金制度による、空き店舗の改修などを実施をしてきているところであります。また、住宅政策として本年 2 月に策定いたしました、富良野市住生活基本計画において、住宅施策の重要な取り組みとして、ライフサイクルに合った建て替えや廃屋、空き家対策に資するような住みかえなどに対応した住宅に関した流通情報の仕組みづくりの推進を挙げているところであります。空き家の利活用につきましては、情報の収集とともに、市内関係機関との情報交換を行う中から、情報発信の充実を図り、富良野家づくり協会などのような、行政と関連事業者が一体となった推進組織の構築等、住宅情報やノウハウの共有化を基礎とした住宅供給体制の充実に向けた施策を、今後、進めてまいります。2 点目の公営住宅の建設についての借上げ方式による公営住宅の供給の考えと、直接建設とのコスト比較についての検討の考え方でありますが、市営住宅の供給計画につきましては、平成 22 年度に策定いたしました、富良野市公営住宅等長寿命化計画に基づき実施をいたしているところであります。市営住宅の建設については、耐用年数を経過し老朽化した施設の既存団地内での建て替えを計画しており、新たな土地取得の必要性もなく、借上げ方式による民間家賃の差額負担等を考慮すると、経済的有益性に乏しいことから、直接建設にて市営住宅の建て替えを進めているところであります。コスト比較につきましては、現在計画はありませんが、より有効な公的住宅の供給に向け、事業手法の選択肢として、必要に応じ今後、検証をしてまいります。以上であります。

質問 3番 本間敏行

まず最初に、平成 24 年度から物品購入、業務委託などの入札関係及び随意契約について情報公表されていますので、このことは透明性を確保することからも重要なことであり、はじめに敬意を表します。物品購入、業務委託の役務等についてなんですが、いまの市長の答弁を聞きますと、建設土木のほうは確かにやっています。ただ、業務委託のほうについては、いまのところその許可、免許登録などの受注要件を審査しながら、指名競争入札、随意契約などの選考は行われておりません。こういうことに対して、公平公正な入札にならないんでないかということで、私は考えるんですけど、そこら辺どのようにお考えですか。

答弁 総務部長 近内栄一(総務部長は2014年3月まで)

本間議員の御質問にお答えいたします。本市におきましては、先ほど市長からも御答弁させていただきましたが、物品購入それから業務委託については、地域振興を図る観点から、地元企業を優先しての指名競争入札あるいは随意契約等を、現実には実施しているところですが、その中で規程等そういった部分については、建設工事のような形で定められていない部分ございます。そういった中で、平成 25 年の事業関係に関しまして、現行の条例あるいは法令等に基づきまして、市の施設の業務委託等について、実際に業者の把握をしてございます。その中で、申請等、受託の関係の指定の申請等を 2月下旬から 3 月上旬にかけて行っておりまして、その中で要件が二つございます。一つは、市内に本社支社並びに営業所などがあり、市内において法人に係る市税の納税義務があるというふうなことで、実際に納税の確認をできるところ、そして滞納がないこと。それからもう 1点は、法人登録、実際に業者として事業ができる状態となっているのか、この点につきましては、定款で清掃あるいはこれに類する業務の記載があり、実際にこれを業務として行っているところということで、こういった中で、届け出を出していただいて内容を確認させていただきながら、平成 25 年度に向けた入札あるいは随意契約の執行を行ってまいりたいと考えております。

質問 3番 本間敏行

いま総務部長の答弁にあったんですけど、建設、土木のほうは納税証明書なんかをチェックしますよね。物品とかは納税証明書はチェックしないんですよね。あ、するって言ったんですか、それならいいです。あと、市長にちょっとお伺いしたいんですが、23 年度のときですけど、この問題につきまして、市長が大きくその町にないものがあった場合など、それから、もう少し突っ込んで話しすると、首長が替わるとその規程も変わるようなことがあっちゃいけないので、それぐらいの余裕があったほうがいいのではないかというような話をされてるんですが、実際に首長が替わるごとに、その規定が変わるような形でなく、建設土木のように正規の規定があれば、そのとおりずーっとつなげていけば、何もなくて公正公平に進むのではないかと思うんですが、そこら辺どうでしょうか。 か。

答弁 総務部長 近内栄一(総務部長は2014年3月まで)

本間議員の御質問にお答えいたします。この件につきましては、規定を定めることによって市長が交代したときに、その規定を外すというような、そういった可能性とか、そういったことがないというふうなことで、当然どなたがなられたにしても、地域振興あるいは地元の企業に仕事を行っていただくような、そういった状況づくり、そういったことが可能になってくると考えてございます。

質問 3番 本間敏行

私の聞き間違いで、規定をつくるという方向で進みますという話をしてましたので、その方向で頑張っていただきたいと思います。それで、2 番目の質問のほうにまいります。空き家対策のことなんですが、いろいろと答弁されていただきましたが、空き家が危険老朽化空き家にならないように、そういう具合になってきますと、多分ほかの市町村でも税金の投入がなされてると思います。そういうことを考えますと、その前に税金の優遇だとか、住宅リフォーム補助とかによって住宅を再生して、この前講習を受けたんですが、マイホーム借上げ制度などの利用を考えた住宅施策もお考えなのか、ちょっとお聞きしたいんですが。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

本間議員の再質問にお答えをさせていただきたいと思います。この住宅施策の空き家対策についての御質問というふうに伺っているところでございますから、この空き家対策はどう、これから空き家にならないような、あるいは、その空き家が住んでいただけるような対策を、どう構築していくかということに、私は、尽きるんでないかと思うんですね。いま、先ほど答弁させていただきました大きな観点から申し上げますと、一つは、平成 17 年からやっております移住定住の促進協議会というのがございますから、これを一つの大きな母体として、何回も御質問にお答えを、この移住関係についても、させていただいておりますけども、大体この 4、5 年の間で 49 件の 93 人の方が移住をしてきている。それは、富良野市の窓口を通じて入ってこられる。窓口を通じないでこられる方も相当数いるというふうに我々も踏んでおりますし、その中で、東山だとか、あるいは山部についても、それぞれみずからが探して入っているという状況がございます。現在山部におきましては、山部支所を中心に、昨年、空き家対策の実態調査をやりまして、その所在等の実態を把握しながら、これからそれらの対応に当たっていくというのが現況でございまして、この空き家対策につきましては、一つには、不在地主の関係がございますから、不在地主の状況把握と今後の動向が、不在地主がどう考えているのかと、こういったこともあわせ持ちながら、対策というものを講じていかなければないというのが現状でございまして、本市において、それぞれ高齢者が息子さんのとこへ、札幌へ転出する、旭川へ転出する、こういった中での対応の中で、それぞれ家づくりの協会の皆さんがた、あるいはこれに類する関係の状況の皆さん方と随時連携をとりながら、これらの問題への対応に当たっているというのが現況でございまして、市といたしましても、そういう情報の収集と啓発に、一層努めていきたいと、このように考えているところでございます。

質問 3番 本間敏行

空き家対策については了解いたしました。借上げ型市営住宅事業についてなんですが、この事業につきましては経済建設委員会のほうで報告しておりますが、三重県名張市において、民間住宅と市営住宅の収支を計算するということで、20 年間の計算をして、市営住宅の家賃の収入が20年間で1億2,300万円と、国からの補助金が 8,700 万円、あわせまして 2 億 1,000万円のものに対し、建設費、維持費、管理費が 3 億円と試算されたそうです。20 年間で 9,000 万の差額が出てくるということで、名張市のほうも財政状況が非常に厳しい中、いろいろと判断に至ったということで言われてますが、本市も財政上厳しい中、このコストの計算を、先ほど市長は状況に応じてやると言われたと思うんですけども、その中で、状況じゃなくて、これはやっぱり、22 年から住宅政策が実行されてはいますが、途中やっぱりこういうことを考えますと、コスト計算の見直しとか、やってみることは必要ではないかと思うんですけど、その辺どうでしょうか。

答弁 建設水道部長 外崎番三(建設水道部長は2016年3月まで)

本間議員の質問にお答えいたします。公営住宅の建て替え推進でありますが、現在、公営住宅の建て替えにつきましては、公営住宅長寿命化計画に基づいて建て替えを推進しているところでございます。これらの考え方につきましては公営住宅が、いま建て替えている公営住宅につきましては、耐火構造型ということで、耐用年数を 70 年というふうに考えております。コスト効果でございますけれども、いま公営住宅の建て替えにおきましては、通常であれば 45%の国庫補助、残りについては起債ということで、財源が確保されてくるという中で、家賃相当額で残りの部分賄っていくわけですけども、それについては、40 年でこの建て替え費用が賄えるという計算になっております。ですから、都市事例調査では借上げ住宅としては 20年間という試算でありますけれども、40 年を目途として住宅費用を賄えるということでありますし、耐用年数についても 70 年というふうになってございます。過去に40 年代前後に建てられた住宅については、準耐火というかブロック中心の建物で、耐用年数が 30 年ということでございましたけど、それらの住宅がいま、老朽化してですね、その老朽化住宅を建て替えるのが一番の目標ということで進めているところでございます。以上でございます。

質問 3番 本間敏行

確認したいんですが、いま耐用年数 70 年ていいましたよね。木造建築で 70 年というのはちょっと長いんでないかと思うんですけど、そこら辺、70 年て、本当にそうような形ありうるんですか。

答弁 建設水道部長 外崎番三(建設水道部長は2016年3月まで)

現在、ユーフレ団地もそうですが、今後予定しております北麻町団地につきましても、耐火構造ということで鉄筋コンクリートづくりの構造でありまして、その耐用年数が認められているということでございます。

出典:富良野市議会 平成25年第1回定例会 2013年3月6日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる