富良野市議会 平成23年第2回定例会 2011年6月21日
(1)市民参加・協働のまちづくりについて/(2)耐震対策について
2011年6月21日、富良野市議会の一般質問で、天日公子議員が「市民参加・協働のまちづくりについて」「耐震対策について」について質問し、市長 能登芳昭、建設水道部長 外崎番三が答弁しました。
- 質問者
- 天日公子 議員
- 答弁者
- 市長 能登芳昭、建設水道部長 外崎番三
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 13番 天日公子
-登壇-さきの通告に従い、順次質問をしていきます。市民参加・協働のまちづくりについてお聞きいたします。私が協働という言葉を意識したのは 10 年前でした。なぜならば、10 年前の総合計画に「快適な環境、創造性豊かな人をはぐくむ協働・感動・生き活きふらの」が掲げられました。そして、ことしからの第 5 次総合計画にも、めざす姿を「安心と希望、協働と活力の大地ふらの」としています。継続して協働という言葉が使われているということは、まちづくりのための協働の大切さ、そして、市民と行政が協働をいかにまちづくりに取り入れ、実行していくかが、私たちのこれからのまちづくりに欠かせない役目と思います。この 10 年前の総合計画の協働のまちづくりについては、少子高齢化、国際化、高度情報化に向かい、また地方分権など社会、経済情勢が大きく変化し、市民の価値観、ニーズも多様化している。こういう状況のもと、住みよい地域社会を築いていくには、市民の意向を的確に反映し、また市民みずからが持つ力を結集していくために、広報活動や情報公開などを通じて市民の求める情報の提供に努め、行政情報の共有化を図る。また、施策の形成や計画段階から市民が市政に参加しやすいシステムの構築に努め、市民と行政によるまちづくりを推進、さらに、コミュニティ意識の高揚に努め、自主的なまちづくり活動をする町内会やボランティアなどに対する支援を行い、市民が主役のまちづくりを推進します、とあります。能登市長が平成 18 年の 6 月定例で、市民が富良野に住んでいてよかったと実感できる町を、市民と一緒に築いていくことがまちづくりの最終目的であり、そして、ともに考え、ともに行動し、ともに築く、3 つの段階を経て、まちづくりの憲法、あるいは自治体の憲法と言われる自治基本条例の制定に向けて検討する状況にあると話されました。第 1 段階として、平成 17 年に制定された情報共有と市民参加のルール条例から、情報の提供、市民参加の手続による市民と市がともに考える土壌づくりを目指し、市と市民との信頼関係を築きたい。また、情報共有と市民参加のルール条例の内容の検証、審議会や市民や職員の意見を聞きながら検討を行う。そしてそのとき、協働支援条例の制定についての答弁でしたが、ともに行動する協働の推進のために、市民活動団体や NPO、地域、企業などと行政が対等の立場で、目標設定や問題解決をしていくための協働や支援のルールづくりが重要になってくるので、他市町村の事例調査及び研究などを行うと話されております。このときの市長の答弁が、市民参加・協働のまちづくりに向けて、行政の道順を示したのだと思っております。市民参加についてお聞きいたします。市民の参加を得る施策として、富良野市情報共有と市民参加のルール条例が平成 17 年にできました。地方分権による自己決定、自己責任のもと地域の自主性を発揮し、限られた財源を有効に活用し、多種多様化する課題を解決していくことが求められる。市民の持つ力を存分に発揮でき、実効性のある市民参加とするために、地域の実情を的確にとらえ、市民とともに考え、市民と市の情報共有が不可欠として、市の仕事への市民参加手続が定めてあります。質問 1 点目、富良野市情報共有と市民参加のルール条例において、いままでの総件数の状況と、これまでの経過についての行政はどのようにとらえているのか。また、課題があればお聞きいたします。2 点目、平成 20 年度市民参加制度調査審議会で出された改善点の取り組み経過についてお聞きいたします。次に、協働のまちづくりについてお聞きいたします。ことしの市長執行方針では、地域主権型社会がいよいよ本格化してきて、市民福祉の向上と多様化するニーズに的確に対応したまちづくりの推進とともに、新たな地域発展の可能性を見出し、成長させていくための取り組みも極めて重要になっております。さらに、住民自治の確立に向けて自助、共助、公助を基本とする補完性の原理による取り組みを推進し、市民と行政の役割を共に考えながら、より一層の市民参加と協働を助長するとともに、その担い手となるリーダーなどの人材育成に努めていきます、とありました。現在、富良野では自治会、各町内会、連合会などで、地域コミニュティ活動が行われ、広報やホームページで紹介されています。私は、この地域コミニュティ活動が最も身近な市民参加活動で、協働のまちづくりの重要な一つであると思っています。このような地域活動の普及には、市民の意識が最も大切であります。いままで行政からのサービスを当たり前とした時代が長くあり、してもらって当然とした意識が、まだ市民に残っております。協働の取り組みについては画一した方法はありませんが、協働のまちづくりを目指すためには、市民意識の醸成を図りながら、富良野市の協働のまちづくりとは何なのか、市民と行政の協働の領域、協働にふさわしい事業などは何なのかを早く周知していくことが、暮らしやすいまちづくりとなるのではないでしょうか。質問 1 点目、協働のまちづくりにおいて、地域コミニュティ活動は大変重要なことと考えていますが、地域間での格差も見受けられます。地域コミニュティへの評価と地域格差の問題点についてお聞きいたします。2 点目、市長は今年度の執行方針では、地域主権に向けて相当前向きな考え方を示していると思いますが、今年度から始まる第 5 次総合計画において、5 章「市民と地域、行政が協働して築くまちづくり」の中で、個別目標 1、「市民が連携し、みんなで支え合う地域づくり」「コミュニティ活動の活性化と協働の推進」では、公共のサービスの担い手活動に対して、協働推進のための制度化を図る、とありますが、実施計画では制度検討という表現になっており、具体的に実施を考えているのかお聞きいたします。また、その制度の実施が自治基本条例と結びつくと考えますが、自治基本条例も検討と表記されており、制度化への取り組みをどのように考えているのかお聞きいたします。3 点目、市民と行政の役割分担はどのように考えているのか、具体的にお聞きいたします。耐震対策について質問いたします。このたび、東日本大震災では多くの方が被災されました。この被災をテレビ、ラジオでいまなお見たり聞いたりしています。一日も早い地域復興を願い、被災された方々が早く元気になることを望んでおります。今回の大震災があって、全国的に古い住宅に住んでいる人は、耐震について相当考えたのではないでしょうか。富良野にも地震が時々あります。住宅の地震対策として、富良野市住宅改修促進助成条例が 21 年 4 月から施行されました。この富良野市住宅改修促進助成条例は、住宅リフォーム工事の補助金限度額 20 万円と、住宅耐震改修工事の補助金限度額が 30 万円の 2 つからなり、住宅リフォーム工事は 24 年 3 月 31 日でその効力を失うとされ、24 年度からは住宅耐震改修工事の部分だけが残ります。富良野市耐震改修促進計画では、地震による建築物の倒壊被害から市民の生命及び財産に対する被害を抑制するために、既存建物の耐震診断及び耐震改修を促進することにより、富良野市内における建築物の耐震性向上を図ることを目的とするとあります。平成 27 年度までに耐震化率を 90%にする目標を立てていますが、今回の私の質問は多数の者が利用する建築物の耐震化ではなく、一般住宅の耐震化について質問をいたします。一般住宅の耐震化は、平成 27 年度の目標は住宅総数8,170 棟のうち昭和 56 年以前の建物、1,130 棟の耐震化を進めると目標を立てております。今月の広報でも、富良野市で断層による地震や直下型地震によって震度 6 の地震が生じた場合、建築物の全壊は約 580 棟、半壊は約 2,630 棟、死者数は約 6 人、負傷者は 360 人と推定される。昭和56年5月以降の建物は耐震性が低い可能性がありますので、耐震診断を受け、耐震性を確認しておくことをお勧めいたしますとあります。旧耐震基準の一戸建て木造住宅対象に、耐震改修費用の一部の助成をしていますとありました。私はいままで、住宅のリフォーム工事がされるとき同時に、住宅耐震改修工事もするのではないかと思っておりました。しかし、住宅耐震改修工事をする人はいないようです。業者さんに、住宅リフォームをするときに、なぜ住宅耐震改修工事をすすめないのですかと聞いてみますと、工事自体が大がかりになり、金額も大きくなるのですすめられない。そして、使いにくいと話されました。せっかくつくった条例が生かされないことはとても残念です。この条例が少しでも生かされる方法はないのか、検討はできないのでしょうか。質問、市内住宅の耐震化の現状と補助金利用の状況をお聞きいたします。以上で終わります。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
-登壇-天日議員の御質問にお答えをいたします。1 件目の市民参加・協働のまちづくりについての 1 点目、市民参加のルール条例についてでございますが、富良野市情報共有と市民参加のルール条例に基づく市民参加手続につきましては、条例が平成 17 年 7 月に施行されて以降、平成 22 年までの 6 年間で 117 事業を対象に、197の市民参加手続を実施しているところでございます。参加手続実施事業の対象区分といたしましては、市の計画の策定や変更が 45 件、条例・規則の制定や改廃が57 件、市が建設する施設の計画等の策定または変更が 4件、その他市民に関心の高いこと、市民生活に大きな影響があることで 11 件となっているところであります。また、参加手続の方法別では、市民政策提案が 1 事業、パブリックコメントが 97 事業、意見交換会が 27 事業、審議会が 51 事業、アンケート・縦覧などその他の手続で21 事業において参加手続を実施しておるところでございます。本条例は、「住んでいて良かったと実感できるまちを市民と市がともに考え、ともにつくり上げること」を目的として、その基礎となる情報の共有と市民参加の手続を定めたものであり、市の責務として、市民参加手続を継続することにより、市の仕事に関心を持つ市民が拡大し、これからの市民と行政の協働によるまちづくりが進展するものと認識をいたしているところでございます。このような状況で、市民参加手続への参加延べ人数は5,577 人となっており、市民にとって意見を反映する権利が保障され、市民の参加機会が着実に拡大されてきましたが、パブリックコメントで提出された意見数は 99件で、1 事業当たり 1 件と、全体としては提出意見が少ないことなどの現状がございます。今後、1 事業に対する手続方法の複数化や、手続実施時期の適正化など、より多くの皆さんが参加しやすい環境をつくる努力を継続していかなければならないと、このように考えておるところであります。次に、市民参加制度調査審議会で出された改善点についてでありますが、条例第 35 条、制度の見直しに基づいた条例施行 3 年後の平成 20 年の見直しに当たって、市民参加制度調査審議会では、市民参加制度の運用実績の総括的な検証が行われ、必要とされる改善方策を意見書として報告をいただいたところであります。主な改善意見としては、広報紙やホームページをさらに見やすく、わかりやすいものとしていくとともに、幅広い情報提供の方法を検討する。2 つ目には、情報の公開場所で休日、夜間も公開のできる施設に拡充をしていく。3 つ目には、意見交換会やパブリックコメント手続などの複数の手続を組み合わせて、よりわかりやすい情報提供の工夫をする、などの改善点が挙げられております。これらの意見を受け、市としては、市民参加手続の公表場所として、文化会館、図書館への拡充、市民が情報内容をわかりやすくするために、パブリックコメント手続と意見交換会の同時期開催などを行うとともに、日常的な取り組みとして、広報紙等においても見やすさやわかりやすさに配慮しながら、改善に向け進めているところであります。本年度は、前回の見直しから 3 年が経過をし、条例に基づく制度見直しの年に当たることから、市民参加制度調査審議会による現状の検証作業を進めていただき、そこでの意見を踏まえながら、市民参加制度の定着と改善を進めてまいりたいと、このように考えているところであります。次に、2 点目の協働のまちづくりについてお答えをいたします。地域におきましては、人口の減少、少子高齢化、過疎化が進展をし、地域コミュニティの縮小化や担い手の減少、地域リーダーの人材不足など、コミュニティ活動に大きな影響をもたらすとともに、高齢世帯の増加、地域交通や買い物環境、教育環境など、さまざまな環境が顕在化しております。このような中、生活の豊かさの向上により市民の価値感も変化をし、個人を中心とした生活様式となる中で、これまで町内会が主に担ってきた葬儀も実施形態が大きく変化し、コミュニティ活動への参加が減少するなど、地域での人と人とのつながりが希薄化しつつございます。しかし、災害による被災地での状況を見ても、地域での支え合いや安心できる生活環境の確保には、その主体として町内会などの地域コミニュティが大きな役割を果たしており、市民と行政による協働による地域づくりが、極めて重要であると認識をしております。このような中、地域での支えあい活動として、高齢者の見守り、生きがいや健康づくりを目指したふれあいサロンが、町内連合会を主体として、社会福祉協議会や民生委員児童委員、市との連携のもと開催をされ、実施地域も徐々に拡大をしており、協働による地域福祉が実践をされているところでございます。また、地域活性化の取り組みとしては、麓郷地区におけるふらの麓郷地域協議会によるふるさとづくり計画が平成 20 年度より進められ、山部、東山地域においては、地域のコミュニティ組織や関係団体への連携をしながら、山部地域観光振興計画を平成 22 年 2 月に、また、東山地域観光振興計画を 23 年 4 月に策定をし、地域が主体となり市との協働による地域づくりを進めてきたところでございます。またさらに、一般廃棄物処理における各家庭でのごみ分別の取り組みや、学社融合事業における地域ボランティア支援員による学校教育支援など、幅広い分野において、市民との協働によるまちづくりが実践をされてきたものと認識をいたしておるところでございます。今後、市民が連携をし、みんなで支え合う地域づくりを進めるためには、地域住民に身近な連合会や町内会、自治会を中心とした地域のコミュニティ組織の果たす役割が、ますます重要になってまいります。そのためには、本年度、地域と市との連絡調整役となるコミュニティ活動推進員を、現在の 1 名から 2 名体制に拡充をし、行政からの情報提供の充実とあわせ、地域との連携を強める中から、各々の地域の課題を明確にし、共有しながら、地域の活性化に取り組んでまいります。次に、第 5 次富良野市総合計画における協働推進の制度検討と、自治基本条例の検討に当たっての基本的な考え方についてでありますが、市民が主体的に活動し、助け合い、支え合うまちづくりを進めるためには、これまでの町内連合会や町内会、自治会を中心とした地域コミュニティ組織の活動とあわせ、ボランティア団体や NPO等による活動、さらには、これらの多様な市民団体や事業所が連携協力をした取り組み活動が重要であり、これらの活動を助長するためには、協働推進のための制度化が、今後必要になるものと認識をし、総合計画に掲載をしたところであります。なお、総合計画の事業計画の掲載につきましては、基本計画と実施計画の計画期間を、原則、概ね 5 年間としつつも、計画の連続性から、前期基本計画の記載に当たっては、基本構想の計画期間である概ね 10 年間を展望した中での記載としており、基本計画本文中、協働推進については制度化をする、と明記をし、前期実施計画では、協働推進のための制度検討として計画に掲載したところでございます。また、自治基本条例の制定については、協働の実践を進めながら、本市にとってふさわしい自治基本条例の制定を目指すこととしており、知事基本条例の制定については、後期基本計画期間内を想定をし、前期基本計画においては、記載をしてないところであります。ただし、実施計画におきましては、協働推進の進捗に合わせ検討を始める意味で、自治基本条例の検討と明記したところであります。次に、市民と行政の役割分担でありますが、地方分権社会におけるまちづくりにおいては、市民と行政が自己決定、自己責任による行政運営が求められ、行政サービスにおいても補完性の原理による自助、共助、公助を基本とした役割分担を求められております。市民と行政の役割分担におきましては、市民と行政の協働によるまちづくりを進める上で、市民と行政があくまでも対等の立場と位置づけをし、市民の役割はみずからをまちづくりの主体の一員として、培ってきた能力を活用し、市民参加によって市民にできるサービスを担うものと考えております。また行政はまちづくりのまとめ役として、長期的・総合的な視点を持ってまちづくりを推進し、市民が主体となって行うまちづくり活動への協力支援を行うとともに、公平性や安定性が求められる市がやるべきサービスの提供や市民活動団体同士の連携協力ができる仕組みづくりを行う役割を果たすものと認識をいたしているところでございます。次に、2 件目の耐震対策についての、耐震改修促進事業について、市内住宅の耐震化の現況と補助金利用の状況についてでありますが、富良野市耐震改修促進計画は、既存建築物の耐震診断及び耐震改修を促進することにより、地震による建物の倒壊被害から市民の生命及び財産を守るため、建築物の耐震性向上を図ることを目的として、昭和 20 年 3 月に策定をいたしました。その中で住宅建築物の耐震化促進に向けた各主体の役割についての方針を定めております。住宅建築物の所有者にあっては、みずからの生命や財産の保全とともに、近隣する建築物や道路へ影響を及ぼす以外の抑制に繋がることを認識をし、主体的に住宅建築物の実施に対する安全性の確保とともに、その向上を図るよう努めることが重要と考えております。また、建築関連事業者の役割については、住宅建築物の耐震性が人命や財産にかかわる重要な責任を負っていることを認識をし、地震に対する安全性を確保した良質な住宅建築物の形成に努めることであります。行政の役割としては、市民の安全安心を確保するため、相談体制の整備や適切な情報提供など、耐震診断、耐震改修を行いやすい環境整備や住宅建築物の安全性向上に関する啓発及び知識の普及に努めることとしております。このことから本市におきましては、揺れやすさマップの全戸チラシやだれでもできる我が家の耐震診断パンフなど配布をし、啓蒙活動を行ってきたところでございます。またあわせて住宅の耐震化を促進助長するため、耐震改修促進事業に取り組んできたところでございます。その支援策の一つである補助金制度の利用状況につきましては、平成 23 年現在まで 2 件の申請でありますが、本計画は、住宅の解体や新築による自然更新とあわせて、耐震化率を向上させるものであります。北海道の改修支援制度を利用している方もおり、耐震化は進んでいるものと考えております。目標とする平成 27 年度までの耐震化率 90%を作成するためには、費用、労力負担、技術的知識の不足、効果のわかりにくさ、地震被害への意識の低さ、ライフサイクルとの不適合など、建築建物所有者の改修に対する阻害要因を軽減させるため、相談体制の強化、啓発普及活動の充実、北海道の改修支援制度と市独自の助成制度のさらなる周知を図るとともに、今後の耐震化の進捗状況を見ながら、施策内容の検証と必要に応じ、計画の見直しを含め、安全安心な住まいづくりの推進に努めてまいりたいと考えております。以上であります。
質問 13番 天日公子
市民ルール条例についてお聞きいたします。まず最初にですね、市民ルール条例ができたことによってですね、行政と市民との信頼関係は、より構築されたのかどうか、そこのところをどのようにとられているのかお聞きいたします。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
天日議員の再質問にお答えをさしていただきます。ルール条例についての策定後における行政と市民との取り組みの中で、課題等も含めて、現状はどうなっているのかと、そういう御質問に聞こえたわけでございますけども、行政といたしましてはこれによって、市民と行政の信頼関係という形はもちろんのことでございますけども情報の共有ということが大きなやはり、住民に知っていただく、行政を知っていただくということは、市民参加につながっていくとこのように私もそのように感じておりますので、今後においてもですね、いまの制度を助長していくことによって、次の段階の自治基本条例の策定にもつながっていくのかなと、こんな感じをいま強くいたしているとこでございます。
質問 13番 天日公子
いま市長がお話されたことについては、理解をしております。次に進ませていただきたいと思います。市民参加制度調査審議会におきまして、会長が 20 年度にルール条例の実施状況と改善報告に関する意見書を出しております。その中で会長はですね、近年の経済的困窮や格差問題などの社会現象が市民の夢や希望を喪失させています。市民が意見を述べ、それを行政がしっかり受け止め、確実に実行していくというプロセスが大切です。そのためにも、この条例の意義が確認され、市民と市が協働し、まちづくりを推進しなければなりませんということで書かれております。この条例の意義が確認されているところが、会長の主な主旨と思っております。この条例の意義が確認されるような仕組みを、ルール条例を皆さんに知ってもらうための、市民に知ってもらうための仕組みを、仕掛けやなんかについて、行政としては、そういう仕掛けを計画したことはあります・・・その・・・ごめんなさい・・・意義が確認されるような仕組みづくりをしたことはあるでしょうか。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
天日議員の再質問にお答えをさしていただきたいと思います。市民参加制度の調査審議会の上村会長からの意見書の中での御質問だったと思いますけども、市民参加のルール上で先ほどそれぞれ 5 年間で、市民から上がってきた要件の中、あるいは行政が主体的に条例をつくって市民に公表をする。そういったあるいは建物建てる場合での、それぞれ市民の意見具申、こういったことが非常に件数が多ければ多いほどいろんな周知の仕方が出てくるわけでございますけども、私はいまのこの審査会の答申の中で、仕掛けるとか、そういうものでは、この審査会の意義としてはないわけですね。ですから、十分住民が理解をできるような広報、啓蒙活動が第一であるということ。それからこのルール条例の中で何を将来の市のまちづくりに大きく寄与できるのかと。こういう趣旨というものを住民に十分知らせていくことが大きな意義ではないかとこのように考えているとこであります。
質問 13番 天日公子
いま市長が言われたように、ルール条例が市民にどういう意味を持っているのかを知らせることをどのような方法で、されてきたでしょうか。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
天日議員の再々質問にお答えをさしていただきたいと存じます。条例というものは、一つには議会で議決をしていただきました。その後、一つは広報誌を通じて周知を、これ広報誌は毎月全戸に配布しておりますから、それらについて見ていただく状況がございます。二つ目には、地域懇談会を毎年実施されております。その中で、その年に起きた大きな課題的なものについての説明をさしていただいてるとこでございますし、さらにもう一つは、地域連合会の会議が年 2 回市で行っており、そういうときに、いま申し上げた条例的で市民に直接関連のある状況づくりの中については、連合会を通じて再度、お知らせをさしていただいているとこのような状況で進めさしていただいてます。あるいはまた、大きく言えば FM ふらのを使って、それぞれ担当の課長が、これはいま毎月 FM ふらのを通じていろんな形で、担当する課長が出番をつくって、そして、住民の方に PR をさしていただいてる。条例ばかりではございませんけども、そういう周知の仕方でできるだけ、あらゆるものを使って、周知をさせていただいて、このようなのが現状でございます。
質問 13番 天日公子
次に協働のまちづくりについてお聞きいたします。地域コミュニティの果たす役割や必要性を市民一人一人が改めて認識してもらうことが、コミュニティの育成の基盤になっていると思います。市民一人一人が改めて認識をしてもらうということについて、市はこれからどのようにしていくのか、お聞かせお願いいたします。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
天日議員のコミュニティについての御質問にお答えをさしていただきたい。地域にどのように、行政はコミュニティ活動に対して、関わりを持っていくのかというふうに解釈をしながら、お答えをさしていただきたいと存じますけども、先ほど答弁さしていただきましたとおり、富良野市ばかりでなく、全国全道的に高齢化は進んでまいりましたし、少子化が進んでまいりました。こういう中で、本市においても、一つの町内会集落というものが、だんだん形成が難しい状況のところも多々出てくるような状況になってまいりました。こういうことを考えますときにですね、主体的には地方分権の中で自己決定をし、自己責任で行政を行う。それぞれの地域においてもそういう状況づくりがこれから必要とされる状況になってくるわけですから、これにはやはり行政としても、補完的な先ほど御質問ありましたとおり、補完的な役割として、自分で努力する自助、共助、公助という形を選択をしながら、行政としてそれに支援を申し上げていく。こういう形が一つあろうかと思います。もう一つは、先ほど答弁さしていただきましたとおり、コミュニティ推進員の役割というものをさらに明確に今年からいたしたいと存じます。1 名でなく 2 名体制にして、その地域で先ほどお話ありましたけども、支え合う組織の中で、サロン的なものが今 9 カ所ございますけど、もっともっと地域でそれらを支えるような状況づくりの補完的な指導役割するのが、市の職員にこれはやっていただくような状況づくりをしてまいりたい。このように考えております。もう一つは、私はいま、それぞれ地域の町内会を単位にして、役員の方々がやっているわけでございますから、もっと役員以外であらゆる形の中で、逆に言えば小学生、中学生がそれに参加できるような、そして、親の背中を見て子は育つと言いますけども、そういう段階を踏んでいくことによって、その地域に青少年のかかわりをもたした中で支えると、そして、お年寄りから伝承的な言葉を授かって、そういう歴史的な状況も含めた中でですね、参考し支援体制の構築に役立てていくと、こういうことが私は必要であろうとそういう観点から、これからのやはりコミュニテイ活動というのは、一地域でなく広がっていくんであれば、2 つでも、3 つでも大きな形の中で、進めていく必要性があろうかと、成熟してくれば、そういう形になっていくと、このように考えているとこでございます。
質問 13番 天日公子
では確認ですが、地域でいろいろな課題があった時、それは地域でできることなのか、またそれは行政と一緒になってやらなければできないことなのか。地域でそれは判断する。そして、行政と一緒にやっていくというときに、コミュニティ推進員の方が手助けをしてくれるということで、解釈してよろしいでしょうか。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
天日議員の再々質問にお答えをさしていただきますけども、一つには、先ほど御質問にありましたとおり、行政とそれぞれ地域の役割分担というものをきちっと基本的には持たなければなりません。御質問あったとおりですね、そういう役割分担をきちっとしないと、地域格差というのが生まれてくるわけです。先ほど御質問あったとおり、ですから、公平で平等なあり方というのは、行政の支援のあり方というのは、率先して何でもやるという御質問にありましたとおり、これからの時代はみずからやっていくんだという御質問ございましたけど、私もそれは同感であります。そういう中で、支え合う組織という状況の中で行政の役割というのは、地域で問題があってできない場合についてはもちろん御相談に応じて、それぞれ条例に基づくもの、あるいは道の条例、国の法律に基づいてやっていくものも含めてですね、役割の分担というのをきちっとして、市が分担するものについては、それに責任を負うということに私はなるだろうと、していかなければならないとこのように考えておるとこではございます。
質問 13番 天日公子
それでですね、地域によっては、どうしても自分たちでできないというものがあったときですね、そういうものについては、行政はどのように対応していくのでしょうか。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
ちょっと具体的にですね、できないものは何なのか。お示ししていただかないとですね、お答えもちょっと難しいと思いますので、もしあれば具体的に御説明をいただきたいと思います。
質問 13番 天日公子
具体的にといいますと、いまなかなか町内会やなんかで役員のなり手がいなくて大変困っているということなんですね、いま現在はいるけれども、今後については役員のなり手が見つからないだろうっていう質問を受けたものですから、その点についてどのように行政としては、考えているのでしょうか。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
天日議員の御質問にお答えをさしていただきたいと存じますけども、町内会の組織というのは、これは行政の法律的な組織ではないんですね。自主的な組織の中でやるということは、基本原則ですから、ただいまの役員の構成については、それらについては御相談を受けて、そして御相談に応じた中での協議は、させていただきたいと、このように考えてるとこでございます。
質問 13番 天日公子
これについて行政にお話ししましたら、そういうふうな役員のなり手のないところについては、町内会をもう少し拡大していく方法しかないんでないだろうかっていうことを言われました。そういう町内会の組織の拡大とかなんかについも、全部やっぱり地域でやらなければならないということで、地域で考えてやっぱりやっていく、そこに対して行政は助言はないのでしょうか。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
天日議員の再々質問についてお答えをさしていただきたいと思います。当然、ただいまの御質問については、これをもう積極的に行政もですね、それらについては御協議をさせていただきたいと思います。地域の崩壊というのは、そういう限界集落、あるいはお年寄りがどんどん多くなっているところについては、役員がいないからでなく、町内会の運営として、自主的に町内活動あるいは防災、これらの問題について対応はできないという状況が、市としても判断した場合については、ただいまご意見にあった少し大きく広げるような形のものもですね、協議の対象として、行政はかかわってまいりたい。このように考えております。
質問 13番 天日公子
次に入らせていただきますが、まちづくりの第 2 点目に質問させていただきました協働推進のための制度化、それから自治基本条例についての関連が、基幹的なものであって、これは、目指す姿は自治基本計画条例をつくるということで理解してよろしいでしょうか。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
天日議員の御質問にお答えをさしていただきます。現在、市民参加のルール条例は 17 年に議会の同意を得て進めさして、いま 5 年目、6 年目を迎えようとしております。結果的な状況なり、あるいは課題的なものも含めて、先ほど答弁をさしていただきました。自治基本条例というのは、これはやはり、道内においても、それぞれの市町村のかたちの中で制定をされて実施されているところもございます。自治基本条例を策定するということは、これはそれだけのやはり、行政はもちろんのこと、市民も責任持ってやらなきゃならんというものが出てくるわけですね。ですから、そこまでの醸成期間というものをやはり、この市民参加条例で少しずつ育てていく。こういうのが今の期間なんです。ですから、それが成就される、あるいは合意が得られる状況が生まれたときには、自治基本条例というものは、それぞれ議会に上程をして御審議をいただく状況になってくるだろうと。これは自治基本条例というのは、住民に責任を持たせるという基本条例なんです。ですから住民合意を得られなければ、そこまで行政だけで進めていくわけにはいかないということで御理解を賜りたい。このように思います。
質問 13番 天日公子
次に進ませていただきます。住宅の耐震化についてでありますが、さっきの答弁にありました中で、今後の耐震化の状況を見ながら施策内容の検証と、必要に応じ計画の見直しも含め、安心な住まいづくりの推進に努めてまいります、というふうに答弁をいただきました。この件につきまして、具体的に何か考えているでしょうか。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
天日議員の御質問にお答えをさして、実務担当の建設水道部長のほうからお答えをさせます。
答弁 建設水道部長 外崎番三(建設水道部長は2016年3月まで)
天日議員の質問にお答えさせていただきたいと思います。平成 27 年目標であります耐震化率 90%、目標に達するために、先ほど市長の答弁にもありましたように、阻害要因、費用、労力負担それから技術的知識の不足、効果のわかりにくさ、それから地震被害への意識の低さ、ライフサイクルとの不適応など、こういった阻害要因があるわけですけども、こういったことに対応する施策を、うっていくと。啓蒙啓発活動の充実、それから市独自それから北海道の支援制度等もあわせてですね、さらなる補助制度の活用なんかも促しながら、この耐震化を進めてまいりたいということでございます。特に寒冷地仕様の北海道にありましては、なかなか、断熱材等々のものがありまして、筋違いだとか、それから骨ですか、骨の部分に断熱材等々がありまして、なかなか費用もかさむということもございまして、これらも検討内容として検証してですね、今後の施策内容を検証していきたいということでございます。以上でございます。
質問 13番 天日公子
関連なんですけれども、先ほど質問の中にも住宅リフォーム工事については来年度からなくなります。何とか、このリフォーム工事の予算化を続けていただいて、耐震改修工事とリンクさせていくことにはならないのでしょうか。
答弁 建設水道部長 外崎番三(建設水道部長は2016年3月まで)
天日議員の再質問にお答えさしていただきたいと思います。リフォーム改修事業につきましては、リーマンショック以降、経済対策として住宅の改修、耐震ではなく住宅の改修と経済対策の施策として掲げたものでありまして、耐震化の促進ということにつきましては、あくまでも現在の耐震化基本計画に基づいて、昭和 56 年 5 月以前の着工住宅が対象でございますけども、それの安全安心な住宅供給を目指しているものということで考えているとこでございます。以上でございます。