富良野市議会 平成23年第1回定例会 2011年3月11日
(1)オーガニックアカデミー事業について/(2)農地流動化対策について
2011年3月11日、富良野市議会の一般質問で、岡本俊議員が「オーガニックアカデミー事業について」「農地流動化対策について」について質問し、市長 能登芳昭、農業委員会会長 東谷正が答弁しました。
- 質問者
- 岡本俊 議員
- 答弁者
- 市長 能登芳昭、農業委員会会長 東谷正
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 岡本俊
-登壇-通告に従いまして、順次質問をしてまいりたいと思います。最初にオーガニックアカデミー事業についてであります。いまから 3 年前 2008 年の世界的な原油や穀物価格の高騰を受け、小麦やしょうゆ、食用油、牛乳、バター、ビールなどの食品や国内航空運賃や電気代など各種サービスの価格が一斉に引き上げられたことは記憶に新しいことです。世界的にはアフリカなど途上国では、飢餓に苦しみ、抗議デモ、暴動等を引き起こしました。今年は、世界的な穀物価格の高騰により、2 月の主要穀物の取引価格は、国際的価格の指標となるシカゴ相場で、前年同月に比べると小麦が 8 割、大豆は 6 割、トウモロコシが 9 割上昇し、パンや麺類など、さらにコーヒーなど価格上昇となり、私たちの生活に及ぼす影響が懸念されております。その要因は、地球規模での気象変動によって、オーストラリアの大干ばつによる生産量の減少、ロシアの干ばつによる小麦の輸出禁止、さらに、中国など新興国の経済発展による食料需要の拡大、バイオ燃料の需要拡大、投機マネーの流入などが指摘されております。中東諸国の政変は、長期にわたる独裁政治に対する怒りと穀物価格上昇に伴う物価高騰が指摘されております。食の格差は、人間として究極の不平等を生み出すからであります。いま日本でもTPP、環太平洋自由貿易協定問題でも、農業が地域経済に及ぼす影響が改めて問われ、農業が大きくクローズアップされております。TPPに参加しなくても、貿易自由化は、APA-FTAなど二国間協議に移され、経済優先の議論では、国内農業と輸出産業の対立軸に陥るおそれもあります。言うまでもなく農業は命の産業であり、食の安全、農業の持つ自然環境への涵養性、農業の大切さを改めて国民合意を得る議論も必要だと思います。ヨーロッパでは、自給率向上と自国農業保護を目的に、農業適正規範(GAP)と戸別所得補償制度を連動し、安全・安心の農産物を生産する政策を行っている国もあります。農業は、法令遵守はもとより、GAP、有機農業への取り組み、安全・安心をより意識し、一層の情報公開を行い国民的合意を得る努力をいままで以上に推進することが大切であります。改めてその視点で、樹海東小学校の跡地利用の地域再生計画に基づくオーガニックアカデミー構想は、農業の特性を生かし、地域経済の活性化と地域産業である農業のさらなる発展を図るため、農業技術者の育成、食の教育の場、農産加工など体験学習の場として活用するとともに、地域経済活性化と雇用の創出を図る計画は、富良野農業の新たな挑戦として先進的な事業であります。しかし、当初計画では 19 年度に宿泊施設、厨房、浴室等の研修生を受け入れるための施設整備、20 年度から研修施設を開設し、全国から研修生、受講生を受け入れ、20 年度下半期からは、食農体験塾を開設、農産品の直売も開設、21 年からは農産加工・観光農園の取り組み、22年度から修学旅行生も含めた農業体験の受け入れ、地域要望がある地域活性化においての雇用創出は最終的には、年間 20 名、定住者 10 名を目標、雇用においては、19 年度から社員 2 名、用務員として 12 名、季節雇用で 5 名を採用する予定でありました。学校開設するので、19 年度の後半、短期コースということで 20 名を受け入れ、20 年度は長期コースで 20 名、短期コースで 30 名という計画であり、投資計画は設備計画を含め、19 年度に 2,000 万円、20 年度に 1,800 万円、21 年度では 400 万円。3 年間で 4,200 万円、それぞれ投資を行い、それ以降収支状況を見て投資をしていくということでありました。人件費を含め 5 年間の総予算額は、1 億 6,000 万円の事業でありました。計画では、本年 4 月からエコ施設の利用、地熱保存庫、冷雪利用保冷庫、氷室、冷雪冷房研究でありました。しかし、5 年計画の 4 年目に入るオーガニックアカデミー構想と大きく現在乖離していると言わざるを得ない現実があります。これまで横山議員の答弁で市長は長い目で見守り育てていくことが必要との認識を示しておりますが、契約は平成 24 年 3 月まであり、今年度は見守り育てるという考えを改めて、当初の構想実現に向け、行政目標を達成する正念場の年であると危機感を持つべきだと思っております。そこで市長に 22 年度の事業内容と進捗状況・評価についてお伺いいたします。1 点目は、21 年度地元産 4 件で有機肥料の施肥によるメロン栽培、スナップエンドウ栽培を行い良好な成果をおさめたとの議会答弁を行っておりますが、22 年度における有機栽培・有機農法の取り組みについて、どのようであったかをお伺いいたします。2 点目に、オーガニックアカデミーと地元農業者 1 名で農業法人北翔園を設立し、有機農法によるハウス栽培及び地元農業者への技術指導を取り組んでいるとお聞きしましたが、農業法人の現状についてお伺いいたします。3 点目に研修実績についてお伺いいたします。当初計画では長期コース 20 名、短期コース 30 名とされておりましたが、過去毎年大きく下回っておりますが、昨年の実績についてお伺いいたします。4 点目は、事業継続には新たな投資が必要であると同時に独自事業としての農産物の販売などによる事業収益が必要と認識しておりますが、昨年の販売状況についてお伺いいたします。23 年度の事業計画についてお伺いいたしたいと思います。当初計画では先ほど言いましたように加工施設、修学旅行生の受け入れなどの事業が推進され、エコ施設の利用でしたが、スタート 4 年目に入り計画より大幅におくれている要因として考えられるのは、契約者である株式会社ジャパンバイオファームが、計画当初の投資計画を実行してない点にあると思います。今年度は、事業契約最終年であり、地域農業、定住移住、雇用など事業の推進の真価が問われる年であります。そこでお伺いいたします。1 点目に現状を打開する一つとして、新規事業の取り組みが必要と考えておりますが、今年度の新規事業についてお伺いいたします。2 点目にアカデミーとしての今年度の研修生の募集状況と内容についてお伺いいたします。3 点目に現在、スタッフの常駐も行われていないようでありますが、今年度の事業に対する不安を感じております。今年度の事業計画についてどのようになっているかをお伺いいたします。4 点目に有機農法の有機農産物は、農業者自ら消費者と顔の見える関係を大切にした販売が必要と思っております。私は、農業法人北翔園がJAS認証取得をし、農産物販売を促進し、有機農業の啓蒙を図るべきだと考えております。仮に JAS 認証を取得しないで有機の表示で販売をを行った場合、た場合、JAS 法違反に触れるおそれがあると認識しておりますが、JAS 認証取得に対し、取得し販売推進強化を行うべきと思いますが、認証について市長に見解をお伺いいたします。次に、地域再生計画との整合性についてお伺いいたします。地域再生計画の目標として、西達布地域における新規雇用、年間 20 名、専門職を除き地域住民を雇用する。目標 2 として、西達布地域における定住者 10 名、目標3 として、全国からの研修視察者の受け入れ年間 200 名とされております。目標達成するための事業として、樹海小学校の施設活用をするために事業者に無償で貸与し、地域活性化を図る。事業者が廃校施設を活用するに当たっては、食農体験施設として有機農法の研究・研修、さらにふらの観光協会とも連携し、環境への負荷の低減、エコ施設の事業展開を図るものとし、民間事業者、地域、市が一体となった取り組みにより、地域雇用の増大や定住の確保を図るものとしております。地域再生計画に基づく、市有財産の無償貸与を基本に、富良野市と株式会社ジャパンバイオファームとの契約行為であり、市長はこの間長い目で見守り、育てていくという考えが必要と示しておりますが、株式会社ジャパンバイオファームが当初示した事業計画 1 億 6,000 万の投資計画を行っていない現状にあり、事業計画から大幅におくれ、ことしは正念の場であります。地域活性化事業と整合性について市長の見解をお伺いいたします。次に、農地流動化対策についてお伺いいたします。今回の代表質問、昨日の一般質問において、富良野市の人口減少、少子化における富良野市の今後のあり方が議論されたところであります。農業においては、平成 12 年には 1,032 戸の農家が営農しておりましたが、毎年約 30 戸の農家が離農し、現在713 戸となっております。今後の高齢化によって、農家人口はここ 5 年以内に 500 戸になろうとしております。私も、扇山地域で農業を営んでおりますが、扇山地域全体の耕地面積は約 500 ヘクタールで、その中で 50 戸ほどの農家が現在営農しております。その中で、20 代の農業後継者は 4 人、10 代は 1 名であり、地域の違いはあるものの、10 年後の現在、50、60 歳代 20 年後には 40 代と農業から離れ、現状の 3 分の 1 まで減少が予想され、現在の富良野農地の約 9,200 ヘクタールの維持、農業総生産額維持に対して危機感を覚えております。特に農業における少子高齢化は急激な生産人口減少は、集落機能の維持、地域経済に及ぼす影響は大きく、現状の地域の存在までが危惧され、高知大学名誉教授の大野晃教授が指摘する準限界集落、限界集落、消滅集落にならないように対処することが必要であります。その対応として、担い手対策、農業経営強化、富良野ブランドの向上、安心安全の農業の推進など複合的領域の課題に対して取り組まなければならないと思っています。中でも農地流動化は、農家減少に伴い、重要な施策であります。現在農業委員会では、年間約平均で 30 件前後の売買賃貸契約があり、今後も増加する傾向にあります。私は農地流動化対策、農地の有効利用を図るため、農地情報データをベース化し、農地流動に必要な情報を集積に努め、農地流動化の透明性を進め、足腰の強い農業経営の育成を目指し、担い手への農地の集積、受委託組織、交換耕作、共同作業など農地利用の高度化を検討すべきと思っております。市の農業及び農村基本計画の中でも示しておりますが、現状での取り組み状況と課題についてお伺いいたします。次に、農地集積円滑化団体の取り組みについてお伺いいたします。農業経営基盤強化法に基づく農地利用集積円滑化団体の取り組みについてでありますが、事業の目的は認定農業者などの農業経営体への農地の集積を促進すること目的に、実施主体は市町村、農業協同組合、市町村公社、土地改良区及び担い手育成総合支援協議会であり、事業は農地所有者代理事業、農地売買事業、研修事業であり、所有者の委託を受け、代理者として農地の売り渡し、交換、貸し付ける事業を行っているものであり、今後の農地集積、経営強化のための農地流動化の促進などを目的にしておりますが、私は今後、富良野の農業の基盤強化になると考えておりますが、その農地集積円滑化団体に対しての市長の見解をお伺いし、第 1 回目の質問を終わります。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
-登壇-岡本議員の御質問にお答えをいたします。1 件目のオーガニックアカデミー事業についての 1 点目、平成 22 年度の事業内容と進捗状況評価についてでございますが、オーガニックアカデミー事業につきましては、これまでも地域のオーガニックアカデミー支援協議会との連携により、事業が推進をされているとこであります。農業生産法人の活動状況でありますが、一昨年 6 月に設立されました農業生産法人合同会社北翔園におきましては、ジャパンバイオファームが実施する試験栽培と農業者育成講習会会場として受け入れも行っているところであり、今後とも地域と連携強化により、さらなる事業規模の拡大を図り、安全安心で高品質、多収穫な栽培を確立し、地域にしっかり根づいた経営を期待するところであり、本年度におきましては、馬鈴薯、南瓜、ほうれん草など栽培・収穫を行っているところであります。平成 22 年度の研修実績といたしましては、長期研修セミナーといたしまして、4 月から 10 月の期間で合計 18日間延べ 19 名が農業基礎理論、土壌分析、施肥設計などによる有機農法の基礎知識の習得を進めながら、圃場実践の場といたしまして、市内外の農家の協力を得ながら、研修を行っており、卒業後はジャパンバイオファームの生産ネットワークにより支援を得ながら、継続して研修を進めているところであります。さらに、短期研修セミナーでは 21 名が校長の開設する相談セミナースタイルで、栽培上の課題、疑問に対しての対処方法や考え方について研修を行っております。このほか樹海中学校におきまして、有機栽培による食育の勉強会や地域住民を対象に研修会などを開催、また10 月には、施設内のつつじ園及び池の清掃活動を地域住民、民間ボランティア 60 名の協力のもと実施をし、適切な施設管理を進めるとともに、地域に根差した活動を展開をいたしているところでございます。こうした栽培収穫された農産物につきましては、東山パークゴルフ場に隣接して設置をされております東山直売所で 7 回、麓郷の森の駅で 8 回、さらに富良野商工会議所前で開催されております地産地消土曜朝市では 10回にわたり販売されているほか、8 月 27 日、28 日に北海道大学農学部前で開催されたイベントでも販売を行っているところであります。2 点目の平成 23 年度の事業についてでありますが、これまで 4 年間にわたり継続して実施してまいりました長期短期の研究セミナーを中心に、新規就農希望者の育成を進めていくとともに、市内外を問わず、有機栽培技術の普及・向上を目指していくものであります。また平成 23 年度につきましては、オーガニックアカデミー事業に対する担当職員の定住が計画されていることから、研修生等の受け入れに当たってはこれまで以上にきめ細かな対応ができると予想されますことから、引き続き研修生募集につきましては、ホームページ、ブログ、バス時刻表広告等を利用しながら進めていくとともに、アカデミー主催による勉強会や基礎的な内容を含めた地域研修会を定期的に開催していく計画が立てられているところであります。さらに地域再生計画の最終年ということもあり、この4 年間の研修成果をもとに、国の未来を切り開く 6 次産業創出総合対策予算への申請採択に向け、オーガニックアカデミー支援協議会と連携した取り組みにより、事業拡大を図り、安全安心で高品質・多収穫な栽培を確立し、安定的な収穫の確保を目指してまいります。また有機栽培による農産物であることから証明できる公的機関の認証も視野に入れた取り組みについても、ともに検討をしてまいります。3 点目の地域再生計画の整合性についてでありますが、地域再生計画の目的は、国の補助金で整備され廃校となった学校施設を民間事業者が有効活用し、地域の雇用拡大、定住者の確保、交流人口の拡大による地域経済の活性化、さらには基幹産業である農業の振興を図るものであります。平成 20 年第 2 回定例会、平成 21 年第 2 回定例会、さらに平成22年第2回定例会においてお答えをしておりますが、国の地域再生計画の認定を受けましたオーガニックアカデミー構想は、有機農法の知識及び技術向上と普及に向けた技術指導者の育成、新規就農者の育成支援等を目的にしていることから、地域や関係機関、団体との理解と支援を得ながら、地域の活性化と地域振興を目的としているところでございます。平成 19 年 5 月に認定を受けて以来、この間、有機系農業を志す方々に短期・長期の研修や実践圃場を利用した農業技術の指導を行っているところであり、当初計画より進んでいない部分もございますが、基本的には地域再生計画で示しております目標に向かって押し進んでおり、最終年の平成 23 年度につきましても、これまでの実績を踏まえた事業展開が、行われるものと期待するところでございます。2 件目の農地流動化対策についての農地集積対策につきましては、本市におきましてはこれまで、離農者から地域の担い手への農地の集積が図られ、農業生産力は維持されてきたところであります。しかし、経営農地が分散をしていることによって、農作業の負担が増大をし、農地の受け手となる担い手のさらなる規模拡大が阻害される傾向にございます。また今後 5 年、10 年先には、高齢化による離農が進行し、農地が大量に供給されることが予測されるところであります。現在、農地に関する情報は農業委員会の農地台帳、農協の農地マップシステム、土地改良区の地図情報システムなど、各農業機関団体がそれぞれに活用する範囲で整備をされている状況にございます。このような状況の中で、将来にわたって農地を有効活用し、地域農業を維持発展させていくためには、担い手の経営農地を面的に集積をし、農作業の効率化を図ることや経営の多角化など、さらなる経営改善を目指してことが重要な課題であると、認識をいたしているところでございますので、将来的には一元化された農地情報関係機関団体が共有することによって、農地流動化の最適化につながる必要があると考えているところでございます。農地利用集積円滑化団体につきましては、平成 21 年の農地法改正に伴い、農業経営基盤強化促進法が改正をされ、農地利用集積円滑化事業が創設されたところであります。この事業は市町村や農協などが円滑化団体となり、農地の差出し手から委任を受け、農地の受け手に貸し付けを行うものでございます。本市におきましては、農業戸別所得補償制度の本格実施に伴い、円滑化団体が規模拡大加算の条件にもなっていることから、本年 4 月の設立に向けて、準備を進めているところであります。今後農業委員会を初めとする関係機関・団体と連携・協議を図りながら、本事業を推進してまいりたいとこのように考えているところであります。以上であります。
質問 8番 岡本俊
市長全体の答弁では、研修とかそういうことが進んでいる、そういうような流れの答弁であったと思いますが、当初、オーガニックアカデミー構想の時には先ほど申したとおり、投資計画があって研修施設やそれぞれ具体的な事業、地域の活性化、雇用を含めて計画があったわけであります。修学旅行の研修受け入れとか、その辺、それと同時に定住移住・雇用などもあったわけですが、その辺に関してどのように現状を捉えているのか、改めて御質問したいというふうに思います。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
岡本議員の再質問にお答えを申し上げたいと存じます。オーガニックアカデミーが 19 年に認定を受け、あそこでスタートしたわけであります。実際にあの地域で実施するに当たって、一つはやはり地域の協力体制がどう構築できるか、いうことが大きな課題の取り組みでございました。二つ目は、実際に事業をやる上において国の予算をどううまく活用・利用できるか、その事業にあったものをどう構築していくかという大きな課題の取り組みも現実にあったわけでございます。そういった中で、お話をお聞きしますと、先ほど御質問あった中で、食の利用価値を進める中で、共同出資を行っていた方がお亡くなりになったという現実的なものもございました。そういうことを含めて、改めてやはり、このオーガニックアカデミーの現地における状況から、現在の農業のそれぞれ経営する中で、有機農法の理解度というか、あるいは地域における有機農法の全体的な把握の状況がなかなか地域においては進んでいかなかったというのが現実の状況であります。そういう中で一昨年、それぞれ地域において協議会的なものが設置ができまして、お互いに信頼関係の状況づくりがでてきたわけであります。そういう中で、私は過去 3 回の答弁の中でお話をさしていただいておりますけども、現実に長い目で見てあげなければ、この事業展開というのは、どの事業においても、個々の農業においても、それぞれ生産を上げるにおいては、いろんな形で努力をして今日にきてるわけでございますから、私は事業においてもそういう状況づくりをしながら、地域において信頼を置けるような状況をつくっていく。その一つが昨年できました北翔園の中で、現在、試験地として活用をして、北翔園が主体となって試験地をつくって、そして先ほど御答弁さしていただいたそれぞれ有機農法における野菜の販売を御答弁で申し上げました地域において、少なからず現実的に動いてきている状況でございます。そういう状況を考えますと、私は何回も十分その企業と地域と行政がやはりある程度、指導あるいは支援をする。協力支援をするような状況づくりを地域ともどもやるような状況づくりをしていかなければ、東山全体の農業における信頼がなかなか難しいと、こういう観点もございまして、昨年からそういう状況づくりをしてまいりました。今年度の事業におきましても、先ほど答弁の中にもお話しましたとおり、農業の 6 次産業化法が今年の 3 月 1日に施行になったわけであります。現在、オーガニックアカデミーの方に今年度の行う事業の内容について国の補助事業を受ける段取りをしたいと、こういうことになっとりますから、市といたしましてもその内容をよく吟味して、それが将来の展望として事業化のできるような内容になっていくのか。あるいはまた地域の振興に大きく役立つ状況づくりになるのか。あるいはまた地域において、それに参画できるような状況づくりができていくのか。あるいは将来雇用の確保の状況づくりにあわせてできるのか。こういうことを判断しながら、この国庫補助申請に十分協力できるような状況づくりをしてまいりたいと、このように考えているところであります。そういう意味におきまして、私は、いま御質問ありました状況の中で、少なからず進んできている、このように申し上げそれぞれオーガニックアカデミーの中でもそういう役員の中で亡くなられたこういう状況も現実にありまして、遅れているというのが実態であります。ですからあわせて、私は、この東山地域全体の有機農法というのは、恐らくこれから若い人に少なくとも引き継いでいける、あるいは引き継いでいかれるような状況づくりをしておく必要性がある。それが安全安心の野菜の出荷につながっていくだろうと、このように考えているとこであります。
質問 8番 岡本俊
その辺は、私は理解するところもあります。このオーガニックアカデミーの事業に関してですね、平成14年の8月の3日の臨時議会で、平成 19 年 8 月 3日の臨時議会で提案がございまして、その中で議会の中での議論経過で、1 つ提案理由としてですね、今回の事業は、農業の特性を生かし、地域経済の活性化と基幹産業である農業のさらなる発展を図るため、農業技術者育成、食農教育の場、または農産加工の体験学習の場として活用するとともに、地域経済の活性化と雇用の創出を図るという提案だったわけであります。そのときにいろいろ議会の中で議論があったのも当然でありますが、当時の教育部長は、先ほど言ったように19 年度における設備投資、宿泊、厨房だとかその年度を追っての設備に関する提案がございました。そして、最後は議論の中では、撤退した場合に対する考え方だとか、そういうことも議論されたわけであります。先ほど言ったようにそういうハードの面も一緒に我々は議会の場で議論したというふうに理解しておりますし、私もそういう勉強を学ぶというソフトの部分とハードの部分、この二つは表裏一体というに私は考えているわけでありまして、その部分のハードの部分が全然投資されていない。実際にそのハードの部分というのは研修施設が主だったわけでありますが、当初。その研修施設もいまだできあがってない。こういう現状で本当にこの当初の提案である理由が達成されるのかなというふうに疑問を持ってるわけであります。基本的には、先ほども言ったように、市と民間業者との契約行為である。やっぱり契約というのは、お互いに契約をする段階においては事業計画だとか、そういうものを認めあって納得して契約しているわけです。ある部分では、私にとって見れば、この実態というのは契約違反でないかと。契約に立ってないんだったら、改めて再度計画に対する提案というのは、株式会社ジャパンバイオファームが市に具体的な改めて年度計画を出すべきだと、私は思うんです。ですから、市長は有機農業とかそういうのは地域の理解を含めてやるというけれど、もう 1 点このオーガニックアカデミー構想では地域の雇用創出、そして地域の活性化という課題も同時に抱えている問題なんです。その部分が遅れていると、その辺に対して市長はどのようにお考えなのかをお伺いいたします。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
岡本議員の再々質問のお答えを申し上げたいと思います。私は、すべての事業を含めてですね、行政も同じであります。計画を作って実施するに当たっては、そんな簡単にスムーズにいける課題の取り組みというのは、少ないのであります。ですから地域が支え、あるいは共通した認識を持ってやれる状況づくりをつくるということが、これからのやはり東山の発展に大きくつながっていく基礎的な要件になるわけですね。事業というのは、そこでやはり確立できるようなものがきちっとないと、よそのものをもってきて売るということであれば、これは東山地域のですね、農産物を主体として有機農法で実施できるような状況づくりが私は望ましい姿に将来なっていくだろうと。これを基本に行政としても考えておく必要性があるのではないか。このように考えております。ですからハード的な問題というのは、そういう状況づくりを含めた中でですね、食に対する状況づくりの用意ができた時点で、この地域におけるもののハード的なものに双方が地域を含めて、行政を含めて、それらの問題について十分協議をして、将来展望というものをつくっていく必要性がある。こういう観点で私は何回も大変恐縮でございますけども、長い目で見てあげるということは、そういう意味を含めて言っているわけであります。もう一つは、雇用の問題であります。いま現在、農家のそれぞれの雇用というのは、個々に雇ってやってるわけでございますけど、だんだんそういう状況も難しい状況になってきているのが現況であります。ですから、私どもといたしましても、いまやっております富良野の職訓の後にできております人材開発センターにおいて、農業従事者における人づくりを一昨年から実施をして、できるだけ農業に対する労働者をふやしていって、そしてそういう状況づくりの中で、農家の労働力を確保していくと、こういうこともあわせてやっているわけでございますけども、そういう状況から考えますと、これからの農業のあり方というのは、このオーガニックを含めた中でですね、雇用の確保をしていく状況づくりということになれば、個々の農業の運転だけではなかなか雇用確保とは難しい。それが一つ。もう一つは、私は先ほど御質問あった中でですね、修学旅行の関係のお話があり、おそらく今年から修学旅行は東山にも打診をしながら、昨年からやってるわけでございますけども、なかなか地域の農家で受け入れるような状況が、山部はもう既に 1,200~1,300 人毎年入っているわけでございますけども、東山についてはまだ、そういう受け入れ状況にはならない状況になっておりますから、今年からやはりそういう観光振興計画とあわせた中でですね、行いながら、御質問あった中でですね、研修を含めた状況づくりもあわせてやる必要性があるのかなと、そんな感じもをしておるとこでありまして、いま御質問あったハード的なものについては、事業者が当然考えているわけでございますけども、事業者も商売にならないことをやってですね、やるというのはなかなか難しい問題もあるでしょうし、先ほど御答弁さしていただいた役員の方で畜産関係の方がお亡くなりになったということもございますから、そういう状況も含めて、もう少し協議の中で判断を進めていく必要性があるだろうと、このように考えているとこでございます。
質問 8番 岡本俊
市長は地域全体、東山地域の農業という視点でいま御答弁なさったわけですが、19 年のですね、臨時議会の時にですね、2 社の応募があって庁議メンバー12 名で選定委員会で採点方式で、そしてプレゼンテーションを含めて検討してオーガニックアカデミーに決まったという、ジャパンバイオファームに決まったということなんですが、そのときにですね、いま市長、商売ならないことはやらないのが当然だというようなことを言いましたけど、でもそのときの計画のプレゼンテーションの中ではおそらく先ほど言った 1 億 6,000 万の投資ってのが明記されていたはずでありますし、そして本来ならジャパンバイオファームはその目的のために 1億 6,000 万の投資を行うべきなんです。でも投資を行ってない現実、でも、1 億 6,000 万の投資をすることによって何が得られるのかということになれば、その時に言ってましたけど、20 年には搾乳体験、アイスクリームづくりだとか、21 年には農産加工、観光農園、観光牧場開園。そして、パンづくり、大豆生産による豆腐・味噌・しょう油づくり。そういうことを具体的に 19 年度の臨時会では理事者として提案理由の中で触れておるし、そして我々の質疑の中でもそういう答弁をしているわけです。私はここに、議員としてこれに賛成した 1 人としてですね、やはりいまの現状を僕は予測してませんでした。やはりジャパンバイオファームがしっかり投資計画どおり投資をして、そして資本投下することで地域農業を活性化する大きな原動力になるというふうに私は思って賛成したわけです。でも現実的にはですね、何らやられてない。研修施設もない。市長、最近行ったことありますか。あそこに。私は何か行ってますけど、いま丸屋根の体育館ありますよね、あそこのガラスが割れてるんですよ。そのガラスが割れているってことは、逆に言えば雨風が入ってですね、その施設がいたむ可能性だってありますよね。そういう現実なんですよ。だからそういう現実をとらえてみるとですね、株式会社ジャパンバイオファームにですね、しっかりと投資をしていただいて、そしていまあるような現状をですね、打開しない限りですね、いくら有機農法と言ってもですね、これは地域の皆さん「うん」と言わないと思います。先ほど答弁にもあったつつじ園の問題もありました。せっかく我々、地域の皆さんは、苦労して作ったつつじ園をあのような形では問題があるよという話、ですから去年、多くの皆さんのボランティアできれいにした事実もあるわけですよね。こういうふうにちゃんと答弁しているんです。ですからジャパンバイオファームにしっかり投資をしてくれと。先ほど言ったように契約ですから、市は契約を履行するために、しっかりとジャパンバイオファームに申し出るべきだと私は思いますがどうでしょうか。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
岡本議員の再々質問にお答えを申し上げたいと存じます。計画の中でですね、ジャパンバイオファームがお話しされて市が認定をした。これは事実であります。現実にあそこで投資をするということは、おそらく会社の考え方ではですね、国の補助をもらってやるという計画があったと思います。自分の投資をそのままそこに投資をするという状況では、私は国のお金を使ってそこへ投資をあわせてやると、そういうお考えではなかったかと思うんですね。そういう形をとるということは、国が認定をしていただくということは、それだけの要件を満たさなければならないということなんです。一つには大きく自治体の協力、あるいは農業団体の協力、こういったことも一つの要件になるわけですね。そういう条件を踏まえた中で、事業起こしの状況が出てくるだろうと、このようにいま考えている訳です。そういう意味で先ほど御答弁さしていただきましたけども、国で今年の 3 月 1 日から 6 次産業化における補助事業というものが新たに法律化されました。この事業に載せれるような状況づくりの計画が、まだ3 月の下旬ぐらいまでには、市の方にお届けすると、こういうお話になっておりますから、これらについて十分、行政といたしましても検討する中で、それが将来、東山地域、富良野全体の農業に大きく貢献していただけるような状況であれば、これらについても、市も御協力を申し上げていく必要性があるだろうと、こういう中身であります。それからもう一つは、違反でないかと、こういうお話でございますけど、まだ期限が来てないうちに違反だと。そういうことはなかなか、これは本人が申し立てない限りですね。期限が来ないうちにそういう行政として発言をするというのは、これは好ましい状況でない。このように理解をしているところであります。
質問 8番 岡本俊
プレゼンテーションのときに、我々はそういうことを聞いてない。僕の記憶では、会議録にはそういう国の事業、国の支援を受けながら、事業にのりながらこの事業を展開するなんていうことは、会議録にはのってないわけで、僕は初めて聞いた現状では。あのときの会社が独自の資本投下を行うという話、それだけだったというふうに思っております。私はいま初めて国の事業とか、これから国の事業がなければ、事業展開できないということだったら、では庁議メンバーの 12 人の選定委員会の採点方式でなぜジャパンバイオファームが決定されたのかですね。つまり資金的なこういう裏づけがないまま、選定委員会、そして市長も含めて我々に提案したということになるんでないですか。私は非常にそれは問題があるというふうに思います。余りにもこの事業のプレゼンテーションが、提案がすばらしすぎるから。私にとってみれば、あそこの校舎の廃校後にですね、こういう食農施設やアイスクリームの工房やパン工房やあそこは大変車の多いところです。抜け道としてマイクロバスが通ります。大型バスも通ります。そういう中で僕は絶対あそこはいい場所だというふうに思ったわけです。そこにこのように 5 年間ですばらしい 1 億 6,000 万の投資がある。これは地域経済の活性化、そして富良野農業の起爆剤になると思ってたわけですが、いまの話を聞くとですね、商売にならないことは投資をしないとか、国の事業がつかないから投資ができなかったっていうのは、私はですね、それはいいわけでしかないというふうに思うんです。何のために選定委員会でどういうふうにして選定をして、選定基準でそして提案したんですか。我々はそれを期待して認めたわけですよ。でも現実的には、先ほども言ったように、体育館の窓が割れてても修理されてない現状、これは私は絶対少なくともそのぐらい直してもらわないとですね、これは市民の財産ですよ。そういうことに関してですね、何ら言わないで、そして事業計画含めて、進んでいないということに関してですね、私は大きな問題があるという風に思いますが、いかがでしょうか。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
岡本議員の再々質問にお答えをさしていただきたいと思います。オーガニックアカデミーの 19 年に認定をして現在に至ってるわけでございますけども、計画的なものについては、残念ながら現在のところ計画通りには進んでいない。これは、そういう状況だというふうに、先ほど御答弁さしていただいてございますけども、5 年間のうちの 4年目に当たりまして、先ほども御答弁さしていただきましたけども、23 年度の計画をおそらく 2 回目御答弁さしていただきますけども、3 月の下旬ぐらいまでには計画が出てまいります。その計画に基づいて、当然、内容が 19 年に沿った中で、どの部分が削除されてそして新しいものに変わってくる状況も、あるのかないのか。あるいは先ほど御説明さした中で、畜産関係の最高責任者の方が一昨年亡くなったということが大きなやっぱり、この件を進める上でも、人的な損失が現実的にあったわけですね。ですから、そういうことも含めて、少し長い目で見てあげようというのが私の心情でございますから、当然、将来における東山・西達地域の農業の方々に恩恵がこうむるような、そういう状況づくりは行政も後押しをしていかなきゃならない。こういうのが私の基本的なな考え方でございます。ですから、23 年度の計画がもうしばらくしますと出てまいります。そういう状況を見ながら、行政も内容を見ながら判断をし、支援をしていく。こういう形をとってまいりたい、このようにいま考えているとこでございます。
質問 8番 岡本俊
この問題ですがね、計画どおり具体的な、我々議会に説明し、まだ履行されてないと。そこに大きな問題があってですね、やはり市長はおそらく社長と直接会っていろんな議論をされているというふうに思うんです。ですからやはり市長はですね、もっと我々にいま言う長い目で見る、そういう視点じゃなくてですね、やはり毅然とした態度で社長に向かって、そして投資をしてください。このままではいけませんよ、ということを毅然と言わないといけないのではないかと思うんですよ。ですから、本当に我々はですね、このオーガニックアカデミー構想で東山地域の活性化に期待している。そして期待した 1 人としてですね、現状は許されない状況であります。ですから市長もですね、社長にしっかりその辺に関して伝えて、そして新たな 23 年の事業に取り組む、それをしっかり伝えていただきたいと思いますが、その辺はどうでしょうか。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
岡本議員に再三よっての御質問にお答え申し上げます。社長さんには、年に 2 回か 3 回お会いをして、いま御指摘のあった問題については、お話をさしていただいております。現実的にそういう方向での真剣さというのが、23 年度の計画の中に出てくるものというふうに期待はしておりますけども、実際問題として出てきてみないと、わかりませんけども、私は、おそらくこの会社は農水省の外郭する大きなアドバイザー的な役割もこの社長さんは担ってるというふうに聞いておりますし、あるいはまた全国的な中でですね、成功例もたくさんございますから、これから成功例のある四国、島根県、高知県、この二つの県に行ってその状況的なものも含めて、検証する必要性もあるかなと、こんな感じを持っているとこでございまして、いま御質問あった問題については、私からも再三、社長さんに対しまして、お話をさしていただいているのと、先ほどから答弁さしていただいております。23 年度の事業計画についても、早急に対応できるような状況づくりをしてまいりたいと、このように考えております。
質問 8番 岡本俊
それだけの社長さんでしたらね、いままで農水の事業も含めて、引っ張ってこれたというふうに思うんですよ。そういう実績がある方ならば。ですからやはりですね、富良野市との契約ですから、しっかり契約を履行するように、強く求めていかなければいけないと思いますし、それだけの力があるんだったら、この 4 年間いろんなことできたんでないかと、私は改めてこう疑問に思うわけなんです。ですから、それは省いてですね富良野市のこれから地域そして目的達成のために、地域再生計画の目的達成ためにですね、市長は改めて強く株式会社オーガニックアカデミーに申し入れて、投資を行い、そして地域の雇用を含めて、農業の活性化、そして富良野地域のですね、有機農業の取り組みのパイオニア的な存在になっていくべきだと私は思いますが、その点について改めてお伺いいたします。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
岡本議員の再三にわたっての御質問にお答えを申し上げたいと思います。一つは、会社経営の中で、農業者、地域、これらをひとつきちっとしたものの、協議会的なものがなければ、会社単独入ってきてこれがやるんだということには、商売というのは、私はそういうものではないと思います。ですから、いま岡本議員の御指摘ありました、やっぱり地域で、将来展望、雇用する、あるいは農業の振興を図っていく上に大きく寄与していただくということなれば、地域のやはり信頼関係をつくっていくということが大きなやっぱり要件になるわけですね。それからもう一つは、農業団体がこれらの問題について、ここ 3 年ぐらいお話し合いを持っているわけでございますけども、なかなか協力状況には至ってない問題がございます。そういう状況の中で法律を改正になって、新しく 3 月1 日から施行するについては、そういう団体の協力を得なくともできるという状況に、法律が改正になったというふうにお聞きしておりますから、そういう状況の中で、市がバックアップできるような体制の中でやっていく、こういう体制づくりをしていきたいと、このように感じているとこでございます。
質問 8番 岡本俊
このオーガニックアカデミーに関してはですね、今後とも私自身もですね、注意深く見守っていきたいというふうに思いますし、計画実行のために市長自身も頑張っていただきたいと思います。最後になりますが、農地の流動化について少しお話を伺いたいというふうに思いますが、現在、先ほど言ったように担い手対策含めて大きな課題の一つとして、農地の集積ということがございますが、議長のお許しを受けてですね、農業委員会の方にですね、この農地集積に対する基本的な考え方があればお聞きしたいと思いますが、よろしくお願いします。
答弁 農業委員会会長 東谷正(農業委員会会長は2017年6月まで)
それでは岡本議員さんの質問にお答えしたいと思いますが、先ほど市長の方から答弁がありましたように、5 年後、10 年後、高齢化による離農が大幅に進行しながら、農地が大量に出てくるということ。また岡本議員さんが言われましたように扇山はいま戸数が 50 戸と、その中でどれだけの後継者がいるかといま問題視されているわけです。我々もですね、10 年後にはやや半分ぐらい農家戸数になるだろうと、大きく課題を持ちながら、どうすべきなのかというふうに委員会も考えておりまして、市長との懇談もさせていただきながら、どうやって次のその農地を受ける担い手を育てるべきなのかというふうに、話をさしていただいてるところであります。当然後継者である師弟もしくは、地域営農法人または法人化。さらには、第三者継承での担い手づくりが一番これからは必要になってくるだろうと。ただ、それだけではまずいのかなと。地域の担い手の方々が、地域をどう守っていくか、まずそこら辺から 1番必要な課題になってくるんだろうというふうに思っております。委員会もですねいま農政特別対策というものを立ち上げまして、その分をいま検討をさしていただいてるとこでございます。従来ですと、市長と要望・要請・建議ということで 年前にさしていただいているとこでありますけれども、いままだ地区の委員さんが地区のことを考えながら、それぞれ 5 ブロックに分けながら、その対応をしていきたいということであります。多分、我々も結果を出しながら、市長に要望を出しながら、このことのまず担い手をどうつくるべきかというものを提案していきたいと思っております。よろしくお願いいたします。