深川市議会 令和7年第2回定例会 2025年6月19日
ふるさと納税
2025年6月19日、深川市議会の一般質問で、宮澤孝司議員が「ふるさと納税」について質問し、経済・地域振興部長 香川貴敬が答弁しました。
- 質問者
- 宮澤孝司 議員
- 答弁者
- 経済・地域振興部長 香川貴敬
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 宮澤孝司
次の質問に入ります。ふるさと納税についてであります。先週、二つの自治体がふるさと納税の返礼品に関する基準違反で指定の取消しとなっております。この自治体というのは、長野県須坂市と岡山県の吉備中央町であります。須坂市は、返礼品のシャインマスカットについて、仕入れを担った会社が産地を偽造していたことが分かったにもかかわらず、必要な措置を講じなかったとして、返礼品を地場産品とする基準に違反したこと、また吉備中央町は、返礼品の米について、生産者に買取り費用などに加え、出荷量に応じた奨励金を交付していたとして、返礼品の調達費用は寄附額の3割以内とする基準に違反したということです。2自治体とも、17日付でふるさと納税の対象自治体としての指定を取り消されております。対象自治体の取消しは、今回の2件を含めて5例目となっております。あるサイトのアンケート調査で、最も多く寄附した自治体の米部門では、全国8位に吉備中央町が入っており、果物部門では1位が須坂市でしたので、指定取消しの影響はかなりの額と思われます。本市としましては、これまでどおりルールを守った対応を望むところであります。全国的にふるさと納税の寄附額は、これからも伸びて上限は約2兆円と言われております。2023年度の寄附額は約1兆1,175億円となり、初めて1兆円を超えました。2024年度も各自治体が寄附を増やしているとのことで、まだまだ伸びる可能性はあります。2024年の本市のふるさと納税の寄附額は、決算前ですが大体16億円を超えたとお聞きしております。これは前年比250%増で過去最高額となっており、返礼品の内訳としては約9割が米であります。昨年12月、農林水産省は、2024年度産米の収穫量が前年比2.7%増の679万2,000トンと発表しました。前年度に比べて18万2,000トンの増となっていますが、そのことから米をふるさと納税返礼品の主力とする空知管内の自治体では、米価格の影響を受け始め、今年に入ってから米価高騰により安定した対応ができない状況となっております。また、今年5月から備蓄米の放出が始まり、北海道内でも今月11日から大手食品スーパーでの販売が行われ、5キログラム2,000円程度で販売されております。政府としても米価格の高騰対策に苦慮しております。私がふだん買物に行く市内の食料品スーパーでは、備蓄米の販売はありませんでしたが、深川産米の5キログラムの価格は、ななつぼしが3,590円、税込みで3,877円、ふっくりんこが3,690円、税込みで3,985円で、その店には深川産のゆめぴりかは販売していなかったのですが、前年度から見るとやはり高い現状の価格と思われます。市役所近くのコンビニエンスストアでも備蓄米が販売されたようですが、今は既に売り切れということで表示されています。本市においても、2024年度のふるさと納税では大きな伸びが見られましたが、後半問題点もあり、課題を残す結果となりました。今年度はさらなる伸びを期待するところであります。ここで、2点についてお伺いします。1点目は、4月、5月の寄附状況についてお伺いします。価格高騰で様々な影響があると思いますので、その点も含め、お伺いします。2点目は、これまで一部のふるさと納税サイトでポイントが付与されていましたが、10月1日からふるさと納税でのポイントが禁止になると聞いております。ポイントを廃止する理由として、ポイント付与に係る競争の激化、返礼品取扱い業者による不適切な宣伝広告などが挙げられています。9月30日までの利用分にはポイントが付与されるとのことですが、ポイント廃止による寄附額への影響についてお伺いします。
答弁 経済・地域振興部長 香川貴敬
ふるさと納税についてお答えいたします。1点目の本年度5月までの寄附受入れ状況につきましては、前年同月比1.5倍の約1億3,500万円となっております。寄附増の要因といたしましては、米価高騰の影響を受け、令和6年産米への需要が高まったことに加え、多くの自治体が7年産米の先行受付へ移行している中、本市が引き続き6年産米の受付を継続している点が寄附者の皆様に評価され、コンスタントな寄附につながったものと考えております。2点目のポイント廃止への影響についてでありますが、指摘のとおり、10月1日よりポータルサイト等による寄附と連動したポイントの還元・付与が原則禁止されることになっております。これによるふるさと納税制度への影響としましては、ポイント廃止が迫る2025年9月までは、ポイントが付与されるうちに寄附を済ませておこうとする駆け込み需要が発生する可能性があり、特に高額なポイント還元を重視していた寄附者にとっては、この期間に最大限利用しようという動きが強まると考えられます。また、今後のふるさと納税については、2023年10月の制度改正の際にも一時的に駆け込み需要と反動減が見られましたが、総体としての寄附額は増加傾向にありまして、今回のポイント廃止も同様の経過をたどる可能性があると思われます。このことから、2025年10月からのふるさと納税におけるポイント廃止は、寄附者の動機づけや自治体間の競争の在り方に変化をもたらしますが、ふるさと納税制度全体の魅力が大きく損なわれるものではないと考えられます。さらに、中長期的には、本市が提供する返礼品の魅力と地域への応援という制度の目的を明確に打ち出すことにより、より多くの寄附者獲得につなげられるものと期待しております。本市といたしましては、ふるさと納税制度の動向を注視し、引き続き寄附者の皆様に喜んでいただける魅力ある返礼品の提供と、深川市の魅力発信に努めてまいりたいと考えております。