深川市議会 令和7年第2回定例会 2025年6月17日
資格確認書の交付
2025年6月17日、深川市議会の一般質問で、松原やす子議員が「資格確認書の交付」について質問し、市民福祉部長 横井誠が答弁しました。
- 質問者
- 松原やす子 議員
- 答弁者
- 市民福祉部長 横井誠
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 松原やす子
私は今、元農林水産省職員であり、現在、東京大学教授の鈴木宣弘先生が書いた、世界で最初に飢えるのは日本という本を読み始めております。まさにタイトルが現実味を帯びたものとなっていると思います。私は以前、JAきたそらちが主催する研修会に参加し、JAの職員の方に、日本の食料自給率、これはカロリーベースになりますけれども、「三十数%は危険では」と言ったときに、その方は「北海道の自給率は200%です」と言われ、「じゃあ北海道にいたら安心ですね」と話したことがありますが、このたびのことでそういうことではないということが分かりました。備蓄米の放出で救世主のような装いをしてテレビに映し出される小泉農林水産大臣を見るにつけ、農業政策の反省なく、小泉劇場はやめてもらいたいと思います。今この時期に米が安く買えるのは、消費者にとってはありがたいことですが、昨年から今日にかけての混乱、こういう事態が起きないようにするのが国の仕事かと思います。安全保障と言うなら、食の確保が一番大事だと思います。軍事費よりも食料確保のために生産農家への所得補償、消費者には購入しやすい米の価格に財源を使ってほしいと思っております。それでは、通告に従い一般質問していきます。まず、1点目、資格確認書の交付についてであります。今年7月で今まで慣れ親しんだ国民健康保険証の名称がなくなります。政府は健康保険証の新規発行は昨年12月で停止しましたが、今年3月時点でのマイナ保険証の全国の利用率は27.26%にしかすぎず、2024年12月は25.42%なので、普及は鈍化しています。マイナ保険証の普及が進まないことで、厚生労働省は今年4月に75歳以上の後期高齢者を対象に、マイナ保険証の保有の有無にかかわらず、2026年7月までを期限として、資格確認書を交付することにしました。このような措置を取る理由として、後期高齢者のマイナ保険証の利用率が相対的に低いことを挙げています。私は以前から一貫して従来の保険証を残すべきだと主張してきました。シンプルで使い勝手がよく、期限が切れる前に保険者から送られてきていた保険証に何ら問題はなかったのに、マイナ保険証制度に変わることで、複雑な問題が起きてきています。そのような中で、東京都渋谷区や世田谷区は、マイナ保険証の保有の有無にかかわらず、国民健康保険の加入者に資格確認書を一律で発送することを予定していると聞いております。そのほうが利用者のトラブルはなく、行政の仕事の煩雑さも起きないと思います。また、修学旅行などの学校行事の際における児童生徒の被保険者資格の確認方法について、一部改正の事務連絡が2月12日付で厚生労働省から発出されていますが、マイナ保険証を持参することができない場合は、一つとして、マイナポータルの被保険者資格情報、二つとして、資格情報のお知らせ、またはその写し、三つとして、資格確認書の写しで可能としています。つまり前回の質問のときに診療窓口でも資格確認方法が9種類あると言いましたが、児童生徒の課外授業やクラブ活動の遠征にも保険証の携帯が必要で、それも4パターンあることになります。健康保険証は、命と健康を保障するもので、途切れることなく手元にあることが大事です。伺います。深川市として、東京都渋谷区や世田谷区のようにマイナ保険証の保有の有無にかかわらず、国民健康保険の加入者に資格確認書を一律に発送することは考えていますか。
答弁 市民福祉部長 横井誠
資格確認書の交付についてお答えいたします。令和6年12月2日以降、健康保険証の運用がマイナ保険証を基本とする仕組みに移行し、本年7月31日からは順次発行済みの健康保険証の有効期限が到来することになります。厚生労働省からは、後期高齢者医療の被保険者について、マイナ保険証の利用率が低く、被保険者証の一斉更新の際に市町村窓口に資格確認書の交付を求める方が集中することが懸念されるため、暫定的な運用として、マイナ保険証の保有状況にかかわらず、資格確認書を交付するよう通知されており、本市においても、この通知に基づき、被保険者全員に資格確認書を交付することとしております。一方、国民健康保険の被保険者については、様々な年代・属性の方が含まれており、後期高齢者のように新たな機器の取扱いに不慣れである等の理由で、マイナ保険証への移行に一定の期間を要する蓋然性が一般的に高いと言える状況ではないことから、全員一律に資格確認書を交付する状況にはないとの見解が厚生労働省から出されております。本市の国民健康保険加入者のマイナ保険証の登録状況を申し上げますと、本年5月1日時点で加入者3,819人に対し、登録者2,871人、割合にして75%の方が登録されており、厚生労働省の見解や資格確認書の作成に係る経費なども考慮し、被保険者証の一斉更新時における国民健康保険の資格確認書は、マイナ保険証を保有していない被保険者の方に対し交付してまいりたいと考えているものであります。