深川市議会 令和7年第1回定例会 2025年3月7日
市役所内での火災における避難訓練の実施と今後の防火対策
2025年3月7日、深川市議会の一般質問で、新田旺議員が「市役所内での火災における避難訓練の実施と今後の防火対策」について質問し、市長 田中昌幸が答弁しました。
- 質問者
- 新田旺 議員
- 答弁者
- 市長 田中昌幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 新田旺
早速ではございますが、通告に従い一般質問をさせていただきます。まず初めに、市役所における避難訓練と今後の防火対策についてでございます。市役所は多数の市民が利用する公共施設であることから、市役所で働く職員や日々訪れる市民の皆さんの安全を確保するため、避難誘導の訓練や避難経路の確認は重要です。この事例は市役所ではありませんが、東京都新宿区で平成13年に発生した明星56ビル火災では、ビルの3階と4階を焼失し、死者44人、負傷者3人を出す大惨事になりました。火災を発見した従業員は、消防にすぐには通報せず、ほかの店員には知らせておりましたが、初期消火活動もされず、初めて通報が入ったのは、火災発生の約1時間後だったことが大きな被害が出た要因になっています。また、避難経路である階段付近で出火しており、従業員も避難誘導ができずに、そのまま火の手が広がり、多くの犠牲者が出ております。このビルでは、消防署の立入検査の際に、消防計画の未設定や避難訓練の未実施など数々の不備が指摘されていたにもかかわらず、改善されておりませんでした。従業員に防火に対する教育や避難訓練などを定期的に行っていれば、被害を最小限に食い止めることができたのに、それを行わず、このような大惨事になってしまうケースも想定して、深川市役所でも定期的に職員への防火についての教育や避難訓練の実施についても検討するべきと思います。令和6年第3回定例会の一般質問において、伊藤議員からも窓口での悪質事例への職員の対応訓練や火災を想定した避難訓練について質問があり、旧庁舎のときには職員を対象とした避難訓練を実施した経緯があるが、新庁舎になってからは庁舎の消防設備や避難経路、職員の役割分担も変更になったことから、改めて実施を考えていると答弁がありました。ここで2点についてお伺いします。1点目に、市役所内の火災を想定した避難訓練の実施と今後の防火対策についてお伺いします。2点目に、職員に対する研修などの取組について市の考えをお伺いします。
答弁 市長 田中昌幸
市役所内での火災における避難訓練の実施と今後の防火対策について2点の質問をいただきましたが、関連がございますので一括してお答えさせていただきます。新庁舎での火災を想定しての避難訓練につきましては、外構工事等がまだ完了していなかったこともあり、新庁舎へ移転以降、まだ避難訓練を実施できていないところですが、新田議員御指摘のとおり、令和6年第3回市議会定例会において、伊藤議員からの一般質問にもお答えしたとおり、外構の整備状況も考慮した上で、庁内から屋外への避難誘導の訓練も含め、深川消防署と訓練内容を協議の上、総合避難訓練を年内に実施するよう準備を進めてまいります。市役所庁舎については、消防法第8条に定める飲食店や物販店、ホテルなどの不特定多数が出入りする施設や、病院や社会福祉施設、幼稚園といった自力での避難が困難な方が入所する施設である特定用途防火対象物ではなく、共同住宅や学校、事務所などの非特定用途防火対象物となるため、消防法施行規則第3条第10項に定められている特定用途防火対象物に対する年2回以上の消火訓練や避難訓練を実施する義務を有するものではありませんが、非特定用途防火対象物かつ収容人数が50人以上の建物に該当しているため、防火管理者を選任する義務があり、この防火管理者の責務として消防計画の作成と消防計画に基づく訓練の実施、消火設備の点検整備と維持管理など、防火管理上必要な業務を行わなければならないと定められているところでございます。市役所庁舎に関しましては、新庁舎の完成後、令和5年11月に消防計画を改定し深川地区消防組合に提出しており、この計画において、総合避難訓練の実施や火災時の職員の役割、各係の任務分担や指揮系統を定めた自衛消防組織、火災が発生した際の避難経路図などを定めておりますので、計画内容の職員周知とともに、新庁舎の防火設備の使用方法も含めた定期的な訓練の実施などを通じて、職員の防火意識の向上に努めてまいりたいと考えております。