深川市議会 令和6年第1回定例会 2024年3月5日
幼児期からの運動習慣
2024年3月5日、深川市議会の一般質問で、大前昭代議員が「幼児期からの運動習慣」について質問し、市民福祉部長 米澤弘美が答弁しました。
- 質問者
- 大前昭代 議員
- 答弁者
- 市民福祉部長 米澤弘美
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 大前昭代
次に、幼児期からの運動習慣について伺います。子供の発達には、幼い頃からの運動習慣が欠かせないとされており、幼少期から運動を始めることが運動能力の向上につながると言われています。幼児期の運動習慣がその後の運動能力の向上に大きく影響することを実証するデータが、スポーツ庁、体力・運動能力調査で明らかにされており、近年の研究や分析により、幼児期は1日60分以上の運動遊びが元気な子供を育てる秘訣であることがデータとして実証されてきていますとの掲載がありました。また、文部科学省の調査結果からも、外遊びの時間が長い幼児ほど運動能力が高い傾向にありますが、一方で4割を超える幼児の外遊びの時間が1日1時間未満となっているともされており、幼児期は、6歳までに大人の8割程度までの神経機能が発達すると言われておりますし、タイミングよく動いたり、力の加減をコントロールしたりする運動を調整する能力が顕著に向上する時期でもあるそうです。この運動を調整する能力は、新しい動きを習得する際に重要な働きを担い、児童期以降の運動発達の基盤を形成するという重要な意味を持ち、幼児期に身につけると反射神経などが養われるため、けがや事故防止につながり、健康的かつ活動的な生活習慣の形成が成人後の生活習慣病の抑制につながるとも言われているようです。6歳までに、いかに運動習慣をつけるかが将来の体づくりに大きく関わってくると言えるようです。近年は、子供の運動離れが問題となっており、様々な要因が影響しているようで、現状として子供たちが自由に遊び回れる施設も場所も少なく、運動嫌いな子供も増えていると指摘され、体力は新型コロナウイルスの感染拡大前から低下し始め、コロナ禍の影響で人混みへの外出や遊びに規制がかかり、さらに運動離れによる低下傾向に拍車がかかっているようです。幼児期の運動は、友達とのコミュニケーションを通じて協調性を培いますし、運動という実体験から、社会性を自然に身につけることができることからも大変重要で、どうすれば楽しく体を動かし、運動することでの喜びを体験させてあげられるのか、健康な未来へとつなげるためにも真剣に大人が考えるべき問題だと思います。また、本市では、高齢者に対しフレイル予防をはじめ、介護予防の推進が順調に進捗しており、介護認定率も増えることなく推移していると聞いていますが、子供たちが将来高齢になったときに、健康で住み慣れた地域で、住み慣れた家で過ごせるように、子供の頃からの運動が高齢になってからの体の健康にも関係していることを含め、今回いろいろ調べるうちに、私自身も初めて知った事実も多くあり、子供の頃からの運動や生活習慣など、継続が大事なのだと実感しました。ここで質問の1点目です。現在、深川市内で幼児期の子供が季節や天候に左右されずに、自由活発に遊び、運動できる施設や場所はどの程度あるのか伺います。質問の2点目、国としてもスポーツ庁が、幼児期は脳や神経系が盛んに発達する時期で、7歳から8歳にその発達がピークに達すると言われています。この時期に習得した動作は大人になるまで体が覚え、年を取っても忘れることはありません。幼児期を過ぎてからでは克服しにくい不器用や苦手といった要素も幼児期に感覚を発達させることで軽減すると言われていることからも、やはり幼児期は運動能力、運動習慣を身につけるための大事な時期と言えるでしょうと、幼児期の運動について重要視する見解を発信していますし、運動のポイントとしても1、楽しく運動する、2、1日60分以上運動する、3、様々な運動を取り入れるを挙げていますが、このような観点から、子供の運動教室や運動するイベントなどの開催状況と幼児期の運動に関する取組など、取り入れる考えや展望を伺います。
答弁 市民福祉部長 米澤弘美(市民福祉部長は2025年3月まで)
幼児期からの運動習慣について、順次お答えいたします。1点目の、子供たちが天候や季節に関係なしに運動できる施設についてでありますが、現在市の公共施設では、児童センター、生きがい文化センター内に設置する生き生きスポット、子育て支援センター内に設置する乳幼児向け遊びの広場あみあみ、総合体育館、温水プール「ア・エール」、これら五つの施設が幼児期のお子様が屋内で自由に遊び、運動ができる施設となっております。続いて、2点目の幼児期のお子様が参加できる運動教室や運動するイベント等の開催状況についてでありますが、市内の各施設では多くのイベントが実施されておりますが、全てを紹介することはできませんので、本年度開催された事業の中から、かいつまんで紹介させていただきます。初めに、子育て支援センターでは、生後2か月から就学前のお子さんと保護者を対象として、親子で楽しむことのできる事業を通年で実施しておりますが、事業内容によっては制作などで体を動かさないものもあるため、開始前に必ず体操などで体を動かす時間を設けております。また、ミニ運動会や水遊び、雪遊びを含めた外遊びを取り入れるとともに、新聞紙やタオルなど身近なものを使って、家でも体を動かしながら遊ぶことができるような事業について、積極的に取り組んでおります。児童センターや生き生きスポットでは、卓球教室やドッジボール等の運動事業を行っており、総合体育館やア・エールでも幼児を対象とした水泳教室や、スポーツレクリエーションイベント等を実施しております。しかしながら最近では、3歳未満児の保育所等入所率が年々高くなってきており、3歳以上については、そのほとんどが幼稚園や保育園等に通われていることから、幼児期のお子さんを対象とした運動イベントの開催については、参加者が集まりにくい状況となってきております。その一方では、幼稚園や保育園に通われている児童につきましては、各施設において、運動教育や体を使った遊びが積極的に取り入れられているものと認識しております。市としましては、健康づくりの観点から母子保健事業等を通じ、幼児期における運動習慣の必要性についての周知を継続していくとともに、市が主催する各種イベントや事業の計画におきましても、幼児期における積極的な運動の推進について意を用いてまいりたいと考えております。