深川市議会 令和5年第2回定例会 2023年7月18日
市内公共施設の授乳・おむつ交換台について
2023年7月18日、深川市議会の一般質問で、大前昭代議員が「市内公共施設の授乳・おむつ交換台について」質問し、企画総務部長 佐藤秀樹、経済・地域振興部長 香川貴敬が答弁しました。
- 質問者
- 大前昭代 議員
- 答弁者
- 企画総務部長 佐藤秀樹、経済・地域振興部長 香川貴敬
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 13番 大前昭代
それでは、次の質問に移らせていただきます。市内公共施設の授乳・おむつ交換台について伺います。スマートフォンが普及している現在、よくも悪くも様々なアプリが存在し、皆さんも利用していることと思います。そんなアプリの一つに、授乳室やおむつ替え台、赤ちゃん休憩室を現在地からすぐに探せて、しかも画像つきで分かりやすい便利なアプリがあることを御存じでしょうか。お湯や電子レンジの有無、貸出しベビーカーの有無まで一目で見つかります。ママ・パパ必見のアプリで、下調べやとっさのときに便利な授乳室検索アプリです。これはパソコンから検索できるものもあるので、深川市内で検索してみると、市内でおむつ交換できる箇所は8か所とありました。その中で公共施設は5か所あり、授乳スペースが確保されているところはありませんでした。道の駅には利用者からのコメントもあり、「道の駅なのに授乳室がなくて困りました」とありました。また、ここに紹介されていたほとんどが、バリアフリートイレの中におむつ交換台が設置されているものでした。大抵のトイレは空調がほぼ効いておらず、月齢の低い乳児にとって、衛生面や温度管理は繊細であるのに、北海道で、特に冬の時期などでこの状況は大変粗悪な状況と言えます。とはいえ、おむつ交換と授乳を兼ね備えた個室をつくることは、そう簡単にできるものではないことも理解しています。ですが、この世に生まれてきてくれて、私たちが暮らしているこの社会を引き継いでくれる大事な子供たちに、そして子供を育ててくれるママやパパたちが子供とともに楽しく外出できるように、また安心してお子さんとともに深川市を訪れてくれるように、もう少し努力してみませんか。先日、北海道立の公共施設など137施設で、妊婦の方や子供連れの方を優先的に案内し、長時間並ばずに入場できる、こどもファスト・トラックの取組を始めたという報道を目にしました。政府が打ち出した異次元の少子化対策の一環で導入したようですが、これらに関連したものでなくても、全国的に子供たちへの支援策を重視する流れにあります。皆さんは設置型授乳室の存在を御存じですか。正式名称は御存じなくても、目にしたことはあるのではないでしょうか。私は、高速道路岩見沢サービスエリア内に設置されているのを見たことがあります。そのほかにも、場所はどこだったかはっきりしませんが、道の駅に設置されているのも見ましたし、高速道路砂川サービスエリアにも設置されていると聞いたことがあります。私が見た設置型授乳室は、ママが赤ちゃんをケアできる完全個室の授乳室です。折り畳んだベビーカーも持込みが可能な、親子でゆっくり利用できる広々とした個室で、おむつ交換や離乳食、寝かしつけなどに利用できるほか、見た目も木目調で、丸みを帯びた外観はかわいらしく、親しみを持ちやすくなっているように感じました。大きさは公式ホームページで確認したところ、幅180センチメートル、奥行き90センチメートルで、室内設備として、固定ソファ、可動式ソファ、モニター、コンセントが設置されており、モニターには赤ちゃん情報や地域情報なども流せるようです。私が実際に見たことのある設置型授乳室の一例を紹介しましたが、現在は改築などしなくても、空調の効いた空きスペースに設置するだけで、簡単に清潔でプライバシーが保たれ、快適にママやパパが赤ちゃんをケアできる完全個室ができるということなのです。まして、コロナ禍が緩和され、夏を迎える北海道は、観光人口が圧倒的に増える時期を迎え、深川の道の駅にも大勢の方たちが訪れます。その市外から訪れた方たちを市内に誘導するためにも、まず道の駅に、そして深川市内に小さなお子さん連れの方たちが安心して訪れることができるように、授乳・おむつ交換台設置を考えるべきだと思います。ここで質問の1点目ですが、現在、深川市内の公共施設に整備されている授乳・おむつ交換台の設置場所や台数などの状況を伺います。質問の2点目、市内における現在の授乳・おむつ交換台設置状況をどのように捉えているのか。特に先ほども述べたように、大勢が立ち寄る道の駅に、授乳室がなくて残念だったというコメントは、当然お一人だけの感想とは思えないことから、授乳・おむつ交換台設置は深刻に考え、取り組むべきだと思いますが、今後の授乳・おむつ交換台設置についての考えを伺います。
答弁 企画総務部長 佐藤秀樹
市内公共施設の授乳・おむつ交換台の設置について、2点の質問をいただきましたので、私のほうからは1点目の設置場所の内容についてと2点目の現在の設置状況についての考えのうち、道の駅を除いた部分についてお答えさせていただきます。まず、1点目の設置場所と内容についてであります。健康福祉センターデ・アイや文化交流ホールみ・らいなど、子育て世帯の方が多く利用すると考えられます12の公共施設について確認させていただきましたところ、おむつ交換台につきましては、公民館以外の施設において、バリアフリートイレや女子トイレに設置されており、授乳スペースにつきましては、市立病院の小児科外来、産婦人科外来付近に1か所ずつ配置しているほか、生きがい文化センター2階のちびスポと呼ばれる幼児用プレールームの一角に、カーテンとパネルで仕切る形で利用できるスペースを確保していることを確認してございます。また、公民館におきましては、利用がない部屋を授乳やおむつ交換に利用できるようにしており、このほか市役所の新庁舎においては、1階から4階までの各階のバリアフリートイレ内におむつ交換台を設置し、1階のベビールームにおいては授乳やおむつ交換に利用できるスペースを設けておりますが、これら全ての施設が空調や静寂性の観点で必ずしも設置環境がよいものではないものと考えております。次に、2点目の現在の設置状況についての考え方でございます。小さなお子様連れの保護者の方が安心して出かけられるためには、授乳やおむつ交換ができるスペースの設置は、子育て支援の推進を図る上で必要であることは認識してございます。しかし、各公共施設のスペースにも限りがございまして、早急に専用スペースを設けるなどの対応につきましては難しいことから、少子化対策を進める中において、一つの課題として今後検討してまいりたいと考えております。
答弁 経済・地域振興部長 香川貴敬
私からは2点目の道の駅の今後の授乳・おむつ交換台設置についてお答えいたします。本年7月1日をもちまして、開設20年を迎えました道の駅ライスランドふかがわにつきましては、令和4年度は年間110万人を超える方に訪れていただいており、若い世代からシニア世代まで、幅広い世代が訪れる本市を代表する観光施設であります。そこで、道の駅での授乳室及びおむつ交換台の設置状況についてでありますが、おむつ交換台につきましては、施設開設当初よりバリアフリートイレ内に設置しているところであります。一方、議員の質問の中でも触れられておりましたとおり、授乳室につきましては設置されていない状況であり、来館された方からの整備を要望する声も伺っているところでありますが、利用客と販売スペースとのバランスを考慮した上での施設内のスペースが狭隘となっていることから、可動式授乳室も含めまして、現状での設置が困難と考えているところであります。しかしながら、冒頭お答えしたとおり、当道の駅は開設から20年が経過しており、老朽化が進むなどリニューアルを検討する時期を迎えておりますことから、今後、大規模な改修を行う際などには、ほかの道の駅の設置状況なども参考にしながら、設置について検討してまいりたいと考えております。