深川市議会 令和4年第1回定例会 2022年3月3日
調査報告書の立証責任
2022年3月3日、深川市議会の一般質問で、佐々木一夫議員が「調査報告書の立証責任」について質問し、企画総務部長 三浦浩二が答弁しました。
- 質問者
- 佐々木一夫 議員
- 答弁者
- 企画総務部長 三浦浩二
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 佐々木一夫
続いて、6番目に移ります。市の調査報告書のチケット授受がないことについての立証責任について伺います。市の調査報告書では、チケット授受の証明がないことを、授受はなかったと思われる根拠にしていますけれども、誰がそれを問題にして、誰が立証責任を持つのかということです。あの中で言っているのは、要するに、授受があったという証拠が示されていないという言い方をされているのです。だから授受はなかったという結論まで結びついているようなのですけれども、公益通報者も録音提供議員も私たちも、誰もチケット授受の事実は問題にしていないので、単純収賄罪規定に係る、要求したこと、応諾したことを問題にしているのですが、授受については市側が勝手に倫理規程を持ち出して、勝手に問題にしているのであって、あたかもチケット授受の立証責任が公益通報者等にあるかのように装っているだけだと私は思うのです。市側による特定意図を持った自作自演ではないですか。チケット授受の立証責任者は誰なのですか。誰がそれを立証できるのですか。はっきり言って、それは警察か何かの手を借りなかったら、本当の意味で授受があったかどうかなんて言えないと思うのです。再三言いますけれども、授受があったことは証明されていないと言っていますが、だから、もう一度聞きます。誰が証明することなのですか。録音提供者ですか。
答弁 企画総務部長 三浦浩二(企画総務部長は2022年3月まで)
調査報告書の立証責任に関する質問にお答えいたします。このたびの深川市立病院診療放射線課に関する調査委員会における調査は、報告書にも記載しておりますとおり、市議会定例会において市職員と民間業者との会話とされる音声記録が取り上げられ、このことは公務員倫理等に抵触するおそれがある内容が含まれていることから、調査を行ったものでありまして、調査結果の概要としましては、関係者へのヒアリング調査や、提示された記録を確認するなどした結果、プロ野球観戦チケットの授受についてはないものと考えられると。それと、診療放射線課における医療機器の入札業務等については、不正な点は見受けられなかったと、このようにしたものでございます。議員からは、立証責任者は誰なのかという質問でありますが、立証責任とは、訴訟において、真偽不明となった場合に、そのことを立証することによって利益を受ける側がその責任を負うことが原則であると、このように理解しているものであります。なお、質問の中で単純収賄罪に触れられておりましたけれども、収賄罪につきましては刑事罰でありますので、起訴された場合には国が立証責任を負うものとされております。したがいまして、この調査委員会の調査報告書については、そういった訴訟とは異なり、立証責任が問われるような事案ではないと考えているものでございます。
再質問 1番 佐々木一夫
再質問いたします。立証責任って、別に裁判でなくてもいいのです。そちらは、チケット授受の証拠を出していないと言っているのです。だから、チケットの授受がなかったという結論まで言っているわけです、その大きな要因として。ですから、チケット授受があったということを証明する立証責任者は、そちらは誰だと言っているのですかと、そこを聞いているのです。(発言する者あり)
再質問 1番 佐々木一夫
そちらというのは市です。市の報告書ではそういうふうに言っていますが、それに対する立証責任は誰にあるというのですか。このままだったらまるで、この録音を出した人とか、録音した人にあるかのようになってしまいますけれども、そうではないでしょうという意味で僕は言っているのです。それと、何度も同じ話をしていますけれども、これは、先ほどから言っているように、単純収賄罪であって、倫理規程ではないので、チケット授受あるなしは別問題だと、関係ないと言っています。その点について、再質問します。
答弁 企画総務部長 三浦浩二(企画総務部長は2022年3月まで)
再質問にお答えいたします。このままでいったら、公益通報者が該当してしまうというような質問と思いますけれども、調査委員会としては、調査をして、実際にチケットの授受があったのか、なかったのか、その事実を明らかにする目的で調査をしたものであります。ですから、立証責任という質問がありましたけれども、私ども調査では、チケットを購入した証明資料などもつけておりますし、録音のあった日付の行動履歴なども報告書には記載しております。そういったことをもって、恐らくチケットの授受はなかったと、そう結論づけたものでございます。先ほど単純収賄罪のことをおっしゃられましたけれども、これは吉田部長もお答えしておりますように、職務に関してどうだったかということでございますから、それには当てはまらないと考えているものであります。
再々質問 1番 佐々木一夫
再々質問します。この調査の目的は、私の認識としては、チケット授受ではなくて、この録音が間違いなくこの関係者のものであったかどうかの確認であったと僕は思っております。それで、再三言っているように、だからこそ、チケットの授受があったかどうかというのは、本当に司直の手を借りなければ実際のことはできないのであって、だからこそ、単純収賄罪成立なのだから、刑事訴訟法の規定に持っていったらどうですかという質問をしているのです。そして、病院の答弁は、要するに賄賂性のことを言っていると思うのです。でも、三浦企画総務部長も参加していたと思いますけれども、厚生文教常任委員会では、この業者が利害関係者であるということは、病院も答弁として認めているのです。それで十分ではないですか。違いますか。
答弁 企画総務部長 三浦浩二(企画総務部長は2022年3月まで)
再々質問にお答えいたします。この調査の目的は、あくまでもプロ野球観戦チケットの授受と診療放射線課における医療機器の入札業務がどうだったかということでございます。そのことについて不正な点は見受けられなかったと結論づけたものでございます。なお、録音の会話のことも出ておりますけれども、ヒアリングの中で録音にそういったものがあったという話は、出ていることは調査報告書に記載したとおりでございます。それと2点目で、利害関係者ということがありましたけれども、確かに利害関係者であるというのは、そのとおりだということも調査報告書には書いております。ただ、職務に関して賄賂を受け取ったとか、そういったことはなかったと、そのようにお答えしているものでございます。