みんなの議会

深川市議会 令和2年第3回定例会 2020年9月15日

市街地におけるカラス被害と環境衛生

2020年9月15日、深川市議会の一般質問で、山本時雄議員が「市街地におけるカラス被害と環境衛生」について質問し、建設水道部長 井原淳、経済・地域振興部長 宮森栄治が答弁しました。

質問者
山本時雄 議員
答弁者
建設水道部長 井原淳、経済・地域振興部長 宮森栄治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 山本時雄

通告書に従い、質問させていただきます。冒頭、今朝のHTBのニュースで、札幌市の西区の公園でカラスの死骸が見つかり、死骸からは、有機リン系の農薬成分が検出され、13日から昨日まで、合わせて25羽のカラスが死んでいたということで、警察が原因を追究していると報道されていました。さて、市立病院を中心に大量のカラスが集まり、朝早くから夜遅くまで市街地を飛び回って、騒音やふん尿をまき散らす。歩道はふん尿の山になっていて、臭いもきつく、歩くと滑る、ふんが靴につくと、住民から何件ともなく私のところに報告がございます。私も行ってみましたが、やはりそのとおりでありました。カラスは、黄色いものが好まないと伺っております。何とか追い払う方法を考えるべきだと思います。それでは1点目、数年間にわたり、市街地の住民がカラスの騒音やふん尿に悩まされているが、市として、今日までどのような対応を行ってきたのか。また、今後の対応についてお伺いします。続いて2点目、カラスの捕獲等について、他の自治体の事例や成功例があれば、お伺いいたします。

答弁 建設水道部長 井原淳(建設水道部長は2021年3月まで)

市街地におけるカラス被害と環境衛生について、2点の質問をいただきましたので、私からは1点目をお答え申し上げます。質問の市街地のカラスの騒音やふん尿被害については、市へのお問い合わせや町内会長会議の要望などで多くの市民の方々が悩まされていることは、市としても把握しているところでございます。カラス被害の対策としまして、平成27年第2回市議会定例会の宮澤議員の一般質問の答弁の中で、カラスなど鳥獣保護管理法の狩猟鳥獣に登録されている動物については、一定期間内での狩猟が認められているほか、農業地帯などで農作物に被害があるような場合には、市が委嘱したハンターや狩猟免許の所持者などが、有害鳥獣捕獲の申請による許可を受け、駆除することも可能でありますが、市街地では銃の使用ができないため、駆除が困難なものとお答えさせていただいた経緯がございます。これまでの市の対応についてでありますが、市民からカラスの被害相談があった場合には、衛生上の問題や美観を損ねるものでもありますので、建物や樹木がカラスの巣とならないように、施設管理者の責任において対策を取られるよう市からも要請しており、市のホームページで、カラスに威嚇された場合の対処方法や巣を作らせない方法、カラスの巣の撤去について掲載し、周知しているところでございます。また、平成27年度には、カラスを寄せつけない用具として、目玉の絵のついた忌避材を試験的に購入し、カラスが集まる地域の町内会に配付したところでもございます。本年度は、市立病院や深川神社周辺の地域町内会を対象に、試験的にカラス用の忌避材、黄色い反射するテープ状のものを町内会会員22戸に配付し、6月の下旬から8月の中旬にかけて、家庭菜園やベランダなどに設置していただき、その後、その効果についてアンケートに協力いただきました。アンケートの回答は19戸から提出いただき、半数以上の方から効果があったと回答いただいたことから、市としても対策の一つと見込んだところでございます。今後の対応についてでありますが、議員質問のふん尿に対する路面の洗浄については、現段階で市での対応は難しいところでありますが、その大きな原因となります電線にとまっているカラス対策について、先日、電線管理者に問い合わせたところ、電線管理者において対策工事を行うことが可能とお聞きしておりますので、市から電線管理者に要請するなどの対応をしたいと考えております。近年、カラスが市街地をねぐらにしていると思われる状況から、騒音やふん尿被害などの対策は必要な課題と考えておりますので、議員からのご提言も参考にさせていただき、地域町内会や関係機関、関係所管とも連携しながら、どのような対応が効果的なのか、検討してまいりたいと考えております。

答弁 経済・地域振興部長 宮森栄治(経済・地域振興部長は2023年3月まで)

私からは、2点目のカラスの捕獲等における他自治体の事例や成功例についてお答えいたします。環境省自然環境局発行の自治体担当者のためのカラス対策マニュアルを参考に、特徴的な取り組み事例を申し上げますと、札幌市では、市内のごみ処分場に大きな鳥小屋のようなわな、通称クロートラップと言うようでございますけれども、これを設置することで、毎年、合計6,000羽近くを捕獲しておりました。しかし、結果的にはカラスの全体数が減ったとは言い難く、駆除の効果はあらわれなかったとも記載されており、現在、このわなの使用は休止されているということでございます。また、池田町では、カラスに標識をつけ、その行動範囲ですとか生息数、生態などの調査を行いながらねぐらを探り、5年間で1万羽以上のカラスを駆除したとされております。この取り組みによりねぐらが消失したことなど、カラスを減らす効果はあったようでございますけれども、周辺地域から入ってくる個体もありますことから、もとの生息数の倍近くの駆除をして初めて効果があらわれたとの記載もございます。本市でも、年々カラスが増加している傾向が強く感じられますので、今後、これらの事例も参考にしまして、関係する所管がそれぞれの役割を担いつつ、効果的な対策について調査・研究してまいりたいと考えてございます。

出典:深川市議会 令和2年第3回定例会 2020年9月15日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる