深川市議会 平成29年第4回定例会 2017年12月8日
子育て支援
2017年12月8日、深川市議会の一般質問で、和田秀隆議員が「子育て支援」について質問し、教育部長 荒井清光、市民福祉部長 三ツ井隆博が答弁しました。
- 質問者
- 和田秀隆 議員
- 答弁者
- 教育部長 荒井清光、市民福祉部長 三ツ井隆博
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 和田秀隆
4番目の質問に移ります。4番目の質問は、子育て支援についてです。1点目に、これまでも一貫して求めてまいりました給食費助成の実現に関して、昨年は検討を重ねていただき、第3子以降の無償化200万円ほどで教育委員会が予算要求をかけていただきましたが、残念ながら予算化はかないませんでした。しかし、今後も粘り強く求めていきたいと考えております。この間、給食費の一部助成、無償化は、全国自治体で半数以上に上るとの統計が出されております。この背景には、子育て支援を強化し、少子化を食いとめるという地方自治体の施策背景と、近年、出された家計負担教育費の実態があります。この実態調査では、小学校で年間32万円弱の負担、中学校で48万円の負担ということです。この場をおかりして、お忙しい中、資料を提供してくださいました各学校に感謝を申し上げたいと思います。私も少し深川市の実態を検証しましたが、小中学校の負担比率が全国平均とはまた違ったものになっていることがわかりました。資料上、各校全て同じ項目というわけではありませんので、あくまで概算の平均ですが、中学校の負担が小学校の3倍近くになっていました。これは、全国平均の比率とは大きくかけ離れています。給食費助成は、長く続く消費の低迷という観点からも、就学児童のいる保護者に対する家計支援という観点でも必要と考えますし、少なくとも中学校における負担の大きさは全国平均に是正されるべきと考え、改めて実現を求めますが、市の見解を伺います。2点目に、就学援助の入学準備金前倒し支給に関して、こちらも教育委員会は前向きに検討を重ねているとお聞きしています。その後の進捗はどうなっているか、お伺いします。3点目に、未就園児のいる母親への支援について、深川市の子育て支援には、未就園児を持つ保護者、お母さん方が利用できるサポート事業として、乳幼児3歳までの子育てサロンや育児相談等がありますが、いずれも育児の悩み解決の場として積極的に参加することが前提となっています。これは、ある児童保育の場でのことですが、そのお母さんは、いわゆる育児疲れなのでしょうか、その場にいる間中、育児を放棄しているかに見受けられました。若いお母さんたちには、昔と違い、さまざまな状況があります。現行の各事業で育児の悩み解決はかなうかもしれませんが、核家庭となった近年は、育児疲れを癒やすための1人の時間を設けにくくなっています。前回の常任委員会視察での先進例では、同じ施設内でお子さんが保育を受けている間、お母さんは子供の様子が見える別室でゆっくり休むことができる、そういった空間を提供していました。深川市でも、各施設や病院のスペースを利用して、こういった取り組みができないかと考えますので、見解を伺います。
答弁 教育部長 荒井清光(教育部長は2019年3月まで)
子育て支援について、3点、質問いただきましたが、私からは、1点目の給食費助成についてと、2点目の入学準備金の前倒し支給についてお答え申し上げます。初めに、給食費の助成につきましては、本年第1回市議会定例会予算審査特別委員会での質疑に対しまして、道内各市の状況と、先行して実施されている事業内容を調査し、今後、取り組むべき事業内容について、さらに研究を進めてまいりたいと、今後の考えについてお答えしておりまして、本年10月には全道各市の状況について調査しております。その結果、特に小中学生が3人以上の多子世帯に対する給食費の助成を行っているのは2市ありまして、北斗市では第2子は半額、第3子が全額助成、もう1市、根室市においては、第3子以降が全額助成というふうになってございます。ほかには、対象を小学生とするとか、所得制限を設けている、また、給食費の一部とするというなどの市が4市ございまして、前述の2市を含めますと、何らかの給食費の助成をしている市は、深川市を除く道内34市中6市にとどまる状況でございます。道内の市においては、給食費の助成の取り組みには大きな進展は見られないという状況にございます。この給食費の助成、特に多子世帯に対する助成につきましては、多子による負担が重なる教育費の軽減策として、また子育て環境の充実にも資するものとして調査研究を進めているところでありますが、本年9月、文部科学省により、学校給食費について保護者負担を無償等とする、独自の支援の取り組み状況等の実態把握のため、全国に対しまして、学校給食費の無償化調査が実施されました。今後におきましては、この調査結果や国の動向も見きわめながら、さらに取り組むべき事業内容について研究を進めてまいりたいというふうに考えてございます。次に、2点目の入学準備金の前倒し支給についてでございます。このことにつきましては、本年第2回市議会定例会におきまして、準要保護世帯に対する就学援助における新入学児童生徒学用品等の入学前支給につきまして、実施に当たっての問題点や、その解消などについてさらに研究を進めますというふうに答弁させていただきました。それ以降、先行する他市の取り組み状況の調査研究を進めまして、さらに本年10月に、道内各市における実施検討状況を確認しましたところ、入学前支給を実施済みの市が5市、それから、来年4月の入学予定者から実施する予定の市が15市、平成31年4月の入学予定者から実施する予定の市が2市、検討中が9市、予定なしが3市という状況でありました。このように、既に実施済みの市を含めまして、来年4月の入学予定者に対して実施する予定の市が20市に上るという状況を踏まえまして、本市においても、新入学児童生徒学用品等の前倒し支給の実施に向けまして、具体的な検討を進めているところでございます。
答弁 市民福祉部長 三ツ井隆博(市民福祉部長は2018年3月まで)
私からは、子育て支援の3点目、未就園児童のいる母親の支援についてお答え申し上げます。議員から紹介いただきました視察先の自治体で実施されている事業については、1歳未満の乳児を持つ母親等を対象に、母親が安らげるよう、浴室やベッドルームが完備された空間等も提供しているといったようなことを伺っております。深川市で実施している類似事業としましては、健康福祉課が実施しております「ほっとママ」という事業があります。「ほっとママ」は、参加者同士の交流を通して、育児負担や悩みをお互いに語り合うことで不安感や孤立感を解消する目的としており、ともに1歳未満の乳児を持つ母親等を対象としている事業でありますが、母親が事業に参加中に託児を行うもので、議員のご案内にあるような母親が自由な時間を過ごすといった内容とは少し異なるものであります。また、現在、育児疲れなどの母親に対する支援としては、保育所における一時預かり事業がありますが、この事業は1歳からの事業が対象となっており、1歳未満の乳児期の子には利用していただけない現状であります。一時的に育児から離れ、育児疲れを癒やしたいと考える母親たちへの支援の必要性は理解できるところでありますけれども、一時預かり事業の実施においては設備や人員基準の定めがあり、現状の設備や人員体制では困難な状況にあります。提案いただいた事業については、趣旨は十分理解できるところでありますけれども、本市においては、現状、なかなか難しいものと考えております。