深川市議会 平成28年第2回定例会 2016年6月20日
環境保護について
2016年6月20日、深川市議会の一般質問で、和田秀隆議員が「環境保護について」質問し、建設水道部長 堀川正樹が答弁しました。
- 質問者
- 和田秀隆 議員
- 答弁者
- 建設水道部長 堀川正樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 和田秀隆
それでは、次の質問に移ります。6番目の質問は、環境保護についてです。深川市の環境関係では、環境基本条例が制定されており、その条例をもとにした環境基本計画を策定して、各施策を講じています。これまで深川市が守るべき自然環境の中で公害という認識は余りありませんでしたが、市の人口規模や密集率でいうと、市の中心部以外、本来もっと夜空が暗くなるはずの地域が、光害の影響でそうはなっていない状況があると思われます。環境省の光害対策ガイドラインでは、屋外に設置される照明に関して、水平より上方に向けて照射される照明を、夜空の輝度を上げてしまう良質ではない照明、光害を生み出す照明としており、深川市では広里地区の夜景プラネタリウムが該当します。夜景プラネタリウムの発想そのものは、おもしろい取り組みだと評価しておるのですが、光害はれっきとした公害ですので、何らかの改善が必要です。現在、夜景プラネタリウムは夜間、1年中点灯していると聞いています。例えば他の自治体では、特定の日時、または期間限定で点灯させる類似事業がありますし、節電や地球温暖化抑制の観点、市の環境基本条例上も設置者と協議しなければならないと考えますが、市の見解を伺います。
答弁 建設水道部長 堀川正樹(建設水道部長は2017年3月まで)
光害についてお答えいたします。環境省では、今、議員の質問のとおり、光害対策ガイドラインを策定しておりましたが、このガイドラインによりますと、「光害とは、良好な光環境の形成、人工光の不適切、あるいは配慮に欠けた使用や運用、漏れ光(目的とする照明対象範囲外に照射される光)によって阻害されている状況、またはそれによる悪影響」と定義されております。このガイドラインの中で、屋外照明、具体的には道路照明ですとか、建物のライトアップですとか、屋外広告、自動販売機などが周辺環境に及ぼす影響としては、動植物への影響、人間の諸活動への影響と整理されておりまして、そのうち人間の諸活動への影響の一つとして、都市部の光が大気中の水分やちりなどで拡散され、夜空が明るくなることで、天文観測などに影響を及ぼしておりますので、このガイドラインに沿って、できるだけ水平から上方へ光の出ない、夜空の明るさへの影響を未然に防ぐような対策が必要であると記載されております。議員の質問にあります音江山に向けて電灯を点灯している夜景プラネタリウムが光害に当たるかどうかにつきましては、環境省に問い合わせいたしましたところ、上向きの光が全て光害であるとは一概には言えなく、光源として使用しているハロゲンスポットライトの明るさが、町内会などで設置している一般的なLED防犯灯より弱いということ、また光の拡散に配慮した構造の器具であって、さらにまち全体の光の一部分でありますことから、夜景プラネタリウムの光がガイドラインで規制するほどのものではないとの回答をいただいておりまして、市としても同様に考えているところでございます。いずれにいたしましても、夜景プラネタリウムは、市内のまちおこしグループが深川の景観を用いた観光資源を創出するため、平成9年から継続して取り組まれている事業でありまして、深川のまちの夜景の中に星座が見える展望スポットであります戸外炉峠は、現在では深川の名所の一つとして定着しているものでありますので、現在の状況を所管としては見守っていきたいと考えております。
再質問 5番 和田秀隆
再質問いたします。環境省にお伺いして、光害自体の取り締まるべきものではないというお話はよくわかりました。それでは、節電や地球温暖化抑制の観点ではどうなのでしょうか。あそこは、先ほど戸外炉峠というお話が出ましたが、冬期間封鎖しておりますけれども、皆さんあそこから夜景プラネタリウムが眺められるのです。そういった場面にならない冬期間、果たしてつけ続けることが、節電を鑑みて正しいのかどうなのかという議論はしなければいけないと思います。その点はどうお考えなのかお聞かせください。
答弁 建設水道部長 堀川正樹(建設水道部長は2017年3月まで)
再質問にお答えいたします。今、議員も申しましたが、先ほど私も答弁させていただきましたが、夜景プラネタリウムにつきましては光害に当たるかどうかということを環境省に確認しました。ところが、問い合わせたところ、ガイドラインの規制するものではないという回答をいただいておりますので、光害ではないという判断を所管としてはしておるところです。しかし、ただいま申しました環境問題等もございますので、この点については、夜景プラネタリウムに関して、天体観測に関する関係所管や夜景プラネタリウムに関係する所管ですとか、団体などのご助言もいただきながら、所管としては推移を見守っていきたいと考えています。