みんなの議会

深川市議会 平成27年第1回定例会 2015年3月9日

「介護サービス、要支援1・2」の制度改正への深川市の思いと対策はいかに

2015年3月9日、深川市議会の一般質問で、太田幸一議員が質問し、市民福祉部長 籔友博が答弁しました。

質問者
太田幸一 議員
答弁者
市民福祉部長 籔友博

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 太田幸一

それでは、次に4番目の「介護サービス、要支援1・2」の制度改正への深川市の思いと対策について伺います。要介護度の軽い方々への要支援1・2、この高齢者を主体にしたサービスを全国一律の介護給付から切り離し、市区町村へ移すという、率直に言わせてもらって制度の改悪が、当事者はもとより国民世論の反発にも耳をかさず進められ、この4月からの制度移行も、全国でわずか7.2%の114自治体にとどまり、1,069の自治体は2017年度へ先送りするとしています。私たち地方の立場から見たとき、全国一律のサービス提供があるべき制度の各自治体への分散化は、地域間格差やサービス低下、ひいては高齢者等の人権にもかかわる事案として、多くの自治体で二の足を踏んでいる実態とされています。深川市の考え方を2点伺います。一つ、問題のある介護サービス、要支援1・2の自治体移管は、深川市として基本的にどのように捉えているか。二つ、市長会等あらゆるところから制度改正見直しを訴えるべきと考えるが、いかがか。

答弁 市民福祉部長 籔友博(市民福祉部長は2017年3月まで)

「介護サービス、要支援1・2」の制度改正への深川市の思いと対策はいかにということで、2点ご質問いただきましたので、順次お答えを申し上げます。初めに、1点目の介護サービス、要支援1・2の自治体移管についてでありますが、介護保険法の改正により、この4月から、全国一律のサービスである予防給付のうち、通所介護と訪問介護については、市町村が地域の実情に応じた取り組みができる地域支援事業へ移行され、新しい介護予防・日常生活支援総合事業として実施されます。地域支援事業の介護予防・生活支援サービスは、既存の通所介護、訪問介護のほか、ボランティアや地縁組織、協同組合、社会福祉法人、さらには民間企業やNPO法人といった多様な事業主体により実施される緩和した基準によるサービス、住民主体による支援、保健・医療等専門職による短期集中予防サービスといった多様なサービスが可能となります。また、介護予防・生活支援サービス事業によるサービスのみを利用する場合は、要介護認定等を省略して、介護予防・生活支援サービス事業対象者として迅速なサービス利用が可能となるものであります。加えて、事業の財源構成は、これまでの介護給付費と変わらないことから、各自治体の財政力の差によって取り組みに差が出ることはないものと考えております。したがいまして、要支援者においては、現在の通所介護や訪問介護のほかにもサービスの選択肢がふえることとなりますので、サービスが充実されるものと認識しているところでございます。地域支援事業への移行は平成27年4月1日からとなっておりますが、法律は29年4月まで猶予できる規定となっておりますので、本市においては、介護予防・生活支援サービスの地域資源の現状把握と体制整備等の準備期間を設け、29年度から実施する予定としているところでございます。次に、2点目の市長会等あらゆるところから制度改正見直しを訴えるべきということについてでありますが、昨年6月、全国市長会として、介護保険制度の円滑な運営を図るため、関係府省に対し重点提言を行い、制度改正では、人材の確保・育成の推進、財政措置を含めて支援等を講じるよう求めたところでございまして、ただいま議員から制度改正見直しを訴えるべきではとのご提言がありましたが、市としましては、今後、制度改正された事業を進めていく中で、見直しの必要性が出てきた場合は、市長会等を通じて要望してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

出典:深川市議会 平成27年第1回定例会 2015年3月9日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる