深川市議会 平成26年第4回定例会 2014年12月2日
市管理の河川維持管理
2014年12月2日、深川市議会の一般質問で、鶴岡恵司議員が「市管理の河川維持管理」について質問し、建設水道部長 堀川正樹、企画総務部長 早川雅典が答弁しました。
- 質問者
- 鶴岡恵司 議員
- 答弁者
- 建設水道部長 堀川正樹、企画総務部長 早川雅典
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 鶴岡恵司
それでは、次に4番目の市管理の河川維持管理についてであります。河川維持管理に関する地域からの要請が多くなってきています。これは全市的なものであると思われます。市が管理する普通河川においても同様であります。今年も8月上旬の降雨を初め、数回、降雨量の多い日があり、都度、増水による災害が起きる可能性が高い地元の河川を見て回りますが、降水量がスポット的に多いところがありますので、都度、河川によって状況が違うわけであります。森林の涵養機能の低下等で水の出が早く、また引くのも以前より早いわけであります。また、森林の涵養機能の低下によるものか、土砂の流入も多くなってきています。また一方で、涵養機能の低下で、河川では水の後比較的早く流水量が減り、晴天が続くと流量が極端に減り、常時ある程度の流水があれば草木の繁茂も少なくなるわけですが、最近では渇水期も多いことから、頑固な植物が育ち、河道を変えてしまうことになり、大量の降雨の際には蛇行し、河川を傷める。また、河川が直角に折れているところもあり、流圧により危険な状況になるわけであります。温暖化の影響か、想像できないような豪雨がいつどこで起きても不思議でない状況でありますので、河川の維持管理は極めて重要であります。市が維持管理する河川のほとんどが作業道がないことから、堆積した土砂の除去にしても容易ではないと承知しているところであります。現状では、河道の整備に関しては、土砂の堆積状況を見て順に進める。また、災害時に復旧事業で対処することになるわけですが、河川維持管理の状況について2点お伺いします。まず1点目に、河川維持管理についてであります。町内会長会議等で維持管理に関する要請、要望が数多くありますが、要請、要望の状況に程度の違いは当然あると思われますが、災害復旧で取り組めない市単費での施工はどのような判断で対応しているのか。また、現状で地域要望に対しどの程度工事を進めているのか、状況をお伺いします。また2点目に、河川管理に関することでありますので、田んぼダムについてお伺いします。今年8月上旬の豪雨で吉野川が増水し、住宅1戸が床下浸水しましたが、その際さらなる被害も想定される中、田んぼダムの協力要請がありました。発信元は秩父別町と神竜土地改良区でした。吉野川流域の水田は神竜土地改良区の域内ですし、秩父別町の一部に神竜土地改良区の組合員がおられることから、神竜土地改良区が秩父別町と協議してのことと推察しています。この経緯について、まずお伺いします。また、今検討されています防災計画の中にも、減災に向けた田んぼダムへの取り組みも検討中でありますが、市の判断で、より効果的、迅速に周知する仕組み、また関係農業者へ田んぼダムへの取り組みに関する事前説明が必要だと考えますが、見解をお伺いします。
答弁 建設水道部長 堀川正樹(建設水道部長は2017年3月まで)
市管理の河川維持管理についての1点目、河川の維持管理について、私からお答え申し上げます。初めに、現在深川市が管理しております普通河川は151河川、総延長は約470キロメートルでございまして、町内会などから災害復旧を初め、しゅんせつや施設修繕などの要望を数多くいただいているところであります。市の河川の維持管理につきましては、通常、河川のしゅんせつや流れに支障となる立木の伐採、河岸決壊箇所の修繕、河川愛護事業などを実施しているところでございまして、特に地域要望が多い河川のしゅんせつにつきましては、堆積土砂の搬出に多額の費用を要し、作業効率も上がらない状況でございますが、現場近くで堆積場所を地元の協力で確保できる場合は工事を順調に進めることが可能となりますので、地元関係者との協議を十分行ってまいりたいと考えております。質問にあります災害復旧で取り組めない市の単独費での施工をどのような判断で対応しているかということについてでありますが、河岸の決壊につきましては、豪雨などによる災害復旧事業として実施するもの以外は、通常の維持管理として対応しているものでございまして、町内会などからの要望箇所につきましては、現地を調査し、侵食により耕作地への被害が拡大するもの、道路交通に支障があるものなどを優先し実施しているところであります。また、しゅんせつにつきましては、その箇所の例年の河川水位と溢水状況などを勘案し、年次的に実施している状況でございます。次に、地域要望への対応状況についてありますが、過去3年間の地域要望件数について申し上げますと、平成24年度には、しゅんせつ6河川、倒木除去2河川、施設修繕1河川、25年度には、しゅんせつ4河川、倒木除去1河川、施設修繕1河川、26年度には、継続を含めしゅんせつ6河川、倒木除去1河川、護岸の修繕2河川などの要望があったところでございます。倒木の除去や施設の修繕は完了しておりますが、しゅんせつは毎年2から3河川程度の一部の箇所を実施するにとどまっておりますが、今後の対応といたしましては、地元と十分協議をしながら、引き続きしゅんせつ作業が計画的にできるよう検討するとともに、財政状況を十分勘案して優先度を見きわめつつ、適時適切な維持管理に努めてまいりたいと存じます。
答弁 企画総務部長 早川雅典(企画総務部長は2017年3月まで)
2点目の田んぼダムについてお答え申し上げたいと存じます。田んぼダムにつきましては、水田が持っております洪水緩和機能を人為的に高めるということで、雨水を水田に一時的に貯留していただき、洪水被害を軽減させるものでございまして、市といたしましても、平成24年7月に各土地改良区、きたそらち農協と災害時における田んぼダム活用等に係る検討会議を開催させていただき、気象警報発令時の情報の共有と田んぼダム実施に係る協議を行うなどして、連絡体制を整備させていただいているところでございます。また、昨年7月の広報ふかがわにおきましても、田んぼダムの意義ですとかその効果について説明させていただき、農業者の皆さんへの理解と協力を呼びかけさせていただいたところでもございます。議員が質問で触れられました昨年8月の大雨の際には、検討会議の中で確認いたしました連絡体制によりまして、市から神竜土地改良区及び多度志土地改良区に対し田んぼダムの協力の依頼を行い、それぞれ土地改良区から各農業者の皆さんにファクスによりまして連絡が行われたものでございます。田んぼダムの実施に関しましては、水田作物の生育状況などもございまして、基本的には農業者の皆さんの自主的な協力を前提といたしておりますが、今回の大雨の際に、地域の災害に関する情報が少なかったなどのご指摘もいただいているところでございます。市では、議員も今質問の中で触れられておりましたように、深川市地域防災計画の改定作業を進めておりますので、今年度中に完了いたしましたら、土地改良区やJAきたそらち並びに関係農業者の皆さんを含めまして、この地域防災計画の改定内容等について説明させていただくとともに、あわせまして田んぼダムの効果的、効率的な周知方法などについても検討するなど、今後とも関係する皆様との定期的な協議の場を持たせていただくなどいたしまして、一層の情報の共有と適切な情報の発信に今後とも努めてまいりたいと、このように考えております。