深川市議会 平成26年第2回定例会 2014年6月19日
市内交通網の整備
2014年6月19日、深川市議会の一般質問で、田中昌幸議員が「市内交通網の整備」について質問し、市長 山下貴史が答弁しました。
- 質問者
- 田中昌幸 議員
- 答弁者
- 市長 山下貴史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 15番 田中昌幸
2点目に入ります。市内交通網の整備についてお伺いします。この質問は、ちょうど2年前の第2回定例会で私からも質問させていただきましたし、これまでも多くの議員各位から質問が行われておりまして、山下市長からも前向きな答弁がされているところであります。特に、ことし第1回定例会では、同僚の楠議員から提言も含めた質問が行われているように、京丹後市に民主クラブで行政視察に行かせていただきましたが、公共交通網、交通の網とはこういうものなのかというふうに感銘させていただきました。京丹後市は人口5万8,000人ほど、面積は深川市とほぼ同じ500平方キロメートル、京都府にありながら日本海のリアス式の海岸を持ち、冬期間は50センチの積雪が続くという風光明媚なまちに、市民の皆さんが誰でも利用しやすい交通網として、上限200円バスにより市民の皆さんの生活環境が向上し、バス事業者の収益も向上し、市の助成金も縮減できていると、それぞれがウイン・ウインの政策になっているとのことです。この内容はホームページでも見ることはできますが、事業展開を検討するのであれば、ぜひ職員の皆さんにも現地に赴いて視察、調査していただければいいと考えるところであります。深川市でも試行錯誤しながらの高齢者バス利用助成事業が2年経過しましたが、70歳以上の高齢者と障がいを持つ方を対象として、一部の助成ではありますが事業が進められております。ここで質問の1点目、高齢者バス利用助成事業の実績と状況について、その2年間の状況をお伺いします。2点目、京丹後市200円バス事業のような市民共通の公共交通網整備事業推進と当面の対策について検討する方向性は示されておりますが、全体像がまとまるにはしばらく時間がかかると思われます。現状のままでも、バスターミナルにある市立病院までは市内各地からつながっていますし、そこからの乗り継ぎも十分可能なダイヤとなっているようですが、初乗り190円という料金は、乗りかえれば単純に2倍となります。例えば、あけぼの団地から市立病院までは190円、およそ4キロ程度かなと思います。ところが、市役所前から市立病院、市立病院から深川西高前とつなぐと、これは2キロちょっとしかないのかなと思いますが、380円になってしまいます。この部分を、乗り継ぎであれば例えば50円なり100円程度の乗り継ぎ料金を設定するなどして、市内の縦断、横断に料金低減があれば利便性は向上されるなど、当面の今すぐにでもできることを先行することも可能と考えますが、いかがでしょうか。3点目、地域公共交通会議についてお伺いします。これは答弁でございますが、「関係予算として200万円ほど計上させていただいているところであります」と前回の楠議員への答弁でありますが、「この事業では、まず地域公共交通に関する機関や団体、交通事業者、住民の代表などで構成いたします協議会をつくらせてもらいまして、そこで市全体、あるいは地域ごとの公共交通の現状分析と市民ニーズなどの把握を行った上で、公共交通の利用促進策や効率的な運行手段の確保、行政内部及び事業者との連携の確保など、主要な課題についてさまざまな観点から専門的な検討を行い、将来にわたって持続可能な公共交通体系の再構築に取り組んでいきたいと思っているものでございます。」ということを市長から答弁されております。ところが、実際にバスを利用するのは学生や女性が多いと思いますが、その方たちの協議会への参画はどのように考えておられるか。男女共同参画の視点からもどのように想定されているのか、お伺いしたいと思います。あわせて、この会議の当面のスケジュールについてもお示しいただきたいと思います。
答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)
市内交通網の整備についてのお尋ねにお答え申し上げます。1点目の高齢者バス利用助成事業の実績と状況についてでありますが、高齢者バス利用助成事業は、遠隔地におられる利用者の利便性の確保とあわせましてバス路線の維持といったことなどを目的に、市内にお住まいの70歳以上の市民を対象に、一昨年の6月から実証事業として取り組みを始めたものでございます。この実証期間でございました平成24年度の利用状況ということでありますが、24年度では135人の方に登録いただきまして、この135人の方々が延べ4,568回乗車していただいております。これを1人月平均で終わりますと3.3回の利用ということになります。この10カ月間で助成いたしました金額としては約200万円ということでございます。それから平成25年度には、24年度の実証事業の結果を踏まえまして、やはり利用者の拡大を図るということから、市内の全区間において助成制度を利用できるように制度の見直しを行いまして、それによりまして前年度比197人増の332人の方に登録していただき、利用いただくようになったということでございます。この平成25年度の332人の皆様方の年間の延べ利用回数は1万4,857回でございまして、1人当たり月平均4.3回乗車いただいたという計算になります。このバスの利用額としては約406万円ということで、平成24年度に比べますと、いずれも伸びている状況でございます。これが1点目のお答えとさせていただきます。2点目のお尋ねと3点目の地域公共交通会議、これは関連しますので、恐縮ながらあわせて一括して答弁させていただきたいと思っております。本市の公共交通対策ということにつきましては、議員も今ご指摘あったように、ことしの第1回市議会定例会におきまして楠議員から一般質問をちょうだいいたしまして、それに対しまして、地域公共交通に関係する機関や団体、それから交通事業者、住民の代表などで構成する協議会を設けまして、簡単に言うと地域公共交通のあり方等について検討を行う趣旨の答弁を申し上げたところでございますが、現在その協議会であります深川市地域公共交通会議というものの設置に向けまして、関係機関と調整を進めているところでございます。今年度のスケジュールというか予定といたしましては、この7月上旬には第1回目の会議を開催いたしまして、現状分析や利用者ニーズの把握、それから課題の確認などを中心に、来年の3月までには4回程度会議を開催したいと、その予定で考えているところでございます。この地域公共交通会議におきましては、現状の分析、それから利用者ニーズなどの把握を行いました上で、公共交通の利用促進策や効率的な運行手段の確保、それから関係機関との連携の確保など、主要な課題について検討を行いまして、持続可能な公共交通体系の再構築、これに取り組んでいくということを考えているところでございます。質問に例として挙げられました乗り継ぎ料金の設定といったようなことなどにつきましても、まさにこの会議の中で議論していただくテーマの一つと考えられますので、その中でしっかり検討もしていければと考えているとこでございます。なお、公共交通会議での検討中で、議員も示唆されましたが、仮に早目に一定の結論めいたものがまとまってくるような場合は、そうしたまとまりぐあいに応じまして新年度、来年度からの取り組みに向けて、可能であれば先行的にそれに取り組んでいくといったこともできるように柔軟に考えていきたいと考えているところでございます。それから、バス利用が多い実態にあると思われる学生ですとか女性の方々の参加ということについてお尋ねがございましたが、この地域公共交通会議の委員には、住民または利用者の代表ということで各地区の連合町内会等から委員さんをご推薦いただこうと考えているところでございますけれども、学生さん、あるいは女性の利用者のご意見などにつきましては、そういったことで委嘱する委員の皆様方で構成する協議会の会議の中では、十分すくい上げ切れない可能性もございますので、例えば補足的にアンケート調査などの実施を通じまして、会議の外枠でそういった方々のご意見も伺うような機会を考えていきたいと考えているところでございます。いずれにいたしましてもこの公共交通会議、大変重要な会議だと認識しておりまして、この会議の中で、実際にバスを利用していらっしゃる方々のご意見やご意向といったものも十分把握させてもらいながら、十分な内容の検討に当たっていきたいと、そんなふうに考えているところでございます。