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深川市議会 平成26年第1回定例会 2014年3月6日

サービス残業

2014年3月6日、深川市議会の一般質問で、松沢一昭議員が「サービス残業」について質問し、経済・地域振興部長 藤田正男が答弁しました。

質問者
松沢一昭 議員
答弁者
経済・地域振興部長 藤田正男

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 16番 松沢一昭

次に、4点目、サービス残業について伺います。このことについても、北海道新聞では、特に保育現場の実態として、北海道労働局が行った立入調査の実態として、1月27日の夕刊、28日の朝刊と2回にわたって報道を行いました。この報道によりますと、道内220カ所を対象にした立入調査を行い、うち181カ所で法令違反が見つかったとありました。長時間労働や残業代を払わないサービス残業など、労働時間に関する違反が最も多かったと言われています。私が耳にしている件についても、帰りが遅くて心配だ、お遊戯会などがあると1日13時間も14時間も職場にいるといった親の声を耳にしています。こうした北海道労働局の調査というのは、今回初めてということであります。保育園という特定の職場への集中的な指導ということで、今回この問題がクローズアップされましたが、社会全体にサービス残業が労働基準法に違反しているという認識が弱いのではないかと思われます。具体的にお伺いしますけれども、今回の道労働局の指導対象となった保育の事業所は市内にないのでしょうか、この辺をまず伺います。次に、市内のほかの事業所も含めた各事業所に対する深川市からの指導というか、お知らせ、周知についてどのようにしているかをお尋ねします。今回調査をして出していただいた労働基本調査報告書と一緒に出していただいた就労・生活実態調査報告書というのがあります。この5ページに、「時間外手当の支給」という項目がございます。この時間外手当の支給の項目で、全額支給が154人、上限ありも含めたサービス残業が152人と、半数が何らかのサービス残業をやっているという実態があります。ここへの指導についても、今後の考えをお尋ねしたいと思います。

答弁 経済・地域振興部長 藤田正男(経済・地域振興部長は2015年3月まで)

サービス残業につきましてお答え申し上げます。北海道労働局が行った道内保育所の労働実態調査の結果及び市内の実態についてでありますが、初めに、報道にあったような労働実態に関する是正指導を受けた保育所につきまして、市内にはそのような実態はないと所管する社会福祉課で確認しているところであります。また、市内の労働者全体におけるサービス残業の実態につきましては、議員も触れておりましたが、昨年9月に事業主を対象に実施した労働基本調査でご回答いただいた従業員2人以上を雇用している事業所の従業員1,888人を対象に、11月から12月にかけて労働者就労・生活実態調査を行ったところでありまして、その結果を申し上げますと、回答者数614人のうち、「残業がある」と答えた方は317人で、そのうち、サービス残業や自主的なサービス残業をしているという方が98人おられました。約3割の方がサービス残業をしている実態でございまして、また「支給額に上限あり」と答えた方を含めますと、約半数の方が違法な状況で就労している可能性があると考えられます。本調査はサンプル調査でありまして、この調査結果を市内で働く全労働者に即当てはめることはできませんが、割合としては大きなものと認識しているところであります。市としましては、こうした現状を受けとめ、この調査報告書を調査対象とさせていただいた事業主と送付を希望された労働者の方に送付するほか、市民にも広く実態を理解してもらえるよう市のホームページにも掲載し、労働環境の改善に努めていく考えであります。また、このほかにも、違法な労働行為等が行われないよう法令遵守の啓発を労働基準監督署や商工会議所などと連携して、市のホームページや広報紙を通じ随時行ってきたところでありますが、今後もより一層関係機関との連携を図る中で、サービス残業の解消に向けた事業所への啓発に取り組んでまいる考え方でございます。また、さらに労働者就労・生活実態調査につきましては今後も定期的に行い、労働者の就労や生活の実態把握に努めていく考えでございます。

再質問 16番 松沢一昭

再質問いたします。今回、労働基本調査、そして労働者就労・生活実態調査の結果報告書という形で資料を出してもらいました。回答する方が、なかなか全員ということになっていない中での所管の皆さん方の取り組みには敬意を表したいと思いますし、この中に無記名で書かれているサービス残業の実態についても読ませてもらいました。それで、ホームページやらそういう方法で周知をしてきたということですが、以前もたしか一度、サービス残業についてこの場で質問した覚えがございますが、私は、周知の方法としてはもう少し工夫が必要なのではないかなと思っています。以前、国会の答弁で目にした場面ですが、これは自民党が政権を握っていたときの首相ですが、サービス残業は必ずしも悪ではないと予算委員会で答弁したのを、慌てて官僚がメモを持って走っていって答弁訂正をした。これは違法だということで、答弁訂正したというのを目にしたことがございますが、社会全体にサービス残業というのは必ずしも悪ではないというぐらいの認識というのが、かなり広く行き渡っているのでないかなと思っているわけです。周知の方法としてですが、具体的に、これは以前、北名前議員がこの議場で随分何回も取り上げて、生活保護をご存じですかというポスターを、これは市が独自でつくって、お風呂屋さんやら、人の集まるところへ張り出してもらうということで、何度かやったものだという印象を持っていますが、私はこういった方法ででもPRを強化していくべきではないかと思います。あるいはまた、1年に全部の事業所に文書で流すとか、これはなかなか大変なことだと思いますし、通信費だけでもばかにならないというふうに聞いていますから、であるならば3分の1でも半分でも、直接手に渡るような方法で、こういう行政の意向がしっかり伝わっていくということをやっていかないと、深川市内の事業所からサービス残業がなくならないのではないかなという心配をしているわけですが、今後の周知について、もう一度お答えください。

答弁 経済・地域振興部長 藤田正男(経済・地域振興部長は2015年3月まで)

再質問にお答え申し上げます。質問の啓発ポスターと言いますか、そういうものをもって周知をしていくべきでないかということでございますが、法令遵守ということからも大変大事なことだというふうに考えますので、労働基準監督署とも協議を行いながら、毎年11月に、国で労働時間適正化キャンペーンというようなものをやっておりますので、そういうことにも合わせることも含めて、ポスターなどの啓発の強化を図ってまいる方向で検討してまいりたいと考えております。

再質問 16番 松沢一昭

ぜひ周知について取り組みを強化してください。

出典:深川市議会 平成26年第1回定例会 2014年3月6日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる