深川市議会 平成25年第4回定例会 2013年12月3日
出会い創出支援事業
2013年12月3日、深川市議会の一般質問で、鶴岡恵司議員が「出会い創出支援事業」について質問し、市民福祉部長 籔友博が答弁しました。
- 質問者
- 鶴岡恵司 議員
- 答弁者
- 市民福祉部長 籔友博
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 鶴岡恵司
次に、3点目の出会い創出支援事業についてであります。全国的に年々未婚率が増加しており、晩婚化の傾向も進んでいることが社会問題となりつつあります。この背景には、個人の結婚に対する価値観が変化していることや生活サイクルが多様化していること、また男女の出会いの機会が減少していることなどが考えられます。深川市にも、以前は青年団、4Hクラブ、勤労青少年ホームなどの青少年組織があり、活発に活動していましたし、そうした活動を通して誕生したカップルも多くありました。さらに、結婚へのお世話をしていただく人が身近に多々おられました。そうした活動、行動が影を潜める中、出会い創出、婚活支援の取り組みを手がける自治体もふえてきています。深川市においても、少子化対策として出会い創出支援事業を実施していますし、農業委員会がふれあいセンターを通して、農業後継者の結婚対策として婚活イベント、結婚相談員を委嘱し対応されているところであります。今年10月の会派行政視察の中で、多様な結婚支援を実施している佐賀県嬉野市を訪れ、結婚支援の事業内容につき研修させていただきました。嬉野市は人口2万8,000人ほどの市であります。嬉野市では、結婚支援希望者を登録し、出会いのイベントとして市主催のバスツアーを年3回、婚活支援事業を実施している他自治体との合同婚活イベントを年1回、嬉野温泉観光協会が主催し、嬉野市が後援・協力する婚活イベントを年4回、独身男性の研修として、出会いのイベントの事前研修会及びイベントリハーサルをイベントごとに二、三回実施し、結婚支援アドバイザーが服装、言動、表情、発声などを細かく指導し、またコミュニケーション能力向上講座も今年度は2回開催しているとのことです。また、結婚支援サポーターを地域の推薦などで小学校区ごとに1人目安で10人に委嘱し、担当地区内の結婚希望者の相談対応、結婚支援事業及び各種出会いイベント等の周知及び独身者の洗い出し、登録推進などを行っていて、結婚支援アドバイザーの専門家を講師として結婚支援サポーターの研修会を年に2回ほど開催し、結婚支援を進める上での留意事項や事例検討、そして地区内課題に対する対処法などを研修し、それ以外に意見交換会を毎月実施し、情報交換をしているとのことであります。そのほかにもマッチング支援、お見合い、広報啓発活動、近隣市町との連携を図っています。嬉野市では、企画部の中に地域づくり・結婚支援課を設けて対応し、結婚支援希望者の登録者は101人で、平成23年9月より登録を開始し、実績は、登録者同士による結婚が4組、結婚した登録者が男性2人、女性3人、交際中の登録者が男性6人、女性4人とのことで、男性に関しては、コミュニティー講座や出会いイベントの現地リハーサル、そして出会いのイベントにおける女性との対応の仕方などを学習したことにより、また女性に関しては、講座やリハーサル等は実施していないものの、出会いのイベントを通し男性との向き合い方や会話の方法等を学んだことが、結婚、交際に結びついたとのことであります。結婚に関しては、個々の人生観、生活スタイル、結婚観がそれぞれ違うわけですから、行政がどこまでかかわれるのか非常に難しい事案であります。ただ、未婚者がふえる傾向にあるのは確かでありますし、このことが地域社会の健全な維持発展に障がいとなることも懸念されます。嬉野市のような結婚支援事業を深川市でもとは言いませんが、少なくとも結婚を望む方が少しでも前向きに結婚活動を行えるよう後押しをする必要があります。現状実施されている婚活イベントは少なく、婚活イベントで終わってしまっている感があります。独身者の増加の一因に、出会いが少なくなってきているばかりでなく、出会いはあってもその機会を生かす積極性や会話能力などに問題があるのではないかとも言われています。ご苦労されてイベントの企画、お世話をいただいて行われる婚活イベントでありますので、イベント本来の目的である少子化対策としての出会い創出、結婚対策を意識できるよう、他方でサポーター組織をつくりアドバイスをする、また婚学セミナーを開催するなどして、婚活に向けての意識高揚を図ることも重要であると思います。そこで、1点目に、本年度の出会い創出支援事業の取り組み内容について、2点目に、事業の今後の取り組みについてお伺いします。
答弁 市民福祉部長 籔友博(市民福祉部長は2017年3月まで)
出会い創出支援事業について、順次お答え申し上げます。初めに、1点目の本年度の出会い創出支援事業の取り組みと内容についてでありますが、本年度は広報ふかがわ4月号に掲載し、事業実施を希望する市民団体を募ったところ、これまでに1団体から応募があり、9月にバスツアーを企画・実施され、男女合わせて30人が参加されたと報告を受けております。市では、本年度この事業予算として100万円を措置しておりますが、内訳としましては、募集する市民団体分として4件の50万円と実行委員会形式等による取り組み依頼分として1件50万円を予算化しているところであり、募集団体についてはまだ募集枠が残っておりますので、今後も引き続き庁内各課と連携し、実施していただける団体を募ってまいりたいと考えているところでございます。また、取り組みを依頼する団体としましては、事業開始以来これまで、事業趣旨等をご理解いただき実施していただいている社団法人深川青年会議所に今年度も実施していただけるよう依頼しているところでございます。次に、2点目の事業の今後の取り組みについてでありますが、この事業は少子化の進行によるさまざまな影響が懸念される中、独身男女の出会いの場を創出し、少子化の要因の一つである未婚化、晩婚化の対策を図ろうとするものでありますが、今後の取り組みにつきましては、この事業の趣旨、目的に賛同される団体が引き続き事業を実施していただけるよう事業の周知に努めるとともに、議員からのご提言も参考にさせていただき、本市の実情に照らしてどのような取り組みが可能で、より効果が上がるか十分検討させていただきたいと考えているところでございます。