深川市議会 平成24年第2回定例会 2012年6月20日
コミュニティFM
2012年6月20日、深川市議会の一般質問で、宮澤孝司議員が「コミュニティFM」について質問し、企画総務部長 坂本光央が答弁しました。
- 質問者
- 宮澤孝司 議員
- 答弁者
- 企画総務部長 坂本光央
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 宮澤孝司
次に、コミュニティFMについてお聞きします。深川市近郊では、滝川市、留萌市のコミュニティFMが知られています。また、深川市からもパーソナリティーとして多くの方が参加されております。コミュニティFMは、地元住民が番組づくりを担当し地元の情報を発信する地域密着型が特徴です。地域での高い認知度を背景に顔の見えるパーソナリティーが身近な話題を提供することで、親しみのある温かい番組づくりがリスナーを引きつけています。また、災害や緊急時にリアルタイムで停電、断水の状況や救援活動などの情報をきめ細かく提供できる、市販ラジオで気楽に聞ける、住民にとっても大きな情報源になります。先週、6月13日はFMの日で、FとMがそれぞれアルファベットの6番目と13番目であることからこの日になったそうです。現在、道内では26のコミュニティFMがあり、深川市と人口規模の近い地域のコミュニティFMでは、平成16年開局の富良野市「ラジオふらの」や、18年開局の名寄市「エフエムなよろ」(Airてっし)があります。また、最近の開局では、平成20年に中標津町で「FMなかしべつ」(FMはな)や、ことし3月にはニセコ町で「ラジオニセコ」が開局され、小規模ながら積極的な取り組みがなされております。コミュニティFMは、放送エリアが狭いですが、インターネットを同時利用した生中継で全世界を放送エリアにして、世界じゅうからメールでのリクエストに応じている局もあります。また、地元でしか手に入らないイベント情報や隠れた人気スポットの情報を聞くこともできるので、市外から観光などで訪れたドライバーにも聞いてもらい、深川市内に立ち寄ってもらえるきっかけづくりにも効果的です。平成10年に当市議会でも一般質問がありましたが、その時点では深川市民ラジオ開局準備室が研究、検討され、開局は難しいとのことでした。コミュニティFMの開局に対する規制緩和により、平成7年6月には地方自治体からの出資比率の制限撤廃、11年3月には送信出力を10ワットから20ワットに変更するなどの措置がとられました。また、機材価格の値下がりにより開設資金が以前より安くなっております。開設に向けては市民有志による検討会議の立ち上げや、地域住民の相互理解のもと資金調達やボランティア確保などさまざまな準備が必要となります。深川市でも市内事業所のPRや各種イベントの発信による地域の活性化、広報との連携で行政サービス情報の提供や緊急時の情報発信などに役立ちます。また、ラジオは仕事をしながらでも十分に情報が得られるツールです。農家の皆さんは、ラジオを聞きながら農作業をされる方が多いと聞いております。商店の店内や事業所でもラジオを聞いてもらい、深川市全体で聞いていただける放送になれば、地域の一体化にもつながるものと思います。コミュニティFMの多くは民間主体です。深川市内でも多くの方が、コミュニティFMの開局に向けてさまざまな考えを持っていると思います。民間だけでの自主運営では限界があり、行政の協力も必要と考えます。ここで伺います。深川市でのコミュニティFMの必要性と支援について、お考えをお聞かせください。
答弁 企画総務部長 坂本光央(企画総務部長は2014年3月まで)
コミュニティFMについてお答えいたします。このコミュニティFMにつきましては、質問にもございましたように、市町村の区域をエリアといたしまして、原則放送出力が20ワット以下の小出力の電波により、地域に密着した情報発信等を行うFM放送のことでございます。その特徴といたしまして、市町村内の地域の特色を生かした番組を初め地域住民が参加する番組など、地域に根差した情報を提供するとともに、災害など緊急な情報を速やかに知らせる安心・安全な情報の提供手段の一つとしても活用できるものと思っております。質問の深川市におけるコミュニティFMの必要性につきましては、地域の情報をきめ細やかに伝える手段の一つとして、あるいはラジオで聞くことができるため、災害時における行政からの情報を迅速に伝達する有効な方法の一つと考えられますが、本市は南北に長く、中山間の地帯もあり、放送が全区域に行き渡るには相当の設備を要するなど検討すべき点も多いということでございます。先に取り組んでおります地域での設立や運営状況などのさまざまな情報を収集しながら、研究していく必要があると考えております。また、コミュニティFMの開局を目指す団体等への協力や支援につきましては、開局には地域全体の取り組みとして進めていくことが重要でありますことから、具体的にコミュニティFM放送局開設の計画が出てまいりました段階で、地域全体の振興を図る観点や防災上の有効性などについて検証を行いまして、支援の検討を考えてまいりたいと思います。