遠軽町議会 平成30年第2回定例会 2018年3月9日
国道に接していない集会施設や活動促進施設について
2018年3月9日、遠軽町議会の一般質問で、渡部正騎議員が「国道に接していない集会施設や活動促進施設について」質問し、町長 佐々木修一、地域拠点施設準備室長 斉藤隆雄、生田原総合支所産業課長 大辻祐一、商工観光課長 菊地隆、経済部技監 内野清一が答弁しました。
- 質問者
- 渡部正騎 議員
- 答弁者
- 町長 佐々木修一、地域拠点施設準備室長 斉藤隆雄、生田原総合支所産業課長 大辻祐一、商工観光課長 菊地隆、経済部技監 内野清一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 渡部正騎
通告書に従いまして、私のほうからは交流人口の拡大に向けた公共看板の新設及び維持管理について述べさせていただきます。旭川・紋別自動車道が瀬戸瀬まで延伸され、札幌方面から多くの観光客が期待されています。また、平成32年度には道内7空港の民営化が予定されており、インバウンド需要の取り込みが期待されているところです。道内の環境が変化していく中で、遠軽町においても交流人口の拡大に向け、点在する観光資源をつなぐ魅力ある観光ルートを設定する等、多種多様な検討が必要で、告知型看板や誘導看板の設置、さらにそれに伴う維持管理が考えられます。来町された方を観光地や施設へ誘導するため、魅力ある看板の設置が有効と考えておりますが、既存の公共の看板の維持管理もあわせ、以下の4点について町長の考えをお伺いします。1、平成31年12月にプレオープンが予定されている「遠軽IC道の駅」、そして平成33年にオープン予定の「(仮称)えんがる町民センター」は、ともに遠軽町の交流人口を拡大させ得る施設だと期待されているところですが、これら施設への看板については誘導させるだけではなく、魅力を発信する看板が必要であると考えております。これら新しい公共施設に対する看板の建設時期も含めた設置計画等について考えを伺います。2、町内に設置されている国道沿いの大型看板は、既に掲示している情報が古くなっているものが一部見受けられ、例として挙げられるのは生田原水穂と生田原清里にある「きのこの里」の看板です。この看板を観光客の方が見て、生田原地域はきのこの産地と思《平成30年3月9日》い、ノースキングに購入しに来られる方がいるとのことですが、販売しておりませんので残念そうに帰っていく方もいると聞いています。そういった実情から、国道沿いの情報が古くなった大型看板を修正、拡充する考えはないか、考えを伺います。3、国道に接していない集会施設や活動促進施設について、誘導看板が不足している現状があり、例として「かぜる安国」が挙げられます。かぜる安国は、現在各種イベントで利用されている施設です。しかし、国道沿いでないため、場所がわかりにくく、町外から来られる方がコンビニ等へ場所を確認しに来るなどの声も伺っております。このような国道沿いにない集会施設や活動促進施設において、国道から誘導するための看板を設置する考えはないでしょうか。4、平成27年6月に上川、十勝、釧路・根室、オホーツクを巡るルートが外国人旅行者の周遊促進を目的とした「広域観光周遊ルート」に認定され、平成27年度から町内に宿泊する外国人客が急増しています。また、平成26年度に採択された「交流参加型国際観光地づくりモデル促進事業」では、シンガポールの旅行会社と提携することで、満足度の高いツアーを提供していると伺っております。しかし、遠軽町内の観光看板を確認したところ、多言語化されている看板が非常に少ないと感じました。観光看板の多言語化を行い、外国人観光客の快適、円滑な移動・滞在のための環境整備を図る考えはありませんか。以上です。
答弁 町長 佐々木修一
御質問の1点目、新しい公共施設に対する看板の建設時期も含めた設置計画等について、お答えいたします。「遠軽IC道の駅」及び「(仮称)えんがる町民センター」に対する誘導看板の設置に関しましては、施設への適切な誘導は当然のことですが、個人型の自動車観光客や高齢者ドライバー、外国人ドライバーなど、多種多様な方々に対して安全で快適な運転環境を提供することが重要でありますので、景観にも配慮したわかりやすい案内誘導看板を設置するとともに、特に道の駅については、施設の魅力を発信する看板の設置についてもあわせて検討したいと考えているところであります。設置場所につきましては、国道242号及び333号などの主要な道路に面した位置への設置や既存の看板なども活用しつつ、今後計画したいと考えております。なお、道の駅につきましては、現在、国の関係機関と建設時期も含めた案内看板設置の協議を行っており、(仮称)えんがる町民センターへの看板に関しましても、オープン時期に合わせて整備を検討していきたいと考えております。2点目、町内に設置されている国道沿いの大型看板の修正、拡充についてお答えいたします。《平成30年3月9日》御質問において、例に挙げられました生田原水穂及び生田原清里にある看板は、旧生田原町できのこ栽培を奨励する目的で平成元年、平成2年に設置した看板でありますが、現在規模が縮小され、現状と相違している状況にあります。そのため、盤面の内容変更については看板の改修に多額の費用がかかりますことと、旭川・紋別自動車道の遠軽ICの完成も控えていますことから、改修時期を検討してきたところであります。道の駅のオープンも具体化したことから、活用を検討してまいりたいと考えております。3点目、国道に接していない集会施設や活動促進施設の誘導看板についての御質問でありますが、これまでも公共施設につきましては、住民からの要望等により案内看板の設置を行ってきたところでありますが、今後も必要に応じ、案内看板の設置を考えてまいります。4点目、観光看板の多言語化についての御質問でありますが、現在、町内観光看板の多言語化を表示しております看板につきましては、太陽の丘えんがる公園虹のひろばの入り口と丸大道路からの入り口、豊里のT字路付近の3カ所で、英語、中国語、韓国語により歓迎と名称の表記を行っているほか、町内道の駅などに設置している観光案内板及びジオパーク関連の看板にも同様の表記を行っているところです。外国人宿泊者数が順調に伸びていることから、遠軽町を訪れた外国人の方々に満足していただき、またリピーターとして来てくれることが大切と考えており、観光看板の多言語化による環境整備を図ることは必要と考えているところですが、観光看板全てを一度に多言語化するには膨大な費用を伴いますことから、今後におきましては、観光看板の改修等にあわせた中で補助金等の活用も含めて検討してまいりたいと考えております。以上であります。
再質問 7番 渡部正騎
まず、1点目について再質問いたします。まず、費用についてお伺いいたしますが、費用については現在行っている事業予算から行うのか、別途予算を組むのかお伺いしたいと思います。
答弁 地域拠点施設準備室長 斉藤隆雄
渡部議員のほうからの御質問で、費用につきましてですが、今、どういったものがいいのか、それと国道などには道の駅に対する案内看板等も設置していただけるような形で協議しておりますので、その部分も含めて検討していきたいというふうに考えております。
再質問 7番 渡部正騎
わかりました。念のためお伺いいたしますけれども、先ほどの町長の答弁によりますと、道の駅については242号線、333号線に面した箇所、また既存の看板も活用するとありました。その際、費用が発生すると考えておりますが、今の事業の予算になるのか、それとも補助金などを活用したものになるのか、もう一度お伺いいたします。《平成30年3月9日》
答弁 地域拠点施設準備室長 斉藤隆雄
今の御質問につきましても御説明させていただきます。まず、国道等に設置するものにつきましては、開発局のほうで2キロ手前、1キロ手前、入り口付近ということで、道の駅の案内看板を設置予定させてもらっております。それと、高規格道路につきましても、1キロ先、それから出入口付近への設置についても開発局のほうで、今検討していただいているところです。そのほかの看板につきましては、どういったものがいいのかも含めて検討しているところでございますが、費用につきましては今後、予算等に上げさせてもらいながら進めていきたいというふうに考えておりますが、今のところ費用がどれぐらいになるかというところも含めまして検討しているところでございます。以上です。
再質問 7番 渡部正騎
わかりました。私のこの1番の質問の本旨としましては、このような新しい公共施設に対する魅力を発信する看板ができればよいと思っていましたので、1番についてはこれで了にしたいと思います。続きまして2番なのですけれども、きのこの里の看板、平成元年及び2年に建設されて、今は規模が縮小して現状とそぐわないということでしたけれども、また多額な費用がかかることから改修時期を検討したいという答弁いただきました。それに関連してなのですけれども、高規格と関係しているということでしたけれども、清里の看板は高規格道路のルートとは関係していないように思いますので、そちらだけでも早急に行うことは可能かどうか質問いたします。
答弁 生田原総合支所産業課長 大辻祐一(生田原総合支所産業課長は2020年3月まで)
ただいまの御質問にお答えさせていただきたいと思います。今、水穂の部分については高規格等の関連もあるけれども、清里のほうは薄いのではないかという御質問の内容かというふうに思いますけれども、ここにつきましては水穂、清里の看板もあわせて今後、改修時期を具体的に検討していきたいというふうに考えているところでありますので、御理解いただきたいと思います。
再質問 7番 渡部正騎
わかりました。次に、2番についてもう1点質問したいと思います。維持管理について伺いたいと思います。実はきのこの里の看板、私も近々でちょっと写真撮ってみて確認したのですけれども、結構さびが見受けられて、維持管理も含めたという今回の質問ですので、定期的な点検をされているのか、もしくはそういう点検義務があ《平成30年3月9日》るのかを伺いたいと思います。
答弁 生田原総合支所産業課長 大辻祐一(生田原総合支所産業課長は2020年3月まで)
お答えさせていただきます。特段、定期的なというところについては点検をしていないというのが実情であります。ですが、近くを通った際には車等をとめて目視のほうでは点検させていただいておりますことを御報告したいと思います。
再質問 7番 渡部正騎
わかりました。生田原地区は結構風が強くて去年も木が倒れたりとかしていまして、ちょっと看板等の維持管理について危険性がないかどうかもちょっと気にしていたところでしたので、この質問をさせていただきました。2番については、先ほどの町長答弁で改修時期を検討したいということでしたので、了解いたしました。次に3点目については、住民等の要望によって誘導看板の設置を検討したいということでしたので、こちらについては再質問ありません。ぜひ検討していただければと思います。次4点目なのですけれども、まず、多言語化の範囲についてちょっとお話を伺いたいなと思っているのですけれども、先ほど英語、中国語等3カ国語で多言語化されている看板があるということでしたけれども、私も町に平成28年度に宿泊されている外国人観光客の統計をちょっと確認してみました。平成28年度の宿泊実績を確認しましたところ、シンガポールの方が102人で一番多い宿泊人数になっていまして、次に多いのが中国人で71名、そして次に多かったのがタイとオーストラリアで45名という宿泊客の実績でした。平成28年度全体の外国人宿泊客の人数を見ますと、全体で560人、延べ人数では598人ということになっておりまして、このような実情を踏まえた上で英語だけでいいのか、もしくは他の多言語化も含めるべきなのかを伺いたいと思います。
答弁 商工観光課長 菊地隆(商工観光課長は2019年3月まで)
外国人の観光客、統計においては宿泊客数となっておりますが、こちらは平成二十五、六年から比べますと大幅にふえている状況であります。東南アジア系の外国人観光客が多い中ですが、今後階層等を見ながら何の言語が有効なのかを検討してまいりたいと思っております。
再質問 7番 渡部正騎
ぜひ検討していただければと思います。また、看板の設置の場所についてなのですけれども、観光庁が調査した平成27年度には、訪日外国人動向調査によりますと、外国人観光客が日本に来る目的というのは、主に日本全体だと日本食を食べることが1位になっています。しかし、北海道に限定すると、外国人の北海道への観光内容としては、自然観光というのが8割になっている実情です。《平成30年3月9日》これらを踏まえると、やはりコスモス園や芝桜、さらに丸瀬布の藤園など、町外に自慢できる観光名所が遠軽にはたくさんあると思いますが、国道や高規格などの幹線沿いに多言語化した看板を設置することで遠軽町の魅力を発信できると考えておりますが、いかがでしょうか。
答弁 商工観光課長 菊地隆(商工観光課長は2019年3月まで)
遠軽につきましては、外国人観光客が一番に望む自然環境というところでいけば、山彦の滝の観賞とか大平高原の星空観賞というところがありますけれども、今後におきましてはその辺の魅力をさらに発信して、看板の種類、設置場所等を検討していきたいと考えております。以上です。
再質問 7番 渡部正騎
わかりました。4番については以上です。最後に全体の質問を何点かしたいと思います。多分、この質問と次の質問で終わりにしたいと思うのですけれども、まず、今回の一般質問をつくるきっかけになった一つの理由としまして、国が進めている地方創生という枠組みの中で、いかに首都圏の人口を遠軽に定住させるかということを実は考えていました。ただ、定住人口をふやす仕組みをつくるには、長期的スパンで考える必要がありまして、なかなか難しいということで、まず交流人口から始めたほうがよいという記事をインターネットで見まして、このような一般質問をした次第でした。まず、交流人口をふやすことで遠軽町の魅力を発信し、来てくれた人に定住したいと思わせる仕組みづくりが必要と思い、実は一般質問の冒頭のタイトルに交流人口をふやすという言葉をつけさせていただきました。交流人口をふやすには、景色を見ることも大事なのですけれども、体験型の観光コンテンツが観光客のリピート率を上げるというふうな記事を読みました。遠軽町を見渡すと、犬ぞり、カヌー、乗馬等、白滝地区に多く存在していまして、また社名淵にはみどり牧場の酪農体験、そしてちゃちゃワールドやピノキオハウスでの木工体験、さらにはロックバレースキーなど、体験コンテンツがいろいろ遠軽町には存在します。これらの体験コンテンツを周知させるために、看板の設置を含めた総合的な町の考えをお聞かせください。
答弁 町長 佐々木修一
議員の今おっしゃっていた今回の質問の最終的なお考えは、定住につなげたいのだということを初めてちょっと今お伺いいたしましたけれども、まずこの話からいかせてもらうと、交流から定住へと、これも本当に僕もそだねというか、思っております。ただ、ほかに定住というのは、非常にうちも定住政策・対策やっていますけれども、なかなか、来るのですよ、それで一夏いて、やはりちょっと観光的になっている面もあって、今そこら辺もこれからどうしていくかということを指示を出したところであります。《平成30年3月9日》定住というか、結果的には人口減少、私も所信表明で言いましたけれども、やっぱり人口減少を抑えるということだと思うのですね。そういった意味で、やはり遠軽に働ける場所をふやすですとか、やはりうちだったら、特に私の場合、政策の一つに自衛隊駐屯地のことを掲げていますけれども、ここがやっぱりふえている、ふやしていただいていることもあります。そういった、あと企業誘致ですとか、町内にそういったいろいろな民間の力を使って雇用の場、それから経済効果を生んでもらうということが一番定住につながるのだというふうに思います。そのうちの一つとして、交流を通じてそのきっかけをつくるという意味で、看板をいろいろ考えていかなければいけないというふうに思っているのは全く私も同感であります。先ほど来の質問のときのこの看板、俗に言うああいったものもやはり多額なお金がかかるというのはさっき職員からもありました。看板って意外とすごい高いのですね。それをどうしていくか、これ財源の問題もあります。1カ所1カ所でやると、本当に町の一般財源でやらなければいけない。まとまったら、もしかしたらいろいろな物の進め方によっては特財が入るというようなこともあります。今、道路の関係もありますよね、道の駅ができて。では、こっち側の看板だけ何個かやってしまおうかというと、やっぱりこれも後でつじつまが合わなくなったりもするので、そこら辺も含めて町の中の看板をこれから高規格道路が延びる、道の駅ができるということも含めて考えていかなければいけないなというふうに思っております。そして、もう一つ看板、案内看板の御答弁もさせていただきましたけれども、できれば看板は余り立てたくないというのを私は考えております。やはり必要最小限でいきたい。やっぱりごちゃごちゃ余り立てたくない。これは議員もおっしゃったように、自然を見に来られている方が多いというふうに御質問にもありましたけれども、そういった観点からも必要最小限にしたいなというふうに思っております。今、私なんかもそうですけれども、どこに行くにもやっぱりこのスマホを見て、本当にもう声で何百メーター先右行けとか左行けとかってまで言ってくれる場合もあります。外国人の方も、恐らくそういうものを見て、車でここ数年、シンガポールとか職員のほうも毎年派遣して来てもらったりしておりましたけれども、やはり千歳空港からレンタカーで来られるわけですよね。そういったものを多分利用されているのではないかなと思いますので、いろいろな観点から考えて看板についての設置等考えていきたいと思います。以上でございます。
再質問 7番 渡部正騎
わかりました。特に看板をなるべく立てたくないということで、景観を損なうような形は確かに町長のおっしゃるとおりだなと思って、今聞いておりました。これでちょっと最後の質問にしたいのですけれども、仮に今後、看板を維持管理進めていく上で、どのような看板が有効であったかというのを検討、検証していくことが重要で《平成30年3月9日》はないかと私のほうは考えています。例えば、看板の大きさ、位置、デザイン性、あと最後に4番の話にもあった多言語化など、いろいろ尺度が考えられますし、費用対効果の面でも検証が必要かもしれないと考えています。そのようなことを踏まえた上で、効果的な看板として維持管理していくための検討方法に関して町の考えを伺いまして、最後の質問にしたいと思います。
答弁 経済部技監 内野清一
まず、御質問の公共看板には、大きく分けまして二つの看板がございます。一つは観光施設のPR、またはそこの観光施設への誘導を促す看板、もう一つは公共施設、集会施設等への案内看板という形になろうかと思います。町が管理していますこれらの看板は、大小合わせまして300を超える看板があります。それぞれ所管している課で担当が違うのですけれども、それだけの数の看板がございます。これらの看板が経年劣化等によりまして見えづらかったり、また、その看板の目的が当初の設置したときより目的が変わっていましたり、そもそも必要なところに看板が設置されていなかったり、そういった状況を改善していくべきとの御意見はそのとおりだというふうに考えております。町長からの答弁にもありましたとおり、新たな施設への案内看板であれば、そういう施設のオープン時期に合わせましたり、また今、議員のほうからも意見のありました既存の看板を利活用したりとか、そういったことを踏まえてやっていきたいなというふうに、今までも同様にそういう整備の仕方をやってきてはいたのですけれども、今後もそのような形で進めていきたいなというふうには思っております。また、看板の多言語化に関する御質問ですけれども、平成27年3月の定例議会におきまして、佐藤昇議員からも同様の御質問がございまして、訪日外国人の町内入り込み状況やニーズを捉えて検討していくというふうに、そのときに答弁をさせていただいております。先ほどの答弁においてもその考えを踏襲しておりまして、少しずつではありますが、そういう多言語化について整備を図ってきているところでございますので、御理解をいただきたいというふうに思います。