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江別市議会 令和7年第3回定例会 2025年9月11日

本庁舎建設スケジュールの見直しについて

2025年9月11日、江別市議会の一般質問で、岡英彦議員が「本庁舎建設スケジュールの見直しについて」質問し、市長 後藤好人が答弁しました。

質問者
岡英彦 議員
答弁者
市長 後藤好人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 岡英彦

それでは、通告に従い質問いたします。今回の質問は1点のみ、北海道日本ハムファイターズファーム施設誘致を見据え、本庁舎建設スケジュールの見直しについて、市長の御所見を伺います。7月7日、北海道日本ハムファイターズは、ファーム施設を北海道へ移転する意向を表明しました。これを受け、候補地とされる自治体では、誘致の機運が高まっているところです。江別市においても、市民有志による期成会が設立され、署名活動が進められており、既に2万筆を超える署名が集まっていると伺っております。夏の間、市内を歩いていましても、この話題でどこも持ち切りでございまして、市民の皆様の大きな期待と関心の高さを肌で感じております。私としても、このファーム施設誘致は、江別市にとって久しぶりの明るい話題であり、球団も、単なる野球施設整備にとどまらず、新たなまちづくりにつなげたいとの意向を示していることから、将来の江別市に資する大きなチャンスと捉えております。ぜひとも誘致を実現したいと考えているところです。市長も、記者会見や昨日の一般質問での答弁において、誘致に前向きな姿勢を示されました。また、江別市は、エスコンフィールドHOKKAIDOとの距離などの優位性から有力候補地として報道され、注目を集めているところでございます。球団は、再来年には移転先を決定する予定とのことですので、まさにこれからが交渉の正念場であると考えます。市長は、記者会見で、誘致に財政支援が必要になった場合の対応について、市民が利用する施設への支援の可能性は含みつつも、球団関係者だけが使う施設については、基本的にできないという考え方を示されました。私も、基本的にはそのとおりと理解をしますが、交渉に臨むに当たっては、行政として柔軟に対応できる余地を確保しておくことが重要と考えます。実際のところ、土地の取得や代替施設の整備など、相当の財政負担が生じる可能性があると考えます。一方、市では、現在、耐震性のない本庁舎の建て替えという巨額事業を控えており、来年度からの工事着工を予定しています。この事業は、多額の基金取崩しを伴い、財政に大きな影響を与えます。そして、この本庁舎建設の時期は、北海道日本ハムファイターズファーム施設移転先の決定時期と重なってしまったという状況でございます。私は、こうした状況の変化に応じて、今こそ柔軟に対応すべきときと考えるところでございます。市として、ファーム施設誘致に注力するためにも、本庁舎建設スケジュールの見直しが必要と考えますが、市長の御所見を伺います。

答弁 市長 後藤好人

岡議員の一般質問にお答え申し上げます。本庁舎建設スケジュールの見直しに関しまして、北海道日本ハムファイターズファーム施設の誘致を見据えた建設スケジュールの見直しについてでありますが、新庁舎の建設につきましては、これまでもその進捗を適宜所管委員会に報告させていただいておりますとおり、本年6月に基本設計の策定を終えたところでございます。基本設計に示す想定スケジュールでは、年度内に実施設計を完了させ、令和8年度から本体工事に着手し、令和10年度の竣工、供用開始、令和11年度に旧庁舎の解体工事を行う予定としております。新庁舎の建設に向けましては、緊急防災・減災事業債をはじめとした有利な起債制度の活用が前提となりますことから、国に対しては、引き続き制度の延長要請を行っているところでありまして、要請に当たりましては、基本設計に示す想定スケジュールを基に、事業の早期着手の必要性を説明してきているところでございます。また、労務費や資材費など建設単価の動向につきましても、引き続き上昇傾向が見られるところであり、経済性の観点からも、事業の早期実施が望ましいと考えているところであります。市と致しましては、現在の本庁舎は、耐震性能が不足していることから、災害時の対策拠点となる新庁舎の建設を早期に進めることは重要と考えておりまして、基本設計の想定スケジュールを基本に事業を進めてまいりたいと考えております。以上であります。

質問 岡英彦

市長の答弁は、これまでの本庁舎建設の取組に沿った答弁と理解をしたところでございます。しかし、今回私が質問している趣旨は、北海道日本ハムファイターズファーム施設誘致との関連でございます。先ほどの答弁では、その点への言及が全くございませんでしたが、本庁舎建設とファーム施設誘致の関係について、市長はどのようにお考えなのかを改めてお伺いします。

答弁 市長 後藤好人

再質問に御答弁を申し上げます。北海道日本ハムファイターズのファーム施設の誘致と新庁舎建設との関係についての御質問でございますが、先ほど御答弁を申し上げましたとおり、現在の本庁舎は、耐震性能が不足していることから、新庁舎の建設を早期に進めることは重要と考えており、実施設計を策定中でございます。また、ファーム施設の誘致につきましては、昨日の鈴木議員の一般質問にお答え申し上げましたとおり、現時点では、球団が想定する各施設の規模や仕様、建設コストの見込みなど、計画の全体像が明らかになっておりません。現在、市内への誘致実現の可能性について検討しているところでありますので、財政負担など新庁舎の建設との関係について、現時点でお示しすることは難しいものと考えております。以上であります。

質問 岡英彦

答弁いただきましたが、現時点でファーム施設の全体像が不明なため、庁舎建設との関係を示すことは難しいという御答弁だと思います。一方で、本庁舎については、スケジュールどおり進めることを基本とするという御答弁も頂いているということかと思います。ただ、私としましては、もし市長が昨日の一般質問でもお答えいただいているように、ファーム施設誘致を前向きに検討したいと本気で思われているということであれば、全体像が見えるのを待たないで、巨額の投資となる本庁舎建設に踏み出すのはどうなのか、正直、疑問に感じるところがございます。この点について、市長がどういうふうに考えているかというのを、もう少し御説明いただきたいです。

答弁 市長 後藤好人

再質問に御答弁を申し上げます。先ほども御答弁を申し上げましたとおり、新庁舎の建設を早期に進めることは、防災拠点をつくるということに関しましても非常に重要なことと考えております。同じことの繰り返しになりますが、ファーム施設の規模、全体画像が見えていない中で、この状況をどうするのだ、どちらだと言われても、それはどうするこうするということではないと思っています。市としては、新庁舎の建設とファーム施設の誘致双方について、引き続き検討してまいりたいというふうに考えております。以上であります。

質問 岡英彦

なかなかはっきりと答えにくいところもあるというふうに理解を致しましたが、私が答弁を聞いた印象、そこから感じることは、明らかに新本庁舎建設を優先され、ファーム施設誘致は後回しということは違うかもしれませんけれども、その優先度という意味では下げているように聞こえます。市長も、中期財政見通しなど財政面でのレクチャーも当然受けているかと思うのですけれども、本庁舎建設に踏み出してしまうと、今だと、ある程度様々なことをやれる余地というのが財政面であると、私は思っています。もちろんこれは補助金競争をしようと言っているわけではございません。それがいいなどとは、私は全く思っていません。ただ、今の段階だと、行政側で様々な選択肢を取ることができるでしょう。ファーム施設誘致に対しては、そういう可能性は残しておいた上で交渉に臨むほうが可能性が高まるのではないか、私としては思っているところです。そんなに何年も待つ話ではないので、例えば1年待つというのも、それほどおかしな話ではないのではないかと思っているので、繰り返しの質問になりますけれども、質問の意図としては、来年度から本庁舎建設をスタートしてしまえば、ファーム施設誘致に対して取り得る可能性というのがどうしても減ってしまうのではないか。昨日答弁を頂いたように、PFIを検討することは当然いいですし、基本的に民間資本の活用が必要になってくるというのは、私も当然のことだと思います。ただ、土地もどこだか分からないということもありますけれども、行政として、どこにするにしても何かしら用地の取得は必要でしょう。例えば、市民も使うようなものを行政としてやるという可能性も、今の時点でも相当程度あると私は思っているのです。だから、全体像が見えないから分からないという御答弁は、前向きに検討するという言葉とそごがあるのではないかと私には思えてしまうし、私が市民に、市長は本庁舎建設は来年からやるとお答えになったとお伝えしたときに、それではファーム施設はどう考えているのかと聞かれたら、正直、お答えしにくいところがございます。その点、市長としては、市民に対してどのように御説明をされるのか、改めて市長の言葉で伺います。よろしくお願いします。

答弁 市長 後藤好人

再質問にお答え申し上げます。新庁舎の建設とファーム施設の誘致は、全く別の次元の話だというふうに私は考えているのです。だから、どちらが優先とかそういった話ではなくて、市にとってみると、双方やらなければならない事業だというふうに考えております。以上です。

質問 岡英彦

別々の課題であり別々の取組なので、どちらもやらなければいけない、それは全然おかしな話ではないと思います。ただ、私の懸念は、財政的にそんなに簡単に両取りするというのは、もちろんファーム施設誘致のほうは、全体像が分からないし、行政に対してどこまで求められるのか、そもそもやっていいかどうかというのも分からないのは確かです。確かですけれども、ただ、新庁舎建設をやる以上、大きな投資をする財源がほぼなくなるというのは、市長も分かっていると思うのです。そういう意味では、同じ時期にどう両立させるかというのは、そんなに簡単な話ではないと私は思っていますので、それでやれると御説明されても、なかなか納得できませんし、理解がおぼつかないところがありますので、どういう理屈でそういう話になるのか、御説明をお願います。

答弁 市長 後藤好人

再質問にお答え申し上げます。私のほうでお答えしたのは、庁舎建設というのはやらなければならないこと、ファーム施設の誘致というのもやっていかなければならないこと、そういう中で財源という話が出てくると思います。ただ、ファーム施設の誘致に関しましては、どういった手法を取るのか、どういった財源が必要になるのか、ここのところもまだ不明な状態の中で、庁舎が優先だとか、ファーム施設が優先だという話にはならず、私としては、両方について、今できることを考えていかなければならないというふうに思っています。以上でございます。

質問 岡英彦

これ以上やっても恐らく繰り返しになると思いますので、今日のところは、分からないけれども分かりました。今回、急遽、この1点だけ質問したのは、12月だと予算編成が始まっていて間に合わないと思ったので、この今定例会で1点だけ質問をさせていただきました。これから来年度予算編成に向けて取組が進められると思います。その中で、ファーム施設誘致の件についても、もう少し見えてくるところもあるかと思います。市長からは、ファーム施設を前向きに検討する、今も両立していくものだとの答弁を頂きましたので、ファーム施設誘致の可能性を潰すことがないよう、そういうことをしっかりと考えた上で、来年度の予算編成に臨んでいただきたいということを申し上げて、私の質問を終わります。

出典:江別市議会 令和7年第3回定例会 2025年9月11日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる