江別市議会 令和6年第4回定例会 2024年12月5日
江別の歴史と文化を知り後世へ継承することについて
2024年12月5日、江別市議会の一般質問で、芳賀理己議員が「江別の歴史と文化を知り後世へ継承することについて」質問し、市長 後藤好人、教育部長 佐藤学、教育長 黒川淳司、経済部長 石田賢治が答弁しました。
- 質問者
- 芳賀理己 議員
- 答弁者
- 市長 後藤好人、教育部長 佐藤学、教育長 黒川淳司、経済部長 石田賢治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 芳賀理己
ただいま議長に発言の許可を頂きましたので、通告に従いまして、順次、質問させていただきます。件名1、江別の歴史と文化を知り後世へ継承することについて、項目1は、縄文文化による観光振興についてです。江別文化は、現在の北海道電力株式会社総合研究所が建つ場所にあった坊主山遺跡を標識とする文化であり、2世紀から3世紀に石狩低地帯で成立し、5世紀頃には、全道一円から東北地方まで影響を与えたと考えられています。遺跡発掘の歴史として、江別神社のある萩ヶ岡遺跡では約25万点の縄文土器、高砂遺跡では住居や墓跡、上江別では狩猟遺跡である落とし穴、江別太遺跡ではサケなどの漁の様子が分かるものなどが、多数発掘されております。そのほかにも、町村農場、元江別、対雁、元野幌、東西野幌、大麻、文京台でも多くの遺跡があり、子供の足形がついた土器も発見されております。ほかにも、日本最北端の古墳群として国の史跡に指定されている江別古墳群、別名後藤遺跡があります。昨今は、縄文文化に触れることを求めて、北海道から南下して旅をしていく方がおり、ツアーというよりは、自由に散策しながら遺跡や古代文化の見学などをしているそうです。インターネットで北海道縄文文化の旅と検索してみると、2021年に世界文化遺産に登録された千歳市から函館市までの幾つかのモデルコースが表示されていましたが、残念ながら江別市は出てきませんでした。さきに述べたように、縄文文化としては由緒あると言っても過言ではないようなすばらしい文化が息づいているにもかかわらず、縄文文化に好意を持っている方々の目に触れないのは、とても残念なことではないでしょうか。せっかくの縄文文化というキーワードに、江別市がヒットするようなアピールができたとしたら、観光として訪れる方が増え、レンタサイクルEBE-CLEで市内を周遊することにもつながり、経済効果も高まると思われます。以上のことを踏まえて、縄文文化による観光振興についてどのような御見解をお持ちか、お伺いいたします。2項目めは、市内遺跡や出土品の管理と郷土資料館の有効活用についてです。市内各地の遺跡で発掘された土器や装飾品など出土品の多くは、現在は旧角山小学校の文化財整理室に保管され、収蔵品として管理されていると伺っております。また、市内で発掘調査を実施したところの多くは住宅街や道路になっていますが、地形の特徴や名残を観察することができると言われています。1項目めにも述べました古墳群については、令和4年第2回定例会で公明党の裏議員が江別古墳群の整備と活用について質問されておりました。御答弁では、古墳の形状がより見やすくなるよう、草刈りの手法を見直すことや説明板の更新など、景観の改善に努めてまいりたいと考えておりますとのことでした。その後の管理状況についてはいかがでしょうか。そして、我がまちの歴史を学び、体験することのできる郷土資料館は、様々な展示品が並べられ、古代からの文化や歴史に触れることのできる貴重な施設です。建物はれんが造りで、江別市が象徴される外観です。展示品としては、第二次世界大戦中に王子航空機株式会社江別製作所、現在の王子エフテックス株式会社江別工場で造られた木製戦闘機キ-106の貴重な部品の展示から屯田兵の開拓史、外輪船上川丸、ヤツメウナギ漁、土地改良と農業の歴史、2004年に北海道遺産として登録され、本年、炭鉄港の構成文化財として加わった江別のれんがをはじめとする焼き物、また、土器などが多数展示されております。郷土資料館は市内の小学生などが社会科見学や体験学習で訪れている場所でもあります。自身も見学させていただき、市民からの声も合わせて、気づいた点を羅列させていただきます。剥製が隅のほうにあり展示されていないこと、時代の流れが分かりにくく現在を表現する展示がないこと、幼児や低学年には表示や内容が難しいこと、パンフレットなどがそのままラミネートされていることで文字が小さく読みにくいこと、空間展示がされていないこと、土器がたくさんあってもなかなか区別がつきにくいこと、おしゃれな間接照明ではありますが薄暗さを感じること、ロビーが閑散としていることなどです。公共施設として多くの人に利用していただくことを考えますと、時代に即したあと一歩の工夫や、展示方法やシステムの改善など、考えられることはないでしょうか。他の市町村では、展示物の横にある二次元バーコードを読み込むことで、リアルな映像を見ることができる、また、バーチャル映像で、あたかもその時代の主人公になれるような体験ができる施設も一般的になっているように思われます。さらには、他の公共施設につながるような表示をすることにより、郷土資料館で時代の流れに沿った歴史と文化を知りながら、多くの収蔵物をゆっくりと見学したい方は旧角山小学校の文化財整理室へ、れんがの歴史を深めたい方はセラミックアートセンターまたは市内のれんが工場へ、漫画や映画の主人公や上川丸に興味を持つ方は江別河川防災ステーションへ、日本最北の古墳群を見学したい方は後藤遺跡へと、観光の輪が広がります。このようにつながりを持つことで、江別市をもっと好きになっていただくことができるのではないかと思われます。どの年代でも、誰もが楽しんで、何回でも訪れたいと思う環境にするために、近隣の小学校の児童の皆さんや一般社団法人えべつ観光協会の方々の御協力を得ること、観光特使の方々にプロデュースを頂くことなども可能なのではないでしょうか。以上を述べさせていただき、市内遺跡や出土品の管理と郷土資料館の有効活用についての御見解をお伺いいたします。3項目めは、子供たちの自己肯定感を育むことについてです。この世に生まれ育つ過程では、親、家族、先生、社会と、多くの関わりによって学んでいくものと思います。幼児教育や義務教育等のカリキュラムでは、大人になるための様々な学習を重ねていくことになります。昨今は、学校に行けない子供が増え、多様性の承認と言われるように、時代の変化を思わずにはいられません。しかし、学校に行くことだけが大切なのではなく、心身ともに健康に生活することが何よりも大切だと感じております。歴史を知ることで、そこに生きた人物のことが分かります。往々にして、歴史上に描かれている人物は偉大な人であり、その人生をまねすることなどできないと思うことでしょう。そうすると、どう生きればいいのかという問いに改めて直面することになり、これを考えるときに力になるのが、古典や歴史といった教養と言われています。多くの人々の人生や歴史的な出来事を知ることで、自分の置かれている状況が客観的に分かるようになるそうです。歴史を学ぶことで、自己肯定感を育むことができて、勇気が湧いてくるとしたら、子供たちみんなが生き生きと前を向いて歩むことができるのではないでしょうか。そこで、江別の子供たちは、どのようにこの地の歴史を学んでいく環境があるのでしょうか。江別っ子なら誰でも知っているわたしたちの江別という副読本があります。これは小学校3・4年生で使用するものとなっていますが、そのほかの年代では各学校長にお任せしているとのことです。江別市に生まれ育つ環境の中で、就学前から江別の歴史に触れ、学校でも段階的に深めていけるとしたら、学校に行くとか行かないとかではなく、自信を持って元気に育つことができます。その教材として、2項目めでお伝えしたような、誰もがいつでも楽しく学び、年代に応じて学び方が選べるような郷土資料館があることは、とても貴重なことと思われます。また、江別の歴史・文化を語り継いでいる多くの市民が存在していることから、そのような方たちに御協力を頂くようなイベントの開催も効果的と思われます。子供が学び、家庭で話題になることで、親御さんも学ぶ機会となり、そのようなサイクルで大切な歴史が言い伝えられていくことの役割も生まれてきます。以上のことから、子供たちがこのまちの歴史を知り、自己肯定感を育むことについてどのようなお考えか、お伺いいたします。以上で、1回目の質問を終わります。
答弁 市長 後藤好人
芳賀議員の一般質問にお答え申し上げます。私からは、江別の歴史と文化を知り後世へ継承することについてのうち、縄文文化による観光振興について御答弁を申し上げます。まず、縄文文化は、縄文土器が使用されていた時代の文化であり、市内には、土器や土偶など縄文時代の歴史を伝える資料が多く存在します。第2次江別市観光振興計画では、歴史的コンテンツのPRと活用を図っていくとしており、これまでも郷土資料館による史跡ツアーなどを行ってきたほか、今年度は、一般社団法人えべつ観光協会主催の観光セミナーにおきまして、縄文太鼓の演奏なども行ったところであります。また、11月にリニューアルオープンした江別アンテナショップGET’Sには、まちの案内役として観光ボランティアガイドを起用しており、観光案内の際に歴史や縄文文化についても紹介するなど、様々な取組を行うこととしております。市と致しましては、市内に存在する縄文文化の歴史を伝える資料は貴重な観光資源の一つと捉えておりますことから、今後におきましても、これらの観光資源を有効に活用し、観光誘客につなげてまいりたいと考えております。私からの答弁は以上でありますが、このほかの御質問につきましては、教育部長ほかをもってお答え申し上げます。
答弁 教育部長 佐藤学
私から、江別の歴史と文化を知り後世へ継承することについての御質問のうち、市内遺跡や出土品の管理と郷土資料館の有効活用について御答弁を申し上げます。郷土資料館では、市民の生涯学習の振興や学術・文化の発展を目的として、歴史、自然、産業、文化等に関する資料を収集し、江別の歴史を伝える上で特徴的な先史時代の土器や石器等の考古資料、明治期の開拓資料、大正・昭和期の民具など、テーマごとに分けて常設展示をしております。そのほかにも、文化財整理室には2万点を超える資料を収蔵しており、そうした資料については、今月から開催する昔の衣類展など、テーマに特化した企画展で活用しているほか、市内史跡を巡るバスツアーの見学先に文化財整理室を新たに加えるなど、多くの市民に見ていただけるよう努めてきたところであり、令和5年度には年間4,000人を超える方々に御利用いただいております。教育委員会と致しましては、郷土資料館や史跡を訪れていただく方々に、江別の歴史や文化をより分かりやすく魅力的に伝えていく必要があると認識しており、令和5年度には、常設展の説明表示を一部リニューアルしたほか、御質問の江別古墳群につきましては、説明板等の更新や草刈りの実施時期を見直すなど、環境整備に努めてきております。今後におきましては、映像や二次元バーコード等を活用した展示内容のさらなる充実について検討するとともに、多くの方々に郷土資料館を有効に活用いただけるよう、一般社団法人えべつ観光協会など関係団体の協力を得ながら、対外的なPRについても研究してまいりたいと考えております。以上であります。
答弁 教育長 黒川淳司
私から、江別の歴史と文化を知り後世へ継承することについての御質問のうち、子供たちの自己肯定感を育むことについて御答弁を申し上げます。市内小学校では、総合的な学習の時間を利用した郷土資料館の施設見学のほか、大昔の生活、屯田兵の歴史をテーマとした出前授業等を通して、児童が江別の歴史を学ぶ機会の確保に努めております。また、郷土資料館では、学芸員の仕事を経験しながら江別の歴史を学ぶ子ども学芸員カレッジや粘土で土器を製作する縄文土器を作ろうなど、子供たちが歴史を体験する機会を提供しているところです。こうした取組により、年間2,000人を超える児童が郷土資料館で学んでおり、授業に参加した児童や保護者へのアンケートでは、地元江別の歴史に興味を持った子供たちの楽しそうな様子などが伝わる感想が寄せられているところです。教育委員会と致しましては、子供たちが地元の歴史を学ぶことは、ふるさと愛の醸成につながるものと考えており、引き続き関係機関や団体の協力を頂く中で、子供たちが江別の歴史を分かりやすく学べる機会の提供に努めてまいりたいと考えております。以上であります。
再質問 芳賀理己
それでは、順次、再質問させていただきます。項目1の縄文文化による観光振興について、それぞれ分かりやすいように分けて質問させていただきます。1つ目として、11月にリニューアルされた江別アンテナショップGET’Sのボランティアガイドは、市内にある様々な観光資源の活用について、どのような御案内をされているのか、お尋ねいたします。
答弁 経済部長 石田賢治
再質問に御答弁を申し上げます。観光ボランティアガイドによる観光案内についてでありますが、江別アンテナショップGET’Sでは、11月のリニューアルオープン以降、観光ボランティアガイドが常駐しており、特に利用者の多い土日は増員配置するなど、利用者に随時対応できるよう体制を整えております。ボランティアガイドは、周遊観光を促すために、縄文文化を学ぶことができる施設を含めた市内観光地等を紹介するとともに、訪問先の内容や現地までの交通アクセスなどの情報を提供するほか、事前に予約いただいた上で現地にてガイドするなど、利用者の要望に応じてきめ細かく対応しているところであります。以上であります。
再質問 芳賀理己
いつもいてくださるということで、皆さん、観光地についてよく理解して見学できるのではないかと思いました。引き続き、御対応をよろしくお願いいたします。次に、縄文文化に興味があり縄文文化を求めて旅をする方々に、まずは江別市に貴重な観光資源があることを知っていただくこと、さらに、知った上で選んでいただくという観光誘客方法についてどのようにお考えか、お聞かせください。
答弁 経済部長 石田賢治
再質問に御答弁を申し上げます。縄文文化に興味のある方への観光誘客の方法についてでありますが、市ではこれまでも、パンフレット、ガイドマップ、ホームページ等において市に所在する縄文時代の歴史を伝える資料を掲載しているほか、一般社団法人えべつ観光協会では、江別の歴史を知るモデルコースとして、郷土資料館等の施設を組み込んだコースを紹介するなど、様々な方法で周知に努めております。市と致しましては、第2次江別市観光振興計画において、歴史的コンテンツのPRと活用を図るとしていることから、縄文文化に興味のある方への効果的な周知の方法について、関係機関と連携しながら検討してまいります。以上であります。
再質問 芳賀理己
縄文文化のPRについては、時期を逃すことなく江別市を選んでいただけるような情報提供、インターネット検索をすれば、江別市のどこに縄文文化の見どころがあるのかなど、江別市に入らなくても分かるような形が一番望ましいのではないかと思いますし、そのような形にすればもっと皆さんに来ていただけるのではないかと思っていますので、積極的な対応をしていただけるよう要望いたします。続きまして、項目2の市内遺跡や出土品の管理と郷土資料館の有効活用について再質問させていただきます。1つ目として、江別の歴史や文化をより分かりやすく魅力的に伝えていくための郷土資料館の展示方法については、御答弁いただいたように、映像やQRコード活用を御検討いただくということで承知いたしました。ただし、それには少し時間がかかるのかなというふうに思いますので、ほかに市民から要望のあった照明の改善など、すぐにできることはいろいろあると思いますが、その点はいかがでしょうか。
答弁 教育部長 佐藤学
再質問に御答弁を申し上げます。照明の改善など要望等に対応することについてでありますが、教育委員会と致しましては、今年度から館内で実施している利用者アンケートの御意見も参考にしながら、議員が御指摘の照明などの効果的な展示環境の改善について検討してまいりたいと考えております。以上であります。
再質問 芳賀理己
環境整備は、来場される方の印象をすごく左右するものであると思います。雰囲気がよいとか、また来たい、もっと見たいといった印象を持っていただいてリピーターを増やす。また、こういうことは口コミを広げていくことがすごく大切かなと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。次に、市内の小学校の児童の皆さんに、展示物の説明表示方法などについて御協力を頂くということについては、実施が可能なのかどうか、改めてお伺いしたいと思います。
答弁 教育部長 佐藤学
再質問に御答弁を申し上げます。児童の協力を得て説明表示を見直すことについてでありますが、教育委員会と致しましては、施設見学に来た子供たちや子ども学芸員カレッジに参加する児童の意見を参考に、子供たちにも親しみやすい表示になるよう検討してまいりたいと考えております。以上であります。
再質問 芳賀理己
子ども学芸員カレッジでは、学芸員と一緒に仕事を体験できるということで、すごく興味を持ったり次につながったりするのかなと思います。子供たちの発想やアイデアというのは無限であると思いますので、ぜひ子供たちの力を借りて、展示の工夫、表現の工夫などをしていただきたいと思っております。次に、一般社団法人えべつ観光協会など関係団体の協力を得ながらPRについて研究をされるという御答弁を頂きましたけれども、先ほども述べたように、一般社団法人えべつ観光協会で設置している観光特使の役割を担っている方や団体がいます。彼らの活動としては、市内観光のイメージアップにつながる紹介及び宣伝、観光や交流人口の拡大に寄与する情報の提供というふうになっております。この役割を活用させていただいて、環境整備に御協力いただくことについての御見解はいかがでしょうか。
答弁 教育部長 佐藤学
再質問に御答弁を申し上げます。観光特使の協力を得て環境整備を進めることについてでありますが、郷土資料館では、江別観光特使に任命されているえべつまちけんキッズ応援隊の皆さんに、SNSによる情報発信を頂いているほか、語り・ひとり芝居ぐるーぷうるうる亭の皆さんにも、演劇えべつにわかをロビーで上演いただくなど、郷土資料館のPRに協力いただいているところです。教育委員会と致しましては、引き続き観光特使の協力を頂きながら、郷土資料館のPRに努めてまいりたいと考えております。以上であります。
再質問 芳賀理己
観光特使はたくさんいらっしゃるわけですけれども、とても個性あふれて芸術的なセンスを兼ね備えている方々が多いと認識しております。江別市のために貢献したいと思っていることは間違いないと思いますので、思いをマッチングして、力を発揮していただけるよう調整していただくことを要望いたします。次に、江別古墳群について、これまでの環境整備の詳細や観光ルートとしての活用の仕方から、どのような点で以前より見学しやすくなったのかというところを教えていただけますでしょうか。
答弁 教育部長 佐藤学
再質問に御答弁を申し上げます。江別古墳群の見学環境の改善点についてでありますが、江別古墳群は、毎年、市内史跡を巡るバスツアー参加者に御覧いただいているほか、北海道縄文のまち連絡会が実施するスタンプラリーに当市も参加しており、観光資源として活用されております。教育委員会と致しましては、見学者がより近くに車を止められるよう、駐車場の場所と誘導案内板を変更したほか、説明板の更新や職員パトロールによる草刈りの適正な実施など、江別古墳群を訪れる方が見学しやすい環境の整備に努めているところであります。以上であります。
再質問 芳賀理己
駐車場の整備など、様々な御努力をされていることがよく分かりました。引き続き観光客が増えていくように、よろしくお願いしたいと思います。次に、3項目めの子供たちの自己肯定感を育むことについての再質問をさせていただきます。1回目の質問でも申し上げましたように、副読本であるわたしたちの江別は、小学3・4年生で学ぶようになっております。郷土資料館にはたくさんの子供たちが来ているというふうにおっしゃいましたけれども、郷土資料館の施設見学や出前授業、体験学習について、市内小・中学生の学年の内訳はどのようになっているか、教えていただけますでしょうか。
答弁 教育部長 佐藤学
再質問に御答弁を申し上げます。施設見学や出前授業等で郷土資料館を利用している児童の内訳についてでありますが、令和5年度の利用児童数は、小学1年生が26人、2年生が103人、3年生が1,506人、4年生が293人、5年生が33人、6年生が44人となっております。以上であります。
再質問 芳賀理己
やはり、副読本わたしたちの江別を学ぶ年代の小学3年生1,506人、4年生293人と、かなり多いことが分かります。次の質問と関連するため、この数字を基にお聞きしたいのですけれども、教育委員会として、小学3・4年生以外の学年で、歴史・文化的な学びをどのようにしていくことが望ましいと考えているのか、お聞かせいただきたいです。
答弁 教育長 黒川淳司
再質問に御答弁を申し上げます。小学3年生、4年生以外の学年への歴史・文化的な学びについてでありますが、小学校においては、学習指導要領に基づき、社会科等で地域の文化や歴史を学年に応じて学んでおります。教育委員会と致しましては、学年を問わず、多くの児童に郷土資料館で学んでいただきたいと考えており、施設見学や出前授業の活用について校長会で案内をしているほか、入館無料券をつけた広報誌、子どもが輝くえべつの小中学校の全小・中学生への配付や企画展ポスターの各学校への掲示などを行っているところであります。以上であります。
再質問 芳賀理己
各学年で、様々な取組によって学ばれていることがよく分かりました。引き続き、継続した学習の機会を設けていただくよう要望いたします。また、小学3・4年生の学習がきっかけで、次につながるという深まりもあろうかと思います。そのときに、郷土資料館にまた行ってみようなど、いろいろな学習の幅が広がっていくことが必要なのではないかと思っておりますけれども、先ほどの質問でも申しましたが、どの子も地元の歴史・文化を学ぶことができるという目的での郷土資料館の展示方法について、どのように評価されているのか、お聞かせ願います。
答弁 教育部長 佐藤学
再質問に御答弁を申し上げます。郷土資料館の展示方法の評価についてでありますが、常設展では、振り仮名付説明文の設置や展示物に関するクイズ、企画展では、土器のパズルや収蔵資料に触れることができるコーナーを設けるなど、子供の興味を引くための工夫を行ってきております。教育委員会と致しましては、郷土資料館が子供たちの興味・関心を高められる施設となるよう、映像や二次元バーコード等を活用した展示内容の充実について検討してまいりたいと考えております。以上であります。
再質問 芳賀理己
時代に即して、どの子も楽しく学べる環境を常に維持していただくよう期待申し上げます。4つ目に、教育委員会では、子供たちが江別の歴史を学ぶことについて、ふるさと愛の醸成というふうに御答弁いただきましたけれども、それ以外に狙いや目的は設定されているのかどうか、お尋ねいたします。
答弁 教育長 黒川淳司
再質問に御答弁を申し上げます。子供たちが江別の歴史を学ぶことの狙いや目的についてでありますが、教育委員会と致しましては、江別の歴史を学ぶことは、地域の特色や産業を知ることによるふるさと愛の醸成に加え、子供たちが好奇心や探究心を持ち、自ら調べる力や、それを整理し、まとめる力を育むことにもつながるものと考えております。以上であります。
再質問 芳賀理己
やはり、歴史・文化を知ることは、歴史上の人物に触れ、自分自身に置き換えて考える機会となるものです。偉大な功績や今につながる実績を知り、誇らしく思うのではないでしょうか。歴史・文化を学び、わくわく楽しいと思える日々を過ごすことができるよう、この江別市では、子どもが主役のまちというふうに定めておりますので、学校、家庭、社会、みんなで支えていくようなまちづくりを期待いたしまして、質問を終了いたします。