江別市議会 令和6年第2回定例会 2024年6月19日
(1)市内小・中学生の通学時におけるかばんの重さ対策について/(2)セキュリティー対策アプリの活用について
2024年6月19日、江別市議会の一般質問で、三吉芳枝議員が「市内小・中学生の通学時におけるかばんの重さ対策について」「セキュリティー対策アプリの活用について」について質問し、教育長 黒川淳司、教育部長 佐藤学が答弁しました。
- 質問者
- 三吉芳枝 議員
- 答弁者
- 教育長 黒川淳司、教育部長 佐藤学
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 三吉芳枝
議長に発言の許可を頂きましたので、通告に従い、順次、質問させていただきます。初めに、市内小・中学生の通学時におけるかばんの重さ対策についてお伺いいたします。2022年、学校で使われている水着やランドセルなどを販売するフットマーク株式会社がランドセルの重さに関する調査結果を発表しました。同社は、2021年に引き続き、通学にランドセルを利用している全国の小学1年生から3年生までとその保護者1,200人を対象に、ランドセルの重さに関する意識調査を実施いたしました。その調査によりますと、小学生の93.2%がランドセルが重いと感じていると回答、保護者の89.5%もランドセルが重過ぎるのではないかと感じていることが分かりました。荷物を含めたランドセルの平均の重さは4.28キログラムで、前年度の3.97キログラムより増加、さらに、3キログラム以上を背負っている子供は68.9%で、前年の65.8%より増加している結果となりました。続いて、ランドセルが重いと感じている小学生のうち、3人に1人が通学を嫌がった経験があり、さらに3.5人に1人が通学時に肩や腰、背中など身体の痛みを訴えたことがあると判明し、ランドセル症候群が懸念される結果となりました。また、置き勉が禁止されている小学生は41.7%、前年度の46.8%に比べてやや減少したものの、依然として半数近くが置き勉を禁止されていると回答、また、小学生の90.2%がランドセル以外に体操着入れなどほかのかばんを持って登校することがあると分かりました。冒頭にも触れたとおり、重いランドセルについては、ランドセル症候群などと報道等でも話題になり、御承知のことかと思います。ランドセル症候群とは、自分の体に合わない大きさや重さのランドセルを背負ったまま、長時間通学することによる心と体の不調を表す言葉で、具体的には、小さな体で、3キログラム以上の重さがある通学かばんを背負いながら通学することによる筋肉痛や肩こり、腰痛などの身体異常だけではなく、通学自体が憂鬱に感じるなど、気持ちの面にまで影響を及ぼす状態をいいます。通学かばん自体を軽くしようとする動きは、ランドセルメーカーが各社努力しているところですが、ランドセルの中に入れる教材は、年々、ページ数が増加しております。一般社団法人教科書協会が出している教科書発行の現状と課題の令和3年度版には、小学校では、全教科・全学年の各社平均推移によると、平成17年度では、全教科のページ数が4,857ページだったのが、令和2年度には、平成17年度比175.4%の8,520ページまで増えています。中学校でも同様に、平成18年度、全教科ページ数が4,430ページだったのが、令和3年度には、平成(・・)18(・)年度(・・)比150.9%の6,684ページとなっています。これは、子供たちの資質・能力の育成を図ることや主体的・対話的で深い学びを充実すること、児童生徒の分かりやすさ、学びやすさ、ユニバーサルデザインを追求して教科書の記述やレイアウトが工夫されたことなどによるものです。また、教科書以外にも、学校で利用する道具に加え、コロナ禍で感染対策として学校に持っていくようになった水筒などの荷物も合わせると、相当な重さになります。アメリカの小児科学会では、背負う荷物は、子供の体重の10%から20%を超えないほうがよいという研究結果が出ています。小学1年生から3年生までの平均体重がおよそ25キログラム、荷物を含むランドセルの重さは平均4.2キログラム、これを大人の30代女性の平均体重で考えると、毎日2リットルのペットボトル4本から5本を背負って歩くのと同じと言われています。こうした状況を、近年、テレビや新聞などのニュースでも、小・中学校の登下校時の荷物が重いことが身体に影響を与えていると言及されています。小児科医療の専門医、名古屋市立大学医学部附属西部医療センターの名誉院長で、医療法人尚豊会みたき総合病院の鈴木部長は、まだ筋肉ができていないきゃしゃな体つきの子が重いランドセルを背負うと、重みで後ろに引っ張られるので、バランスを取るために頭を前に倒すと、猫背になるということが第一に考えられる。また、背骨が横に曲がってしまって、肩こり、背中が痛い、腰が痛いが慢性的に起こりやすく、特に低学年に関しては気をつけたほうがよいと言われています。こうしたランドセル症候群を防ぐための一つの方法として、学校に教材を置いて帰る置き勉が挙げられています。置き勉に関しては、平成30年に文部科学省が児童生徒の携行品に係る配慮についてという事務連絡をしており、児童生徒の携行品の重さや量について改めて検討し、必要に応じ適切な配慮を講ずるようお願いすると、全国の教育委員会などを通じて学校に周知しています。しかし、冒頭の調査結果にもあったとおり、徐々に置き勉を取り入れている学校は増えていますが、いまだに禁止の学校が多いのも現状です。江別市内においても、平成30年第4回定例会において、星議員が同様の質問をしており、当時の教育委員会の答弁では、家庭学習での必要性も考慮しつつ、一定の教材については学校に置くことを認めるなど、児童生徒の携行品に配慮した取組を進めることが必要である、校長会議において、この国の通知を周知し、全ての小・中学校が児童生徒の携行品の配慮についてさらに取組を進めるよう要請を行い、教育委員会としては、引き続き携行品の重さや量の軽減に向けた学校の取組が進むよう指導してまいりたいと考えていると述べられております。基本的には各学校の判断に任せているのかと考えますが、文部科学省の事務連絡から6年が経過し、その間、コロナ禍や小・中学校には1人1台のタブレット端末も導入されるなど、環境は変化しております。しかし、小・中学生の登下校時の荷物の重さは、あまり軽減されていないように感じます。逆に、水筒やタブレット端末が増えた分、重くなっているのではないかとも考えられます。そうした現状を踏まえ、1点目として、平成30年第4回定例会での一般質問以降、市内小・中学校における教科書などの置き勉の実施状況についてどのような変化があったのか、お伺いいたします。2点目として、デジタル教材を導入し、教科書自体を減らし、重さを軽減することも効果があると考えます。文部科学省では、令和6年度より、小学5年生から中学3年生までの英語の教科書をデジタル教科書に先行導入する方針を決めました。その後は、英語の次に現場のニーズが高い算数・数学のデジタル教科書の導入を検討するとあります。市内小・中学校における英語のデジタル教科書の導入状況と、今後、市として、デジタル教科書を導入していくことへの見解をお伺いいたします。続きまして、件名2、セキュリティー対策アプリの活用についてお伺いいたします。総務省の令和5年版情報通信白書にある情報通信機器の世帯保有率の推移によると、平成23年から令和4年の10年ほどで、スマートフォンの世帯保有率は29.3%から90.1%と著しく増加しました。スマートフォンの普及により、SNSの利用が増え、近年では、撮影した写真や動画を、SNS等のアプリを通じたインターネット上でシェアすることが定着してきました。スマートフォン保有率の高さは、子供社会にとっても例外ではなく、令和(・・)6年(・・)3月(・・)に(・)実施(・・)された(・・・)こども家庭庁の令和5年度青少年のインターネット利用環境実態調査によると、インターネットを利用していますかとのアンケートに答えた子供3,279人のうち、98.7%が利用していると回答、インターネットの接続機器で一番多かったのがスマートフォンで、75.2%、なかでも自分専用のスマートフォンを利用している割合は、小学生が70.4%、中学生が93.0%、高校生が99.3%となっております。同調査によると、インターネットを利用しているインターネット接続機器のいずれかの機器で、撮影や制作、記録をすると回答した青少年1,212人に、配信したことがあるかを聞いた結果、全体で19.6%があると答え、残りは無回答でした。配信したことがあると答えた学校種別に見ると、小学生が11.6%、中学生は20.6%となり、高校生になると23.2%という結果でした。このように、子供にとって身近なスマートフォンでの写真・動画撮影とSNS投稿ですが、個人的な情報を公開する行為であることから、保護者も、子供と一緒に、様々な危険があることを理解する必要があります。インターネット上での自撮り写真・動画の共有に潜む危険は、子供自身が被害者になることも、加害者になることも想定されます。近年では、学校配付の学習用タブレット端末による自撮りや盗撮による問題も全国的に見受けられます。SNSなどを通じて、子供たちに裸や下着姿などを自撮りさせる手口が全国的に広がり、北海道内においても、北海道警察による児童ポルノ検挙・保護件数によりますと、令和5年では、検挙件数が134件、検挙人員が79人、被害児童71人。このうち被害児童21人は自画撮り被害児童で、だまされたり脅されたり、またはお願いされて断り切れずに、児童が自分の裸を撮影して、メールやコミュニティーサイト、通信アプリなどで相手に送ってしまう自画撮り被害が近年増加しており、スマートフォン、SNS等を利用しての被害が多く、中学生、高校生が大きな割合を占めております。こうした子供による性的な自撮りに関する被害が増える中、令和3年秋に愛知県警察が、被害を防止する策について、起業家を育成するプロジェクト団体に相談しました。愛知県内でも、令和4年度に、中・高生などを中心に36人の被害が確認されていることもあり、プロジェクトに参画されていた藤田医科大学が名乗りを上げ、産学官の連携の下、AI、人工知能を利用して被害を防止するアプリが開発されました。このアプリは、子供を守るという意味から、コドマモと名づけられています。コドマモは、子供が自分のスマートフォンで裸や下着姿などのわいせつな画像を撮影、保存した際、AIが撮影データを判別し、画像を削除するよう促す通知が表示されるとともに、保護者にも通知されるというペアレンタルコントロールができるシステムです。AIはサーバーを介さず、端末上で完結するため、画像は端末の外に共有されることはなく、プライバシーは保護されます。このアプリは、スマートフォンにインストールすることで、画像フォルダとアプリが連携し、撮影データが画像フォルダに保存される際にAIが判別するため、あらゆるアプリ内の機能による撮影画像に関しても判別可能となります。また、子供が今どこにいるのか、リアルタイムで位置情報の確認ができ、このアプリは、令和5年3月より無料配信が始まっています。私も、早速ペアレンタルコントロールの実証実験のために、自分のスマートフォンと、子供はまだ未所有のため、夫のスマートフォンにインストールしてみましたが、通知や現在地が即座に私のスマートフォンに届くことが確認できました。令和5年3月、ニューヨークの国連本部で開催された国連女性の地位委員会でも、社会課題を解決するアプリとして紹介されました。今後は、アプリの利用時間管理、歩きスマートフォンの防止、SNSの危険なチャット探知、課金防止対策の機能が追加される予定とのことです。令和4年、愛知県内での児童ポルノ事犯などの被害者の4割は中学生だったことから、愛知県警察は、市と共同で、全国で最も平均年齢の若い長久手市において、市内3つの市立中学校生徒2,000人を対象に、令和5年7月から9月までの3か月間、コドマモアプリの実証実験とともに、中学生のスマホ等の利用実態についてアンケート調査が行われました。その結果によりますと、アンケートに回答した生徒1,522人のうち、LINEやSNSなどで怖い思い、嫌な思いをした経験がある生徒が121人おり、自分の裸や下着姿の自撮り写真を送るよう求められたことがある、すなわち、SNS性犯罪のリスクに直面したことがある生徒が27名いると判明、また、アンケートには、闇バイトの関係者とみられる人から接触されたなどという回答もあり、中学生がSNSなどを通じて日常的に犯罪の危険にさらされている実態が明らかになりました。実験に参加した3年生の女子生徒は、友達が怖い目にあった自撮り写真は、デジタルデータで残ってしまうので気をつけたいとの意見も、また、1年生の女子生徒の母親は、自分の娘にも危険なメールが来てもおかしくないと知りましたと答えております。調査に関わった藤田医科大学の村川修一准教授は、衝撃的な数字で驚いた、こうした実態が社会に周知されることが大事だと思うと話しております。コドマモアプリに期待される効果としては、犯罪を減らす抑止力になること、親子の対話を促進する仕組みとなること、子供が加害者になることを予防すること、また、学校配付の学習用タブレット端末にインストールすることで、学校内外での性的な自撮りや盗撮を防ぐことができることだそうです。令和5年度第1回愛知県青少年保護育成審議会においても、コドマモアプリについて触れられ、啓発していきたいとのことでした。愛知県警察により、愛知県教育委員会を通じて紹介依頼もあったようで、愛知県内の学校によっては、公式ウェブサイト等で周知を図られているところもあります。江別市においても例外ではなく、子供たちが心豊かに健やかに育つためにも、犯罪に巻き込まれる危険性を遠ざけ、トラブルを未然に防ぐ手だてを講ずることは重要と考えます。以上を述べまして、1点目、市内小・中学校の全生徒に配付している学習用タブレット端末のセキュリティー対策の状況についてお伺いいたします。2点目、本市において、子供を守るためにスマートフォンを所有する小・中学生やその保護者に対し、愛知県警察が開発したアプリ、コドマモの周知・啓発を行ってはどうかと考えますが、見解をお伺いいたします。以上で、1回目の質問を終わらせていただきます。
答弁 教育長 黒川淳司
三吉議員の一般質問に御答弁申し上げます。私からは、まず、市内小・中学生の通学時におけるかばんの重さ対策について御答弁を申し上げます。初めに、教科書などの置き勉の実施状況についてでありますが、小・中学校で使用する教科書は、学習指導要領の改訂に伴うページ数の増加やサイズの拡大などにより、近年、重量が増えてきております。また、令和4年度から開始したタブレット端末の持ち帰りや暑さ対策と新型コロナウイルス感染症対応に係る水筒の持参も、かばんの重さが増えた要因の一つであると考えております。これまでも、教育委員会では、校長会議において、文部科学省の通知を基に、児童生徒の携行品に係る重さや量への配慮を要請してきており、その要請を受け、各学校では、学校に勉強道具を置いたまま帰る、いわゆる置き勉について、学校保管に係る基本的なルールを定めて実施しているところであり、今年度から、3年生以上は毎日タブレット端末を持ち帰り、教科書やノートは学校に保管する運用を開始した小学校もあります。教育委員会と致しましては、引き続き各学校が家庭学習の必要性を踏まえた上で、通学時におけるかばんの重さ対策に取り組めるよう、連携して進めてまいりたいと考えております。次に、デジタル教科書の導入についてでありますが、市内の小・中学校では、令和3年度以降、文部科学省の学びの保障・充実のための学習者用デジタル教科書実証事業によるデジタル教科書の導入を進めてきており、今年度の実施状況は、英語を全ての小・中学校に、算数・数学を小学校10校、中学校4校に導入したところであります。デジタル教科書は、現在の学習指導要領が目指す主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善に必要であるとともに、視覚障がいなど、特別な配慮を必要とする児童生徒の学習上の困難低減につながるものと認識しております。また、こうしたデジタル教科書の導入拡大と、今年度、市内全小・中学校に導入を進めているAIドリルの活用などにより、タブレット端末への教材の集約が進むことで、かばんの重さの軽減にもつながっていくものと考えております。いずれに致しましても、デジタル教科書の導入につきましては、今後も国において段階的に拡大していくこととしており、教育委員会と致しましては、こうした国の方針に基づき、適切に対応してまいりたいと考えております。引き続き、セキュリティー対策アプリの活用についての御質問のうち、小・中学校で配付されているタブレット端末のセキュリティーについて御答弁を申し上げます。教育委員会では、これまでに文部科学省が進めるGIGAスクール構想に基づき、児童生徒が利用するタブレット端末の整備と多機能大型ディスプレーなど、タブレット端末を活用する上で必要となる周辺機器や環境の整備を進めてきております。御質問のタブレット端末のセキュリティー対策についてでありますが、市内の小・中学校に整備した児童生徒が利用するタブレット端末については、インターネット上の脅威に対して安全性の高い機種を選定しております。さらに、SNSや有害サイト、個人情報の入力を求めるサイトへのアクセスなどができないよう制限するため、クラウド型のセキュリティーサービスを導入当初から採用しており、これまでも大きな事故は発生しておりません。教育委員会と致しましては、児童生徒が安全かつ安心な環境で学習に取り組むことが重要であると認識しておりますことから、今後見込まれる端末等の更新に向けて、タブレット端末のセキュリティー対策に引き続き取り組んでまいります。以上であります。
答弁 教育部長 佐藤学
私から、セキュリティー対策アプリの活用についての御質問のうち、AIペアレンタルコントロールアプリの活用について御答弁を申し上げます。近年、スマートフォン所有の低年齢化が進んでおり、本年3月に行われた国の調査では、自分専用のスマートフォンを利用している割合が、小学生は7割、中学生は9割を超える結果となるなど、児童生徒が簡単にインターネットを利用できる環境になっております。スマートフォンが児童生徒に普及する中、SNS上で写真や動画が流出するトラブルなども年々増加しており、これを防止する方策の一つとして、保護者が子供のスマートフォンなどの機能を管理、制限するペアレンタルコントロールが有効であると言われております。ペアレンタルコントロールについて、最近では、アプリ使用や動画閲覧などに対し、年齢や使用時間の制限などを一括管理できるアプリが複数開発され、議員が御案内のコドマモもそれらの機能を有し、子供の現在地確認などの基本機能に加え、人工知能を活用して、画像流出などの被害を防止できるという特徴から、有効性が期待されているアプリの一つであると認識しております。教育委員会では、これまでも児童生徒を対象とした情報モラル講演会の実施や児童生徒自らが通信機器使用に関する市内共通のルールとして、えべつスマート4Rules(ルール)を定め、児童生徒が守るべき決まりや保護者が関わる重要性について周知を図ってまいりました。いずれに致しましても、インターネットに潜む危険から子供たちを守るため、実態に即した対策を講ずる必要があると考えておりますことから、今後、適切なSNS使用に関して関係機関と意見交換を行っていくほか、情報モラルに関する取組を通じて、ペアレンタルコントロールの必要性や見守りに関して有効性が高いアプリの活用などについて、児童生徒や保護者に周知してまいりたいと考えております。以上であります。
質問 三吉芳枝
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・御答弁ありがとうございました。件名1の1項目め、教科書などの置き勉実施状況について再質問とさせていただきます。教育委員会としての取組については、一定の理解を致しました。その結果として、置き勉について新たな運用を開始した学校もあるとのことでしたが、答弁をお聞きする限り、基本的には各学校に対策をお任せしていると伺い取れます。それぞれの状況や教育の一環としての指導性なども理解するところですが、1回目の質問でも述べたとおり、かばんの重さによって、子供たちの心身への負担が大きいのも事実であります。各学校の判断にお任せするにしても、ある程度基準となるものが必要ではないでしょうか。子供たちの心身への負担に鑑み、各学年における平均体重や身長などを基準として、成長や体格に応じたあるべきかばんの重さの基準を示すことで、一定の目安とすることができるものと考えます。教育委員会として、一定の基準を設けることについて御見解をお伺いいたします。
答弁 教育長 黒川淳司
私から、市内小・中学生の通学時におけるかばんの重さ対策に関しまして、教科書などの置き勉の実施状況についての再質問に御答弁を申し上げます。教育委員会として一定の基準を設けることへの見解についてでありますが、かばんの重さ対策としての置き勉につきましては、各学校が実情に応じ、児童生徒の発達段階に配慮した上で取り組むものであり、教育委員会として一定の基準を設けることは難しいものと考えております。以上であります。
質問 三吉芳枝
御答弁ありがとうございます。最後は、要望とさせていただきます。小・中学生のかばんの重さに関しては、まだまだ改善の余地があると感じます。市内児童生徒が利用しているタブレット端末だけでも、約1.3キログラムの重さがあります。また、これから気温が上がる季節になると、水筒の容量も増え、ますます重たい荷物を背負い、炎天下の中を登下校することになると考えられます。校長会議において、さらなる取組を促していただくことは前提と致しまして、このことについては、保護者の意見、また専門家の意見、あるいは先進事例を参考にするなど、広範囲にわたって情報を収集し、少しでも小・中学生のかばんの重さに対する負担軽減に、どうか早急かつ柔軟な対応を頂けますよう要望し、以上で、一般質問を終了させていただきます。ありがとうございます。