江別市議会 令和6年第1回定例会 2024年3月6日
(1)障がいのある児童生徒の教育機会について/(2)ゼロカーボンシティ実現に向けた取組について
2024年3月6日、江別市議会の一般質問で、長田旭輝議員が「障がいのある児童生徒の教育機会について」「ゼロカーボンシティ実現に向けた取組について」について質問し、市長 後藤好人、教育長 黒川淳司、教育部長 伊藤忠信、生活環境部長 近藤澄人が答弁しました。
- 質問者
- 長田旭輝 議員
- 答弁者
- 市長 後藤好人、教育長 黒川淳司、教育部長 伊藤忠信、生活環境部長 近藤澄人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 長田旭輝
議長に発言の許可を頂きましたので、通告に従い順次質問させていただきます。近年、多様性に伴う共生社会の実現の必要性は、着実に高まっていることを肌で感じております。江別市としても、今まで、国際的な理解を深める取組、江別市パートナーシップ宣誓制度の導入、市内小・中学校への特別支援学級の設置など、国籍、性別、障がいの有無など、多様性のある共生社会実現に関わる取組を着実に進めてきたと承知しております。令和6年度から始まる第7次江別市総合計画の中でも、共生社会への対応、様々な分野において、多様な市民がありのままで、誰もが生き生きと暮らせる共生の社会を目指して取り組んでいく必要性についても明記されました。誰もが安心して暮らせる江別を実現するためにも、今後、さらに共生社会に向けた取組を着実に進める必要があります。さきに述べた市内小・中学校への特別支援学級の設置により、障がいのある子供が日頃から生活している地域で教育を受けられるという選択肢が生まれ、それを望む声が増えているということも、実際に市民や教育現場の方から伺っております。健常者の子供と障がいなどにより支援を必要としている子供が、同じ学びやで学ぶことができる環境を、これからも持続発展させていくことが今後も必要であると考えており、教育分野で共生社会を進める上でも重要なことであると言えます。一方で、障がいや医療的なケアが必要な理由で、教育の場で格差を感じている児童や保護者がおられることも事実であります。先月、市内中学校の特別支援学級に通う重度の障がいのある児童の保護者の方から御相談を頂きました。児童本人の意思も踏まえつつ、地元の学校で学ばせてあげたいとの思いで、現在、地域の中学校に通っている。今後、中学校で修学旅行があるが、児童本人に重度の身体障がいがあり、果たして行けるかが不安だった。小学校の修学旅行のときには、親が車で同伴をして、短い日程だったので、何とか対応したが、中学校では3日間の行程で、バスや飛行機移動もある。そこで、学校側とも話をしたところ、学校側も児童を修学旅行に連れていってあげたい。ほかの生徒とできるだけ一緒に行動をさせてあげたいと、旅行会社にも相談をして、修学旅行に行ける方法を一緒に考えてくれたとのことです。方法としては、生徒が移動するバスを、車椅子ごと乗降できるリフト付バスの利用ができるとのこと。本人が移動時に負担がかからないようにするためという配慮もありました。ただ、体調不良時の対応や夜間の対応、医療的な措置、精神的な負担の軽減などから、保護者の付添いが必要とのことでした。このとき保護者の方は、それでも大切な修学旅行に行かせてあげたいという思いで、付き添う予定とのことでした。それでも、学校側がリフト付のバスの利用を提案してくれたこと、そのこと自体に障がいへの理解の一端を感じられておりました。しかし、その修学旅行の金額に不公平感を覚えたそうです。一般的に、健常者の生徒の旅行費用は1人約7万円、しかし、今回相談のあった児童は、重度の障がいがあり、保護者が付添いをする場合、通常のバスからリフト付バスに変更したときの差額分、保護者付添い分の旅費などを含めると、約30万円を保護者が負担することになってしまうとのことであります。保護者の方は、障がいがあるという理由で、同じ健常者の子供たちとこれだけの差があること、経済的な負担が非常に大きいことに落胆されておりました。せめて、この金額を補助してもらえる仕組みがあればと、切実に話されておりました。江別市で利用できる特別支援学級の特別支援教育就学奨励費も修学旅行が対象となっていますが、上限額は2万8,860円であり、足りない以前に所得制限で対象外とのことであります。今回は、現状で、学校側としても、本人をほかの生徒と一緒に修学旅行に参加できるようにしてあげたい、保護者も、そのためにできるだけのことはしてあげたいとの思いから話を進めていました。しかし、現状、これほどの経済的負担が出ることに、学校側としても、保護者側としても、苦慮されておりました。修学旅行は、学校生活の思い出をつくるだけではなく、義務教育の大切な授業の一環であり、ふだんと違うその地域の文化、歴史を学び、見識を広げ、また、他の生徒との交流や人との関わり方を学ぶ大切な教育の機会であります。今回の件は、修学旅行を通して、保護者として、障がいがあっても他の生徒と同じように教育を受けさせてあげたい。学校側としても、それをどう実現できるか、方法を保護者と一緒に考えた結果であります。児童も保護者も、学校教育の現場の皆さんも奮闘されております。しかし、それを実現するためには、行政側からの支援が必要であり、今回の修学旅行の問題は、それを象徴する課題の一つであると考えます。そこで、1点目として、現在、江別市で行われている障がいのある子供の教育に対する取組の現状と課題についてお伺いいたします。2点目として、共生社会を目指す上では、障がいのある児童も、そうでない児童も、障がいがあることで、どのような課題や現状があるのかを理解する機会が必要であると考えます。どのように取り組まれているのか、お聞かせください。3点目として、今回の特別支援学級の生徒のように、修学旅行に必要と判断できる経費を助成することについて、御見解をお伺いいたします。次に、件名2、ゼロカーボンシティ実現に向けた江別市の取組についてお伺いいたします。全国でも脱炭素化の流れは加速しており、環境省のホームページを見ますと、2050年までの実質CO2排出ゼロを目指すゼロカーボンシティ宣言をした自治体は、令和2年の166自治体から、令和5年までの3年間で1,013自治体に増加しており、各自治体とも、脱炭素化に向けて今後さらに取組が進むと推察いたします。江別市においても、令和5年6月2日、令和5年第2回江別市議会定例会において、後藤市長が市政執行方針の中で、2050年までにCO2排出量の実質ゼロを目指すゼロカーボンシティを目指すことを宣言されました。脱炭素社会実現は地球規模の課題ではありますが、その実現のためには、各自治体、各地域、各個人が問題意識を持ち、取り組んでいく必要がある課題であります。そのため、江別市としても、行政が積極的に市民への情報発信、働きかけ、取組の推進をしていくことが重要であると考えます。江別市としても、環境に配慮したバイオマス発電、太陽光発電を推進し、その電力を公共施設で使用する取組や事業を行っているほか、市民向けに、環境意識の醸成を目指し、環境省のゼロカーボンアクション30の実践の呼びかけ、毎年開催されるえべつ環境・SDGs広場の開催を通して、様々な環境課題や取組方法について情報発信してきていると承知しております。しかし、2050年までの脱炭素化という点では、より多くの市民に対して身近な課題であることを認識していただき、環境意識の醸成のための取組を進めるべきと考えます。昨年、会派視察で行政調査を行った長野県飯田市では、EV自動車を導入している地元のタクシー会社の協力を受けて、EV自動車のバッテリーを地域のイベントで使用する外部電源として活用されております。特に、長野県飯田市は焼き肉のまちであることから、EV電源を活用して調理した焼肉を振る舞う、いいだEV焼肉という取組も長野県飯田市内で行われており、参加された方が脱炭素化について意識を持つ機会になっており、自治体の特色を生かした取組の一つと言えます。そこで、1点目として、ゼロカーボンシティ実現に向けて、市民の環境意識の醸成に向け、現時点での今後取り組むべき課題や必要であると考えている取組などについて、市としてのお考えをお伺いいたします。脱炭素化の取組は、全ての世代に関わる今後の持続可能なまちを実現する上で重要であります。そのためには、環境について学習する機会の確保が重要であります。特に、これから社会の第一線で主役となる若い世代に対して、環境について考え、学び、実際に取り組んでいくことができるように、教育の分野でも積極的な取組が必要と考えます。令和5年5月に行われた江別市まちづくり市民アンケート調査では、環境に配慮した生活をしている市民割合、これは全体としては75.7%であり、年代別で見ると、40歳代以上は70%以上であるのに対し、18歳から20歳代までの割合は48.5%と、非常に低い割合となっております。2点目として、若い世代の力、環境に対して取り組んでいけるように、子供の頃から環境問題や脱炭素化の取組に触れる機会がより必要であると考えますが、市としてのお考えを伺います。脱炭素化実現のためには、再生可能エネルギーの活用は有効な方法であり、江別市内でも、太陽光発電所、メガソーラーの整備などがされていると承知しております。一方で、より身近に再生可能エネルギーを活用することで、地域社会の活性化、環境意識を高めることにつながると考えます。さきにも取組事例を御紹介いたしました長野県飯田市では、公営の公民館などに自治会が太陽光発電を設置し、長野県飯田市が活動をバックアップ、電力会社の協力の下、発電した電力を売電し、そのお金を自治会の活動に充てることができるほか、自家発電が可能なため、防災機能の向上などにもつながっているとのことでした。この取組は、もともと長野県飯田市が明治時代から市民主体での発電事業が行われていた背景や環境の取組に積極的な地域だったという背景もありますが、身近な生活の中で再生可能エネルギーが活用される例であります。また、長野県飯田市独自に家庭用太陽光発電の設置補助やEV電気自動車の購入補助も行っており、身近に再生可能エネルギーを感じることができる取組を行っておりました。3点目として、身近に再生可能エネルギーを活用する取組は、脱炭素化を進めると同時に、より近い距離で脱炭素化を意識できると考えます。江別市でも、より身近に再生可能エネルギーを活用する取組を進めるべきと考えますが、お考えをお聞かせください。以上で、1回目の質問を終わります。
答弁 市長 後藤好人
長田議員の一般質問に御答弁申し上げます。私からは、ゼロカーボンシティ実現に向けた取組に関しまして、市民の環境意識のさらなる醸成についてお答え申し上げます。市では、昨年6月に、2050年の脱炭素社会の実現を目指すゼロカーボンシティを宣言いたしました。また、現在、令和6年度を初年度とする地球温暖化対策実行計画の区域施策編を策定しているところであります。御質問の市民の環境意識のさらなる醸成につきましては、地球規模の環境問題に対して、日常の身近な取組から関心を持っていただき、人ごとではなく、自分ごととして捉え行動に移すことができるかが課題であると考えております。市では、これまで、環境団体と共催で毎年開催しているえべつ環境・SDGs広場などのイベントを通して、地球温暖化対策の必要性や脱炭素化などの環境問題について、市民の皆様に周知しているところであります。今後は、これまでの取組に加え、次期計画に基づき、市民や事業者の役割を市ホームページや広報えべつなどにおいて紹介するほか、幅広い年代を対象とした各種環境セミナーの開催や環境教育の実施などによりまして、環境意識のさらなる醸成を図ってまいりたいと考えております。私からの答弁は以上でありますが、このほかの御質問につきましては、教育長ほかをもってお答え申し上げます。
答弁 教育長 黒川淳司
私から、障がいのある児童生徒の教育機会について、2点御答弁申し上げます。まず、障がいのある児童生徒の教育における現状と課題についてでありますが、教育委員会では、特認校である野幌小学校を除く全ての小・中学校に特別支援学級を設置しているほか、児童生徒の在籍状況や教員の配置状況に応じて、生活介助や学習補助を行う特別支援教育支援員を配置しております。また、車椅子で学校生活を送る児童生徒のための階段昇降機やスロープの設置、福祉用具の購入など、障がいのある児童生徒が安全に学校生活を送れるよう、環境整備も進めているところであります。さらに、学習や生活面で困り感を抱える児童生徒を早期に相談につなげ、一人一人にきめ細やかな支援を行うことができるよう、障がいのある児童生徒の状況や要望に応じた学びの場について、保護者とともに考える就学相談の実施のほか、広報誌やホームページでの特別支援教育の周知などに努めているところであります。一方、特別支援学級の増加に伴い、教室や専門性を持った教員の確保に加え、教職員や児童生徒の特別支援教育に対する、より一層の理解の促進などが課題であると認識しております。こうしたことを踏まえ、教育委員会では、障がいのある児童生徒の安全・安心を最優先に支援体制の構築に努めてきており、今後におきましても、個々の状況に応じた教育機会の確保に向けた取組を進めてまいりたいと考えております。次に、障がいのある児童生徒の現状を理解する機会の必要性についてでありますが、障がいのある児童生徒と障がいのない児童生徒が、相互の触れ合いを通じて経験を深め、社会性を養い、豊かな人間性を育めるよう、小・中学校では、特別支援学級に在籍する児童生徒が通常学級の児童生徒と交流し、共に学習する時間を設けております。また、特別支援学校に通う児童生徒が、居住する地域の小・中学校を訪れ、一緒に学習や行事に参加することを通して、同じ地域で生活する仲間として、助け合い、支え合う意識の醸成に努めているところであります。教育委員会と致しましては、児童生徒が、障がいの有無にかかわらず、相手を理解し、尊重し合いながら生活していく態度を育むことは重要であると認識しておりますことから、引き続き児童生徒の障がいに対する理解の醸成に努めてまいりたいと考えております。以上であります。
答弁 教育部長 伊藤忠信(教育部長は2024年3月まで)
私から、障がいのある児童生徒の教育機会についての御質問のうち、特別支援学級の児童生徒に対する修学旅行費の助成について御答弁申し上げます。教育委員会では、特別支援学級に在籍する児童生徒及び通級指導教室を利用する児童生徒の保護者の経済的負担を軽減し、特別支援教育の普及奨励を図ることを目的に、保護者の負担能力の程度に応じ、就学のために必要な経費の一部を特別支援教育就学奨励費として支給しております。この制度は、国の特別支援教育就学奨励費負担金等及び要保護児童生徒援助費補助金交付要綱に基づき、教育委員会が保護者に給食費や修学旅行費、学用品購入費、交通費の一部を支給するものでありますが、一定の所得以上の世帯については、交通費を除くその他の費目については、支給の対象外となっているところであります。教育委員会と致しましては、引き続き、特別支援教育就学奨励費制度について、幅広く周知してまいりたいと考えております。以上であります。
答弁 生活環境部長 近藤澄人
私から、ゼロカーボンシティ実現に向けた取組についての御質問のうち、2点について御答弁申し上げます。まず、脱炭素化に向けた教育の推進についてでありますが、国では、学校における環境教育の充実を図り、社会科、理科、技術・家庭科をはじめ様々な教科等を通じて、科目横断的な取組を進めているところであります。また、市内小学校では、環境ハンドブックを活用して、身近な電気や省エネルギーについて紹介するなど、脱炭素社会に興味を持ってもらう取組を実施しているほか、市では、小学生を対象としたリサイクルやソーラー発電を体験できる出前授業を実施するなど、日常生活の体験に基づいた脱炭素化につながる環境教育を推進してまいりました。市と致しましては、小学生に加え、若い世代に対しても、環境問題に関する認識や環境の保護活動に参加する意識を高めてもらい、問題解決に向けて適切な行動を起こしてもらうよう、脱炭素化の取組に接する機会を積極的に設けることが重要であると考えております。次に、再生可能エネルギーの身近な活用についてでありますが、太陽光やバイオマス、風力などによってつくり出される再生可能エネルギーは、熱エネルギーや電気エネルギーとして身近に活用することができます。市では、これまで、JR野幌駅前広場において、ヒートポンプ方式のロードヒーティングによる地中熱エネルギーの活用や、小学校や市営住宅の屋根に太陽光パネルを設置し、太陽光発電による電力を活用するほか、北海道の太陽光パネル等の共同購入事業に共催するなど、再生可能エネルギーの普及促進に努めてきたところであります。市と致しましては、先ほど御答弁を申し上げましたとおり、環境問題を自分ごととして捉え、行動に移すことが重要であると認識しておりますことから、再生可能エネルギー設備導入の補助など、市民が環境問題を身近に感じることができるような取組を進めてまいりたいと考えております。以上であります。
再質問 長田旭輝
御答弁、ありがとうございます。ここから、再質問及び要望とさせていただきたいと思います。件名1、項目1、項目2について、江別市における現在の取組や課題、お考えについては一定程度理解を致しました。しかし、共生社会を目指す上では、障がいの有無にかかわらず、子供が住み慣れた地域で学ぶことができる教育環境は、今後、ニーズがさらに高まると考えます。その点では、現状が必ずしも十分とは言えません。御答弁にもあるように、学校生活を送る上で、学校での環境整備は重要でありますので、ユニバーサルデザインを意識しつつ、さらなる学校生活を安心して送ることができる環境整備を進めていただきたいと思います。また、共生社会実現のためには、教職員や児童生徒の障がいに対する理解を深めつつ、保護者に対しても、今後、障がいに対しての理解を深めていただくことも必要であると考えます。教員、児童生徒、保護者が、共生社会に向けて同じ方向を向いていくことがまだ十分ではないと考えますので、そのような理解を深める機会をつくるなど、取り組んでいただければと思います。御答弁でもありました課題に、以上のことも含めて、今後、確実に取り組んでいただくことを要望させていただきます。項目3、特別支援学級の児童生徒に対する修学旅行費の助成について再質問させていただきます。御答弁では、特別支援教育就学奨励費制度の周知に努めるとありますが、1回目の質問でも述べましたが、相談された方は、そもそも所得制限でこの制度が使えないわけであります。そして、義務教育で重要な学ぶ機会である修学旅行に大きな経済負担と不公平感を覚えなければならないということであります。今回の相談者のお話は、個人の問題にとどまらず、今後、同様のケースが出てくる可能性は十分にあると考えます。せっかく保護者や学校側の理解もあるのに、修学旅行に経済的負担が大きい、行きたくても行けないということは、共生社会を目指す上で無視できない課題であると考えます。このことについて、市としてどうお考えか、伺います。件名2、項目1、市民の環境意識のさらなる醸成について再質問させていただきます。市としては、今後も、えべつ環境・SDGs広場などのイベント、各種セミナー、ホームページや広報誌などの情報媒体を通して、環境意識の醸成を図るお考えであることは理解いたしました。この取組も大切ではありますので、今後も進めるべきと考えます。しかし、環境についてのイベントやセミナーとなると、興味のある方、関心のある方は、会場まで出向いて参加していただけるかもしれませんが、より多くの市民に環境問題について知っていただく、触れていただくには、さらに取組を進める必要があると考えます。そのためには、市民が環境について触れる機会を今後さらにつくるべきです。1回目の質問でも申し上げた長野県飯田市のEV車両の電源活用なども参考に、地元のイベントや行事で、クリーンエネルギーを使った食の物販や各種企画などを行えば、行事やイベントに来られる多くの来場者が、環境の取組を肌で身近に感じることができ、江別市がゼロカーボンシティ宣言をしている、環境に取り組むまちであることを広く知っていただくことにもなるかと思います。江別市は、えべつやきもの市をはじめ多彩なイベントが開催されており、食や文化など江別市の特徴も出しながら取り組めば、もっと身近に有効に活用できる周知の機会になると考えます。多くの市民に、まずは環境問題について知っていただく、触れていただく機会としてこのような取組を行ってはどうかと考えますが、市としてのお考えを伺いたいと思います。項目2、脱炭素化に向けた教育の推進について要望させていただきます。市として、小学校での脱炭素化について学ぶ機会をつくる取組について理解いたしました。今後、若い世代の方にも環境意識を高めていきたいとのことでありますが、御答弁にもあるように、どのようにその機会を設けるかであります。項目1にも関連しますが、1か所の会場で行うイベントだけではなく、いかに多くの若い人が集まる場所に出向いて行うかが大切であります。まず、少しでも触れる機会をつくっていただき、環境について考えるきっかけをつくらなければ、その後の意識の醸成にはつながらないと考えます。若い世代に対して機会の確保に努めていただきますよう要望いたします。項目3、再生可能エネルギーの身近な活用について要望させていただきます。再生可能エネルギーの活用について、市としての取組は理解いたしました。今後も推進していただきたいと思います。一方で、今後は、より身近に生活の中で再生可能エネルギーを活用する、身近に再生可能エネルギーが活用されているということを、市民が実感できる取組が必要であります。長野県飯田市の取組では、市民とも協力しながら再生可能エネルギーを売電した資金で、市街の環境整備や観光拠点の整備なども行われておりました。再生可能エネルギーを活用した取組が身近にあることで、自然と環境意識を高めるきっかけにもなります。江別市としても、環境課題に取り組んでいることを発信しつつ、市民生活に再生可能エネルギーを存在させることが重要であり、今後、ゼロカーボンシティを実現するためにも必要であると考えますので、さらなる取組を進めていただくことを要望いたします。以上でございます。
答弁 教育部長 伊藤忠信(教育部長は2024年3月まで)
特別支援学級の児童生徒に対する修学旅行費の助成についての再質問に御答弁申し上げます。障がいのある児童生徒の修学旅行に係る経済的負担についてでありますが、先ほども御答弁を申し上げましたとおり、特別支援教育就学奨励費は、特別支援学級等に在籍する児童生徒の保護者に対し、国の要綱に基づき、保護者の負担能力に応じて、就学のために必要な経費の一部を支給するものであります。教育委員会と致しましては、御指摘の事例があることは承知しておりますが、国の制度の対象とならない世帯への支給については、現状では難しいものと考えております。以上であります。
答弁 市長 後藤好人
ゼロカーボンシティ実現に向けた取組に関しまして、市民の環境意識のさらなる醸成についての再質問に御答弁申し上げます。先ほど御答弁を申し上げましたとおり、地球温暖化という世界規模の環境問題に対して、少しでも意識を向けていただき、自分ごととして捉え、身近に環境問題を感じて行動してもらうことが重要であると認識しております。今後におきましては、次期計画に基づき、市民や事業者、環境団体と協働して環境イベントを開催するなど、脱炭素化の取組を引き続き行うとともに、多くの市民が参加する地域のイベント等においても、環境問題に対する身近な取組について知っていただく機会を設けるように努め、市民の環境意識のさらなる醸成を図ってまいりたいと考えております。以上でございます。
再質問 長田旭輝
再質問の御答弁、ありがとうございました。件名1、項目3についてでありますが、御答弁から、市としてのお立場は一定程度理解いたしました。ですが、市として、このように障がいの有無で不公平を感じている児童生徒が存在している御認識であるならば、今後、手を打つべき課題であると考えます。大切な、かけがえのない義務教育の機会である修学旅行です。所得制限にかかわらず、経済的な負担で諦めなければならない生徒が今後出てくることも予想されます。少なくとも、経済的な理由で、保護者が子供に、どうしても修学旅行に行きたいかと聞かなければならない状況はなくしていけるように、市としてできることは本当にないのか、議論を深めて対策を講じていただくことを強く要望いたします。件名2、項目1について、要望とさせていただきます。多くの市民が参加する地域のイベント等においても、環境問題に対する身近な取組について知っていただく機会を設けるように努めると御答弁を頂きました。この取組は、江別の魅力を生かしながら実施できる取組であると考えます。ゼロカーボンシティ実現の目標である2050年まであと26年、着実に取組を進めていかなければなりません。できるだけ早く、より多くの市民の方に環境について考える、触れる機会をつくり、意識の醸成に努めていただくよう要望させていただきます。以上で、私の一般質問を終わります。