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江別市議会 令和2年第2回定例会 2020年6月19日

(1)新型コロナウイルス感染症の影響下における生活保護制度の運用について/(2)新型コロナウイルス感染症の影響下における避難所のあり方について/(3)新型コロナウイルス感染症の影響下における学校の役割について

2020年6月19日、江別市議会の一般質問で、佐藤美佐子議員が「新型コロナウイルス感染症の影響下における生活保護制度の運用について」「新型コロナウイルス感染症の影響下における避難所のあり方について」「新型コロナウイルス感染症の影響下における学校の役割について」について質問し、市長 三好昇、健康福祉部長 佐藤貴史、教育長 月田健二、教育部長 萬直樹が答弁しました。

質問者
佐藤美佐子 議員
答弁者
市長 三好昇、健康福祉部長 佐藤貴史、教育長 月田健二、教育部長 萬直樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 佐藤美佐子

通告に従い順次質問させていただきます。件名1の新型コロナウイルス感染症の影響下における生活保護制度の運用について、項目1の生活保護制度の周知の徹底についてお伺いします。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、全国的に解雇や雇いどめ、休業が相次ぎ、生活保護の受給者が急速に増加する兆しを見せていることがわかってきました。新聞報道によりますと、4月18日、弁護士や労働組合などでつくる市民団体、雇用・くらしSOSネットワーク北海道が、新型コロナウイルス感染症の影響による労働問題や生活困窮を対象に電話相談会を行いました。合計204件の相談が寄せられ、勤務先が倒産して収入がなくなったなど、生活費に関する相談が142件となり、全体の7割を占めたとのことです。国は、企業が従業員に支払う休業手当の一部を補助する雇用調整助成金のほか、中小企業や個人事業主を支援する持続化給付金など、さまざまな支援策を打ち出していますが、申請が複雑なことや、申請しても迅速に給付がされないなど、すぐに支援に結びつかない状況が見られています。別の新聞報道によりますと、社会福祉法人北海道社会福祉協議会の緊急小口資金の貸し付け件数が6月4日までに1万8,096件で、3月25日の受け付け開始以降、1日350件程度の申請があったとのことです。社会福祉法人江別市社会福祉協議会でも、従来の制度では申請件数が多くはなく、昨年は年間9件程度でしたが、ことしは4月、5月の2カ月間で407件の申請があったとのことです。このように新型コロナウイルス感染症の影響で、生活困窮の方が大幅にふえているのは明らかです。6月3日の厚生労働省の発表によりますと、3月に生活保護を受給した人数は、前月から2,446人ふえ、206万6,660人とのことでした。申請件数は、前年同月と比べ7.4%ふえ、雇用情勢は悪化しており、4月以降、生活保護の受給人数が急増するのではないかと言われ、江別市でも同様のことが懸念されます。生活保護は、さまざまな事情で生活に困った人に対し、日本国憲法第25条における健康で文化的な最低限度の生活を営む権利に基づき、国が生活を保障する制度です。しかし、実際には、まだ生活保護制度を知らない人が多く、また、知っていても正しく理解していない人は、非常に多いと言われています。今、必要なことは、生活困窮に陥っている人を、最後のとりでである生活保護の利用に結びつけることではないかと考えます。以上のことから、江別市で生活保護を必要としている方に制度の情報が届くよう、今まで以上に広く知らせていく必要があるのではないかと考えますがいかがでしょうか、お考えをお伺いいたします。次に、項目2の生活保護の申請に係る対応についてお伺いいたします。項目1で申し上げたように、生活に困窮する方が急増しており、生活保護受給者への支援が急がれます。新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、4月7日、厚生労働省の事務連絡において、緊急事態措置期間の生活保護業務の取り扱いについて通知が出されました。申請の手続については、通常、扶養義務や資産の調査など手続が多く、時間がかかっていましたが、今回、感染防止の観点から、面接相談が長時間にならないよう、要否判定に必要な情報のみを聴取し、その他の情報については、後日電話等で聴取することとされています。生活保護の申請権が侵害されないことはもとより、侵害していると疑われるような行為も慎むなど、面接時の適切な対応や速やかな生活保護の支給決定などについては、引き続き、特に留意するよう通知が出されました。さらに、緊急事態宣言が解除された後も、引き続き、これらと同様の考え方のもと、生活保護の要否判定を実施されるよう述べられています。江別市でも同様に、生活保護の申請をされる方への速やかな対応が求められますが、厚生労働省の事務連絡にあるように、面接相談が長時間にならないことなどを再度徹底し、実施されることが必要ではないかと考えますがいかがでしょうか、お考えをお伺いいたします。項目3の生活保護の迅速な支給決定についてお伺いいたします。生活保護の支給決定がされるまで、通常は、申請の日から2週間程度かかります。しかし、今回の事態に対応して、厚生労働省の事務連絡では、生活保護の支給決定に当たって、生活に困窮される方が申請後も日々の食事等に事欠く状態が放置されることのないようにする必要があり、申請者の窮状に鑑みて、可能な限り速やかに生活保護の支給決定を行うよう示しています。生活保護の要否判定等における留意事項の一つに、稼働能力の活用が挙げられています。通常、稼働能力についての判断は、実際に稼働能力を活用する場を得ることができるか否かについても評価することとしていますが、緊急事態措置の状況の中で、新たに就労の場を探すこと自体が困難であるなどのやむを得ない場合は、留保することができるとされています。また、緊急事態措置期間経過後に収入が増加すると考えられる場合には、増収に向けた転職指導等は行わなくても差し支えないとされています。また、相談段階における扶養義務者の状況確認について、扶養義務者と相談してからでないと申請を受け付けないなど、扶養が生活保護の要件であるかのごとく説明を行うといったことがないよう徹底されるように、再度通知が出されています。以上、江別市でも速やかな生活保護の支給決定が求められることから、5月26日の厚生労働省の事務連絡で示されたように、緊急事態宣言解除後においても、引き続き、これまでと同様の考え方のもと、生活保護の要否判定をすべきと考えますがいかがでしょうか、お考えをお伺いいたします。件名2の新型コロナウイルス感染症の影響下における避難所のあり方について、項目1の避難所の増設についてお伺いいたします。特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワークは、新型コロナウイルス避難生活お役立ちサポートブックの中で、新型コロナウイルス感染症の第2波、第3波の影響が心配される状況にある中でも、災害が発生した場合、避難しなければならないが、現在の指定避難所等では、多くの避難者と集団生活を送らざるを得ない可能性があるとしています。そして、どのような状況下にあっても、避難者や支援者が適切な対処法を理解し、感染拡大防止に向けた対策を徹底するなど、今からできることを確実に進めようと呼びかけています。ことしの4月、内閣府政策統括官(防災担当)付参事官(避難生活担当)、消防庁国民保護・防災部防災課長、厚生労働省健康局結核感染症課長の連名による2回の事務連絡において、発災した災害や被災者の状況等によっては、避難所の収容人数を考慮し、あらかじめ指定した指定避難所以外の避難所を開設するなど、通常の災害発生時よりも可能な限り多くの避難所の開設を図るとともに、ホテルや旅館等の活用等も検討することとしています。5月29日、政府は国や自治体が実施する災害対策を示した防災基本計画を改定しました。新型コロナウイルス感染症が拡大したことを踏まえ、避難所の過密を抑えるなど、感染症の観点を取り入れた対策が必要と明記し、そのため、密集を避けるには、避難所の増設が有効であるとしています。市のホームページでも、新型コロナウイルス等の感染拡大を防止するため、十分な換気やスペースの確保等、少しでも感染リスクが軽減されるよう、これまでよりも多くの避難所を開設することが想定されると言っています。避難所の増設について具体的に検討されているのか、お考えをお伺いいたします。次に、項目2の避難所の運営についてお伺いいたします。内閣府政策統括官(防災担当)付参事官(避難生活担当)、消防庁国民保護・防災部防災課長、厚生労働省健康局結核感染症課長の連名による事務連絡では、災害が発生し避難所を開設する場合の感染症対策に万全を期することが重要であるとしています。具体的には、手洗い、せきエチケット等の基本的な対策の徹底、避難所の衛生管理の徹底、十分な換気の実施と避難者の十分なスペースの確保、発熱、せきなどの症状が出た者のための専用スペースの確保、その際、スペースは可能な限り個室にするとともに、専用のトイレを確保することが望ましいとしています。症状が出た者の専用スペースやトイレは、一般の避難者とはゾーン、動線を分けること。避難所のスペースの利用方法等については、事前に関係部局や施設管理者と調整を図り、また、避難者が新型コロナウイルス感染症を発症した場合の対応については、保健福祉部局と十分に連携の上で、適切な対応を事前に検討するよう示しています。さらに、5月21日の内閣府政策統括官(防災担当)付参事官(避難生活担当)、消防庁国民保護・防災部防災課長、厚生労働省健康局結核感染症課長の連名による事務連絡では、新型コロナウイルス感染症対応時の避難所全体のレイアウト、動線、健康な者の滞在スペースのレイアウト、発熱、せきなどの症状が出た者や濃厚接触者をやむを得ず、それぞれ個室にする場合のレイアウトの例などが提案されています。厚生労働省は、滞在スペースの例として、人と人との間隔をできるだけ2メートル、最低でも1メートルはあけることを意識して過ごすことや、飛沫感染を防ぐため、少なくとも座位で口元より高いパーティションとし、プライバシーを確保することが望ましいとされています。江別市においても、感染症に対応した避難所の運営についてどのような検討がなされているのか、お伺いいたします。件名3の新型コロナウイルス感染症の影響下における学校の役割について、項目1の臨時休校の長期化による子供の心身のケアの必要性についてお伺いいたします。新型コロナウイルス感染症の拡大は、子供たちの成長や発達に深刻な影響を及ぼしていると言われています。特に、長期間の臨時休校は、学習の機会が奪われるだけでなく、日中の遊びや運動の機会が減り、テレビやスマートフォンなどを見る機会が増加するなど、生活習慣が変化することで、心身の健康に短期的のみならず、中長期的な影響を及ぼすことが予想されると指摘されています。2020年5月12日、国立研究開発法人国立成育医療研究センターから、コロナ×こどもアンケートの中間報告がありました。この全国的な調査は、国立研究開発法人国立成育医療研究センターのスタッフを中心とした有志研究者、医師のグループによるもので、新型コロナウイルス感染症の流行期における子供と保護者のストレスや不安、生活環境の変化、それに伴う心身の健康状態を明らかにし、問題の早期発見や対策に役立てることを目的として実施されました。調査はSNSを通して、オンラインで匿名により行われ、5月12日の中間報告の段階では、子供と保護者を合わせて4,889名からの回答がまとめられています。調査の結果、子供たちの困り事の1番は、友達と会えないことが76%、次いで、学校に行けないが64%、外で遊べないが51%となっています。また、相談したいことの1番は、新型コロナウイルス感染症にかからない方法が46%、次いで、学校、勉強のことが44%、お友達のことが27%となっています。心への影響については、新型コロナウイルス感染症のことを考えると嫌だが39%、最近集中できないが35%、すぐにいらいらしてしまうが32%となり、これらの回答が上位を占めています。また、テレビ、スマートフォン、ゲームなどの時間が昨年よりふえたとの答えが74%を占めました。全日本教職員組合が発表した、コロナ感染拡大から子どもを守り、豊かな成長・発達を保障するための全教の提言では、子供たちから、公園で遊んだら通報される。外で友達と話しているだけで注意された。どこで何をしたらいいかわからないなどの声を聞き、子供の主食である遊びが奪われ、仲間とかかわり合うことができず、関係性が断ち切られているため、子供たちの成長と発達にとって深刻な事態となっていると指摘しています。このようなことから、江別市でも、長期にわたる臨時休校で心身ともに不安定になっている子供たちがいないか懸念されます。学校においては、一人一人の子供たちの声を聞き、不安な気持ちや悩みを受けとめ、心身のケアを進めていくことが必要ではないかと考えますが、お考えをお伺いいたします。次に、項目2の感染リスクを下げるための少人数学級の必要性についてお伺いいたします。5月22日に文部科学省が発表した学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアルでは、学校における基本的な新型コロナウイルス感染症対策について、新型コロナウイルス感染症とともに生きていく社会を前提とした場合、長丁場に備え、手洗いやせきエチケット、換気といった基本的な感染症対策に加え、感染拡大のリスクが高い、密閉、密集、密接のいわゆる3密を徹底的に避けるため、身体的な距離の確保といった新しい生活様式に、学校を含めた社会全体が移行することが不可欠であるとしています。その中で、新しい生活様式を踏まえた学校の行動基準が、生活圏内の感染状況に応じて、レベル1地域からレベル3地域であらわされています。学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアルの感染症対策の一つである身体的距離の確保について、レベル3地域及びレベル2地域では、児童生徒の間隔は可能な限り2メートル、最低でも1メートル確保する座席配置をとるように示しています。レベル1地域では、児童生徒の間隔は1メートルを目安に、学級内で最大限の間隔を確保する座席配置をとるようにし、施設等の制約から1メートルの距離を確保できない場合、できるだけ距離を離し、十分な換気やマスクの着用などをあわせて行うこととしています。全日本教職員組合が発表した、コロナ感染拡大から子どもを守り、豊かな成長・発達を保障するための全教の提言の中では、40人学級では物理的距離を確保することができず、20人以下の授業など、少人数授業を実施する必要があると言っています。少人数学級での学びは、教師もゆとりを持って子供たちと接することができ、きめ細やかな対応で、行き届いた教育が行われると言われ、かねてから、教師や保護者などからも少人数学級を望む声が聞かれています。また、江別市内でも、市民団体から子供たちの心のケアや感染防止を考えて、距離をとることができる少人数学級を導入してほしいと要望の声が寄せられています。子供たちの感染のリスクを最小限にするために、少人数学級が必要ではないかと考えますがいかがでしょうか、お考えをお伺いいたします。以上で、1回目の質問を終わります。

答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)

佐藤議員の一般質問にお答え申し上げます。私からは、新型コロナウイルス感染症の影響下における避難所のあり方についてお答え申し上げます。新型コロナウイルス感染症の影響下における避難所のあり方に関しまして、まず、避難所の増設についてでありますが、国は本年4月、避難所における新型コロナウイルス感染症へのさらなる対応についてとして、留意事項を取りまとめ、災害時の避難所の開設について、密集、密接、密閉の3密を避け、感染拡大防止の観点から、可能な限り多くの避難所を開設するなどの対応を進めるよう、各都道府県宛てに通知しております。市では、この考え方に基づき、国が示した参考例から、避難所の3密を回避するための対策として、避難者1人当たりの居住スペースを、これまでの2平方メートルから2倍の4平方メートル程度への変更を検討しておりますが、通常の災害発生時に比べて、単純計算で2倍の避難所の開設が必要となります。市の指定避難所につきましては、現在、計70カ所あり、災害時には、この中から災害の発生場所や種類、規模に応じて開設する避難所を決めることとなりますが、避難者を分散させて密集リスクを下げるためには、開設する避難所を従来よりふやすことが必要と考えております。そのため、市では現在、避難所となる施設において、十分なスペースや発熱、せき等の症状が出た方のための専用スペースの確保など、具体的にどのような利用が可能なのか、国や北海道が改定した避難所運営ガイドライン及び北海道版避難所マニュアルのほか、他市町村の例を参考にしながら、今回、国が示したホテルなどを避難所として活用することについて、総合的に検討を進めているところであります。次に、避難所の運営についてでありますが、国は本年6月、避難所における新型コロナウイルス感染症への対応の参考資料として、避難所の開設、避難者等の健康管理、避難所の衛生管理、感染症発症時等の対応など、避難所全体のレイアウトを含めて示しております。避難所では、集団生活により発生した感染症が広がりやすい環境にありますことから、市といたしましても、感染拡大防止に万全を期すことが重要と考えております。新型コロナウイルス感染症を踏まえた避難対策では、多くの避難所を開設する必要があるほか、避難所の新たな運営対応として、受け付け時の検温や避難所のレイアウト、衛生管理などの取り組みも必要となるため、自治会や自主防災組織の皆様の御協力が、何よりも大切なものと認識しております。市といたしましては、避難所の運営に当たっては、新型コロナウイルス感染症に対応した避難所運営マニュアルの見直しが必要であると考えておりますので、国や北海道、他市町村のマニュアルを参考に検討を進めるとともに、自治会や自主防災組織と相談し、対応してまいりたいと考えております。私からの答弁は以上でございますが、このほかの質問につきましては、健康福祉部長ほかをもってお答え申し上げます。

答弁 健康福祉部長 佐藤貴史(健康福祉部長は2021年3月まで)

私から、新型コロナウイルス感染症の影響下における生活保護制度の運用について御答弁申し上げます。初めに、生活保護制度の周知の徹底についてでありますが、市では、広く市民の皆様に、生活保護制度の概要や基本的な仕組みなどを知っていただくことを目的として、平成30年度にリーフレットを作成し、市役所本庁舎西棟1階に配置しております。本年3月には、生活保護制度をより正しく理解いただけるよう内容の充実を図ったほか、イラストを入れるなど、見やすさにも配慮し、お知らせしているところであります。また、生活困窮者自立支援法の施行に基づき、平成27年度から経済的に困窮している方や失業された方などを対象として、自立に向けた問題解決を支援するための相談窓口くらしサポートセンターえべつ、通称くらサポを社会福祉法人江別市社会福祉協議会に委託し設置しています。市は、くらサポに対して、相談者の生活状況に応じて健康福祉部保護課に相談することを勧めるよう要請してきており、これまでも、くらサポの職員に健康福祉部保護課での相談に同席いただくなど、連携を図ってきたところであります。新型コロナウイルス感染症の影響下におきましては、相談者に寄り添い、必要な方に適切な支援が提供できるよう、さらなる連携に努め、対応してまいりたいと考えております。次に、生活保護の申請に係る対応についてでありますが、生活保護の相談や申請を受ける際は、相談者の状況を把握した上で、申請者の意思を尊重し、適切な助言と対応に努めてきたところであります。このたびの新型コロナウイルス感染症に関する国からの感染防止等の通知を受け、当市におきましては、できるだけ簡潔な説明と聴取に心がけるとともに、申請書類等を後日提出いただくようにするなど、面接時間が長時間にならないよう留意しているほか、感染防止にも配慮しているところであります。今後におきましても、国からの通知に留意しながら、面接時間の短縮と感染防止に努めてまいりたいと考えております。次に、生活保護の迅速な支給決定についてでありますが、生活保護の申請があった場合は、生活保護法に基づき、申請のあった日から14日以内に、その結果を申請者に通知しているところであります。国の通知では、緊急事態宣言時における生活保護の支給決定に当たっては、申請者の窮状に鑑みて、可能な限り速やかに行うよう努めることとされており、当市において、本年3月から5月までに受理した申請につきましては、申請のあった日から最短で8日、平均12.1日で生活保護の支給を決定しております。緊急事態宣言が解除されている今後におきましても、申請者の状況等を十分踏まえ、可能な限り速やかに支援が受けられるよう、迅速な対応に努めてまいりたいと考えております。私からは以上でございます。

答弁 教育長 月田健二(教育長は2020年6月まで)

私からは、新型コロナウイルス感染症の影響下における学校の役割についての御質問のうち、臨時休校の長期化による子供の心身のケアの必要性について御答弁申し上げます。初めに、臨時休校の長期化による子供の心身のケアの必要性についてでありますが、文部科学省では、緊急事態宣言解除後の教育活動の再開に向け、不登校の要因となり得る児童生徒の不安や、家庭環境に係る状況の悪化に対する支援に適切に取り組むよう通知しております。市内公立小・中学校においては、新型コロナウイルス感染症への対策として、令和2年2月27日から一斉臨時休校とし、4月7日に再開したものの、4月20日から5月31日まで一斉臨時休校としたところであります。臨時休校中、教育委員会では、保護者に対し、3月に非常時の子供の心の動きやそれを受けとめる保護者の対応に関するリーフレットを作成し、各学校を通してメール等で送付しております。また、児童生徒の心身のケアにつきましては、各学校で、児童生徒の心身の健康状態を把握するため、定期的に自宅に電話等で連絡し、状況確認に努めてまいりました。さらに、学校再開に向けた準備として、各学校で、スクールソーシャルワーカーを講師とした教職員研修を開催しているほか、小学校に配置している心の教室相談員に対しても、例年2回開催している研修を5月に集中的に4回開催するなど、準備を進めてきたところであります。学校再開後、各学校では、学級担任や養護教諭が中心となり、小さな変化も見逃すことがないように、これまで以上に児童生徒をきめ細かく見守り、必要に応じ、健康相談の実施やスクールカウンセラー等による支援を行っております。現在、欠席している児童生徒数は、おおむね昨年と同水準となっておりますが、教育委員会といたしましては、引き続き、その推移を注視し、児童生徒の体調に変化が見られる場合には、速やかに保護者と連携した対応をするなど、児童生徒への心身のケアの充実に努めてまいります。私からは以上であります。

答弁 教育部長 萬直樹(教育部長は2021年3月まで)

私からは、新型コロナウイルス感染症の影響下における学校の役割についての御質問のうち、感染リスクを下げるための少人数学級の必要性について御答弁申し上げます。学校において新しい生活様式を導入するため、文部科学省が作成した学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアルにおいては、可能な限り身体的距離を確保することが重要であるとされております。そのため、各学校では、学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアルに基づき、1クラスの児童生徒数が多い場合は、可能な限り多目的スペース等の広い空間で授業を行うなど、身体的距離を確保する対策をとってまいります。議員御指摘の身体的距離を確保するための少人数学級につきましては、指導に当たる教職員や教室の確保など、多くの課題がありますことから、現状では、少人数学級の導入は難しいものと考えております。いずれにいたしましても、子供たちの感染リスクを最小限に抑えるための各種取り組みが必要でありますことから、教育委員会といたしましては、学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアルに基づく感染症対策を徹底し、学校教育活動を継続してまいりたいと考えております。以上であります。

再質問 佐藤美佐子

それでは、2回目の質問と意見を述べさせていただきます。件名1の新型コロナウイルス感染症の影響下における生活保護制度の運用について、項目1の生活保護制度の周知の徹底について再質問させていただきます。周知については、平成30年度にリーフレットを市役所本庁舎西棟1階に配置され、本年3月に内容の充実を図ったとのことですが、新型コロナウイルス感染症の影響下においては、従来と同じ対応とお聞きしました。これでは不十分ではないかと考えます。今、生活保護を必要としている方がふえていることから、市としても、リーフレットの配置場所をふやしたり、市のホームぺージや広報えべつなどに掲載するなど、積極的に広く市民に周知することが必要と考えますがいかがでしょうか、再度お考えをお伺いいたします。次に、項目3の生活保護の迅速な支給決定について再質問させていただきます。生活保護の支給決定に当たっては、従来、申請のあった日から14日以内に結果を申請者に通知していますが、本年3月から5月までに受理した申請については、申請のあった日から最短で8日、平均12.1日で決定しているとのことでした。このことは、国の通知内容にあるとおり、稼働能力の活用の判断を留保することに加え、扶養が保護の要件であるかのごとく説明しないなどの対応により日数の短縮につながったのか、具体的にどのような対応がなされたのか、お尋ねいたします。次に、件名2の新型コロナウイルス感染症の影響下における避難所のあり方について意見を述べさせていただきます。項目1の避難所の増設についてですが、避難所の1人当たりの居住スペースは、今の2倍の広さが必要であることから、避難所の開設も2倍必要であるとお聞きしました。今後、国や北海道が示した避難所運営ガイドライン及び北海道版避難所マニュアルのほか、他市町村の例も参考にしながら、総合的に検討を進めていくということで理解いたしました。災害はいつ起こるかわからないので、迅速に進めていただきたいことを申し上げておきます。また、項目2の避難所の運営についてですが、新たな運営対応として、受け付け時の検温や避難所のレイアウト、衛生管理などを重視した取り組みをするほか、自主防災組織や自治会の協力がとても重要であるとの考えをお聞きしました。今後、国や北海道の避難所運営ガイドライン及び北海道版避難所マニュアルのほか、他市町村のマニュアルを参考に、避難所運営マニュアルを見直し、自治会や自主防災組織とも相談していくとのことですが、一般市民も避難所運営マニュアルについて理解していることが大事ではないかと考えますので、その周知などについても御検討いただきたいことを申し上げておきます。また、早急に運営方法について訓練する必要があるのではないかということも加えて申し上げておきます。件名3の新型コロナウイルス感染症の影響下における学校の役割について意見を述べさせていただきます。項目1の臨時休校の長期化による子供の心身のケアの必要性についてですが、臨時休校中は、電話等で状況を確認するほか、学校再開に向け、スクールソーシャルワーカーを講師とした教職員研修をふやすなど、準備されてきたことをお聞きしました。また、学校再開後も学級担任や養護教諭が中心となって、児童生徒にきめ細かく対応されてきたことを理解いたしました。長期間の臨時休校は、児童生徒の心身に長期的な影響を及ぼすと言われていることから、児童生徒の心身のケアについて、より一層の充実をお願いします。項目2の感染リスクを下げるための少人数学級の必要性についてですが、1クラスの児童生徒の人数が多い場合は、可能な限り多目的スペース等の広い空間で授業を行うなどの対策をとっていくとのことでした。現状では、少人数学級の導入は難しいとのお考えでしたが、やはり、児童生徒の心身のケアや感染防止の観点から必要であると考えますので、市としても国や北海道に少人数学級の導入について、要望していただきたいことを申し上げておきます。以上で、2回目の質問及び意見とさせていただきます。

答弁 健康福祉部長 佐藤貴史(健康福祉部長は2021年3月まで)

再質問に御答弁申し上げます。初めに、生活保護制度の周知の徹底についてでありますが、先ほども御答弁申し上げましたように、生活保護制度を広く市民の皆様にお知らせし、また、制度をより正しく理解いただけるよう、市では、本年3月にリーフレットを改訂し、配置しているところであります。今後におきましては、議員からの御指摘にありましたように、改訂したリーフレットの配置場所をふやすほか、市のホームページを活用するなど、広く周知してまいりたいと考えております。次に、生活保護の迅速な支給決定についてでありますが、当市におきましては、国からの通知にかかわらず、これまでも、申請者の状況等を踏まえ、可能な限り速やかな生活保護の支給決定に努めており、先ほど御答弁申し上げました生活保護の支給決定までの日数につきましては、そのような意識のもと、対応してきた結果と考えております。今後におきましても、引き続き、迅速な対応に努めてまいります。なお、生活保護の支給決定までの間、生活費等が不足する方につきましては、これまでも、社会福祉法人江別市社会福祉協議会で行っている福祉金庫の貸し付け制度について御案内しているところであり、今後とも相談者の状況等に応じ、対応してまいります。以上でございます。

再質問 佐藤美佐子

3回目となりますので、意見を述べさせていただきます。件名1の新型コロナウイルス感染症の影響下における生活保護制度の運用について、項目1の生活保護制度の周知の徹底についてですけれども、リーフレットの配置場所をふやすことや市のホームページを活用するなど、広く周知していく考えをお聞きしました。さらに広く市民の目につき、手にとれる場所へリーフレットを配置することについて、あわせて御検討いただきたいことを申し上げまして、私の一般質問を終わります。

出典:江別市議会 令和2年第2回定例会 2020年6月19日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる