みんなの議会

江別市議会 平成30年第3回定例会 2018年9月19日

(1)市政への市民参加について/(2)オスプレイの北海道大演習場等における訓練について/(3)LGBT施策の推進について/(4)医療的ケア児等の支援体制について

2018年9月19日、江別市議会の一般質問で、干場芳子議員が「市政への市民参加について」「オスプレイの北海道大演習場等における訓練について」「LGBT施策の推進について」「医療的ケア児等の支援体制について」について質問し、市長 三好昇、生活環境部長 高橋孝也、総務部長 後藤好人、教育長 月田健二、健康福祉部長 佐藤貴史が答弁しました。

質問者
干場芳子 議員
答弁者
市長 三好昇、生活環境部長 高橋孝也、総務部長 後藤好人、教育長 月田健二、健康福祉部長 佐藤貴史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 干場芳子

一般質問を始める前に一言述べたいと思います。7月の豪雨災害により、西日本及び北海道でも川が氾濫し、その後、強烈な台風による被害、さらに、このたびの北海道胆振東部地震発生など、これらの災害で被災された多くの方々にお見舞いを申し上げますとともに、着実な復興を心よりお祈り申し上げます。道内で震度7が観測されたのは初めてとのことです。とりわけ、子供たちの心のケアも大切です。北海道全域約295万戸でブラックアウト状態、停電となり、泊発電所は電源復旧に約9時間を要しました。原子炉に燃料はなかったものの、1号機から3号機の各プールには使用済み核燃料が1,527体あり、非常用発電機はあったが、ともすれば危険な状況になり得たとも考えられ、原子力規制庁は、情報提供が不十分だったとして北海道電力株式会社に改善を指示したとのことです。本州から電気を融通できるよう、北本連系設備が配備されていましたが機能せず、改善が早急に求められます。災害発生後、電力及び電力供給に関し、世耕経済産業大臣の発言に関する報道が多いことに違和感を禁じ得ません。北海道知事のリーダーシップ、電力供給者としての北海道電力株式会社の責任意識がともに問われるものと考えます。江別市では、9月1日に豪雨災害を想定した訓練が実施されましたが、このたびの地震災害では、水、食料、明かりや燃料など一人一人の何日か分の備えが、やはり必要であると痛感しました。コンビニエンスストアや量販店での長蛇の列から市民の日ごろの備え、意識が問われ、本当に弱い立場にいる方々への必要な支援などが行き届かないことにもつながりかねません。厚真町では、大量の災害廃棄物で町内の集積場が満杯となり町外へ搬出しているとのことであり、今後策定する江別市災害廃棄物処理基本計画は今回の震災を参考としていくべきです。札幌市では、福祉避難所の開設が難病を抱える必要な方々や団体等へ公表されていなかったとのことでした。改めて全体的な検証をするとともに、厳冬期も想定し今後に向け生かしていくことが求められ、災害対策に基づくまちづくりが地域の連携をより一層深めていくことにつながるのかもしれません。それでは、質問に入らせていただきます。まず1点目、市政への市民参加についてです。江別市市民参加条例施行から3年が経過しました。江別市市民参加条例は、市民が望む、より住みやすいまちを目指して、市民が市政に参加するための基本的事項をまとめ制定したものです。地方自治の主役である市民は、市政に参加する権利を持っています。市民はこの権利を最大限に活用し、市政に対する意識を高め、責任と自覚を持って市政に積極的に参加していくことが大切です。多様な市民がおり、それぞれの持つ知識・経験・創造性を市政に生かし反映させていくことは、より充実した効果的な市政運営が図られることにつながるものです。市民が市政に参加していくためには、市政についての情報共有が不可欠であり、活動内容等を容易に把握できるようにしておくとともに、市民が参加できる仕組みをつくっておく必要があります。また、市民、市の機関及び市議会の3者がそれぞれみずからの役割と責任を自覚し、お互いの立場を理解、尊重し、3者が連携し、協力して市政を推進していくことが大切です。このように、市民、市の機関及び市議会の3者の協働がより一層求められています。市民参加に関する情報等は、ホームページの充実により市民参加のコンテンツによってわかりやすく、市民参加の実施状況や市民参加手続チェックシートなども公開されています。さらなる市民参加の推進に向けた取り組みなど改善等が求められます。1点目に、江別市自治基本条例に基づく市民の権利及び市民参加の推進に対する市の認識について、改めて伺います。2点目に、江別市市民参加条例におけるパブリックコメントについてです。現行のパブリックコメント手続は、比較的コストがかからず、意見がある者に広く発言の機会を提供できる、意見を提出する際の制約が比較的少ないというメリットがあることから基礎的な市民参加手続です。広い範囲の市民に影響する事案について複数の方法で市民参加手続を行う場合は、いずれかの場面でパブリックコメントを行い、影響を受ける市民の意見を反映する機会を確保すべきです。パブリックコメント手続による意見を広く募集する場合、市民参加の対象のどの部分が適用になるのか明らかにすべきと考えますが、市の見解はいかがか伺います。3点目に、江別市市民参加条例における市民参加の対象の考え方についてです。江別市市民参加条例第4条では、市民参加の対象について示されています。同条第1項の2では市税の賦課徴収その他の金銭の徴収に関するものを除くとされ、同条第2項では市民参加の対象としないものが定められています。現行では、市民にとって市民生活に重要で関心のある江別市税条例の改正や使用料及び手数料等の見直し等については、市民参加の対象としていません。江別市自治基本条例第6条市民の権利、第7条市民の責務に照らし、市政運営への参加を保障し、意見を表明し提案できるよう見直しも含め検討していくべきと考えますが、お考えを伺います。4点目に、江別市例規類集に収録されている要綱等をホームページに掲載することについてです。現在、ホームページの江別市例規類集では、民生、福祉を除き要綱等が掲載されていません。江別市市民参加条例の趣旨に鑑みれば情報共有、情報の公開は大変重要です。江別市例規類集に収録されている要綱等をホームページに掲載すべきと考えますが、見解を伺います。続いて、オスプレイの北海道大演習場等における訓練についてです。市民ネットワーク北海道は、この間、日米共同訓練への危険なオスプレイ参加の中止を求めてきました。2017年8月、私たちは市民団体とともに防衛省、北海道防衛局、北海道に対し、陸上自衛隊と米海兵隊による日米共同訓練におけるMV-22オスプレイ訓練の中止を二度にわたり強く要請してきました。北海道を初め、関係団体においても、オスプレイの飛行自粛等を防衛大臣に対し緊急要請しました。しかし、訓練は強行された上、オスプレイの飛行経路等の詳細は公表されず、事前通知されないまま夜間飛行が行われるなど、自治体の要請や地元住民の不安を訴える声が全く無視されたことに対し怒りを禁じ得ません。8月23日に公表された2018年の訓練概要によると、9月10日から29日、陸上自衛隊帯広駐屯地内の十勝飛行場を最大6機のオスプレイの補給拠点とし、札幌市を含む北海道大演習場など3演習場を広域飛行し、演習外での高度150メートルまでの低空飛行や自治体関係者の体験搭乗も実施するという大幅な拡大となっています。佐賀空港などでオスプレイの国内配備が進む中、こうした拡大は道内での訓練定着をなし崩し的に進めるものであり断じて許されません。とりわけ、札幌飛行場と同様、1,500メートルの滑走路がある十勝飛行場が補給拠点となったことは決して他人事ではなく、今後、オスプレイのさらなる訓練の拡大、道内配備につながることが強く危惧されます。また、政府は、訓練目的は沖縄の負担軽減と説明してきましたが、防衛省の内部文書には、その記述がなく陸上自衛隊と米軍との相互運用の向上が挙げられていることも明らかになりました。陸上自衛隊は、北海道大演習場の周辺に実践形式の大規模訓練を担う専門部隊の新設を検討しており、基地の負担軽減と称して、自衛隊と米軍の一体運用を拡大することは許されません。オスプレイは墜落による死亡事故等を繰り返す大変危険な輸送機であり、住民が抱く恐怖ははかり知れません。市民の生命と安全を守り、次世代に戦争のない平和な社会を引き継ぐため、市民の不安な声をしっかり受けとめ、北海道大演習場及び上富良野演習場、矢臼別演習場におけるオスプレイ訓練を中止すべきと考えますが、市長の認識を伺います。2点目に、市民への情報提供及び周知についてどのようにお考えか伺います。次に、件名3のLGBT施策の推進について伺います。昨年の第3回定例会での一般質問に続き、LGBTの施策について伺います。LGBT関連のニュースが相次いでいます。特に、この夏は、自由民主党の杉田水脈衆議院議員が、LGBT支援の度が過ぎると題し、LGBTに税金を使う必要はないと主張したことに対し、多くの人々が抗議の声を上げました。LGBTの存在感は確実に増したと感じる人は多いのではないでしょうか。かつて、LGBTはGLBTと表記されることが多かったとのことです。女性の性を男性の下に置く思想は、性的マイノリティーの中にさえ存在しており、結婚や出産すら疎まれる経済社会、異性愛者以外の性をさげすむことで既得権が守られるような社会では、女性差別とLGBT差別は、根は同じです。男性中心社会が変わる時代が来ていると言えるでしょう。こうした中、LGBTのカップルを公認する制度が自治体において広がりつつあります。東京都渋谷区以外は、議会の議決が必要な条例ではなく、首長の判断で導入可能な要綱に基づく制度であることも拡大の背景となっています。東京都文京区では、区営住宅の使用者資格を見直し、LGBTなど法律上婚姻関係になくても、親族と同等と考えられる人同士が入居できるよう条例を改正し、本年8月1日より施行しました。本年8月29日、道内の行政書士らが組織するLGBT支援団体が、市長に性的少数者の児童生徒への配慮、同性パートナーへの公的認証制度の創設の要望書を提出し、さらに、生徒の制服スカート・スラックスを自由に選択できることなどについて求めました。市長は、LGBTを含め、個人の資質で差別されない社会を目指します、市民の意識啓発にも努めますと応じられました。今後、同性カップル認証制度に取り組んでいくお考えについて改めて伺います。2点目に、相談窓口の設置についてです。市ホームページの男女共同参画における相談窓口には、LGBTに関する項目もなく相談できる体制となっていません。早急に設置すべきと考えますが、どのようにお考えか伺います。3点目に、教育現場での対応についてです。2015年、文部科学省は性的マイノリティーのよき理解者になるよう通知を出し、相談体制の充実を全国に呼びかけていますが、対応は現場任せであり、教員の知識・経験不足でかかわり方がわからないのではないかとも言われています。児童生徒に相談先が十分周知されているのか、伝わっているのか伺います。最後に、件名4の医療的ケア児等の支援体制についてです。医療的ケア児とは、児童福祉法に基づく人工呼吸器を装着している障がい児、その他の日常生活を営むために医療を要する状態にある障がい児とされており、安心して必要な支援を受けるため関係行政機関や関係する事業所等が利用者目線で緊密に連携して対応することが求められています。医療技術の進歩等を背景として、NICU(新生児特定集中治療室)等に長期入院した後、引き続き、人工呼吸器や胃ろう等を使用し、たんの吸引や経管栄養などの日常生活に必要とされる生活援助行為が必要な子供が増加しています。在宅で保護者が行うことが多く、全国的にも医療的ケア児の支援体制の整備が求められるようになってきています。例えば、未就学児の場合、保育園による障がい児の受け入れは、日本においても進みつつあります。しかし、障がいが軽度であれば保育園や幼稚園でも預かることは可能ですが、医療的ケア児となると、医療的ケアに対応できるスタッフ、主に看護師が十分に配置できず、安全性を確保できないのが現状です。障がい福祉サービスでは、障がい児を対象とした施設として、療育を目的とした児童発達支援事業が挙げられますが、保育園や幼稚園と同じく、医療的ケア児が通所できる児童発達支援事業所は限りなく少ない状況です。また、小児在宅医療の担い手は少なく、さらに、医療的ケア児を持つ家族の現状は、医療的ケア児の預け先がなければ、24時間365日、家族が常に一緒に過ごすことになり、負担が大きいことも問題となっています。障がいがあっても、医療的ケアが必要でも、そうでなくても、全ての子供たちが生き生きと過ごせる場所があり、また、保護者の誰もが笑顔で子育てをできる社会が求められます。1点目の質問です。江別市における医療的ケア等を必要とする子供たち等の状況について伺います。2点目は、学校教育における支援体制の基本的な考え方についてです。今定例会において、医療的ケア児の受け入れを見据えた学校における特別支援教育への支援業務など看護師のスキルが求められる行政需要に対応するため、市立病院の看護師を市長事務部局等へ配置するに当たっての人件費等の一般会計補正予算が提出されました。学校に在籍する医療的ケア児は、必ずしもその障がいの程度が軽微である場合に限らず、医師や看護師でなければ対応できない場合、健康状態の管理に特別な配慮が必要なこともあります。このため、教職員が認定特定行為業務従事者としての研修を受けた場合であっても、看護師がいつでも対応できる環境が求められます。また、最近では、児童生徒等に必要とされる医療的ケアの内容が、よりスキルを要し、複雑化している状況にあります。このような学校の実態を踏まえれば、学校において医療的ケアを実施する際には、医療的ケア児の状態に応じ看護師の適切な配置を行うとともに、看護師を中心に教職員が連携・協力して医療的ケアに当たることが必要です。支援体制の基本的な考え方について伺います。以上で、1回目の質問を終わります。

答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)

干場議員の一般質問にお答え申し上げます。市政への市民参加に関しまして、江別市自治基本条例に基づく市民の権利及び市民参加の推進に対する市の認識についてでありますが、江別市自治基本条例におきまして、市民の権利につきましては、市政に関する情報について知ることや市政に参加すること、まちづくりに関する意見を表明し提案することを、また、市民参加の推進につきましては、市民の意見が反映されるよう市民参加を推進するための制度の充実や政策の立案から事業の実施、評価に至る各段階において市民参加を進め、市民の意見が適切に反映されるよう努める必要があることなどを規定しております。市といたしましては、市民の皆様へ市政情報や市民参加の手続をわかりやすくお知らせし、参加していただくことが重要なことと認識しております。それをもとに、これらの条文に規定している内容を尊重し、市政運営に当たってまいりたいと考えております。次に、オスプレイの北海道大演習場等における訓練に関する私の認識についてですが、防衛省におきましては、米軍再編に係るオスプレイなどの沖縄県外への移転訓練について、9月10日から29日までの間、北海道大演習場、矢臼別演習場、上富良野演習場などを訓練場所として行う予定であると公表されたところであります。訓練の実施に当たり、北海道や帯広市のほか、3演習場の地元11市町が安全管理の徹底などを求める要請書を北海道防衛局に提出したところでありますが、このたびの北海道胆振東部地震の発生により、訓練が中止となった旨、防衛省より公表されたところでございます。今後、同様の訓練を改めて実施するかは不明でありますが、オスプレイによる訓練の実施につきましては、関係自治体や住民に対し、その安全性などについて、国が責任を持って、十分な説明を行い、理解を得ることが必要であると考えております。次に、市民への情報提供及び周知についてでありますが、市では、これまでも全国市長会などを通じ、国に対して、オスプレイの安全性について、国が責任を持って住民に説明するとともに、飛行訓練については、関係する自治体に十分な説明を行い、その自治体の意向を尊重するよう、要請してきたところであり、今後においても同様の要請を行ってまいりたいと考えております。なお、今回の訓練の実施に当たり、国から当市に情報提供はありませんが、当市における市民への情報提供及び周知方法につきましては、他自治体の事例などを研究してまいりたいと考えております。次に、LGBT施策の推進に関しまして、同性カップル認証制度を導入することについてでありますが、LGBTを含めた性の多様性につきましては、平成27年に国が策定した第4次男女共同参画基本計画の中で、性的指向や性同一性障がいが明記されたほか、同年、東京都渋谷区でパートナーシップ制度を導入したのを初め、本年8月現在、全国で8自治体が同様の制度を導入しております。既に導入している自治体では公営住宅の申し込み、民間企業においては、生命保険の保険金受け取りの際に配慮するなどの取り組みが徐々に進められてきております。市では、現在、江別市男女共同参画基本計画の中間見直しを行っており、LGBTに関する内容を含め、江別市男女共同参画審議会で審議いただいているところであります。いずれにいたしましても、多様な性を認め合い、尊重し合うまちづくりが求められていると認識していることから、LGBTに関するパンフレットの配布やセミナーの開催など、市民や地域、企業等における誤解や偏見等をなくすための周知・啓発を継続していくほか、制度の導入につきましては、審議会での議論や先行自治体における導入状況を踏まえながら、個人の資質で差別されない社会を目指す考えのもと、対応してまいりたいと考えております。私からの答弁は以上でありますが、このほかの質問につきましては、生活環境部長ほかをもってお答え申し上げます。

答弁 生活環境部長 高橋孝也(生活環境部長は2019年3月まで)

私から、市政への市民参加についてのうち、2件について御答弁申し上げます。初めに、江別市市民参加条例におけるパブリックコメントについてでありますが、市では平成27年10月、まちづくりへの市民参加を推進するため、江別市自治基本条例の規定を受け、江別市市民参加条例を施行しております。条例では、市民参加の方法として、パブリックコメントの実施のほか、附属機関等の設置や市民説明会及びワークショップの開催、アンケート調査の実施などとし、対象事項の内容に応じ、より適切と思われる市民参加の手続を実施することとしております。市民参加の対象といたしましては、総合計画や環境管理計画など、市の基本構想その他基本的な事項を定める計画の策定、江別市自治基本条例や江別市情報公開条例など、市の基本的な方針を定める条例または市民に義務を課し、もしくは権利を制限することを内容とする条例の制定、広く市民が利用する大規模な公共施設の設置に関する計画の策定などとしております。また、そのうち、市民参加の対象としないことができるものとして、条例の改正や計画の変更でその内容が軽易なものや緊急に行わなければならないものなどとしております。次に、江別市市民参加条例における市民参加の対象の考え方についてでありますが、市民参加の対象については条例の中で規定しており、御質問の市税の賦課徴収その他金銭の徴収に関するものは、市民参加の対象から除くこととしております。このことは、地方自治法において、条例の制定または改廃について、市民が直接請求をすることができる旨を規定されていますが、地方税の賦課徴収並びに分担金、使用料及び手数料の徴収に関するものについては直接請求の対象から除くとされており、これと同様としたものであります。市といたしましては、現行の江別市市民参加条例に基づき、適切に行政運営を進めてまいりたいと考えております。以上であります。

答弁 総務部長 後藤好人(総務部長は2021年3月まで)

私からは、市政への市民参加についての御質問のうち、江別市例規類集に収録されている要綱等をホームページに掲載することについて御答弁申し上げます。当市におきましては、江別市自治基本条例の制定や他市の事例を受け、まちづくりへの市民参加の推進に資するよう、平成23年度から市民生活に直接関係する、子育て、障がい者福祉、高齢者福祉、廃棄物などに関係する要綱等を中心にホームページへの掲載を進めてきたところであります。要綱等は、行政機関における事務執行の指針を定める内部規程でありますが、市の活動内容を市民が知るための一助となるものであると認識しておりますことから、今後におきましても、江別市市民参加条例の趣旨に基づき、まちづくりへの市民参加に必要な情報として公表すべき要綱等につきましては、各所管部と協議の上、順次、ホームページへの掲載を拡充してまいりたいと考えております。以上です。

答弁 生活環境部長 高橋孝也(生活環境部長は2019年3月まで)

私から、LGBT施策の推進についてのうち、相談窓口の設置について御答弁申し上げます。LGBTなど性的マイノリティーの方々については、社会全般における理解の不足や偏見から、日常生活における性差別表現や会話の中で、傷ついたり、性自認や性的指向に関して誰にも相談できずに悩んでおられたりするケースもあると言われております。相談窓口といたしましては、国の人権相談、北海道の心の健康相談などで電話相談を受け付けているところであります。市といたしましては、専門的な人材確保が難しいことから、独自に相談窓口を設置することは現状では困難と考えておりますが、悩みを持っている方への相談窓口の周知は必要なことと認識しておりますことから、体制が整っている国や北海道の窓口を市のホームページや広報誌等でお知らせしてまいりたいと考えております。以上であります。

答弁 教育長 月田健二(教育長は2020年6月まで)

私からは、LGBT施策の推進についてのうち、教育現場での対応について御答弁申し上げます。文部科学省では、平成28年4月に、性同一性障がいや性的指向・性自認に係る児童生徒に対するきめ細かな対応等の実施についてと題する教職員向けの資料を作成し、教職員の理解の促進を図るよう、各市町村教育委員会へ通知しております。また、北海道教育委員会では、平成29年6月に、教職員向けの指導資料、性同一性障がいや性的指向・性自認に係る児童生徒への対応についてを作成しており、教育委員会では、各学校に対しこの資料を児童生徒の指導に活用するよう周知しております。教育委員会といたしましては、今後、LGBTの理解を深めるため、教職員や心の教室相談員を対象とした研修を実施するなど、悩みを持つ児童生徒への対応について学ぶ機会を設けるとともに、校長会等を通じ校内研修に取り入れるよう改めて促してまいります。さらに、教育委員会や学校に児童生徒から相談があった場合には、心情に配慮するとともに、必要に応じて専門的な相談窓口の紹介を行うなど、悩みを抱えた児童生徒に寄り添った対応をしてまいりたいと考えております。以上であります。

答弁 健康福祉部長 佐藤貴史(健康福祉部長は2021年3月まで)

私から、医療的ケア児等の支援体制についての御質問のうち、医療的ケア児等の現状について御答弁申し上げます。医療的ケア児等の現状でありますが、日常生活を営むために経管栄養、人工呼吸器等の医療的ケアを必要とする児童は、近年の新生児医療の発達とともに増加しているところであります。当市において把握している在宅で生活する医療的ケアが必要な児童数は、未就学児が4名、小学生が1名、中学生が2名、高校生が1名の計8名であります。在宅での医療的ケアのほとんどは、研修を受けた家族により行われており、日常生活のケアや通学時の送迎等の負担が大きいことから、負担軽減のための支援体制の整備が必要とされてきたところであります。こうした中、昨年9月、市内に看護職員を常時配置し、医療的ケアを必要とする児童の受け入れを行う障がい福祉サービス事業所が開設され、児童発達支援及び放課後等デイサービスの提供により療育を行うほか、日中及び夜間の預かりにより、保護者の休息等にも寄与しているところであります。以上でございます。

答弁 教育長 月田健二(教育長は2020年6月まで)

私から、医療的ケア児等の支援体制についてのうち、学校教育における支援体制の基本的な考え方について御答弁申し上げます。平成30年6月に、文部科学省から学校における医療的ケアの実施に関する検討会議の中間まとめの通知があり、学校における医療的ケアに関する現時点での考え方が示されております。この通知では、学校において医療的ケアを実施する際は、医療的ケア児の状況に応じた看護師の適切な配置を行い、看護師を中心に教職員等が連携協力して医療的ケアに当たることが必要とされております。教育委員会では、看護師を学校へ配置し、医療的ケアを実施することは、医療的ケア児に対する教育面・安全面で大きな意義を持つものであると認識しておりますことから、平成31年度から医療的ケア児の受け入れを見据え、看護師3名を配置し、学校における医療的ケアの実施体制を整備することとしております。今後、教育委員会といたしましては、文部科学省が示す方針に基づき、ガイドラインの策定、看護師の研修会への参加や学校教育の環境になれるための取り組みを行い、学校、学校医、保護者等の関係者と連携して、学校における医療的ケア実施体制の整備を図ってまいりたいと考えております。以上であります。

質問 干場芳子

質問を何点かと要望等をしたいと思います。まず、件名1の市政への市民参加について、項目2の江別市市民参加条例におけるパブリックコメントについてですけれども、これまで、数多くのパブリックコメントを実施してきました。形骸化してきているという感じも否めない気がしています。今後、江別市自治基本条例等を見直すときには、市民参加の対象として江別市市民参加条例に規定されておりますけれども、内容等も含めて、どういったものがパブリックコメントに適しているのかについても検討していただくことを要望したいと思います。続きまして、項目3の江別市市民参加条例における市民参加対象の考え方について、再質問させていただきます。近隣自治体及びほかの自治体において、市税条例の改正や使用料及び手数料等の見直しについて参加の対象としているところがあります。国の改正に基づくものであっても、市民生活にとって身近なことも多々あると感じています。改正後にホームページで周知されておりますけれども、なかなか市民が意見を言える場が少ないと思っています。また、使用料及び手数料の見直しなどについては、地方自治法第74条第1項を踏まえ、市民参加の対象としていないわけですけれども、これらは市民にとって大変関心が高く、さらには行政にとって市政運営をしていく上で、意見を丁寧に聞いて回答していくということが求められると思っております。江別市自治基本条例の見直しとともに、江別市市民参加条例を見直していくとしていますけれども、見直しのための検討委員会において、江別市市民参加条例の対象について具体的な検討事項としていくべきと考えますが、見解を伺います。

答弁 生活環境部長 高橋孝也(生活環境部長は2019年3月まで)

干場議員の再質問に御答弁申し上げます。江別市自治基本条例の見直しの際は、市民参加の対象を具体的な検討事項としていくべきとの御質問でございますが、平成21年に制定した江別市自治基本条例は、4年を超えない期間ごとに条例の規定について検討し、見直しを行うこととしており、平成28年度の見直しの際には、江別市自治基本条例検討委員会において江別市市民参加条例を含め、関連する項目を取り上げながら検討いただいたところであります。御提案の使用料等を検討事項とすべきとのことにつきましては、これまでの見直しの際の検討事項と同様の取り扱いになるものと考えておりますが、その対応につきましては、庁内で十分検討してまいりたいと考えております。以上であります。

質問 干場芳子

よろしくお願いします。石狩市では使用料・手数料の改定案について、また、市税条例の改正について、喫緊で言えば、わがまち特例の割合の制定等についてもパブリックコメントを行っています。さらに、専決処分を行った事案についても条例の改正等について市民に対してパブリックコメントを実施しています。ほかの自治体においても同様の取り組みを実践している自治体があります。国税であっても、市民が意見を言える場というのはこうしたことくらいしかないと思っておりますので、自治体でのパブリックコメントの取り組みについて前向きに検討していただくことを要望いたします。続きまして、オスプレイの北海道大演習場等における訓練について1点要望をしたいと思います。自衛隊機の事故についてですけれども、沖縄県庁のホームページに出ている沖縄県庁統計資料2018年3月の沖縄の米軍及び自衛隊基地によると、飛行機のような固定翼の戦闘機の事故607件のうち、基地内で起きているのは516件です。つまり、基地までたどり着いたという意味です。しかし、オスプレイのような回転翼は、基地にたどりつけず、基地外での事故が多く、しかも死傷事故を大変多く発生させています。復帰後45年間にヘリコプターの事故は131件起きておりまして、うち基地内は33件、残る98件は基地外となっております。基地外の内訳というのは、空き地、その他が30件、住宅付近が16件、民間空港、畑など、海上がそれぞれ14件ずつ、残る10件はどこに落ちたのかわからないということになっています。つまり、75%は基地外で起きている、こうしたことからも、欠陥機とも言えるオスプレイの訓練は、江別市が演習場となっていないからといって全く安全ではなく、むしろ、こうした沖縄県における回転翼の事故の現状からも非常に危険であり、市民にとって不安が募るばかりです。今回の訓練は災害により中止されましたけれども、今後再開されることが強く懸念されます。しっかりと市民の命と安全を守るため、首長として全力で取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。続きまして、LGBT施策の推進についてです。項目3の教育現場での対応についてです。研修について、校長会を通じて校内研修を取り入れるよう改めて促すとのことでしたけれども、江別市男女共同参画基本計画においても、現在見直しの項目に挙げられております。こうした課題は、子供たちだけではなく、保護者にもお知らせし、考えてもらうことが重要で、保護者からは小・中学校ではなかなか情報がなく、取り組みも進んでいないとの声が出ております。教員だけではなく、心の教室相談員等も含めて当事者の声を聞くなどして早急に研修に取り組むべきと考えますが、いかがか伺います。

答弁 教育長 月田健二(教育長は2020年6月まで)

干場議員の再質問に御答弁申し上げます。教職員等への研修についてでありますが、教育委員会といたしましては、LGBTに関する悩みを抱える児童生徒が相談しやすい環境づくりが大切であると考えており、その理解を深めるための取り組みを検討していたところであります。先ほども御答弁しておりますが、教職員や心の教室相談員を対象とした研修会の開催に向け、校長会とも相談し、早急に調整してまいりたいと考えております。

質問 干場芳子

どうぞよろしくお願いいたします。最後に、医療的ケア児についてコメントをさせていただきたいと思います。今回、医療的ケアということで、日常生活に必要とされる医療的な生活援助行為とされていて、代表的なものがたんの吸引や経管栄養の注入などと言われておりますけれども、これら以外にもさまざまな病気を持ち、しかし、なかなか理解されずに困惑しながら過ごした児童生徒も過去にいたと聞いております。子供たちが安心して教育を受ける機会を確保、インクルーシブル教育という観点からも、非常に期待したいと思っております。ことし5月に、指定都市市長会が医療的ケア児に対する十分な支援体制の確保に関する指定都市市長会提言というものを行ったということです。財政支援の拡充や保育園における医療保険の適用、質の高い研修などについて記載されているということです。江別市でも取り組みの詳細はこれからというふうに思っておりますが、医療的なスキルを持った看護師等の配置、関係機関との連携、相談体制の充実など、具体的な準備に取り組んでいただくことを強く要望いたします。以上で、私の質問を終わります。

出典:江別市議会 平成30年第3回定例会 2018年9月19日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる