みんなの議会

江別市議会 平成30年第3回定例会 2018年9月18日

(1)ラグビーワールドカップ2019公認チームキャンプ地の内定に伴う取り組みについて/(2)スポーツ政策について

2018年9月18日、江別市議会の一般質問で、内山祥弘議員が「ラグビーワールドカップ2019公認チームキャンプ地の内定に伴う取り組みについて」「スポーツ政策について」について質問し、教育部長 萬直樹、教育長 月田健二が答弁しました。

質問者
内山祥弘 議員
答弁者
教育部長 萬直樹、教育長 月田健二

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 内山祥弘

ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い質問をさせていただきます。ことし6月のブロック塀の倒壊による小学生の死亡事故が発生した大阪府北部地震を初めとして、広島県や岡山県などで大きな土砂災害や浸水被害をもたらした平成30年7月豪雨、いわゆる西日本豪雨、続いて、関西国際空港の被害や大規模な停電をもたらし、江別市でも毎秒33.1メートルの観測史上最大の瞬間風速を記録し、大量の倒木や農業被害をもたらした台風21号、そして、北海道で初めての震度7を観測し、厚真町周辺での大規模な土砂崩れなど甚大な被害をもたらし、北海道全域で停電となるブラックアウトが発生した北海道胆振東部地震。ことしに入り、連続して発生したこれらの自然災害により被災された地域の方々にお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧、復興がなされることを願います。江別市でも、特に、台風21号の被害の復旧や農業被害への支援が一日も早くなされることが必要ですし、さらに、北海道胆振東部地震においても、地震の揺れによる被害やライフラインの停止、情報伝達のあり方などに対して、多くの課題や教訓が明らかになったものと思います。私自身は、地震発生後、早朝より地域の給水所で給水活動のお手伝いをさせていただいておりました。その中で、私のいた給水所に来られる方々は、マンションにお住まいの方が多く、停電時の高層マンションにおける水確保の問題やエレベーターが停止した状態での階段の上り下りの大変さの声を多く伺いました。その一方で、一部の高層マンションでは、マンション管理部内で直圧式の水道を確保しており、給水所まで行かなくても水を確保でき、住民が大変助かったという話を聞きました。今後、このような市内高層マンション間での災害対応として、情報共有のあり方など研究が必要であると感じました。そのほか、給水所で伺った声としては、何時間後から市内全域が断水になるといった誤情報または未確認情報、あるいはデマに基づく問い合わせの声も少なからずありました。それによって、現在断水になっていない地域の方も、念のために給水袋を取りに来たという件もありました。さすがに、私もその情報について、あり得ないとは思いましたが不確かな状態であったので、それはデマだからと言って、水を渡すのを断るようなことはできませんでした。今回のこのようなデマが発生した要因やそれにどのように市として対応していくのかについても今後の検討課題になろうかと思います。そのほかにも、携帯電話の充電の問題など、やはり実際に起こって初めてわかることについて、今回の震災を教訓にしながら、より一層のきめ細やかな自然災害対策を今後も進めていかなければならないと改めて実感したところであります。とはいえ、今回の震災において、まだ道内で避難されている方も多くおられますので、まずはそのような方々の一日も早い生活の回復に向けて、行政だけではなく、ボランティアなど民間の力も合わせて、北海道が一体となって復旧、復興が進められることを願います。それでは、通告に従い順次質問させていただきます。さきの東日本大震災のときも、プロ野球チームの東北楽天イーグルスと北海道日本ハムファイターズの震災直後に行われた復興支援の親善試合で、嶋基宏選手が、見せましょう野球の底力をとスピーチし、その後、2013年に今は亡き闘将星野仙一監督のもとで初のパ・リーグ優勝をなし遂げ、東北の方々に大きな勇気と希望、そして底力を与えたことは、皆さんの記憶にも残っていることと思います。このように、スポーツは、困難・苦難のあるときにも、人々の心を一つにし、前向きな勇気や力を与え、地域の再興、活性化のための力を与えることは、皆さんも納得されることかと思います。江別市の平成31年度からの第6期江別市スポーツ推進計画(案)でも、基本方針2において、スポーツをする、見る、支えることで、市民が楽しさ、喜びを実感し、社会とのきずなやかかわりを深め、共生社会の実現や新たなまちづくりに生かす取り組みに参画することを目指すとされているところであります。そのような中、2019年9月20日から、オリンピック・パラリンピック競技大会、サッカーワールドカップと並んで三大国際スポーツ大会とされるラグビーワールドカップ2019が日本で開催され、ここ江別市も、北海道との共同でオーストラリア代表の直前公認キャンプ地として内定しているところであります。今回の質問のタイミングも開催まであとほぼ1年ということで、件名1のラグビーワールドカップ2019公認チームキャンプ地の内定に伴う取り組みについて質問させていただきます。このラグビーワールドカップ2019日本大会は、アジアで初の開催となり、イングランドやオーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ共和国などの、いわゆるラグビー伝統国以外で初の開催となります。本大会の試合会場は、日本12都市で行われ、北海道では札幌市の札幌ドームで2試合が行われる予定となっております。そして、先ほども述べましたように、江別市が、北海道と共同で、オーストラリア代表の試合直前の公認キャンプ地として内定しているところであります。オーストラリア代表は、ワラビーズという愛称で呼ばれ、過去のラグビーワールドカップにおいて、前回大会では準優勝、通算二度の優勝を誇る強豪チームであります。また、オールブラックスの愛称で知られるニュージーランド代表との長年のライバルチームでもあります。そのようなラグビー強豪国が、来年9月21日に行われる札幌ドームでのフィジー戦を控えて、直前キャンプを江別市で行うということは大変名誉なことであり、また、大変貴重な機会であると考えます。それゆえ、当市としてもこの機会を最大限に捉えて、スポーツの振興や地域の活性化に有意義に活用し、また、いわゆるスポーツレガシーとして、大会開催後にも残っていくものや継続していくものをつくっていくことが必要と考えます。もちろん、オーストラリア代表の当市での直前合宿は、札幌ドームで行われる試合に勝ち、ひいては大会で優秀な成績をおさめるためのものであり、オーストラリア代表との合宿中の直接的な交流は、余り望めず限定的なものにならざるを得ないかもしれません。しかし、この貴重な機会をきっかけに、江別市民もともに関心を持ちつつ、参加しながら、来年9月の大会に向けて機運を徐々に高め、また、合宿を行うオーストラリア代表のこともより深く知りつつ、応援の機運を高めることが、大会をより楽しみ、オーストラリア代表の活躍を喜ぶだけではなく、江別市の合宿地としてのPRにもつながり、まちの魅力や知名度の向上などにつながっていくと考えます。さらに、オーストラリア代表を応援しに訪れるビジターに対しても、まちのPRや国際交流、インバウンドのきっかけになればと思います。そこで、1点目の質問として、大会開催に向けた機運を高めるための事前の取り組みについてどのようにお考えかお伺いいたします。まずは、江別市民に対して、来年9月のラグビーワールドカップ2019日本大会の開催と当市がオーストラリア代表の直前公認キャンプ地になるということを十分に周知し、関心を持ってもらうことが必要と考えます。例えば、それに向けてのアイデアとしては、市内イベントの開催として、市内高等学校や大学ラグビー部の記念交流戦、エキシビジョンマッチを行うですとか、既存の集客イベントや集客施設におけるPRブースの設置なども考えられるかと思います。また、今後、広報えべつにおいても特集記事などを組まれることと思います。さらに、町なかの常設的な雰囲気づくりとして、街路におけるのぼりの設置や市役所のほか、JR駅前における垂れ幕、看板の設置も検討すべきと考えます。加えて、当地で合宿を行うオーストラリア代表やオーストラリア自体を知る機会や取り組みも必要と考えます。例えば、広報えべつでの特集のほか、市内小・中学校でオーストラリアにあるラグビーチームやオーストラリアのことを調べる機会をつくることなども考えられるかと思います。以上のようなことも含め、ラグビーワールドカップ2019日本大会に向けて機運を高めるための事前の取り組みについてお伺いいたします。次に、2点目の質問として、市内小・中学校において2019年ラグビーワールドカップ普及啓発事業としてタグラグビーを行うことについてお伺いいたします。スポーツ庁では、ラグビーワールドカップ2019日本大会の成功に向けて、前回のラグビーワールドカップ2015イングランド大会での南アフリカ戦の感動的な勝利など日本チームの大健闘によって一時的な盛り上がりは見せたものの、一般国民のラグビー競技に対する認知度及び期待度はまだ決して高いとは言えない状況から、障がい者を含む全国の小・中学生年代を対象にタグラグビーなどを活用してラグビー競技の普及啓発に向けた2019年ラグビーワールドカップ普及啓発事業を公益財団法人日本ラグビーフットボール協会に委託して実施しています。タグラグビーとは、タックルなどの激しい身体接触プレーがなく、タックルのかわりに腰につけたビニール製のタグを取って相手の攻撃をとめるというルールであり、新しく参加する子供たちや運動が苦手な子供たちも安全に楽しむことができるボールゲームです。タグラグビーは、小学校の学習指導要領にも体育授業で教えるボールゲームの一つとして例示の記載がなされています。先日、大麻西小学校で北海道バーバリアンズに在籍するオーストラリアゆかりの選手の指導によるタグラグビー教室が行われたということです。そこで、ラグビーワールドカップ2019日本大会の機運醸成やラグビー競技の普及啓発に向けて、また、小・中学校でのこのような機会を通じて、児童生徒の保護者等への関心の高まりも期待できると考えますが、今後も来年9月に向けて引き続き、広く市内小・中学校でタグラグビーを行っていくお考えはあるかお伺いいたします。次に、3点目の質問として、公認チームキャンプ地を活用した市の知名度向上策について伺います。ラグビーワールドカップ2019日本大会の公認チームキャンプ地になることによって、当該自治体はキャンプ地の公式ロゴマークや大会名称を使用したPR活動を行うことができるとのことです。したがって、このような公式ロゴマーク等も活用しながら、公認チームキャンプ地としての江別市の取り組みのほか、当市の魅力や観光資源なども情報発信することにより、国内外に向けた自治体名の発信、まちの魅力のPR、市の知名度向上に寄与することができると考えます。そこで、まずは1点目及び2点目の質問に関連して、ラグビーワールドカップ2019日本大会に向けた市の取り組み等をプレスリリース等を通じ、メディアに積極的に発信していくことが必要と考えます。また、市職員やえべつ観光特使などの名刺や外部向けのパンフレット等に公認キャンプ地の公式ロゴマーク等を記載するというアイデアもあるかと思います。また、市内大学生等の協力を得ながら、公認チームキャンプ地としての市のスポーツ環境や自然環境、観光資源などのまちの魅力をPRする動画を制作し、ラグビーワールドカップ2019日本大会のホームページやオーストラリア大使館などのホームページへ掲載を依頼することで、国内外に向けた市の知名度向上やまちの魅力のPRに有効と考えます。そこで、公認チームキャンプ地を活用した市の知名度向上策について、どのようにお考えかお伺いいたします。次に、4点目の質問として、ラグビーワールドカップ2019日本大会開催後の継続的な国際交流や合宿誘致の取り組みについてお伺いします。この大会後の取り組みは、まずは、ラグビーワールドカップ2019日本大会の成功に向けて、これまで述べてきたような大会前の機運醸成や国際交流の取り組みがどのようにできるか、どの程度までできるかによってくる、つまり、その延長線上にでき上がってくるものと考えます。少し昔の話になりますが、サッカーワールドカップ2002日韓大会で、カメルーン代表のキャンプ地となった大分県中津江村、現日田市中津江村は、チームファーストの熱心な取り組みや、チームの到着がおくれるという稀有なハプニングなどもあり、大会後も、村民がカメルーン代表を応援する会を結成したり、合宿受け入れ10周年記念式典にカメルーン駐日大使が訪れたりするといった交流が続いているそうです。ことしも、日田市中津江村でカメルーン共和国建国46周年記念日の祝賀会が開かれたそうです。いずれにしても、このラグビーワールドカップ2019日本大会の公認チームキャンプ地に向けた取り組みがその場限りで終わることなく、レガシー、すなわち遺産として継続し発展させていくことが必要であると考えます。そこで、本大会に向けた事前の取り組みや公認キャンプ地としての経験などを大会後の継続的な国際交流や合宿誘致にどのようにつなげていくのか、そのお考えについてお伺いいたします。続きまして、件名2のスポーツ政策についてです。件名1の質問もスポーツ政策の一つではありましたが、特定のイベントということで別項目とさせていただきました。まずは、1点目の質問、スポーツによる持続可能なまちづくりや地域活性化を推進する地域スポーツコミッションの設置についてお伺いいたします。この質問については、私としては、件名1で述べたラグビーワールドカップ2019日本大会の公認チームキャンプ地の取り組みが終わった後の話、特に件名1の4項目めに関連するものと思っております。まず初めに、地域スポーツコミッションとは、地方公共団体、スポーツ団体、観光やスポーツ産業などの民間企業等が一体となり、スポーツによる持続可能なまちづくり、地域活性化のための取り組みを行う組織のことであります。スポーツ庁によると、その要件としては、(1)常設の組織であり、年間を通じて活動を行っていること、(2)スポーツツーリズムの推進、イベントの開催、大会や合宿・キャンプの誘致など、スポーツと地域資源を掛け合わせたまちづくり・地域活性化を主要な活動の一つとしていること、(3)地方自治体、スポーツ団体、民間企業等が一体となり組織を形成または協働して活動を行っていること、(4)特定の大会・イベントの開催及びその附帯事業に特化せず、スポーツによる地域活性化に向けた幅広い活動を行っていることが要件とされております。スポーツ庁では、スポーツによるまちづくり・地域活性化活動支援事業を設け、地域スポーツコミッションの活動に対しての支援がなされているところであります。スポーツ庁の調べでは、2017年1月段階で全国56団体があり、国の第2期スポーツ基本計画においては、2021年度末までに170団体にまで拡大する目標となっております。北海道では、北海道広域の北海道オリパラの会のほか、札幌市や旭川市、稚内市、名寄市、士別市、釧路市など8自治体において組織されております。その活動の例としては、釧路市の特定非営利活動法人東北海道スポーツコミッションでは、アイスホッケーを核として、姉妹都市のカナダ・バーナビー市チームとの国際交流や国内大学チームの合宿誘致などを展開し、長期滞在型のスポーツのまちを目指す取り組みなどを行っています。また、札幌市のさっぽろグローバルスポーツコミッションでは、インバウンド・サイクルツーリズム促進事業として、サイクルツーリズム関連団体などと連携したコースの設定やプロモーション動画の作成、情報発信、台湾等の自転車の盛んな地域へのプロモーションの実施などの取り組みを行っています。江別市においても、来年9月のラグビーワールドカップ2019日本大会の公認キャンプ地としての経験、また、来年12月に開業を予定しているJR野幌駅南側の宿泊施設の整備などの状況も踏まえ、今後の合宿・キャンプ誘致のより一層の推進に向けて、地域スポーツコミッションの設立について検討、研究すべきと考えます。さらに、江別市ならではの取り組みとして、市内大学等と連携したスポーツと食、健康の取り組みや高齢者・障がい者スポーツの取り組みなど、スポーツを通じた持続可能なまちづくりとして地域スポーツコミッションの活動に取り組んではどうかと考えます。そこで、スポーツによる持続可能なまちづくりや地域活性化を推進する地域スポーツコミッションの設置について検討すべきと考えますが、いかがお考えかお伺いいたします。続いて、2点目の質問として、プロスポーツチームとのパートナー協定の締結についてお伺いいたします。皆さんも御存じのように、道内にはプロスポーツチームとして、野球の北海道日本ハムファイターズ、サッカーの北海道コンサドーレ札幌、バスケットボールのレバンガ北海道、フットサルのエスポラーダ北海道があります。そして、それぞれのプロスポーツチームが、今回の震災後の支援活動でもそうでしたが、地域交流や地域貢献の活動を行っております。そのような中、特に、北海道日本ハムファイターズは、道内自治体との間でそれぞれが有する特徴ある資源や取り組みをもって連携し、互いの発展のために協働するパートナー協定を締結する活動を2013年から行っています。これまで、美唄市、紋別市、士別市、北広島市、羽幌町など8市町とパートナー協定を締結しています。パートナー協定に基づく活動内容としては、スポーツによるまちづくりとして、地域住民のスポーツ機会の充実や地域社会の活性化を目的とし、子供の体力向上や生涯スポーツ社会の形成に向けた取り組みを推進するもの、例えば、小・中学生対象の野球教室や合宿の開催、北海道日本ハムファイターズのコーチを任期付職員として派遣することなどがあります。観光によるまちづくりとして、まちの自然やスポーツ施設を初めとする観光資源を生かし、観光産業による地域活性化を加速させる取り組みを推進、例えば、まちのイベントへの協力、参加などがあります。また、食と健康によるまちづくりとして、地域住民の健やかで豊かな食生活と元気な高齢社会の実現を目的とし、食育活動や地域の食研究を推進するというような、例えば、食育講座なども行われています。そのほかには、イースタンリーグの公式戦の開催などもパートナー協定を締結した市町で行われております。江別市でも、さきの地域スポーツコミッションで述べたような活動、合宿・キャンプの誘致による地域活性化や、江別市健康都市宣言に基づくスポーツ、食、健康の取り組みの推進、高齢者・障がい者スポーツの推進、また、小・中学校及び高等学校の野球チームの技術力向上を支援するなどのパートナー協定に基づく取り組みが期待されるところです。さらに、北海道立野幌総合運動公園では、過去にイースタンリーグの試合があったようですが、そのようなイースタンリーグの試合の開催も市民にとってスポーツに関心を持つ絶好の機会となるのではないでしょうか。一方で、プロスポーツチームに対しても、江別市の持っている資源である食と健康の取り組みやスポーツなどに関する大学の知の資源など、貢献できる部分があるかと思います。そこで、プロスポーツチームとのパートナー協定の締結について、どのようにお考えかお伺いいたします。最後に、3点目の質問として、市内におけるジュニアスイミング教室の環境整備についてお伺いいたします。先日、インドネシアのジャカルタで行われた2018年アジア競技大会における江別市ゆかりの選手では男子十種競技の右代啓祐選手の大会2連覇や立命館慶祥高等学校出身の陸上男子200メートルの小池祐貴選手の金メダルも大変喜ばしい、誇らしい結果でありました。一方、水泳競技においても池江璃花子選手の6冠を初めとした金メダル19個は大変目覚ましい活躍の結果でありました。このように、現在の日本では、水泳競技においても国際競技力の向上が目覚ましく、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けても大変注目される競技となっております。そのような活躍の成果は、もちろん各選手の才能もあるでしょうが、まずは子供のころからの水泳の経験、そして、スイミングスクール等での育成の結果であると思います。そういう意味では、当市においても、幼児、小学校低学年児への水泳環境の整備が欠かせないものと考えます。これは、もちろん水泳に限らず、他のスポーツでも状況は同じと言えますが、とりわけ水泳はどこでも練習できるわけではなく、水泳の施設環境が必要であり、とりわけ低年齢の初心者段階では、安全面の確保など、しっかりと教える環境が必要となります。江別市においても、将来、アジア大会やオリンピック・パラリンピックに出場するかもしれない有望な宝が眠っているかもしれませんし、また、これからあらわれるかもしれません。そのような宝、人財を眠らせたままにしないように、また、さまざまな理由から市外の教室に通わなければならないということのないように、市内におけるジュニアスイミング教室の環境整備に目を向けることは重要と考えます。幸い、当市の水泳の常設施設の環境としては、青年センターを初め、北海道立野幌総合運動公園、民間ではジャパンスイミングスクール江別、スポーツクラブブリックと、比較的整っている環境であると思います。しかし、一部の市民の方から、幼児や小学校低学年児など、これから水泳を始めようという段階、まずは気軽に参加してみようという初心者段階でのスイミング教室の当市における会費が高く、他市のプールにまでわざわざ通っているというお話を耳にしましたので、今回質問をしたところです。そこで、私が調べてみますと、それぞれ会費に対する回数や月会費かという違いはありますが、青年センターの小学校1年生からの小学生水泳教室は、全10回コースで7,000円、1回当たり700円となっております。一方、隣の札幌市厚別区にある厚別温水プールでは、小学校1年生からの初心者対象教室では、全8回コースで一般3,890円、障がいのある方3,110円、一般の1回当たりの料金は約486円、全14回コースでは一般6,800円、障がいのある方5,440円、一般の1回当たりの料金は約485円となっており、先ほどの青年センターの1回当たりの料金の700円と差があるように感じます。次に、月会費での水泳教室の比較では、青年センターには月会費の教室はありませんので、市内の民間事業者の教室となりますが、初心の小学生を対象としたジュニアコース週1回の月会費は、あるスクールでは税込6,588円、別のスクールでは税込5,900円となっております。一方、隣の岩見沢市温水プールのキッズスクールでは、月会費が週1回で税込4,104円となっています。また、石狩市民プールでは、月会費が週1回で税込4,935円となっています。千歳市温水プールでは、月会費が週1回で3,200円となっています。確かに、これは公設と民間の比較であり、恵庭市の民間事業者の月会費は週1回で税込7,020円、千歳市の民間事業者の月会費は週1回で税込6,156円、岩見沢市の民間事業者の月会費は週1回で税込7,560円と、江別市内の民間事業者の月会費が特別高いというわけではありません。しかし、江別市の子供たちにとっては、スクールバスが利用可能かどうかということもありますが、民間であろうが公設であろうが、とりわけ始めたばかりの初心者においては、月会費等で比べて、どこに通うか、もしくは教室に通うのを諦めることになりかねませんし、実際そういう市民もいるとのことです。したがって、まずは、江別市のこのようなジュニアスイミング教室の環境について、どのようにお考えかお伺いいたします。これで、1回目の質問を終わります。

答弁 教育部長 萬直樹(教育部長は2021年3月まで)

内山議員の一般質問に御答弁申し上げます。私からは、ラグビーワールドカップ2019公認チームキャンプ地の内定に伴う取り組みについてのうち、大会開催に向けた機運を高めるための事前の取り組みについてほか1件について御答弁申し上げます。初めに、大会開催に向けた機運を高めるための事前の取り組みについてでありますが、ラグビーワールドカップが来年日本で開催されるに当たり、市は北海道と共同で公認チームキャンプ地の申請を行い、誘致活動を行ってきた結果、本年4月にオーストラリアの公認チームキャンプ地として内定したところであります。公認チームキャンプ地の内定後は、北海道ラグビーフットボール協会やオーストラリア領事館、市内体育団体やラグビー部のある高等学校などを訪問し、交流事業などへの協力要請を行いました。大会開催に向けた機運を高めるために、これまで行われてきた取り組みとして、試合会場となる札幌市では、4月に札幌ドームでラグビーフェスティバルを開催し、当市も公認チームキャンプ地の内定自治体として職員が参加しております。また、公認チームキャンプ地に内定している江別市及び北海道の取り組みとして、当市では、オーストラリアの7人制ラグビーの選手を講師に招いたラグビー教室や市内の夏祭り会場における啓発ティッシュの配布、小学校の体育の授業におけるタグラグビー教室などを実施してきたところであります。北海道においては、ラグビーワールドカップの日本開催を見据えて、女子7人制ラグビーの国際大会となる北海道知事杯を平成28年度から開催しており、大会実施に当たっては、市からも職員が出席するなど協力をしてきたところであります。このように自治体や関係団体が連携をとりながらさまざまな形で機運醸成のための取り組みを行ってきたところであります。御質問の大会開催に向けた機運を高めるための事前の取り組みの実施につきましては、今後も、北海道や札幌市はもとより、北海道ラグビーフットボール協会などの関係機関とも連携を図りながら、市民がラグビーワールドカップやオーストラリアのことを知り、大会開催に向けた機運を高めていくことができるような取り組みを行ってまいりたいと考えております。次に、市内小・中学校において、2019年ラグビーワールドカップ普及啓発事業としてタグラグビーを行うことについてですが、御質問にありますとおり、タグラグビーは体育科で指導できるボール運動として、小学校の学習指導要領に記載されております。北海道ラグビーフットボール協会では、ラグビーワールドカップの機運醸成とラグビーの競技人口拡大のため、タグラグビーの普及啓発に力を入れており、去る9月11日に大麻西小学校において、同協会と一般社団法人わくわくピース総合型クラブが連携したタグラグビー授業を実施したところであります。また、タグラグビーについては、昨年度、江別第一小学校において6年生を対象に体育の授業で実施しており、今年度は特別支援学級の児童を対象に実施する予定であります。市内の指導者によりますと、タグラグビーは、ボールを手に持って運ぶことができるため、ボールの扱いが技術的に容易であり、運動の不得意な子供でも活躍できるチャンスがあるという特性があるとのことです。今後のタグラグビーの実施につきましては、指導者や道具の確保などの課題はございますが、タグラグビーの利点を踏まえ、ラグビーワールドカップの普及啓発を図るためにも、校長会などを通じて各学校に対し情報提供を行っていくとともに、北海道ラグビーフットボール協会などとも連携しながら取り組んでまいりたいと考えております。私からは、以上であります。

答弁 教育長 月田健二(教育長は2020年6月まで)

私から、ラグビーワールドカップ2019公認チームキャンプ地の内定に伴う取り組みについてのうち2点と、スポーツ政策について御答弁申し上げます。まず、公認チームキャンプ地を活用した市の知名度向上策についてですが、市では、第6次江別市総合計画、えべつ未来づくりビジョンの未来戦略の一つとして、えべつの魅力発信シティプロモートを掲げるとともに、江別シティプロモート推進協議会を立ち上げ、市民と行政が一体となって、市の知名度向上に向けたプロモーション活動に取り組んでいるところであります。ラグビーワールドカップ2019に関しましては、公認チームキャンプ地の内定自治体として、既にメディア等で紹介されておりますが、正式に決定された際には、一定のルールに基づき、公認チームキャンプ地の公式ロゴマークや大会名称などの使用が認められます。市の知名度向上に当たっては、これまでも公認チームキャンプ地に内定したことやオーストラリアの7人制ラグビーの選手を講師に招いたラグビー教室の実施など、ラグビーワールドカップ2019に関連した取り組みをメディア等に発信しているところであります。公認チームキャンプ地の正式決定につきましては、11月下旬ごろになると見込んでおりますが、決定後は、内山議員から御提案のあったパンフレット等に大会ロゴマークを使用することなども参考にしながら、市の魅力や良好なスポーツ環境をPRしてまいりたいと考えております。次に、大会開催後の継続的な国際交流や合宿誘致の取り組みについてですが、ラグビーワールドカップ2019の公認チームキャンプ地に内定したことを契機として、今年度は北海道や北海道ラグビーフットボール協会、オーストラリア領事館と連携し、オーストラリアの選手を招いてラグビー教室を行うなど、交流事業を実施してきたところです。御質問にありました大会開催後の継続的な国際交流につきましては、今後、取り組みを進めていく中で、大会後にどのような交流事業が実施できるのか、オーストラリア領事館などの関係団体と協議・調整しながら検討してまいりたいと考えております。また、スポーツ合宿の誘致につきましても、ラグビーワールドカップ2019の公認チームキャンプ地に正式に決定すれば、スポーツ合宿における江別市の優位性が認められたものと捉え、今後、スポーツ合宿誘致のPRに生かしていきたいと考えております。次に、スポーツ政策について御答弁申し上げます。まず、スポーツによる持続可能なまちづくりや地域活性化を推進する地域スポーツコミッションの設置についてでありますが、スポーツ庁によると地域スポーツコミッションとは、地方公共団体、スポーツ団体、民間企業等が一体となり、地域活性化に取り組む組織で、長期継続的な人的交流を図るスポーツ合宿・キャンプ誘致や通期・通年型のスポーツアクティビティー創出等の活動を通じて、スポーツによる持続的なまちづくり・地域活性化の促進を図るものと定義されております。スポーツ庁の調査では、2017年9月段階で、全国に83の地域スポーツコミッションの存在が確認できており、国の第2期スポーツ基本計画では、2021年度末までに全国の地域スポーツコミッションの設置数を170にまで拡大することを目標として掲げているところであります。当市においては、平成26年度に市内スポーツ関係団体、大学、観光協会等の構成による江別市スポーツ合宿誘致推進協議会を設置し、平成28年度から合宿誘致に取り組み、道外からの合宿利用団体への支援を行っております。合宿参加選手との交流により、スポーツ技術の向上と市民スポーツ活動の活性化を図り、市のイメージアップによる誘客と人的交流を促進するなど、シティプロモートの一環として事業を進めてまいりました。また、2019年のラグビーワールドカップ公認キャンプ地対応においても、江別市スポーツ合宿誘致推進協議会のネットワークを活用した取り組みを進めているところであります。御質問のありました地域スポーツコミッションの設置につきましては、ワンストップでスポーツによるまちづくりをコーディネートする主体的な活動が求められるなど、組織体制の強化に課題があることから、まずは、これまでの江別市スポーツ合宿誘致推進協議会を通じた組織を継続し、他市の事例を参考にしながら研究してまいりたいと考えております。次に、プロスポーツチームとのパートナー協定の締結についてですが、北海道には、北海道日本ハムファイターズ、北海道コンサドーレ札幌、レバンガ北海道、エスポラーダ北海道などのプロスポーツチームがあり、それぞれのチームが地域密着を掲げ、道内の自治体、企業、学校等とパートナー協定を締結しているところであります。市においては、平成21年にプロバスケットボールチームと北翔大学との3者で、産学官連携による協定を締結しておりましたが、対象チームの経営不振により協定関係が終了した経過があります。しかしながら、現在ではプロスポーツチームとの連携について、北海道日本ハムファイターズやレバンガ北海道の選手による小学校への訪問や技術指導が行われており、今年度においても、フットサルチームであるエスポラーダ北海道による小学生向けのサッカー教室を実施する予定であります。プロスポーツチームとのパートナー協定の締結については、当市におけるスポーツ振興、スポーツ文化の向上、スポーツを通じた青少年の育成に効果的であると考えておりますが、協定を締結する当たり、プロスポーツの特殊性・複雑性、市の地域特性・施設環境など、互いを理解し、相互にとって有益な取り組みが必要となることから、まずは、他市の事例を参考にし、条件面等を調査しながら研究してまいりたいと考えております。次に、市内におけるジュニアスイミング教室の環境整備についてですが、御質問にありましたとおり、当市には青年センターを初め、北海道立野幌総合運動公園のほか、民間のスポーツクラブなど複数のプール施設があり、子供たちが水泳をするための施設数は整っているものと認識しております。市有施設におけるジュニアスイミング教室の環境につきましては、屋内体育施設の指定管理者である一般財団法人江別市スポーツ振興財団が青年センターのプールを会場とした小学生水泳教室を開催しております。受講料につきましては、指定管理者が安全上必要となる指導員の配置を含めた必要経費を積算し、教育委員会の承認を受けて設定しているところであります。他自治体との比較につきましては、定員や指導員の人数、1回当たりの指導時間の長さなどが異なることから、一概には比較できませんが、1時間当たりの受講料で考えますと、近隣自治体における類似の教室は500円から1,234円であるのに対し、青年センターで実施している水泳教室は560円となっております。今後におきましても、受講者の負担軽減に配慮し、水泳に限らず、これからスポーツを始めようとする子供が気軽に受講できる魅力あるスポーツ教室を提供できるよう、指定管理者に要請してまいりたいと考えております。私からは、以上であります。

質問 内山祥弘

御答弁ありがとうございました。まず、件名1の項目1、大会開催に向けた機運を高めるための事前の取り組みについて要望させていただきます。ラグビーワールドカップ2019日本大会開催に向けては、ぜひとも、子供から高齢者、また、障がいのある方が楽しんで参加できるような取り組みを行っていただき、自然と機運が高まってくるような雰囲気づくりを期待いたします。また、さきに紹介したサッカーワールドカップの日田市中津江村の例では、特に力を入れたのが、グラウンドにおける芝の整備・管理ということでした。このことについては、北海道と連携しながら、オーストラリアチームが決してけがをすることなく、最善の環境で練習し試合を迎えられるよう、対応をお願いいたします。また、オーストラリアの大会直前のチームキャンプ地となるに当たっては、オーストラリアの応援ビジターが江別市へ来訪することも予想されるかもしれません。したがって、その受け入れ態勢についても検討されるよう要望いたします。また、件名1に関して、いろいろと述べましたアイデアについて、もし参考になることがありましたら、御検討いただければと思います。次に、件名2スポーツ政策についての市内におけるジュニアスイミング教室の環境整備について再質問いたします。青年センターの小学生水泳教室についてですが、先ほども述べましたように、現在の受講料は全10回で7,000円となっております。しかし、この受講料は、昨年度まで5,000円であったものが、今年度から2,000円値上げし、7,000円になったものであります。この2,000円の差は、決して小さなものではありませんし、ましてや、兄弟で一緒に通わせるとなると、その差額はより大きなものになり、家庭の負担感はかなりの違いがあると考えます。また、確かにコストに見合った受講料を設定するという考え方もありますが、江別市全体として子供たちのスポーツ振興という観点から受講料のあり方を考える必要があるものと考えます。そこで、再質問ですが、今年度から2,000円値上げし、受講料を7,000円にした根拠及び受講料の値下げのお考えについて、お伺いいたします。以上であります。

答弁 教育長 月田健二(教育長は2020年6月まで)

私から、内山議員の再質問に御答弁申し上げます。先ほども御答弁申し上げましたとおり、水泳教室の受講料につきましては、指定管理者が安全上必要となる指導員の配置を含めた必要経費を積算し、教育委員会の承認を受けて設定しております。この水泳教室の受講料は、指定管理者制度を導入した平成18年度以降、平成29年度までは据え置いておりましたが、実態としては受講料収入で教室の費用を賄えていない状況が続いていたものであり、そのような中で人材の確保や保険料の値上げなどに対応していくため、平成30年度にやむなく見直しを行ったものであります。見直しに当たっては、受講者1人当たり9,700円の受講料が必要となるところを、負担軽減に配慮し、1人当たり7,000円に設定したところであります。現在の受講料も近隣自治体における類似の水泳教室との均衡を失っているものではないと考えておりますが、今後におきましても、受講者の負担軽減を図りながら魅力あるスポーツ教室を提供できるよう、引き続き、指定管理者に要請してまいりたいと考えております。以上であります。

質問 内山祥弘

最後に要望となりますが、ただいまの御答弁で受講に要する費用が昨年度までの受講料に見合っていなかったということは理解いたしました。しかし、市内全体としてのスポーツ振興、とりわけ水泳を始める子供に対しては、全体的な視点を踏まえて、単一の水泳教室で賄うという考え方だけではなく、もう少し幅広い視野で将来を見据えて子供たちが体験しやすい、学びやすい水泳の環境整備に今後も取り組んでいただきますよう要望いたしまして、私の一般質問を終わります。

出典:江別市議会 平成30年第3回定例会 2018年9月18日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる