みんなの議会

江別市議会 平成26年第4回定例会 2014年12月9日

(1)平成27年度予算編成について/(2)えべつ未来戦略のうち次世代に向けた住みよいえべつについて/(3)北海道新幹線の開業について/(4)市立病院の経営健全化計画について

2014年12月9日、江別市議会の一般質問で、星秀雄議員が「平成27年度予算編成について」「えべつ未来戦略のうち次世代に向けた住みよいえべつについて」「北海道新幹線の開業について」「市立病院の経営健全化計画について」について質問し、市長 三好昇、企画政策部長 山田宗親、病院事務長 吉岡和彦が答弁しました。

質問者
星秀雄 議員
答弁者
市長 三好昇、企画政策部長 山田宗親、病院事務長 吉岡和彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 星秀雄

議長よりお許しを得ましたので、質問したいと思います。さて、ことしはあと20日ほどで終わりますけれども、何かしら、日本列島は災害で暮れてしまうのかと思う昨今でございます。大雪、地震、噴火等々、先週は大雪で徳島が惨たんたる被害がございましたけれども、お聞きしますと市長のふるさとだと。また、私たちの姉妹都市である土佐市もありますけれども、ニュースでは出ておりませんから安堵しているところでございます。いずれにいたしましても、たびたびの災害で、死亡者や、あるいはお困りの方々の復旧もままならない状況にあり、一刻も早く立ち直ってほしいとお祈りするところでございます。それでは、質問申し上げます。さきの、平成25年度の各種特別会計及び一般会計を審議されました決算特別委員の皆さんには、御苦労さまでしたと敬意を表します。全案件は認定されたものの、花丸も、あるいは丸も三角もあったことでしょう。既に平成26年度の会計執行も半ばを越えましたが、今後の江別市を見据えた新総合計画を進めるに当たり、幾つかの点で新年度予算に向けての確認と質問を申し上げます。あわせて、私の思いも若干繰り込めたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。さて、初めに、消費税増税と合わせて、景気動向と市内の経済活動をどう分析しましたのか、市長の感じることがありましたら、マクロ的な見解で結構ですのでお答えください。さらに、多くの市民に接している中で、どんなことをお感じになられたかお聞かせください。それでは、具体的な項目に入ります。総合計画の将来都市像であるみんなでつくる未来のまちえべつを踏まえて平成27年度の予算編成に入ると思いますが、安全で安心で景況感を感じる暮らしに対して、どのような方針で臨むのかお尋ねいたしたいと思います。次に、えべつ未来戦略の四つの戦略のうち、戦略3次世代に向けた住みよいえべつづくりについて、駅を中心にした暮らしやすいまちづくり、つまりコンパクトなまちづくりについてお尋ねいたします。どんなまちをシミュレーションするのでしょうか。また、あわせて確認しますが、駅周辺等という範囲の定義を一般的な解釈で結構ですのでお聞きいたします。続いて、我が市は五つの駅を有しており、それぞれ機能に相違がありましょうが、今までの取り組みを検証しながら答えを求めてまいりたいと思います。大麻地区については、昭和30年代半ばの北海道が計画した団地であります。当時は、うらやましく、おとぎの国のように思われたまちでした。今では少子高齢化の影響も多く受け、住みかえ相談窓口の開設などで、大麻地区住環境整備活性化事業が一定の成果を上げていると思います。私はさらに期待してよいものと評価している一人でございますが、この点につきましては、今後一層の御努力に期待申し上げるところでございます。1件だけ、気がかりな部分がございますのでお答え願いたいと思います。UR都市機構が管理する賃貸住宅について、大麻中町、大麻宮町、大麻園町などにある住宅の利用者は980戸余りと伺っています。団地造成時期の古いものは昭和40年代に建設したものでありますから、当然、耐用年数等からいっても、既に住み慣れているとはいえ、一部、更地化などの話があり、居住者・利用者が驚いたのはさきのことでありました。UR側のストック計画によると、更新を計画していることやバリアフリー化など、更地化して転売する計画など、また、住みかえなどについて、平成30年までに検討を終えるとしておりますが、これらの状況について居住者のニーズを把握して、どのように対応していくのかお伺いいたします。次に、野幌駅周辺、野幌駅前の件についてお伺いいたします。江別の顔づくり事業で、街路事業や駅前のさまざまな整備も進んでまいりましたが、肝心の野幌駅北側部分には、昨年、一部広場に商業系のビルが計画と、看板が上がったと記憶しておりましたが、どのようになったのでしょうか。野幌駅は江別の顔の部分であり市民は期待しながら見守っているものと思います。今後の見通しについてお聞かせください。次に、高砂駅周辺では、駅周辺の環境を整備してはいかがかと思います。高砂駅北側に、夜間を含めた個人送迎車の待避場所をJR北海道と協議してつくっていただけないでしょうか。交通障害となる路上駐車または停車車両に対する、歩行者やドライバーの方々の苦情をお聞きしたので、この点についてもお聞きいたしたいと思います。次に、江別駅周辺についてであります。10月30日には地域住民が希望しておりました江別駅跨線人道橋が開通し、利用者は大変喜んでおります。昨年3月の平成25年第1回定例会で、疲弊した母町について質問してまいりました。いまだに、数十年放置されている空き家、廃屋や利用されない宅地、中でも5階建ての飲食ビルなどが散見されております。地域活性化の阻害となる景観であり、危険家屋、廃屋などの対応にもっと行政がかかわるべきであることを提言申し上げましたが、私有財産に対して市がかかわることは難しく、これまでの私の質問に対しては、国や北海道の指導に注視したいとのことでした。この問題はその後の指導や対処策があったのですか、この点をお伺いいたします。そこで、私たち会派は徹底して、この問題を勉強してまいりました。先進都市を訪問し、調査研究してまいりましたが、防災、防犯、景観、環境、まちづくりの観点から、道内では滝川市とニセコ町、本州では秋田県大仙市や横手市、あるいは千葉県松戸市、埼玉県所沢市やふじみ野市などは、独自の目的のために市条例を制定しております。例えば、大仙市では空き家等の適正管理に関する条例を制定しており、条例化に伴う財産権や費用負担の法的解釈について大いに役立っているものとなっています。この地域についてはこれらの手法でまちづくりをしております。当市もこの手法しかないのかと思っておりました。一般的には区画整理事業などでまちづくりをするのですが、当該地は時間をかけることはできません。市長の御見解をお伺い申し上げます。さきに、江別小学校跡地の利用と関連づけて、江別駅周辺地区土地利用検討委員会が設置され、鋭意努力され、すばらしいまちづくりの方向性が示されようとしております。これには大いに期待するものであります。これからもさらにふえるであろう空き家、空き地の調査をして状況を把握、条例化の方向性を策定しておかなければ検討委員会も御苦労するものと思います。次に、豊幌駅周辺について、かつて15万人都市を目指した総合計画で、田園に囲まれた江別市と岩見沢市の中間駅として、当地は平成5年に約300ヘクタール、約1,000戸以上のまちを形成しております。昨今の景気動向から、宅地は余り気味です。この余剰宅地を用途がえして、地元の雇用労働を生かし、小規模な軽工業などを誘致してはと地元要望がありましたが、これらについてもお答えをお願いいたします。五つの駅が活性化し、その機能が発揮されるときに、私は大きな希望を持っています。それは、遠い話ですが平成28年春には新函館北斗駅まで北海道新幹線が開業します。札幌までは21年かかりますが、当市は20分、あるいは十数分ぐらいの位置です。新幹線の当市への影響度を考えたとき、胸をわくわくさせてもいいのではないでしょうか。市民に夢を語りかけてもいいと思います。市長はどのような思いであるのかお伺いいたしたいと思います。最後の質問でございます。病院の経営健全化計画と今後の病院のあり方についてお尋ねいたします。昨日の島田議員の質問と重複する部分があるかと思いますが、よろしくお願いいたします。市長は医療事業経営のエキスパートであり、行政手腕も豊富な方として、あの医師不足の混乱期に市長としてお迎えいたしました。大きな債務の解消に対する御尽力と御努力に感謝申し上げます。そのときどきの患者の動向、医療費の改定、町医者の開業等、医療行政は難しいものと思いますが、特に、自治体の総合病院として、当市の地域医療にとってはなくてはならないものと承知はしておりますが、次の2点についてお尋ねいたします。一つには、債務の解消については、先延ばしで改善計画の方針で臨んでおりますが、予定どおりに返済解消することができるのでしょうか。二つには、9月までの上半期を見て、平成26年度計画に対しての診療収益の実績が余りにも低く、乖離していることを心配するのであります。下半期を迎え、年度内に実績に追いつく手法はあるのでしょうか。この2点をお尋ねいたします。さて、突然の衆議院の解散であります。地方行政を預かる市長として、人口減対策と疲弊していく自治体の地域創生対策は、当市も喫緊の課題であることは言うまでもありません。どんな政党でも地方の創意工夫を見出し、地方が自立していくことを期待していることでしょう。これらの対応に包括的な地方交付税措置や何らかの支援策はあるものと思います。市長を初め、賢明な職員の皆さんにおかれましても、市民が安心し信頼できるプランを期待していることでありましょう。私自身もこのことについて、全霊を傾けながら邁進していく所存でございます。以上、1回目の質問としてお伺いいたします。御清聴ありがとうございました。

答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)

星議員の一般質問にお答え申し上げます。平成27年度予算編成に関連しまして、まず、現状分析についてでありますが、市内中小企業の景況感をまとめた景気動向指数、DI値につきましては、江別商工会議所によることし8月の調査によりますと、製造業・卸売業・小売業・サービス業及び建設業の5業種ともに、前年同期より悪化しており、平均で、29.5ポイント下回っております。また、先行きについて、12月の見通しでは、小売業を除く4業種で、今期のDI値を下回る結果となっており、全般的に慎重な見方となっております。また、このほど、国が発表した11月の月例経済報告では、景気は、個人消費などに弱さが見られるが、緩やかな回復基調が続いているとしておりますが、業種などによって違いはあるものの、景気の回復の実感は、市内の中小企業景況調査結果にもあらわれているとおり、地域経済にあっては、いまだ厳しい状況にあるものと認識しているところであります。次に、新年度予算編成に関連しまして、どのような方針で臨むかについてでありますが、平成27年度は、現状の国内景気や国の方針からも、財源の根幹である税収及び地方交付税等の一般財源総体が、現時点で伸びを期待できる状況にないことから、引き続き厳しい状況下での予算編成になるものと考えております。こうした中での予算編成方針につきましては、えべつ未来づくりビジョンの2年次目として、まちづくりの基本理念に基づき、各政策を推進していくことを基本としており、国の動向も踏まえながら必要な財源の確保に努め、予算編成を行うこととしております。こうした考え方のもと、平成27年4月は、市長及び市議会議員の改選期に当たりますことから、平成27年度当初予算は、市政運営の基本となる経費を中心とした、いわゆる骨格予算として編成するものでありまして、継続事業のほか、既に決定されている事業や緊急性の高い事業などについて計上する予定であります。したがいまして、政策判断に委ねる事業については新年度に入ってから措置することとなります。次に、えべつ未来戦略のうち次世代に向けた住みよいえべつに関連しまして、駅周辺の定義とどのようなまちをシミュレーションするかについてでありますが、えべつ未来戦略では、駅を中心とした暮らしやすいまちづくりを目指して、江別市のまちの特性に合わせた駅周辺の活性化を進め、魅力ある住みよいまちを実現するとともに、さまざまなライフスタイルに対応するため、駅周辺の利便性を向上させることで、誰もが暮らしやすいまちづくりに取り組んでいくこととしております。また、都市計画マスタープランでは、市内5駅周辺の位置づけを行っており、野幌駅周辺は中心市街地として、商業業務機能、文化交流機能、交通結節機能などの市全体に必要な都市機能を集積していくものとしております。江別駅周辺、大麻駅周辺は、地区の核として、中心市街地である野幌駅周辺と相互連携を図りながら、それぞれの特性に応じて都市機能を集積していくものとしております。高砂駅周辺、豊幌駅周辺は、地域の拠点として、日常生活の利便性向上に寄与する機能を集積していくものとしております。これらの方針に基づき、駅を中心に必要な生活機能を集約化した、利便性の高い、魅力あるまちづくりを進める必要があると考えております。次に、北海道新幹線の開業に関連し、江別市への影響と今後の取り組みについてでありますが、北海道新幹線の新青森・新函館北斗間は、開業まで500日を切り、札幌延伸につきましては、おおむね20年後の開業に向けて、本格的に工事が始まったところであります。また、北海道新幹線建設促進期成会においては、江別市も参加し、国や関係機関などに対する早期開業の要望やイベントでのPR活動など、活発に取り組んでいるところであります。北海道の調査によりますと、北海道新幹線の札幌延伸により、建設投資による雇用創出や経済への波及効果などが見込まれ、特に道央圏においては、交流人口の増加や経済への波及効果が大きいことが見込まれております。市といたしましては、北海道新幹線の札幌延伸を地域の活性化の大きなチャンスと捉え、産業振興や近隣市町村との連携のもと、相互交流のさらなる拡大につながることを期待しているところでございます。私からの答弁は以上でございますが、このほかの質問につきましては、企画政策部長ほかをもってお答え申し上げます。

答弁 企画政策部長 山田宗親(企画政策部長は2015年6月まで)

私からは、えべつ未来戦略のうち次世代に向けた住みよいえべつについての御質問のうち、大麻駅周辺の課題についてほか4件について御答弁申し上げます。初めに、大麻駅周辺の課題についてでありますが、独立行政法人都市再生機構が管理するUR賃貸住宅は、大麻地区では昭和42年から46年までに3団地976戸が建設され、札幌圏内の中堅所得者対象の住宅として、重要な役割を担っております。このUR住宅について、都市再生機構は平成19年12月24日に閣議決定された、独立行政法人整理合理化計画を踏まえ、平成30年度までの団地別の再生、活用方針を定めた、UR賃貸住宅ストック再生・再編方針を策定しておりますが、大麻地区のUR住宅の状況を改めて都市再生機構に確認したところ、再生・再編方針に基づく具体的な手法や着手時期は依然として未定である旨を確認いたしました。このうち、用途転換が予定される中町団地につきましては、用途転換の着手が未定であるためか、定期借家契約であった入居契約の取り扱いを、本年1月に普通契約に戻しているとのことであります。次に、居住者ニーズの把握についてでありますが、今後、再生・再編に係る具体的着手など、状況に変化がある場合には、都市再生機構が主体的に住民に説明を行い、ニーズを把握する必要があるものと考えておりますが、市といたしましても、直近では、平成23年12月にUR大麻3団地自治会連絡協議会の求めに応じて意見交換を行っており、今後とも情報収集に努め、必要に応じて自治会等と意見交換を行ってまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、都市再生機構へはこれまでも機会を捉えて要請してきたところであり、今後とも、動向を注視しながら、入居者が安心して生活できるよう住居の確保について要請してまいりたいと考えております。次に、野幌駅周辺の課題についてでありますが、野幌駅北口広場に隣接する土地につきましては、江別の顔づくり事業において、土地の高度利用を図る拠点街区との位置づけがなされているところであり、その一部の土地利用につきましては、近く方向性が出ると伺っているところであります。今後、野幌駅前における商業地域の新たな顔として、地域の活性化につながることを期待しております。次に、高砂駅周辺の課題についてでありますが、御質問にありました高砂駅北側における駅利用者の送迎車両のための待避場所の設置につきましては、都市計画マスタープランでは、都市施設の基本方針として、高砂駅周辺地区は、駅利用者の利用状況などを踏まえ、安全性や利便性の観点から、交通環境の向上について検討を行うことと位置づけられております。現在、この方針に基づき、高砂駅北側の鉄西線における送迎車両の停車による交通安全上の課題につきましては、地元自治会等の要望を踏まえながら、改善に向け、JR北海道などの関係機関と協議を進めているところであります。次に、江別駅周辺の課題についてでありますが、まず、昨年の第1回定例会で星議員より御質問いただいた、不使用住宅と宅地の相談窓口につきましては、平成25年度政府予算案に新たな制度が盛り込まれたところであり、その動向を注視してまいりたいと御答弁申し上げたところであります。その後の進捗状況でありますが、北海道では北海道移住促進協議会が実施団体となり、今年度、北海道空き家管理等相談体制整備事業として、国から選定されたところであります。北海道移住促進協議会に確認したところ、現在、具体の取り組みの準備を進めているとのことから、今後の動向を見守りたいと考えております。次に、空き家等の適正管理に関する条例の制定についてでありますが、近年、全国的に空き家等が適正に管理されず、周囲の生活環境を損なう問題が増加しております。こうした実情を踏まえ、全国市長会が国に要望していた空き家対策に関する法整備の動きにつきましては、本年11月19日開催の臨時国会において、空き家等対策の推進に関する特別措置法が成立したところであります。今後においては、その対策に当たる市町村の権限が強化され、国の基本指針に即した対策計画を策定することにより、条例の有無にかかわらず、倒壊の恐れや著しく景観を損なっている空き家等を特定空き家等に指定して市町村が所有者に改善を命じることができるほか、場合によっては行政代執行の実施も可能となるものであります。こうしたことを踏まえ、今後示される国の基本方針をもとに、対策計画の策定に向けて準備を進めてまいりたいと考えております。次に、豊幌駅周辺の課題についてでありますが、御質問にありました宅地の用途を変更し、小規模な軽工業の誘致を進めることについてでありますが、都市計画マスタープランでは、豊幌駅周辺の住宅地は、戸建て住宅中心の専用住宅地として、未利用宅地の住宅建築を促進するとともに、良好な住環境や、都市と農村の交流、農村地区との隣接などの農のある暮らしが生かされる住環境の形成を目指すこととなっております。このため、住宅地における住居系の用途地域を工業系の用途地域に変更することは、良好な住宅の環境を損なう恐れがあることから難しいと考えております。このことから、軽工業の立地につきましては、国道12号沿いの工業系、商業系の用途地域内が適切と考えております。なお、住宅地への軽工業立地につきましては、住宅と兼用された小規模な食品製造業のように、条件により建築可能なものもございますので、個別の相談の中で対応していきたいと考えております。私からは以上でございます。

答弁 病院事務長 吉岡和彦(病院事務長は2019年3月まで)

私から、市立病院の経営健全化計画についての質問について御答弁を申し上げます。まず、債務の状況についての御質問でありますが、昨日、島田議員の御質問にも御答弁申し上げましたとおり、市立病院は不良債務解消の目標を1年延長し、平成27年度での解消に向けて取り組みを進めているところであります。今年度は、診療報酬改定の収益への影響や消費税の改定による経費増加など、市立病院を取り巻く環境が大きく変化している中にあり、他の医療機関においても、その一部で診療収益の減少や費用負担の増加が顕著になっているとお聞きしているところであります。当院においても、4月から収益が計画を下回る非常に厳しい状況で推移しておりますことから、これまで以上に危機感を持って収益増につながる対応策を実施していかなければならないものと考えております。次に、平成26年度における計画と実績についてでありますが、対応する収益増加策につきましては、市立病院医師が講師となる健康セミナーの開催や、医師を派遣している町立南幌病院からの紹介患者の受け入れなどによる患者増の取り組みを継続するとともに、これまでに引き続き消化器内科医の招聘のための大学訪問を行ってまいりました。また、院内職員に向けては、毎月開催している医師会議における経営状況説明を初め、6月と9月には各診療科の主任部長医師を対象に、非常に厳しい今年度の経営状況の説明を行い、適正な医療のもと、収益増加に向けた取り組みについて協力を要請し、さらに、院内職員全てを対象に経営状況説明会を実施してきたところであります。これらの取り組みの成果が、11月の患者数増加となって徐々にあらわれつつありますことから、引き続き、患者数の増加と費用の抑制を図り、不良債務解消に向け取り組んでまいります。私からは以上であります。

質問 星秀雄

項目ごとに要望と2、3点質問をして終わりたいと思います。景気動向につきましては、私もその観点は一致するものと思っております。大変、厳しい時代を迎えていると危惧しております。次に、大麻のUR住宅の問題でございますが、形あるものは必ず壊れるものですから、四十数年たちまして、住んでいる方も、大変心配し、危惧していることでしょう。市は、市民の皆さんのニーズに合わせ、安心できるよう相談窓口を設置すべきかと思いますので、この点もよろしくお願い申し上げます。次に、野幌駅周辺のことでございます。たまたま、昨年あのような看板を見たものですから、期待しておりまして、何かあったのかと危惧したものですから、御質問いたしました。野幌駅北側の一部利用については、近く方向性ができたとお伺いいたしました。何ができるのか楽しみにしているのですが、現段階では民間事業者でのことですから、お聞きすることは難しいと思います。いずれにしても江別市の顔の部分ですから、187平方キロメートルの真ん中にあり、JR函館本線を屋台骨に南北が均衡して発展する基礎ができました。12万人余の市民が自慢のできる顔、つまりシンボル的な商業・業務系ゾーンを期待していることでしょう。さきの5日にありました高橋議員からの顔づくり事業に関する質問に対しても、建設部長の答弁で、さまざまな分野で市民へのシンポジウムなどで御報告いたしたいとありますが、このことは、市民ニーズを踏まえながら、民間主導で強力な信頼性の強い事業者や開発者を発掘しながら、事業年度はもとより1日も早い顔が見たいものだと要望しておきます。次に、高砂駅ですが、鋭意、JR北海道と協議しているということですから、事故の起きないうちに早く進めていただきたいものと思います。それから、江別駅周辺の問題で、篤と気にしていたのですが、私も官報をよく読んでいなかったものですから、そういう状況は存じておりませんでした。去る臨時国会でこの措置法ができてきたということですから、一安心でございます。長年、この問題を提起しながら、国に、あるいは行政に訴えてきたのが実を結んできたのかと思いますけれども、いずれにいたしましても、この法を遵守し、早急に、地権者、持ち家の方々も少し急いでまちづくりに協力してくれるのかと御期待申し上げるところであります。豊幌駅につきましては、かような方法があると、一部お話がありましたので、これもよろしくお願い申し上げます。北海道新幹線のことでございますが、平成28年3月にも開通して営業開始ということでございますけれども、札幌まで延伸するには21年もかかるということですから、私、仮に生きていたとしても96歳になりますから乗れるか、見られるのかどうかわかりません。新北斗駅にしたい、いや、名前に函館を入れろというあの函館の人たちの抵抗感をつぶさにテレビで見ておりました。まさしく、函館を売り出す、北斗駅に函館という名前を入れたいということは、結果としては、江差線で約30分、18キロメートルから20キロメートルはありますから、それもディーゼルエンジンですから、当然、そういうことからいくと、函館に目を向けるには、やはり駅名に函館を入れることを望んだのでしょう。知事も乗り出してきて、結果としては短縮を狙うために電化するというところまでいったことを思うと、江別もすぐ近いですから、駅の高架利用を気にしながら、新幹線は近いのだということで全国に向けた市のPRもできるのではないかと思っております。いずれにしても、その件もお願いしたいと思います。次に、市立病院の経営健全化計画について2回目の質問を申し上げます。御答弁ありがとうございました。事情はよくわかりました。それぞれに努力されている姿を拝見しました。あの混乱期の病院問題を改善され、良好な兆しで運用していることを、しばらくは私自身も見守りたい気持ちでおりまして、決して水を差すつもりではありません。顕著に収益の乖離を感じたものですから確認させていただきたいと思います。一つ目の項目について、4月のスタート時点から、収益は計画より下回っているとの御答弁でしたが、その後も増幅の兆しであり、5月、6月、8月は5,000万円以上計画を下回る数字に驚きであります。危機感を持って対応しなければならないと考えているとありまして、2項目目の質問でその具体策をお聞きしたところでありますが、11月からは徐々に上向いてきたと理解しております。では、結果として不良債務の解消はできるのか、できるのであれば万々歳ですが、もし難しいとするならば、数字でお示し願えるのか、できなければ予測でよろしいですが、お聞かせ願いたいと思います。さきの島田議員の質問でもありましたように、年々、一般会計からの繰り出しが多くなるということでございますけれども、これからは、先ほど冒頭で市長がおっしゃったように、財政が厳しいという中で、決してこれからの人口減少対策、あるいは子育て対策等々からいくと、大変逼迫した予算でしょうから、なるべく繰り出しをしてもらいたくない、そんな思いでやっていただきたいと思い、2回目の質問とさせていただきます。よろしくお願いします。

答弁 病院事務長 吉岡和彦(病院事務長は2019年3月まで)

星議員の再質問について私から、お答えをいたします。不良債務解消の見込みについての御質問でありますが、4月から10月までの収支の状況から判断いたしますと、平成26年度の計画であります1億7,000万円の解消につきましては、非常に厳しいと言わざるを得ない状況でありますが、先ほど御答弁申し上げましたとおり、11月以降収益の状況に回復の兆しが見えますことから、まずは単年度資金収支の黒字化を図るべく、職員一丸となって、不良債務の解消に向け努力してまいりたいと考えております。以上であります。

質問 星秀雄

大変、苦しいのでしょう。そういう言い方です。それでも、インターネットで状況を発表しているのですから、それなりにもう少し丁寧に教えてもらいたかったと思いました。でも、先ほど申し上げましたとおり、見守りたい気持ちのほうが私も強いですから、あえて質問はいたしません。3回目は要望といたします。私自身、16年間の議員生活の中で、病院問題についてはその建設から始まりました。多くの問題に直面しながら、走馬灯のように過ぎてきたということで、時間がありますからお話しさせていただきたいと思います。私の思い出を話しますと、私が議員の2年目かと思いますが、病院の玄関先での公共バスの乗り入れを提案したことが記憶にございます。結果としては陸運支局の許可が難しいという答弁でしたが、今では乗り入れが可能になりました。院内保育所の検討にも参加いたしました。独立した企業会計で運用するのではないのかということも話し合いました。医師不足解消には地元の意欲ある人材を育成して奨学制度を提案したこともありました。夜間診療の移転問題の協議にも参加しました。こんなことなどを思い浮かべながら、議論してきたことが走馬灯のように過ぎてきました。今では、自治体は全国市議会としても自治体病院の経営安定のため、交付税措置や医師の処遇改善、医師絶対数の確保など、多くの課題を国に要請しております。企業管理者である市長におかれましても、一層の御活躍をお願い申し上げ、質問を終わります。御清聴ありがとうございました。

出典:江別市議会 平成26年第4回定例会 2014年12月9日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる