みんなの議会

江別市議会 平成17年第1回定例会 2005年3月10日

(1)江別駅前地域の再開発について/(2)志木市の視察と江別市の行政改革の諸問題について/(3)市立病院について/(4)教育について

2005年3月10日、江別市議会の一般質問で、伊藤豪議員が「江別駅前地域の再開発について」「志木市の視察と江別市の行政改革の諸問題について」「市立病院について」「教育について」について質問し、市長 小川公人、助役 中川正志、教育長 高橋侃、企画政策部長 藤田政典が答弁しました。

質問者
伊藤豪 議員
答弁者
市長 小川公人、助役 中川正志、教育長 高橋侃、企画政策部長 藤田政典

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 伊藤豪

議長のお許しをいただきましたので発言させていただきます。まずは、私ども自由市民政策会議の会長春日基議員についてであります。2月14日の夜、春日議員が不慮の事故に遭い入院いたしまして以来、議長はじめ同僚議員の皆様方から、さらには小川市長をはじめ多くの職員、そして市民の皆様からお見舞いの言葉などなど温かいお心遣いをたくさんいただきましたことにつきまして、心からお礼を申し上げます。残念ながら、春日基会長はご家族と医療関係者の必死の看護にもかかわらず2月28日朝、逝去されました。葬儀に際しましては、さらに皆さま方のご深甚なるご高配をいただき、深い悲しみに包まれながら春日基議員を天に送ることができました。私ども、自由市民政策会議の議員として江別市政にしんしな態度で向き合い、江別市民の市政に対する気持ちを深くくみ上げ、この議場でも真剣な論議を展開した春日基議員のその志をしっかりと受け継ぎ、春日議員に恥じない活動を続けることをお誓い申し上げます。それでは質問に入らせていただきます。第1の質問は、例によって江別駅前地域の再開発についてであります。幸いにもJR江別駅のバリアフリー化が決定し、江別市も本年度予算で5,300万円を負担して高齢者や車いすの方にも使いやすい駅に生まれ変わることになり、私ども地域住民は喜んでいるところであります。しかしながら、江別駅前地域再開発のキーポイントとされる旧国鉄清算事業団用地、現在の江別市土地開発公社用地の活用がいまだに果たされず、現在臨時の貸駐車場用地として細々と使用されている状況にあります。昨日質問された星秀雄議員のお骨折りがあり、本州デベロッパー大手を中心とする企業グループによって、一つの案として15階建てのシルバー・マンションなどを中心とする開発計画が提案されたところであります。第1点は、この案を江別市はどう受け止めているか、星議員の質問と重なりますが伺います。第2点として、さらにこのプランに対して江別市が結成させた企業グループ、有限会社みらいはどのように対応しているのかも伺います。有限会社みらいを強力にバック・アップすることを約束している江別市はどう対処されるおつもりかお聞かせください。前回の質問時に申し上げましたように、江別駅前地区再開発を公約として当選された小川市政は、10年を経過し3期目も残り2年となりました。しっかり取り組んでいただかないと、この公約は4期目に先送りすることになりかねません。この課題を最重点とする取り組みをお願いします。さもないと、江別駅前条丁目地域は全域が駐車場用地に変わり果てかねません。第2の質問ですが、先日私ども自由市民政策会議は会派の視察として埼玉県志木市、志に木材の木と書きます。志木市に行って勉強させていただきました。志木市は埼玉県の南西部にあり、平成16年4月の人口は約6万7,000人、一般会計平成16年度当初予算174億4,000万円であり、江別市の約半分の規模の自治体と考えていただくとイメージしやすいかと思います。なぜこの志木市を勉強の対象に選んだかというと、志木市は地方自立計画を作り、20年間で職員数を619人から301人に減らし、投資的経費を約67億円ねん出することを決めて実行に入っていると聞いたからであります。そんなことが果たして可能なのかどうか疑心暗鬼でまいりましたが、志木市の尾崎政策審議室長からお話を伺って、目からうろこが落ちる思いで納得してまいりました。室長のお話では、20年後職員は約半分になるが、その先はやがて30人ないし50人程度の職員で市役所は運営されることになる見通しですとのことでした。なぜそんなことになるのか、私流の理解で粗筋だけを申し上げますと、きっかけはやはり少子高齢化時代の到来と市財政の将来の窮乏化への職員の危機意識、市民参加型の市をつくるという意欲に燃えた新しい市長の当選と言えるでしょう。そこへ、平成12年4月1日の地方自治法の改正、分権法の施行が重なりました。この危機を乗り越えるには、市民の協力を得て行政の在り方を変えるほかはないということで、連日全職員で駅前のびら配りで市民に市政への協力を訴え続けた結果、平成13年に第2の市役所と位置付けている志木市民委員会が無償ボランティア252人の参加を得て結成、発足いたしました。この市民委員会は、市の行政組織の各部に対応した部会を持っています。総務部会、企画部会、生活環境部会、健康福祉部会、都市整備部会、教育部会、病院・水道部会、合併部会、IT部会です。この各部会は、各部会とも共通の課題として次の二つの事業を行います。第1に、担当事業のゼロベースでの検証と取りまとめ、第2に次年度予算に対する担当事業の検証並びに賛否の提言、つまり市民による予算の編成であります。そのほかに、例えば総務部会は第3として市民に分かりやすい財政の公表、第4に市民サービスに対するチェック機能の創設、第5に公共事業における市民の選択権、第6に市民アンケート、第7に小規模事業者への発注を事業として行っております。つまり、第2の市役所は本来の第1の市役所と並行して予算書を作り、出来上がった予算案を両者で突き合わせて取捨選択を行い、意見が平行したものは両論併記で市長に提出します。市長は、これを基に統一した予算案を作りますが、市民委員会の案で採用しなかったものは、その理由を公表するという徹底ぶりであります。市長の手元で完成した予算案は、最後に市議会で審議を行い、予算として確定するという過程を経て正式に成立します。この活動を行った結果、今日までに927事業のゼロベース検証が行われ、結果として12億7,377万円の削減と、さらに副次的結果として行政評価条例、公共事業市民選択権保有条例などが制定されたということです。他方、志木市市民との協働による行政運営推進条例が制定され、職員数の減員と並行して市民による行政パートナー制度が開始されました。行政パートナーとは、職員に代わって守秘義務をはじめ、行政職員と同じく法令を順守しながら市役所業務を担当する市民のグループであり、1時間700円の有償パートナーであります。平成16年1月現在523人が働いており、次に申し上げる業務が行政パートナーに次々とゆだねられています。平成15年度は、市役所庁舎総合受付サービス業務、郷土資料館管理運営業務、いろは遊学館受付業務、秋ヶ瀬運動場施設管理運営業務などのほかに、10月ないし11月には不在者投票の選挙業務を担当したとのことでした。平成16年度は宗岡公民館運営業務、宗岡第二公民館運営業務を行政パートナーに委任したとのことであります。正に、市行政が市民と職員との共同作業によって運営されつつあり、この結果市職員は平成33年度には現在の619人から半数の301人となり、その先は恐らくプランナー役と調査役を兼ねた30人ないし50人の正規職員で市役所は運営されることになるだろうとの予測でした。この志木市の市と市民の言わば共生の展開の底に流れているものは、市民に対する市長以下職員の深い信頼、その信頼に基づく徹底した情報の公開、さらには情報の積極的提供であると感じました。明治維新の時のフランス、ドイツなどヨーロッパに学んだ地方自治体の設置に始まり、第二次大戦後のアメリカ型選挙制度の導入という第2次改革を経て、今正に第3次の地方自治体改革が進みつつあることを実感してまいりました。さらに、志木市は構造改革特区への挑戦と題して、国に地方自治体関係で31件の提案を行い、7勝24敗の実績を残しつつあるということで、更に挑戦を続けると言っておりました。国に認めさせた全国展開を含めたその対応とは、一つに地方公務員勤務条件の弾力化、二つに一般職員の任期付採用条件の拡大、三つに農業委員会の必置の廃止、必置というのは必ず置くということですが、農業委員会の必置の廃止、第4に収入役の必置の廃止、対象は10万人以下の市であります。第5に、志木市地域密着型宿泊介護制度の開始、第6に臨時職員の任用条件の拡大と期間の延長、第7に市町村負担教職員の任用の容認でありますが、さらに現在はいまだ認められてはいませんが特区として提案し続け、国などで検討されている主なものとしては、一つに複数年度予算の導入、二つに教育委員会の必置の廃止、第3に市町村長の必置を廃止し、シティ・マネジャー制を採用するということなどがあります。志木市の試みは、行政と市民が一体となったとどまるところを知らない自治体改革への挑戦であり、前進であると評価したいと思います。さて、この志木市から振り返って我が江別市の改革の展開を考えるとき、その落差の大きさにたじろぐ思いであります。しかし、志木市の先進的改革を江別市がそっくりまねをする必要もありません。行政担当者に今一段の頑張りをお願いすると同時に、私たち議員の努力不足を反省しつつ、勇気を振り絞って数点の質問を行わせていただきます。江別市の行政改革の取り組みにも、将来を期待させる課題のほう芽があり、担当職員をはじめ全職員の一層の努力を期待するものでありますが、全体としての印象は恐る恐る、及び腰で取り組んでいるという感じを免れません。第1点として、市民に対する信頼をより徹底させる方策についてであります。12万人もの市民ですからいろいろな方がおられ、中には年中窓口等に苦情を訴えられる方もおられましょうし、呼び掛けても反応のない市政に無関心の市民もおられましょう。しかし、大部分の市民は江別市に何らかの形で役立ちたいと心の底で思っているはずであります。例えば、行政改革推進委員をはじめ、市政の各般にわたる委員会、審議会にもっと公募委員の枠を広げ、市民の能力を活用すべきであります。私は公募委員を何パーセント活用しているかは、そのままそのまちの市民に対する信頼度を示す基準になるのではないかと考えます。志木市は、恐らく99%公募委員を活用しています。江別市が手慣れた旧知の学者や学識経験者を指名して委員になってもらうばかりでは、市民が市政から離れていくのではないでしょうか。行政改革推進委員会をはじめ、市政の各種委員会、審議会に公募委員枠の思い切った拡大について答弁をお願いします。第2点として、行政評価システムについて伺います。行政評価を行い、自らの業務を前進させようという意欲は買いますが、この評価も志木市のように市政による外部評価を積極的に取り入れて、事業と市民との密着性を高め、事業についての理解をも深めてもらう手法にするべきと思いますがいかがでしょうか、答弁を求めます。現状では、役所内部の自己満足とか思われません。自己満足や仲間褒めなどの行政評価では、本当の意味の評価と言えるでしょうか。外部評価を全面的に活用するべきと思いますが、いかがでしょうか。併せて、この評価は本年度の予算編成に効果的に取り入れられているのかどうかも伺います。第3には、市民への情報の提供、公開についてであります。江別市議会においても、後ればせながら議会運営委員会を中心に議会議事録のホームページへの公開に取り組んでおり、事務局の努力ともあいまって間もなく実現の運びと聞いております。私は、将来例えば予算編成の過程をネット上で公開してはどうかと考えております。各部の予算要求を市長部局が査定する過程を市民が見守り、ときには意見を述べるという形です。あるいは、志木市のように市民委員会が独自に予算編成を行う場面も想定されます。どうすれば予算が本当に市民のものになるのかとの思いからの、私のある意味での夢物語であります。しかし、昨今記者発表や議会への事前説明用の予算の概要並びに事業の概要がホームページ上で公開されていることは、大きな前進であると評価しておりますが、一歩進めて予算案と説明書そのものをホームページ上に公開すべきと考えますが、市長のお考えを伺います。何パーセントの市民が見るか分かりませんが、深い関心を呼ぶのではないかと思います。第4点として、市民協働のまちづくりに関して伺います。先ほど申し上げましたように、志木市では行政そのものを職員と市民が協働でつくり上げていこう、運営していこうとしております。江別市では、行政は職員が担当しますので市行政以外の部分で何か協働できることがあれば職員がお手伝いしましょうというような形のように思います。しかし、それも協働の一つの形であります。江別市は、今地域まちづくり会議を小・中の学校を目安として立ち上げようとしています。市民からは、今さら何のための地域まちづくり会議かよく分からないとの声も聞かれますが、いかがでしょうか。地域担当職員制度を作り職員を配置したところでもあり、今後の展開を見守りたいと考えます。しかし、地域担当職員が管理職でのみ構成されているのはどうしてかと思うのであります。もっと若い一般職員、年配の方もおられますけれども、一般職員が地域づくりに参加してこそ地域の同世代の若い市民もまちづくりに呼応するのではないかと考えます。管理職以外の一般職員の活用と参加について、今後どのように進めるつもりか、市長の考えを伺います。第5点でありますが、これらの改革は確かに市民との協働の力がなければ前進しないと思います。市長自らが市民の立場に下りてきて全力を挙げて語り掛け、理解と協力を呼び掛けることが必要不可欠ではないかと思います。小川市政は3期目に入って初めてタウンミーティングという試みを始められました。現在、年間5か所、ほかに市政懇談会3か所も行われていますが、それと合わせても8か所では説得力に欠けます。例えば、志木市の市長は36町内ごとに対話集会を開き、以前に市民との協働の活動をテーマに勉強させていただいた新潟県上越市では、小学校の学区ごとに三十数か所のミーティングを市長が先頭に立って行ったと聞きました。地域まちづくり会議の設定は小学校の校区となっておりますから、タウンミーティングは19校区ごとに開催されてはいかがかと思いますが、いかがでしょうか。前向きの考えをお聞かせください。第6点、江別市が既に取り入れている業務の民間委託制度のほかに様々な手法が行政改革の中で取り込まれております。今年試みられようとしている指定管理者制度もそうですし、江別市行政改革大綱で取り上げているPFI、つまり民間の資金と建設運営手法の活用制度もそうであります。この3点、業務の民間委託制度、指定管理者制度、PFIのそれぞれについて江別市の今後の取り組みの見通しについて伺います。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 総務課〒067-8674北海道江別市高砂町6番地江別市役所本庁舎3階Tel:011-381-1051Fax:011-381-1075お問い合わせはこちらから6 議事次第の続き一般質問の続き

質問 伊藤豪

第3の質問は、江別市立病院についてであります。江別市立病院の経営診断等業務報告書は、コンサルタントによって提出されました。何回目のコンサルタントによる経営診断かは分かりませんが、今回の経営診断は行政が取り組むべき課題7項目、病院が取り組むべき課題14項目に分かれ、より具体的に診断されており、問題点が浮き彫りにされている感じを受けました。恐らく、市長と病院長を先頭にすぐにもこれら問題点の解決に具体的に取り組まれることと思いますが、この際何点かについて私なりに質問させていただこうと思います。患者は経験しておりますが、医業には門外漢でありますので、ぶしつけな質問になろうかと思いますが、ど素人の言うことと大目に見ていただきたいと思います。まず、この報告書を一読して一番驚いたことは、病院として取り組むべき課題の1として取り上げられている経営理念、基本方針が、各部門の責任者をはじめ全部門の職員に十分に認識されていないという指摘であります。どんな組織、団体、会社などでも、構成員が今何を共通の理念とし、どんな方向に向かってどのように力を合わせていくのかが不明の場合、間もなく停滞し、混乱し、休止状態に陥るのは目に見えています。院長の努力で立派な基本方針が策定されているのですから、その方針の上に力を合わせて赤字克服に頑張る院内の体制づくりを急いでほしいと思います。この点は、私は内科医として治療に取り組みながら頑張っている院長にのみこの責務を負わせるのではなく、院長を助けて病院設置責任者の市長が連日院内に入り、各部局、各部門の責任者と話し合い、急速な理念と方針の浸透を図るべきと思います。市長の考え方、決意などを伺って第1点とします。第2点、市民からの最も要求の高い必要性にこたえる医療体制を確立することが、市立としての病院の役割であることは言うまでもないことであります。その意味で、業務報告書が指摘している点でもありますが、札幌市よりも江別市の死亡率が高く、しかも死因の上位を占めている病気のうち、心疾患、脳血管疾患に対応する救急医療体制を充実させ、江別市民になくてはならない中核病院の地位を確立するか、又は悪性新生物の早期発見の検査体制を作り上げ、同時に早期治療による完治を得意分野として市民の支持を得るかなどの方法であります。これらは、更に多額の初期投資を必要とするかもしれません。しかし、多少の経営上の赤字を生じても市民の強い支援の声の下で経営を続ける道を選択することができるのではないかと思うのであります。緊急の課題は医師の充足であることは承知しておりますが、単に急性期の患者に対応するだけでは近辺の総合病院と変わらず、赤字を埋め続けるために市民の税金を投入し続ける対象としてはいかがなものかと思います。市民の要求度の高い医療体制の構築に取り組んではいかがかと考えますが、病院設置責任者の考え方をお聞かせください。第3点には、診断書が指摘している地方公営企業法の全部適用の可否についてであります。前の議会でも坂下議員から質問のあったところでありますけれども、病院職員の意識改革を促し、経営管理システムを機能させ、病院経営事業管理者によって強力なリーダーシップを発揮させて、経営の自立と責任体制の明確化を図ることが必要ではないかとの指摘について、市長はどう考えているのかその所見を伺います。第4には、経営診断書から離れて伺いますが、現状のまま推移して巨額赤字の一般会計からの持ち出し、穴埋めが続く場合、市財政の強力な足かせとなる状態をいつまで続けられるかという点であります。新江別市史をひもとくまでもなく、国立病院分院として医療過疎地の江別町に誘致して以来の江別市立病院の功をたたえるにやぶさかではありませんが、交通網の発達と近隣に多数の総合病院の設立を見る今日、市民の税金の使い道として長い将来にわたって市所有の病院として現状のまま今後とも存続すべきかどうか、病院設置責任者の市長の考え方を伺います。第4の質問として、教育について伺います。地方自治体が国や道と対等の行政体となった今日、地方、地域のその能力と見識が問われるのは教育についても同様であります。今日、ゆとりの教育が学力低下を招いているのではないかとの疑問が語られています。文部科学大臣がその是正について新しい方針を発表するなどの事態が続いております。江別市教育委員会も、市内全校の学力検査を実施するなど努力を傾注されているところでもあります。そこで、第1点としてゆとりの教育の中でようやく定着しつつあるという総合学習授業をどのように考え、今後深めようとされているか。さらに、総合学習授業は学力向上の阻害要因となっていることはないのかとの声もありますが、教育委員会の考えを伺います。第2点は、学力低下問題であります。学校で楽しく遊び、学力は学習塾で付けるのが当たり前になっているかのような状況も語られていますが、教育委員会は江別市の子供たちの学力向上についてどのような考え方で対処し、頑張っていこうとしているのか、その方針と対策について伺います。志木市の行政改革の中でお伝えしたように、教育委員会の必置の廃止という形で教育委員会の存在理由が問われてもいます。江別市の教育委員会は江別市の子供たちの教育にしっかりと責任を果たしていることを骨太の答弁の中で示していただきたいと思います。以上で第1回目の質問といたします。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 総務課〒067-8674北海道江別市高砂町6番地江別市役所本庁舎3階Tel:011-381-1051Fax:011-381-1075お問い合わせはこちらから6 議事次第の続き一般質問の続き

答弁 市長 小川公人(市長は2007年3月まで)

伊藤議員の一般質問にご答弁を申し上げます。江別駅周辺の再開発につきましては、昨日の星議員の一般質問にもご答弁をいたしておりますが、関連してのご質問でありますのでお答えいたします。ご指摘の本州大手建設会社を含む企業グループによる大規模な再開発事業化の提案につきましては、地元みらいに対して提案説明があったものであり、その内容等について報告をいただいております。みらいとしては、このような大規模な再開発計画に再開発組合方式等で事業参画するためには、具体的な事業費負担などの判断資料が示されなかったため、この事業化提案に対する参画か否かの判断等がつきかねる状況であったとこのように聞いております。市といたしましても、今までその推移を慎重に見守っておりましたが、みらい同様その対応について判断することが難しい状況にございます。いずれにいたしましても、こうした事業化提案でも容積率の緩和等による土地の高度利用が求められていることを踏まえて、当面は用途地域の変更に関する検討を行い、より民間誘導を図りやすくするための敷地条件等の整備に取り組み、引き続きみらいとも密接な連携をとりながら、次期事業化に向けて取り組んでまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。それから、タウンミーティングについてでありますが、私自身が江別市の置かれている行政の現状や課題について積極的に市民と直接対話をする機会をつくり、これからの行政運営の在り方やまちづくりを市民の皆さんとともに考える場として開催をしてきたところであります。開催方法につきましては、市民の皆さんが積極的に参加しやすい環境に配慮しながら、全市域からの参加も視野に地域としての自治会やNPO・市民活動団体、職能団体などを主な対象に適宜開催をしてきたところであります。今後も、積極的に市民と直接対話をする機会を設けてまいりますが、これまでの経過を十分踏まえ、地域担当職員制度の展開も見極めながら、地域と協議をする中で開催してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。それから、市立病院についてのご質問にお答えいたします。最初に、経営理念、基本方針の職員への徹底についてのご質問でありますが、本年度実施しました経営診断等業務委託報告書では、経営幹部と診療現場での経営課題に対する意識のギャップが存在し、経営方針と目標及び計画が現場に下りていないとの指摘がありました。議員ご指摘のとおり、経営主体としてはこの事態についてしんしに受け止めなければならないと認識をいたしております。私は、従前より病院の経営状況、医師確保の取り組み、それから医療政策の動向等について定期的に院長及び事務長と会い、状況報告を受けるとともに経営方針についての情報交換を行ってきております。また、これまでにも病院内におきましては経営理念及び基本方針につきまして予算編成作業過程における各診療科主任部長や看護部・コメディカル部門幹部との院長ヒアリングをはじめ、医師会議、管理者会議、運営会議など機会があるごとに周知と浸透を図っており、そのまた状況について逐一報告を受けております。また、経営改善に当たっては何よりも情報の共有化と経営改善に向けた職員の意識改革が重要であるという考えから、本年度におきましては経営診断等業務に係る職員研修を既に4回開催したほか、健全化ニュースを定期的に発行し、非常勤職員を含め病院全職員に配布しており、今後も継続した取り組みを行っていきたいと考えております。また、平成17年度においては経営理念、基本方針を具現化するための行動プランを策定いたしますが、これは全職員の参画の下に十分な議論と検討により策定することが重要であると考えております。行動プランには、病院が取り組むべき戦略体系を明確にするとともに、各部門の目標とその実現度を図るための目標指標を設定し、その達成度を客観的数値により評価する経営管理手法を活用するなど、全職員が共通の目標に向かって取り組んでいくことを通して、確実に経営理念や基本方針が浸透していくものと考えており、院長以下関係者にそのように指示をいたしているところであります。次に、新しい病院経営の方向についてのご質問でありますが、自治体病院はそれぞれ開設の経緯、立地条件、規模等が千差万別でありますことから、一律に機能、役割を定義付けはできませんが、基本的には住民の意向に沿って運営が行われるべきで、一般医療の充実を前提として政策医療を推進すべきものと考えております。しかしながら、当院では夜間急病診療所及び輪番制による外科系救急をはじめとする救急医療や小児・精神医療のほか三大死因である悪性新生物・心疾患・脳血管疾患にも対応する必要から、新病院の開院時に循環器科、神経内科を新設し、診療機能の充実及び特色を出してきております。特に、この循環器科は現在、心臓カテーテル検査が年間約370例行われており、これは道内の医療機関の中でもかなり多い症例数であり、高い評価を受けております。また、これからの地域医療は地域の医療機関が緊密に連携し、それぞれの強みと機能、これを発揮する地域完結型医療が求められるものと考えており、脳卒中や脳外傷などにつきましては、既に江別市内や近郊などにも大きな脳外科病院が幾つもありますことから、病病連携によって対応する方が望ましいものと考えております。次に、地方公営企業法の全部適用の可否についてでありますが、近年自治体病院を巡る経営の厳しさから徐々にではありますが、全適に移行する自治体病院は増加の傾向にあり、市立札幌病院においても2006年4月を目途に全適に移行すると聞き及んでおります。全部適用は、経営責任の明確化と自立的な経営のための手法の一つと考えておりますが、病院経営は国の医療政策の影響を強く受けるとともに、当該病院が置かれている地理的、社会的環境に左右されることが大きく、また全適病院も一部適用病院も約半数が赤字病院であり、現状では全適が必ずしも経営改善につながっていないとの報告もありますので、運営形態については総合的に研究、検討してまいりたいと考えております。次に、当院の経営に関する将来展望についてのご質問でありますが、市民の命と健康を守るのは市長としての私の使命でありますし、その実現を図るためにこそ市立病院は存在し、市民に適切な医療を提供していると考えております。しかしながら、自治体病院は市民の要請により開設されたものであり、市民のニーズがなく納得が得られない、こういうことになればまた重大な決意をしなければなりませんが、そのような不測の事態とならないよう、市立病院の安定的経営に最大限の努力をしていくことが私をはじめ院長、病院職員の任務と責任でありますので、そのようにご理解を賜りたいと存じます。このほかにつきましては、助役ほかをもってご答弁を申し上げます。

答弁 助役 中川正志

私から、行革関連5点につきましてお答え申し上げます。まず、各種審議会、委員会等における委員選出につきましては、従前からその委員会、審議会等の目的、性格に合った委員の選出区分や定数とすること、さらには年齢構成や男女の比率の改善を図ること、さらには市民参加として一般公募の可能性を探ることなどを行ってきたものでございます。このように、公募委員につきましては順次その導入を進めてきたものでありまして、平成10年度から介護保険事業計画策定等委員会に、それから平成13年度からは行革推進委員会に導入するなど、現在5委員会に19人の公募枠を設定しております。例えば、行政改革推進委員会につきましては、全体で13名の委員構成となっておりますが、そのうち6名が市民公募の委員から構成されておりまして、その比率が46%となっております。また一方、介護認定審査会、さらには個人情報保護審査会のように、その目的、性格から専門的知見を必要とする委員会等もございまして、すべての委員会等に市民公募枠を設定することに難しさがあることもご理解いただきたいと思います。いずれにいたしましても、各種委員会、審議会の委員の選出につきましては、委員の年齢構成や男女の比率などの課題もありますことから選定基準の整理が必要と考えておりまして、公募委員につきましてもその在り方について更に整理してまいりたい、そのように考えております。次に、行政評価システムについてでございますが、行政評価システムは平成16年度からスタートいたしました第5次総計の根幹をなす仕組みでございまして、施策や基本事業、事務事業に成果指標を設定し、その数値をもって上位貢献度や達成度を測り、その結果を次年度の事業計画や予算編成につなげていく、こういう仕組みでございます。第5次総計は、ご案内のとおり昨年の4月スタートでありますことから、評価は平成17年度からとなりますが、平成15年度までの施策及び基本事業の達成状況報告と、平成17年度事務事業を説明する事務事業評価表を市民公表する予定でございます。これらを公表することによりまして、アカウンタビリティ、いわゆる市民への説明責任を果たすことができるものと考えておりますが、今後はより市民にまちづくりをご理解いただくために、市民による外部評価がどうあるべきか研究してまいりたいと考えております。また、行政評価が本年度の予算編成に効果的に取り入れられているかどうかということについてでございますけれども、行政評価システムの運用の一環として、昨年5月以降、まず一つには各所管におきまして事務事業の評価、検証が行われ、さらに2段階目に施策マネジャーによる整理、概算要求、3段階目といたしまして理事者に対するプレゼンテーションといった過程を経て、第4段階目で総務・企画政策部による2次点検に向けた事業のヒアリング、そして最終的に11月の本予算要求、こういう五つの段階を踏んできております。こうしたプロセスは、事業そのものの評価、検証であると同時に、施策の優先度に基づく一般財源の枠配分に対応した予算編成過程の側面も併せ持つものでございます。事業の見直しという点から見ますと、各所管が行った一次評価におきましては112件、約2億9,600万円、企画政策・総務部門がヒアリングした後での第2次評価で21件、約5,500万円といった効果を生み出しました。行政評価と予算との有機的な関連につきましては、各所管での議論や施策マネジャーを中心とした調整会議の中で一体となって意識され、従前にも増して事業の意義や将来に向けた方向性、さらにはより効率的、効果的な執行方法を踏まえた予算要求となってきておりまして、持続可能な行財政システムを構築する上で有効に機能しているものというふうに判断をしているところでございます。次に、ホームページ上への予算案と説明書の公開についてでありますが、現在財政関係資料といたしましてはバランスシート、それから市の財政の現状と課題、予算編成方針、予算案の概要、さらに市政執行方針などの資料をホームページ上で公開しているところでございます。今後は、予算書、予算説明書、さらには決算書、決算説明書についてその全体をホームページ上で公開すると同時に、説明書そのものや資料の作成についてより分かりやすいものにするよう、併せて検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。次に、地域担当職員制度についてでございますけれども、この制度は第5次江別市総計の主要政策であります市民協働によるまちづくりの一事業として、市内各地域の住民と職員が結び付きを強めながらまちづくりに知恵を出し合えるように、本年度から全庁的、全市的に拡大し展開しているものでございます。この制度における地域担当職員につきましては、昨年の8月に103名の管理職員を委嘱し、中学校区ごとにリーダーとして部長職、サブリーダーとして部次長職を配置し、さらに小学校区ごとに課長職を配置しております。地域担当職員に管理職以外の若い一般職員も活用、参加させてはとこういったご質問でございましたが、所管委員会でもご説明申し上げてまいりましたが、地域における諸活動の際に、自己の担当業務を超えた様々な対応が想定されておりますことから、制度のスタート段階では管理職員ということにしたところでございます。今後は、この制度が地域に浸透いたしまして、ある程度軌道に乗った段階で主幹職以下の一般職員にも対象を広げまして、行政と地域とのパイプ役になるよう、その活用と参加に向けた環境づくりを進めてまいりたいと考えております。次に、業務の民間委託制度等についてでございますが、民にできることは民に任せるという原則の下に、平成18年4月から指定管理者制度の導入を目指しておりますが、現在同制度の導入の適否の検討をすべての公の施設について行っているところであります。今後の予定といたしましては、本年6月には手続条例の制定及び各施設設置条例の改正を議会にお諮りし、その後に事業者を公募することとし、秋には指定管理者の選定を終え、12月の定例会において指定管理者指定の議決をお願いいたしたいと、このような日程で考えているところでございます。また、民間への業務委託につきましては、指定管理者制度の導入に併せて行政が行っております各種業務についても、委託する手法を検討してまいりたいと考えております。なお、PFIにつきましては過去にもご答弁申し上げておりますけれども、江別市の置かれている環境においてその採算性、さらには事業費の規模など多くの課題がありますことから、真に必要な案件を厳選して事業を行うことが重要であるというふうに考えているところでございます。いずれにいたしましても、事業に見合った手法を検討の上、最も効果が高く効率的な手段を検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。私からは以上でございます。

答弁 教育長 高橋侃(教育長は2008年6月まで)

私から、教育行政につきましてご答弁申し上げます。ゆとりの教育と総合学習の授業についてでございますが、ゆとり教育はいわゆる知識詰め込み型教育とか受験競争などが背景にありまして、児童生徒の問題行動が社会問題になってきたことを受けて、平成8年に中央教育審議会が21世紀を展望した我が国の教育の在り方についての中で、生きる力をこれからの子供たちに培う新しい学力として提起したものでございます。この生きる力とは、自分の課題を見付け、自ら学び、考え、主体的に判断し、行動し、課題を解決する能力などをはぐくむあらゆる学校教育活動の中で、ゆとりを持たせながら進めなければならない新しい学力観として答申をしております。これを受けて、平成14年度、新学習指導要領で総合的な学習の時間を新設して、その中で生きる力を育成するという方向性で今日まで至っております。21世紀の国際社会で生きる子供たちにとって、この総合的な学習のねらいとする子供、自ら学び、考え、生きる力などを身に付けさせる教育は重要な教育課題の一つとして考えております。今後とも、各学校が子供たちの発達段階や学校や地域の実態に応じて国際理解、あるいは環境教育、ボランティア活動等の学習活動を通じてこの生きる力を培ってまいりたいと考えております。総合学習の授業が学力向上の阻害要因となっていることはないかどうかということでございますが、去る12月8日にマスコミで報道されたOECD国際学習到達度調査そのものが、日本の総合学習でねらいとする生きる力も含まれる、いわゆる国際学力観に近い性質のものであることから、これを巡って様々な論議がなされておりますが、総合的学習の時間が学校現場できちんと定着されたものになっているかどうか、今後江別市としても検証していく必要があるだろうと思っております。次に、江別の子供たちの学力向上についてでございますが、市教委といたしましては、平成14年度から3か年計画で国の緊急雇用対策を活用した学力向上支援事業を実施して、3か年で延べ42名の非常勤講師を習熟度別学習、あるいはチーム・ティーチング等の補助教員として各学校に派遣して学力向上を図ってきているところでございます。また、各学校ではチーム・ティーチング等の授業を行うために、平成16年度には北海道教育委員会から37名の定数外教員の確保をしておりまして、よりきめ細かな授業展開を実施して、江別の各学校ごとで学力向上に努めてきているところでございます。今後とも、各学校が創意工夫をしながら授業展開ができるように、北海道教育委員会に対し定数外教員をより多く配置されるよう強く要望するほかに、各学校の学習支援に市内在住の大学生あるいは教員OB、教員免許資格者など、広く人材を募って市民ぐるみで文教都市の名に恥じないような江別の子供たちの学力向上を図っていくような仕組みづくりを考えてまいりたいと思っておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 総務課〒067-8674北海道江別市高砂町6番地江別市役所本庁舎3階Tel:011-381-1051Fax:011-381-1075お問い合わせはこちらから6 議事次第の続き一般質問の続き

再質問 伊藤豪

再質問を行わせていただきます。まず、江別駅前の問題でありますけれども、間接的には聞いているけれどもというふうなご答弁でございましたが、江別駅前地域に構想が示されたようなシルバー・マンション的なものを構想するというか、容積率の問題とか金額的な問題とかありましょうけれども、そういうことを公表するというその考え方はいいプランと思うのか、いやそういうものは到底認められないという否定的なお考えなのか、そこをちょっとお示しをいただきたいと思います。それから、2番目の問題として、昨日の星議員に対するご答弁の中にもありましたけれども、用途地域の変更を考えているということでしたが、容積率のことだと思うんですけれども、この江別市土地開発公社の土地の用途地域の変更に取り組むというのはいつごろその結果が出るのか、そのことについてお聞きしたいと思います。次に、行政改革問題ですが、当然のことながら春日議員ともども私ども全員でこの視察に行ってまいりました。14日は、春日議員もこの本会場で一般質問を行うということで行政改革問題に取り組みたいと、私もやりたいんだと言いましたら、伊藤議員と調整をして、分担をして、連携をしてやろうとこういうお話だったんですけれども、残念ながら細かい中身についてまで伺うことができずに終わっております。そんなことですので、今回私は春日議員の分もと思って力を入れてこの問題に取り組ませていただいた次第でございます。公募委員の増員については、それぞれ専門的な状況等々もありましょうけれども、例えば公募委員を入れてもいいように委員会全体を増員して公募委員の枠を広げるというふうな方法もあるのではないかなと思いますので、今後ご検討をいただきたいと思います。次に、行政や事業の外部評価の問題ですけれども、先ほど来、仲間うちの評価ではないかとちょっと厳しい言葉を使わせていただきましたけれども、それでも皆さん方の評価をやってみて、約3億5,000万円近いものが節約できているんですね。これは、外部評価でもう少しきちっと厳しく評価をしたら、10億円くらい節約できるのではないかと思うんですけれども、外部評価も考えているということでしたけれども、その外部評価を今後もっと積極的に取り入れていくそういう気があるのかどうか、そこのところを確かめたいと思いますので、お答えをお願い申し上げます。それから、情報の積極的提供についてということについては、前に私も情報公開条例の審議のときにも参加しておりましたけれども、どうもやはりあのときの情報公開条例というのは初めてのことでもあり、何となく役所の情報を外部に漏らさないようにという、何か防衛的な感じがしたものですから、今回随分積極的に情報を提供していこうという姿勢が見受けられまして大変うれしく考えておりますが、情報公開条例をもっと使いやすいようにするにはどうするか、これは行政側でも検討していただきたいと思いますし、私自身も議員側としてもう一度考えてみたいと思いますので、要望にしておきたいと思います。それから、4番目のまちづくりと地域担当職員制度、一般職員の参加が進まないのは何か内部に抵抗勢力でもあるのではないかというふうな思いもしておりましたけれども、そういうことはないんだと、今後積極的に進めるということで一つ安心をいたしました。ただ、まちづくりというのは狭義の意味と広義の意味と二つあると思うんですよ。狭義の意味では、先ほど私が質問いたしました江別駅前再開発事業のようなこと、あるいは野幌の顔づくり事業に伴う鉄道高架とか8丁目の改修、そういうふうな狭義のまちづくりというのもありますけれども、総合計画でも言っているまちづくりというのはそういう狭い意味ではなくて、もっと大きな広い意味で江別全体をどう構築していくかという意味だと思うんですけれども、そこのところがどうもまだ小川市長のビジョンとしてはっきりと打ち出されていないような気がするわけです。小川市長は、このまちづくりという言葉をどのようにイメージをして、どのように思い描いているのか、市長のまちづくりという言葉に込めた意味を一つ是非熱く語ってもらいたいと思います。次にタウンミーティング問題ですが、今後とも継続をしたいということですけれども、箇所等についてはお話がありませんでした。これも、19か所程度は何としても実行するという決意、たとえそこが参加する人数が少なくとも、市長の思いを語っていくんだと、そういうことが私は市政執行の先頭に立つ方としては大事なことではないか。実は、会派の中でこの議論をいたしましたら、それは市長の選挙対策になるのではないかという話もありましたけれども、私はそういう思いでこのタウンミーティングを実行して、それで市長が再選されるならそれでも十分ではなかろうかと思うんです。そういう意味で、これについても小川市長の決意の表明をお願いしたいと思います。それから、民間委託等々の問題ですけれども、特にPFIへの取り組みがどうも私は不十分なように思います。江別市の財政的な将来を考えるときに、財源等々を考えるときに、絶対と言っていいほどこのPFIは取り組まざるを得ない課題になってくるのではないか。例えば市営住宅、高齢者の入居先がないというふうな問題を私、前に取り上げたことがありますけれども、これから市営住宅を造っていけるのか、やっぱりそういうPFI的な要素があるのではないか。それから、5年先、10年先、20年先になるか分かりませんけれども、市役所庁舎、用地はありますけれどもこれは今財源をためているようですけれども、いつになったらたまるのか全然見通しがないような状況です。とすれば、これなんかもある意味でPFI等々の手法を活用せざるを得ないのではないかとも思うんです。こんなことを考えるときに、先ほど申し上げた江別駅前再開発、これもPFIの対象と成り得るんではなかろうかと思うので、こういうPFIの今後の取り組みのプログラムを一つ早急に検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。これも助役で結構ですからご答弁をお願いします。それから病院の問題、市長の答弁は重大な決意というふうな言葉もありましたので、私は様々な今後の例えば民営化、独立行政法人化あるいは地方公営企業法の全部適用等々、そういうものを視野に入れて市長として責任を持って検討を進めていくんだと、こういうふうに受け止めておきたいと思います。それから教育問題ですが、骨太のご答弁をとお願いしましたところ、大変しっかりしたご答弁をいただきました。これは、私は江別市の教育委員会がしっかりしているからだというふうに理解をいたしますけれども、何か承るところによりますと、経済か教育か、そういうふうな岐路に教育委員長におかれては立たされているようにも聞いておりますが、米100俵という例えもあります。未来のために子弟の教育に全力を挙げると、これは非常に大事なことではないかと思いますので、その辺のところをしっかりと踏まえて教育委員長のご決断と言うか将来に対するお考えを選択していただきたい、これも要望にとどめておきます。以上でございます。

答弁 市長 小川公人(市長は2007年3月まで)

伊藤議員の2回目のご質問にご答弁を申し上げます。まず、江別駅前公社用地について、シルバー・マンション等の建設について市はどう考えるかと、こういう趣旨のご質問でありましたけれども、この用地は基本的にできる限り複合的な用途での施設建設ということを一つ目指しております。したがいまして、それが即シルバー・マンションが適さないとは必ずしも言えないのではないかと思いますが、そうは考えてはおりませんが、この施設の機能的な組合せ、これらを十分考えながら慎重に対応したいと、こういうことでお答えを申し上げたいと思います。それから、二つ目の用途地域等の検討、取り組みについての年次でありますけれども、おおむね来年度いっぱいと言いますか、そういったことを目指しておりますのでご理解をいただければと思います。それから、まちづくりについて少し漠然としているというお話でありましたけれども、あるいは広義、狭義というお話でしたけれども、議員の皆様もちろんご承知のとおり、第5次総合計画を決定いただきました。この計画では、人が輝く共生のまち、こういう都市像を設定しておりますが、そういうことで総合計画を構築しておりますけれども、この都市像というのは若干説明を加えれば、自主自立のそういう気概を持って創造的で安心と優しさを感じることができる、いわゆる人中心の地域社会をつくり上げたい、そんな部分がこの中に気持ちとしては込められているわけでありますが、そういったことでまちづくりということは、こうしたことを実現しようとする市民、NPO、あるいは企業、こういった行政も含めて地域社会を構成する様々な主体の行動も含めある意味では総称している概念というか、そんなふうにちょっととらえています。熱く答えているかどうか分かりません。あえて聞かれればそういうことかなと。それから、市民協働ということを再三言わせていただいておりますけれども、この中での市民協働は、市民の持つアイデア、行動力、そういったものを生かして市民自らのまちづくりに取り組んでいけるような行政情報の提供、こういったことも充実させ、市民の皆さんとともに議論をし、知恵も出し、力を合わせてパートナーシップということで進めていこうと、こういうことも含めてそういうスタンスということでこのまちづくりを目指すということでとらえております。地域まちづくり会議ということも申し上げておりますけれども、これは地域の幅広い市民によって構成され、地域の課題やまちの将来展望などを協議し、また市への意見、提言やアイデア等の発信のほか、市からの広報広聴活動を行う場として地域の協働のまちづくりに向けた幅広い意見交換、それから協議ができる場として機能させるものと、そういった意味で市民会議ということでいろいろ設定し、お願いしているわけであります。それからタウンミーティングでありますけれども、先ほどもお答えしましたけれども、一応これまでのタウンミーティングはそれぞれテーマを設定して皆さん方にお願いをしておりますけれども、したがって今ここで数多くというお話ですが、いずれにしても地区何回と具体的にはここで明言できませんけれども、できるだけ私といたしましては可能な限りいろんな市民の皆さんとの対話ということが大事だとこういうふうに考えておりますので、積極的にそういったことを設定し、可能な限り参加しやすいと言うか、そういうことで対応していきたいとこういうふうに思っております。

答弁 助役 中川正志

私から2点お答えいたします。行政評価システムにつきましては、平成13年度から導入、施行を開始いたしまして今日に至っておりまして、平成15年度には622件の評価を行い、そのうち43件を公表いたしました。今年度は960件の評価を行いまして、そのうち602件を公表することとしております。いずれにいたしましても、行政評価につきましては国におきましてもその制度が立法化されましたのが平成13年でして、4年しか経過していないという状況にございます。行政評価の仕組みそのものがいまだに進化し続けている、いわゆる発展途上にあると言われておりますことから、江別市におきましてもその評価制度につきましてその熟度がすべて十分なものになっているとは考えておりません。成果指標などに再検討すべきものですとか未熟なもの、そういった部分があると思いますが、まず評価を行い、これを公表するということが重要と考えておりますので、試行錯誤を続けながらでありますけれども、制度の向上に努めていきたいとこう考えております。それから、2点目にPFIのことでございますけれども、ご案内のとおりPFIにつきましては公共施設の建設から管理運営まですべて民間にゆだねることによって民間の能力を活用しようとするものでございますけれども、国の基本方針では大きく三つが明らかにされておりまして、一つには御存じかと思いますが市民ニーズの高い公共性のある事業を対象とすること、二つ目には民間の資金、経営能力、技術的能力を活用する、三つ目には民間事業者の自主性と創意工夫を尊重し、効率的かつ効果的に実施すること、こういうことが明らかにされております。しかし、PFIでありましても行政の財政負担が伴うことは当然でございまして、先ほどもご答弁申し上げましたが、真に必要な案件を厳選して事業を行うことが重要であると、こういうふうに認識をしておりますので、そういった事業の必要性を十分精査するとともに、民間事業者による発案を受けて検討する仕組みも必要かとこう思っておりますので、そのように一つご理解いただきたいと思います。以上であります。

再質問 伊藤豪

市長の熱意は、もう少し頑張っていただけたらという思いでございます。助役から答弁をいただいた2点なんですけれども、何か答弁が後退しているように思うんですよね。特に外部評価、先ほどは確か行政評価のうち外部評価の在り方について何か研究していくとか検討していきたいとかいうのが最初の答弁ではあったように思うんですが、2回目は法律を持ち出してご答弁されてその辺が消えてしまって、最初のあれはリップ・サービスだったのかなという思いなんで、最初の答弁にあった外部評価を、市民の参加等を検討していくというそこはどうなったのか、そこのところをもう一度お答えをいただきたい。それから、二つ目のPFIなんですけれども、これも国の方ではこうだこうだというお話だったんですが、今回行政改革を質問した根底にあるのは、2000年の4月1日の自治法の改正、地方分権一括法等々の改正で、地方自治体が国等と同等の資格に、立場に立った。言って見れば小さな地方政府と言うか、そういう立場に立ったということを踏まえて私は質問させていただいたつもりなんです。江別としてこの財政厳しい中にPFI等にどう積極的に取り組んでいくのかというその姿勢を聞いたつもりなんですが、国の方の法律ではこうこうだと言うのでは、まだ江別は独立の地方自治体、地方政府に成り得ていないんだなという感をちょっと強くせざるを得ないんですけれども、その辺のことはお分かりになりますか。そういうことで、このPFIはもっと積極的に研究してもらいたいと、これは注文を付けておきます。最初の外部評価、市民の参加、ここのところについてもう一度ご答弁をお願いします。

答弁 企画政策部長 藤田政典(企画政策部長は2007年6月まで)

外部評価の関係についてご質問がございましたので、私の方からご答弁させていただきます。一つは、外部評価の現在の全国的な実態といたしましては、ある程度財政的に裕福な自治体、こういったところで先行的に実施されている、そういった実態がございます。そこで、江別市の方に適用できるかどうかという問題なんですけれども、それぞれそういった自治体の運営の在り方等について研究してまいりたいと思います。ただ、長期的な中で見れば、その外部評価的な側面というのは当然入れなきゃならないそういった状況で考えておりますので、もう少し江別の現在の行政評価の熟度、あるいはまた既に先行されている外部評価の運営の在り方、そういったものを含めて江別の今後の在り方というものを考えていきたい、そういうふうに考えております。以上でございます。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 総務課〒067-8674北海道江別市高砂町6番地江別市役所本庁舎3階Tel:011-381-1051Fax:011-381-1075お問い合わせはこちらから6 議事次第の続き一般質問の続き

出典:江別市議会 平成17年第1回定例会 2005年3月10日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる